JP2849261B2 - 鋼床版の防水舗装工法 - Google Patents

鋼床版の防水舗装工法

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JP2849261B2 JP2252092A JP2252092A JP2849261B2 JP 2849261 B2 JP2849261 B2 JP 2849261B2 JP 2252092 A JP2252092 A JP 2252092A JP 2252092 A JP2252092 A JP 2252092A JP 2849261 B2 JP2849261 B2 JP 2849261B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鋼床版の防水舗装工法に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、支間の長い長大橋、大規模立体駐
車場、高架道路等の車両が通行する舗装路床を有する鉄
骨構造物の建設が増えている。これらの構造物の路床の
建設においては、鋼板の上に直接アスファルトを舗装し
て路床とする鋼床版工法がコスト面等で有利であるた
め、採用されるようになった。この鋼床版に防水機能を
持たせるために、ゴムアスファルトエマルジョン等のラ
テックス瀝青乳剤、ウレタン系、エポキシ系あるいはア
クリル系のエマルジョン、クロロプレン系ラテックス等
からなる防水塗膜を表面に形成する方法が知られてい
る。しかしながら、これらのゴムアスファルト等からな
る塗膜は防水性能の信頼性に欠けるため、従来、防水と
いうよりも鋼床版とアスファルトとの接着剤として利用
され、実際にはクラックが発生しにくく、防水性がよい
とされるグースアスファルトを舗装の基層に舗設し、防
水機能を持たせている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、鋼床版にアス
ファルトを直接舗装する従来の方法においては、鋼床版
の防水、ならびに鋼床版とアスファルトとの間の接着に
ついての問題がある。特に、鋼床版とアスファルトとの
間の接着については、接着した界面が、鋼床版のたわみ
や車両の通行による剪断力、振動などで剥離したり、舗
装面にクラックが発生しないことが要求されるが、現
在、この要求を十分に満足させる方法はない。
【0004】そこで本発明の目的は、鋼床版を十分に防
水することができるとともに、表層のアスファルトとの
接着を強固にすることができるため、鋼床版のたわみ、
車両の通行によって生じる剪断力、振動等によって、ア
スファルト舗装が剥離したり、アスファルト舗装面にク
ラックが発生するのを低減することができる鋼床版の防
水舗装工法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、鋼床版の表面に未硬化の硬化性樹脂組成
物を塗布し、該硬化性樹脂組成物が硬化する前に骨材を
散布した後、硬化性樹脂組成物を硬化させ、骨材の一部
が表面から突出してなる突起を有する防水樹脂層を形成
し、さらに該防水樹脂層の上にアスファルト舗装を行う
鋼床版の防水舗装工法を提供するものである。
【0006】前記硬化性樹脂組成物が、メタクリレート
系樹脂組成物であると、好ましい。
【0007】前記骨材が、前記防水樹脂層の厚さの2〜
10倍の粒径を有するものであると、好ましい。
【0008】以下、本発明の鋼床版の防水舗装工法(以
下、「本発明の方法」という)について、その主要な工
程を示す図1(A)〜(C)に基づいて詳細に説明す
る。
【0009】本発明の方法においては、まず、図1
(A)に示すように、鋼床版1の表面に未硬化の硬化性
樹脂組成物を塗布して、該未硬化の硬化性樹脂組成物か
らなる層2を形成する。
【0010】本発明の方法によって防水舗装が施される
鋼床版は、特に限定されず、横断歩道、浮桟橋、一般鋼
橋、大規模立体駐車場、高架道路等の舗装に用いられる
いずれの鋼板からなる鋼床版でもよい。
【0011】また、未硬化の硬化性樹脂組成物の塗布量
は、通常、1000〜4000g/m2 程度、好ましく
は1500〜3000g/m2 程度である。
【0012】さらに、未硬化の硬化性樹脂組成物の塗布
の方法は、ローラー、レイキ、コテ等を用いる方法、吹
き付け法等が挙げられる。
【0013】また、前記の未硬化の硬化性樹脂組成物を
塗布する前に、前処理として施工面上の油脂、泥、水等
の異物を除去し、さらに表面の汚れや付着物を除去して
おくと、好ましい。また、必要に応じて、プライマーを
塗布してもよい。
【0014】次に、図1(B)に示すように、硬化性樹
脂組成物が硬化する前に骨材3を散布した後、硬化性樹
脂組成物を硬化させ、骨材3の一部が表面から突出して
なる突起4を有する防水樹脂層5を形成する。
【0015】用いられる骨材としては、例えば、砕石、
玉砂利等が挙げられ、これらは1種単独でも2種以上を
混合したものでもよい。これらの中でも、用途に応じて
適度の粒径を選択して容易に入手できる点で、砕石が好
ましい。
【0016】また、この骨材は、前記防水樹脂層の厚さ
の2〜10倍、特に3〜5倍の粒径を有するものが好ま
しい。この骨材の粒径は、通常、6号(5〜13mm)
砕石に相当する程度である。
【0017】さらに、骨材の散布量は、散布密度で表し
て、通常、1/3〜1/10程度、好ましくは1/5〜
1/7程度である。ここで、散布密度とは、散布面の面
積に対する散布された骨材の占める面積の割合である。
【0018】骨材の散布方法は、特に制限されず、通
常、人手による散布等による方法でよい。
【0019】また、硬化性樹脂組成物の硬化は、施工直
前に主剤と硬化剤を混合して硬化させる等の方法にした
がって、行うことができる。
【0020】次いで、図1(C)に示すように、骨材3
の一部が突出されてなる突起4を有する防水樹脂層5の
上にアスファルト基層6を形成してアスファルト舗装を
行う。
【0021】アスファルト基層6は、例えば、トペカ、
合成樹脂系の舗装材、密粒度アスファルトコンクリー
ト、グースアスファルト等を厚さ35〜40mm程度に
打設し、表面を定規や転圧ローラー等を用いて仕上げる
方法にしたがって舗装すればよい。これらの中でも、グ
ースアスファルトが、良好な流動性を有するため、アス
ファルト基層の形成に有効である。
【0022】以上のように、突起を有する防水樹脂層の
上にアスファルト基層を形成して防水舗装を施した後、
図2に示すように、アスファルト表層7を形成して鋼床
版の舗装を行うことができる。
【0023】このアスファルト表層7は、特に制限され
ず、通常のアスファルト舗装に用いられる舗装材を、厚
さ35〜40mm程度に打設することにより形成するこ
とができる。
【0024】本発明の方法において、前記鋼床版の表面
に塗布される硬化性樹脂組成物としては、例えば、メタ
クリレート系樹脂組成物、エポキシ系樹脂組成物、ウレ
タン系樹脂組成物、アクリル系ゴム、クロロプレンゴ
ム、ゴムアスファルト等が挙げられる。これらの中で
も、メタクリレート系樹脂組成物、エポキシ系樹脂組成
物、ウレタン系樹脂組成物が好ましく、鋼板に対する接
着性に優れる点で、特にメタクリレート系樹脂組成物が
好ましい。
【0025】エポキシ系樹脂組成物としては、例えば、
商品名:エポニカで市販されているもの等が挙げられ、
ウレタン系樹脂組成物としては、例えば、商品名:ディ
ックウレタン(大日本インキ化学(株)製)、商品名:
ミリオネート(保土谷化学工業(株)製)、商品名:ウ
レシール(科研塗料(株)製)、商品名:ARウレタン
(ARセンター製)、商品名:ベルウレックス(鐘紡合
成科学(株)製)、商品名:パラックスE(三井東圧化
学(株)製)等で市販されているものなどが挙げられ
る。
【0026】メタクリレート系樹脂組成物の代表例とし
ては、 (1)(A)メタクリレート系モノマー1種単独または
2種以上からなる組成物 (2)(A)メタクリレート系モノマーを主成分とし、
(B)該メタクリレート系モノマーと共重合可能な他の
モノマーを含む組成物あるいは (3)(A)メタクリレート系モノマーを主成分とし、
(B)該メタクリレート系モノマーと共重合可能な他の
モノマー(C)該メタクリレート系モノマーと相溶性の
ある重合体を含む組成物等が挙げられる。
【0027】(A)メタクリレート系モノマーとして
は、例えば、メチルメタクリレート、エチルメタクリレ
ート、n−ブチルメタクリレート、イソブチルメタクリ
レート、t−ブチルメタクリレート、2−エチルヘキシ
ルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリレート、ラ
ウリルメタクリレート等が挙げられる。これらの1種単
独または2種以上の組合せが、前記メタクリレート系樹
脂組成物に含まれていてもよい。
【0028】(B)メタクリレート系モノマーと共重合
可能な他のモノマーとしては、メチルアクリレート、エ
チルアクリレート、n−ブチルアクリレート、イソブチ
ルアクリレート、t−ブチルアクリレート、2−エチル
ヘキシルアクリレート、シクロヘキシルアクリレート、
ラウリルアクリレート等のアクリレートモノマー;エチ
レングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレング
リコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコ
ールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコー
ルジ(メタ)アクリレート、ブチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、ヘキシレングリコールジ(メタ)ア
クリレート、2,2−ビス〔4−(メタ)アクリロイル
オキシフェニル〕プロパン、2,2−ビス〔4−(メ
タ)アクリロイルオキシシクロヘキシル〕プロパン、
2,2−ビス〔3−(メタ)アクリロイルオキシ−2−
ヒドロキシプロポキシフェニル〕、トリメチロールプロ
パントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリトリトール
テトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリトリトール
ヘキサ(メタ)アクリレート等の多官能(メタ)アクリ
レートモノマー;マレイン酸ジメチル、マレイン酸ジエ
チル、マレイン酸ジ−n−ブチル、マレイン酸ジ−t−
ブチル、マレイン酸ジイソブチル等のマレイン酸エステ
ルモノマー;ジメチルフマレート、ジエチルフマレー
ト、ジ−n−ブチルフマレート、ジ−t−ブチルフマレ
ート、ジイソブチルフマレート等のフマル酸エステルモ
ノマー;あるいはスチレン、ビニルトルエン等のビニル
モノマーなどが挙げられる。これらの1種単独または2
種以上の組み合わせが前記メタクリレート系樹脂組成物
に含まれていてもよい。
【0029】また、(C)メタクリレート系モノマーと
相溶性のある重合体としては、例えば、前記(A)メタ
クリレート系モノマーの1種からなる単独重合体、ある
いは2種以上からなる共重合体;前記(B)メタクリレ
ート系モノマーと共重合可能な他のモノマーとして例示
のアクリレートモノマーの1種からなる単独重合体、あ
るいは2種以上からなる共重合体;前記(A)メタクリ
レート系モノマー、前記(B)メタクリレート系モノマ
ーと共重合可能な他のモノマーとして例示のアクリレー
トモノマー、ならびに前記(B)メタクリレート系モノ
マーと共重合可能な他のモノマーとして例示のビニルモ
ノマーからなる共重合体、などが挙げられる。
【0030】また、このメタクリレート系樹脂組成物
は、各種の配合剤を含有していてもよく、この配合剤と
して、例えば、ジ−2−エチルヘキシルフタレート、ジ
−n−オクチルフタレート、トリクレジルホスフェー
ト、ジ−2−エチルヘキシルアジペート等の可塑剤;パ
ラフィンワックス等の酸素遮断剤;流動パラフィン、鉱
物油、トール油、ヒマシ油等のオイル類;各種耐候安定
剤;あるいはモノマー安定化のための微量の重合禁止剤
などが挙げられる。
【0031】このメタクリレート系樹脂組成物の硬化
は、メタクリレート系樹脂組成物を重合開始剤の存在下
に加熱して硬化させる方法;メタクリレート系樹脂組成
物を、重合開始剤と重合促進剤との組合せからなるレド
ックス系重合触媒の存在下に、室温または室温付近の温
度で硬化させる方法などのいずれの方法にしたがって行
ってもよい。
【0032】重合開始剤としては、例えば、ジベンゾイ
ルペルオキシド、ジクミルペルオキシド、ジアセチルペ
ルオキシド、ジカプリルペルオキシド、ジラウロイルペ
ルオキシド、ジステアロイルペオキシド、t−ブチルペ
ルオキシド、クメンヒドロペルオキシド、t−ブチルヒ
ドロペルオキシド等の有機過酸化物;アゾビスイソブチ
ロニトリル、ジメチルアゾビスイソブチレート等のアゾ
化合物等が挙げられる。
【0033】レドックス重合触媒としては、例えば、前
記有機過酸化物と、第3アミン、第一鉄塩、メルカプタ
ンおよびナフテン酸から選ばれる少なくとも一種との組
合せ、あるいは過硫酸塩と亜硫酸水素ナトリウムの組合
せ等からなるものが挙げられる。前記第3アミンとして
は、例えば、アニリン、N,N−ジメチルアニリン、
N,N−ジメチル−p−トルイジン、N,N−ジ(ヒド
ロキシエチル)−p−トルイジン、N,N−ジ(ヒドロ
キシエチル)−m−トルイジン、N,N−ジ(β−ヒド
ロキシプロピル)−p−トルイジン等が挙げられる。
【0034】メタクリレート系樹脂組成物が、メチルメ
タクリレートを主成分として含む場合には、有機過酸化
物と第3アミンの組合せからなるレドックス重合触媒を
用いると、好ましい。
【0035】メタクリレート系樹脂組成物の硬化に際し
て、重合開始剤またはレドックス重合触媒は、重合開始
剤を単独で用いる場合には、メタクリレート系樹脂に対
して0.1〜10重量%程度の重合開始剤を、レドック
ス重合触媒を用いる場合には、メタクリレート系樹脂に
対して、0.1〜10重量%程度の重合開始剤と0.1
〜5重量%程度の重合促進剤とからなるレドックス重合
触媒を使用するのがよい。
【0036】このメタクリレート系樹脂組成物の具体例
として、レジンコンクリート用液状組成物として上市さ
れているものが挙げられる。このレジンコンクリート用
液状組成物は、メチルメタクリレートモノマーを主成分
とし、副成分として、他の(メタ)アクリレート系モノ
マー、多官能(メタ)アクリレート系モノマー、(メ
タ)アクリレート系樹脂を含有し、さらに、必要に応じ
て、耐候安定剤、可塑剤等が配合されてなる組成物であ
る。さらに、レジンコンクリート用液状組成物には、重
合促進剤として第3アミンが配合され、レジンコンクリ
ート用液状組成物の施工・硬化時に、重合開始剤と混合
することにより、レドックス重合触媒が形成され、室温
で硬化させることができる。このレジンコンクリート用
液状組成物の代表例として、三井石化産資(株)から商
品名:シリカルで市販されているものが挙げられる。
【0037】
【実施例】以下、本発明の実施例を挙げて本発明を具体
的に説明する。
【0038】(実施例1)鋼床版の施工面の汚れや錆を
メタルグリッドのブラストで取り除いた。次に、未硬化
のメタクリレート系樹脂組成物(三井石化産資(株)
製、商品名:シリカルR200)100部に硬化剤(ジ
ベンゾイルペルオキシド)4部を添加して、十分に攪拌
した後、鋼床版の施工面に厚さ1〜2mmに塗布した。
メタクリレート系樹脂組成物は、硬化剤添加後、約30
分で硬化するので、塗布後、メタクリレート系樹脂組成
物のゲル化が開始する20分までに、塗布面に粗骨材
(砕石6号:粒径13〜5mm)を、施工面の面積に対
して約20%の密度になるように散布した。メタクリレ
ート系樹脂組成物が硬化して防水樹脂層が形成された
後、その上にグースアスファルトを打設して硬化させ厚
さ35mmのアスファルト基層を形成した。さらに、そ
の上に40mmアスファルトコンクリートを打設してア
スファルト表層を形成して、鋼床版を舗装した。
【0039】
【発明の効果】本発明の方法において、鋼床版上に形成
される防水樹脂層が鋼床版に十分に接着して防水機能を
果たし、また、防水樹脂層から突設された突起により、
上層のアスファルト基層との接着面積を増大させ、かつ
アンカー効果により防水樹脂層とアスファルト基層との
接着がさらに強固になる。また、該突起によりアスファ
ルト基層が横に動くのを規制するためクラックの発生の
低減に有効である。さらに、該突起は、グースアスファ
ルトの技術的課題である舗装のフィニッシングを容易に
する。そのため、本発明の方法によれば、鋼床版を十分
に防水することができるとともに、表層のアスファルト
との接着を強固にし、またアスファルト基層の横の動き
を規制することができるため、鋼床版のたわみ、車両の
通行によって生じる剪断力、振動等によって、アスファ
ルト舗装が剥離したり、アスファルト舗装面にクラック
が発生するのを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)〜(c)は、本発明の方法の主要な工
程を順を追って説明する模式断面図。
【図2】 本発明の方法によって防水舗装が施された舗
装の1例を説明する模式断面図。
【符号の説明】
1 鋼床版 2 未硬化の硬化性樹脂組成物からなる層 3 骨材 4 突起 5 防水樹脂層 6 アスファルト基層 7 アスファルト表層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E01C 7/32

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鋼床版の表面に未硬化の硬化性樹脂組成物
    を塗布し、該硬化性樹脂組成物が硬化する前に骨材を散
    布した後、硬化性樹脂組成物を硬化させ、骨材の一部が
    表面から突出してなる突起を有する防水樹脂層を形成
    し、さらに該防水樹脂層の上にアスファルト舗装を行う
    鋼床版の防水舗装工法。
  2. 【請求項2】前記硬化性樹脂組成物が、メタクリレート
    系樹脂組成物である請求項1に記載の鋼床版の防水舗装
    工法。
  3. 【請求項3】前記骨材が、前記防水樹脂層の厚さの2〜
    10倍の粒径を有するものである請求項1または2に記
    載の鋼床版の防水舗装工法。
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