JP2852407B2 - 高強度ダイヤモンド・金属複合焼結体及びその製造法 - Google Patents

高強度ダイヤモンド・金属複合焼結体及びその製造法

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JP2852407B2
JP2852407B2 JP5226590A JP22659093A JP2852407B2 JP 2852407 B2 JP2852407 B2 JP 2852407B2 JP 5226590 A JP5226590 A JP 5226590A JP 22659093 A JP22659093 A JP 22659093A JP 2852407 B2 JP2852407 B2 JP 2852407B2
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正市 粂
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイヤモンドを含有
し、金属結合材を結合材とする高強度ダイヤモンド・金
属複合焼結体及びその製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】耐摩耗部材や機械部材等の用途で、ダイ
ヤモンドを含有し、金属結合材による高靱性を生かした
緻密で高強度な高強度ダイヤモンド・金属複合焼結体
は、ダイヤモンドがグラファイト相への相転移を防止
し、且つ当該高強度ダイヤモンド・金属複合焼結体を緻
密に強固に焼結するために、ダイヤモンドが熱力学的に
安定な2000MPaを越える超高圧力及び高温度下で製造し
ていた。例えば、T.NOMAらの報告(J. Mater. Scie. 19
(1984) 2319-2322)によれば、ダイヤモンドは、6000MPa
(60kb)、1300℃以上で焼結される。この焼結条件は、極
限状態として大変厳しいもので、例えば、ガードル型或
はベルト型等の超高圧力装置を使用しなければ発生し得
なかった。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】それが為、2000MPa
を越える超高圧力を発生させる、当該ガードル型或はベ
ルト型等の超高圧力装置を使用する制約により、高強度
ダイヤモンド・金属複合焼結体は多量生産が困難で製造
コストが高く、また大型形状品を製造出来なかった。
【0004】しかし、Hallは、ダイヤモンドについて超
高圧力下での実験により、ダイヤモンドが熱力学的には
安定な状態でなくとも熱力学的に準安定である場合、相
転移に要する時間が極めて長いために事実上安定に存在
し、その事実上安定に存在する上限として線を示して
報告している(H.T.Hall, Science, 169 (1970) 868-86
9) 。従ってこれによれば、熱力学的平衡線に対して
安定ではない低圧力・高温度下の条件でも、線を越え
ない温度、例えば圧力が約35kbまでの場合、約1400K(約
1100℃)までであれば、ダイヤモンドが事実上安定に存
在する。
【0005】
【図1】
【0006】つまり、高強度な金属結合材とダイヤモン
ドによる、高強度ダイヤモンド・金属複合焼結体を焼結
するときに、少なくとも高強度な金属結合材の緻密化を
促進することにのみ効果のある圧力を作用すれば、高強
度ダイヤモンド・金属複合焼結体の製造が可能であり、
2000MPa未満の比較的緩い超高圧力を作用可能の超高圧
力装置、例えば、ピストン・シリンダー(PC)型超高圧
力装置、又は公知の技術として1000MPaまで加圧が可能
な超高圧HIP装置、或は当該超高圧HIP装置を除く
熱間静水圧加圧(HIP:HotIsostatic
Press)装置、若しくはホットプレス(HP:Hot
Press)装置を使用することが可能となる。
【0007】従って、例えば当該PC型超高圧力装置、
又は超高圧HIP装置、或は当該超高圧HIP装置を除
くHIP装置、若しくはHP装置を使用して充分に緻密
に焼結可能で且つ高強度な金属結合材が探索されれば、
当該PC型超高圧力装置、又は超高圧HIP装置、或は
当該超高圧HIP装置を除くHIP装置、若しくはHP
装置により、前記ガードル型やベルト型等の、2000
MPaを越える超高圧力を発生させる超高圧力装置の場
合と異なり、多量生産が容易で、且つ大型形状の焼結体
を製造可能なため、上記欠点が解決される。しかしなが
ら、焼結過程の温度圧力下で、金属単体で、若しくは当
該金属と外の物質との反応などで液相を生成する結合材
では、高強度なダイヤモンド・金属複合焼結体が望めな
い。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、2000MPa未満
の比較的緩い超高圧力を作用可能のPC型超高圧力装
置、又は1000MPaまで加圧が可能の超高圧HIP装置、
或は当該超高圧HIP装置を除くHIP装置、若しくは
HP装置を使用して、各々の焼結環境下において、ダイ
ヤモンドが事実上安定な状態で存在する温度を実験的に
検討し、同時に当該温度下で緻密で高強度に焼結可能な
金属結合材として適用可能な当該結合材及びその強度に
ついて鋭意研究を行った結果、ダイヤモンド粉体が体積
で1%〜90%と、残部が、圧力が2000MPa未満で1850℃を越
えない温度で焼結してなることにより室温強度100MPa以
上の高強度な金属結合材が体積で99%〜10%とを混合して
なる混合物をその儘又は成形後、圧力が2000MPa未満で
温度が1850℃を越えない、ダイヤモンドが熱力学的に安
定ではないが準安定な圧力・温度の焼結条件において固
相で適宜時間焼結することを特徴とする、高強度ダイヤ
モンド・金属複合焼結体の製造法、又は当該高強度ダイ
ヤモンド・金属複合焼結体の製造法により製造すること
を特徴とする、高強度ダイヤモンド・金属複合焼結体を
発明したものであり、これらを提供するものである。
【0009】手段の説明 ダイヤモンド原料 本発明の原料粉体としてのダイヤモンドは、天然品或は
合成品の何れでも差し支えない。当該ダイヤモンドの粒
子サイズは、特別な制限はなく、当該原料として製造可
能な範囲で、焼結後の製品としての用途に適したサイズ
とするが、機械部材用としては粒径10μm以下が好適
である。更に高強度や高靱性を必要とする部材としては
粒径5μm以下が好適である。天然品の場合は、超高純
度のものを選択できるので好適である。ダイヤモンドが
合成品の場合は、これらのグラファイト相への相転移を
抑止するため、合成時に触媒として使用された物質を可
能な限り取り除いたものが好適である。合成品で最も好
適な例として、例えば物理蒸着法(PVD法)或は化学
蒸着法(CVD法)による、気相を介して合成される超
高純度なダイヤモンドが選択可能である。薄膜状に合成
される場合は、不純物による汚染に注意しながら、粉砕
して使用する。粒状、或は粉体状に合成される場合はそ
の儘使用可能である。これ以外の高純度な例として単結
晶からなるものが選択可能である。或は積極的に不純物
を除去してなるダイヤモンド粉体も選択出来る。尚、原
料となるダイヤモンド原料粉体の粒子に溶融塩を用いる
浸漬法(例えば、特開平2−252660号公報に記載
の溶融塩浸漬法)により、浸漬法に由来する被覆物質で
一層以上被覆すると、浸漬法に由来する被覆物質がダイ
ヤモンド粉体の粒子の一個一個の表面に緻密な硬質膜と
して被覆される。より具体的には、当該特開平2−25
2660号公報第2頁左下段第19行〜同頁右下段第1
0行に、「この手段によれば、特定の浸漬浴を利用する
ことによって難焼結性粉末の表面で不均化反応により被
覆用金属組成成分が反応して、金属炭化物の形成、また
その粉末表面において置換反応を起こし、金属窒化物、
金属硼化物の形成を生じさせる。例えばダイヤモンドの
場合、金属組成成分が反応する。そして硬質BN、Si
、ZrB 、SiC粉末の場合、置換反応が起こ
る。そのため、難焼結性粉末の表面に非晶質に近く(結
晶性が悪く、例えばX線回折法で800 以下)活性に
富んだ金属炭化物、窒化物、硼化物が均一かつ微細なも
のとして存在する。 ・・・(以降略)」、のであり、同
公報第3頁左下段第20行〜同頁右下段第3行に、
「(前略)・・・この金属成分としては、周期律表4A
族(Ti、Zr、Hf)、5A族(V、Nb、Ta)、
6A族(Cr、Mo、W)の遷移金属が好ましい。」と
記述してあるように、炭化物が均一かつ微細に被覆され
るので、当該被覆されたダイヤモンド粉体の粒子は、
囲気から完全に隔離できる。従って、当該ダイヤモンド
と反応性が高い或はダイヤモンドに対して触媒作用が強
いために適用困難な物質を、金属結合材及び/又は繊維
状物質として選択可能となり、本発明の高強度ダイヤモ
ンド・金属複合焼結体に使用できる金属結合材や繊維状
物質の適用範囲が飛躍的に広がり好適である。
【0010】金属結合材 一方、本発明の高強度ダイヤモンド・金属複合焼結体及
びその製造方法に係る金属結合材としては、圧力が20
00MPa未満で1850℃を越えない温度で固相で焼
結してなることにより、室温強度が100MPa以上に
高強度な金属結合材であって、主たる構成がNi、G
e、Si、Ga、Al、Pt、Sn、Sb、Co、T
i、Pd、Pb、Fe、Zr、In、Cr、Mn、V、
Cu、Auの一種以上からなるLl 型、Ll型、D
19型及び/又はDO22型金属間化合物の選択され
た一種類以上でなる当該金属結合材が選択される。好適
には更に、圧力が2000MPa未満で1850℃を越
えない温度で固相で焼結してなる焼結条件下、ダイヤモ
ンドをグラファイト型相に相転移を促進しない当該金属
結合材が選択される。或は、圧力が2000MPa未満
で1850℃を越えない温度で固相で焼結してなること
により、ダイヤモンドの一部と反応してなる反応生成物
を含む室温強度100MPa以上に高硬度な金属結合材
でなる当該金属結合材が選択される。より好ましくは、
当該金属結合材が、圧力が2000MPa未満で185
0℃を越えない温度で固相で焼結してなることにより、
当該金属結合材の強度が温度と正の相関を有する正の温
度依存性を有する、及び/又は300℃乃至1000℃
の内の選択された一種類以上の高温における高温強度が
50MPaの高強度な、及び/又はビッカース硬度は1
50以上の高硬度な、及び/又はLl型、Ll型、
DO19型、DO22型金属間化合物の選択された一種
類以上を含む当該金属結合材が選択される。具体的に
は、圧力が2000MPa未満で1850℃を越えない
温度で固相で焼結してなることにより室温強度100M
Paの高強度な金属結合材が、周期律表第1a、1b、
2a、2b、3a、3b、4a、4b、5a、5b、6
a、6b、7a、8族金属、希土類族金属の一種類以上
を含む金属間化合物の選択された一種類以上を含むもの
が選択される。より具体的には、例えば圧力が2000
MPa未満で1850℃を越えない温度で固相で焼結し
てなることにより室温強度100MPaの高強度な金属
結合材が、NiGe、NiSi、NiGa、Ni
Al、PtSn、PtSb、CoTi、Pd
Ti、PtTi、PtGa、PtAl、Pd
b、FeGa、ZrAl、Zr In、Pt
r、PtMn、PtV、PdMn、CuAu、
CuPt、CuPd、TiAl、TiAl、Ti
Alの選択された一種類以上を含んでなるものが選択
できる。ここで金属間化合物の結晶構造と組成の関係を
説明すると、NiGe、NiSi、NiGa、N
Al、PtSn、PtSb、CoTi、Pd
Ti、PtTi、PtGa、PtAl、Pd
Pb、Fe Ga、ZrAl、ZrIn、Pt
Cr、PtMn、PtV、PdMn、CuAu
はLl型に、TiAlはLl型に、TiAlはD
19型に、CuPt、CuPd、TiAlはD
22型に属する。尚、当該金属結合材は、圧力が20
00MPa未満で1850℃を越えない温度のダイヤモ
ンドが熱力学的に安定ではないが準安定な圧力・温度の
固相焼結の条件において、触媒作用のない物質が本発明
の高強度ダイヤモンド・金属複合焼結体に適用可能であ
る。
【0011】繊維状物質 本発明に係る金属結合材が、短径が500μm以下で当該短
径に対する長径との比が2以上でなる形状の金属又は化
合物の一種類以上からなる繊維状物質を含むと本発明の
高強度ダイヤモンド・金属複合焼結体のより一層の高靱
性化が期待できて好適である。本発明において、短径が
500μm以下で当該短径に対する長径との比が2以上でな
る形状の棒状物質及び/又は融解紡糸して繊維形状にす
る連続繊維でなる長繊維及び/又は結晶自体が繊維形状
をとる自形繊維でなる短繊維及び/又は一方向に結晶成
長させて繊維形状にしてなるウィスカー(wisker)からな
る。当該ウィスカー(ヒゲ結晶)は、その形成において
は、相変化や体積全体に及ぼす化学反応という現象は起
こらないものと定義されている真性のウィスカー及び/
又は相変化とか体積全体に及ぶ化学変化によって生成す
る結晶の一つの結晶面のみを成長させることにより、長
い針状晶となった単結晶を指す広義のウィスカー及び/
又は断面積が8×10-5in2以下で、長さが平均直径の10倍
以上の単結晶であるウィスカーからなる。
【0012】前記繊維状物質として、周期律表第1b、2
a、3a、4a、5a、6a、7a、8 族金属、希土類金属、B 、S
i、Al、又はこれらの内の一種類以上を含む化合物の一
種類以上からなる、短径が500μm以下で当該短径に対す
る長径との比が2以上でなる形状の繊維状物質を用い
る。化合物では、より具体的には、周期律表第1b、2a、
3a、4a、5a、6a、7a、8 族金属、希土類金属、B 、Si、
Alの酸化物、窒化物、炭化物、酸窒化物、酸炭化物、炭
窒化物、酸炭窒化物、硼化物、珪化物の一種類以上を含
んでなる、短径が500μm以下で当該短径に対する長径と
の比が2以上でなる形状の繊維状物質を使用する。好適
には、例えば、Ta、Zr、Cr、Si、C 、W 、B、Mo、Nb、V
、Al2O3 、Fe2C、B4C 、SiC 、TiC 、Fe3C、Ta2C、Nb2
C、Si3N4、Cr2N、AlN 、Si2ON2、TiN の一種類以上から
なる、短径が500μm以下で当該短径に対する長径との比
が2以上でなる形状の繊維状物質が選択される。当該繊
維状物質は、金属結合材よりも融点が高く、且つ圧力が
2000MPa未満で1850℃を越えない温度のダイヤモンドが
熱力学的に安定ではないが準安定な圧力・温度の固相焼
結の条件において、触媒作用のない物質が本発明の高強
度ダイヤモンド・金属複合焼結体に適用可能である。
【0013】温度の上限 特に高純度のダイヤモンド、例えば高品位の天然ダイヤ
モンドや合成品では、PVD法或はCVD法による、気
相を介して合成される超高純度のダイヤモンド、或は長
時間かけて超高圧合成した超高純度のダイヤモンドを用
いれば、圧力を伝達可能なカプセルに脱気封入して超高
圧HIP焼結又はHIP焼結を行うか或は真空若しくは
不活性ガス中でHP焼結を行うことにより、熱力学的に
安定な状態ではなくとも、前記Hallの報告の1100℃より
も遥かに高い1850℃までダイヤモンドが現実上安定に存
在する。しかし、1850℃を越えると短時間でグラファイ
ト相に相転移する。一般には、合成ダイヤモンドの場合
に合成用の触媒等が不純物として残留することがある。
しかし、積極的に不純物を除去してなる高純度のダイヤ
モンドからなるものを用いれば、天然品、合成品の何れ
も同様の焼結方法により、1700℃までダイヤモンドが存
在する。或は、公知のダイヤモンドで微粒子を含まな
い、好適には3μm以上のダイヤモンドを用いれば、同様
の焼結方法により、1600℃まで、天然品、合成品の何れ
もダイヤモンドが存在する。若しくは、公知の比較的高
純度のダイヤモンドの場合は、天然品、合成品の何れも
同様の焼結方法により、1500℃までダイヤモンドが存在
する。しかし、公知の一般的な合成ダイヤモンドの場合
は、1400℃までが好適である。
【0014】従って、焼結温度の上限は1850℃である。
尚前記の通り、使用するダイヤモンドが熱力学的に安定
な状態でなくて事実上安定に存在する温度は、使用する
ダイヤモンドの品質により異なるので、ダイヤモンド原
料の品質に応じた焼結温度を設定する必要がある。前記
ダイヤモンドの原料の品質に応じた温度に近い焼結温度
を設定する必要がある場合は、綿密に当該焼結温度を制
御する必要がある。
【0015】圧力の範囲 本発明は、前記のように、2000MPa 未満の比較的緩い超
高圧力を作用可能のPC型超高圧力装置、又は超高圧H
IP装置、或は当該超高圧HIP装置を除くHIP装
置、若しくはHP装置を使用した高強度ダイヤモンド・
金属複合焼結体の製造に関して、焼結温度の上限が1850
℃であることと、当該焼結温度範囲で、前記結合材の適
用条件を明らかにし、且つ、ダイヤモンドが熱力学的に
安定な状態となるための圧力を作用させることを必要と
していないということを明示するものである。
【0016】従って、PC型超高圧力装置を使用する場
合は、圧力は2000MPa未満を適用しても差し支えない
が、当該PC型超高圧力装置の耐久性を考慮すると1500
MPaを越えないことが好ましい。圧力発生に関する公知
の技術としては、超高圧HIP装置の場合1000MPaまで
HIP圧力を作用可能であり、当該超高圧HIP装置を
除くHIP装置及びHP装置の場合は、200MPaまでそれ
ぞれ作用可能である。尚、超高圧HIP焼結又はHIP
焼結を行うに際して、圧力を伝達可能なカプセルに脱気
封入すると、当該超高圧HIP装置又はHIP装置の圧
力を高強度ダイヤモンド・金属複合焼結体により確実に
作用できて好適である。当該カプセルとしては、ガラス
カプセルや金属カプセル等の公知のカプセルが選択可能
である。
【0017】以上の方法により焼結せしめてなる金属結
合材による高靱性な高強度ダイヤモンド・金属複合焼結
体は、高強度な耐摩耗部材や機械部材としては好適には
ビッカース硬度が500以上の、より苛酷な使用条件に供
する高強度な耐摩耗部材や機械部材には、より好適な例
としてビッカース硬度が1000以上の高硬度な高強度ダイ
ヤモンド・金属複合焼結体を製造できる。
【0018】以下、本発明の高強度ダイヤモンド・金属
複合焼結体及びその製造法を実施例により説明する。
【0019】
【実施例】
実施例1 ダイヤモンド粉体粒子として天然のダイヤモンド粉体粒
子、金属結合材の原料としてNi3Al粉体粒子とを用いた
高強度ダイヤモンド・金属複合焼結体及びその製造法を
例に、更に詳しく説明する。
【0020】ダイヤモンド粉体粒子(粒径4〜8μm)を体
積で40%、Ni3Al粉体粒子を体積で60%をアセトン中湿式
で2時間混合した。その後、10-6torr、200℃で当該混
合粉体を真空乾燥した。
【0021】次いで、直径16mm、厚さ5mmの円盤状に型
押し成形し、当該成形体を、hBN粉体を充填したパイレ
ックスガラス製のカプセルに配置し、10-6torr、400
℃、12時間脱気後封入封した。
【0022】当該カプセルをアルゴンガスを圧力媒体と
するHIP装置に配置し、焼結温度1100℃、焼結圧力15
0MPaで3時間保持して焼結した。しかる後、炉冷し、圧
力を開放して、焼結体を取り出した。
【0023】焼結体は、密度が測定誤差範囲内で100%で
大変緻密であり、また室温の圧縮強度は約450MPaでこの
600℃における圧縮強度は500MPaであった。またビッカ
ース微小硬度は、Hv(0.5/10):約1100と大変高硬度であ
った。
【0024】X線回折により実施例1の焼結体の結晶相
を調べたところ、ダイヤモンド及びNi3Al以外の回折ピ
ークは認められなかった。
【0025】実施例2 ダイヤモンド粉体粒子として天然のダイヤモンド粉体粒
子(粒径4〜8μm)を体積で40%、金属結合材の原料粉体と
して、NiAl粉体粒子を体積で60%をアセトン中湿式で2
時間混合した。その後、10-6torr、200℃で当該混合粉
体を真空乾燥した。
【0026】次いで、直径16mm、厚さ5mmの円盤状に型
押し成形し、当該成形体を、hBN粉体を充填したステン
レス箔製のカプセルに配置し、10-6torr、200℃、12時
間脱気後封入封した。
【0027】当該カプセルをアルゴンガスを圧力媒体と
するHIP装置に配置し、焼結温度1100℃、焼結圧力15
0MPaで3時間保持して焼結した。しかる後、炉冷し、圧
力を開放して、焼結体を取り出した。
【0028】焼結体は、密度が測定誤差範囲内で100%で
大変緻密であり、また室温の圧縮強度は約450MPaでこの
600℃における圧縮強度は300MPaであった。またビッカ
ース微小硬度は、Hv(0.5/10):約1000と大変高硬度であ
った。
【0029】X線回折により実施例2の焼結体の結晶相
を調べたところ、ダイヤモンド及びNiAl以外の回折ピー
クは認められなかった。
【0030】実施例3 ダイヤモンド粉体粒子として天然のダイヤモンド粉体粒
子、金属結合材の原料としてNi3Al粉体粒子、繊維状物
質として炭化珪素製ウィスカーとを用いた高強度ダイヤ
モンド・金属複合焼結体及びその製造法を例に、更に詳
しく説明する。
【0031】ダイヤモンド粉体粒子(粒径4〜8μm)を体
積で36%、Ni3Al粉体粒子を体積で54%、炭化珪素製ウィ
スカー(SiC:短径0.5μm、平均長さ30μm)を体積で10%を
アセトン中湿式で2時間混合した。その後、10-6torr、
200℃で当該混合粉体を真空乾燥した。
【0032】次いで、直径16mm、厚さ5mm の円盤状に型
押し成形し、当該成形体を、hBN粉体を充填したパイレ
ックスガラス製のカプセルに配置し、10-6torr、400
℃、12時間脱気後封入封した。
【0033】当該カプセルをアルゴンガスを圧力媒体と
するHIP装置に配置し、焼結温度1100℃、焼結圧力15
0MPaで3時間保持して焼結した。しかる後、炉冷し、圧
力を開放して、焼結体を取り出した。
【0034】焼結体は、密度が測定誤差範囲内で100%で
大変緻密であり、また室温の圧縮強度は約550MPaでこの
600℃における圧縮強度は600MPaであった。またビッカ
ース微小硬度は、Hv(0.5/10):約1150と大変高硬度であ
った。
【0035】X線回折により実施例3の焼結体の結晶相
を調べたところ、ダイヤモンド、SiC及びNi3Al以外の回
折ピークは認められなかった。
【0036】実施例4 ダイヤモンド粉体粒子として天然のダイヤモンド粉体粒
子を用い、当該ダイヤモンド粉体粒子の表面に、炭化チ
タン(TiC)をダイヤモンドに対し、外部添加による添加
量が体積で約10%を溶融塩を用いる浸漬法により被覆し
た。金属結合材の原料としてTiAl粉体粒子とを用いた高
強度ダイヤモンド・金属複合焼結体及びその製造法を例
に、更に詳しく説明する。
【0037】ダイヤモンド粉体粒子(粒径4〜8μm)の表
面に、炭化チタン(TiC)を外部添加による添加量が体積
で約10%を溶融塩を用いる浸漬法により被覆してなるダ
イヤモンド粉体粒子を体積で44%、TiAl粉体粒子をアセ
トン中湿式で2時間混合した。その後、10-6torr、200
℃で当該混合粉体を真空乾燥した。
【0038】次いで、直径16mm、厚さ5mm の円盤状に型
押し成形し、当該成形体を、hBN粉体を充填したパイレ
ックスガラス製のカプセルに配置し、10-6torr、400
℃、12時間脱気後封入封した。
【0039】当該カプセルをアルゴンガスを圧力媒体と
するHIP装置に配置し、焼結温度1100℃、焼結圧力15
0MPaで3時間保持して焼結した。しかる後、炉冷し、圧
力を開放して、焼結体を取り出した。
【0040】焼結体は、密度が測定誤差範囲内で100%で
大変緻密であり、また室温の圧縮強度は約2500MPaでこ
の700℃における圧縮強度は350MPaであった。またビッ
カース微小硬度は、Hv(0.5/10):約650と大変高硬度であ
った。
【0041】X線回折により実施例4の焼結体の結晶相
を調べたところ、ダイヤモンド、TiC及びTiAl以外の回
折ピークは認められなかった。
【0042】
【発明の効果】本発明の高強度ダイヤモンド・金属複合
焼結体及びその製造法は、ダイヤモンド粉体が体積で1%
〜90%と、残部が、圧力が2000MPa未満で1850℃を越えな
い温度で焼結してなることにより室温強度100MPa以上の
高強度な金属結合材でなる当該金属結合材の原料を体積
で99%〜10%とを混合してなる混合物を、その儘又は成形
後、圧力が2000MPa未満で温度が1850℃を越えない、ダ
イヤモンドが熱力学的に安定ではないが準安定な圧力・
温度の焼結条件において固相で適宜時間焼結する高強度
ダイヤモンド・金属複合焼結体の製造法、又は、当該高
強度ダイヤモンド・金属複合焼結体の製造法により製造
することを特徴とする高強度ダイヤモンド・金属複合焼
結体を提供するものであり、実質的にグラファイト型相
を含まない、金属結合材による高靱性で高強度な、高強
度ダイヤモンド・金属複合焼結体が製造できるので、20
00MPaを越える超高圧力を発生するための超高圧力発生
装置を使用する制約上の欠点が解消される。特に、超高
圧HIP装置或は当該超高圧HIP装置を除くHIP装
置を使用する場合は、更に複雑形状の焼結体の製造も可
能である等、本発明は工業生産上のメリットが頗る大き
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】ダイヤモンドの安定な領域を示す圧力・温度線
図である。
【符号の説明】 ダイヤモンドの熱力学的平衡線 Hallの報告によるダイヤモンドが事実上安定に存在
する線

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイヤモンド粉体が体積で1%〜90%
    と、残部が、圧力が2000MPa未満で1850℃を
    越えない温度で固相で焼結してなることにより室温強度
    100MPa以上の高強度な金属結合材であって、主た
    る構成がNi、Ge、Si、Ga、Al、Pt、Sn、
    Sb、Co、Ti、Pd、Pb、Fe、Zr、In、C
    r、Mn、V、Cu、Auの一種以上からなるL1
    型、L1型、DO19型及び/又はDO22型金属
    間化合物の選択された一種類以上でなる当該金属結合材
    の原料を体積で99%〜10%とを混合してなる混合物
    を、その侭又は成形後、圧力が2000MPa未満で温
    度が1850℃を越えない、ダイヤモンドが熱力学的に
    安定ではないが準安定な圧力・温度の焼結条件において
    固相で適宜時間焼結することを特徴とする、高強度ダイ
    ヤモンド・金属複合焼結体の製造法。
  2. 【請求項2】 前記圧力が2000MPa未満で185
    0℃を越えない温度で固相で焼結してなることにより室
    温強度100MPa以上の高強度な金属結合材が、前記
    ダイヤモンドをグラファイト型相に相転移を促進しない
    金属結合材であることを特徴とする請求項1に記載の高
    強度ダイヤモンド・金属複合焼結体の製造法。
  3. 【請求項3】 前記圧力が2000MPa未満で185
    0℃を越えない温度で固相で焼結してなることにより室
    温強度100MPa以上の高強度な金属結合材が、50
    0℃乃至1000℃の内の選択された一種類以上の高温
    において高温強度が50MPa以上の金属結合材である
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の高強度
    ダイヤモンド・金属複合焼結体の製造法。
  4. 【請求項4】 前記圧力が2000MPa未満で185
    0℃を越えない温度で固相で焼結してなることにより室
    温強度100MPa以上の高強度な金属結合材が、ビッ
    カース硬度が150以上の金属結合材であることを特徴
    とする請求項1、請求項2又は請求項3に記載の高強度
    ダイヤモンド・金属複合焼結体の製造法。
  5. 【請求項5】 前記圧力が2000MPa未満で185
    0℃を越えない温度で固相で焼結してなることにより常
    温強度100MPaの高強度な金属結合材が、当該結合
    材の強度が正の温度依存性を有する金属結合材の選択さ
    れた一種類以上を含んでなることを特徴とする請求項
    1、請求項2、請求項3又は請求項4に記載の高強度ダ
    イヤモンド・金属複合焼結体の製造法。
  6. 【請求項6】 前記圧力が2000MPa未満で185
    0℃を越えない温度で固相で焼結してなることにより常
    温強度100MPaの高強度な金属結合材が、Ni
    Ge、Ni Si、NiGa、NiAl、pt
    Sn、ptSb、CoTi、PdTi、Pt
    i、PtGa、PtAl、PdPb、Fe
    a、ZrAl、ZrIn、PtCr、Pt
    n、PtV、PdMn、CuAu、CuPt、
    CuPd、TiAl、TiAl、TiAlの選択
    された一種類以上でなることを特徴とする請求項1、請
    求項2、請求項3、請求項4又は請求項5に記載の高強
    度ダイヤモンド・金属複合焼結体の製造法。
  7. 【請求項7】 前記圧力が2000MPa未満で185
    0℃を越えない温度で固相で焼結してなることにより常
    温強度100MPaの高強度な金属結合材が、短径が5
    00μm以下で当該短径に対する長径との比が2以上で
    なる形状の金属又は化合物の一種類以上からなる繊維状
    物質を含んでなることを特徴とする請求項1、請求項
    2、請求項3、請求項4、請求項5又は請求項6に記載
    の高強度ダイヤモンド・金属複合焼結体の製造法。
  8. 【請求項8】 前記短径が500μm以下で当該短径に
    対する長径との比が2以上でなる形状の繊維状物質が、
    周期律表第1b、2a、3a、4a、5a、6a、7
    a、8族金属、希土類金属、B、Si、Al、又はこれ
    らの内の一種類以上を含む化合物の一種類以上からなる
    短径が500μm以下で当該短径に対する長径との比が
    2以上でなる形状の繊維状物質でなることを特徴とする
    請求項7に記載の高強度ダイヤモンド・金属複合焼結体
    の製造法。
  9. 【請求項9】 前記短径が500μm以下で当該短径に
    対する長径との比が2以上でなる形状の繊維状物質が、
    周期律表第1b、2a、3a、4a、5a、6a、7
    a、8族金属、希土類金属、B、Si、Alの酸化物、
    窒化物、炭化物、酸窒化物、酸炭化物、炭窒化物、酸炭
    窒化物、硼化物、珪化物の一種類以上を含んでなる短径
    が500μm以下で当該短径に対する長径との比が2以
    上でなる形状の繊維状物質でなることを特徴とする請求
    項7又は請求項8に記載の高強度ダイヤモンド・金属複
    合焼結体の製造法。
  10. 【請求項10】 前記短径が500μm以下で当該短径
    に対する長径との比が2以上でなる形状の繊維状物質
    が、SiC、TiC、BC、Si、AlN、T
    iN、Al、C、W、B、Mo、Nb、Ta、
    V、Zrの一種類以上からなる短径が500μm以下
    で、当該短径に対する長径との比が2以上でなる形状の
    繊維状物質でなることを特徴とする請求項7、請求項8
    又は請求項9に記載の高強度ダイヤモンド・金属複合焼
    結体の製造法。
  11. 【請求項11】 前記ダイヤモンド粉体の粒子が、溶融
    塩を用いる浸漬法により、周期律表4A族(Ti)Z
    r、Hf)、5A族(V、Nb、Ta)又は6A族(C
    r、Mo、W)の選択された一種類以上からなる遷移金
    属の窒化物、硼化物からなる被覆物質を一層以上被覆さ
    れたダイヤモンド粉体の粒子であることを特徴とする請
    求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請
    求項6、請求項7、請求項8、請求項9又は請求項10
    に記載の高強度ダイヤモンド・金属複合焼結体の製造
    法。
  12. 【請求項12】 前記高強度ダイヤモンド・金属複合焼
    結体が、圧力が2000MPa未満で1850℃を越え
    ない温度で固相で焼結してなることにより密度が95%
    以上の緻密な高強度ダイヤモンド・金属複合焼結体であ
    ることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請
    求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請
    求項9、請求項10又は請求項11に記載の高強度ダイ
    ヤモンド・金属複合焼結体の製造法。
  13. 【請求項13】 請求項1、請求項2、請求項3、請求
    項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求
    項9、請求項10、請求項11又は請求項12に記載の
    高強度ダイヤモンド・金属複合焼結体の製造法により製
    造したことを特徴とする高強度ダイヤモンド・金属複合
    焼結体。
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