JP2853771B2 - 位置認識方法および装置 - Google Patents
位置認識方法および装置Info
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- JP2853771B2 JP2853771B2 JP18798990A JP18798990A JP2853771B2 JP 2853771 B2 JP2853771 B2 JP 2853771B2 JP 18798990 A JP18798990 A JP 18798990A JP 18798990 A JP18798990 A JP 18798990A JP 2853771 B2 JP2853771 B2 JP 2853771B2
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- optical connector
- fitting pin
- proximity sensor
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、光線路網監視システムにおける心線選択装
置のN側光コネクタの位置認識方法および装置に関す
る。
置のN側光コネクタの位置認識方法および装置に関す
る。
[従来の技術] 従来より、光線路網監視システムにおける心線選択装
置のN側光コネクタの位置認識方法としては3次元測定
器を用いたもの(単心光コネクタ)や、嵌合例としては
「大規模低損失1×N光スイッチ/NTT電気通信研究所/
電子情報通信学会総合全国大会(昭和62年)2073,P.9−
156」(単心光コネクタ)や、「10心一括1×1000光ス
キャンスイッチ/古河電気工業(株)/電子情報通信学
会春季大会(1989年)C−449,P4−238」(多心光コネ
クタ)のようにマスターコネクタに若干の自在性を持た
せて、嵌合ピンの先端のテーパ部がガイド穴に入るとそ
れに誘導されて嵌合する方法があるが、位置認識方法の
確立されたものはなかった。
置のN側光コネクタの位置認識方法としては3次元測定
器を用いたもの(単心光コネクタ)や、嵌合例としては
「大規模低損失1×N光スイッチ/NTT電気通信研究所/
電子情報通信学会総合全国大会(昭和62年)2073,P.9−
156」(単心光コネクタ)や、「10心一括1×1000光ス
キャンスイッチ/古河電気工業(株)/電子情報通信学
会春季大会(1989年)C−449,P4−238」(多心光コネ
クタ)のようにマスターコネクタに若干の自在性を持た
せて、嵌合ピンの先端のテーパ部がガイド穴に入るとそ
れに誘導されて嵌合する方法があるが、位置認識方法の
確立されたものはなかった。
[発明が解決しようとする課題] 従来、心線選択装置の製造過程におけるN側光コネク
タの位置認識には、作業者の目視によるマスター光コネ
クタの移動挿入、その後微調整による最適値を光コネク
タの位置としていた。
タの位置認識には、作業者の目視によるマスター光コネ
クタの移動挿入、その後微調整による最適値を光コネク
タの位置としていた。
しかしながら、上記位置認識では人手によるため認識
時間が長くかかることや、心線選択装置の組み立て後、
設置前に行なわなければならず、心線選択装置設置後の
光コネクタ増設時の位置認識が行なえないという課題が
ある。
時間が長くかかることや、心線選択装置の組み立て後、
設置前に行なわなければならず、心線選択装置設置後の
光コネクタ増設時の位置認識が行なえないという課題が
ある。
さらに従来例の嵌合方法では、嵌合ピンとガイド穴の
摩擦によるガイド穴の摩耗が激しいという課題がある。
摩擦によるガイド穴の摩耗が激しいという課題がある。
よって本発明の目的は、上記課題を解決し、心線選択
装置の製造時、あるいは、光コネクタの増設時いずれに
おいても、容易に正確な位置認識を行ない得る方法およ
び装置を提供することにある。
装置の製造時、あるいは、光コネクタの増設時いずれに
おいても、容易に正確な位置認識を行ない得る方法およ
び装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る位置認識方法は、多心光コネクタにおけ
る嵌合ピンの中心を、前記多心光コネクタの嵌合面に平
行な少なくとも2軸方向に移動可能な手段に搭載した近
接センサで前記嵌合ピンの軸方向側から検知し、前記検
知位置より、前記移動可能な手段の位置を求め、前記移
動可能な手段の位置と前記移動可能な手段の原点位置に
基づいて、前記移動可能な手段の原点からの前記嵌合ピ
ンの中心位置および前記多心光コネクタの絶対位置を求
めることを特徴とするものである。
る嵌合ピンの中心を、前記多心光コネクタの嵌合面に平
行な少なくとも2軸方向に移動可能な手段に搭載した近
接センサで前記嵌合ピンの軸方向側から検知し、前記検
知位置より、前記移動可能な手段の位置を求め、前記移
動可能な手段の位置と前記移動可能な手段の原点位置に
基づいて、前記移動可能な手段の原点からの前記嵌合ピ
ンの中心位置および前記多心光コネクタの絶対位置を求
めることを特徴とするものである。
ここで、前記嵌合ピンが装着されている位置の周辺部
を前記近接センサがマトリックス状に移動し、得られる
円状の検知位置から前記嵌合ピンの中心を求めるのが好
適である。
を前記近接センサがマトリックス状に移動し、得られる
円状の検知位置から前記嵌合ピンの中心を求めるのが好
適である。
本発明に係る位置認識装置は、多心光コネクタの嵌合
面に平行な少なくとも2軸方向に移動可能な手段と、前
記移動可能な手段に搭載した近接センサと、前記移動可
能な手段の移動により、前記多心光コネクタに装着した
嵌合ピンの中心を、前記近接センサで前記嵌合ピンの軸
方向側から検知し、前記嵌合ピンの中心の絶対位置を得
る手段とを具備するものである。
面に平行な少なくとも2軸方向に移動可能な手段と、前
記移動可能な手段に搭載した近接センサと、前記移動可
能な手段の移動により、前記多心光コネクタに装着した
嵌合ピンの中心を、前記近接センサで前記嵌合ピンの軸
方向側から検知し、前記嵌合ピンの中心の絶対位置を得
る手段とを具備するものである。
[作 用] 本発明において、上記のような方法および装置を採用
することにより、位置認識精度は、機械精度で決定され
るため誤差は少なく、さらにN側多心光コネクタを心線
選択装置設置後に増設した場合でも、問題なく位置認識
が行なえる。
することにより、位置認識精度は、機械精度で決定され
るため誤差は少なく、さらにN側多心光コネクタを心線
選択装置設置後に増設した場合でも、問題なく位置認識
が行なえる。
[実施例] 第1図は、N側光コネクタの位置認識を行なうための
一実施例を示す。本実施例では、嵌合ピン2が多心光コ
ネクタ1に固定されている。また、近接センサ3は2軸
ステージ4に搭載されている。この近接センサ3は嵌合
ピンの周辺部をマトリックス状に移動し、ピンの上部に
位置したときにON状態になる。
一実施例を示す。本実施例では、嵌合ピン2が多心光コ
ネクタ1に固定されている。また、近接センサ3は2軸
ステージ4に搭載されている。この近接センサ3は嵌合
ピンの周辺部をマトリックス状に移動し、ピンの上部に
位置したときにON状態になる。
第2図は、第1図に示した位置認識方法および装置に
よって得られる出力データを示す。本図に示されるよう
に、嵌合ピン2をセンシングしてON状態となった部分は
円状となる。この円の中心を求めることによって、嵌合
ピン2の中心位置を、さらにその中心位置によって多心
光コネクタ1の正確な位置が求められる。上記のような
方法および装置を採用することにより、位置認識精度
は、機械精度で決定されるため誤差は少なく、さらにN
側多心光コネクタを心線選択装置設置後に増設した場合
でも、問題なく位置認識が行なえる。
よって得られる出力データを示す。本図に示されるよう
に、嵌合ピン2をセンシングしてON状態となった部分は
円状となる。この円の中心を求めることによって、嵌合
ピン2の中心位置を、さらにその中心位置によって多心
光コネクタ1の正確な位置が求められる。上記のような
方法および装置を採用することにより、位置認識精度
は、機械精度で決定されるため誤差は少なく、さらにN
側多心光コネクタを心線選択装置設置後に増設した場合
でも、問題なく位置認識が行なえる。
第3図は、第1図に示した実施例を実際に製作した場
合の具体例である。
合の具体例である。
本図において、21は多心光コネクタ(N側光コネク
タ)、22は嵌合ピン、23は3軸ステージ、24は近接セン
サ、25は増幅器、26は3軸コントローラ、27はN側光コ
ネクタ架、28はマスター多心光コネクタである。
タ)、22は嵌合ピン、23は3軸ステージ、24は近接セン
サ、25は増幅器、26は3軸コントローラ、27はN側光コ
ネクタ架、28はマスター多心光コネクタである。
本例においては、3軸ステージ23に搭載した近接セン
サ24を嵌合ピン22の周辺部にマトリックス状に移動し、
得られた円状の検知位置から嵌合ピンの中心を求めた。
図中x,y方向のステージの分解能は40μmである。中心
検知位置精度は、σn-1=8μmであった。但し、近接
センサ24特有のヒステリシス(ON→OFF,OFF→ON)を考
慮して、正逆2方向からの移動による検知手段の平均値
から中心位置を求めなければならない。さらに、求めら
れた嵌合ピン22の中心位置は近接センサ24が基準となっ
ているため、マスター多心光コネクタ28と近接センサ24
の距離をあらかじめ測定しておき補正をして、マスター
多心光コネクタを基準としてマスター側とN側が嵌合す
ることになる。
サ24を嵌合ピン22の周辺部にマトリックス状に移動し、
得られた円状の検知位置から嵌合ピンの中心を求めた。
図中x,y方向のステージの分解能は40μmである。中心
検知位置精度は、σn-1=8μmであった。但し、近接
センサ24特有のヒステリシス(ON→OFF,OFF→ON)を考
慮して、正逆2方向からの移動による検知手段の平均値
から中心位置を求めなければならない。さらに、求めら
れた嵌合ピン22の中心位置は近接センサ24が基準となっ
ているため、マスター多心光コネクタ28と近接センサ24
の距離をあらかじめ測定しておき補正をして、マスター
多心光コネクタを基準としてマスター側とN側が嵌合す
ることになる。
[発明の効果] 以上説明したとおり本発明によれば、機械精度内で光
コネクタの位置認識が行なえるため、心線選択装置の製
造調整および心線選択装置を設置後の光コネクタ増設時
の位置認識に採用すると効果的である。
コネクタの位置認識が行なえるため、心線選択装置の製
造調整および心線選択装置を設置後の光コネクタ増設時
の位置認識に採用すると効果的である。
第1図は本発明の一実施例による近接センサでの位置認
識方法および装置を説明するための図であり、 1は多心光コネクタ(N側光コネクタ)、 2は嵌合ピン、 3は近接センサ、 4は2軸ステージを示す。 第2図は本発明の一実施例による近接センサの検知状態
を説明する図であり、○印はOFF状態、●印はON状態を
示し、印の間隔は40μmである。 第3図は本発明を適用した位置認識装置のより具体的な
実施例を示す図であり、 21は多心光コネクタ(N側光コネクタ)、 22は嵌合ピン、 23は3軸ステージ、 24は近接センサ、 25は増幅器、 26は3軸コントローラ、 27はN側光コネクタ架、 28はマスター多心光コネクタである。
識方法および装置を説明するための図であり、 1は多心光コネクタ(N側光コネクタ)、 2は嵌合ピン、 3は近接センサ、 4は2軸ステージを示す。 第2図は本発明の一実施例による近接センサの検知状態
を説明する図であり、○印はOFF状態、●印はON状態を
示し、印の間隔は40μmである。 第3図は本発明を適用した位置認識装置のより具体的な
実施例を示す図であり、 21は多心光コネクタ(N側光コネクタ)、 22は嵌合ピン、 23は3軸ステージ、 24は近接センサ、 25は増幅器、 26は3軸コントローラ、 27はN側光コネクタ架、 28はマスター多心光コネクタである。
フロントページの続き (72)発明者 小宮 健雄 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友 電気工業株式会社横浜製作所内 (72)発明者 牧 久雄 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友 電気工業株式会社横浜製作所内 (72)発明者 富田 信夫 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 有本 和彦 東京都大田区大森西7丁目6番31号 住 電オプコム株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−226210(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 6/36 G02B 6/38 G02B 6/40
Claims (3)
- 【請求項1】多心光コネクタにおける嵌合ピンの中心
を、前記多心光コネクタの嵌合面に平行な少なくとも2
軸方向に移動可能な手段に搭載した近接センサで前記嵌
合ピンの軸方向側から検知し、 前記検知位置より、前記移動可能な手段の位置を求め、 前記移動可能な手段の位置と前記移動可能な手段の原点
位置に基づいて、前記移動可能な手段の原点からの前記
嵌合ピンの中心位置および前記多心光コネクタの絶対位
置を求める ことを特徴とする位置認識方法。 - 【請求項2】前記嵌合ピンが装着されている位置の周辺
部を前記近接センサがマトリックス状に移動し、得られ
る円状の検知位置から前記嵌合ピンの中心を求めること
を特徴とする請求項第1項に記載の位置認識方法。 - 【請求項3】多心光コネクタの嵌合面に平行な少なくと
も2軸方向に移動可能な手段と、 前記移動可能な手段に搭載した近接センサと、 前記移動可能な手段の移動により、前記多心光コネクタ
に装着した嵌合ピンの中心を、前記近接センサで前記嵌
合ピンの軸方向側から検知し、前記嵌合ピンの中心の絶
対位置を得る手段と を具備することを特徴とした位置認識装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18798990A JP2853771B2 (ja) | 1990-07-18 | 1990-07-18 | 位置認識方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18798990A JP2853771B2 (ja) | 1990-07-18 | 1990-07-18 | 位置認識方法および装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0475006A JPH0475006A (ja) | 1992-03-10 |
JP2853771B2 true JP2853771B2 (ja) | 1999-02-03 |
Family
ID=16215677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18798990A Expired - Fee Related JP2853771B2 (ja) | 1990-07-18 | 1990-07-18 | 位置認識方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2853771B2 (ja) |
-
1990
- 1990-07-18 JP JP18798990A patent/JP2853771B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0475006A (ja) | 1992-03-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |