JP2971540B2 - 生産管理システム - Google Patents

生産管理システム

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JP2971540B2
JP2971540B2 JP2206125A JP20612590A JP2971540B2 JP 2971540 B2 JP2971540 B2 JP 2971540B2 JP 2206125 A JP2206125 A JP 2206125A JP 20612590 A JP20612590 A JP 20612590A JP 2971540 B2 JP2971540 B2 JP 2971540B2
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    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G43/00Control devices, e.g. for safety, warning or fault-correcting
    • B65G43/10Sequence control of conveyors operating in combination
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D65/00Designing, manufacturing, e.g. assembling, facilitating disassembly, or structurally modifying motor vehicles or trailers, not otherwise provided for
    • B62D65/02Joining sub-units or components to, or positioning sub-units or components with respect to, body shell or other sub-units or components
    • B62D65/18Transportation, conveyor or haulage systems specially adapted for motor vehicle or trailer assembly lines
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
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  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
  • Control Of Conveyors (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)
  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、例えば、自動車のボディ塗装を行う生産
ラインに用いて好適な生産管理システムに関する。
「従来の技術」 自動車のボディの塗装を行うラインにおいては、通
常、多数の機種のボディが混在し、また、塗装色の指定
も多様となる。したがって、作業者は機種や指定色に応
じた作業を各ボディに対して行う必要がある。そこで、
ラインを流れるボディや搬送ハンガーなどに当該ボディ
の機種や指定色などを示すコードが書かれた識別カード
等を付し、作業者がこの識別カードを目視することによ
って所定の作業を行っていた。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、識別カードを用いる従来の塗装ライン
においては、どの工程にどのようなボディが何台ある
か、又は、投入されたボディが現在どの工程にあるかな
どについて集中的に把握することができず、作業管理が
困難となる問題があった。例えば、塗装ラインにある工
程でのボディ流動数が極端に少ない場合などは、その工
程で何らかの故障が生じている訳であるが、従来の塗装
ラインにおいてはこのような状況を素早く把握すること
ができなかった。
この発明は、上述した事情に鑑みてなされ、被加工物
が生産ラインのどこに位置しているのか、あるいは、各
工程におけるボディの流動数はどの程度かなどの情報を
集中的に、かつ、正確に表示することができ、しかも、
表示内容に誤りがあれば即座に修正することができる生
産管理システムを提供することを目的としている。
「課題を解決するための手段」 請求項1に記載の発明にあっては、第1図(イ)、
(ハ)に示すように、投入部aにおいて載置された被加
工物bを送出部cへ搬送する複数の搬送手段dと、前記
各搬送手段dに付される識別コードeと、搬送手段dの
識別コードeを前記投入部aにおいて読み取る読取手段
fと、前記投入部aから送出部cに至る搬送経路中に設
けられ、前記搬送手段dの通過を検出する1または複数
の検出手段gと、搬送手段の位置を示す連続的接続され
た複数の記憶領域を、前記検出手段gに対応した境界に
よって複数の区間に区切り、各区間の初段記憶領域に識
別コードが入力されると空き領域がある限り逐次後段の
記憶領域にシフトし、かつ、前記検出手段gによって搬
送手段dの通過が検出されると対応する境界の前区間の
最終段の記憶領域内の識別コードを次区間の初段の記憶
領域にシフトするとともに、前記読取手段fが読み取っ
た識別コードを初段の区間に入力し、前記送出部cに存
する搬送手段dから被加工物が送出されると当該搬送手
段dの識別コードeを最終段の区間から排出するレジス
タ手段hと、前記投入部aにおいて載置される被加工物
bに関する情報が入力される入力手段iと、前記投入部
aの搬送手段dに被加工物bが載置される毎に、前記読
取手段fが読み取った識別コードeと前記入力手段iに
入力された情報とを組にして記憶する記憶手段jと、前
記記憶手段jおよび前記レジスタ手段hの少なくともい
ずれか一方の記憶内容を前記各記憶領域の位置に対応さ
せて表示する表示手段kと、前記いずれかの区間を指示
する区間指示手段oと、指示された区間に対応する識別
コードを前記レジスタ手段から読出して前記表示手段に
表示させる読出手段pと、前記読出手段pによって読出
されている各識別コードのいずれかを選択する識別コー
ド選択手段qと、前記識別コード選択手段qによって選
択された識別コードを修正する修正手段rとを具備す
る。
請求項2に記載の発明にあっては、第1図(ロ)に示
すように、投入部aにおいて載置された被加工物bを送
出部cへ搬送する複数の搬送手段dと、前記各搬送手段
に付される識別コードeと、搬送手段dの識別コードe
を前記投入部aにおいて読み取る読取手段fと、前記投
入部aから送出部cに至る搬送経路中に設けられ、前記
搬送手段dの通過を検出する1または複数の検出手段g
と、縦続的に接続された複数の記憶領域を、前記検出手
段gに対応した境界によって複数の区間に区切り、各区
間の初段記憶領域に識別コードeが入力されると空き領
域がある限り逐次後段の記憶領域にシフトし、かつ、前
記検出手段gによって搬送手段の通過が検出されると対
応する境界の前区間の最終段の記憶領域内の識別コード
を次区間の初段の記憶領域にシフトするとともに、前記
読取手段fが読み取った識別コードを初段の区間に入力
し、前記送出部cに存する搬送手段から被加工物が送出
されると当該搬送手段の識別コードを最終段の区間から
排出するレジスタ手段hとを有する搬送ブロックlと、
前記搬送ブロックlから送出された被加工物を後段搬送
ブロックlの投入部に存する搬送手段に載置する移載手
段mと、初段搬送ブロックlの投入部aにおいて載置さ
れる被加工物に関する情報が入力される入力手段iと、
初段搬送ブロックlの搬送手段dに被加工物bが載置さ
れる毎に、初段搬送ブロックlの読取手段fが読み取っ
た識別コードeと前記入力手段iに入力された情報とを
組にして記憶する記憶手段jと、前記移載手段mによっ
て被加工物dが移載された際は、前記記憶手段j内の当
該被加工物bに関する識別コードを後段の搬送ブロック
lの読取手段fが読み取った識別コードに書き換える書
換手段nと、前記記憶手段jおよび前記各レジスタ手段
hの少なくともいずれか一方の記憶内容を前記記憶領域
の位置に対応して表示する表示手段kとを具備する。
請求項3に記載の発明にあっては、第1図(ハ)に示
すように、前記いずれかの区間を指示する区間指示手段
oと、指示された区間に対応する識別コードを前記レジ
スタ手段から読出して前記表示手段に表示させる読出手
段pと、前記読出手段pによって読出されている各識別
コードのいずれかを選択する識別コード選択手段qと、
前記識別コード選択手段qによって選択された識別コー
ドを修正する修正手段rとを具備する。
請求項4に記載の発明にあっては、第1図(ハ)の一
点鎖線に示すように、いずれかの区間を指示する区間指
示手段oと、指示された区間に対応する識別コードを前
記レジスタ手段hから読出して前記表示手段kに表示さ
せる読出手段pと、前記読出手段pによって読出されて
いる各識別コードのうち連続する幾つかを指示する範囲
指示手段sと、前記区間指示手段oによって指示された
区間の各記憶領域のいずれかを指示する記憶領域指示手
段tと、前記範囲指示手段sによって指示された各識別
コードが前記記憶領域指示手段tによって指示された領
域の後になるように各記憶領域内の識別コードを入れ換
える入換手段uとを具備する。
請求項5に記載の発明にあっては、第1図(ニ)に示
すように、いずれかの区間を指示する区間指示手段o
と、指示された区間に対応する識別コードおよびこれら
に対応する情報を前記記憶手段jから読み出して前記表
示手段kに表示させる読出手段pと、前記読出手段pに
よって読出されている各識別コードおよび各情報のいず
れかを選択する選択手段vと、前記選択手段vによって
選択された識別コードまたは情報を書き換える修正手段
wとを具備する。
請求項6に記載の発明にあっては、第1図(ホ)に示
すように、識別コードを指示する識別コード指示手段y
と、指示された識別コードに対応する情報を前記記憶手
段から読出して前記表示手段kに表示させる読出手段p
と、前記読出手段pによって読出されている各情報のい
ずれかを選択する選択手段vと、前記選択手段vによっ
て選択された情報を修正する修正手段wとを具備する。
「作用」 被加工物bが載置された搬送手段dの識別コードeと
当該被加工物bの情報とが一組になって記憶手段jに記
憶され、また、レジスタ手段hに入力された識別コード
eが被加工物dの搬送に応じてトラッキングされる。し
たがって、レジスタ手段h内の識別コードeと記憶手段
hの記憶内容とを参照することにより、被加工物hに関
する情報とその存在位置を知ることができ、この情報が
表示手段kに表示され、読出手段pによって読出されて
いる各識別コードのいずれかを選択して、修正手段rが
この識別コードを修正する。
また、請求項3〜6の記載の発明にあっては、修正手
段r,wによってレジスタhまたは記憶手段j内のデータ
の修正が行われる。
「実施例」 以下、図面を参照してこの発明の実施例について説明
する。
A:実施例の構成 実施例における生産ラインの概略 第2図は、この発明の一実施例における塗装ラインを
示す概略構成図である。この塗装ラインの工程を説明す
ると以下の通りである。
ボディBは溶接ストック場において一時蓄えられた
後、ハンガーコンベア(第4図参照)に載置され前処理
部1に搬送される。ここで、前処理が行われると電着部
2および電着炉3の工程を経て電着塗装が行われる。次
に、シーラ4で鉄板の継目部分に対しシール処理がなさ
れ、アンダーコート部5でフロアー下部についての処理
がなされる。そしてシーラ炉6を経て検査部7に至り、
ここで、電着塗装の検査を行う。検査部7を通過すると
中塗部8および中塗炉9を経て中塗処理が行われる。中
塗処理後は色整列ストレージ10を経て検査部11に至り、
中塗塗装の検査を行う。次に、上塗部12において指示色
の塗装が行われる。そして、上塗炉14において焼き付け
が行われ、これにより、上塗処理が完了する。上塗が完
了したボディBは、検査部15において種々の検査がなさ
れ、塗装ストック場18を経てワックス処理部19に至り、
ここでワックスが塗布される。ワックス処理されたボデ
ィは、塗装ストック場20に至る。塗装ストック場18およ
び20においては、次の工程(車組ライン)にボディBを
効率良く払い出すための並び換えが行われる。車組工程
においては、車種、仕向け地あるいはオプションの種類
によって各工程の作業が異なるので、ラインを流れるボ
ディの順列に効率の良さが要求される。そこで、塗装ス
トック場18および20において、この要求に従った並び換
えを行う。なお、並び換え作業を塗装ストック場18、20
の2カ所で行っているのは、1カ所では十分な並び換え
ができないからである。塗装ストック場20から払い出さ
れたボディBは、車組ストック場21において一次保留さ
れた後に車組工程に移行する。車組ストック場21は、10
0台程度のボディを蓄えられるようになっており、払い
出しボディのバッファとなっている。このようにバッフ
ァ機能を持たせることにより、車組工程における部品調
達時間を稼いだり、あるいは、車組工程の処理量の変動
に対応することができる。
また、電着ナイト22、シーラーナイト23、中塗ナイト
24、および上塗ナイト25は、各々ボディを循環させるよ
う構成されている軌道であり、夜間時等に使用される。
塗装工程においては、ボディが一箇所に長く停滞すると
不良品が発生してしまういため常にボディを動かしてい
る必要がある。そこで、夜間等において正規のラインが
停止するときは、ボディの搬送を通常のラインから切り
放して上述の各ナイト22〜25に進入させ、同ナイト内で
循環させるようにしている。
制御システムの構成 次に、第3図はこの実施例の制御システムを示すブロ
ック図示である。図において、30,31,32,33はボディB
を搬送するハンガーコンベアであり、それぞれ投入工
程、ハンド工程、自動化工程および払出し工程に設けら
れている。投入工程とは第2図に示す「T1−ON」から前
処理部1の前までの工程をいい、ハンド工程とは検査部
7,11,15をいい、自動化工程とはシーラ4、アンダーコ
ート部5、中塗部8、上塗部12およびワックス処理部19
などをいい、払出し工程とは塗装ストック場20をいう。
なお、第3図においては、説明の簡略化のため投入工
程、ハンド工程、自動化工程および払出し工程が単純に
シリアルに配されているが、実際にはハンド工程と自動
化工程とは適宜交互に配されている。
各ハンガーコンベア30〜33には、第4図に示すハンガ
ー35が多数取り付けられている。ハンガー35は各ハンガ
ーコンベア30〜33内において循環するようになってい
る。また、ハンガー35には、ハンガープレート36が取り
付けられており、ハンガープレート36には第5図に示す
ような8個の窓部が設定されている。これら8個の窓部
には、「1」,「2」,「4」,「8」……の重み付け
がされており、窓部が空けられているか塞がれているか
によって所定の識別コード(以下ハンガーナンバーとい
う)を表すようになっている。ハンガーナンバーは、ハ
ンガー固有のもので同じ値が設定されることはない。そ
して、ハンガーナンバーは、第4図に示すハンガーリー
ダ40によって読み取られるようになっている。ハンガー
リーダ40は、各ハンガーコンベア30〜33の投入部および
所定の位置(後述)に設けられており、ハンガープレー
ト36の先端を第5図に示すように光電管41によって検出
し、このタイミングにおいて各窓の開塞を調べる。
第3図に示すハンガーコンベア30、31、32、33は、各
々コンベア制御盤50、51、52、53によってその走行が制
御されるようになっている。投入工程には、カードリー
ダ55が設けられており、磁気カード56のデータを読み取
るようになっている。磁気カード56には、ボディBの塗
装や組み立てに関する種々の情報(以下ボディ情報とい
う)が記憶されており、この磁気カード56がボディBと
ともに塗装工程に搬送されてくる。プリンタ57はカード
リーダ55が読み取ったボディ情報を、操作者が目視によ
り確認できるようにプリントアウトする。58aはハンガ
ーコンベア30のハンガー35にボディを載置する移載装置
であり、この移載装置58aによってボディが載置される
際に、磁気カード56が操作者によってカードリーダ55に
挿入されるようになっている。58b〜58dはハンガーコン
ベア間におけるボディ移載を行う移載装置であり、58e
は次工程へのボディ移載を行う移載装置である。
上述のカードリーダ55から読み込まれたボディ情報
は、ホストコンピュータ60に転送されるようになってい
る。61はホストコンピュータ60の使用データ、処理デー
タ等を記憶するファイルである。また、ホストコンピュ
ータ60はモデム62および63を介してコンピュータ(パー
ソナルコンピュータ)64と通信を行うようになってい
る。コンピュータ64はシーケンサ70とデータ通信を行う
ようになっており、さらに、シーケンサ70はシーケンサ
71と、シーケンサ71はシーケンサ72と、シーケンサ72は
シーケンサ73と各々データ通信を行うようになってい
る。
第3図に示す65〜67は、各々コンピュータであり、シ
ーケンサ70〜73としてLAN(ローカルエリアネットワー
ク)を構成している。コンピュータ65〜67のいずれか
は、シーケンサ70〜73をバックアップするため、同じ情
報を持つようになっている。
シーケンサ70〜73は、各々コンベア制御盤50〜53とデ
ータの授受を行うようになっており、また、第6図に示
すシフトレジスタ80を有している。このシフトレジスタ
80の初段には、各ハンガーコンベア30〜33の投入部にあ
るハンガーリーダ40が読み込んだハンガーナンバーが入
力されるようになっている。
また、ハンガーコンベア30〜33には、ハンガー35の通
過を検出するリミットスイッチLSが所定間隔をとって設
けられており、シフトレジスタ80の記憶領域は各リミッ
トスイッチLSに対応して区切られている(第6図参
照)。この場合、シーケンサ70〜73は、リミットスイッ
チLSによって区切られた区間をゾーンとして認識し、シ
フトレジスタ80の全体区間をブロックとして認識し、さ
らに、シフトレジスタ80の各記憶領域の位置をポジショ
ンとして認識するようになっている。シフトレジスタ80
は、いわゆる先詰めタイプであり、初段にハンガーナン
バーが供給されると、空き領域がある限り順次後段側へ
シフトする。ただし、ゾーンを越えるシフトは、リミッ
トスイッチLSによってハンガー35の通過が検出された場
合にのみ行われる。すなわち、ハンガーの通過がリミッ
トスイッチLSによって検出されると、そのリミットスイ
ッチLSに対応する境界の前のゾーンの最終段の記憶領域
内のハンガーナンバーを次のゾーンの初段の記憶領域に
シフトするようになっている(動作の詳細は後述す
る)。
第3図に示す79は、コンベア制御盤51の制御の下に、
ハンド工程で作業をする操作者に各種表示を行う表示で
ある。81,82は各々カードリーダおよびプリンタであ
り、前述したカードリーダ55およびプリンタ57と同様の
機能を有する。カードリーダ81において読み込まれたボ
ディ情報は、次工程である車組ラインに転送されるよう
になっている。これは、車組ラインにおいては、ボディ
の種類によって準備する部品が異なるため、どのような
ボディがどのような順序で流れてくるのかを早期に知る
必要があるからである。
次に、90,91,92は各々自動化工程において各種自動作
業を行うロボットであり、ロボット制御盤93,94,95によ
って制御される。ステージマスタ盤96は各ロボット制御
盤93,94,95に対して適宜ジョブナンバーおよび塗装色ナ
ンバー(塗装ロボットの場合)を転送するものである。
ここで、ジョブナンバーとは、ロボット90,91,92の動作
を指定するコードであり、塗装色ナンバーとは塗装ロボ
ットが塗布する塗料を指示するコードである。また、ス
テージマスタ盤96,98は、他のステージのロボット制御
盤(図示略)に対してジョブナバー等を転送するもので
ある。ジョブナンバーおよび塗料ナンバーは、機種配信
盤100からラインマスタ盤99に転送され、ラインマスタ
盤99はこれを各ステージマスタ盤96〜98に振り分けて転
送する。機種配信盤100は、コンベア制御盤52からボデ
ィ情報を受け取ると、これを内部のテーブルを参照して
ジョブナンバーおよび塗料ナンバーに変換し、ラインマ
スタ盤99に転送するようになっている。なお、コンベア
制御盤52からボディ情報が出力されるまでの動作につい
ては後述する。
上記構成において、シーケンサ70〜73、パソコン64〜
67および端末68は中央制御室に一括して設置されてい
る。また、端末68は管理コンピュータ67から転送される
出来高、工程流動数の管理データを表示するものであ
る。
ここで、コンピュータ64の内部構成について第10図を
参照して説明する。
図において、100は装置各部を制御するCPUであり、プ
ログラムメモリ101内のプログラムに従って動作する。
Mはハンガーナンバーおよびボディ情報が記憶されるメ
モリであり、その記憶手順については後述する。102はC
PU100に対して各種指示を行うキーボードであり、103は
CPU100の制御の下に各種表示を行うCRT表示装置であ
る。104は通信インターフェイスであり、シーケンサ70
〜73、コンピュータ65〜67とCPU100との間の通信を制御
する。CPU100は通信インターフェイス104を介してシー
ケンサ70〜73内の各シフトレジスタ80に対する読出し、
書き込みを行うようになっている。また、他のコンピュ
ータ65,66,67についても上記と同様の構成となってい
る。
B:実施例の動作 次に、上述した構成によるこの実施例の動作を第3図
を参照して説明する。
ハンガーナンバーのトラッキング まず、第2図に示す溶接ストック場からボディが移載
装置58aによってハンガーコンベア30の投入部のハンガ
ー35に載置される。この際に操作者は当該ボディの磁気
カード56をカートリーダ55に投入する。この結果、ボデ
ィ情報がホストコンピュータ60に転送され、さらに、モ
デム62、63を介してコンビュータ64に転送される。一
方、ハンガーコンベア30の投入部に設けられているハン
ガーリーダ40(第4図参照)は、ハンガープレート36か
らハンガーナンバーを読み取ってシーケンサ70に転送す
る。シーケンサ70は転送されたハンガーナンバーをレジ
スタ80の最初のゾーンの初期記憶領域に書き込むととも
に、コンピュータ64に転送する。コンピュータ64はハン
ガーナンバーが供給されると、これとボディ情報とを組
にして内部メモリに記憶する。この結果、ボディとそれ
が載置されたハンガーとの関係がデータとして保存され
る。以後、移載装置58aによってボディBがハンガー35
に移載される毎に上述の処理が行われ、これにより、コ
ンピュータ64の内部メモリには投入されるボディとハン
ガーナンバーとの対応関係が記憶されていく。ここで、
ハンガーリーダ40が読み取ったハンガーナンバーが,
,……であった場合を例にとると、コンピュータ64
の内部メモリには第7図に示すような対応関係が記憶さ
れていく。図において、Mは内部メモリを示しており、
A1,A2……はその記憶エリアを示している。例えば、記
憶エリアA1には、国内向けボディ、車種がA、色が赤で
あることを指示するボディ情報が記憶されるとともに、
このボディが載置されたハンガーのハンガーナンバー
が記憶される。一方、シーケンサ70内のシフトレジスタ
80は次のような処理を行う。始めに、第8図(イ)に示
すようにハンガーナンバーが初段の記憶領域に入力さ
れる。このハンガーナンバーは、順次後段にシフトさ
れ、ゾーンの最終段に至る(同図(ロ)参照)。次に、
ハンガーナンバーが入力されると、上記と同様にして
後段にシフトし、ゾーンの最終段の1つ手前の記憶領域
に記憶される(同図(ハ)参照)。このように、シフト
レジスタ80に入力されたハンガーナンバーは、空領域が
ある限り順次後段にシフトされていく。ただし、上述の
場合にはゾーンを越えるシフトは行われない。そして、
ナンバーのハンガー35が移動していき、最初のリミッ
トスイッチLSによってその通過が検出されると、このリ
ミットスイッチLSの検出信号がシーケンサ70に転送され
る。これによりシーケンサ70は、第8図(ニ)に示すよ
うにハンガーナンバーを次のゾーンの初段の記憶領域
にシフトする。そして、このようにシフトされたハンガ
ーナンバーは、次のゾーン内において順次後段にシフ
トされていく。また、前のゾーンにおいては、最終段の
記憶領域が空になるので、ハンガーナンバー、……
が1段ずつ後段にシフトされる。
次に、ボディBの搬送が進んで、がハンガーコンベア
30からハンガーコンベア31に転送される場合について説
明する。例えば、ハンガーナンバーのハンガーがハン
ガーコンベア30の送出部に至ると、ボディは移載装置58
b上に移送される。このとき、シフトレジスタ80の最後
段の記憶領域にはハンガーナンバーが格納されている
が、シフトレジスタ80はボディBの移載に伴ってハンガ
ーナンバーを破棄する。したがって、シフトレジスタ
80内の各ハンガーナンバーは、後段へ向かって1段ずつ
シフトされる。
また、移載装置58bには予め識別番号が設定されてお
り、この識別番号がシーケンサ70またはコンピュータ64
内に記憶されている。そして、ボディBが移送される
と、移送を示す信号がシーケンサ70を介してコンピュー
タ64に供給され、これにより、コンピュータ64は第7図
に示す記憶エリアA1のハンガーナンバーを移送装置58b
の識別番号に書き換える。例えば、識別番号が「100」
であったとすると、から「100」に書き換えられる。
次に、ボディBは移載装置58bからハンガーコンベア31
の投入部にあるハンガー35に移載される。そして、この
ハンガー35のハンガーナンバーがハンガーコンベア31の
投入部にあるハンガーリーダ40によって検出され、シー
ケンサ71に転送される。仮に、ハンガーナンバーが検
出されたとすると、このハンガーナンバーがシーケン
サ71に転送される。シーケンサ71は、ハンガーナンバー
をシーケンサ70を介してコンピュータ64に転送すると
ともに、内部のシフトレジスタ80に入力する。この結
果、コンピュータ64は第7図に示す記憶エリアA1のハン
ガーナンバーを「100」からに書き換える。また、シ
フトレジスタ71内のシフトレジスタ80は、前述したシー
ケンサ70のシフトレジスタ80と同様にシフト動作を行
う。
上述の動作は、ボディBが他のハンガーコンベアに移
載される場合も同様に行われる。すなわち、コンピュー
タ64はボディが載置されるハンガーが変更になると、メ
モリM内の該当する記憶エリア内のハンガーナンバーを
新たなものに書き換える。したがって、メモリMを参照
することにより、各ハンガーにどのようなボディが載置
されているかを知ることができる。
トラッキングデータの監視 上述のようにシーケンサ70〜73内の各シフトレジスタ
80は、ハンガーの移動に対応してハンガーナンバーをシ
フトする。すなわち、ハンガーナンバーのトラッキング
が行われる。そして、各シーケンサ70〜73は、ボディB
が下流側のハンガーコンベアに移載されるタイミングに
おいてシフトレジスタ80の内容をコンピュータ65〜67に
転送する。この転送は、コンピュータ65〜67の少なくと
もいずれか1つに対して行われ、これによって、各シフ
トレジスタ80内のハンガーナンバー(トラッキングデー
タ)の2重化保持が行われる。そして、シーケンサ70〜
73のいずれかがダウンした場合は、そのシーケンサのシ
フトレジスタ80に対してコンピュータ65〜67のいずれか
からハンガーナンバーデータが転送される。これによ
り、復旧が迅速に行われる。
ハンガーナンバー等の表示/修正 次に、ハンガーナンバーおよびボディ情報の表示/修
正動作を各モード別に説明する。モードには、ハンガー
ナンバーとそれに対応するボディ情報を一覧表示し、表
示された全てのデータを適宜修正する全データ修正モー
ド、ハンガーナンバーに対応するボディ情報を表示し、
そのボディ情報を個別に修正するハンガーナンバー対応
修正モード、およびボジションに対応するハンガーナン
バーの訂正、削除、移動等を行うポイントシフト修正モ
ードとがある。
I:ポイントシフト修正モード 電源投入時のイニシャライズ処理により全データ修正
モードが設定され、CRT表示装置103に、第図に示す表示
が行われる。この図に示す画面の下部には、ファンクシ
ョンキーの機能が表示されている。ここで、キーボード
102中のファンクションキーf・1を押すと、第11図に
示すように、部分Aの所にメニュー表示がなされる。こ
の状態から再びファンクションキーf・1を押すと、元
の画面に戻る。第11図に示す画面においては、メニュー
内のいずれが白黒反転表示されており、カーソルキー
[↑]または[↓]を押すことにより反転表示の位置を
変えることができる。この操作により「ポイントシフト
修正」を反転表示させ、実行キー(図示略)を押すと、
ポイントシフト修正モードになり、第12図に示す画面表
示となる。この画面は、ゾーン9が選択されている場合
の例である(画面上部参照)。また、第12図に示すPOS
はポジションの番号であり、HNOはハンガーナンバーを
示す。一例を示せば、ポジション1に対するハンガーナ
ンバーは3040であり、ポジション2に対するハンガーナ
ンバーは3014である。ここで、ポジション番号は、シフ
トレジスタの各ゾーンの最終段から初段に向かって順次
1,2,3……の番号が付されている。第12図に示す画面表
示は、CPU105が選択されたシフトレジスタ80内のゾーン
のハンガーナンバーを読み取り、これをCRT表示装置103
に転送することによって行われる。したがって、表示さ
れているハンガーナンバーは、そのトラッキングに対応
して順次スクロールされる。次に、ファンクションキー
f・9が押されると、第13図の部分Aに処理の一覧が表
示される。この一覧中いずれかの項目が、前述の場合と
同様に白黒反転表示されており、カーソルキーにていず
れかを選択して実行キーを押すことにより当該項目の処
理に移る。例えば、「ブロックセレクト」を選択する
と、第14図の部分Aの所にブロック名が表示される。ブ
ロック名には、例えば、「前処理」、「シーラ」、「UD
C(アンダーコート)」などがある。ここで、ブロック
の選択は、上述の場合と同様である。
また、処理として「ゾーンセレクト」を選択すると、
第14図のBの部分にゾーン番号が表示される。そして、
上記と同様にカーソルキーを用いていずれかのゾーンを
選択することができる。また、キーボード102のテンキ
ーを用いて直接ゾーン番号を入力することもできる。こ
の場合、入力されたゾーン番号は、第14図のCの部分に
表示される。ゾーン番号を入力した後に実行キーを押す
と、当該ゾーンが選択される。
以上の処理により、ハンガーンナンバーの表示は新た
に選択されたブロックおよびゾーンについて行われる。
次に、処理項目として「修正」を選択すると、第15図
に示すように、部分Aの所に「修正中」の表示がなさ
れ、ポジション番号1の所にカーソルが表示される(第
15図部分C参照)。そして、カーソルキー「↑」,
「↓」を操作することによりカーソルの位置を変えるこ
とができる。また、「ロールアップキー」、「ロールダ
ウンキー」を押すことにより、表示されているハンガー
ンナンバーのロールアップ、ロールダウンを行うことが
できる。そして、テンキーにより数字を入力すると、カ
ーソルが表示されている部分のハンガーンナンバーが書
き換えられる。書き換え後において処理項目「修正完
了」を押すと、CPU105は対応するシフトレジスタ80の記
憶領域に訂正後の数値を書き込み、ハンガーンナンバー
の修正が完了する。このような修正が必要になるのは、
例えば、ハンガーリーダ40が読み誤りを起こした場合な
どである。各ハンガー35にはハンガーンナンバーが目視
できるように数値が書かれているため、作業者はデータ
上のハンガーンナンバーと実際のハンガーンナンバーと
が違っていれば直ちに気が付くことができ、上記処理に
よりその修正を行うことができる。
メニュー表示内の処理項目「圧縮」を選択すると、そ
のゾーンにつながっている前後のゾーンを表示すること
ができ、処理項目「圧縮開放」を選択すると圧縮表示さ
れていた画面が下に戻る。
処理項目「シフト」を選択すると、データをシフトし
て修正するモードになる。このモードではシフトしたい
ハンガーナンバーの範囲を指定するため、スタートポイ
ントとエンドポイントを指示する。カーソルを所望の位
置に移動させて「実行キー」を押せばスタートポイント
が確定し、再びカーソルを移動させて「実行キー」を押
せばエンドポイントが確定する。そして、移動させたい
位置にカーソルを置いて「実行キー」を押すと、TOポイ
ントが確定し、範囲指定された部分がTOポイント以降に
移動する。例えば、ハンガーナンバーが、 「1,2,5,6,7,8,3,4」 の順で表示されていた場合に、「5,6,7,8」を「4」以
降に移動させると、 「1,2,3,4,5,6,7,8] となる。すなわち、範囲指定された部分が移動して入れ
換えられる。
また、圧縮表示されている場合は、隣接するゾーンへ
の移動も可能である。移動後において、処理項目「修正
完了」を選択すると、CPU105は対応するシフトレジスタ
80内のハンガーナンバーを移動後の状態に書き換える。
処理項目「追加」を選択した後、カーソルを所望の位
置において「実行キー」を押すと、そのポジションを何
もないことにして以後のハンガーナンバーを1つずつシ
フトさせる。そして、何もないことにしたポジションに
数値を入力すれば、ハンガーナンバーの追加が行われ
る。この処理は、ライン上でハンガーを追加挿入した場
合に行われる。また、この追加モードが選択されると、
第15図に示す部分Bに追加モードの表示がされる。
処理項目「削除」が選択されると、スタートポイント
とエンドポイントの確定待ちになり、両ポイントを指定
した後に「実行キー」を押すと、指定された範囲内のハ
ンガーナンバーが削除される。この処理は、ライン上で
ハンガーを抜き取った場合に行われる。この削除モード
が選択されると、第15図の部分Bの所に削除モードの表
示がされる。
II:全データ修正モード このモードは、電源投入後のイニシャル処理またはメ
ニュー表示からの選択によって設定され、CRT表示装置1
03には第16図に示す表示が行われる。図示のように、各
ポジションに対応するハンガーナンバーおよびボディ情
報(フレームNO、機能、派生等)が表示される。なお、
図においてはボディ情報の表示は省略してある。
ファンクションキーf・9が押されると、第17図に示
すように処理項目の表示が行われる。処理項目「ブロッ
クセレクト」および「ゾーンセレクト」は前述の場合と
同様の処理内容である。処理項目「修正」を選択する
と、表示されている各データを修正することができる。
これは修正したい部分にカーソルを移動し、次いで、数
値を入力することにより行われる。処理項目「修正完
了」が選択されると、修正後のデータがCPU105によって
メモリMおよびシフトレイスタ80の該等箇所に書き込ま
れる。
III:ハンガーナンバー対応修正モード このモードは、第11図に示すメニュー表示から選択す
ることにより設定され、画面表示は第18図に示すように
なる。ここで、ファンクションキーf・9を押すと、第
19図に示すように部分Aに処理項目が表示される。ここ
で、処理項目「修正」を選択すると、同図部分Bにカー
ソルが表示され、ハンガーナンバーの入力待ちとなる。
ここで、テンキーによってハンガーナンバーを入力する
と、CPU105はハンガーナンバーに対応するボディ情報を
メモリMから読出し、CRT表示装置103に供給する。この
結果、第19図に示す各部(フレームNO、機種等)にデー
タが表示される。次に、修正を行いたい部分にカーソル
を移動して数値を入力し、処理項目「修正完了」を選択
すると修正後のデータがメモリMの該当箇所に書き込ま
れる。
また、第19図に示す状態において、カーソルキー
「↓」を操作すると、カーソルはフレームNOの欄に移動
する。ここで、テンキーによってフレームナンバーを入
力すると、CPU105はフレームナンバーをキーにしてメモ
リMを検索し、該当するボデイ情報およびハンガーナン
バーを読出す。これらのデータは、上述の場合と同様に
各欄に表示され、それぞれの修正を行うことができる。
C:変形例 上述した実施例においては以下のような変形が可能で
ある。
実施例ではブロックを複数設ける構成であったが生産
ラインの規模が小さい場合などは1つのブロックで構成
してもよい。
実施例においては、ボディBのブロック間の移載に際
するメモリMの書き換えは、いったん移載装置58a,58b
の識別番号に書き換えた後に新たなハンガーナンバーを
書くようにしている。これに対し、移載装置の識別番号
を省し、新たなボディBが新たなハンガーに載置された
ときにそのハンガーナンバーに書き換えるようにしても
よい。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明によれば、被加工物が
生産ラインのどこに位置しているのか、あるいは、各工
程におけるボディの流動数はどの程度かなどの情報を集
中的に把握することができ、これにより、生産スピード
等の管理や、異常の発見、故障対応を迅速に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の構成を示す機能ブロック図、第2図
はこの発明の一実施例である塗装ラインの構成を示す概
略構成図、第3図は同実施例の制御システムを示す制御
ブロック図、第4図はハンガーコンベアの投入部付近を
示す概略構成図、第5図はハンガープレートの構成を示
す正面図、第6図はシーケンサ内に設けられるシフトレ
ジスタを示す概念図、第7図はコンピュータ64のメモリ
Mの記憶内容を示すメモリマップ、第8図はシフトレジ
スタ80のシフト動作を説明する説明図、第9図はロボッ
ト90付近の構成を示す概略構成図、第10図〜第19図は各
々この実施例における表示例を示す正面図である。 35……ハンガー(搬送手段)、36……ハンガープレート
(識別コード)、40……ハンガーリーダ(読取手段)、
55……カードリーダ(入力手段)、58a〜58d……移載装
置(移載手段)、80……シフトレジスタ(レジスタ手
段)、M……メモリ(記憶手段)、LS……リミットスイ
ッチ(検出手段)、64……コンピュータ(書換手段)、
102……キーボード(区間指示手段、識別コード選択手
段、範囲指示手段、記憶領域指示手段、選択手段、識別
コード指示手段)、103……CRT表示装置(表示手段)、
105……CPU(読出手段、修正手段、入換手段)。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23Q 41/08 B23P 21/00 307 B62D 65/00 B65G 45/08

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】投入部において載置された被加工物を送出
    部へ搬送する複数の搬送手段と、 前記各搬送手段に付される識別コードと、 搬送手段の識別コードを前記投入部において読み取る読
    取手段と、 前記投入部から送出部に至る搬送経路中に設けられ、前
    記搬送手段の通過を検出する1または複数の検出手段
    と、 搬送手段の位置を示す連続的に接続された複数の記憶領
    域を、前記検出手段に対応した境界によって複数の区間
    に区切り、各区間の初期記憶領域に識別コードが入力さ
    れると空き領域がある限り逐次後段の記憶領域にシフト
    し、かつ、前記検出手段によって搬送手段の通過が検出
    されると対応する境界の前区間の最終段の記憶領域内の
    識別コードを次区間の初段の記憶領域にシフトするとと
    もに、前記読取手段が読み取った識別コードを初段の区
    間に入力し、前記送出部に存する搬送手段から被加工物
    が送出されると当該搬送手段の識別コードを最終段の区
    間から排出するレジスタ手段と、 前記投入部において載置される被加工物に関する情報が
    入力される入力手段と、 前記投入部の搬送手段に被加工物が載置される毎に、前
    記読取手段が読み取った識別コードと前記入力手段に入
    力された情報とを組にして記憶する記憶手段と、 前記記憶手段および前記各レジスタ手段の少なくともい
    ずれか一方の記憶内容を前記各記憶領域の位置に対応さ
    せて表示する表示手段と、 前記いずれかの区間を指示する区間指示手段と、 指示された区間に対応する識別コードを前記レジスタ手
    段から読出して前記表示手段に表示させる読出手段と、 前記読出手段によって読出されている各識別コードのい
    ずれかを選択する識別コード選択手段と、 前記識別コード選択手段によって選択された識別コード
    を修正する修正手段と を具備することを特徴とする生産管理システム。
  2. 【請求項2】(イ)投入部において載置された被加工物
    を送出部へ搬送する複数の搬送手段と、 前記各搬送手段に付される識別コードと、 搬送手段の識別コードを前記投入部において読み取る読
    取手段と、 前記投入部から送出部に至る搬送経路中に設けられ、前
    記搬送手段の通過を検出する1または複数の検出手段
    と、 連続的に接続された複数の記憶領域を、前記検出手段に
    対応した境界によって複数の区間に区切り、各区間の初
    期記憶領域に識別コードが入力されると空き領域がある
    限り逐次後段の記憶領域にシフトし、かつ、前記検出手
    段によって搬送手段の通過が検出されると対応する境界
    の前区間の最終段の記憶領域内の識別コードを次区間の
    初段の記憶領域にシフトするとともに、前記読取手段が
    読み取った識別コードを初段の区間に入力し、前記送出
    部に存する搬送手段から被加工物が送出されると当該搬
    送手段の識別コードを最終段の区間から排出するレジス
    タ手段とを有する搬送ブロックと、 (ロ)前段搬送ブロックから送出された被加工物を後段
    搬送ブロックの投入部に存する搬送手段に載置する移載
    手段と、 (ハ)初段搬送ブロックの投入部において載置される被
    加工物に関する情報が入力される入力手段と、 (ニ)初段搬送ブロックの搬送手段に被加工物が載置さ
    れる毎に、初段搬送ブロックの読取手段が読み取った識
    別コードと前記入力手段に入力された情報とを組にして
    記憶する記憶手段と、 (ホ)前記移載手段によって被加工物が移載された際
    は、前記記憶手段内の当該被加工物に関する識別コード
    を後段の搬送ブロックの読取手段が読み取った識別コー
    ドに書き換える書換手段と (へ)前記記憶手段および前記各レジスタ手段の少なく
    ともいずれか一方の記憶内容を前記記憶領域の位置に対
    応して表示する表示手段と を具備することを特徴とする生産管理システム。
  3. 【請求項3】前記いずれかの区間を指示する区間指示手
    段と、指示された区間に対応する識別コードを前記レジ
    スタ手段から読出して前記表示手段に表示させる読出手
    段と、前記読出手段によって読出されている各識別コー
    ドのいずれかを選択する識別コード選択手段と、前記識
    別コード選択手段によって選択された識別コードを修正
    する修正手段とを具備することを特徴とする請求項2記
    載の生産管理システム。
  4. 【請求項4】前記いずれかの区間を指示する区間指示手
    段と、指示された区間に対応する識別コードを前記レジ
    スタ手段から読出して前記表示手段に表示させる読出手
    段と、前記読出手段によって読出されている各識別コー
    ドのうち連続する幾つかを指示する範囲指示手段と、前
    記区間指示手段によって指示された区間の各記憶領域の
    いずれかを指示する記憶領域指示手段と、前記範囲指示
    手段によって指示された各識別コードが前記記憶領域指
    示手段によって指示された領域の後になるように各記憶
    領域内の識別コードを入れ換える入換手段とを具備する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の生産管理シス
    テム。
  5. 【請求項5】前記いずれかの区間を指示する区間指示手
    段と、指示された区間に対応する識別コードおよびこれ
    らに対応する情報を前記記憶手段から読み出して前記表
    示手段に表示させる読出手段と、前記読出手段によって
    読出されている各識別コードおよび各情報のいずれかを
    選択する選択手段と、前記選択手段によって選択された
    識別コードまたは情報を書き換える修正手段とを具備す
    ることを特徴とする請求項1または2記載の生産管理シ
    ステム。
  6. 【請求項6】識別コードを指示する識別コード指示手段
    と、指示された識別コードに対応する情報を前記記憶手
    段から読出して前記表示手段に表示させる読出手段と、
    前記読出手段によって読出されている各情報のいずれか
    を選択する選択手段と、前記選択手段によって選択され
    た情報を修正する修正手段とを具備することを特徴とす
    る請求項1または2記載の生産管理システム。
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