JP2848981B2 - 中継装置及び中継システム - Google Patents

中継装置及び中継システム

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JP2848981B2
JP2848981B2 JP8755791A JP8755791A JP2848981B2 JP 2848981 B2 JP2848981 B2 JP 2848981B2 JP 8755791 A JP8755791 A JP 8755791A JP 8755791 A JP8755791 A JP 8755791A JP 2848981 B2 JP2848981 B2 JP 2848981B2
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明夫 吉川
孝明 武田
健 野本
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/11Arrangements specific to free-space transmission, i.e. transmission through air or vacuum
    • H04B10/114Indoor or close-range type systems
    • H04B10/1149Arrangements for indoor wireless networking of information

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光信号を利用するデー
タ伝送システムにかかり、特に複数の端末間におけるパ
ケットデータ伝送の中継装置及び中継システムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のデータ伝送システムとしては、た
とえば図13に示すものがある。まず、同図(A)に示
すものは、電波による無線中継システムで、移動端末1
00からの送信波は中継装置102の受信部104で受
信される。受信波は、送信部106から再送信され、こ
れが移動端末108に受信される。このシステムによれ
ば、比較的広範囲をカバーする中継が可能である。
【0003】次に、同図(B)に示すものは光伝送シス
テムで、一対の波長の異なる送受光部110,112を
有する通信装置114,116を対向配置して、特定間
におけるデータの送受が行なわれる。このシステムによ
れば、大容量のデータを外来雑音の影響を受けることな
く伝送することができる。
【0004】次に、同図(C)に示すものも光伝送シス
テムで、特願平2−216531号として出願されたも
のである。同図において、集配信装置120の周囲には
中継装置122が複数配置されており、この中継装置1
22の周囲には端末装置124が複数配置されている。
また、集配信装置120は、図示しない集中情報処理装
置に接続されており、それらの間でデータの授受が行わ
れるようになっている。中継装置122は、受信した光
信号を周波数変換して出力するものである。
【0005】以上のようなシステムにおけるデータの配
信は集中情報処理装置→集配信装置120→中継装置1
22→端末装置124の順で行われ、集信はその反対の
順で行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような従来技術では次のような不都合がある。 (1)まず、図13(A)の従来例では、電波を利用す
るため中継時の相互干渉を回避するための方策が必要と
なる。中継装置の規模が大きくなったり、リアルタイム
の中継が困難となるなどの不都合がある。 (2)同図(B)の従来例では、所定エリア内の任意の
場所に分散配設された端末間におけるデータ伝送には有
効とはいえず、端末の増減に応じてシステムの拡張,縮
小を容易に行うことができない。
【0007】(3)更に、同図(C)の従来例では、良
好なデータ伝送を行うためには、中継装置と集配信装置
との間の見通し確保が重要な条件となる。ところで、複
数の端末装置間で通信を行う場合、端末から中継装置へ
の送信(アップリンク)においては、最寄の中継装置で
カバーすることができるので特に問題はない。しかしな
がら、その逆の中継装置から端末装置への送信(ダウン
リンク)においては、遠方の端末が通信相手となり、中
継装置,集配信装置間の見通し確保は非常に困難とな
る。このため、端末装置間の通信を良好に行うことはで
きない。本考案は、この点に着目したもので、離間した
見通しのない端末装置間においても良好に通信を行うこ
とができる中継装置及び中継システムを提供すること
を、その目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の端末装
置間のパケットデータ通信を光信号によって中継する中
継装置において、前記端末装置の第1のキャリア周波数
の光送信信号を受信するとともに、第1の周波数変換を
行って第2のキャリア周波数の光信号を送信する第1中
継部と、この第1中継部の第2のキャリア周波数の光
信信号を受信するとともに、第2の周波数変換を行って
端末装置に第3のキャリア周波数の光信号を送信する第
2中継部と、を備えたことを特徴とする。
【0009】この中継装置の別の態様では、第2中継部
が受信状態であるときは第1中継部の送信を中止する制
御部が備えられている。更に他の態様では、第1中継部
で受信したパケットデータを格納するメモリ手段と、第
2中継部によって受信されたパケットデータとメモリ手
段の内容を比較し、両者が同一であればメモリ手段の内
容を消去する制御部とが備えられている。このような中
継装置が相互に通信可能に複数配置されて、中継システ
ムが構成される。
【0010】更に本発明の中継装置は、複数の端末装置
間のパケットデータ通信を光信号によって中継する中継
装置において、第1及び第2中継装置を備え、第1中継
装置は、前記端末装置の送信信号を受信するとともに第
1の周波数変換を行って送信する第1中継部と、前記第
2中継装置の送信信号を受信するとともに第2の周波数
変換を行って端末装置に送信する第2中継部とを備え、
前記第2中継装置は、前記第1中継部の送信信号を受信
するとともに第3の周波数変換を行って第2中継部に送
信することを特徴とする。
【0011】この中継装置の別の態様では、前記第1中
継装置における第1及び第2の周波数変換用のローカル
信号の送信部が前記第2中継装置に設けられるととも
に、このローカル信号の受信部が第1中継装置に設けら
れる。更に別の態様によれば、前記第1の中継装置にお
ける第1及び第2の周波数変換が逓倍により行なわれ
る。 このような中継装置のうち、第1中継装置を、第
2中継装置に対して相互に通信可能に複数配置すること
により、中継システムが構成される。
【0012】
【作用】本発明によれば、中継装置には第1及び第2の
中継部が設けられる。端末装置から送信された第1のキ
ャリア周波数の光信号は、少なくとも1つの第1中継部
で受信される。第1中継部の第2のキャリア周波数の光
送信信号は第2中継部で受信され、これによって中継装
置間の中継が行なわれる。そして、各中継装置の第2中
継部の第3のキャリア周波数の光送信信号が各端末装置
に受信され、これによって見通しのない遠方の端末装置
に対する中継も行われる。また、別の発明によれば、複
数の第1中継装置とそれらに共通する第2中継装置が配
置され、第1中継装置の第1中継部と第2中継部との通
信が第2中継装置を介して行われて、伝送性能の向上が
図られる。
【0013】
【実施例】以下、本発明による中継装置及び中継システ
ムの実施例について、添付図面を参照しながら説明す
る。 <実施例1>最初に、図1乃至図5を参照しながら、本
発明の実施例1について説明する。この実施例は、複数
の端末装置間の通信を中継装置を介して行う例である。
図1には、実施例1の全体構成が示されている。同図に
おいて、複数の同一構成の中継装置R1,R2,R3,
R4,……(以下、「R」で総称する)は、互いに見通
しがきくように天井10に設置されている。また、複数
の同一構成の端末装置T1,T2,T3,T4,……
(以下、「T」で総称する)は、フロア上適宜位置に存
在する。
【0014】これらのうち、中継装置Rは、2系統の中
継部12,14を各々有しており、第1中継部12は受
光器16及び発光器18を、第2中継器14は受光器2
0,発光器22を有している。また、端末装置Tは、発
光器24,受光器26を各々有している。
【0015】次に、図2を参照しながら中継装置Rの構
成について説明する。同図において、第1中継部12の
受光器16の信号出力側は、キャリアセンス回路30及
び周波数変換器32の入力側に接続されている。キャリ
アセンス回路30の出力側はコントロール回路34の入
力側に接続されており、周波数変換器32の出力側はス
タートディレイ回路36の入力側に接続されている。ス
タートディレイ回路36の出力側はコントロール回路3
4,発光器18の入力側に接続されており、コントロー
ル回路34の出力側は発光器18の入力側に接続されて
いる。
【0016】他方、第2中継部14の受光器20の出力
側は、キャリアセンス回路38,周波数変換器40の入
力側に各々接続されており、これらの出力側は発光器2
2の入力側に各々接続されている。なお、キャリアセン
ス回路38の出力側は、第1中継部12のコントロール
回路34の入力側にも接続されている。
【0017】以上の各部のうち、第1中継部12の受光
器16は、周波数F1の端末装置Tからの信号を受光す
るためのものである。キャリアセンス回路30は、受信
信号が所定のレベル以上か否かを判定し、判定結果をコ
ントロール回路34に出力する機能を有する。周波数変
換器32は、入力信号のキャリア周波数F1をF2に変
換して出力する機能を有する。スタートディレイ回路3
6は、パケットデータのプリアンプル部分をパケット先
頭部からランダムな時間相当分削る機能を有する。
【0018】また、受光器20は、発光器18から出力
された周波数F2の信号を受信するためのものである。
キャリアセンス回路38は、受信信号が所定のレベル以
上か否かを判定し、判定結果を発光器22及びコントロ
ール回路34に出力する機能を有する。周波数変換器4
0は、入力信号のキャリア周波数F2をF3に変換して
出力する機能を有する。
【0019】次に、コントロール回路34は、キャリア
センス回路30,38の判定結果に基づいて、次のよう
な条件で発光器18に送信許可命令を出力する機能を有
する。キャリアセンス回路38の判定結果が所定レベ
ル以上であれば、キャリアセンス回路30の判定結果が
いずれであっても送信不許可とする。キャリアセンス
回路38の判定結果が所定レベル以下でキャリアセンス
回路30の判定結果が所定レベル以上であれば、送信許
可とする。キャリアセンス回路38の判定結果が所定
レベル以下でキャリアセンス回路30の判定結果が所定
レベル以下であれば、送信不許可とする。
【0020】すなわち、第2中継部14おいて信号が受
信されているときは、第1中継部12の受信状態の如何
にかかわらず、受信信号が周波数変換されて第2中継部
14から出力される。第1中継部12では、第2中継部
14で信号が受信されていない場合にのみ、入力信号が
周波数変換されて出力されるようになっている。
【0021】更に、コントロール回路34には、次のよ
うな処理機能がある。上述したように、発光器18,受
光器20のキャリア周波数はいずれもF2である。従っ
て、発光器18の送信開始直後に中継装置Rの自己の第
2中継部14のキャリアセンス回路38の判定結果が所
定レベル以上となり、上述した条件により直ちにコン
トロール回路34から送信不許可命令が発せられて、発
光器18が送信停止となってしまう。
【0022】これを防止するため、コントロール回路3
4には、スタートディレイ回路36から送信開始信号を
受けてそれ以降の第2中継部14におけるキャリアセン
ス回路38の判定結果出力を無視する機能が設けられて
いる。これにより、発光器18が送信を開始すると、パ
ケット終了時までその送信が継続されるようになってい
る。
【0023】次に、上述した中継部12,14における
受光器16,20、発光器18,22は、図3に示すよ
うに全方向に指向性を有するように構成されている。同
図において、発光器18,22は、多数の発光素子LE
が円周上に外側を向いて等間隔に配列された構成となっ
ており、いずれの方向にも光信号が出力されるように構
成されている。また、受光器16,20も、同様に、多
数の受光素子PHが円周上に外側を向いて等間隔に配列
された構成となっており、いずれの方向からの光信号も
受信できるように構成されている。
【0024】次に、図4及び図5を参照しながら、本実
施例の動作について説明する。図4には端末装置Tから
中継装置Rの第1中継部12の送信に至るアップリンク
の動作のタイミングチャートが示されており、図5には
動作状態の一例が示されている。また、図1の矢印FU
1,FU2は、端末装置Tから中継装置Rに対するアッ
プリンクを示し、矢印FD1,FD2,……は、中継装
置Rから端末装置Tに対するダウンリンクを示す。
【0025】端末装置T1,T2,T3,T4からは、
たとえば図4(A)乃至(D)に示すように、データの
パケットP1,P2,P3,P4の光信号が各々順に送
信される。最初に、端末装置T1の発光器24からパケ
ットP1の光信号が周波数F1で出力される。この光信
号は、端末装置T1の近傍にある中継装置Rによって受
信される。図1の例では、端末装置T1の近傍に中継装
置R1,R2が存在するため、端末装置T1から出力さ
れた光信号は、中継装置R1,R2に受信される(図4
(E),(F)参照)。同様にして、端末装置T2の光
信号は中継装置R2,R3によって受信され、端末装置
T3の光信号は中継装置R3,R4によって受信され、
端末装置T4の光信号は中継装置R4によって受信され
る(同図(F)〜(H)参照)。
【0026】端末装置Tからの光信号の受信は、中継装
置Rの第1中継部12の受光器16によって行なわれ
る。受光器16によって光電変換された信号は、一方に
おいてキャリアセンス回路30に供給される。キャリア
センス回路30では、受信信号のレベルが判定され、判
定結果がコントロール回路34に対して出力される。
【0027】他方、受光器16の出力は周波数変換器3
2にも供給され、これによってキャリア周波数がF1か
らF2に変換される。変換後の信号は、スタートディレ
イ回路36に供給される。スタートディレイ回路36で
は、上述したように、パケットデータのプリアンプル部
分がパケット先頭部からランダムな時間相当分削られ
る。パケットの先頭部が削られた信号は、発光器18に
対して供給される。発光器18では、コントロール回路
34からの送信命令が許可であれば、直ちにその送信が
行なわれる(図4(I)参照)。
【0028】第1中継部12から周波数F2の信号が出
力されると、これは他の中継装置Rや自己の第2中継部
14の受光器20で受信されることになる。そして、第
2中継部14では、周波数F2の信号が周波数F3に変
換されて発光器22から出力されることになる。
【0029】図1の例について説明すると、端末装置T
1からは、矢印FU1,FU2で示す周波数F1の信号
が出力される。この信号は、中継装置R1,R2の各第
1中継部12に受信される。第1中継部12では、周波
数F2の信号が出力される。この信号は、矢印FMで示
すように、中継装置Rの第2中継部14に各々受信され
る。そして、これらの中継部14からは、周波数F3の
信号が出力される。この信号は、矢印FD1,FD2,
……で示すように端末装置T2,T3,……の受光器2
6に各々受信される。
【0030】この場合において、たとえば端末装置T1
の送信よりも若干遅れて端末装置T2が送信を行なおう
としていたとする。このとき、中継装置R2では、第1
中継部12のキャリアセンス回路30による所定レベル
以上の判定結果が出力される以前に、第2中継部14の
キャリアセンス回路38の所定レベル以上の判定結果が
コントロール回路34に出力されることとなる。
【0031】従って、上述した条件により、中継装置
R2の第1中継部12の送信動作は停止されることとな
る。他の中継装置についても同様である。これによっ
て、中継装置R1の第1中継部12が動作する状態はパ
ケットP1の送信終了まで継続され、その期間中動作す
る第1中継部12は、いずれか一つに制限される。別言
すれば、コントロール回路34の動作によって、複数の
端末装置Tが前後して送信を行っても中継動作を行う第
1中継部12を有する中継装置は1台に制限される。上
述した例では、中継装置R1が送信端末装置T1との中
継を行っている。
【0032】中継装置Rが仮に同時に複数送信状態にな
ると、お互いの送信信号キャリアに同期関係が保証され
ていないために送信信号が互いに打ち消し合う状況に陥
る可能性があるが、このような不都合は上述した機能に
よって防止されている。
【0033】更に、以上の動作において、中継装置R2
にも端末装置T1の送信信号が矢印FU2で示すように
到達する(図4(F)参照)。他方、第2中継部14の
キャリアセンス回路38における判定動作終了までに
は、所定の時間がかかる。別言すれば、中継装置R1か
らの周波数F2の信号を受信して中継装置R2で上述し
た中継動作を制限するまでに、所定の時間がかかる。従
って、その間に中継装置R2の第1中継部14で送信動
作が開始されると、パケットP1の送信終了まで中継装
置R1,R2が中継動作を行うこととなる。
【0034】そこで、本実施例では、スタートディレイ
回路36によりパケットプリアンブル先頭部をランダム
量削るようにして、かかる不都合が生じないうようにな
っている。たとえば、中継装置R1では、図4(I)に
示すように、時間t1相当のプリアンブルデータが削ら
れる。中継装置R2では、同図(J)に示すように、時
間t2相当のプリアンブルデータが削られる。これによ
って、送信遅延時間t1,t2が生ずることになる。
【0035】ここで、それらの遅延時間t1,t2は、上
述したキャリアセンスに要する時間よりも長い単位時間
の自然数倍の値として選択設定される。これにより、中
継装置R2では、キャリアセンス回路38による判定結
果を待って第1中継部12による送信を行うかどうかの
コントロール回路34の動作決定が行なわれるようにな
る。従って、中継装置R1,R2の第1中継部12によ
る同時送信は、良好に防止されることになる。この送信
停止部分は、図4に斜線で示されている。
【0036】ただし、t1=t2の場合には、2台同時送
信の可能性がある。しかし、遅延時間t1,t2のランダ
ム量の数が多ければ多いほど、その確率をかなり低く抑
えることが可能である。また、同時送信となってエラー
が生じた場合には、再送信などの処置を講ずるようにし
てもよい。
【0037】以上のようにして、第1中継部12が動作
する中継装置Rは、いずれか一つに決定される。そし
て、他の中継装置Rは、第2中継部14の動作に専念す
ることになり、周波数F2の信号が受信さればそれが周
波数F3の信号に変換されて送信される。なお、第1中
継部12が動作する中継装置Rでは、第2中継部14も
動作する。図1の例では、中継装置R1では、第1及び
第2中継部12,14がいずれもも動作し、中継装置R
2,R3,R4では、第2中継部14のみが動作する。
【0038】中継装置Rの第2中継部14では、受光器
20によって受信されたキャリア周波数F2の信号が、
周波数変換器40によって周波数F3に周波数変換され
る。なお、この場合の周波数変換は、複数の中継装置で
同時発光となるため、キャリアの同期が確保できるよう
に逓倍による方法が用いられる。
【0039】一方、受光器20の受信信号は、キャリア
センス回路38に供給され、ここで信号レベルの判定が
行われる。その結果、所定レベル以上と判定されたとき
は、発光器22に送信許可命令が出力され、周波数変換
後の信号が送信されることになる。中継装置Rどうしは
見通しが確保されていることから、この送信動作が全中
継装置Rの第2中継部14で行われることになる。この
送信動作は、多数の端末装置Tに対してダウンリンクF
D1,FD2,……となる。通信相手の端末装置Tに
は、その近傍に設置された中継装置Tから信号が到来
し、良好な受信が可能となる。
【0040】図5には、以上の通信状態の一例が示され
ている。端末装置T1から出力された周波数F1の信号
は、中継装置R1の第1中継部12に受信される。そし
て、中継装置R1の第1中継部12から出力された周波
数F2の信号は、すべての中継装置R1,R2,R3の
第2中継部14に受信される。これら第2中継部14で
は、周波数F3の信号が出力され、これが端末装置T
2,T3,T11,T12,T13に各々受信される。
なお、中継装置R2,R3の第1中継部12は、動作し
ない(ハッチングで図示)。
【0041】以上のように、実施例1によれば、端末装
置から送信された信号は、一つの第1中継部で受信され
る。第1中継部の送信信号は第2中継部で受信され、こ
れによって中継装置間の中継が行なわれる。そして、各
中継装置の第2中継部の送信信号が各端末装置に受信さ
れ、これによって見通しのない遠方の端末装置に対する
中継が可能となる。また、中継装置の数を増やすことに
よって、システムの拡張を容易に行うことができる。
【0042】<実施例2>次に、図6及び図7を参照し
ながら、本発明の実施例2について説明する。なお、上
述した実施例1と同様又は相当する構成部分には、同一
の符号を用いる(以下の実施例においても同様)。
【0043】図6には、実施例2における中継装置Rの
構成が示されている。同図において、中継装置Rの第1
中継部50における受光器16の出力側は、キャリアセ
ンス回路30および復調器52の入力側に各々接続され
ている。この復調器52の出力側は、メモリバッファ回
路54の入力側に接続されており、メモリバッファ回路
54の出力側は変調器56の入力側に接続されている。
そして、この変調器56の出力側が、発光器18の入力
側に接続されている。また、メモリバッファ回路54
は、コントロール回路58にも接続されている。
【0044】他方、第2中継部60における受光器20
の出力側は、キャリアセンス回路38,周波数変換器4
0とともに、復調器62の入力側にも接続されている。
この復調器62の出力側は、コントロール回路58の入
力側に接続されている。なお、端末装置Tや中継装置R
の配置などは、実施例1と同様である。次に、図7のタ
イミングチャートを参照しながら、上記実施例の動作に
ついて説明する。まず、端末装置Tからの信号出力は、
同図(A)〜(D)に示すように実施例1と同様であ
る。これらの信号は、同図(E)〜(H)に示すように
近傍に存在する中継装置Rに受信されるが、これも実施
例1と同様である。
【0045】端末装置T1からのパケットP1の信号の
受信は、第1中継部50の受光器16によって行なわれ
る。これにより電気信号に変換された信号は、一方にお
いてキャリアセンス回路30に供給され、ここで所定レ
ベル以上かどうかの判定が行われる。判定結果は、コン
トロール回路58に対して出力される。コントロール回
路58では、キャリアセンス回路30から所定レベル以
上の判定結果が入力されたとき、メモリバッファ54に
データ書き込みが指示される。
【0046】他方、受光器16の出力は復調器52にも
供給され、復調器52の出力はメモリバッファ回路54
に入力,そして格納される。このデータは、パケット終
了後であってランダム時間経過後にメモリバッファ回路
54から読み出され、変調器56に供給される。変調器
56では、受信のキャリア周波数F1とは異なる周波数
F2のキャリアを用いて変調が行なわれる。そして、こ
の変調信号が、コントロール回路58の指示に基づいて
発光器18から送信される(図7(I)〜(L)参
照)。
【0047】なお、このようにパケット終了後ランダム
時間経過して送信を開始する理由は実施例1と同様であ
り、その動作も同じである。従って、第1中継部50が
送信状態となるのは、パケット毎に中継装置Rのいずれ
か1台に絞られることになる。
【0048】以上のようにして、第1中継部50が送信
を行う中継装置が決定されると、それ以外の全ての中継
装置は第2中継部の送信に専念することになる(同図
(I)〜(L)のハッチング部分参照)。なお、第1中
継部50が動作する選択された中継装置では、第2中継
部60も同時に動作する。第2中継部60では、受光器
20により、選択された中継装置の第1中継部50から
の周波数F2の信号を受信し、これが電気信号に変換さ
れる。変換後の信号は、周波数変換器40で逓倍により
周波数変換された後、発光器22に供給される。そし
て、キャリアセンス回路38による判別結果に基づい
て、実施例1と同様にその送信が行われる。
【0049】すべての中継装置における第2中継部60
の送信は、端末装置に対するダウンリンクとなり、通信
相手の端末装置には近傍に設置された中継装置から信号
が送信される。
【0050】ところで、以上の動作において、受光器2
0の出力信号は、復調器62で復調されてコントロール
回路58にも供給される。また、同時にキャリアセンス
回路38の所定レベル以上の判定結果もコントロール回
路58に供給される。コントロール回路58では、キャ
リアセンス回路38からの所定レベル以上の判定結果入
力にもとづいて、復調回路62からのパケットデータと
メモリバッファ回路54内の記憶内容とが比較され、両
者が一致した場合にはメモリバッファ回路54内の該当
パケットデータが消去される。すなわち、メモリバッフ
ァ回路54に格納されたパケットデータの送信が確認さ
れたときに限って、そのパケットデータがメモリバッフ
ァ回路54から消去される(同図(I)〜(L)のハッ
チング部分で消去)。
【0051】なお、第1中継部50におけるキャリアセ
ンス前に第2中継部60におけるキャリアセンスが所定
レベル以上と判定されたときは、メモリバッファ回路5
4にデータ書込み禁止命令を行うようにすれば、かかる
機能は必要ではない。しかし、そのようにすると、例え
ば距離の離れた端末装置が同時に送信状態になった場
合、いずれか一方の送信信号は中継装置のメモリバッフ
ァ回路54に取り込まれなくなってしまう。このため、
各エリアに属するそれぞれの中継装置が端末装置の送信
データを一旦取り込み、その後順番にそれらのデータを
中継するといった動作ができなくなり、通信効率が低下
する。
【0052】以上のように、本実施例によれば、端末装
置から送信されたパケットデータは、いずれかの中継装
置における第1中継部50のメモリバッファ回路54内
に一旦取り込まれる。そして、それらのパケットデータ
は順次中継され、中継後消去される。このため、データ
は、短く区切ったパケットの形態で送受信する必要があ
るが、パケットデータにCRC等を付加することにより
誤り検出を行うことが可能となり、エラーが発生した受
信信号が絶対に中継されないという利点がある。また、
端末装置の送信信号の伝送レートと中継信号の伝送レー
トを変えられるといった利点もある。
【0053】<実施例3>次に、図8及び図9を参照し
ながら、本発明の実施例3について説明する。上述した
実施例1,2では、中継装置に二つの中継部を設け、端
末装置→中継装置の第1中継部,第1中継部→中継装置
の第2中継部,第2中継部→他の中継装置の第2中継
部,第2中継部→端末装置の順で信号伝送が行なわれ
た。しかし、この実施例3では、中継装置の第1中継部
→中継装置の第2中継部の間に親機を介在させるように
したものである。
【0054】図8には、実施例3の主要部分が示されて
いる。基本的な構成は上述した実施例と同様であり、中
継装置70の第1中継部72は、受光器72A,周波数
変換器72B,発光器72C,キャリアセンス回路72
Dによって構成されている。また、第2中継部74は、
受光器74A,周波数変換器74B,発光器74C,キ
ャリアセンス回路74Dによって構成されている。更
に、親機76は、受光器76A,周波数変換器76B,
発光器76C,キャリアセンス回路76D,ローカル発
振器76Eによって構成されている。
【0055】以上の各部のうち、受光器72Aの受信キ
ャリア周波数はF1であり、発光器72Cの送信キャリ
ア周波数はF2である。受光器74Aの受信キャリア周
波数はF3であり、発光器74Cの送信キャリア周波数
はF4である。また、親機76における受光器76Aの
受信キャリア周波数はF2であり、発光器76Cの送信
キャリア周波数はF3である。すなわち、中継装置70
の第1中継部72と第2中継部74とは、直接に信号の
授受を行うことはできず、親機76を介して行うように
構成されている。
【0056】以上の各部のうち、親機76は、部屋の天
井などの中央に一台設置され、複数の中継装置70間の
中継が行なわれるようになっている。また、この実施例
では、上述した実施例で考慮しなければならなかったキ
ャリアの同期問題が生じない。このため、周波数変換器
76Bでは、自己ローカルを用いた一般的な周波数変換
を行うようにすればよく、ローカル発振器76Eが利用
される。
【0057】この実施例によれば、図9に示すように、
親機76を介して端末装置T間の信号授受が行われ、中
継ステップ数は増えることになる。ところで、実施例
1,2では全中継装置Rがお互いに通信可能であること
が条件となり、部屋の端から端までの距離の通信能力を
要求される。しかし、本実施例では、親機76を部屋の
中央部に配置することにより、中継装置70の最大通信
距離は部屋の距離のほぼ2/1となる。
【0058】他方、発光源からの距離が2倍となれば受
光強度は1/4というように、距離の2乗に半比例して
受光強度は低下する。このため、例えば、2倍の距離の
送信を行うためには、発光器の出力を4倍にする必要が
ある。本実施例では、前記実施例と比較して距離がほぼ
半分となるので、通信能力は約1/4でよくなる。従っ
て、中継装置70の規模はかなり縮小することができ
る。中継装置70は多数設置する必要があるので、コス
ト的な面で極めて効果が大きい。
【0059】更に、実施例1,2によれば、複数の中継
装置どうしを互いに通信可能とする必要がある。たとえ
ば、中継装置R1〜Rnを考えた場合、中継装置R1は
中継装置R2〜Rnの(n−1)台の中継装置全部と通
信可能でなければならない。中継装置2R〜Rnについ
ても同様である。しかし、実施例3では、各中継装置7
0が1台の親機76に対してのみ通信可能であればよ
く、設置上の制約が緩和されて非常に有利となる。
【0060】また、中継装置70の発光器72C及び受
光器74Aは、親機76に対してのみ信号授受を行うの
みであるから、全方向に設ける必要がなく、図3の送受
光器78のように親機76方向に対してのみ信号授受を
行う構成とすることができる。従って、中継装置70の
規模を更に小さくすることができる。
【0061】<実施例4>次に、図10及び図11を参
照しながら、実施例4について説明する。実施例3にお
ける各装置の設置条件は、親機と複数の中継装置が通信
可能であることであった。この設置条件を利用すると、
親機からローカル信号を各中継装置に送って、各中継装
置で周波数変換用に利用することができる。
【0062】図10には、実施例4の構成が示されてい
る。同図において、親機80には、ローカル送信部82
が設けられており、発振器82Aと発光器82Bとによ
って構成されている。他方、中継装置84には、ローカ
ル受信部86が設けられており、受光器86AとPLL
回路86Bによって構成されている。そして、PLL回
路86Bの出力が、周波数変換器72E,74Eに各々
供給される用に接続されている。
【0063】この実施例によれば、親機80のローカル
送信部82から周波数F0の信号が各中継装置84に送
信される。中継装置84では、それがローカル受信部8
6の受光器86Aで受信され、この受信信号のPLL回
路86BによるPLL出力が周波数変換器72E,74
Eに各々供給される。周波数変換器72E,74Eで
は、入力された周波数F0のPLL信号に基づいて、受
光器72A,74Aによる受信信号の周波数変換が行わ
れる。図11(A)には、端末装置,中継装置,親機間
で授受される各信号間の周波数スペクトル例が示されて
いる。なお、FLは、ローカル発振器76Eの発振周波
数である。
【0064】この実施例によれば、パケットデータの送
信をランダム時間遅らせるという複雑な動作を行う必要
がないので、削るための余分なプリアンプルを付加する
必要がなくなって伝送効率が向上する。
【0065】また、追加されるローカル送受信機能は、
伝送する信号が無変調キャリアであることから、中継装
置84のPLL回路86Bにおけるループフィルタの時
定数を極めて低く設定することができる。従って、親機
80から送信する周波数F0のローカル信号のレベル
を、パケット信号レベルに対してかなり低く設定でき
る。更に、中継装置84の受光器86Aは、親機80の
発光器82Bのローカル信号のみを受信すればよいので
1個の受光素子で構成することができ、実施例3と比較
して追加される構成部分は軽微である。
【0066】<実施例5>次に、図11及び図12を参
照しながら、実施例5について説明する。図12には、
実施例5の主要構成が示されている。同図において、親
機76は、実施例3と同様の構成となっている。中継装
置90は、実施例3における周波数変換器の代わりに、
2逓倍回路92B,94Bが第1及び第2中継部92,
94で各々使用された構成となっている。
【0067】この実施例5によれば、中継装置90にお
ける周波数変換が周波数の2逓倍によって行われる。こ
の場合の各部における伝送信号の周波数スペクトル例を
示すと、図11(B)のようになる。本実施例によれ
ば、図10に示した実施例4におけるローカル送受信機
能を省くことが可能となる。しかし、2逓倍による周波
数変換が行われるため、周波数アロケーションの自由度
が制約を受けるようになる。
【0068】<他の実施例>なお、本発明は、何ら上記
実施例に限定されるものではなく、たとえば次のような
ものも含まれる。 (1)端末装置や中継装置の数や配置位置などは、必要
に応じて適宜設定してよい。親機についても同様であ
る。 (2)装置構成も、同様の作用を奏するように種々設計
変更可能であり、これらのものも本発明に含まれる。た
とえば、実施例5において、中継装置側をローカル発振
による周波数変換とし、親機側を逓倍による周波数変換
としてもよい。また、本発明の中継方式を、他の通信シ
ステムと組み合わることも任意である。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による中継
装置及び中継システムによれば、端末装置から送信され
た信号を中継装置の第1中継部で受信して直接中継装置
の第2中継部に送信するとともに、この第2中継部から
各端末装置に送信することとしたので、見通しのない遠
方の端末装置に対する中継も良好に行うことができると
いう効果がある。また、中継装置の増設により、システ
ムの拡張を簡便に行うことができる。
【0070】他の発明によれば、複数の第1中継装置と
それらに共通する第2中継装置が配置され、第1中継装
置の第1中継部と第2中継部との通信が第2中継装置を
介して行われるので、伝送性能が向上するという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による中継装置の実施例1の配置構成を
示す説明図である。
【図2】実施例1の中継装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】実施例1及び4の発光器,受光器の配列を示す
説明図である。
【図4】実施例1の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図5】実施例1の動作状態の一例を示す説明図であ
る。
【図6】実施例2の中継装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図7】実施例2の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図8】実施例3の主要部を示すブロック図である。
【図9】実施例3の動作状態の一例を示す説明図であ
る。
【図10】実施例4の主要部を示すブロック図である。
【図11】実施例4及び5の伝送信号の周波数スペクト
ラムを示すグラフである。
【図12】実施例5の主要部を示すブロック図である。
【図13】従来技術を示す説明図である。
【符号の説明】
12,50…第1中継部、14,60…第2中継部、1
6,20,26,72A,74A,76A,86A…受
光器、18,22,24,72C,74C,76C,8
2B…発光器、30,38,72D,74D,76D…
キャリアセンス回路、32,40,72B,74B,7
6B,72E,74E…周波数変換器、34,58…コ
ントロール回路(制御部)、36…スタートディレイ回
路(制御部)、52,62…復調器、54…メモリバッ
ファ回路、56…変調器、70,84,90…中継装置
(第1中継装置)、76,80…親機(第2中継装
置)、76E…ローカル発振器、82…ローカル送信
部、82A…発振器、86…ローカル受信部、86B…
PLL回路、92B,94B…2逓倍回路、P1,P
2,P3,P4…パケット、R1,R2,R3,R4…
中継装置、T,T1,T2,T3,T4…端末装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武田 孝明 東京都港区虎ノ門1丁目26番5号 エ ヌ・ティ・ティ・データ通信株式会社内 (72)発明者 野本 健 東京都港区虎ノ門1丁目26番5号 エ ヌ・ティ・ティ・データ通信株式会社内 (72)発明者 牛島 啓史 東京都港区虎ノ門1丁目26番5号 エ ヌ・ティ・ティ・データ通信株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−241941(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 12/28

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端末装置間のパケットデータ通信
    を光信号によって中継する中継装置において、 前記端末装置の第1のキャリア周波数の光送信信号を受
    信するとともに、第1の周波数変換を行って第2のキャ
    リア周波数の光信号を送信する第1中継部と、 この第1中継部の第2のキャリア周波数の光送信信号を
    受信するとともに、第2の周波数変換を行って端末装置
    第3のキャリア周波数の光信号を送信する第2中継部
    と、 を備えたことを特徴とする中継装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の中継装置において、第2
    中継部が受信状態であるときは第1中継部の送信を中止
    する制御部を備えたことを特徴とする中継装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の中継装置において、第1
    中継部で受信したパケットデータを格納するメモリ手段
    と、第2中継部によって受信されたパケットデータとメ
    モリ手段の内容を比較し、両者が同一であればメモリ手
    段の内容を消去する制御部とを備えたことを特徴とする
    中継装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の中継
    装置を、相互に通信可能に複数配置したことを特徴とす
    る中継システム。
  5. 【請求項5】 複数の端末装置間のパケットデータ通信
    を光信号によって中継する中継装置において、第1及び
    第2中継装置を備え、第1中継装置は、前記端末装置の
    送信信号を受信するとともに第1の周波数変換を行って
    送信する第1中継部と、前記第2中継装置の送信信号を
    受信するとともに第2の周波数変換を行って端末装置に
    送信する第2中継部とを備え、前記第2中継装置は、前
    記第1中継部の送信信号を受信するとともに第3の周波
    数変換を行って第2中継部に送信することを特徴とする
    中継装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の中継装置において、前記
    第1中継装置における第1及び第2の周波数変換用のロ
    ーカル信号の送信部を前記第2中継装置に設けるととも
    に、このローカル信号の受信部を第1中継装置に設けた
    ことを特徴とする中継装置。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の中継装置において、前記
    第1の中継装置における第1及び第2の周波数変換を逓
    倍により行うことを特徴とする中継装置。
  8. 【請求項8】 請求項5乃至7のいずれかに記載の中継
    装置のうち、第1中継装置を、第2中継装置に対して相
    互に通信可能に複数配置したことを特徴とする中継シス
    テム。
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