JP2853931B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2853931B2 JP4083347A JP8334792A JP2853931B2 JP 2853931 B2 JP2853931 B2 JP 2853931B2 JP 4083347 A JP4083347 A JP 4083347A JP 8334792 A JP8334792 A JP 8334792A JP 2853931 B2 JP2853931 B2 JP 2853931B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体装置に関し、
特に、ウエル間リークの増大が抑制され、且つ、ラッチ
アップ耐性が向上した半導体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図は、従来のNウエルとPウエルが形
成された半導体装置のトレンチ分離構造を示す断面図で
あり、図において、1はP型シリコン基板、2,3は該
P型シリコン基板1内に不純物拡散によってそれぞれ形
成されたNウエルとPウエル、30は該Nウエル2と該
Pウエル3の境界部に形成されたこれらNウエル2とP
ウエルとを分離するトレンチ溝、15,12はNウエル
2,Pウエル3の表面領域にそれぞれ形成されたN型高
不純物濃度層(以下、N+ 層と称す。)、11,16は
Nウエル2とPウエル3とにそれぞれ形成されたP型高
不純物濃度層(以下、P+ 層と称す。)である。ここ
で、Pウエル3はP型シリコン基板1に比べて不純物が
高濃度にドーピングされたウエルであり、また、トレン
チ溝30には絶縁物が充填されている。
【0003】一方、図は上記図に示すようなNウエ
ル2とPウエル3が半導体基板1上に形成された半導体
装置における電子とホールの流れを説明するための断面
模式図であり、図(a) はNウエル2とPウエル3の間
にトレンチ溝30が形成されていない場合の電子とホー
ルの流れを示し、図(b) はNウエル2とPウエル3の
間にトレンチ溝30が形成された場合の電子とホールの
流れを示している。尚、この図において、矢印A,B,
C及びDは電子及びホールの流れを示し、E,Fはそれ
ぞれPウエル3とNウエル2の抵抗を示している。
【0004】以下、図及びを用いて上記Nウエルと
Pウエルが形成された半導体装置の動作を説明する。図
(a) に示すように、N+ 層12がGNDレベルより低
くなると、電子が該N+ 層12からPウエル3内,Pウ
エル3とNウエル2の境界,及びNウエル2内を通っ
て、Nウエル12内のN+ 層15に流れ(矢印A,
B)、電子がNウエル2を通過する際、電圧降下が生
じ、これにより、P+ 層11がN+ 層15に対して順バ
イアスされ、ホールがP+ 層11からNウエル2内,N
ウエル2とPウエル3の境界,及びPウエル3内を通っ
てP+ 層16に流れ(矢印C,D)、そして、この時の
電圧降下により再びN+ 層12がP+ 層16に対して順
バイアスされて正帰還を形成し、ラッチアップが生ず
る。
【0005】図の半導体装置におけるウエル境界部の
トレンチ溝30は、このラッチアップを抑制するために
設けられているもので、図(b) に示すように、このト
レンチ溝30により、N+ 層12から出る電子及びP+
層11から出るホールの移動が規制され、これらがPウ
エル3とNウエル2との境界部を通って移動することが
できなくなり、即ち、トレンチ溝30がない場合に比べ
て移動距離が長くなり、その結果、キャリア(電子,ホ
ール)の減衰が効果的に行われ、ラッチアップを起こり
にくくしている。
【0006】尚、このようなトレンチ溝を半導体基板内
に形成する際、半導体基板とトレンチ埋込材との熱膨張
率の差や重金属元素の侵入等により、一般にその形成
時、トレンチ溝の周囲に欠陥が形成される。
【0007】一方、図10は、P型シリコン基板1に対
してNウエル2のみを形成し、図で示した半導体装置
と同様にNウエル2とP型シリコン基板1とにそれぞれ
+層12,15及びP+ 層11,16を形成して、素
子を形成したものであり、この半導体装置においてもラ
ッチアップを防止するためにNウエル2とP型シリコン
基板1との境界にトレンチ溝30を形成したものであ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
半導体装置では、これらNウエル2とPウエル3(P型
シリコン基板1)との境界部にその内部に絶縁物が充填
されたトレンチ溝30を形成してラッチアップ耐性を向
上させている。しかるに、これら従来の半導体装置で
は、Nウエル2とPウエル3(P型シリコン基板1)間
に所定のウエルバイアスを印加した場合、図に示すよ
うに、PN接合部から延びる空乏層がトレンチ溝30の
底部の周囲に形成された欠陥に届いてしまい、Nウエル
2とPウエル3(P型シリコン基板1)との間でリーク
電流が増大し、半導体装置の消費電流を増加させてしま
うという問題点があった。
【0009】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、ウエル間のリーク電流を増大
させることなく、ラッチアップ耐性を向上することがで
きる新規なトレンチ分離構造を備えた半導体装置を得る
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明(請求項1)に
係る半導体装置は、第1導電型の半導体基板上に、その
表面領域に第1導電型高不純物濃度層及び/又は第2導
電型高不純物濃度層を有する第1導電型ウエルと、その
表面領域に第1導電型高不純物濃度層及び/又は第2導
電型高不純物濃度層を有する第2導電型ウエルとが形成
された半導体装置において、上記第1導電型ウエルの領
域内であって、該第1導電型ウエルと上記第2導電型ウ
エルとの境界部と、該第1導電型ウエルの表面領域に設
けられた上記第1導電型高不純物濃度層及び/又は第2
導電型高不純物濃度層との間に、その内部に絶縁物が充
填されたトレンチ溝が形成されており、該トレンチ溝の
深さは、上記第1導電型ウエルの深さよりも小さいこと
を特徴とするものである。この発明(請求項2)は、請
求項1に記載の半導体装置であって、上記第1導電型ウ
エル又は第2導電型ウエルの表面領域に設けられた複数
第1導電型高不純物濃度層及び/又は第2導電型高
純物濃度層のそれぞれの間に、その内部に絶縁物が充填
されたトレンチ溝が形成されており、該トレンチ溝の深
さは、上記第1導電型ウエルの深さよりも小さいことを
特徴とするものである。この発明(請求項3)は、第1
導電型の半導体基板上に第2導電型ウエルが形成され、
該第2導電型ウエルの表面領域及び該第2導電型ウエル
の形成領域外の上記第1導電型半導体基板の表面領域
に、第1導電型高不純物濃度層及び/又は第2導電型高
不純物濃度層がそれぞれ形成された半導体装置におい
て、上記第1導電型半導体基板の領域内であって、該第
1導電型半導体基板と上記第2導電型ウエルとの境界部
と、該第1導電型半導体基板の表面領域に設けられた上
記第1導電型高不純物濃度層及び/又は第2導電型高
純物濃度層との間に、その内部に絶縁物が充填されたト
レンチ溝が形成されており、該トレンチ溝の深さは、上
記第2導電型ウエルの深さよりも小さいことを特徴とす
るものである。この発明(請求項4)は、請求項3に記
載の半導体装置であって、上記第1導電型半導体基板又
は第2導電型ウエルの表面領域に設けられた複数の第1
導電型高不純物濃度層及び/又は第2導電型高不純物
度層のそれぞれの間に、その内部に絶縁物が充填された
トレンチ溝が形成されており、該トレンチ溝の深さは、
上記第2導電型ウエルの深さよりも小さいことを特徴と
するものである。
【0011】
【作用】この発明においては、ウエル間バイアス時も第
1導電型ウエル(又は第1導電型半導体基板)と第2導
電型ウエルとの境界部のPN接合部から延びる空乏層は
トレンチ溝の周囲に生成される欠陥に届かないため、ウ
エル間リーク電流の増大を防止することができ、しか
も、トレンチ溝によってキャリアの移動が規制されてキ
ャリアが減衰するとともに、その周囲に生成した欠陥に
よってもキャリアが減衰するため、ラッチアップ耐性を
向上することができる。
【0012】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】図は、この発明の第の実施例による半
導体装置の構造を示す断面図であり、図において、図
と同一符号は同一または相当する部分であり、5はPウ
エル3の深さより、小さい深さに形成されたトレンチ溝
である。この半導体装置ではPウエル3内部のN+ 層1
2はNウエル2とPウエル3の境界部から所定距離以
離れた位置に形成されている。ここで、所定距離と
は、Nウエル2とPウエル3間にウエルバイアスを印加
した際、これら2つのウエルのPN接合部から延びる空
乏層が、トレンチ溝4の周囲に形成された欠陥にかから
ない距離であり、また、Nウエル2,Pウエル3は5μ
m程度の深さに形成されている。
【0018】このような本実施例の半導体装置では、ト
レンチ溝5がNウエル2とPウエル3との境界部からP
ウエル3側へ所定距離以上離れた位置に形成されている
ため、ウエル間バイアス時にも、PN接合から延びる空
乏層は、トレンチ溝5の側部及び底部近傍に形成された
欠陥に到達しないためNウエル2とPウエル3間での
ーク電流が増大することなく、ラッチアップ耐性を向上
することができる。また、トレンチ溝5を浅い深さに形
成しているため、トレンチ溝5自体の製造時間を短縮す
ることができる。
【0019】図は、この本発明の第の実施例による
半導体装置の構造を示す断面図であり、図において、図
1と同一符号は同一または相当する部分を示しており、
1aはn型シリコン基板、6はトレンチ溝である。この
半導体装置では、n型シリコン基板1aを用い、Nウエ
ル2内のP+ 層11と、Nウエル2とPウエル3間の境
界部との間の距離が、上記第の実施例に比べて小さ
く、また、Pウエル3内部のN+ 層12が、上記第
実施例よりNウエル2とPウエル3の境界部から更に遠
くに離れた位置(約10μm以上離れた位置)に形成さ
れており、このため、トレンチ溝6をNウエル2内にN
ウエル2の深さより小さく(5μm以内)形成してい
る。これは、N+ 層12から出る電子は、横方向に移動
してもNウエル2に届くまでに十分に減衰し、一方、P
+ 層11から出るホールは減衰されずにPウエル3内へ
移動するため、これらの点を考慮してNウエル2内にト
レンチ溝6を形成し、P+ 層11から出るホールのPウ
エル3への移動距離が長くなるようにしたものである。
【0020】このような本実施例の半導体装置において
も、上記実施例と同様にウエル間のリーク電流が増大す
ることなく、ラッチアップ耐性を向上することができ
る。また、トレンチ溝6を浅い深さに形成できるため、
上記実施例と同様にトレンチ溝6の製造時間を短縮する
ことができる。
【0021】図は、この本発明の第の実施例による
半導体装置の構造を示す断面図であり、図において、図
,図と同一符号は同一または相当する部分を示し、
この半導体装置では、Pウエル3内部のN+ 層12が、
上記第の実施例に比べてNウエル2とPウエル3の境
界部に近づき、これらの間が5〜10μmの範囲にな
り、Pウエル3にもウエルの深さより小さいトレンチ溝
5を形成している。これは、Pウエル3内のN+ 層12
から出る電子が上記第の実施例のように十分に減衰さ
れることなく、Nウエル2に到達してしまうため、この
点を考慮してトレンチ溝5を形成したものである。尚、
ここで、トレンチ溝5はPN接合部に届かないように浅
く形成されている。
【0022】このような本実施例の半導体装置において
も、上記実施例と同様にウエル間のリーク電流が増大す
ることなく、ラッチアップ耐性を向上することができ
る。また、トレンチ溝5,6を浅い深さに形成している
ため、上記第,第の実施例と同様にトレンチ溝5,
6の製造時間を短縮することができる。
【0023】
【0024】
【0025】尚、上記第1乃至第の何れの実施例の半
導体装置においても、図,図に示すように、ウエル
間分離後、LOCOS分離によって素子間分離が行われ
る。
【0026】図は、この発明の第の実施例による半
導体装置の構造を示す断面図であり、図において、図
と同一符号は同一または相当する部分を示し、10はL
OCOS分離用絶縁膜、20はトレンチ溝である。この
半導体装置は、Pウエル3,Nウエル2内に複数のN+
層12,P+ 層11が形成されており、これら素子の分
離を、ウエル間分離用のトレンチ溝5と同時に形成した
トレンチ溝20によって行っている。
【0027】このような本実施例による半導体装置で
は、ウエル間を電気的に分離するトレンチ溝5と素子間
を分離するトレンチ溝20により複数のN+ 層12から
出る電子及び複数のP+ 層11から出るホールの移動が
規制され、一層ラッチアップ耐性が向上する。また、ト
レンチ溝20をトレンチ溝5と同時に形成するため、製
造工程を短縮することができる。
【0028】尚、上記何れの実施例においても、ウエル
(Pウエル3,Nウエル2)の深さを5μmとしている
が、ウエルの深さを更に深くする場合は、それに応じて
トレンチ溝の深さや、トレンチ溝と各高濃度層の相互間
の距離が種々変更されることは言うまでもない。
【0029】また、上記何れの実施例においても、第1
または第2導電型の半導体基板上に第1及び第2導電型
のウエルを形成した半導体装置について説明したが、図
10に示したP型シリコン基板1にNウエル2のみを形
成した半導体装置のように、第1または第2導電型の半
導体基板上に第2または第1導電型のウエルを形成した
半導体装置に対しても、本発明が適用できることは言う
までもない。
【0030】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、第1
導電型ウエル(または第1導電型半導体基板)と第2導
電型ウエルとの境界部と、その表面領域に設けられた高
不純物濃度層との間に、絶縁性のトレンチ溝を形成する
ようにしたので、ウエル間或いはウエルと基板間でのリ
ーク電流を増大させることなく、ラッチアップ耐性を向
上することができ、その結果、消費電力が少なく且つラ
ッチアップ耐性が向上した高性能の半導体装置を、短い
製造時間で簡便に得ることができる効果がある。また、
第1導電型ウエル又は第2導電型ウエルの表面領域に設
けられた複数の第1導電型高不純物濃度層及び/又は第
2導電型高不純物濃度層のそれぞれの間にも、絶縁性の
トレンチ溝を形成するようにしたので、ウエル間或いは
ウエルと基板間でのリーク電流を増大させることなく、
ラッチアップ耐性をさらに向上することができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による半導体装置の構造
を示す断面図である。
【図2】本発明の第2の実施例よる半導体装置の構造
を示す断面図である。
【図3】本発明の第3の実施例よる半導体装置の構造
を示す断面図である。
【図4】本発明の第1乃至第5の実施例による半導体装
置においてウエル間分離後、LOCOS分離によって素
子間分離が行われた状態を示す断面図である。
【図5】本発明の第1乃至第5の実施例による半導体装
置においてウエル間分離後、LOCOS分離によって素
子間分離が行われた状態を示す断面図である。
【図6】本発明の第4の実施例による半導体装置の構造
を示す断面図である。
【図7】従来の半導体装置の構造を示す断面図である。
【図8】従来の半導体装置の動作時の電子とホールの流
れを模式的に示した図である。
【図9】図で示した半導体装置にウエル間バイアスを
印加した空乏層形成状態を模式的に示した図である
【図10】従来の半導体装置の構造を示す断面図であ
【符号の説明】
1 P型シリコン基板 1a N型シリコン基板 2 Nウエル 3 Pウエル 4,5,6,20,30 トレンチ溝 10 LOCOS分離用絶縁膜 11,16 P+ 高濃度層 12,15 N+ 高濃度層 A,B 電子の流れ C,D ホールの流れ E,F 抵抗

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型の半導体基板上に、その表面
    領域に第1導電型高不純物濃度層及び/又は第2導電型
    不純物濃度層を有する第1導電型ウエルと、その表面
    領域に第1導電型高不純物濃度層及び/又は第2導電型
    不純物濃度層を有する第2導電型ウエルとが形成され
    た半導体装置において、 上記第1導電型ウエルの領域内であって、該第1導電型
    ウエルと上記第2導電型ウエルとの境界部と、該第1導
    電型ウエルの表面領域に設けられた上記第1導電型高
    純物濃度層及び/又は第2導電型高不純物濃度層との間
    に、その内部に絶縁物が充填されたトレンチ溝が形成さ
    れており、該トレンチ溝の深さは、上記第1導電型ウエ
    ルの深さよりも小さいことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の半導体装置であって、 上記第1導電型ウエル又は第2導電型ウエルの表面領域
    に設けられた複数の第1導電型高不純物濃度層及び/又
    は第2導電型高不純物濃度層のそれぞれの間に、その内
    部に絶縁物が充填されたトレンチ溝が形成されており、
    該トレンチ溝の深さは、上記第1導電型ウエルの深さよ
    りも小さいことを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 第1導電型の半導体基板上に第2導電型
    ウエルが形成され、該第2導電型ウエルの表面領域及び
    該第2導電型ウエルの形成領域外の上記第1導電型半導
    体基板の表面領域に、第1導電型高不純物濃度層及び/
    又は第2導電型高不純物濃度層がそれぞれ形成された半
    導体装置において、 上記第1導電型半導体基板の領域内であって、該第1導
    電型半導体基板と上記第2導電型ウエルとの境界部と、
    該第1導電型半導体基板の表面領域に設けられた上記第
    1導電型高不純物濃度層及び/又は第2導電型高不純物
    濃度層との間に、その内部に絶縁物が充填されたトレン
    チ溝が形成されており、該トレンチ溝の深さは、上記第
    2導電型ウエルの深さよりも小さいことを特徴とする半
    導体装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の半導体装置であって、 上記第1導電型半導体基板又は第2導電型ウエルの表面
    領域に設けられた複数の第1導電型高不純物濃度層及び
    /又は第2導電型高不純物濃度層のそれぞれの間に、そ
    の内部に絶縁物が充填されたトレンチ溝が形成されてお
    り、該トレンチ溝の深さは、上記第2導電型ウエルの深
    さよりも小さいことを特徴とする半導体装置。
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