JP2852059B2 - 車輌制御用アナログ/デジタル変換装置 - Google Patents

車輌制御用アナログ/デジタル変換装置

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JP2852059B2 JP1012844A JP1284489A JP2852059B2 JP 2852059 B2 JP2852059 B2 JP 2852059B2 JP 1012844 A JP1012844 A JP 1012844A JP 1284489 A JP1284489 A JP 1284489A JP 2852059 B2 JP2852059 B2 JP 2852059B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、アナログ信号をデジタル信号に変換する際
に、ノイズの影響を除去する車輌制御用アナログ/デジ
タル変化装置に関する。
[従来の技術と発明が解決しようとする課題] 従来、自動車などの車輌制御、例えばエンジンの電子
制御においては、運転状態を検出する各種センサ類から
の信号、すなわち、クランク角センサ、車速センサなど
のデジタル信号、及び、吸入空気量センサ、スロットル
ポジションセンサ、冷却水温センサなどのアナログ信号
を制御装置に取込んで各種演算処理を行い、空燃比、点
火時期などを制御している。上記アナログ信号は、上記
制御装置を構成するマイクロコンピュータなどでは直接
扱うことができないため、デジタル信号に変換する必要
があり、正確な制御を行うためには、高精度のアナログ
/デジタル(A/D)変換が不可欠なものとなっている。
上記A/D変換を高精度に行う先行技術は、例えば特開
昭59−49351号公報に開示されており、この先行例にお
いては、エンジン運転条件を検知するアナログセンサ群
からの運転条件アナログ信号に対するA/D変換処理に先
立って、少なくともエンジン制御開始時に、オフセット
電位に対するA/D変換処理及び基準電位に対するA/D変換
処理を順次行い、以後当該オフセット電位のA/D変換値
と当該基準電位のA/D変換値とに基づいて補正係数を算
出すると共に、当該補正係数を基に、上記アナログセン
サ群からの運転条件アナログ信号に対するA/D変換処理
によるA/D変換値を補正するようにしている。
しかしながら、自動車などの車輌における環境下で
は、種々の電気的ノイズ、すなわち、 接点類の開閉によるスパークノイズ、 パワートランジスタのオン、オフにともなうスイッチ
ングノイズ、 点火系のスパークノイズ、 モータのブラシから発生するノイズ、 スタータ電流、オイルネータの電流などから 発生する外部磁界の電磁誘導によるノズル、など、比
較的尖頭値の大きな種々のノイズが存在し、上記先行例
においては、これらのノイズによる影響を排除すること
は困難であり、上記ノイズの混入したアナログ信号をA/
D変換すると誤差を生じ、燃料噴射系、あるいは点火系
などに誤動作を生じて、エンジン出力の低下、排出ガス
浄化率の低下、燃料消費率の悪化などを招くという問題
があった。
周知の如く、一般にアナログ信号のA/D変換処理に際
しては、フィルタなどを介してアナログ信号に混入した
ノイズを除去し、正確なA/D変換値が得られるようにし
ているが、上記吸入空気量センサ、スロットルポジショ
ンセンサ、冷却水温センサなどのアナログセンサ群から
のアナログ信号に混入したノイズを上記フィルタを介し
て除去する場合、自動車などの環境下において発生する
上述のノイズは比較的尖頭値が大きいため、上記フィル
タの時定数をある程度大きくせねばならない。その結
果、上記アナログセンサ群からのアナログ信号に対する
応答性が遅くなって信号波形が変化してしまい、そのA/
D変換値が本来の値とは異なったものとなり、制御系に
誤動作を生じる。また、上述のノイズの影響を除去する
ため、ハードロジックなどを付加することは、必然的に
コスト上昇を招く。
すなわち、自動車などの車輌のようにノイズの多い環
境下においては、応答性の低下、コスト上昇などを招く
ことなく正確なA/D変換値を得ることは極めて困難であ
った。
[発明の目的] 本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、アナロ
グ信号に対する応答性を低下させるとなくノイズなどの
影響を排除して正確なアナログ/デジタル変換値を得る
ことができ、しかも安価に構成できる車輌制御用アナロ
グ/デジタル変換装置を提供することを目的としてい
る。
[課題を解決するための手段及び作用] 本発明による車輌制御用アナログ/デジタル変換装置
は、車輌の運転状態を検出するアナログセンサからの信
号を、1回の入力タイミングで得られるデータ群に含ま
れる異常値が1個以下となるよう、発生するノイズの特
性及び装置の処理特性の基づき設定された回数だけアナ
ログ/デジタル変換する入力手段と、上記入力手段で変
換された複数のアナログ/デジタル変換値のデータ間の
差から、差分の少ない一群のデータを選択するデータ選
択手段と、上記データ選択手段で選択した一群のデータ
の平均値を求め、この平均値を入力データとする入力デ
ータ算出手段と、を備えたことを特徴とする。
すなわち、アナログセンサからの信号をアナログ/デ
ジタル変換する際、1回の入力タイミングで得られるデ
ータ群に含まれる異常値が1個以下となるよう、発生す
るノイズの特性及び装置の処理特性に基づき設定された
回数だけアナログ/デジタル変換を行い、このアナログ
/デジタル変換で得られた変換値のデータ間の差から、
差分の少ない一群のデータを選択し、この一群のデータ
を平均化し、その平均値を入力データとする。
[発明の実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は車輌制御用
アナログ/デジタル変換装置の機能ブロック図、第2図
はエンジン制御系の概略図、第3図は入力信号のタイム
チャート、第4図はアナログ信号の入力処理手順を示す
フローチャートである。
(エンジン制御系の構成) 第2図において、符号1はエンジン本体で、図におい
ては水平対向4気筒型エンジンを示す。このエンジン本
体1のシリンダヘッド2に形成された吸気ポート2a、排
気ポート2bには、インテークマニホルド3、エキゾース
トマニホルド4が各々連設されており、さらに、上記シ
リンダンヘッド2には、その発火部を燃焼室1aに露呈す
る点火プラグ5が装着されている。
また、上記インテークマニホルド3の上流側にエアチ
ャンバ6を介してスロットルチャンバ7が連通され、こ
のスロットルチャンバ7の上流側が吸入管8を介してエ
アクリーナ9に連通されている。
さらに、上記吸入管8の上記エアクリーナ9の直下流
に吸入空気量センサ(図においては、ホットワイヤ式エ
アフローメータ)10が介装され、また、上記スロットル
チャンバ7に設けられたスロットルバルゴ7aにスロット
ルポジションセンサ11、アイドルスイッチ11aが連設さ
れている。
また、上記インテークマニホルド3の各気筒の燃焼室
1aに連通する各吸入ポート2aの直上流側に、インジェク
タ12が配設されている。さらに、このインテークマニホ
ルド3に形成された冷却水通路(図示せず)に冷却水温
センサ13が臨まされている。
また、上記エンジン本体1のクランクシャフト1bに所
定クランク角度に突起(スリットでも可)を有するクラ
クロータ14が固設されており、このクランクロータ14の
外周にクランク角センサ15が対設されている。
さらに、上記エキゾーストマニホルド4に連通する排
気管16にO2センサ17が臨まされている。なお、符号18は
触媒コンバータである。
(制御装置の回路構成) 一方、符号19は制御装置で、この制御装置19のCPU
(中央演算処理装置)20,ROM21,RAM22、ADC(アナログ
/デジタル変換器)23、および、I/0インターフェース2
4がバスライン25を介して互いに接続されており、このI
/0インターフェース24の入力ポートに上記アイドルスイ
ッチ11a、クランク角センサ15が接続され、また、上記
吸入空気量センサ10、スロットルポジションセンサ11、
冷却水温センサ13、及び、O2センサ17が上記ADC23に接
続されている。
さらに、上記I/0インターフェース24の出力ポートに
は、駆動回路26を介して上記インジェクタ12が接続され
ているとともに、上記点火プラグ5がディスリビュータ
28,点火コイル27を介して接続されている。
上記構成により、上記制御装置19には、上記アイドル
スイッチ11aからのアイドル信号、上記各センサ10,11,1
3,17からのアナログ信号、あるいは上記クランク角セン
サ15からのデジタル信号など運転状態を検出する入力デ
ータが、上記ROM21に格納された制御プログラムに従っ
て所定の入力タイミングの都度取込まれ、上記CPU20に
て演算処理される。
ここで、上記クランク角センサ15などのデジタルセン
タからの入力データは、上記I/0インターフェース24を
介して取込まれ、一方、上記吸入空気量センサ10、スロ
ットルポジションセンサ11、冷却水温センサ13、及びO2
センサ17などのアナログセンサ群29からの出力は、一
旦、アナログ/デジタル変換(A/D変換)装置30にてノ
イズの影響を除去しデジタル信号に変換されて取込まれ
る。これらの入力データは、上記CPU20にて演算処理さ
れ、例えば、エンジン回転数、吸入空気量などのパラメ
ータとして上記RAM22に格納される。そして、上記CPU20
では上記RAM22に記憶されている各種パラメータに基づ
き燃料噴射量および点火時期を演算する。
(アナログ/デジタル変換装置の機能構成) 上記A/D変換装置30は、第1図に示すように、入力手
段31、データ選択手段32、及び、入力データ算出手段33
から構成されている。
上記入力手段31は、さらに、入力タイミング設定手段
31a、A/D変換手段31b、記憶切断手段31c、記憶手段31d
から構成され、また、上記データ選択手段32は、差分算
出手段32a、記憶手段32b、比較手段32c、検索手段32dか
構成されている。
上記入力タイミング設定手段31aは、上記アナログセ
ンサ群29に対するチャンネルセレクト信号をA/D変換手
段31bに出力すると共に、例えば10ms毎の所定の時間周
期の入力タイミング、あるいは、エンジン回転に同期し
た入力タイミングを設定し、その入力タイミングの都
度、A/D変換手段31bに対するA/D変換開始のトリガー信
号を複数回出力し、A/D変換を複数回実行させる。
上記A/D変換手段31bは、上記ADC23にて構成され、上
記入力タイミング設定手段31aからのチャンネルセレク
ト信号及びA/D変換開始のトリガー信号により、アナロ
グ出力センサ群29からのアナログ信号を選択的にA/D変
換する。すなわち、所定の入力タイミングに、上記アナ
ログセンサ群29からのアナログ信号、例えば上記吸入空
気量センサ10などからのアナログ信号を、上記ADC23に
て複数回、例えば第3図に示すように1回の入力タイミ
ングに3回、A/D変換を連続して実行し、そのA/D変換値
を記憶切換手段31cに出力する。
上記記憶切換手段31cでは、上記A/D変換手段31bで変
換した複数のA/D変換値を、RAM22にて構成される記憶手
段31dのそれぞれ特定のアドレスに切換えてストアす
る。
上記差分算出手段32aでは、上記記憶手段31dのそれぞ
れ特定のアドレスにストアされている複数のA/D変換値
に対し、互いの差(差分;絶対値)を算出し、記憶手段
32bにそれぞれの差分をストアする。
上記比較手段32cでは、上記差分算出手段32aによって
算出された複数の差分を互いに比較することにより、複
数のA/D変換値における最頻値から離れた値を除外し、
上記記憶手段31dにおける一群のA/D変換値のアドレスを
検索手段32dに出力する。
上記検索手段32dでは、上記比較手段32cによって出力
された一群のアドレスを上記記憶手段31dから検索し、
そのアドレスにストアされているA/D変換値を入力デー
タ算出手段33に出力する。
上記入力データ算出手段33では、上記検索手段32dに
よって検索された一群のA/D変換値から平均値を求め、
この平均値を今回の入力タイミングにおける上記アナロ
グ出力センサ群29からの入力データとして、上記エンジ
ン制御装置19に入力する。
すなわち、第3図に示すように、通常、ノイズは20μ
s程度の時間幅を有するものが最も多く、一方、1回の
A/D変換に要する時間は、通常40μs程度であるため、
例えば3回連続してA/D変換を行う場合、3回のA/D変換
値のなかにノイズが混入している可能性は1回以下であ
ると考えられる。ノイズを含んだアナログ信号がA/D変
換されると、そのA/D変換値は異常な値となり、3回のA
/D変換値の最頻値から最も離れた値となる。従って、ノ
イズの時間幅とA/D変換に要する時間を考慮し、1回の
入力タイミングで得られるデータ群に含まれる異常値が
1個以下となるような回数だけA/D変換を行い、得られ
たA/D変換値に対し、互いの差分を比較して他の値に対
して差分が最大となる値を除外すれば、ノイズが混入し
た異常値のみを除外することができる。その後、ノイズ
を含まない本来のアナログ入力信号の平均値をもって上
記アナログ出力センサ群29からの入力データとすること
により、上記エンジン制御装置19のノイズによる誤動作
を防止することができる。
(動作) 次に、上記構成によるアナログ信号の入力処理手順
を、第4図のフローチャートに従って説明する。尚、こ
こでは1回の入力タイミングに3回のA/D変換を行うも
のとして説明する。
ステップS101では、所定の入力タイミングになると、
入力タイミング設定手段31aからのチャンネルセレクト
信号をADC23に出力し、例えば吸入空気センサ10などか
らのアナログ信号を上記ADC23の所定のチャンネルに取
込むと共に、1回目のトリガー信号を出力して上記アナ
ログ信号をA/D変換する。次にステップS102へ進んで、R
AM22の特定アドレスへそのA/D変換値AD1をストアする。
次いで、ステップS103では、2回目のトリガー信号が
上記入力タイミング設定手段31aから出力され、上記ADC
23にて2回目のA/D変換を行う。そして、ステップS104
で上記RAM22の別の特定アドレスへそのA/D変換値AD2を
ストアし、ステップS105へ進む。
ステップS105では、上記入力タイミング設定手段31a
から出力された3回目のトリガー信号を受けて、上記AD
C23にて3回目のA/D変換を行い、ステップS106で上記RA
M22の別の特定アドレスへそのA/D変換値AD3をストア
し、ステップS107へ進む。
ステップS107では、上記ステップS102、ステップS104
でストアしたA/D変換値AD1及びAD2の互いの差分M12を算
出し、上記RAM22の所定アドレスに一時保存する。
次にステップS108へ進み、上記ステップS104、ステッ
プS106でストアしたA/D変換値AD2及びAD3の互いに差分M
23を算出し、上記RAM22の所定アドレスに一時保存し
て、ステップS109へ進む。
ステップS109では、上記ステップS102、ステップS106
でストアしたA/D変換値AD1及びAD3から互いの差分M31を
算出し、上記RAM22の所定アドレスに一時保存して、ス
テップS110へ進む。
ステップS110では、上記ステップS107で算出した差分
M12と上記ステップS108で算出した差分M23とを比較し、
上記差分M12が上記差分M23よりも大きい場合、ステップ
S111へ進み、一方、上記差分M12が上記差分M23以下であ
る場合は、ステップS114へ進む。
上記差分M12が上記差分M23よりも大きい場合、ステッ
プS111では、上記ステップS108で算出した差分M23と上
記ステップS109で算出した差分M31とを比較し、上記差
分M23が上記差分M31以下の場合、ステップS112へ進み、
上記ステップS104での2回目のA/D変換値ADと、上記ス
テップS106での3回目のA/D変換値AD3との平均値ADAVE
を算出(ADAVE=(AD2+AD3)/2)し、この平均値ADAVE
を上記吸入空気量センサ10からの入力データADとしてル
ーチンを終了する。一方、上記差分M23が上記差分M31よ
りも大きい場合には、ステップS111からステップS113へ
進み、上記ステップS102での1回目のA/D変換値AD1と上
記ステップS106での3回目のA/D変換値AD3との平均値AD
AVEを算出(ADAVE=(AD1+AD3)/2)し、この平均値AD
AVEを上記吸入空気量センサ10からの入力データADとし
てルーチンを終了する。
一方、上記ステップS110において、上記差分M12が上
記差分M23以下である場合は、上記ステップ114で、上記
ステップS107で算出した差分M12と上記ステップS109で
算出した差分M31とを比較し、上記差分M12が上記差分M3
1以上の場合、上記ステップS113へ進み、上記差分M12が
上記差分M31よりも小さい場合、ステップS115へ進む。
上記ステップS115では、上記ステップS102での1回目
のA/D変換値AD1と、上記ステップS104での2回目のA/D
変換値AD2との平均値ADAVEを算出(ADAVE=(AD1+AD
2)/2)し、この平均値ADAVEを上記吸入空気量センサ10
かの入力データADとしてルーチンを終了する。
尚、本実施例においては、1回の入力タイミングに3
回のA/D変換を実行する例について説明したが、本発明
はこれに限定されるものではなく発生するノイズの時間
幅、発生頻度、入力タイミングの時間周期、A/D変換時
間などを考慮して1回の入力タイミングに4回あるいは
5回のA/D変換を実行しても良い。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、アナログセンサ
からの信号をアナログ/デジタル変換する際、1回の入
力タイミングで得られるデータ群に含まれる異常値が1
個以下となるよう、所定の条件に基づき設定された回数
だけアナログ/デジタル変換を行い、このアナログ/デ
ジタル変換で得られたデータ群の中から、各データ間の
差分を求めて異常値のみを抽出し、この異常値を排除し
た一群のデータを平均化し、その平均値を入力データと
するため、ノイズ等の影響をアナログ信号に対する応答
性を低下されることなく除去でき、正確なアナログ/デ
ジタル変換値を得ることができる。従って、耐ノイズ性
が大巾に向上して車輌制御系の誤動作を未然に防止で
き、しかもノイズ除去のためのフィルタなどハードロジ
ックの付加が不要となって安価に構成することができる
等優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は車輌制御用ア
ナログ/デジタル変換装置の機能ブロック図、第2図は
エンジン制御系の概略図、第3図は入力信号のタイムチ
ャート、第4図はアナログ信号の入力処理手順を示すフ
ローチャートである。 10,11,13……アナログセンサ、31……入力手段、32……
データ選択手段、33……入力データ算出手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02D 45/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車輌の運転状態を検出するアナログセンサ
    からの信号を、1回の入力タイミングで得られるデータ
    群に含まれる異常値が1個以下となるよう、発生するノ
    イズの特性及び装置の処理特性に基づき設定された回数
    だけアナログ/デジタル変換する入力手段と、 上記入力手段で変換された複数のアナログ/デジタル変
    換値のデータ間の差から、差分の少ない一群のデータを
    選択するデータ選択手段と、 上記データ選択手段で選択した一群のデータの平均値を
    求め、この平均値を入力データとする入力データ算出手
    段と、 を備えたことを特徴とする車輌制御用アナログ/デジタ
    ル変換装置。
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