JP2852898B2 - 繊維用柔軟仕上剤 - Google Patents
繊維用柔軟仕上剤Info
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Description
する。更に詳しくは、各種繊維に対し使用でき、アミノ
変性ジメチルポリシロキサンのドレープ性を維持し、ヌ
メリ感のない独特の風合いを付与し、且つ良好な縫製性
を付与し、樹脂加工薬剤と併用した時、引き裂き強度の
低下が少なく、優れた風合いを付与する繊維用柔軟仕上
剤に関する。
ロキサンを非イオン界面活性剤と有機酸で水性乳化物と
した柔軟仕上剤は使用されている。耐久性のあるヌメリ
感のある風合いが付与される。しかし最近は、ヌメリ感
のある風合いは嫌われる傾向にある。スルホコハク酸エ
ステル塩型アニオン性界面活性剤、ポリエチレンポリア
ミン高級脂肪酸アミド型カチオン性界面活性剤および非
イオン界面活性剤を必須成分として含有する水性乳化物
からなる繊維用柔軟仕上剤が、加工前歴に拘らず優れた
柔軟性を付与するものとして、提案されている。(特開
平5−311575号公報)しかし、このものではドレ
−プ性を付与することは困難である。
軟仕上剤では、ヌメリ感が少なくドレ−プ性を付与する
ことは困難であった。
性ジメチルポリシロキサン特有のヌメリ感をなくし、ド
レープ性と、良好な縫製性を付与し、樹脂加工薬剤を併
用した場合に引裂強度の低下を防止する繊維用柔軟仕上
剤を得ることを目的に鋭意検討した結果本発明に到達し
た。即ち本発明は、以下の構成と特徴とする繊維用柔軟
仕上剤である。 <第1発明> 下記(a)〜(d)を必須成分として、かつ、(a)、
(b)、(c)および(d)を重量比が1:0.2〜
1.5:0.2〜1.5:0.2〜1.0で含有する水
性乳化物からなることを特徴とする繊維用柔軟仕上剤 (a)アミノ変性ジメチルポリシロキサン (b)スルホコハク酸エステル塩型アニオン性界面活性
剤 (c)ポリエチレンポリアミン高級脂肪酸アミド型カチ
オン性界面活性剤 (d)非イオン界面活性剤 <第2発明> 下記(a)〜(d)を必須成分として含有する水性乳化
物からなることを特徴とする繊維用柔軟仕上剤 (a)側鎖に1級アミノ基を含有するアミノ変性ジメチ
ルポリシロキサン、側鎖に2級アミノ基を含有するアミ
ノ変性ジメチルポリシロキサン、または側鎖に1級アミ
ノ基を含有するアミノ変性ジメチルポリシロキサンを1
級アミノ基と反応する化合物で変性したアミノ変性ジメ
チルポリシロキサン (b)スルホコハク酸エステル塩型アニオン性界面活性
剤 (c)ポリエチレンポリアミン高級脂肪酸アミド型カチ
オン性界面活性剤 (d)非イオン界面活性剤 <第3発明> 下記(a)〜(d)を必須成分として含有する水性乳化
物からなることを特徴とする繊維用柔軟仕上剤 (a)一般式(1)、一般式(2)、一般式(3)、一
般式(4)、一般式(5)、一般式(6)、一般式
(7)、一般式(8)、または一般式(9)で表される
アミノ変性ジメチルポリシロキサン (b)スルホコハク酸エステル塩型アニオン性界面活性
剤 (c)ポリエチレンポリアミン高級脂肪酸アミド型カチ
オン性界面活性剤 (d)非イオン界面活性剤
シロキサン(a)としては、下記一般式(1)〜(9)
で示されるものなどが挙げられる。なお、以下の式中、
Meは、CH3基,nは1〜3000,mは1〜100
の整数,pは0〜3の整数を示す。
〜100の整数,pは0〜3の整数である。以下同じ)
と反応する脂肪酸,酸無水物,モノエポキシ基含有化合
物,モノイソシアネ−ト基含有などで反応した、カルボ
ニルアルキル基,ヒドロキシ基含有アルキル基などであ
る。)
と反応する脂肪酸,酸無水物,モノエポキシ基含有化合
物,モノイソシアネ−ト基含有化合物などで反応した、
カルボニルアルキル基,ヒドロキシ基含有アルキル基な
どである。)
ルキレン基である。)
よび(1),(2)に含有される1級アミノ基をアルキ
ル基で置換したもの、あるいは脂肪酸,酸無水物,エポ
キシ含有化合物,イソシアネ−ト含有化合物など1級ア
ミノ基と反応する化合物で変性した(4),(5)で示
されるものであり、特に好ましいものは、一般式(4)
〜(5)で示されるものである。脂肪酸としては、酢
酸,プロピオン酸,乳酸,酪酸,カプロン酸,カプリル
酸,カプロン酸,ラウリル酸,パルミチン酸,ステアリ
ン酸,ベヘニン酸などであり、好ましいものは、酢酸,
プロピオン酸,乳酸である。酸無水物としては、無水酢
酸,無水マレイン酸,無水トリメリット酸などであり、
好ましいものは無水酢酸,無水マレイン酸である。エポ
キシ含有化合物としては、グリシド−ル,エピクロルヒ
ドリン,脂肪族アルキルモノエポキシ化合物,脂環族ア
ルキルのモノエポキシ化合物などであり、好ましいもの
は、グリシド−ル,脂肪族アルキルモノエポキシ化合物
である。イソシアネ−ト含有化合物としては、脂肪族ア
ルキルモノイソシアネ−ト,芳香族モノイソシアネ−ト
化合物などであり、好ましいものは、脂肪族アルキルモ
ノイソシアネ−トである。上記一般式で示されるアミノ
変性ジメチルポリシロキサンのnは1〜3000の整数
であり、好ましくは、10〜1000の整数である。m
は1〜100の整数であり、好ましくは1〜50の整数
である。kは1〜1000の整数,好ましくは、10〜
300の整数である。pは0〜3の整数,好ましくは2
〜3の整数である。アミノ変性ジメチルポリシロキサン
(a)のアミノ当量は通常300〜50,000、好ま
しくは800〜30,000である。アミノ当量が30
0未満であると耐熱性が不良となり、50,000を越
えるとエマルション製造時の乳化性が不良となる。アミ
ノ変性ジメチルポリシロキサン(a)の粘度は通常10
〜100,000CS(25℃)、好ましくは、30〜
50,000CS、より好ましくは、500〜30,0
00である。
面活性剤(b)としては、スルホコハク酸モノまたはジ
アルキルエステル塩(b1)、モノまたはジ(ポリオキ
シアルキレンアルキル)スルホコハク酸エステル塩(b
2)、ヒマシ油アルコールスルホコハク酸エステル塩
(b3)、スルホコハク酸のペンタエリスリトールモノ
高級脂肪酸エステル塩(b4)、ラノリンまたはラノリ
ンアルコールスルホコハク酸エステル塩(b5)などが
あげられる。
ル基としては、炭素数が通常12〜24の飽和または不
飽和のアルキル基が挙げられる。このアルキル基は、パ
ーム油、牛脂、ナタネ油、米糠油、魚油などの天然油脂
由来のものでも、合成系のものでもよい。これらの内好
ましいものは、炭素数12〜24の飽和アルキル基で、
特にステアリル基およびセチル基である。
基は、アルキレンオキシドが付加した基である。このア
ルキレンオキシドとしては、例えばエチレンオキシド、
プロピレンオキシドおよびブチレンオキシドがあげられ
る。これらの内好ましいものは、エチレンオキシド、お
よびエチレンオキシドとプロピレンオキシドの併用であ
る。アルキレンオキシドの付加モル数としては、通常1
〜10モルである。
ンとしては、ナトリウム、カリウムなどのアルカリ金
属、マグネシウムなどのアルカリ土類金属、およびアン
モニウム、トリエタノールアミンなどが挙げられる。好
ましいものは、ナトリウムである。
は、(b1)〜(b3)である。
型カチオン性界面活性剤(c)としては、ポリエチレン
ポリアミン高級脂肪酸アミド(c1)、ポリオキシアル
キレンポリエチレンポリアミン高級脂肪酸アミド(c
2)、ポリエチレンポリアミン高級脂肪酸アミドの尿素
縮合物(c3)、ポリオキシアルキレンポリエチレンポ
リアミン高級脂肪酸アミドの尿素縮合物(c4)、(c
1)〜(c4)のエピクロルヒドリン付加物(c5)、
ポリエチレンポリアミン高級脂肪酸アミドのアルキルク
ロライド4級化塩(c6)、ポリエチレンポリアミン高
級脂肪酸アミドのモノクロル酢酸付加両性化合物(c
7)、ポリエチレンポリアミン高級脂肪酸アミド部分の
イミダゾリニウム塩(c8)などがあげられる。
リエチレンポリアミンとしては、ジエチレントリアミ
ン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミ
ンなどがあげられる。これらの内好ましいものは、ジエ
チレントリアミン、トリエチレンテトラミンである。
ルキレンオキシドとしては、エチレンオキシド、プロピ
レンオキシドおよびブチレンオキシドがあげられる。こ
れらの内好ましいものは、エチレンオキシド、およびエ
チレンオキシドとプロピレンオキシドの併用である。エ
チレンオキシドとプロピレンオキシドを併用する場合の
混合重量比としては1:0.1〜1.0が好ましい。ア
ルキレンオキシドの付加モル数は、通常1〜10モルで
ある。
級脂肪酸としては、パーム油、牛脂、ナタネ油、米糠
油、魚油などの天然油脂由来のものが一般的であるが化
学的に合成した高級脂肪酸も使用できる。これらのうち
好ましいものは、ヨウ素価が50以下で炭素数が12〜
24の高級脂肪酸である。
チレンポリアミンまたはポリオキシアルキレンポリエチ
レンポリアミンと高級脂肪酸のモル比は、通常1:1.
0〜2.5、好ましくは、1:1.2〜1.8である。
高級脂肪酸が1.0モル未満の場合は、風合い(柔軟
性)が劣り、また2.5モルを超える場合は、吸水性が
低下するので好ましくない。(c1)〜(c8)の内好
ましいものは、(c1)〜(c5)である。
ルキレンオキシド付加型非イオン界面活性剤(d1)、
多価アルコール型非イオン界面活性剤(d2)などの非
イオン界面活性剤が挙げられる。
素数が通常12〜24の飽和または不飽和のアルキル基
が挙げられる。このアルキル基は、パーム油、牛脂、ナ
タネ油、米糠油、魚油などの天然油脂由来のものでも、
合成系のものでもよい。これらの内好ましいものは、炭
素数12〜24の飽和または不飽和アルキル基である。
ルキルアミン等に直接アルキレンオキシドを付加させる
か、グリコール類にアルキレンオキシドを付加させて得
られるポリエチレングリコール類に高級脂肪酸などを反
応させるか、あるいは多価アルコールに高級脂肪酸を反
応して得られたエステル化物にアルキレンオキシドを付
加させることにより得られる。
しては、エチレンオキシド、プロピレンオキシドおよび
ブチレンオキシドがあげられる。これらの内好ましいも
のは、エチレンオキシドおよびエチレンオキシドとプロ
ピレンオキシドのランダムまたはブロック付加である。
付加モル数は、10〜50が好ましく、付加すべきアル
キレンオキシドの内50〜100重量%がエチレンオキ
シドであるのが好ましい。
アルキルエーテル(d1−1)、ポリオキシアルキレン
高級脂肪酸エステル(d1−2)、ポリオキシアルキレ
ン多価アルコール高級脂肪酸エステル(d1−3)、ポ
リオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル(d1−
4)、ポリオキシアルキレンアルキルアミノエーテル
(d1−5)、ポリオキシアルキレンアルキルアルカノ
ールアミド(d1−6)などがあげられる。
6)および(d2)を構成する高級脂肪酸としては、パ
ーム油、牛脂、ナタネ油、米糠油、魚油などの天然油脂
由来のものが一般的であるが化学的に合成した高級脂肪
酸も使用できる。これらのうち好ましいものは、炭素数
が12〜24の飽和および不飽和高級脂肪酸である。
価アルコールとしては、グリセリン、トリメチロールプ
ロパン、ペンタエリスリトール、ソルビタン、ソルビト
ール、ショ糖などの3〜8価アルコールが挙げられる。
特に好ましいものはグリセリン、ペンタエリスリトー
ル、ソルビタンおよびソルビトールである。
基としては、炭素数8〜12のアルキル基を有するモノ
またはジアルキルフェニル基が挙げられる。
としては、炭素数8〜24の飽和または不飽和アルキル
基を有するモノまたはジアルキルアミノ基が挙げられ
る。
ルカノールアミド基は、アルカノールアミンと高級脂肪
酸の脱水反応によって得られる基である。アルカノール
アミンとしては、モノエタノールアミン、ジエタノール
アミン、モノイソプロパノールアミンなどが挙げられ
る。
は、(d1)である。特に好ましいものは、(d1−
1)〜(d1−3)である。
(c)および(d)の重量比は、通常1:0.2〜1.
5:0.2〜1.5:0.2〜1.0、好ましくは、
1:0.3〜1.0:0.2〜0.8:0.2〜0.8
である。(b)が0.2未満の場合は、アミノ変性ジメ
チルポリシロキサン特有のヌメリ感が残り、かつ白度の
阻害が生じ好ましくない。また1.5を越える場合は、
ドレ−プ性が不十分で、縫製性も不良となる。(c)が
0.2未満の場合は、アミノ変性ジメチルポリシロキサ
ン特有のヌメリ感が残り、また1.5を越える場合は、
ドレ−プ性が不十分で、白度の阻害が生じ好ましくな
い。(d)が0.2未満の場合は、均一低粘度の水性乳
化物が得られず、また1.0を越える場合は、柔軟性が
不良となり好ましくない。
(d)とともに更にアミノ変性ジメチルポリシロキサン
以外のジメチルポリシロキサン類(ジメチルポリシロキ
サン,エポキシ変性ジメチルポリシロキサン,カルボキ
シル変性ジメチルポリシロキサン,ポリエーテル変性ジ
メチルポリシロキサンを併用することができる。
に均一に混合乳化した水性乳化物である。濃度は特に限
定はないが通常(a)〜(d)を5〜30重量%含有す
る水性乳化物である。使用目的に応じ、水で濃度を調整
して使用することが出来る。
性乳化物とした場合のpHは、通常4.0〜7.0であ
る。このpHが4.0未満の場合は、白度の低下を生じ
る。また、このpHが7を越える場合は、風合いが不良
となり好ましくない。
剤として一般的に用いられているせっけん、硫酸化油、
高級アルコール硫酸エステル塩型、スルホン酸塩型など
のアニオン界面活性剤、第4級アンモニウム塩型、アミ
ン塩型などのカチオン界面活性剤、ベタイン型、アミノ
酸型などの両性界面活性剤を用いることが出来る。これ
らの界面活性剤を用いる場合の添加量は、通常(a)〜
(d)の合計に対して20%以下である。また、ヒマシ
油、ナタネ油などの天然油脂、モノまたはジカルボン酸
と1〜6価のアルコールとのエステルなどの合成油脂、
鉱物油、パラフィンワックス、酸化ポリエチレンワック
スなどのワックス類を用いることが出来る。これらの油
脂類を用いる場合の添加量は、通常(a)〜(d)の合
計に対して50%以下である。
ると、上記(a)〜(d)、上記のイオン性界面活性
剤、油脂、ワックス類および下記pH調整剤を錨型攪拌
羽根を有する乳化槽に仕込み、60〜100℃にて充分
に混合後、同温度の湯あるいはやや低い温度の湯を徐々
に仕込み乳化し、これに常温水を加えて希釈し、所望す
る濃度の柔軟仕上剤を得る。
酸、りんご酸、シュウ酸などの有機酸や、塩酸、硫酸、
燐酸などの無機酸があげられる。これらの内好ましいも
のは、酢酸および乳酸である。
り、一般的に用いられている、香料や消泡剤、抗菌剤お
よび防腐剤などの添加剤を配合することができる。これ
らの添加剤を用いる場合の添加量は、通常0.5%以下
である。
維としては、木綿、ウール、絹、麻等の天然繊維、ポリ
エステル、ナイロン、アクリル等の合成繊維およびレー
ヨン、アセテート等の半合成繊維があげられる。木綿と
ポリエステル、ウールとポリエステルなどの混紡繊維に
も適用できる。これらの繊維がわた、糸、編織物などの
何れの加工形態であっても本発明の柔軟仕上剤は適用で
きる。
維の重量に対して固形分で通常0.001〜2%であ
り、好ましくは、0.1〜1%である。
発明はこれに限定されるものではない。以下、実施例中
の部は重量部を示す。なお実施例中の化合物に記載した
()内にモル数を示した箇所は、ポリオキシアルキレン
基を構成するアルキレンオキシド、アルコールおよび高
級脂肪酸各々の反応モル数を意味する。
分に混合後、同温度の湯(50部)を徐々に仕込み乳化
した。これを常温水(25部)にて希釈し、微黄乳白色
エマルション(蒸発残渣25%)を100部得た。この
もののpH(1%水性乳化物)は、5.5であった。
発残渣25%)を100部得た。このもののpH(1%
水性乳化物)は、5.3であった。
発残渣25%)を100部得た。このもののpH(1%
水性乳化物)は、5.5であった。
発残渣25%)を100部得た。このもののpH(1%
水性乳化物)は、5.4であった。
発残渣25%)を100部得た。このもののpH(1%
水性乳化物)は、5.4であった。
渣25%)を100部得た。このもののpH(1%水性
乳化物)は、5.3であった。
渣25%)を100部得た。このもののpH(1%水性
乳化物)は、5.8であった。
発残渣25%)を100部得た。このもののpH(1%
水性乳化物)は、5.4であった。
渣25%)を100部得た。このもののpH(1%水性
乳化物)は、5.5であった。
残渣25%)を100部得た。このもののpH(1%水
性乳化物)は、4.3であった。
程ヌメリ感少ない。 ◎ ◎〜○ ○ ○−△ △ × 優れる 良好 劣る 不良
品 素材2:綿ブロ−ド#60、蛍光染料染色品 素材3:綿天竺#60、シルケット加工品、反応染料濃
色染色品(ソーピング処理後フィックス剤処理品) 素材4:ポリエステルジョ−ゼット分散染料染色品 素材5:ポリエステル/レ−ヨン(80/20)交編織
物、分散染料/反応性染料染色品(ソーピング処理) 素材6:ポリエステル/綿(65/35)混紡織物、分
散染料/反応性染料染色品(ソーピング処理後フィック
ス剤処理品) 柔軟剤処理条件 Wet布 → 浸 漬 → 絞 り → 乾 燥 90% 40℃ 90% 120℃ 10分 マングル 2分 浴比 1:10 浴中の柔軟剤 各10g/l 素材4に関しては、乾燥後170℃,30秒間の熱処理
を行った。 測定方法 ドレ−プ性:カト−テック(株)製純曲げ試験機(KE
S−F2)を用い、試料布の経,緯方向についてB値
(曲げ剛性)を測定し、平均値を記載した。数値が小さ
いほど、一定の曲げに要する力が少なく、ドレ−プ性,
柔軟性が良好である。 ヌメリ感 : 触感法による
示す。
ンドルフ型引裂強度試験機を使用して測定した。
性を有する柔軟性を付与し、アミノ変性ジメチルポリシ
ロキサン特有のヌメリ感を少なくした優れた仕上剤であ
る。本発明の柔軟仕上剤を用いた場合は、縫製性が良好
であり、樹脂加工薬剤を併用した場合の引裂強度低下防
止効果も有する。上記効果を奏することから本発明の繊
維用柔軟仕上剤は、繊維加工工業用の柔軟仕上剤として
有用であることは勿論、家庭用の柔軟仕上剤などの用途
の柔軟仕上剤としても有用である。
Claims (5)
- 【請求項1】 下記(a)〜(d)を必須成分として、
かつ、(a)、(b)、(c)および(d)を重量比が
1:0.2〜1.5:0.2〜1.5:0.2〜1.0
で含有する水性乳化物からなることを特徴とする繊維用
柔軟仕上剤。 (a)アミノ変性ジメチルポリシロキサン (b)スルホコハク酸エステル塩型アニオン性界面活性
剤 (c)ポリエチレンポリアミン高級脂肪酸アミド型カチ
オン性界面活性剤 (d)非イオン界面活性剤 - 【請求項2】 下記(a)〜(d)を必須成分として含
有する水性乳化物からなることを特徴とする繊維用柔軟
仕上剤。 (a)側鎖に1級アミノ基を含有するアミノ変性ジメチ
ルポリシロキサン、側鎖に2級アミノ基を含有するアミ
ノ変性ジメチルポリシロキサン、または側鎖に1級アミ
ノ基を含有するアミノ変性ジメチルポリシロキサンを1
級アミノ基と反応する化合物で変性したアミノ変性ジメ
チルポリシロキサン (b)スルホコハク酸エステル塩型アニオン性界面活性
剤 (c)ポリエチレンポリアミン高級脂肪酸アミド型カチ
オン性界面活性剤 (d)非イオン界面活性剤 - 【請求項3】 下記(a)〜(d)を必須成分として含
有する水性乳化物からなることを特徴とする繊維用柔軟
仕上剤。 (a)下記一般式(1)で表されるアミノ変性ジメチル
ポリシロキサン、 (式中、Meは、CH3基,nは1〜3000.mは1
〜100の整数.pは0〜3の整数である。以下同じ)
下記一般式(2)で表されるアミノ変性ジメチルポリシ
ロキサン、 下記一般式(3)で表されるアミノ変性ジメチルポリシ
ロキサン、 下記一般式(4)で表されるアミノ変性ジメチルポリシ
ロキサン、 (式中、RはC1〜C18のアルキル基,またはNH2
と反応する脂肪酸,酸無水物,モノエポキシ基含有化合
物,モノイソシアネート基含有などで反応した、カルボ
ニルアルキル基,ヒドロキシ基含有アルキル基などであ
る。)下記一般式(5)で表されるアミノ変性ジメチル
ポリシロキサン、 (式中、RはC1〜C18のアルキル基,またはNH2
と反応する脂肪酸,酸無水物,モノエポキシ基含有化合
物,モノイソシアネート基含有化合物などで反応した、
カルボニルアルキル基,ヒドロキシ基含有アルキル基な
どである。)下記一般式(6)で表されるアミノ変性ジ
メチルポリシロキサン、 下記一般式(7)で表されるアミノ変性ジメチルポリシ
ロキサン、 H2NC3H6(Me2SiO)nMeSiC3H6NH2 (7) 下記一般式(8)で表されるアミノ変性ジメチルポリシ
ロキサン、 Me3SiO(Me2SiO)nMeSiC3H6NH2 (8) または下記一般式(9)で表されるアミノ変性ジメチル
ポリシロキサン *−[Me(POA)SiO]kSi(OMe)3−D
(Me)D (式中、kは1〜1000の整数POAはポリオキシア
ルキレン基である。) (b)スルホコハク酸エステル塩型アニオン性界面活性
剤 (c)ポリエチレンポリアミン高級脂肪酸アミド型カチ
オン性界面活性剤 (d)非イオン界面活性剤 - 【請求項4】 (a)、(b)、(c)および(d)の
重量比が1:0.2〜1.5:0.2〜1.5:0.2
〜1.0である請求項2または3記載の繊維用柔軟仕上
剤。 - 【請求項5】 樹脂加工薬剤を併用してなる請求項1〜
4のいずれか記載の繊維用柔軟仕上剤。
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