JPH11100772A - 染色繊維の処理方法 - Google Patents

染色繊維の処理方法

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JPH11100772A
JPH11100772A JP27951297A JP27951297A JPH11100772A JP H11100772 A JPH11100772 A JP H11100772A JP 27951297 A JP27951297 A JP 27951297A JP 27951297 A JP27951297 A JP 27951297A JP H11100772 A JPH11100772 A JP H11100772A
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treatment
soaping
acid
oiling
treating
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Application number
JP27951297A
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English (en)
Inventor
Toshio Tsunekawa
富志男 恒川
Mieko Kitagawa
美江子 北川
Yasuyuki Kakara
靖之 加々良
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Sanyo Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Sanyo Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 淡−中濃色の染料固着剤未処理の繊維におい
て、現在染工場等で別浴行われている、ソーピングとオ
イリングを、各使用薬剤の性能を維持し、かつ一浴処理
で行う方法の提供。 【解決手段】 アニオン系界面活性剤(a)を必須成分
とするソーピング剤(A)、カチオン系界面活性剤(b
1)と平滑基剤(b2)を必須成分とするオイリング剤
(B)およびHLB値が10以上のノニオン系界面活性
剤(C)を含有し、かつ該(C)/[該(a)+該(b
1)]が重量比で1/10〜20/10である処理浴を
用いることを特徴とする染色繊維の処理方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、繊維のソーピング
およびオイリング処理方法(柔軟平滑処理方法)に関す
る。更に詳しくは、染料固着剤未処理の各種染色繊維糸
条に対し使用でき、かつそれらの未染着染料を除去する
とともに柔軟平滑性を同時に付与できる繊維の一浴ソー
ピング/オイリング処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、染色繊維は染色後に未染着染料を
除去するためにソーピング処理を行い、水洗または湯洗
後、淡〜中濃色の染色繊維の場合には染料固着剤で処理
されずに柔軟平滑処理(オイリング処理)されている。
ソーピング剤は通常繊維の表面と同じイオン性の界面活
性剤および/またはノニオン系界面活性剤をそれぞれ単
独および/または混合系で使用される。繊維の表面はア
ニオン性のものが多いため通常ソーピング剤はアニオン
系界面活性剤および/またはノニオン系界面活性剤の単
独および/または混合系で構成されている。一方、オイ
リング剤は精練−染色後の繊維に柔軟性および平滑性を
与え、編織および縫製工程を容易に行う目的で使用され
る。オイリング剤は通常繊維に付着しやすくするために
繊維のイオン性と逆のイオン性を持つものが多いがノニ
オン系のものも使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常ソーピング剤とオ
イリング剤とは相反する設計思想であり、染色加工業者
ではそれぞれの薬剤効果を最大限に高めるためにソーピ
ングとオイリングは別浴でおこなわれているのが現状で
ある。ソーピングとオイリングを同一浴でおこなえれば
工程の時間短縮になるだけでなく、加工の際に使用する
水の低減、さらには加熱によるコストも低減できるとし
て長らく要望されてきた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、ソーピン
グおよびオイリング効果の相反する効果を最大限に高め
たままで同一浴で処理が行える方法について鋭意検討し
た結果、本発明に到達した。即ち本発明は、アニオン系
界面活性剤(a)を必須成分とするソーピング剤
(A)、カチオン系界面活性剤(b1)と平滑基剤(b
2)を必須成分とするオイリング剤(B)およびHLB
値が10以上のノニオン系界面活性剤(C)からなり、
かつ該(C)/[該(a)+該(b1)]が重量比で1
/10〜20/10である繊維処理用組成物を用いるこ
とを特徴とする染色繊維の処理方法である。
【0005】本発明において、ソーピング剤(A)を構
成する界面活性剤はアニオン系界面活性剤(a)を必須
成分とする。(a)は高級脂肪酸塩(a1)、高級アル
コール硫酸エステル塩(a2)、高級アルコールスルホ
コハク酸エステル塩(a3)、アルキルベンゼンスルホ
ン酸塩(a4)、アルキルナフタレンスルホン酸塩(a
5)、α−オレフィンスルホン酸塩(a6)ナフタレン
スルホン酸塩ホルマリン縮合物(a7)、ポリカルボン
酸塩(a8)、および高級アルコール燐酸エステル塩
(a9)からなる群から選ばれる少なくとも一種であ
る。これらのうち好ましいものは(a1)〜(a8)で
ある。
【0006】高級脂肪酸塩(a1)としては炭素数8〜
30の高級脂肪酸塩が挙げられ、これらのうち炭素数が
8〜18のものが好ましい。
【0007】高級アルコール硫酸エステル塩(a2)と
しては炭素数8〜30の高級アルコールの硫酸エステル
塩が挙げられ、これらのうち炭素数が8〜18のものが
好ましい。
【0008】高級アルコールスルホコハク酸エステル塩
(a3)としては炭素数6〜30の高級アルコールのス
ルホコハク酸エステル塩が挙げられる。構造としてはモ
ノエステルでもジエステルでもよい。これらのうち炭素
数が6〜18のものが好ましい。
【0009】(a1)、(a2)、(a3)、(a9)
を構成する高級脂肪酸または高級アルコールは動植物油
から得られた天然油脂由来のものが一般的であるが、化
学的に合成された高級脂肪酸または高級アルコールも使
用できる。
【0010】アルキルベンゼンスルホン酸塩(a4)と
しては炭素数4〜20のアルキル基を有するものが挙げ
られる。アルキル基の炭素数は6〜15が好ましい。
【0011】アルキルナフタレンスルホン酸塩(a5)
としては炭素数1〜20のアルキル基を有するものが挙
げられる。アルキル基の炭素数が1〜8が好ましい。
【0012】α−オレフィンスルホン酸塩(a6)とし
ては炭素数8〜30のアルキル基を有するものが挙げら
れる。アルキル基の炭素数は8〜18が好ましい。
【0013】ナフタレンスルホン酸塩ホルマリン縮合物
(a7)としては重量平均分子量が500〜20,00
0であるものが挙げられるが好ましくは1,000〜1
0,000の分子量のものである。
【0014】ポリカルボン酸塩(a8)としてはα,β
−不飽和カルボン酸の重合物の塩またはα,β−不飽和
カルボン酸塩の重合物である。たとえば(メタ)アクリ
ル酸、マレイン酸、フマル酸、無水マレイン酸、イタコ
ン酸、シトラコン酸、無水シトラコン酸などの(共)重
合物を塩としてもよいし、(メタ)アクリル酸塩、マレ
イン酸塩、フマル酸塩、イタコン酸塩、シトラコン酸塩
などの(共)重合物でもよい。これらのうち好ましいも
のは(メタ)アクリル酸(塩)、マレイン酸(塩)、フ
マル酸(塩)、無水マレイン酸、イタコン酸(塩)など
の(共)重合物、または重合物の塩である。
【0015】(a8)は、性能を阻害しない範囲で共重
合可能なその他の単量体と共重合させたものでもよい。
共重合可能なその他の単量体としては(1)芳香族エチ
レン性不飽和単量体:スチレン、α−メチルスチレン、
ビニルトルエン等のスチレン類、ビニルナフタレン類、
ジクロルスチレン等のスチレン類のハロゲン置換体な
ど;(2)脂肪族エチレン性不飽和単量体:エチレン、
プロピレン、ブテン、イソブチレン、ペンテン、ヘプテ
ン、ジイソブチレン、オクテン、ドデセン、オクタデセ
ン、ブタジエン、イソプレンなど;(3)脂環式エチレ
ン性不飽和単量体:シクロペンタジエン、ピネンリモネ
ン、インデン、ビシクロペンタジエン、エチリデンノル
ボルネンなど;(4)炭素数1〜50のアルキル基を有
するアルキル(メタ)アクリレート:メチル(メタ)ア
クリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル
(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、
2−エチルへキシル(メタ)アクリレート、ドデシル
(メタ)アクリレート、ヘキサデシル(メタ)アクリレ
ート、ヘプタデシル(メタ)アクリレート、ヘプタデシ
ル(メタ)アクリレート、エイコシル(メタ)アクリレ
ートなど;(5)ヒドロキシル基含有(メタ)アクリレ
ート:ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロ
キシプロピル(メタ)アクリレートなどが挙げられる。
(a8)において、α,β−不飽和カルボン酸(塩)以
外の単量体の含有量は重量比で通常0〜60%、好まし
くは0〜30%である。
【0016】(a8)の重量平均分子量は通常500〜
60,000好ましくは1,000〜20,000であ
る。
【0017】高級アルコール燐酸エステル塩(a9)と
しては炭素数6〜30の高級アルコールのモノエステル
塩でもジエステル塩どちらでもよい。
【0018】(a)を構成する陽イオンとしては、ナト
リウム、カリウムなどのアルカリ金属;マグネシウムな
どのアルカリ土類金属;アンモニウムおよび(モノ、
ジ、トリ)エタノ−ルアンモニウム基などが挙げられ
る。これらのうち好ましいものは、ナトリウムおよびカ
リウムである。
【0019】本発明に使用するソーピング剤(A)は、
(a)以外に必要により他の添加剤(酸化防止剤、紫外
線吸収剤、防腐防かび剤、香料、消泡剤など)が配合さ
れていてもよい。ただしこれらの添加剤を用いる場合の
添加量は(A)に対して通常1重量%以下である。処理
浴に投入する前のソーピング剤としての形態は、単体で
あっても、水または有機溶剤等で希釈されていてもよ
く、特に限定しない。
【0020】本発明に使用するオイリング剤(B)は、
カチオン系界面活性剤(b1)と平滑基剤(b2)を必
須成分とする。(B)を構成するカチオン系界面活性剤
(b1)としては、ポリエチレンポリアミン高級脂肪酸
アミド(b1−1)、ポリオキシアルキレンポリエチレ
ンポリアミン高級脂肪酸アミド(b1−2)、ポリエチ
レンポリアミン高級脂肪酸アミドの尿素縮合物(b1−
3)、ポリオキシアルキレンポリエチレンポリアミン高
級脂肪酸アミドの尿素縮合物(b1−4)、(b1−
1)〜(b1−4)のエピクロルヒドリン付加物(b1
−5)、(b1−1)〜(b1−4)のアルキルクロラ
イド4級化物(b1−6)、(b1−1)〜(b1−
4)のアルキル硫酸4級化物(b1−7)、(b1−
1)〜(b1−4)を酸類と反応させ得られたアミン塩
(b1−8)、トリアルキルアミン(b1−9)、トリ
アルキルアミンのエピクロルヒドリン付加物(b1−1
0)、トリアルキルアミンのアルキルクロライド4級化
物(b1−11)、トリアルキルアミンのアルキル硫酸
4級化物(b1−12)、トリアルキルアミンを酸類と
反応させ得られたアミン塩(b1−13)およびイミダ
ゾリン型カチオン界面活性剤(b1−14)、イミダゾ
リン型カチオン界面活性剤のエピクロルヒドリン付加物
(b1−15)、イミダゾリン型カチオン界面活性剤の
アルキルクロライド4級化物(b1−16)イミダゾリ
ン型カチオン界面活性剤のアルキル硫酸4級化物(b1
−17)、イミダゾリン型カチオン界面活性剤を酸類と
反応させ得られたアミン塩(b1−18)などが挙げら
れる。これらのうち好ましいものは、柔軟性付与効果の
大きい(b1−1)〜(b1−13)である。
【0021】(b1−1)〜(b1−8)の各構成成分
であるポリエチレンポリアミンとしてはジエチレントリ
アミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペン
タミンなどが挙げられる。これらのうち好ましいものは
ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミンであ
る。
【0022】(b1−2)、(b1−4)の各構成成分
であるアルキレンオキシドとしてはエチレンオキシド、
プロピレンオキシド、ブチレンオキシドが挙げられる。
これらのうち好ましいものはエチレンオキシド、および
エチレンオキシドとプロピレンオキシドの併用である。
エチレンオキシドとプロピレンオキシドの併用する場合
の混合重量比としては10:1〜10が好ましい。アル
キレンオキシドの付加モル数は、通常1〜10モルであ
る。
【0023】(b1−1)〜(b1−8)、(b1−1
4)〜(b1−18)の各構成成分である高級脂肪酸は
動植物油から得られた天然油脂由来のものが一般的であ
るが、化学的に合成されたものも使用できる。これらの
うち好ましいものは炭素数12〜24であり、ヨウ素価
が50以下のものである。
【0024】(b1−9)〜(b1−13)の各構成成
分であるトリアルキルアミンのアルキル基としては炭素
数1〜30のものが挙げられる。トリアルキルアミンの
三つのアルキル基のうち少なくとも一つは炭素数が12
〜22であることが好ましい。さらに好ましくは、炭素
数が12〜22のアルキル基が1〜2つである。
【0025】(b1−6)、(b1−11)、(b1−
16)の各構成成分であるアルキルクロライドとしては
炭素数1〜30のものが挙げられるが、これらのうち好
ましいものは炭素数1〜24である。
【0026】(b1−7)、(b1−12)、(b1−
17)の各構成成分であるアルキル硫酸としてはメチル
硫酸、ジメチル硫酸、エチル硫酸、ジエチル硫酸などが
挙げられるが、これらのうち好ましいものはジメチル硫
酸、およびジエチル硫酸である。
【0027】(b1−8)、(b1−13)、(b1−
18)の各構成成分である酸類としては蟻酸や酢酸、乳
酸などの有機酸;塩酸や硫酸などの無機酸が挙げられ
る。これらのうち好ましいものは蟻酸、酢酸、および乳
酸である。
【0028】オイリング剤(B)を構成する平滑基剤
(b2)は、パラフィンワックス(d)、脂肪酸エステ
ル(e)、鉱物油(f)、シリコーンオイル(g)など
である。
【0029】(d)は炭素数20〜50の飽和型石油系
炭化水素であり、かつ融点は40〜90℃である。
【0030】(e)はアルキル基の炭素数が5〜30の
脂肪酸と、一分子中に1〜10個の水酸基を有しアルキ
ル基の炭素数が1〜30であるアルコールとのエステル
化物である。これらのものは、硬化牛脂、米糠ワック
ス、および鯨ロウなどの動植物油脂由来のものでも、ま
たはソルビタンステアレートなど化学的に合成されたも
のでもよい。
【0031】(f)は流動パラフィン、スピンドル油、
マシン油などが挙げられ、これらの20℃での粘度は通
常5〜2,000センチストークス好ましくは10〜
1,000センチストークスである。
【0032】(g)はシロキサン骨格を有するシリコー
ンオイルであり、分子量は通常500〜60,000、
好ましくは500〜20,000である。これらのもの
において主鎖の末端、および/または側鎖にアミノ基、
水酸基、カルボキシル基などの官能基に変性されていて
もよい。変性の度合い(当量)は500〜20,00
0、好ましくは3,000〜10,000主鎖において
はジメチルポリシロキサン骨格でも、メチルポリシロキ
サン骨格のどちらでもよい。
【0033】(B)は繊維に均一付着させる観点から、
処理浴中でO/W型のエマルションになるものが好まし
い。また(b2)/(b1)は重量比で通常20/1〜
1/1好ましくは15/1〜2/1である。(b2)の
比率が1/1よりも少ないと充分な平滑効果が得られな
い。また(b2)の比率が20/1よりも多いと(B)
のエマルション粒子に充分なイオン性が与えられず、繊
維にエマルション粒子が付着しにくくなる。
【0034】本発明に使用される(B)には、(b1)
や(b2)以外に、必要により他の添加剤(酸化防止
剤、紫外線吸収剤、防腐防かび剤、香料、消泡剤など)
が配合されていてもよい。ただしこれらの添加剤を用い
る場合の添加量は(B)のうちの通常1重量%以下であ
る。
【0035】本発明に使用する(B)の製法としては、
(b1)と(b2)を通常の櫂形攪拌機を備えた乳化
槽に仕込み加熱溶解後均一に配合し、熱水あるいは温湯
を徐々に加えて転相乳化する方法、スパイラル型攪拌
機を有する高粘度乳化槽で熱水あるいは温湯を加え転相
乳化する方法、ホモジナイザーで熱水あるいは温湯を
加え高速攪拌下乳化する方法、エバラマイルダー(荏
原製作所製)等で熱水あるいは温湯を加え連続乳化する
方法、等を例示することができるが、特に限定されな
い。
【0036】本発明に使用されるノニオン系界面活性剤
(C)は、HLB値が10以上のものであり、例えばア
ルキレンオキシド付加型ノニオン系界面活性剤(c)な
どが挙げられる。なお、本発明に使用されるノニオン系
界面活性剤のHLB値はグリフィンの計算式より算出さ
れるものである。
【0037】アルキレンオキシド付加型ノニオン系界面
活性剤(c)は、高級アルコール、高級脂肪酸、アルキ
ルアミン等に直接アルキレンオキシドを付加させるか、
グリコール類にアルキレンオキシドを付加させて得られ
るポリエチレングリコール類に高級脂肪酸などを反応さ
せるか、あるいは多価アルコールに高級脂肪酸を反応し
て得られたエステル化物にアルキレンオキシドを付加さ
せることにより得られる。
【0038】(c)に用いられるアルキレンオキシド
は、エチレンオキシド、プロピレンオキシドおよびブチ
レンオキシドなどが挙げられる。これらのうち好ましい
ものはエチレンオキシド単独またはエチレンオキシドと
プロピレンオキシドを併用してランダム状またはブロッ
ク状に付加物したものである。アルキレンオキシドの付
加モル数としては10〜300モル、好ましくは10〜
200モルである。付加したアルキレンオキシドのうち
エチレンオキシドの含有量60〜100重量%であるこ
とが好ましい。
【0039】(c)のHLB値は、10以上であり、さ
らに好ましくは12以上である。10未満であると
(a)と(b1)との接触による凝集が起こりやすくな
り、繊維に対して付着斑を起こす。
【0040】(c)の具体例としては、例えば高級アル
コールアルキレンオキシド付加物(c1)、ポリオキシ
アルキレン高級脂肪酸エステル(c2)、ポリオキシア
ルキレン多価アルコール高級脂肪酸エステル(c3)、
ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル(c
4)、ポリオキシアルキレンアルキルアミノエーテル
(c5)、ポリオキシアルキレンアルキルアルカノール
アミド(c6)、エチレンオキシドとその他アルキレン
オキシドのブロック共重合物(c7)などが挙げられ
る。
【0041】(c1)を構成する高級アルコールはアル
キル基の炭素数が6〜24、好ましくは8〜22のもの
である。
【0042】(c2)、(c3)、(c6)を構成する
高級脂肪酸は、動植物油から得られた天然油脂由来のも
のが一般的であるが、化学的に合成されたものも使用で
きる。これらのうち好ましいものは炭素数8〜24の飽
和または不飽和の高級脂肪酸である。
【0043】(c3)を構成する多価アルコールとして
は、たとえばグリセリン、トリメチロールプロパン、ペ
ンタエリスリトール、ソルビタン、ソルビトール、ショ
糖、ブドウ糖などが挙げられる。
【0044】(c4)を構成するアルキルフェニル基と
しては、炭素数8〜15のアルキル基を有するモノまた
はジアルキルフェニル基が挙げられる。
【0045】(c5)を構成するアルキルアミノ基とし
ては、炭素数が6〜24の飽和または不飽和アルキル基
を有するモノまたはジアルキルアミノ基が挙げられる。
【0046】(c6)を構成するアルキルアルカノール
アミド基は、アルカノールアミンと高級脂肪酸との脱水
反応によって得られる基である。アルカノールアミンと
しては、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、
モノイソプロパノールアミン等が挙げられる。
【0047】(c7)としては例えばプルロニック型の
もの等が挙げられる。
【0048】本発明において(C)/[(a)+(b
1)]が重量比で通常1/10〜20/10、好ましく
は2/10〜10/10である。(C)の比率が高いと
分散効果が強すぎて(B)のエマルションの粒子が繊維
に付着するのを妨げるため、充分な柔軟平滑効果が得ら
れない。また(C)の比率が低いいと(A)と(B)が
処理浴中においてコンプレックスを起こし凝集物が発生
するため、繊維に均一付着しないばかりか、充分なソー
ピング効果が得られない。なお、HLB値が10未満の
ノニオン系界面活性剤は他の目的のために差し支えのな
い範囲の量で併用してもよい。
【0049】(a)/(b1)は重量比で通常1/10
〜10/1好ましくは1/10〜5/1である。(a)
がこの比率よりも高いとソーピング効果は得られるが充
分な柔軟平滑効果が得られない。逆に低いと柔軟平滑効
果は得られるが充分なソーピング効果が得られない。
【0050】本発明における染色後の繊維を処理する方
法としては、浸漬法等が挙げられる。染色繊維にに付着
させる柔軟平滑剤の量は、通常乾燥した染色繊維100
g当り、固形分換算で通常0.3〜5g、好ましくは
0.5〜3gである。
【0051】本発明における処理浴の作成方法は特に限
定しないが、処理浴に投入する前に(A)と(B)だけ
をあらかじめ混合するとこちらが凝集することがあるた
め好ましくない。処理浴に各薬剤(A)、(B)および
(C)を以下の順序で投入していくことが好ましい。 (1):(A)→(C)→(B) (2):(C)→(A)→(B) しかし(A)→(B)→(C)などは(C)を投入する
前に処理浴中で(A)と(B)との凝集物が発生するこ
とがあるため好ましくはない。なお(A)または(B)
中に(C)が存在する場合、あるいは(A)中と(B)
中に共に(C)が存在する場合には、(A)および
(B)の投入順序は特に限定しない。
【0052】本発明の繊維の処理方法を適用できる繊維
としては、天然繊維(麻、木綿、羊毛、絹など)、再生
繊維(レーヨン、アセテートなど)、合成繊維(ポリエ
ステル、ポリアミド、ポリアクリル、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリビニール、アラミドなど)およびこ
れらの混合繊維が挙げられる。繊維加工品としては、
綿、糸、トウ、トップ、カセ、編織物および不織布が挙
げられる。
【0053】
【実施例】以下実施例により本発明をさらに説明する
が、本発明はこれに限定されるものではない。以下、実
施例中の部は重量部、%は重量%を示す。
【0054】製造例1 下記配合処方の各成分を櫂型攪拌機を有する配合槽に仕
込み、50〜70℃にて加熱下配合し均一とした後、室
温に冷却し淡黄色透明液状の本発明に使用可能なソーピ
ング剤[1]1,000部(不揮発分10%)を得た。 配合処方: オレイン酸ナトリウムNa塩 (100部) 水 (900部)
【0055】製造例2 下記配合処方の各成分を櫂型攪拌機を有する配合槽に仕
込み、50〜70℃にて加熱下配合し均一とした後、室
温に冷却し淡黄色透明液状の本発明に使用可能なソーピ
ング剤[2]1,000部(不揮発分10%)を得た。 配合処方: アルキルベンゼンスルホン酸Na (100部) 水 (900部)
【0056】製造例3 下記配合処方の各成分を櫂型攪拌機を有する配合槽に仕
込み、50〜70℃にて加熱下配合し均一とした後、室
温に冷却し淡黄色透明液状の本発明に使用可能なソーピ
ング剤[3]1,000部(不揮発分10%)を得た。 配合処方: アクリル酸、スチレン、メタクリル酸(モル比3.4:0.6:1.0) 共重合物Na塩(Mw:9500)30%水溶液 (333部) 水 (617部)
【0057】製造例4 下記配合処方の各成分を櫂型攪拌機を有する乳化槽に仕
込み、80〜100℃にて加熱溶解した後、熱水(30
0部:95〜100℃)を徐々に仕込み乳化した。さら
に温湯(445部:65〜70℃)にて希釈し、冷却後
淡黄白色の水性エマルション状の本発明に使用可能なオ
イリング剤[1]1,000部(不揮発分25%)を得
た。 配合処方: パラフィンワックス(融点54℃) (100部) パラフィンワックス(融点80℃) ( 80部) ジエチレントリアミンとステアリン酸(1.3モル) およびベヘニン酸(0.2モル)とのアミドの尿素縮合物 ( 60部) ソルビトールジパルミテ−ト ( 10部) 酢酸 ( 5部)
【0058】製造例5 下記配合処方の各成分を櫂型攪拌機を有する乳化槽に仕
込み、80〜100℃にて加熱溶解した後、熱水(30
0部:95〜100℃)を徐々に仕込み乳化した。さら
に温湯(445部:65〜70℃)にて希釈し、冷却後
白色の水性エマルション状の本発明に使用可能なオイリ
ング剤[2]1,000部(不揮発分25%)を得た。 配合処方: パラフィンワックス(融点54℃) (160部) ポリオキシエチレン(2モル)ジエチレントリアミン とステアリン酸 (1.3モル)およびベヘニン酸 (0.2モル)とのアミドの尿素縮合物 ( 50部) 硬化牛脂 ( 40部) 酢酸 ( 5部)
【0059】製造例6 下記配合処方の各成分を櫂型攪拌機を有する乳化槽に仕
込み、80〜100℃にて加熱溶解した後、熱水(30
0部:95〜100℃)を徐々に仕込み乳化した。さら
に温湯(500部:65〜70℃)にて希釈し、冷却後
半可溶化型の水性エマルション状の本発明に使用可能な
オイリング剤[3]1,000部(不揮発分20%)を
得た。 配合処方: パラフィンワックス(融点60℃) (150部) ジステアリルジメチルアンモニウムクロライド ( 30部) 精製牛脂とペンタエリスリトールのエステル交換物 ( 20部)
【0060】製造例7 下記配合処方の各成分を櫂型攪拌機を有する乳化槽に仕
込み、80〜100℃にて加熱溶解した後、熱水(30
0部:95〜100℃)を徐々に仕込み乳化した。さら
に温湯(500部:65〜70℃)にて希釈し、冷却後
白色の水性エマルション状の本発明に使用可能なオイリ
ング剤[4]1,000部(不揮発分20%)を得た。 配合処方: パラフィンワックス(融点60℃) (150部) ジエチレントリアミンとステアリン酸(1.3モル)およびベヘニン酸 (0.2モル)とのアミドの尿素縮合物のセチルクロライド4級化物 ( 40部) ステアリン酸ジグリセリド ( 10部)
【0061】実施例1〜7 製造例1〜3で得たソ−ピング剤[1]〜[3]および
製造例4〜7で得たオイリング剤[1]〜[4]および
下記ノニオン系界面活性剤[1]および[2]を用い
て、下記の処理条件(1)および(2)にて染料固着剤
未処理染色繊維(素材1)および(素材2)を処理し
た。 ・ノニオン系界面活性剤(エチレンオキシドは「EO」
と略記する) [1]:牛脂アルコールEO18モル付加物 (H
LB値15.1) [2]:ノニルフェノールEO10モル付加物 (H
LB値13.3)
【0062】〔処理方法〕薬剤の種類および量について
は表1に記載する。 処理条件(1):素材1 含水糸(絞り率100%)→浸漬処理(浴比1:10)
→水洗(5分)→絞り(遠心脱水、絞り率100%)→
乾燥(110℃×60分) 浸漬処理条件 40→90℃(昇温速度:5℃/分)、90℃×10分 処理条件(2):素材2 含水糸(絞り率80%)→浸漬処理(浴比1:10)→
水洗(5分)→絞り(遠心脱水、絞り率80%)→乾燥
(80℃×60分) 浸漬処理条件 40→60℃(昇温速度:2℃/分)、60℃×10分 素材1:反応染料〔Sumifix Supra Bl
ue BRF (住友化学株式会社製) 1.0%o.
w.f.〕にて染色した糸(綿100%、40番双糸) 素材2:分散染料〔Sumikaron Orange
SE−RBL(住友化学株式会社製) 1.0%o.
w.f.〕て染色した糸(ポリエステル100%、40
番単糸)
【0063】比較例1〜6 製造例1で得たオイリング剤[1]、製造例4で得たソ
−ピング剤[1]、下記ノニオン系界面活性剤[1]お
よび[3]を用い、比較例1〜5においては、実施例1
に準じた処理方法で、素材1と素材2を処理した。その
時の処理浴の組成を表1に記載する。また比較例6にお
いては、従来から当業者で行われている下記の処理条件
(3)および(4)で処理した。 [1]:牛脂アルコールEO18モル付加物 (H
LB値15.1) [3]:ノニルフェノールEO4.5モル付加物 (H
LB値 9.5)
【0064】〔従来の処理方法〕 処理条件(3):素材1 含水糸(絞り率100%)→ソーピング(浴比1:1
0)→水洗(5分)→オイリング(浴比1:10)→絞
り(遠心脱水、絞り率100%)→乾燥(110℃×6
0分) ソーピング条件 ソーピング剤 :固形分換算0.3g/L ソーピング温度×時間:90℃×10分 オイリング条件 オイリング剤 :固形分換算1.6g/L オイリング温度×時間:40℃×15分 処理条件(4):素材2 含水糸(絞り率80%)→ソーピング(浴比1:10)
→水洗(5分)→オイリング(浴比1:10)→絞り
(遠心脱水、絞り率80%)→乾燥(80℃×60分) ソーピング条件 ソーピング剤 :固形分換算0.3g/L ソーピング温度×時間:60℃×10分 オイリング条件:素材2 オイリング剤 :固形分換算1.6g/L オイリング温度×時間:40℃×15分
【0065】以上実施例1〜7および比較例1〜5につ
いては、処理浴の安定性、処理された繊維の風合い、平
滑性、染色堅牢度を測定した。また従来の処理方法を用
いた比較例6においては、処理された繊維の風合い、平
滑性、染色堅牢度を測定し、その結果を表2に示す。
【0066】
【表1】
【0067】
【表2】
【0068】〔試験方法〕 [処理浴の安定性]各処理液を40℃および90℃で3
0分間温調した後の外観を観察した。判定基準は下記の
通り。 ◎:均一であり変化なし ○:均一であるが若干白濁の度合いが増している △:均一であるが白濁の度合いが増している ×:不均一または凝集物が発生している。 [柔軟性]触感法による。判定基準は下記の通り。 ◎:優れる ○:良好 △:やや劣る ×:不良 [平滑性] 試供糸:実施例1で処理した糸(素材1および2) <測定方法>編成性にて評価した。 編成性試験機;MODEL KS−2型(杉原計器製)
を用い、初荷重2g、糸−金属(18Ga編針)摩擦3
ケ所,糸−糸ヒネリ2回、2ケ所で、20℃、65%R.
H.の条件下で糸速度50m/分で測定した。数値が小
さい程、平滑性が良好なことを示す。 [染色堅牢度] 試験布:実施例および比較例で処理した試験糸を小池製
作所株式会社製一口筒編み機を用いて編地としたもの。
素材1については洗濯堅牢度(JIS L 0844
A法)で評価した。素材2については摩擦堅牢度(JI
S L 0849 湿式および乾式法)
【0069】
【発明の効果】本発明の染色繊維処理方法を用い染料固
着剤未処理繊維にソーピングとオイリングを同一浴でお
こなうことにより、従来の工程を経た加工繊維と同等の
性能を付与でき、さらに工程の時間短縮、加工の際に使
用する水の低減、さらには加熱によるコストも低減でき
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI D06M 15/61 D06M 15/61 23/00 23/00 13/20 13/30

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アニオン系界面活性剤(a)を必須成分と
    するソーピング剤(A)、カチオン系界面活性剤(b
    1)と平滑基剤(b2)を必須成分とするオイリング剤
    (B)およびHLB値が10以上のノニオン系界面活性
    剤(C)を含有し、かつ該(C)/[該(a)+該(b
    1)]が重量比で1/10〜20/10である処理浴を
    用いることを特徴とする染色繊維の処理方法。
  2. 【請求項2】該(a)/該(b1)が重量比で1/10
    〜10/1である請求項1記載の繊維の処理方法。
  3. 【請求項3】該平滑基剤(b2)が、パラフィンワック
    ス(d)、高級脂肪酸エステル(e)、鉱物油(f)お
    よびシリコーンオイル(g)からなる群から選ばれる少
    なくとも一種であり、該(b2)/該(b1)が重量比
    で20/1〜1/1である請求項1または2記載の繊維
    の処理方法。
  4. 【請求項4】該オイリング剤(B)がO/W型エマルシ
    ョンである請求項1〜3いずれか記載の繊維の処理方
    法。
  5. 【請求項5】該アニオン系界面活性剤(a)が、高級脂
    肪酸塩(a1)、高級アルコール硫酸エステル塩(a
    2)、高級アルコールスルホコハク酸エステル塩(a
    3)、アルキルベンゼンスルホン酸塩(a4)、アルキ
    ルナフタレンスルホン酸塩(a5)、α−オレフィンス
    ルホン酸塩(a6)、ナフタレンスルホン酸塩ホルマリ
    ン縮合物(a7)、ポリカルボン酸塩(a8)および高
    級アルコール燐酸エステル塩(a9)からなる群から選
    ばれる少なくとも一種である請求項1〜4いずれか記載
    の繊維の処理方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102277735A (zh) * 2010-06-13 2011-12-14 湖北金叶玉阳化纤有限公司 一种烟用聚乳酸纤维丝束油剂

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102277735A (zh) * 2010-06-13 2011-12-14 湖北金叶玉阳化纤有限公司 一种烟用聚乳酸纤维丝束油剂

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