JP2851411B2 - 生産管理システム - Google Patents

生産管理システム

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JP2851411B2
JP2851411B2 JP2280154A JP28015490A JP2851411B2 JP 2851411 B2 JP2851411 B2 JP 2851411B2 JP 2280154 A JP2280154 A JP 2280154A JP 28015490 A JP28015490 A JP 28015490A JP 2851411 B2 JP2851411 B2 JP 2851411B2
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

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  • Control By Computers (AREA)
  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、例えば、自動車のボディ塗装を行う生産
ラインに用いて好適な生産管理システムに関する。
「従来の技術」 自動車のボディの塗装を行うラインにおいては、通
常、多数の機種のボディが混在し、また、塗装色の指定
も多様となる。したがって、作業者は機種や指定色に応
じた作業を各ボディに対して行う必要がある。そこで、
ラインを流れるボディや搬送ハンガーなどに当該ボディ
の機種や指定色などを示すコードが書かれた識別カード
等を付し、作業者がこの識別カードを目視することによ
って所定の作業を行っていた。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、識別カードを用いる従来の塗装ライン
においては、どの工程にどのようなボディが何台ある
か、又は、投入されたボディが現在どの工程にあるかな
どについて集中的に把握することができず、作業管理が
困難となる問題があった。例えば、塗装ラインのある工
程でのボディ流動数が極端に少ない場合などは、その工
程で何らかの故障が生じている訳であるが、従来の塗装
ラインにおいてはこのような状況を素早く把握すること
ができなった。
この発明は、前述した事情に鑑みてなされたもので、
被加工物が生産ラインのどこに位置しているのか、ある
いは、各工程におけるボディの流動数はどの程度かなど
の情報を集中的に、かつ、正確に表示することができ、
しかも、ステーション内の機器やボディの情報を作業者
に視覚を通じて直に認識させることができる生産管理シ
ステムを提供することを目的としている。
「課題を解決するための手段」 かかる目的を達成するために、この発明は、投入部に
おいてハンガー上に載置された被加工物をハンガーの搬
送軌道に沿って搬送し、搬送軌道の途中に配置された複
数のステーションを介して定められた順序で送出部に向
けて搬送させる生産ラインにおいて、各ステーション内
の搬送軌道のレイアウトに対応してその搬送軌道内のハ
ンガーを表示するステーション監視画面と、前記ステー
ション監視画面に対して、選択されたハンガーについて
ハンガー情報並びにハンガー上の被加工物に施すべき処
理の内容を特定する情報等を表示させる制御手段とを有
してなるものである。
「作用」 この発明によれば、各ステーション毎のステーション
監視画面に、搬送軌道のレイアウトが表示されるととも
に、レイアウト画面上に搬送軌道内のハンガーを表示
し、また、選択されたハンガーについてハンガー情報並
びにハンガー上の被加工物に施すべき処理の内容を特定
する情報を呼び出すことができるので、ハンガー等の進
行状態を画面上でリアルタイムに参照しながら、被加工
物の情報をステーション毎に操作者に視覚を通じて直に
認識させることができる。
「実施例」 以下、図面を参照してこの発明の実施例について説明
する。
A:実施例の構成 (a)実施例における生産ラインの概略 第1図は、この発明の一実施例における塗装ラインを
示す概略構成図であり、これは投入部においてハンガー
上に載置された被加工物(自動車のボディ)をハンガー
の搬送軌道に沿って搬送し、搬送軌道の途中に配置され
た複数のステーションを介して定められた順序で送出部
に向けて搬送させるラインとなっている。この塗装ライ
ンの工程(ステーション)を説明すると以下の通りであ
る。
ボディBは溶接ストック場において一時蓄えられた
後、ハンガーコンベア(第3図参照)に載置され前処理
部1に搬送される。ここで、前処理が行われると電着部
2および電着炉3の工程を経て電着塗装が行われる。次
に、シーラ4で鉄板の継目部分に対しシール処理がなさ
れ、アンダーコート部5でフロアー下部についての処理
がなされる。
そしてシーラ炉6を経て検査部7に至り、ここで、電
着塗装の検査を行う。検査部7を通過すると中塗部8お
よび中塗炉9を経て中塗処理が行われる。中塗処理後は
色整列ストレージ10を経て検査部11に至り、中塗塗装の
検査を行う。
次に、上塗部12において指示色の塗装が行われる。そ
して、上塗炉14において焼き付けが行われ、これによ
り、上塗処理が完了する。上塗が完了したボディBは、
検査部15において種々の検査がなされ、塗装ストック場
18を経てワックス処理部19に至り、ここでワックスが塗
布される。ワックス処理されたボディは、塗装ストック
場20に至る。塗装ストック場18および20においては、次
の工程(車組ライン)にボディBを効率良く払い出すた
めの並び換えが行われる。車組工程においては、車種、
仕向け地あるいはオプションの種類によって各工程の作
業が異なるので、ラインを流れるボディの順列に効率の
良さが要求される。そこで、塗装ストック場18および20
において、この要求に従った並び換えを行う。
なお、並び換え作業を塗装ストック場18、20の2カ所
で行っているのは、1カ所では十分な並び換えができな
いからである。塗装ストック場20から払い出されたボデ
ィBは、車組ストック場21において一時保留された後に
車組工程に移行する。車組ストック場21は、100台程度
のボディを蓄えられるようになっており、払い出しボデ
ィのバッファとなっている。このようにバッファ機能を
持たせることにより、車組工程における部品調達時間を
稼いだり、あるいは、車組工程の処理量の変動に対応す
ることができる。
また、電着ナイト22、シーラーナイト23、中塗ナイト
24、および上塗ナイト25は、各々ボディを循環させるよ
う構成されている軌道であり、夜間時等に使用される。
塗装工程においては、ボディが一箇所に長く停滞すると
不良品が発生してしまういため常にボディを動かしてい
る必要がある。そこで、夜間等において正規のラインが
停止するときは、ボディの搬送を通常のラインから切り
放して上述の各ナイト22〜25に進入させ、同ナイト内で
循環させるようにしている。
(b)制御システムの構成 次に、第2図はこの実施例の制御システムを示すブロ
ック図示である。図において、30,31,32,33はボディB
を搬送するハンガーコンベアであり、それぞれ投入工
程、ハンド工程、自動化工程および払出し工程に設けら
れている。投入工程とは第1図に示す「T1−ON」から前
処理部1の前までの工程をいい、ハンド工程とは検査部
7,11,15をいい、自動化工程とはシーラ4、アンダーコ
ート部5、中塗部8、上塗部12およびワックス処理部19
などをいい、払出し工程とは塗装ストック場20をいう。
なお、第2図においては、説明の簡略化のため投入工
程、ハンド工程、自動化工程および払出し工程が単純に
シリアルに配されているが、実際にはハンド工程と自動
化工程とは適宜交互に配されている。
各ハンガーコンベア30〜33には、第3図に示すハンガ
ー35が多数取り付けられている。ハンガー35は各ハンガ
ーコンベア30〜33内において循環するようになってい
る。また、ハンガー35には、ハンガープレート36が取り
付けられており、ハンガープレート36には第4図に示す
ような8個の窓部が設定されている。これら8個の窓部
には、「1」,「2」,「4」,「8」……の重み付け
がされており、窓部が空けられているか塞がれているか
によって所定の識別コード(以下ハンガーナンバーとい
う)を表すようになっている。ハンガーナンバーは、ハ
ンガー固有のもので同じ値が設定されることはない。そ
して、ハンガーナンバーは、第3図に示すハンガーリー
ダ40によって読み取られるようになっている。ハンガー
リーダ40は、各ハンガーコンベア30〜33の投入部および
所定の位置(後述)に設けられており、ハンガープレー
ト36の先端を第4図に示すように光電管41によって検出
し、このタイミングにおいて各窓部の開塞を調べる。
第2図に示すハンガーコンベア30、31、32、33は、各
々コンベア制御盤50、51、52、53によってその走行が制
御されるようになっている。投入工程には、カードリー
ダ55が設けられており、磁気カード56のデータを読み取
るようになっている。磁気カード56には、ボディBの塗
装や組み立てに関する種々の情報(以下ボディ情報とい
う)が記憶されており、この磁気カード56がボディBと
ともに塗装工程に搬送されてくる。プリンタ57はカード
リーダ55が読み取ったボディ情報を、操作者目視により
確認できるようにプリントアウトする。58aはハンガー
コンベア30のハンガー35にボディを載置する移載装置で
あり、この移載装置58aによってボディが載置される際
に、磁気カード56が操作者によってカードリーダ55に挿
入されるようになっている。58b〜58dはハンガーコンベ
ア間におけるボディ移載を行う移載装置であり、58eは
次工程へのボディ移載を行う移載装置である。
上述のカードリーダ55から読み込まれたボディ情報
は、ホストコンピュータ60に転送されるようになってい
る。61はホストコンピュータ60の使用データ、処理デー
タ等を記憶するファイルである。また、ホストコンピュ
ータ60はモデム62および63を介してコンピュータ(パー
ソナルコンピュータ)64と通信を行うようになってい
る。コンピュータ64はシーケンサ70とデータ通信を行う
ようになっており、さらに、シーケンサ70はシーケンサ
71と、シーケンサ71はシーケンサ72と、シーケンサ72は
シーケンサ73と各々データ通信を行うようになってい
る。
第2図に示す65〜67は、各々コンピュータであり、シ
ーケンサ70〜73とLAN(ローカルエリアネットワーク)
を構成している。コンピュータ65〜67のいずれかは、シ
ーケンサ70〜73をバックアップするため、同じ情報を持
つようになっている。
シーケンサ70〜73は、各々コンベア制御盤50〜53とデ
ータの授受を行うようになっており、また、第5図に示
すシフトレジスタ80を有している。このシフトレジスタ
80の初段には、各ハンガーコンベア30〜33の投入部にあ
るハンガーリーダ40が読み込んだハンガーナンバーが入
力されるようになっている。
また、ハンガーコンベア30〜33には、ハンガー35の通
過を検出するリミットスイッチLSが所定間隔をとって設
けられており、シフトレジスタ80の記憶領域は各リミッ
トスイッチLSに対応して区切られている(第5図参
照)。この場合、シーケンサ70〜73は、リミットスイッ
チLSによって区切られた区間をゾーンとして認識し、シ
フトレジスタ80の全体区間をブロックとして認識し、さ
らに、シフトレジスタ80の各記憶領域の位置をポジショ
ンとして認識するようになっている。シフトレジスタ80
は、いわゆる先詰めタイプであり、初段にハンガーナン
バーが供給されると、空き領域がある限り順次後段側へ
シフトする。ただし、ゾーンを越えるシフトは、リミッ
タスイッチLSによってハンガー35の通過が検出された場
合にのみ行われる。すなわち、ハンガーの通過がリミッ
トスイッチLSによって検出されると、そのリミットスイ
ッチLSに対応する境界の前のゾーンの最終段の記憶領域
内のハンガーナンバーを次のゾーンの初段の記憶領域に
シフトするようになっている(動作の詳細は後述す
る)。
第2図に示す79は、コンベア制御盤51の制御の下に、
ハンド工程で作業をする操作者に各種表示を行う表示盤
であり、81,82は各々カードリーダおよびプリンタであ
り、前述したカードリーダ55およびプリンタ57と同様の
機能を有する。カードリーダ81において読み込まれたボ
ディ情報は、次工程である車組ラインに転送されるよう
になっている。これは、車組ラインにおいては、ボディ
の種類によって準備する部品が異なるため、どのような
ボディがどのような順序で流れてくるのかを早期に知る
必要があるからである。
次に、90,91,92は各々自動化工程において各種自動作
業を行うロボットであり、ロボット制御盤93,94,95によ
って制御される。ステージマスタ盤96は各ロボット制御
盤93,94,95に対して適宜ジョブナンバーおよび塗装色ナ
ンバー(塗装ロボットの場合)を転送するものである。
ここで、ジョブナンバーとは、ロボット90,91,92の動作
を指定するコードであり、塗装色ナンバーとは塗装ロボ
ットが塗布する塗料を指示するコードである。また、ス
テージマスタ盤96,98は、他のステージのロボット制御
盤(図示略)に対してジョブナンバー等を転送するもの
である。ジョブナンバーおよび塗料ナンバーは、機種配
信盤100からラインマスタ盤99に転送され、ラインマス
タ盤99はこれを各ステージマスタ盤96〜98に振り分けて
転送する。機種配信盤100は、コンベア制御盤52からボ
ディ情報を受け取ると、これを内部のテーブルを参照し
てジョブナンバーおよび塗料ナンバーに変換し、ライン
マスタ盤99に転送するようになっている。なお、コンベ
ア制御盤52からボディ情報が出力されるまでの動作につ
いては後述する。
上記構成において、シーケンサ70〜73、パソコン64〜
67および端末68は中央制御室に一括して設置されてい
る。また、端末68は管理コンピュータ67から転送される
出来高、工程流動数等の管理データを表示するものであ
る。
ここで、コンピュータ64の内部構成について第9図を
参照して説明する。
図において、105は装置各部を制御するCPUであり、プ
ログラムメモリ101内のプログラムに従って動作し、ま
たステーション内にある各機器から供給された情報に所
定の判断を加えた後、CRT表示装置103に表示させるよう
になっている。
また、第9図において、Mはハンガーナンバーおよび
ボディ情報が記憶されるメモリであり、その記憶手順に
ついては後述する。102はCPU105に対して各種指示を行
うキーボードであり、103はCPU100の制御の下に各種表
示を行うCRT表示装置である。104は通信インターフェイ
スであり、シーケンサ70〜73、コンピュータ65〜67とCP
U105との間の通信を制御する。CPU105は通信インターフ
ェイス104を介してシーケンサ70〜73内の各シフトレジ
スタ80に対する読出し、書き込みを行うようになってい
る。また、他のコンピュータ65,66,67についても上記と
同様の構成となっている。
B:実施例の動作 次に、上述した構成によるこの実施例の動作を第2図
を参照して説明する。
(a)ハンガーナンバーのトラッキング まず、第1図に示す溶接ストック場からボディが移載
装置58aによってハンガーコンベア30の投入部のハンガ
ー35に載置される。この際に操作者は当該ボディの磁気
カード56をカードリーダ55に投入する。この結果、ボデ
ィ情報がホストコンピュータ60に転送され、さらに、モ
デム62、63を介してコンピュータ64に転送される。一
方、ハンガーコンベア30の投入部に設けられているハン
ガーリーダ40(第3図参照)は、ハンガープレート36か
らハンガーナンバーを読み取ってシーケンサ70に転送す
る。シーケンサ70は転送されたハンガーナンバーをレジ
スタ80の最初のゾーンの初段記憶領域に書き込むととも
に、コンピュータ64に転送する。コンピュータ64はハン
ガーナンバーが供給されると、これとボディ情報とを組
にして内部メモリに記憶する。この結果、ボディとそれ
が載置されたハンガーとの関係がデータとして保存され
る。以後、移載装置58aによってボディBがハンガー35
に移載される毎に上述の処理が行われ、これにより、コ
ンピュータ64の内部メモリには投入されるボディとハン
ガーナンバーとの対応関係が記憶されていく。ここで、
ハンガーリーダ40が読み取ったハンガーナンバーが
(1),(2),(3)……であった場合を例にとる
と、コンピュータ64の内部メモリには第6図に示すよう
な対応関係が記憶されていく。図において、Mは内部メ
モリを示しており、A1,A2……はその記憶エリアを示し
ている。例えば、記憶エリアA1には、国内向けボディ、
車種がA、色が赤であることを指示するボディ情報が記
憶されるとともに、このボディが載置されたハンガーの
ハンガーナンバー(1)が記憶される。
一方、シーケンサ70内のシフトレジスタ80は次のよう
な処理を行う。始めに、第7図(イ)に示すようにハン
ガーナンバー(1)が初段の記憶領域に入力される。こ
のハンガーナンバー(1)は、順次後段にシフトされ、
ゾーンの最終段に至る(同図(ロ)参照)。次に、ハン
ガーナンバー(2)が入力されると、上記と同様にして
後段にシフトし、ゾーンの最終段の1つ手前の記憶領域
に記憶される(同図(ハ)参照)。このように、シフト
レジスタ80に入力されたハンガーナンバーは、空領域が
ある限り順次後段にシフトされていく。ただし、上述の
場合にはゾーンを越えるシフトは行われない。そして、
ナンバー(1)のハンガー35が移動していき、最初のリ
ミットスイッチLSによってその通過が検出されると、こ
のリミットスイッチLSの検出信号がシーケンサ70に転送
される。これによりシーケンサ70は、第7図(ニ)に示
すようにハンガーナンバー(1)を次のゾーンの初段の
記憶領域にシフトする。そして、このようにシフトされ
たハンガーナンバー(1)は、次のゾーン内において順
次後段にシフトされていく。また、前のゾーンにおいて
は、最終段の記憶領域が空になるので、ハンガーナンバ
ー(2)、(3)……が1段ずつ後段にシフトされる。
次に、ボディBの搬送が進んで、ハンガーコンベア30
からハンガーコンベア31に転送される場合について説明
する。例えば、ハンガーナンバー(1)のハンガーがハ
ンガーコンベア30の送出部に至ると、ボディは移載載置
58b上に移送される。このとき、シフトレジスタ80の最
後段の記憶領域にはハンガーナンバー(1)が格納され
ているが、シフトレジスタ80はボディBの移載に伴って
ハンガーナンバー(1)を破棄する。したがって、シフ
トレジスタ80内の各ハンガーナンバーは、後段へ向かっ
て1段ずつシフトされる。
また、移載装置58bには予め識別番号が設定されてお
り、この識別番号がシーケンサ70またはコンピュータ64
内に記憶されている。そして、ボディBが移送される
と、移送を示す信号がシーケンサ70を介してコンピュー
タ64に供給され、これにより、コンピュータ64は第6図
に示す記憶エリアA1のハンガーナンバーを移送装置58b
の識別番号に書き換える。例えば、識別番号が「100」
であったとすると、(1)から「100」に書き換えられ
る。次に、ボディBは移載装置58bからハンガーコンベ
ア31の投入部にあるハンガー35に移載される。そして、
このハンガー35のハンガーナンバーがハンガーコンベア
31の投入部にあるハンガーリーダ40によって検出され、
シーケンサ71に転送される。仮に、ハンガーナンバー
(18)が検出されたとすると、このハンガーナンバー
(18)がシーケンサ71に転送される。シーケンサ71は、
ハンガーナンバー(18)をシーケンサ70を介してコンピ
ュータ64に転送するとともに、内部のシフトレジスタ80
に入力する。この結果、コンピュータ64は第6図に示す
記憶エリアA1のハンガーナンバーを「100」から(18)
に書き換える。また、シフトレジスタ71内のシフトレジ
スタ80は、前述したシーケンサ70のシフトレジスタ80と
同様のシフト動作を行う。
上述の動作は、ボディBが他のハンガーコンベアに移
載される場合も同様に行われる。すなわち、コンピュー
タ64はボディが載置されるハンガーが変更になると、メ
モリM内の該当する記憶エリア内のハンガーナンバーを
新たなものに書き換える。したがって、メモリMを参照
することにより、各ハンガーにどのようなボディが載置
されているかを知ることができる。
(b)トラッキングデータの監視 上述のようにシーケンサ70〜73内の各シフトレジスタ
80は、ハンガーの移動対応してハンガーナンバーをシフ
トする。すなわち、ハンガーナンバーのトラッキングが
行われる。そして、各シーケンサ70〜73は、ボディBが
下流側のハンガーコンベアに移載されるタイミングにお
いてシフトレジスタ80の内容をコンピュータ65〜67に転
送する。この転送は、コンピュータ65〜67の少なくもと
いずれか1つに対して行われ、これによって、各シフト
レジスタ80内のハンガーナンバー(トラッキングデー
タ)の2重化保持が行われる。そして、シーケンサ70〜
73のいずれかがダウンした場合は、そのシーケンサのシ
フトレジスタ80に対してコンピュータ65〜67のいずれか
からハンガーナンバーデータが転送される。これによ
り、復旧が迅速に行われる。
(e)生産ライン中のステーションの状態表示 次に、前記CRT表示装置103に出力されるステーション
監視画面について説明する。なお、CRT上の画面はCPU10
5から出力される制御信号に基づきその表示がなされる
ものであり、また図中の文字は画面に表示される文字そ
のものを表すものとする。
このステーション監視画面は、ステーション名称とし
て挙げた「前処理、ED(電着)」、「ED(電着)ナイ
ト」、「シーラ、UDC(アンダーコート)」、「中
塗」、「上塗」、「検査」、TPBS、WAX(ワック
ス)」、「上塗り前ストレージ」のそれぞれを構成する
ステーション内の搬送軌道を、そのレイアウトに対応し
て表示するものであって、例えば、「前処理、ED(電
着)」のステーションを選択すると、そのステーション
内の搬送軌道に対応するレイアウトが画面表示されるも
のである。
より具体的に説明すれば、第10図ないし第12図は、
「前処理、ED(電着)」のステーション内の搬送軌道に
対応するレイアウトを表示する監視画面であって、この
画面上には、被加工物の投入ライン表示部150と、前処
理のライン表示部151、電着のライン表示部152がそれぞ
れ実際のレイアウトに対応して設けられている。
また、画面の下部には、ファンクションキーの機能を
表示する表示部153が設けられている。ここで、キーボ
ード102中のファンクションキーf・1を押すと、第10
図に示す部分Aの所にメニュー表示がなされる。この状
態から再びファンクションキーf・1を押すと、元の画
面に戻る。第10図に示す画面においては、メニュー内の
いずれかが白黒反転表示されており、カーソルキー
〔↑〕または〔↓〕を押すことにより反転表示の位置を
変えることができる。また、ハンガーの詳細情報を表示
したい場合には、f・9を押すと、第12図に示す部分A
の所にメニュー表示がなされる。この状態から再びファ
クションキーf・9を押すと、元の画面に戻る。第12図
に示す画面においては、メニュー内のいずれかが白黒反
転表示されており、カーソルキー〔↑〕または〔↓〕を
押すことにより反転表示の位置を変えることができる。
この操作により、「詳細表示連続」を反転表示させ、実
行キーを押すと、詳細表示連続モードとなり、画面の最
上行の左端にカーソルが表示され、カーソルキーでカー
ソルを詳細表示したい箇所へ移動させて実行キーをおす
と、行の下部(例えば23行目など)に「ハンガーNo」,
「フレームNo」,「機種」,「派生」,「色」などを表
示するものである。なお、このとき、カーソル上にある
表示以外の部分では、モニター表示が行なわれる。ま
た、一旦、詳細表示連続モードを選択すると、詳細表示
終了を選択するまで、連続して詳細表示が行なわれる。
第13図は、「ED(電着)ナイト」のステーション内の
搬送軌道に対応するレイアウトを表示する監視画面であ
って、この画面上には、電着ナイトのレイアウトに対応
するライン表示部160が実際のレイアウトに対応して設
けられている。
また、第14図は、「シーラー、アンダーコート」のス
テーション内の搬送軌道に対応するレイアウトを表示す
る表示画面であって、この画面上には、シーラー、アン
ダーコート、検査のレイアウトに対応するライン表示部
161、162、163がそれぞれ実際のレイアウトに対応して
設けられている。
さらに、第15図は、「中塗」のステーション内の搬送
軌道に対応するレイアウトを表示する表示画面であっ
て、この画面上には、中塗ナイト、リペアライン、検
査、中塗BOOTH、中塗OVENなどのレイアウトに対応する
ライン表示部164、165、166、167、168がそれぞれ実際
のレイアウトに対応して設けられている。
第16図は、「上塗」のステーション内の搬送軌道に対
応するレイアウトを表示する表示画面であって、この画
面上には、上塗ナイト、中塗BOOTH、検査、上塗OVENな
どのレイアウトに対応するライン表示部170、171、17
3、174がそれぞれ実際のレイアウトに対応して設けられ
ている。
第17図は、「検査」のステーション内の搬送軌道に対
応するレイアウトを表示する表示画面であって、この画
面上には、移載、検査、SSRなどのレイアウトに対応す
るライン表示部180、181、183がそれぞれ実際のレイア
ウトに対応して設けられている。
第18図は、「PBS、WAX」のステーション内の搬送軌道
に対応するレイアウトを表示する表示画面であって、こ
の画面上には、WAXの搬送軌道を示すレイアウトに対応
するライン表示部190が実際のレイアウトに対応して設
けられている。
さらに、第19図には、「色整列ストレージ」のステー
ション内の搬送軌道に対応するレイアウトを表示する表
示画面であって、この画面上には、上塗前ストレージの
搬送軌道を示すレイアウトに対応するライン表示部200
が実際のレイアウトに対応して設けられている。
なお、前記各ステーション監視用表示画面への切換は
例えばファンクションキーf・1によるメニュー表示の
実行によって行なわれるものであるが、これに限定され
ず、例えばキーボード102に設けられた切換スイッチ
(図示略)を押すことにより行なったり、一定時間後に
自動的に切り換わるようにしても良い。
以上説明した画面表示パターンによれば、CPU105によ
り、 (一)各ステーションからの検出信号に基づき、CRT103
上に各ステーション内の被加工物の移動を第10図ないし
第19図に示すステーション監視用画面に表示を行わせ、 (二)その後、ファンクションキーf・9が押され、詳
細表示連続が実行されたことを条件として、行の下部
(例えば23行目など)に「ハンガーNo」,「フレームN
o」,「機種」,「派生」,「色」などを表示させるよ
うにした。
つまり、本実施例に示す生産管理システムによれば、
各ステーションにおける被加工物の流れを視覚的に認識
させることができ、また、ハンガー等を選択することに
よって、被加工物等の情報を容易に参照することができ
るので、全体ラインの管理を集中的に行なうことができ
る。
C:変形例 (a)本実施例では、一つのCRT103により画面表示を順
次切り換えていくことで各ステーションの内容を細かく
知ることができるものであるが、これに限定されず、複
数のCRTにより第10図〜第19図に示す表示を行っても良
い。
また、表示部はCRTに限定されず、他の表示手段によ
り構成しても良い。
(b)実施例においては、ボディBのブロック間の移載
に際するメモリMの書き換えは、いったん移載装置58a,
58bの識別番号に書き換えた後に新たなハンガーナンバ
ーを書くようにしている。これに対し、移載装置の識別
番号を省し、新たなボディBが新たなハンガーに載置さ
れたときにそのハンガーナンバーに書き換えるようにし
てもよい。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明によれば、被加工物が
生産ラインのどこに位置しているのか、あるいは各工程
におけるボディの流動数はどの程度かなどの情報を、並
びに選択されたハンガー上の被加工物に施すべき処理の
内容を特定する情報等を集中的に把握することができ、
これにより、生産スピード等の管理や、異常の発見、故
障対応を迅速に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例である塗装ラインの構成を
示す概略構成図、第2図は同実施例の制御システムを示
す制御ブロック図、第3図はハンガーコンベアの投入部
付近を示す概略構成図、第4図はハンガープレートの構
成を示す正面図、第5図はシーケンサ内に設けられるシ
フトレジスタを示す概念図、第6図はコンピュータ64の
メモリMの記憶内容を示すメモリマップ、第7図はシフ
トレジスタ80のシフト動作を説明する説明図、第8図は
ロボット90付近の構成を示す概略構成図、第9図はコン
ピュータの内部構成を示すブロック図、第10図〜第19図
は各々この実施例における表示例を示す正面図である。 35……ハンガー(搬送手段)、36……ハンガープレート
(識別コード)、40……ハンガーリーダ(読取手段)、
55……カードリーダ(入力手段)、58a〜58d……移載装
置(移載手段)、80……シフトレジスタ(レジスタ手
段)、M……メモリ(記憶手段)、LS……リミットスイ
ッチ(検出手段)、64……コンピュータ(書換手段)、
102……キーボード、103……CRT表示装置、105……CP
U。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】投入部においてハンガー上に載置された被
    加工物をハンガーの搬送軌道に沿って搬送し、搬送軌道
    の途中に配置された複数のステーションを介して定めら
    れた順序で送出部に向けて搬送させる生産ラインにおい
    て、 各ステーション内の搬送軌道のレイアウトに対応してそ
    の搬送軌道内のハンガーを表示するステーション監視画
    面と、 前記ステーション監視画面に対して、選択されたハンガ
    ーについてハンガー情報並びにハンガー上の被加工物に
    施すべき処理の内容を特定する情報等を表示させる制御
    手段とを有してなる生産管理システム。
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