JP3245192B2 - 調整可能断面を有するヤーンリザーブ巻取装置を備えた流体ジェット織機用ウェフトフィーダ - Google Patents

調整可能断面を有するヤーンリザーブ巻取装置を備えた流体ジェット織機用ウェフトフィーダ

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JP3245192B2
JP3245192B2 JP19429291A JP19429291A JP3245192B2 JP 3245192 B2 JP3245192 B2 JP 3245192B2 JP 19429291 A JP19429291 A JP 19429291A JP 19429291 A JP19429291 A JP 19429291A JP 3245192 B2 JP3245192 B2 JP 3245192B2
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ブルーノ・マイナ
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ロイ エレクトロテックス ソシエタ ペル アチオニ
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    • D03WEAVING
    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D47/00Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms
    • D03D47/34Handling the weft between bulk storage and weft-inserting means
    • D03D47/36Measuring and cutting the weft
    • D03D47/361Drum-type weft feeding devices
    • D03D47/362Drum-type weft feeding devices with yarn retaining devices, e.g. stopping pins

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は流体ジェット織機用ウェ
フトフィーダに関し、特に、供給された緯糸の長さを測
定可能であり(測定式ウェフトフィーダ)、その場合
に、緯糸リザーブ巻取装置又はドラムが調整可能断面を
有するようなタイプの流体ジェット織機用ウェフトフィ
ーダに関する。
【0002】さらに詳細には、本発明は、前記ウェフト
フィーダにおいて、産業上十分に利用できるレベルにま
で、前記巻取装置の断面を、正確かつ効率的に、同時
に、簡易かつ迅速に調整を行い、さらに同巻取装置に巻
回される緯糸の長さを調整可能なように改良を加えるこ
とに関する。
【0003】
【従来の技術及びその課題】通常、流体ジェット織機に
関する現代製織技術においては、ウェフトを供給するた
めに、ヤーン供給スプール又はリールと織機の間に測定
式ウェフトフィーダが介装されている。
【0004】このタイプのウェフトフィーダは、ヤーン
分散又は巻取アームの回転を生じさせる電気モータと、
静止状態に保持されたドラム形状の巻取装置とを含み、
巻取装置の周りに、前記アームが等しい巻数でヤーンを
巻取り、緯糸リザーブを形成し、その長さが適切なセン
サ手段により検出される。
【0005】織機ノズルは、ワープ杼口内に緯糸を進め
るようにプリセットされ、ウェフトフィーダドラムから
各インサーションに必要な長さのヤーンを引き出す。
【0006】前記長さは、適当な手段で、巻取られるヤ
ーンの回転数を計数することにより測定され、測定結果
はヤーンの解舒長さを制御するために用いられる。
【0007】ウェフトフィーダの出口において織機杼口
に進められた緯糸が適当な長さに到達するとすぐに、巻
取り装置の出口においてヤーンに係合し停止するように
されたロッドを備えた装置手段によりウェフトフィーダ
ドラムが停止される。この装置手段は、一般的には電磁
式装置である。前記ロッドは、引き出し休止位置と放出
ヤーン停止位置との間を移動可能であり、放出ヤーン停
止位置では、ロッドの端部が、その自由端近くの、ドラ
ム周囲に形成された空胴内に移動可能であり、それによ
り、ドラムから解舒される際、前記ロッドに掛かること
により緯糸が停止する。
【0008】各インサーションごとに緯糸の長さを測定
するために、通常は、2つの異なる解決策が用いられて
きた。
【0009】前記巻取装置の断面(前記断面の周囲は通
常は環状であり、巻取装置の周囲の長さが単一のヤーン
回転巻取長さになる)が不変とされて、複数のヤーン停
止装置が前記巻取装置の出口端部周辺に取り付けられ
て、整数回の回転数及び分数回の回転数だけ挿入され、
それによって緯糸の長さが正確に測定される。
【0010】あるいは、別の方法として、前記巻取装置
の断面(前記断面の周囲はできる限り環状に近い多角形
形状であり、巻取装置の周囲の長さが単一のヤーン回転
巻取長さになる)が変化し、単一のヤーン停止装置が前
記装置の出口端部に取り付けられて、織機に供給される
緯糸の長さが常に、装置から解舒される回転の整数倍と
等しくなり、それにより、各ビートアップごとに挿入さ
れる緯糸の長さが連続的に測定される。
【0011】これら2つの解決策が長い間、流体ジェッ
ト織機用の構造測定式ウェフトフィーダにおいて用いら
れてきた。明らかに、これらは技術的観点が異なってお
り、構造の困難性及び動作性能に関しても異なってい
る。
【0012】巻取装置の固定断面に関して適用された解
決策は、リザーブの巻き回転の巻取の質が問題とされる
場合において現在のところ好ましく、それによれば、多
くの構成上の困難なしに、巻取装置においてヤーンの巻
きを個別に前方に動かすように調整される。この特徴
は、強い撚りが加えられたり、毛深いヤーン、あるいは
撚りのない平行フィラメントを製織する場合に非常に適
しており、効果的である。
【0013】しかしながら、この複数のヤーン停止装置
の前述の解決策によれば、構造的な困難性及び測定装置
の費用を増加させ、さらに、挿入される緯糸の長さの連
続的測定ができない。
【0014】巻取装置の調整可能な断面を備え、それに
よりヤーンの巻きの長さを調整する解決策は、構成的な
観点からすると、困難性が低く、事実、この場合には、
単一のヤーン停止装置が通常は配置されて、費用と寸法
を制限するような問題は生じないものと理解される。し
かしながら、いくつかの場合には、巻取装置の周囲の断
面の調整可能な範囲を減じるために、複数のヤーン停止
装置が配置されるが、それでも(4以下といった)非常
に少ない数である。
【0015】しかしながら、巻取装置の断面を調整する
必要があるため、ヤーンの巻きを進めるシステムを自由
に選択することはできない。
【0016】実際に、ヤーンの巻きの利益を獲得するた
めに広く用いられているシステムは、具体的には、摺動
前進タイプのものであり、その場合には、ドラムの周り
に巻回される巻きは前に巻回された巻きを前に押し出
す。振動ディスクタイプでは、ヤーンの巻きは、巻取ア
ームの近くに配置されたディスクのために相互に密接し
て前進し、ウェフトフィーダ軸の周りで振動運動を行
う。
【0017】実際には、ヤーンの巻きを別個に前進させ
るシステムは、固定型及び可動型コラムにより形成され
たケージ壁を備えた巻取装置を備え、その場合に、駆動
軸の回転により生じる前記コラムの相互運動が、ドラム
の出口端部に向かう巻きの軸方向の進みを決定するが、
前記巻きの相互間隔は積極的に保持される。
【0018】巻取装置上のヤーンの巻きの正確な進み
は、コラム相互の半径方向位置により決定される。この
場合に、ウェフトフィーダ駆動軸により実行される運動
のために、可動コラムが部分的に及び可変的に固定コラ
ムの周辺から出現する。可動コラムが固定コラムから表
れる程度は、ヤーンの巻きの間のピッチすなわち距離
を、従って、巻取装置の周りに巻回可能な巻き数を決定
する。
【0019】これは、ウェフトフィーダの重要な特徴で
あり、その場合にドラムに格納可能なヤーンの巻きの量
が、単位時間当たりの長さとして表されるウェフト供給
能力を決定する。
【0020】こうして、調整可能な断面を有しており、
ヤーンの巻きが個別に前進するようなウェフトフィーダ
においては、巻取装置及びその周囲長さを調整する場合
に、前記巻きのピッチ及び前進の均等性を、不変に維持
することが重要である。
【0021】ここに特定するようなタイプの流体ジェッ
ト織機用ウェフトフィーダは、FR2626014号に
おいて開示されている。前記フィーダにおいては、4対
のグループ又はセクタに分割された固定式又は可動式コ
ラムの半径方向位置の調整は、固定ネジを緩め、半径方
向スリットに沿ってコラムの各グループ又はセクタを相
互にシフトさせ、次いで前記ネジを締めることにより実
施可能である。
【0022】このように手動調整が実行されるが、これ
は、特に以下の理由により、容易ではなく、迅速に実行
できない。
【0023】固定式及び可動式コラムのグループ又はセ
クタの調整は、セクタごとに、各セクタ対について、行
う必要があり、これは、各調整ごとに、特に正確さが要
求される各対における固定コラムのセクタと可動コラム
のセクタとの間の相互調整が変更される危険が伴うもの
である。
【0024】可動及び固定コラムのグループ又はセクタ
の相互位置は調整を行うオペレータの理解力にある程度
依存している。
【0025】操作には相当の能力と多くの経験回数が必
要である。
【0026】FR2626014号の解決策は、疑いな
く、調整可能な断面を有し、個別巻きでヤーンを進める
巻取装置に効果をもたらすものであるが、特に使用条件
が極めて厳格であり、調整動作が簡単に実行できること
が重要である繊維業界において要求されるような製造機
械を満足させるに必要な信頼性と使用の容易さの要求に
応えるものではない。
【0027】上述の議論に基づいて、調整可能断面を有
し、ヤーンを個別の巻きで進めることが可能な巻取装置
を備えた流体ジェット織機用測定ウェフトフィーダの提
供が可能であれば明らかに利益がある。その場合に、前
記装置の断面は、中央制御により調整可能である。すな
わち、ただ一度の調整操作により、巻取装置の断面とそ
こに巻き取られる緯糸の長さを調整した場合に、同時
に、装置内で動く全ての固定式及び可動式コラムをシフ
トさせて、それらの相互位置がそれ以上動かないように
保持し、巻きの間のピッチの均等性が保証される。
【0028】
【課題を解決するための手段】前記問題は流体ジェット
織機用のウェフトフィーダに関する本発明により完全に
充足される。本発明に基づくウェフトフィーダは、供給
される緯糸(測定ウェフトフィーダ)の長さを測定し、
単一のヤーン停止装置を、可能であればかかる装置の制
限部材を実装可能である。このように、本発明によれ
ば、回転可能及び固定可能に取り付けられている巻取装
置又はドラムと;前記ドラム上で緯糸リザーブが互いに
重なり合わないようにする巻取アームと;前記ヤーンリ
ザーブの長さを検出して、ウェフトフィーダの出口にお
いて前記リザーブから引き出された緯糸の長さを測定す
るための手段と;解舒されたヤーン(測定された緯糸)
を停止させるための手段と;前記巻取装置は、調整可能
な断面を有し、個別の巻きが形成されるようにヤーンリ
ザーブを前進させるべく、相互に異なる軸を有するフラ
ンジ上に取り付けられた2組の交代コラムから形成され
るケージ壁を含むことと;から成る、流体ジェット織機
用ウェフトフィーダであって:前記2組の交代コラム
が、それらの半径方向位置を調整可能にする手段により
各フランジ上に取り付けられていることと;前記半径方
向位置を調整可能にする手段が、同時かつ同量、前記2
組のコラムの両方を移動することと;前記半径方向位置
を調整可能にする手段が、単一の制御部材により作動さ
れること;を特徴とする、ウェフトフィーダが提供され
る。
【0029】好ましくは、前記ウェフトフィーダにおい
て、各組コラムは、各々が複数のコラムから成るグルー
プ又はセクタに分割される。
【0030】また、ウェフトフィーダは、組コラム(又
は分割されたグループ又はセクタ)を、前記調整手段に
より到達した選択半径方向位置にロックするための手段
と、前記ロックするための手段を操作する制御部材とを
含む。
【0031】好ましくは、前記ロックするための手段が
前記調整手段を操作するものと同じ制御部材により動作
される。
【0032】本発明の好適な実施例によれば、前記複数
のコラム又は前記組コラムのグループの半径方向位置を
調整するための前記手段が、前記フランジ上に同軸上に
かつ回転可能に取り付けられて、前記複数のコラム又は
各2組のコラムのグループのカムフォロワに係合するカ
ム輪郭を備えた2つのディスクから成り、前記2つのデ
ィスクが、単一の制御部材により同時に回転されるよう
にされたスプロケットの歯に対応して係合する歯から成
る。
【0033】
【実施例】図1及び図2を参照するに、本発明に基づく
ウェフトフィーダは、公知の通り、スプール2から引き
出された緯糸1が、巻取アーム4と電気モータ6により
回転起動される駆動軸5により巻回される巻取装置又は
ドラム3を含んでいる。
【0034】ウェフトフィーダ本体7に対して、公知の
方法により、ヤーンのリザーブを検出して、巻回される
巻き数を計数するための装置8と、ヤーンを停止するた
めの装置9が配置される。前記装置は、断面の調整時に
巻取装置3からの最適な距離を保持するように半径方向
に調整可能である。
【0035】図示の通り、巻取装置3は、第1の組のコ
ラム10と第2の組のコラム11を含み、これらのコラ
ムは互いに互い違いであり、それぞれは別のグループ又
はセクタにまとめられている。第1の組のコラムはウェ
フトフィーダの軸を中心として固定されており、第2の
組のコラムは前記軸に対して偏心しかつ傾いており、振
動し運動可能に取り付けられている。図2に示すよう
に、各組のコラムは、4つのグループに分割されてお
り、それぞれは、5つの固定コラム10と4つの可動コ
ラム11からなり、それらは、巻取装置3のケージ壁を
形成するべく相互に均等な間隔を開けて配置される。固
定コラム10は駆動軸5を中心とする固定フランジ12
に接続されている。これに対して、可動コラム11はブ
シュ14を介装することにより駆動軸5から傾斜してい
る可動フランジ13に接続されている。これにより、公
知の方法で、可動コラムの振動が生じ、巻取装置3上で
ヤーン巻きの前進が可能になる。
【0036】本発明によれば、フランジ12及び13は
1又はそれ以上の縦方向要素15により接続されてお
り、それにより、相互の角度のついた変位が防止され
て、隣接する固定及び可動コラムの全ての接触が排除さ
れる。
【0037】本発明によれば、固定及び可動コラムの半
径方向位置がカムシステムにより同時に全てのコラムに
関して同程度に調整可能である。より正確に、固定フラ
ンジ12は、ほぼ螺旋形状でピン18に係合するカムを
形成する溝17を備えたディスク16を担持する。ピン
18はフランジ12の軸に平行であり、固定コラム10
のグループに取り付けられて、カムフォロワとして動作
する。
【0038】カムディスク16は、ギヤ歯車制御手段に
より固定フランジ12上を回転する。ギヤ歯車はカムデ
ィスク16の歯19を含み、歯19は固定フランジ12
のアイドルに取り付けられたスプロケット20に係合す
る。
【0039】同様に、可動フランジ13には、溝22を
備えたディスク21が回転自在に取り付けられており、
溝22は概ね螺旋形状をしており、ディスク16と同様
にカムを形成し、フランジ13の軸に平行であり、可動
コラム11のグループに取り付けられてカムフォロワと
して作用するピン23に係合する。
【0040】固定コラム及び可動コラムの各セクタ又は
グループは溝により半径方向に移動するように案内され
る。図2に示されるように、溝11Aは可動コラム11
のグループの半径方向への運動を案内する。
【0041】カムディスク21は、前記ディスクの歯2
5とスプロケット24との間の係合によって、フランジ
13上で回転する。
【0042】カムディスク16と21の回転により、コ
ラムのグループ又はセクタの半径方向シフトが生じる。
前記半径方向シフトは同時にかつ固定の及び可動の全て
のコラムのグループ又はセクタに関して同程度に生じ、
2つのスプロケット20及び24が同時に動作して、全
てのグループ又はセクタのコラム10及びコラム11の
間の相互の半径方向位置が維持される。
【0043】スプロケット20及び24の同時動作は他
方で、好適な制御部材の動作により非常に簡単に実施可
能である。制御部材は2つのスプロケットを操作して、
単一のスプロケットのみが動作するのを防止する。
【0044】図1に示す実施例によれば、かかる制御部
材は、2つの異なる形状をした区画26A及び26Bを
備えたバー26と制御ハンドル26Cから構成される。
【0045】制御部材26は可動及び固定フランジ13
及び12の2つのスプロケット24及び20の中央空胴
27及び28に係合し、前記部材の2区画構成により、
同時に2つのスプロケットを操作可能であり、カムディ
スク21及び16の間の相互変位を生じさせることな
く、ウェフトフィーダの巻取装置3を形成する全ての可
動及び固定コラムを同時に調整可能である。
【0046】可動フランジ13は振動可能なので、スプ
ロケット24の軸は常にスプロケット20の軸とアライ
メントがとれているわけではない。しかしながら、駆動
軸には2つの角度位置があり、そこで、2つの軸の正確
なアライメントが取れ、これらの位置は巻取アーム4を
相互に回転させることにより容易に発見できる。このよ
うにして、ウェフトフィーダを好適な位置にセットし
て、巻取装置3の断面の調整が可能となり、巻回される
ヤーンの巻きの調整が可能となる。
【0047】図3の実施例は、2つのスプロケット20
及び24を同時に操作する異なるシステムを提供する。
この場合に、前記スプロケットは半弾性ジョイント29
を介装することにより接続され、それにより、それらは
2つのスプロケットを単に最外側のスプロケット24を
動作させるだけで操作することができるようになる。ジ
ョイント29は、屈曲可能であり、引っ張り応力に対し
ては弾性を示すが、ねじり応力に対しては剛性を示し、
駆動軸5の回転時に生じる2つのスプロケット20及び
24の軸の間のアライメントの変化に対しても問題を生
じることなく、前記スプロケットの間の相互の角度変位
が生じない。
【0048】最外側のスプロケット24は、可動コラム
11を制御するためのもので、ネジ回しなどの通常の道
具を用いて(又は、舌部30に制御ハンドルが取り付け
られている場合には相互動作により)、舌部30上で直
接操作可能である。
【0049】固定及び可動コラムの半径方向位置を同時
に調節可能な上述のシステムは、明らかに、単一装置と
して構成されたコラムの場合にも適用可能であり、さら
に、図2の例により説明し、さらに後述するような構成
に基づいてセクタにグループ分けしたものにも適用可能
である。
【0050】明らかに、一旦調節されると、コラム又は
コラムのグループの位置は次の調整時まで変化しない。
【0051】この目的のために、図示しない、例えば各
ディスク16及び21及び介装されたコラム10及び1
1のフランジ12及び13に加圧して固定可能な基本的
なロックするための手段が設けられる。代わりに、コラ
ムのセクタを、ゴム製インサート手段、又は他の高摩擦
材料製のインサート手段による半径方向案内の中で抑制
し、それにより強い調整力をもたらすことにより移動さ
せることも可能である。
【0052】上述のものとは異なる本発明の他の実施例
も考えられる。
【0053】ここで留意すべきは、例えば、例えば、上
述のウェフトフィーダの実施例においては、巻取装置の
断面が、全てのコラム又はコラムのグループの半径方向
位置を等しく調整することにより修正されて、ウェフト
フィーダの軸を中心とする前記巻取装置の半径方向位置
が保持され、かつその概ね円筒状の形状(大部分は実質
上多面形である)が保持される。
【0054】特に、一部のコラム及びコラムのグループ
を静止位置に保持して、他のものの位置のみを調整する
ことにより、異なるコラム又はコラムのグループの半径
方向を不均一に調整することも可能である。この場合に
は、例えば、EP−A1−3630980号に示される
ように、もはやウェフトフィーダ軸を中心としない巻取
装置が実施可能である。
【0055】これは、等しい輪郭の代わりに異なる輪郭
を有するカムを備えたカムシステムを用いることにより
達成可能であり、かかる輪郭は、巻取装置の断面(その
形状は周囲と常に同形状である)の所望の形状に従っ
て、及びウェフトフィーダ軸に関してとられる前記装置
の位置に従って選択される。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、上述のような配置構成
により、巻取装置をウェフトフィーダ軸を同軸に配置す
るだけで、コラムの位置と共に、緯糸の停止装置とヤー
ンリザーブ検出装置の半径方向位置を調整する手間がな
くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく測定式ウェフトフィーダの第1
の実施例の縦方向断面図である。
【図2】本発明に関する巻取装置の部分のみを詳細に示
す、図1のウェフトフィーダの(出口端部からみた)正
面図である。
【図3】本発明に基づく測定式ウェフトフィーダの第2
の実施例の縦方向断面図である。
【符号の説明】
1 緯糸 2 スプール 3 ドラム 4 巻取アーム 5 駆動軸 6 電気モータ 7 ウェフトフィーダモータ 8 検出装置 9 停止装置 10 第1の組のコラム 11 第2の組のコラム 12 固定フランジ 13 可動フランジ 14 ブシュ 15 縦方向要素 16 ディスク 17 溝 19 歯 20 スプロケット 21 ディスク 22 溝 23 係合ピン 24 スプロケット 25 歯 26 制御部材 27 中央空胴 28 中央空胴 29 ジョイント 30 舌部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−169450(JP,A) 特開 昭64−45850(JP,A) 特開 平2−175954(JP,A) 特開 昭63−282341(JP,A) 実開 平1−110282(JP,U) 実開 昭57−150573(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D03D 47/34 - 47/38

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転可能又は回転しないように取り付けら
    れている巻取装置又はドラムと; 前記ドラム上に緯糸リザーブを巻取る巻取アームと; 前記ヤーンリザーブの長さを検出して、ウェフトフィー
    ダの出口において前記リザーブから引き出された緯糸の
    長さを測定するための手段と; 解舒されたヤーンを停止させるための手段と; 前記巻取装置は、調整可能な断面を有し、個別の巻きが
    形成されるようにヤーンリザーブを前進させるべく、相
    互に偏心するフランジ上に取り付けられた2組の交代コ
    ラムから形成されるケージ壁を含むことと; から成る流体ジェット織機用ウェフトフィーダであっ
    て: 前記2組の交代コラムが、それらの半径方向位置を調整
    可能とする手段により各フランジ上に取り付けられてい
    ることと; 前記半径方向位置を調整可能とする手段が、単一の制御
    部材により、前記2組のコラムの両方を、同時にかつ同
    量移動することと; を特徴とするウェフトフィーダ。
  2. 【請求項2】前記2組の交代コラムの各々が、複数のコ
    ラムから成るグループ又はセクタに分割されていること
    を特徴とする、請求項1に記載のウェフトフィーダ。
  3. 【請求項3】前記2組の交代コラム(又は分割されたグ
    ループ又はセクタ)を、前記半径方向位置を調整可能と
    する手段によって到達された選択された半径方向位置に
    ロックするための手段をさらに含むことを特徴とする、
    請求項2に記載のウェフトフィーダ。
  4. 【請求項4】さらに前記ロックするための手段を操作す
    る制御部材を含むことを特徴とする、請求項3に記載の
    ウェフトフィーダ。
  5. 【請求項5】前記ロックするための手段が前記半径方向
    位置を調整可能とする手段を操作するものと同じ制御部
    材により作動されることを特徴とする、請求項4に記載
    のウェフトフィーダ。
  6. 【請求項6】前記複数のコラム又は前記組コラムのグル
    ープの半径方向位置を調整するための前記手段が、前記
    フランジ上に同軸上にかつ回転可能に取り付けられて、
    前記複数のコラム又は各2組のコラムのグループのカム
    フォロワに係合するカム輪郭を備えた2つのディスクか
    ら成り、前記2つのディスクのそれぞれが、単一の制御
    部材により同時に回転される2つのスプロケットの歯に
    対応して係合する歯から成ることを特徴とする、請求項
    1に記載のウェフトフィーダ。
  7. 【請求項7】前記カム輪郭が全て同様であることを特徴
    とする、請求項6に記載のウェフトフィーダ。
  8. 【請求項8】前記カム輪郭がコラムごとに、又はコラム
    のグループごとに異なることを特徴とする、請求項6に
    記載のウェフトフィーダ。
  9. 【請求項9】前記カム輪郭が前記ディスク上に形成され
    た溝であり、前記カムフォロワが前記コラムから、又は
    コラムのグループ又はセクタから突き出すピンであるこ
    とを特徴とする、請求項6に記載のウェフトフィーダ。
  10. 【請求項10】前記ディスクのカム溝が概ね螺旋形状を
    しており、前記コラム又はコラムのグループのピンが各
    フランジの軸に平行に配置されていることを特徴とす
    る、請求項9に記載のウェフトフィーダ。
  11. 【請求項11】前記2つのスプロケットの同時回転が単
    一部材の手段により行われて、さらに制御ハンドルとバ
    ーを含み、このバーが、前記スプロケットの対応する異
    なる形状の中央空胴に係合するように異なる形状をした
    2つの区画を有することを特徴とする、請求項6に記載
    のウェフトフィーダ。
  12. 【請求項12】前記2つのスプロケットが軸方向に半弾
    性ジョイントにより回転可能に接続されて、前記ジョイ
    ントは屈曲可能であり引っ張り応力に対しては弾性を有
    するが、ねじり応力に対しては剛性を示し、前記2つの
    スプロケットの回転が最外側のスプロケットを作動させ
    ることによって同時に行われることを特徴とする、請求
    項6に記載のウェフトフィーダ。
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