JP2853869B2 - 緯糸予備巻き取りユニット - Google Patents
緯糸予備巻き取りユニットInfo
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- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03D—WOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
- D03D47/00—Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms
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- D03D47/34—Handling the weft between bulk storage and weft-inserting means
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- D03D47/361—Drum-type weft feeding devices
- D03D47/362—Drum-type weft feeding devices with yarn retaining devices, e.g. stopping pins
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- D03D47/34—Handling the weft between bulk storage and weft-inserting means
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Description
【発明の詳細な説明】 （発明の技術分野） 本発明は、緯糸を巻くための回転子の回転経路に対し
て偏心状に位置する固定シリンダと複数の可動のロッド
とを組合せて形成した調節自在の巻き取り直径をもつ巻
き取りユニットを含み、前記ロッドは前記シリンダの軸
線と平行でかつその外周の広い部分を取り囲み、前記シ
リンダから前記ロッドまでの距離は可変であり、かつ１
つの作動部材の制御によって各ロッドを調節自在とする
よう構成した流体ジェットルーム用測定緯糸供給装置に
使用するための単一操作で調節自在の可変のターン長さ
をもつ緯糸予備巻き取り装置に関するものである。
て偏心状に位置する固定シリンダと複数の可動のロッド
とを組合せて形成した調節自在の巻き取り直径をもつ巻
き取りユニットを含み、前記ロッドは前記シリンダの軸
線と平行でかつその外周の広い部分を取り囲み、前記シ
リンダから前記ロッドまでの距離は可変であり、かつ１
つの作動部材の制御によって各ロッドを調節自在とする
よう構成した流体ジェットルーム用測定緯糸供給装置に
使用するための単一操作で調節自在の可変のターン長さ
をもつ緯糸予備巻き取り装置に関するものである。
（従来の技術） 現代の流体ジェットルーム（空気及び水ルーム）で
は、それ自体の電気モータと、各緯糸ひなげにおいてル
ームに供給する緯糸量を制御しそして停止させるシステ
ムを備えた測定緯糸供給装置を使用することが一般的に
なってきたことは既知である。かかる測定緯糸供給装置
は普通は電気モータを含み、このモータは回転子（巻き
取りリール）により緯糸をスプールから引き取り、それ
を巻き取りユニットの外面に一様に配列したターンとし
て巻き取り、更に、巻き取りユニット上にある緯糸量を
制御する手段（センサー）と、巻戻される緯糸を制御す
る手段（光電池フィーラ）と、緯糸ひなげ後に緯糸を止
めるように巻戻される緯糸を停止させるための通常は電
磁形式の１つ以上の装置を含む。
は、それ自体の電気モータと、各緯糸ひなげにおいてル
ームに供給する緯糸量を制御しそして停止させるシステ
ムを備えた測定緯糸供給装置を使用することが一般的に
なってきたことは既知である。かかる測定緯糸供給装置
は普通は電気モータを含み、このモータは回転子（巻き
取りリール）により緯糸をスプールから引き取り、それ
を巻き取りユニットの外面に一様に配列したターンとし
て巻き取り、更に、巻き取りユニット上にある緯糸量を
制御する手段（センサー）と、巻戻される緯糸を制御す
る手段（光電池フィーラ）と、緯糸ひなげ後に緯糸を止
めるように巻戻される緯糸を停止させるための通常は電
磁形式の１つ以上の装置を含む。
現在は２つの異なったシステムを使って、実施してい
る織り作業に必要な緯糸の正しい長さをルームに送って
いる。前記長さは主に織物の幅に依存しているが、織物
の種類や織り作業に使用する糸の種類にも依存する。事
実、測定緯糸送り装置は２種類ある。緯糸予備ターンの
一定長さを巻き取るユニット即ち、通常はドラムと称さ
れる一定直径のシリンダを含み、これはドラムの周りの
リング上に一様な間隔をあけて配置した糸を停止させる
ための複数の装置を備える形式と、緯糸を停止させるた
めの単一装置を備え、可変のターン長さをもつ巻き取り
ユニットを使用し、ターン長さはルームひくちに挿入す
べき緯糸長さに応じてその都度調節されるようになした
形式である。
る織り作業に必要な緯糸の正しい長さをルームに送って
いる。前記長さは主に織物の幅に依存しているが、織物
の種類や織り作業に使用する糸の種類にも依存する。事
実、測定緯糸送り装置は２種類ある。緯糸予備ターンの
一定長さを巻き取るユニット即ち、通常はドラムと称さ
れる一定直径のシリンダを含み、これはドラムの周りの
リング上に一様な間隔をあけて配置した糸を停止させる
ための複数の装置を備える形式と、緯糸を停止させるた
めの単一装置を備え、可変のターン長さをもつ巻き取り
ユニットを使用し、ターン長さはルームひくちに挿入す
べき緯糸長さに応じてその都度調節されるようになした
形式である。
第一の形式の測定緯糸送り装置では、ひなげされる緯
糸長さＬの調節はＬに含まれる全ターン数を数え、各ひ
なげについて、作動させるべき電磁停止装置を選択し、
その角度位置が長さＬを完成させるのに要する値に最も
近いターンの小部分に相当するようになす。このように
すれば、何れにしても長さＬの“ステップ”で実質的に
電子手段により調節をすることができる。
糸長さＬの調節はＬに含まれる全ターン数を数え、各ひ
なげについて、作動させるべき電磁停止装置を選択し、
その角度位置が長さＬを完成させるのに要する値に最も
近いターンの小部分に相当するようになす。このように
すれば、何れにしても長さＬの“ステップ”で実質的に
電子手段により調節をすることができる。
第二の測定緯糸送り装置では、ひなげすべき緯糸の長
さＬの調節は、個別の数の可動ロッドを移動させること
により巻き取りユニット上のターン長さを変えることに
よって行う。前記ロッドは固定シリンダと共同して前記
ユニット又はドラムを作る。前記ドラム上で緯糸は略多
角形の経路に沿って巻き取られ、その長さは巻き取った
糸の全ターンの長さに等しい。
さＬの調節は、個別の数の可動ロッドを移動させること
により巻き取りユニット上のターン長さを変えることに
よって行う。前記ロッドは固定シリンダと共同して前記
ユニット又はドラムを作る。前記ドラム上で緯糸は略多
角形の経路に沿って巻き取られ、その長さは巻き取った
糸の全ターンの長さに等しい。
本発明はこの第二形式の測定緯糸送り装置の改良に関
し、特に、巻き取りユニット又はドラム上のターン長さ
の調節（即ち、前記ドラムの直径の調節）に関する。
し、特に、巻き取りユニット又はドラム上のターン長さ
の調節（即ち、前記ドラムの直径の調節）に関する。
従来、上記形式の測定緯糸送り装置では、巻き取りユ
ニット上のターン長さの調節は、可動ロッドを固定シリ
ンダに接近させ又はそこから遠ざけるように適当に引張
るように、一般に単一ロッドの径方向位置（又はこれら
を複数の扇形部材を形成するように組立てた場合には、
単一扇形部材の位置）を手で変えて行っていた。
ニット上のターン長さの調節は、可動ロッドを固定シリ
ンダに接近させ又はそこから遠ざけるように適当に引張
るように、一般に単一ロッドの径方向位置（又はこれら
を複数の扇形部材を形成するように組立てた場合には、
単一扇形部材の位置）を手で変えて行っていた。
明らかな如く、単一ロッドの位置の手動調節は作業者
の側に一定の努力を要する。それは単一素子の位置を個
別に調節し、かくして正しいターン長さを保証すると共
に、逆向きターンが前記ロッドに巻かれるときには規則
正しい多角形経路のあとに前記逆向きターンが続くこと
を保証する必要がある。前記規則正しさは測定緯糸送り
装置の適切な動作にとって極めて重要である。というの
は多角形経路が円形に近い程、緯糸を高速で巻戻すのが
簡単になり、引き裂けや張力変化が防止される。前記張
力変化は巻き取りユニットの外表面の曲率半径の突然の
変動により起こされる。
の側に一定の努力を要する。それは単一素子の位置を個
別に調節し、かくして正しいターン長さを保証すると共
に、逆向きターンが前記ロッドに巻かれるときには規則
正しい多角形経路のあとに前記逆向きターンが続くこと
を保証する必要がある。前記規則正しさは測定緯糸送り
装置の適切な動作にとって極めて重要である。というの
は多角形経路が円形に近い程、緯糸を高速で巻戻すのが
簡単になり、引き裂けや張力変化が防止される。前記張
力変化は巻き取りユニットの外表面の曲率半径の突然の
変動により起こされる。
結局、既知の測定緯糸送り装置の巻き取りユニット又
はドラム上のターン長さを変えるときには、作業者は正
確な仕事を強いられて大きな時間ロスをもたらすことに
なり、しかも得られる調節はしばしば不十分となり、そ
れに特に、ルームの生産性と織物品質に大きな不都合を
与える。
はドラム上のターン長さを変えるときには、作業者は正
確な仕事を強いられて大きな時間ロスをもたらすことに
なり、しかも得られる調節はしばしば不十分となり、そ
れに特に、ルームの生産性と織物品質に大きな不都合を
与える。
（発明が解決しようとする課題） 本発明はの目的は可変ターン長さをもつ形式の流体ジ
ェットルーム用の測定緯糸送り装置の巻き取りユニット
の改良構造を提供するものである。かかる改良構造は前
記欠点を排除し、巻き取りユニット上のターン長さの幾
何学的規則性と、前記ユニット調節の容易性及び敏速性
に関して重要な技術的利益を与える。
ェットルーム用の測定緯糸送り装置の巻き取りユニット
の改良構造を提供するものである。かかる改良構造は前
記欠点を排除し、巻き取りユニット上のターン長さの幾
何学的規則性と、前記ユニット調節の容易性及び敏速性
に関して重要な技術的利益を与える。
（課題を解決するためのの手段） 上記目的を達成するため、本発明はお互いにほぼ直角
をなして配置された外側のさや状案内と、前記外側のさ
や状案内のなす角度の２等分線上に位置する中央のさや
状案内を備え、前記外側のさや状案内中に抜き差し自在
に滑り込むことができる外側の制御アームと前記中央の
さや状案内中に抜き差し自在に滑り込むことができる内
側の制御アームを備え、前記ロッドは前記制御アームの
先端に連結されており、前記中央の制御アームが外側の
制御アームに連動させられており、それによって中央の
制御アームの中央のさや状案内中への挿入に応じて外側
の制御アームが夫々外側のさや状案内中へ挿入されるよ
う構成し、これによって巻き取りユニットの巻き取り直
径を調節する点に特徴を有する。
をなして配置された外側のさや状案内と、前記外側のさ
や状案内のなす角度の２等分線上に位置する中央のさや
状案内を備え、前記外側のさや状案内中に抜き差し自在
に滑り込むことができる外側の制御アームと前記中央の
さや状案内中に抜き差し自在に滑り込むことができる内
側の制御アームを備え、前記ロッドは前記制御アームの
先端に連結されており、前記中央の制御アームが外側の
制御アームに連動させられており、それによって中央の
制御アームの中央のさや状案内中への挿入に応じて外側
の制御アームが夫々外側のさや状案内中へ挿入されるよ
う構成し、これによって巻き取りユニットの巻き取り直
径を調節する点に特徴を有する。
好適には、お互いにほぼ直角をなして配置された外側
のさや状案内と、前記外側のさや状案内のなす角度の２
等分線上に位置する中央のさや状案内と、前記外側と中
央のさや状案内に抜き差し自在に夫々挿入される外側と
中央のラック付き制御アームと、外側の制御アームのラ
ックに夫々噛み合うと共にお互いに噛み合う齒車と、制
御ノブにより回転調節可能の大直径齒車部分と小直径齒
車部分をもつ段付齒車とを備え、段付齒車の大直径齒車
部分が中央制御アームのラックに噛み合うと共にその小
直径齒車部分が外側の制御アームのうちの一方の制御ア
ームのラックに噛み合う齒車に噛み合うよう構成し、か
くして前記制御ノブを介して段付齒車を回すことによっ
て制御アームを夫々のさや状案内中に抜き差し自在に移
動させて、巻き取りユニットの巻き取り直径を調節自在
となす。
のさや状案内と、前記外側のさや状案内のなす角度の２
等分線上に位置する中央のさや状案内と、前記外側と中
央のさや状案内に抜き差し自在に夫々挿入される外側と
中央のラック付き制御アームと、外側の制御アームのラ
ックに夫々噛み合うと共にお互いに噛み合う齒車と、制
御ノブにより回転調節可能の大直径齒車部分と小直径齒
車部分をもつ段付齒車とを備え、段付齒車の大直径齒車
部分が中央制御アームのラックに噛み合うと共にその小
直径齒車部分が外側の制御アームのうちの一方の制御ア
ームのラックに噛み合う齒車に噛み合うよう構成し、か
くして前記制御ノブを介して段付齒車を回すことによっ
て制御アームを夫々のさや状案内中に抜き差し自在に移
動させて、巻き取りユニットの巻き取り直径を調節自在
となす。
他の好適実施例では、お互いにほぼ直角をなして配置
された外側のさや状案内と、前記外側のさや状案内のな
す角度の２等分線上に位置する中央のさや状案内とを備
え、前記外側と中央のさや状案内は抜き差し自在に夫々
挿入される外側と中央の制御アームを夫々備え、中央の
制御アームはこの中央の制御アームから反対側に中央の
制御アームに対して45度をなして延在すると共に縦溝
（22B）を有する枝アーム部（23A）をもち、前記外側の
制御アームは側方に直角に中央の制御アームの枝アーム
部に対向して延在しかつその端に前記縦溝に掛合する突
出ピンを備えた枝アーム部を備えており、かくして中央
の制御アームをそのさや状案内内へ抜き差し自在に移動
させ、その動きによって外側の制御アームを夫々のさや
状案内中に抜き差し自在に移動させて、巻き取りユニッ
トの巻き取り直径を調節する。
された外側のさや状案内と、前記外側のさや状案内のな
す角度の２等分線上に位置する中央のさや状案内とを備
え、前記外側と中央のさや状案内は抜き差し自在に夫々
挿入される外側と中央の制御アームを夫々備え、中央の
制御アームはこの中央の制御アームから反対側に中央の
制御アームに対して45度をなして延在すると共に縦溝
（22B）を有する枝アーム部（23A）をもち、前記外側の
制御アームは側方に直角に中央の制御アームの枝アーム
部に対向して延在しかつその端に前記縦溝に掛合する突
出ピンを備えた枝アーム部を備えており、かくして中央
の制御アームをそのさや状案内内へ抜き差し自在に移動
させ、その動きによって外側の制御アームを夫々のさや
状案内中に抜き差し自在に移動させて、巻き取りユニッ
トの巻き取り直径を調節する。
本発明を図示の実施例につき説明する。
（実施例） 第１〜３図を参照すれば、測定緯糸供給装置WFは既知
の如く、電気モータＭと、電磁ユニット３と、種々のセ
ンサーを含み、前記電気モータＭは回転子１を回転させ
て、普通は巻き取りドラムと呼ばれる巻き取りユニット
２上に緯糸予備部（スプールから引き出される）を一様
なターンに巻き取り、前記電磁ユニットはルームにより
引き取られている緯糸をそれが前記ユニット２上に作ら
れた予備部から巻戻されるときに停止させ、前記センサ
ーは外装４内に収容される。既知の如く、巻き取りドラ
ム２は固定シリンダ５と複数の可動のロッド６からな
る。固定シリンダ５は回転子１の回転経路に対して偏心
状に位置する。ロッド６の組立体はシリンダ５の外周を
その大部分にわたり取り囲むが電磁ユニット３に面する
部分は取り囲まないようになす。本発明によれば、ロッ
ド６は３組をなして（図２、３）３つの扇形部材７上に
連結され、前記扇形部材には制御アーム８が固定され、
制御アームは前記ユニット２のさや状案内９内に滑り入
ることができる。案内９は末広状に配置されてロッドの
ない巻き取りユニット領域から始まり、２つの外側の案
内の間は約90°をなし、第三の中央の案内が前記角度の
２等分線上に位置する。各制御アーム８は一側にラック
10をもつ。このラックには齒車が掛合して前記アームの
前記案内９に沿う運動を制御する。更に精密には、段付
齒車11又は二重ソケット（これも前記ユニットの１作動
部材である）がその主ピッチ円直径で中間扇形部材のア
ーム８のラック10と直接掛合するが、段付齒車11の小直
径歯車部分に等しい直径をもつ２つの第二の齒車12、13
は互に掛合すると共に他の２つの制御アーム８のラック
10と掛合する。前記齒車の内の１つである12は更に、段
付齒車11の小直径歯車部分11A（第１図参照）と掛合し
ている。
の如く、電気モータＭと、電磁ユニット３と、種々のセ
ンサーを含み、前記電気モータＭは回転子１を回転させ
て、普通は巻き取りドラムと呼ばれる巻き取りユニット
２上に緯糸予備部（スプールから引き出される）を一様
なターンに巻き取り、前記電磁ユニットはルームにより
引き取られている緯糸をそれが前記ユニット２上に作ら
れた予備部から巻戻されるときに停止させ、前記センサ
ーは外装４内に収容される。既知の如く、巻き取りドラ
ム２は固定シリンダ５と複数の可動のロッド６からな
る。固定シリンダ５は回転子１の回転経路に対して偏心
状に位置する。ロッド６の組立体はシリンダ５の外周を
その大部分にわたり取り囲むが電磁ユニット３に面する
部分は取り囲まないようになす。本発明によれば、ロッ
ド６は３組をなして（図２、３）３つの扇形部材７上に
連結され、前記扇形部材には制御アーム８が固定され、
制御アームは前記ユニット２のさや状案内９内に滑り入
ることができる。案内９は末広状に配置されてロッドの
ない巻き取りユニット領域から始まり、２つの外側の案
内の間は約90°をなし、第三の中央の案内が前記角度の
２等分線上に位置する。各制御アーム８は一側にラック
10をもつ。このラックには齒車が掛合して前記アームの
前記案内９に沿う運動を制御する。更に精密には、段付
齒車11又は二重ソケット（これも前記ユニットの１作動
部材である）がその主ピッチ円直径で中間扇形部材のア
ーム８のラック10と直接掛合するが、段付齒車11の小直
径歯車部分に等しい直径をもつ２つの第二の齒車12、13
は互に掛合すると共に他の２つの制御アーム８のラック
10と掛合する。前記齒車の内の１つである12は更に、段
付齒車11の小直径歯車部分11A（第１図参照）と掛合し
ている。
巻き取りユニット２上のターン長さを変えるときに
は、ねじ15を弛めてロッド６をアンロックした後、制御
ノブ28（第１図）によって所望の方向に段付齒車11を回
転させるだけでよい。従って、必要に応じて、扇形部材
７を固定シリンダ５から離したり、それに接近させたり
することができる。事実、段付歯車11は前記ユニットの
制御アーム８を所要の方向に夫々の案内９内で移動させ
る。同時に、しかし、異なったストローク長さで、他方
の２つの制御アーム８、従って、側方のロッド６の扇形
部材７はラック10と掛合する小直径歯車部分11A、齒車1
2、13によって動かされる。小直径歯車部分11Aと齒車1
2、13間の齒車比は適切に選択して、極めて規則正しい
幾何学的経路をターンに与えるようにあらゆる状態にお
いて３つのロッドの扇形部材を位置せしめる。従って、
巻き取りユニットからの緯糸の巻戻しは普通の円筒形ド
ラムと全く同様な状態で最良の仕方で行なわれる。
は、ねじ15を弛めてロッド６をアンロックした後、制御
ノブ28（第１図）によって所望の方向に段付齒車11を回
転させるだけでよい。従って、必要に応じて、扇形部材
７を固定シリンダ５から離したり、それに接近させたり
することができる。事実、段付歯車11は前記ユニットの
制御アーム８を所要の方向に夫々の案内９内で移動させ
る。同時に、しかし、異なったストローク長さで、他方
の２つの制御アーム８、従って、側方のロッド６の扇形
部材７はラック10と掛合する小直径歯車部分11A、齒車1
2、13によって動かされる。小直径歯車部分11Aと齒車1
2、13間の齒車比は適切に選択して、極めて規則正しい
幾何学的経路をターンに与えるようにあらゆる状態にお
いて３つのロッドの扇形部材を位置せしめる。従って、
巻き取りユニットからの緯糸の巻戻しは普通の円筒形ド
ラムと全く同様な状態で最良の仕方で行なわれる。
本発明の２つの本質的目的は下記の如くして達成され
る、即ち、１つの作動部材を用いて巻き取りユニットの
すべての可動のロッドを同時に動かすこと、前記ユニッ
トの外周を極めて規則正しくかつ常に円周に内接するよ
うに保つことによって達成される。
る、即ち、１つの作動部材を用いて巻き取りユニットの
すべての可動のロッドを同時に動かすこと、前記ユニッ
トの外周を極めて規則正しくかつ常に円周に内接するよ
うに保つことによって達成される。
段付齒車11を作動させることによって、第２、３図に
示すようにシリンダ５からのロッド６の最小距離と最大
距離の間にすべての中間形状が得られることが分かる。
示すようにシリンダ５からのロッド６の最小距離と最大
距離の間にすべての中間形状が得られることが分かる。
ロッド６を選択した調節位置にロックするために、一
旦前記位置に達したら、１つ以上のねじ15によって固定
される外部ロック部材14（第１図）を使用する。
旦前記位置に達したら、１つ以上のねじ15によって固定
される外部ロック部材14（第１図）を使用する。
第４〜６図の実施例も３つの扇形部材7B上に連結した
３つのロッド３組を備える。前記扇形部材にはユニット
２のさや状案内9B内に滑り入ることができる制御アーム
22、23が取付けられる。案内9Bは末広状に配置され、ロ
ッドのない巻き取りユニット領域から始まる。前記案内
の２つはそれらの間に約90°の角度をなし、第三の中央
の案内が前記角度の２等分線に沿って配置される。中央
の扇形部材7Bの中央のアーム22はフォーク形をなし、こ
の中央制御アームから反対側に中央の制御アームに対し
て夫々45度をなして延在する枝アーム部23Aをもち、そ
の２つの枝アーム部22Aは縦みぞ22Bをもち、一方、２つ
の横の扇形部材7Bの外側のアーム23は中央の制御アーム
の枝アーム部に向かう方向に直角に延在する枝アーム部
23Aをもつ。突出ピン24はアーム23の枝アーム部23Aの端
に備え、前記ピンはアーム22の枝アーム部22Aのみぞ22B
に掛合する。更に、選択位置でアーム22、23を停止させ
る手段を備え、これは中間フランジ27に１つ以上のねじ
26により固定した外部ロック部材25（第４図）からな
る。
３つのロッド３組を備える。前記扇形部材にはユニット
２のさや状案内9B内に滑り入ることができる制御アーム
22、23が取付けられる。案内9Bは末広状に配置され、ロ
ッドのない巻き取りユニット領域から始まる。前記案内
の２つはそれらの間に約90°の角度をなし、第三の中央
の案内が前記角度の２等分線に沿って配置される。中央
の扇形部材7Bの中央のアーム22はフォーク形をなし、こ
の中央制御アームから反対側に中央の制御アームに対し
て夫々45度をなして延在する枝アーム部23Aをもち、そ
の２つの枝アーム部22Aは縦みぞ22Bをもち、一方、２つ
の横の扇形部材7Bの外側のアーム23は中央の制御アーム
の枝アーム部に向かう方向に直角に延在する枝アーム部
23Aをもつ。突出ピン24はアーム23の枝アーム部23Aの端
に備え、前記ピンはアーム22の枝アーム部22Aのみぞ22B
に掛合する。更に、選択位置でアーム22、23を停止させ
る手段を備え、これは中間フランジ27に１つ以上のねじ
26により固定した外部ロック部材25（第４図）からな
る。
このユニットを使うとき、作業者は先ず前記ロック装
置を解放し、次いで、中央の扇形部材7Bのロッド６の所
要の位置を選択し、アーム22を案内9B内へ滑り入らせ
る。他の２つのアーム23はピン24がみぞ22B内へ掛合す
ることによって、第一のアームの運動に従い、そのため
案内9Bの形状に起因して、規則正しいかつ一様なターン
長さをもつすべてのロッド６の所望の位置を得らしめる
位置決めがなされる。次いで、単アームのねじ26が再び
締めつけられて、ロッド６をそれらの位置にロックす
る。
置を解放し、次いで、中央の扇形部材7Bのロッド６の所
要の位置を選択し、アーム22を案内9B内へ滑り入らせ
る。他の２つのアーム23はピン24がみぞ22B内へ掛合す
ることによって、第一のアームの運動に従い、そのため
案内9Bの形状に起因して、規則正しいかつ一様なターン
長さをもつすべてのロッド６の所望の位置を得らしめる
位置決めがなされる。次いで、単アームのねじ26が再び
締めつけられて、ロッド６をそれらの位置にロックす
る。
本発明の巻き取りユニットは上述した処に限定される
ことなく、本発明の範囲内で種々の実施例が可能である
のは勿論である。
ことなく、本発明の範囲内で種々の実施例が可能である
のは勿論である。
第１図は本発明の第一の実施例の改良された測定緯糸供
給装置の側面図で、緯糸予備巻き取りユニットの断面を
示した図； 第２図は第１図の供給装置の巻き取りユニットの正面図
で、可動のロッドをユニットの偏心位置にある固定シリ
ンダから最大距離とした第一の調節状態を示す図； 第３図は第２図と同様の図で、可動のロッドをユニット
の固定した偏心シリンダから最小距離とした反対の調節
状態を示す図； 第４図、第５図、第６図は本発明の他の実施例を示す図
である。 １…回転子又はリール、２…巻き取りユニット ３…電磁ユニット、５…固定シリンダ ６…ロッド、７…扇形部材 ８…制御アーム、９…案内 10…ラック、11…段付歯車 12,13…歯車、14…外部ロック部材 15…ねじ、16,17…ローラ 18…固定ピン、19…可撓性ベルト 22,23…制御アーム、24…突出ピン 26…ねじ、27…中間フランジ
給装置の側面図で、緯糸予備巻き取りユニットの断面を
示した図； 第２図は第１図の供給装置の巻き取りユニットの正面図
で、可動のロッドをユニットの偏心位置にある固定シリ
ンダから最大距離とした第一の調節状態を示す図； 第３図は第２図と同様の図で、可動のロッドをユニット
の固定した偏心シリンダから最小距離とした反対の調節
状態を示す図； 第４図、第５図、第６図は本発明の他の実施例を示す図
である。 １…回転子又はリール、２…巻き取りユニット ３…電磁ユニット、５…固定シリンダ ６…ロッド、７…扇形部材 ８…制御アーム、９…案内 10…ラック、11…段付歯車 12,13…歯車、14…外部ロック部材 15…ねじ、16,17…ローラ 18…固定ピン、19…可撓性ベルト 22,23…制御アーム、24…突出ピン 26…ねじ、27…中間フランジ
Claims (3)
- 【請求項１】緯糸を巻くための回転子（１）の回転経路
に対して偏心状に位置する固定シリンダ（５）と複数の
可動のロッド（６）とを組合せて形成した調節自在の巻
き取り直径をもつ巻き取りユニットを含み、前記ロッド
は前記シリンダの軸線と平行でかつその外周の広い部分
を取り囲み、前記シリンダから前記ロッドまでの距離は
可変であり、かつ１つの作動部材の制御によって各ロッ
ドを調節自在とするよう構成した流体ジェットルーム用
測定緯糸供給装置に使用するための単一操作で調節自在
の可変のターン長さをもつ緯糸予備巻き取り装置におい
て、お互いにぼ直角をなして配置された外側のさや状案
内と、前記外側のさや状案内のなす角度の２等分線上に
位置する中央のさや状案内を備え、前記外側のさや状案
内中に抜き差し自在に滑り込むことができる外側の制御
アームと前記中央のさや状案内中に抜き差し自在に滑り
込むことができる中央の制御アームを備え、前記ロッド
は前記制御アームの先端に連結されており、前記中央の
制御アームが外側の制御アームに連動させられており、
それによって中央の制御アームの中央のさや状案内中へ
の挿入に応じて外側の制御アームが夫々外側のさや状案
内中へ挿入されるよう構成し、これによって巻き取りユ
ニットの巻き取り直径を調節することを特徴とする緯糸
予備巻き取り装置。 - 【請求項２】お互いにほぼ直角をなして配置された外側
のさや状案内（９）と、前記外側のさや状案内のなす角
度の２等分線上に位置する中央のさや状案内（９）と、
前記外側と中央のさや状案内に抜き差し自在に夫々挿入
される外側と中央のラック付き制御アーム（８）と、外
側の制御アームのラックに夫々噛み合うと共にお互いに
噛み合う齒車（12）と、制御ノブ（28）により回転調節
可能の大直径齒車部分と小直径齒車部分（11A）をもつ
段付齒車（11）とを備え、段付齒車の大直径齒車部分が
中央制御アームのラックに噛み合うと共にその小直径齒
車部分（11A）が外側の制御アームのうちの一方の制御
アームのラックに噛み合う齒車に噛み合うよう構成し、
かくして前記制御ノブ（28）を介して段付齒車（11）を
回すことによって制御アームを夫々のさや状案内中に抜
き差し自在に移動させて、巻き取りユニットの巻き取り
直径を調節自在となしたことを特徴とする請求項１に記
載の緯糸予備巻き取り装置。 - 【請求項３】お互いにほぼ直径をなして配置された外側
のさや状案内（9B）と、前記外側のさや状案内のなす角
度の２等分線上に位置する中央のさや状案内（9B）とを
備え、前記外側と中央のさや状案内は抜き差し自在に夫
々挿入される外側と中央の制御アームを夫々備え、中央
の制御アーム（22）はこの中央の制御アームから反対側
に中央の制御アームに対して45度をなして延在すると共
に縦溝（22B）を有する枝アーム部（23A）をもち、前記
外側の制御アームは側方に直角に中央の制御アームの枝
アーム部に対向して延在しかつその端に前記縦溝に掛合
する突出ピン（24）を備えた枝アーム部を備えており、
かくして中央の制御アーム（22）をそのさや状案内（9
B）内へ抜き差し自在に移動させ、その動きによって外
側の制御アーム（23）を夫々のさや状案内中に抜き差し
自在に移動させて、巻き取りユニットの巻き取り直径を
調節ことを特徴とする請求項１に記載の緯糸予備巻き取
り装置。
Applications Claiming Priority (2)
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|---|---|---|---|
| IT22325A/88 | 1988-10-14 | ||
| IT8822325A IT1230562B (it) | 1988-10-14 | 1988-10-14 | Gruppo di avvolgimento della riserva di filo di trama a sviluppo di spira variabile regolabile con un intervento singolo, per l'uso in porgitrama-misuratori per telai di tessitura |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02175954A JPH02175954A (ja) | 1990-07-09 |
| JP2853869B2 true JP2853869B2 (ja) | 1999-02-03 |
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| IT1268041B1 (it) * | 1994-03-07 | 1997-02-20 | Lgl Electronics Spa | Apparecchio alimentatore di trama con separatore di spire, per telai ad aria ad alta velocita' di inserzione. |
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| NL1020412C2 (nl) * | 2002-04-17 | 2003-10-20 | Te Strake Textile B V | Werkwijze voor het instellen van de diameter van het opwikkellichaam van een voorafwikkelinrichting alsmede een dergelijke voorafwikkelinrichting. |
| SE0400993D0 (sv) * | 2004-04-15 | 2004-04-15 | Iropa Ag | Garnmatare |
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| BE1021874B1 (nl) * | 2014-05-09 | 2016-01-25 | Picanol | Draadtoevoerinrichting met aandrijfsysteem. |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| DE3372297D1 (en) * | 1983-11-22 | 1987-08-06 | Rueti Ag Maschf | Weft yarn storage unit for looms |
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| EP0181985B1 (de) * | 1984-11-13 | 1989-02-01 | GebràDer Sulzer Aktiengesellschaft | Schussfadenspeichervorrichtung für eine Webmaschine |
| DE3562083D1 (en) * | 1985-01-18 | 1988-05-11 | Sulzer Ag | Storage-device for thread-like material |
| JPH0718073B2 (ja) * | 1986-06-02 | 1995-03-01 | 津田駒工業株式会社 | よこ糸測長貯留装置 |
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-
1988
- 1988-10-14 IT IT8822325A patent/IT1230562B/it active
-
1989
- 1989-10-13 EP EP89119066A patent/EP0363980B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-10-13 DE DE89119066T patent/DE68906114T2/de not_active Expired - Fee Related
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