JPH0966444A - 生産ライン制御装置及び方法 - Google Patents

生産ライン制御装置及び方法

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JPH0966444A
JPH0966444A JP22497495A JP22497495A JPH0966444A JP H0966444 A JPH0966444 A JP H0966444A JP 22497495 A JP22497495 A JP 22497495A JP 22497495 A JP22497495 A JP 22497495A JP H0966444 A JPH0966444 A JP H0966444A
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JP
Japan
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work
production line
jig pallet
parts
control device
Prior art date
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Application number
JP22497495A
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English (en)
Inventor
Mitsunobu Suwa
光信 諏訪
Toshihiro Takami
敏弘 高見
Mitsumasa Nomoto
光正 野本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0966444A publication Critical patent/JPH0966444A/ja
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
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    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • General Factory Administration (AREA)
  • Control By Computers (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 生産ラインにおけるライン状況データを効率
良く取得し、ライン状況の把握及び事前予測が行える生
産ライン制御装置を提供する。 【解決手段】 ラインシミュレータ部21の記憶装置上
に生産ラインのモデルが構築されており、各作業ステー
ション1〜3における作業毎のタクトタイム、移送ステ
ーション12における治具パレットのバッファサイズ、
移送ステーション12の移送速度、各部品供給装置7〜
9の部品残量、自動搬送車11に関するデータ、自動倉
庫10の各部品の在庫データ等が与えられている。また
作業指示データテーブル23には、各作業ステーション
1〜3における各品種毎の作業指示データが記憶されて
いる。生産ライン制御装置20から送信された作業指示
データを作業指示データ記憶装置4〜6に記憶し、治具
パレット検知センサ14〜19からの情報を基に作業指
示データを順次読み出すことにより、所定の作業を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生産設備、部品供
給設備等を備えた自動生産ラインにおいて、生産設備を
構成する各作業ステーションに対する作業指示、部品供
給設備に対する部品供給指示、各作業ステーションにお
けるエラー検知等のために必要となる、生産ラインにお
けるライン稼動状況データを効率良く取得するための生
産ライン制御装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】生産設備、部品供給設備等を備えた従来
の自動生産ラインにおいて、特に異機種混流生産を行う
場合、通常、生産設備を構成する各作業ステーションに
は、汎用性があり、かつ、ワークの各機種毎に対応した
IDを識別することができるセンサが設けられており、
そのセンサにより識別されたワークの各機種毎の情報を
基に、各作業ステーションが所定の作業を行う。上記の
各作業ステーションが必要とする部品は、各作業ステー
ションに設けられた部品供給装置から供給されるが、部
品倉庫からこの部品供給装置への部品の供給は、通常、
自動搬送車あるいは人手により行われ、その供給指示
は、各部品供給装置上に設けられた部品残量検知センサ
等の情報を基に行われる。また、各作業ステーションに
おけるエラー検出、特に組付け等のエラー検出は、種々
のセンサによる検出(クッションエラー等)によるとこ
ろが多い。
【0003】上記のような構成を持つ生産ラインにおい
ては、作業指示、部品供給指示、エラー検知等のため
に、生産ラインにおける種々のライン稼動状況データを
リアルタイムに収集する必要がある。しかし、生産ライ
ンの構成が複雑なため、色々な種類のセンサが必要とな
り、それにより、コストアップになる、あるいは各セン
サに対する通信及び制御が複雑になる等の問題が発生し
やすい。
【0004】このような問題に対する発明として、特開
平2−292161号公報に記載のフレキシブルマニュ
ファクチュアリングシステム(FMS)ライン制御装置
に関する発明がある。この発明のものは、FMSライン
の制御システムを生産指示装置とAGV(無人搬送車;
オートマチックガイダンスビークル)運行制御装置とに
大別し、生産指示装置は、前回治具搬出順序実績と今回
ワーク生産順序計画とから今回治具搬出計画を作成しか
つ治具段替装置に対して指令し、AGV運行制御装置
は、対象とするセル(作業ステーション)の各工程に治
具またはワーク付き治具が存在するか否かの入力信号に
応じて、有効動作の存在する工程にAGVを移動、動作
の実施を制御するもので、センサは治具または治具付き
ワークの存在の有無のみを感知すればよく、治具等のパ
ターンの認識を必要しないため、これにより、センサの
コストダウン及びその通信ネットワークの簡素化を図ろ
うというものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記特開平2
−292161号公報に記載の発明は、ワーク、治具、
ワーク付き治具の存在を検知するために1つの作業ステ
ーションに対して、4個のセンサが必要であり、全作業
ステーションの各センサに対する通信ネットワーク及び
制御の簡素化という点では、まだ満足できるものではな
かった。
【0006】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなさ
れたもので、主としてセンサ等による信号をトリガとし
て生産ラインのモニタリング、制御を行うのではなく、
生産ラインの制御装置にラインシミュレータ機能を持た
せることにより、生産ラインにおけるライン稼動状況デ
ータを効率良く取得し、ライン稼動状況の把握及び事前
予測が行える生産ライン制御装置及び方法を提供するこ
とを目的としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、作業
ステーションに設けられ作業指示データに基づいて投入
された治具パレット上のワークに対して所定の部品の組
み付け又は材料の加工作業を行う作業手段と、前記作業
ステーションに設けられ前記作業手段で必要とされる複
数の部品又は材料を供給する複数の供給手段と、複数の
前記作業ステーションを結合し前記治具パレットをこれ
ら複数の作業ステーションを通して移送する移送手段
と、前記供給手段に部品又は材料を供給する搬送手段
と、前記供給手段に供給する部品又は材料を一時保管す
る保管手段と、前記移送手段の投入部に設けられた前記
治具パレットの品種を識別する品種識別手段と、前記作
業ステーションの位置決め部及び排出部に設けられ前記
治具パレットを検知する治具パレット検知手段を具備す
る生産ラインを管理する生産ライン制御装置において、
前記生産ラインを計算機上にモデル化したラインシミュ
レータを有することを特徴としたものであり、生産ライ
ンにおける種々のライン稼動状況データをリアルタイム
に収集するためのセンサを簡素化することにより、コス
トアップを防ぎ、また、各センサに対する通信及び制御
が複雑化することによる諸問題を防ぐことができるよう
にしたものである。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記ラインシミュレータ上にモデル化した供給手段
の部品又は材料の残量に基づいて、前記生産ライン制御
装置が前記搬送手段に対して、前記供給手段に部品又は
材料を供給する供給信号を送信することを特徴としたも
のであり、生産ラインにおける前記供給手段には、部品
の残量等を検知するセンサを必要とせず、また、2つ以
上の部品供給装置における部品切れを防ぐ等、効率の良
い部品供給制御ができるようにしたものである。
【0009】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、前記生産ライン制御装置が生産実績の時間的推移予
測と生産計画とを比較監視し、前記作業ステーションの
設備稼働状況及び生産計画に基づいて、適正なライン速
度を決定するライン速度決定手段を有することを特徴と
したものであり、生産ラインの効率良い運用ができるよ
うにしたものである。
【0010】請求項4の発明は、作業ステーションに設
けられ作業指示データに基づいて投入された治具パレッ
ト上のワークに対して所定の部品の組み付け又は材料の
加工作業を行う作業手段と、前記作業ステーションに設
けられ前記作業手段で必要とされる複数の部品又は材料
を供給する複数の供給手段と、複数の前記作業ステーシ
ョンを結合し前記治具パレットをこれら複数の作業ステ
ーションを通して移送する移送手段と、前記供給手段に
部品又は材料を供給する搬送手段と、前記供給手段に供
給する部品又は材料を一時保管する保管手段と、前記移
送手段の投入部に設けられた前記治具パレットの品種を
識別する品種識別手段と、前記作業ステーションの位置
決め部及び排出部に設けられ前記治具パレットを検知す
る治具パレット検知手段を具備する生産ラインを管理す
る生産ライン制御装置において、前記生産ラインを計算
機上にモデル化したラインシミュレータを有することを
特徴とする生産ライン制御装置において、前記作業ステ
ーションが前記生産ライン制御装置から送信された作業
指示データを前記作業ステーションに設けられた記憶装
置に記憶し、前記治具パレット検知手段からの情報を基
に前記記憶装置より前記作業指示データを順次読み出す
ことにより、前記作業手段が前記所定の作業を行うこと
を特徴としたものであり、各作業ステーションにおい
て、治具パレットの品種等を識別するためのセンサを必
要とせず、治具パレット検知センサをトリガとして、所
定の作業を行うことができるようにしたものである。
【0011】請求項5の発明は、請求項4の発明におい
て、前記治具パレット上のワークに対して所定の部品の
組み付け又は材料の加工作業を行う必要がない作業ステ
ーションに疑似作業指示データを送信することにより、
該作業ステーションに前記所定の作業を行う必要がない
治具パレットが投入された場合に、前記所定の作業をせ
ずに該治具パレットを通過させることを特徴としたもの
であり、各作業ステーションにおいて、治具パレットの
品種等を識別するためのセンサを必要とせず、また前工
程の作業ステーションのエラー等により、ある治具パレ
ットに対し、次工程以後の作業をせずに作業ステーショ
ンを通過させるというような制御も安易にできるように
したものである。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による生産ライン
制御装置を説明するための構成図で、図中、Aは生産ラ
イン、1〜3は作業ステーション、4〜6は作業指示デ
ータ記憶装置、7〜9は部品供給装置、10は自動倉
庫、11は自動搬送車、12は移送ステーション、13
は品種識別装置、14〜19は治具パレット検出セン
サ、20はライン制御装置、25−1〜25d−1は治
具パレットである。
【0013】作業ステーション1〜3は、各作業ステー
ションに設けられた作業指示データ記憶装置4〜6に記
憶されている作業指示データを基に所定の部品の組み付
け作業を行う。また、各作業ステーションに設けられた
部品供給装置7〜9は、各作業ステーションにおいて必
要とされる部品を供給するものであり、一つ又は複数種
の部品を供給する。
【0014】自動倉庫10は、各部品供給装置7〜9に
供給する部品を一時保管するためのものであり、自動搬
送車11は、自動倉庫10と各部品供給装置7〜9の間
で部品を搬送する。
【0015】移送ステーション12は、治具パレット2
5a−1〜25d−1を各作業ステーション1〜3に移
送するもので、各作業ステーション1〜3を直列に結合
している。移送ステーション12の投入部には、治具パ
レットの品種を識別する品種識別装置13、及び移送ス
テーション12の各作業ステーションの位置決め部及び
排出部には、治具パレット検知センサ14〜19があ
り、品種識別装置13と治具パレット検知センサ14〜
19は、ライン制御装置20に接続されている。
【0016】ライン制御装置20は、ラインシミュレー
タ部21と、生産実績,生産計画,設備稼働実績管理機
能を有する生産管理部22と、作業指示データテーブル
23と、制御部24から構成され、制御部24は、ライ
ンシミュレータ部21と生産管理部22及び作業指示デ
ータテーブル23を参照することにより、上述の構成を
有する生産ラインAの自動搬送車11に対して、各部品
供給装置7〜9への部品供給指令や各作業ステーション
1〜3に対する作業指示データを送信する。
【0017】ラインシミュレータ部21の記憶装置(図
示せず)に上述の現実の生産ラインのモデルが構築され
ており、各作業ステーション1〜3における作業毎のタ
クトタイム、移送ステーション12における治具パレッ
トのバッファサイズ、移送ステーション12における移
送速度、各部品供給装置7〜9における部品残量、自動
搬送車11に関するデータ、自動倉庫10における各部
品の在庫データ等が与えられている。また、作業指示デ
ータテーブル23には、各作業ステーション1〜3にお
ける各品種毎の作業指示データが記憶されている。
【0018】ラインシミュレータ部21と生産ラインA
との同期は、品種識別装置13及び治具パレット検知セ
ンサ14〜19からの信号だけで行われる。移送ステー
ション12に品種cの治具パレット25c−1が投入さ
れると、品種識別装置13は治具パレット25c−1を
位置決めし、その品種を識別すると、品種信号をライン
シミュレータ部21に送信する。ラインシミュレータ部
21では、ラインシミュレータ部21に設けられた記憶
装置上のモデル化された移送ステーション上の品種識別
装置(記憶装置上の仮想品種識別装置)に治具パレット
が投入され、その品種がcであることをモデル化する。
【0019】また、制御部24は、作業指示データテー
ブル23とラインシミュレータ部21を参照することに
より、各作業ステーション1〜3に設けられた作業指示
データ記憶装置4〜6に対して、品種cに対応する作業
指示データにマーク情報を付加して送信する。
【0020】上述の方法により、ラインシミュレータ部
21は、常に投入された治具パレットの数,品種,投入
順を管理することが可能となり、制御部24は、ライン
シミュレータ部21を参照することにより、それらの情
報を取得することが可能となる。そして、更に移送ステ
ーション12に設けられた治具パレット検知センサ14
〜19による治具パレット到着信号が、その都度ライン
シミュレータ部21に送信されることにより、治具パレ
ット検知センサ14〜19間において、治具パレットの
数,品種,投入順に関してのラインシミュレータ部21
と生産ラインAとの同期をとることが可能となる。
【0021】さらに、制御部24は、ラインシミュレー
タ部21における生産実績の時間的推移予測と生産管理
部22における生産計画を比較監視し、生産管理部22
における設備稼働状況及び生産計画を基に適正なライン
速度を決定する。
【0022】次に、各作業ステーション1〜3における
動作について説明する。各作業ステーション1〜3は、
各作業ステーション1〜3に設けられた作業指示データ
記憶装置4〜6に記憶されている作業指示データに基づ
いて所定の作業を行う。例えば、図1に示した例におい
て、作業ステーション3の治具パレット検知センサ18
が反応した時点で治具パレット25a−1が作業ステー
ション3に投入されたことが検知され(治具パレット到
着信号をラインシミュレータ部21に送信する)、投入
された治具パレット25a−1に対して、作業指示デー
タ記憶装置6の先頭に記憶されている作業指示データ、
すなわち、作業指示a3による作業が実行される。この
ように、各作業ステーション1〜3上では、治具パレッ
トの品種等を識別する必要がなく、治具パレット検知セ
ンサをトリガとして、所定の作業を行うことが可能とな
る。さらに、治具パレット検知センサ19が反応した時
点で、制御部24により、作業指示a3は作業指示デー
タ記憶装置6から削除される。
【0023】また、異機種混流生産を行う場合、品種に
よっては作業を行う必要のない作業ステーションが生じ
る。この場合には、制御部24は、作業を行う必要のな
い作業ステーションに設けられた作業指示データ記憶装
置に対して、疑似作業指示データを送信し、その作業ス
テーションは、この疑似作業指示データを読み込んだ場
合、すなわち作業を行う必要のない治具パレットが投入
された時には、作業を行わずにその治具パレットを通過
させる。疑似作業指示データは、この他にも、前工程と
なる作業ステーションにエラーが発生した時、それ以後
のそのエラーが発生した治具パレットに対する作業を行
わずに作業ステーションを通過させる場合にも使用され
る。その場合、作業指示データに付加したマーク情報を
基に各作業ステーションに設けられた作業指示データ記
憶装置に対して作業指示データの書き換えが行なわれ
る。
【0024】各作業ステーション1〜3上に設けられた
部品供給装置7〜9内の各部品の残量は、ラインシミュ
レータ部21に設けられた記憶装置上のモデル化された
各部品供給装置(記憶装置上の仮想部品供給装置)から
取得可能である。したがって、実際の部品供給装置7〜
9には部品残量の検知手段等は不要となり、制御部24
は、モデル化された部品供給装置を参照し、自動搬送車
11に対して部品供給指令を送信することが可能とな
る。制御部24が、ラインシミュレータ部21における
各部品供給装置の部品残少推移予測を監視するため、こ
れにより、2つ以上の部品供給装置における部品切れを
なくす等の効率の良い部品供給制御が可能になる。
【0025】
【発明の効果】請求項1の発明は、作業ステーションに
設けられ作業指示データに基づいて投入された治具パレ
ット上のワークに対して所定の部品の組み付け又は材料
の加工作業を行う作業手段と、前記作業ステーションに
設けられ前記作業手段で必要とされる複数の部品又は材
料を供給する複数の供給手段と、複数の前記作業ステー
ションを結合し前記治具パレットをこれら複数の作業ス
テーションを通して移送する移送手段と、前記供給手段
に部品又は材料を供給する搬送手段と、前記供給手段に
供給する部品又は材料を一時保管する保管手段と、前記
移送手段の投入部に設けられた前記治具パレットの品種
を識別する品種識別手段と、前記作業ステーションの位
置決め部及び排出部に設けられ前記治具パレットを検知
する治具パレット検知手段を具備する生産ラインを管理
する生産ライン制御装置において、前記生産ラインを計
算機上にモデル化したラインシミュレータを有すること
を特徴としたものであり、生産ラインにおける種々のラ
イン稼動状況データをリアルタイムに収集するためのセ
ンサを簡素化することにより、コストアップを防ぎ、ま
た、各センサに対する通信及び制御が複雑化することに
よる諸問題を防ぐことが可能である。
【0026】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記ラインシミュレータ上にモデル化した供給手段
の部品又は材料の残量に基づいて、前記生産ライン制御
装置が前記搬送手段に対して、前記供給手段に部品又は
材料を供給する供給信号を送信することを特徴としたも
のであり、生産ラインにおける前記供給手段には、部品
の残量等を検知するセンサを必要とせず、また、2つ以
上の部品供給装置における部品切れを防ぐ等、効率の良
い部品供給制御が可能である。
【0027】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、前記生産ライン制御装置が生産実績の時間的推移予
測と生産計画とを比較監視し、前記作業ステーションの
設備稼働状況及び生産計画に基づいて、適正なライン速
度を決定するライン速度決定手段を有することを特徴と
したものであり、生産ラインの効率良い運用が可能であ
る。
【0028】請求項4の発明は、作業ステーションに設
けられ作業指示データに基づいて投入された治具パレッ
ト上のワークに対して所定の部品の組み付け又は材料の
加工作業を行う作業手段と、前記作業ステーションに設
けられ前記作業手段で必要とされる複数の部品又は材料
を供給する複数の供給手段と、複数の前記作業ステーシ
ョンを結合し前記治具パレットをこれら複数の作業ステ
ーションを通して移送する移送手段と、前記供給手段に
部品又は材料を供給する搬送手段と、前記供給手段に供
給する部品又は材料を一時保管する保管手段と、前記移
送手段の投入部に設けられた前記治具パレットの品種を
識別する品種識別手段と、前記作業ステーションの位置
決め部及び排出部に設けられ前記治具パレットを検知す
る治具パレット検知手段を具備する生産ラインを管理す
る生産ライン制御装置において、前記生産ラインを計算
機上にモデル化したラインシミュレータを有することを
特徴とする生産ライン制御装置において、前記作業ステ
ーションが前記生産ライン制御装置から送信された作業
指示データを前記作業ステーションに設けられた記憶装
置に記憶し、前記治具パレット検知手段からの情報を基
に前記記憶装置より前記作業指示データを順次読み出す
ことにより、前記作業手段が前記所定の作業を行うこと
を特徴としたものであり、各作業ステーションにおい
て、治具パレットの品種等を識別するためのセンサを必
要とせず、治具パレット検知センサをトリガとして、所
定の作業を行うことが可能である。
【0029】請求項5の発明は、請求項4の発明におい
て、前記治具パレット上のワークに対して所定の部品の
組み付け又は材料の加工作業を行う必要がない作業ステ
ーションに疑似作業指示データを送信することにより、
該作業ステーションに前記所定の作業を行う必要がない
治具パレットが投入された場合に、前記所定の作業をせ
ずに該治具パレットを通過させることを特徴としたもの
であり、各作業ステーションにおいて、治具パレットの
品種等を識別するためのセンサを必要とせず、また前工
程の作業ステーションのエラー等により、ある治具パレ
ットに対し、次工程以後の作業をせずに作業ステーショ
ンを通過させるというような制御も安易に行うことが可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による生産ライン制御装置を説明する
ための構成図である。
【符号の説明】
A…生産ライン、1〜3…作業ステーション、4〜6…
作業指示データ記憶装置、7〜9…部品供給装置、10
…自動倉庫、11…自動搬送車、12…移送ステーショ
ン、13…品種識別装置、14〜19…治具パレット検
出センサ、20…ライン制御装置、25a−1〜25d
−1…治具パレット。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業ステーションに設けられ作業指示デ
    ータに基づいて投入された治具パレット上のワークに対
    して所定の部品の組み付け又は材料の加工作業を行う作
    業手段と、前記作業ステーションに設けられ前記作業手
    段で必要とされる複数の部品又は材料を供給する複数の
    供給手段と、複数の前記作業ステーションを結合し前記
    治具パレットをこれら複数の作業ステーションを通して
    移送する移送手段と、前記供給手段に部品又は材料を供
    給する搬送手段と、前記供給手段に供給する部品又は材
    料を一時保管する保管手段と、前記移送手段の投入部に
    設けられた前記治具パレットの品種を識別する品種識別
    手段と、前記作業ステーションの位置決め部及び排出部
    に設けられ前記治具パレットを検知する治具パレット検
    知手段を具備する生産ラインを管理する生産ライン制御
    装置において、前記生産ラインを計算機上にモデル化し
    たラインシミュレータを有することを特徴とする生産ラ
    イン制御装置。
  2. 【請求項2】 前記ラインシミュレータ上にモデル化し
    た供給手段の部品又は材料の残量に基づいて、前記生産
    ライン制御装置が前記搬送手段に対して、前記供給手段
    に部品又は材料を供給する供給信号を送信することを特
    徴とする請求項1に記載の生産ライン制御装置。
  3. 【請求項3】 前記生産ライン制御装置が生産実績の時
    間的推移予測と生産計画とを比較監視し、前記作業ステ
    ーションの設備稼働状況及び生産計算に基づいて、適正
    なライン速度を決定するライン速度決定手段を有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の生産ライン制御装置。
  4. 【請求項4】 作業ステーションに設けられ作業指示デ
    ータに基づいて投入された治具パレット上のワークに対
    して所定の部品の組み付け又は材料の加工作業を行う作
    業手段と、前記作業ステーションに設けられ前記作業手
    段で必要とされる複数の部品又は材料を供給する複数の
    供給手段と、複数の前記作業ステーションを結合し前記
    治具パレットをこれら複数の作業ステーションを通して
    移送する移送手段と、前記供給手段に部品又は材料を供
    給する搬送手段と、前記供給手段に供給する部品又は材
    料を一時保管する保管手段と、前記移送手段の投入部に
    設けられた前記治具パレットの品種を識別する品種識別
    手段と、前記作業ステーションの位置決め部及び排出部
    に設けられ前記治具パレットを検知する治具パレット検
    知手段を具備する生産ラインを管理する生産ライン制御
    装置が、前記生産ラインを計算機上にモデル化したライ
    ンシミュレータを有することを特徴とする生産ライン制
    御装置において、前記作業ステーションが前記生産ライ
    ン制御装置から送信された作業指示データを前記作業ス
    テーションに設けられた記憶装置に記憶し、前記治具パ
    レット検知手段からの情報を基に前記記憶装置より前記
    作業指示データを順次読み出すことにより、前記作業手
    段が前記所定の作業を行うことを特徴とする生産ライン
    制御方法。
  5. 【請求項5】 前記治具パレット上のワークに対して所
    定の部品の組み付け又は材料の加工作業を行う必要がな
    い作業ステーションに疑似作業指示データを送信するこ
    とにより、該作業ステーションに前記所定の作業を行う
    必要がない治具パレットが投入された場合に、前記所定
    の作業をせずに該治具パレットを通過させることを特徴
    とする請求項4に記載の生産ライン制御方法。
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