JP2847564B2 - 光磁気記録装置 - Google Patents

光磁気記録装置

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JP2847564B2 JP11128190A JP11128190A JP2847564B2 JP 2847564 B2 JP2847564 B2 JP 2847564B2 JP 11128190 A JP11128190 A JP 11128190A JP 11128190 A JP11128190 A JP 11128190A JP 2847564 B2 JP2847564 B2 JP 2847564B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光磁気ディスクを収容したカートリッジが
着脱されるカートリッジホルダと、カートリッジホルダ
との相対的変位によりカートリッジ内の光磁気ディスク
と係脱する光磁気ディスクの回転手段と、光磁気ディス
クへのレーザ光入射手段と、光磁気ディスクからの反射
光検出手段と、光磁気ディスクにバイアス磁界を作用さ
せる磁界発生手段とを備えて、光磁気ディスクにレーザ
光を入射して入射部の温度を上昇させると共に、バイア
ス磁界を作用させることによりレーザ光またはバイアス
磁界が担持した情報を記録し、情報が記録した光磁気デ
ィスクにレーザ光を入射して光磁気ディスクからの反射
光を検出することにより光磁気ディスクの記録情報を読
み出す光磁気記録装置に関する。
〔従来の技術〕
第10、11、12図の概略構成平面図、側面図、斜視図に
示した上述のような光磁気記録装置は、特開昭60−1434
61号、同61−192048号各公報等により、知られている。
第10〜12図において、1は装置枠、2は光磁気ディス
クを収容したカートリッジが着脱されるカートリッジホ
ルダ、3はカートリッジホルダ2との相対的変位により
カートリッジ内の光磁気ディスクと係脱するスピンドル
モータと言った回転手段、4は半導体レーザ等を用いた
レーザ光源4a、図示を省略したコリメータレンズ、プリ
ズム、ビームスプリッタ、およびレーザ光を光磁気ディ
スク上に集光させる対物レンズ4bを保持してレーザ光の
入射スポットを光磁気ディスクのトラックに追従させる
ためのアクチュエータ4cを含むレーザ光入射手段、5は
レーザ光入射手段4と共通の対物レンズ、アクチュエー
タ、ビームスプリッタや図示を省略した検出光路のビー
ムスプリッタ、集光レンズ、検光子等、および光検出素
子5aを含む光磁気ディスクからの反射光検出手段、6は
レーザ光入射手段4および反射光検出手段5を搭載し
て、アクチュエータによるレーザ光の追従ができるよう
に光磁気ディスクの記録または読み出しトラック位置に
移動するキャリッジ、7はキャリッジ6を案内するガイ
ド、8は駆動コイル8aと磁気回路8bを備えてガイド7に
沿いキャリッジ6を移動させるキャリッジ移動手段、9
は光磁気ディスクにバイアス磁界を作用させる磁界発生
手段である。
装置枠1には第12図に示したようにカートリッジ出入
口1aが設けられており、第13図に示したようなカートリ
ッジ10が白矢印の方向にカートリッジ出入口1aに挿入さ
れる。カートリッジホルダ2は、後述するような昇降手
段によって、カートリッジ出入口1aと同じレベルのカー
トリッジ着脱装置と、カートリッジ着脱位置から下降し
たカートリッジ10内の第14図に示したような光磁気ディ
スク11が回転手段3と係合する第11図に示したようなデ
ィスク駆動位置とに、上下動させられる。また、カート
リッジホルダ2には、カートリッジ10のシャッタ12の開
放と、カートリッジ10の排出とを行う、後述するような
作用部材が設けられていて、作用部材はカートリッジ10
がカートリッジホルダ2に装着される際にシャッタ12を
第14図に示したように開放するから、カートリッジホル
ダ2がディスク駆動位置に下降すると光磁気ディスク11
に回転手段3が係合するようになる。
光磁気ディスク11は、上述のように回転手段3と係合
して回転手段3により回転させられ、ガイド7と移動手
段8とで移動させられるキャリッジ6に搭載されたレー
ザ光入射手段4によって、レーザ光を入射されると共
に、磁界発生手段9によって、バイアス磁界を作用させ
ることにより、レーザ光またはバイアス磁界が担持した
情報をトラックに記録される。
従来の上述のような光磁気記録装置は、磁界発生手段
9として、軟鉄等の強磁性体から成るコアが磁界回路を
形成するように絶縁被覆電線から成る励磁コイルを保持
した構造のものを用いた。そのため磁界発生手段9の厚
さ、重量、コストが大となり、したがって、光磁気記録
装置も厚さ、重量、コストが大になると言う問題があっ
た。
また、前述の記録が良好に行われるためにはバイアス
磁界を光磁気ディスク11に強く作用させることが必要で
あり、そのために従来の光磁気記録装置は、磁界発生手
段9をできるだけ光磁気ディスク11の上面に近接させる
ように上下動可能に設けていたから、磁界発生手段9の
昇降手段のために一層、厚さ、重量、コストが大になる
と言う問題もあった。
なお、比較的簡単な構成の昇降手段で磁界発生手段9
を、カートリッジホルダ2に対するカートリッジ10の着
脱に支障のない位置からカートリッジ10のシャッタ12よ
りも光磁気ディスク11の上面に接近した位置まで、上下
動させるようにした、本出願人の先願(特願平2−2785
2号)に係る第15図および第16図に示す光磁気記録装置
について、カートリッジ10の挿入から排出までの動作を
以下一応説明する。
第15,16図において、カートリッジホルダ2は、それ
に回転自在に設けたコロ2aが、装置枠1と一体的な固体
枠1bの上下案内溝1cに案内されるように係合し、同様に
回転自在に設けたカムホロア2b,2cが、カートリッジホ
ルダ2と固定枠1bの間に掛けたばね2dでカートリッジホ
ルダ2が下方に不正されていることにより、固定枠1bに
左右方向に摺動可能に設けたスライド枠13のカム部13a,
13bに係合して、スライド枠13が固定枠1bに植設した軸
ピン1dにより回動可能に指示されたロック部材14のロッ
クピン14aで図示位置に係止されることによって、図示
のカートリッジ着脱位置に保持されている。このカート
リッジホルダ2は、その立上げ折曲部2eに、磁界発生手
段9の支持枠15を回動可能に軸支している。そして支持
枠15は、支軸の一方側に伸びる支持腕15aに磁界発生手
段9の励磁コイル9aを保持するコア9bを回動可能に軸支
していて、ばね15bにより、支持腕15a側すなわち、コア
9b側を下げる方向の回動付勢が与えられている。また支
持枠15は、支軸の他方側に、カートリッジホルダ2がカ
ートリッジ着脱位置に上昇したときに、固定枠1bと一体
的な作用腕1eに係合してばね15bの付勢に抗し支持枠15
をコア9b側が上がる方向に回動させる、被動ピン15dを
有する被動腕15cを伸ばしている。コア9bには、支持枠1
5が上述のように作用腕1eによってばね15bの付勢に抗し
回動させられると、コア9bに植設した位置決めピン9a,9
d,9eのうちの9cと9dが支持枠15aの下面に当接して、磁
界発生手段9がカートリッジホルダ2の上面以上に支持
されるようになる、ばね9fによる回動の付勢が与えられ
ている。このばね9fによる回動の付勢は、支持枠15がば
ね15bの付勢によって回動すると、位置決めピン9c,9d,9
eがカートリッジホルダ2の上面に当接して、それによ
り磁界発生手段9がカートリッジホルダ2の上面に平
行、すなわち光磁気ディスク11の面に平行で、且つ、カ
ートリッジホルダ2の上面よりも下に入り込んだ位置に
支持されるようになる、ばね15bの付勢に比較して弱い
付勢である。
以上から明らかなように、カートリッジホルダ2がカ
ートリッジ着脱位置に保持されているときは、磁界発生
手段9はカートリッジホルダ2の上面以上に支持されて
いるから、カートリッジ10の着脱においてカートリッジ
10が磁界発生手段9に接触する惧れはない。そこで、こ
の状態のカートリッジホルダ2に、第13図のカートリッ
ジ10を装置枠1のカートリッジ出入口1aから押し込む
と、カートリッジ10の先端辺10aが、カートリッジホル
ダ2の上板部に摺動と回動可能に取り付けられた作用部
材2fの先端部に植設した作用ピン2gを作用部材2fの付勢
ばね2hの付勢に抗し押して、作用ピン2gをカートリッジ
ホルダ2の上板部に設けた案内溝2iに従い第15図で右上
方へと押し進める。それにより作用ピン2gは、第13図で
カートリッジ10の先端辺10aより上方に出ているシャッ
タ12の突出縁部の右端を左方へ押して、シャッタ12を第
14図に示したように開放し、先端辺10aの溝10b内に落ち
込むようになる。それによって作用部材2fは作用ピン2g
が溝10bに落ち込んだ状態で保持され、その作用ピン2g
によってシャッタ12は開放状態に保持される。
さらにカートリッジ10を押し込むと、先端辺10aがロ
ック部材14の解除ピン14bを押してロック部材14をその
付勢バネ14cの付勢に抗して第15図の時計方向に回動さ
せ、それによってロック部材14のロックピン14aがスラ
イド枠13の被係止段部13cから外れるようになる。それ
によりスライド枠13は、その付勢ばね13dに引かれて、
スライド枠13の直線溝13e,13f,13gのいずれかの右端が
固定枠1bに植設したガイドピン1f,1g,1hのいずれかに当
接するまで左方に移動する。それによってカートリッジ
ホルダ2は、スライド枠13のカム部13a,13bに従い、固
定枠1bの上下案内溝1cに案内されて、カートリッジ10内
の光磁気ディスク11が回転手段3に係合するディスク駆
動位置に下降する。カートリッジホルダ2がディスク駆
動位置に下降すると、支持枠15の被動ピン15dが作用腕1
eとの係合から離れて、支持枠15がばね15bの付勢によっ
て回動し、コア9bの位置決めピン9c,9d,9eがカートリッ
ジホルダ2の上面に当接して、磁界発生手段9がカート
リッジホルダ2の上面よりも下に入りんで光磁気ディス
ク11の上面に近接した位置に設定される。
したがって、カートリッジホルダ2がディスク駆動位
置にある状態で、キャリッジ移動手段8によってキャリ
ッジ6を移動させ、回転手段3によって光磁気ディスク
11を回転させて、レーザ光入射手段4によってレーザ光
を入射すると共に、磁界発生手段9によってバイアス磁
界を作用させれば、バイアス磁界が強く作用して良好な
記録を行うことができる。
記録を終えたカートリッジ10を記録装置から取り出す
のは、図示を省略したスイッチを押して復元用モータ16
を回転させることによって行われる。すなわち、復元用
モータ16が回転すると、図示を省略した歯車列を介した
作動歯車17が第15図の反時計方向に1回転し、作動歯車
17に植設した押しピン17aがスライド枠13の被押部13bを
押してスライド枠13をバネ13dの付設に抗し右方に図示
位置を越えるようになるまで移動させる。それによっ
て、カートリッジ2はスライド枠13のカム部13a,13bに
より図示位置を越えるようになるまで上昇させられると
共に、磁界発生手段9は、支持枠15が被動ピン15dを作
用腕1eで押されてばね15bの付勢に抗した回動をするこ
とにより、カートリッジホルダ2の上面以上の位置に上
昇させられる。そして、スライド枠13が上昇のように移
動すると、ロック部材14はばね14cの付勢によってロッ
クピン14aがスライド枠13の被係止段部13cに係合し得る
位置まで回動し、作動歯車17が1回転して押しピン17a
が図示位置に戻るときにスライド枠13がばね13dの付勢
により左方に戻ろうとしても、ロックピン14aがスライ
ド枠13を図示位置に係止する。したがって、カートリッ
ジホルダ2および磁界発生手段9も図示位置に保持され
る。またロック部材14は、上述の回動で解除ピン14bに
よりカートリッジ10の先端辺10aを左方を押して、溝10b
から作用部材2fの作用ピン2gを脱出させる。作用ピン2g
は、溝10bから脱出すると、ばね2hの付勢によって第15
図の位置に戻り、その際カートリッジ10の先端辺10aを
押して、カートリッジ10を大半がカートリッジ出入口1a
の外に出る状態に排出する。この排出においても、前述
のように磁界発生手段9は上昇位置に保持されているか
ら、カートリッジ10が磁界発手段9に接触することはな
い。あとは簡単にカートリッジ10をカートリッジ出入口
1aを抜き取ることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、以上述べたような光磁気記録装置におけ
る、磁界発生手段の厚さ、重量、コストが大になるため
に装置の厚さ、重量、コストも大になると言う問題を解
消するためになされたものであり、厚さ、重量、コスト
を大幅に軽減できる磁界発生手段を用いた光磁気記録装
置の提供を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、光磁気ディスクを収容したカートリッジが
着脱されるカートリッジホルダと、カートリッジホルダ
との相対的変位により、カートリッジ内の光磁気ディス
クと係脱する光磁気ディスクの回転手段と、光磁気ディ
スクへのレーザ光入射手段と、光磁気ディスクからの反
射光検出手段と、光磁気ディスクにバイアス磁界を作用
させる磁界発生手段とを備えた光磁気記録装置におい
て、絶縁層上にスパイラル状の導体パターンを形成した
コイル単層の積層から成る励磁コイルを、コアで形成し
た凹部内に配設して前記磁界発生手段を構成し、かつ、
当該磁界発生手段を、前記カートリッジホルダの天板部
であって前記カートリッジを装着する側に固定して設け
たことを特徴とする光磁気記録装置にあり、この構成に
よって前記目的を達成する。
〔作用〕
すなわち、本発明の光磁気記録装置は、磁界発生手段
が絶縁層上にスパイラル状の導体パターンを形成したコ
イル単層の積層から成る励磁コイルを用いたものである
から、厚さ、重量、コストを大幅に軽減できる。また、
前記磁界発生手段を、カートリッジホルダの天板部であ
ってカートリッジを装着する側に固定して設ける事によ
り、カートリッジホルダに対する磁界発生手段の上下動
機構を不要とし得るので、装置の機構が簡単になり、装
置全体を薄く小型に構成でき、重量、コストを軽減でき
るのみならず、小さな電流で十分な強さのバイアス磁界
を得る事ができる。
〔実施例〕
以下、本発明を図示例によって説明する。
第1図、第2図および第3図は本発明の光磁気記録装
置に用いられる磁界発生手段の例を示す平面図、側面図
および断面図、第4図は磁界発生手段の励磁コイルを形
成するコイル単層の例を示す部分断面図、第5図、第6
図および第7図は第1〜3図の磁界発生手段を取り付け
たカートリッジホルダの例を示す正面図、底面図および
側面図、第8図および第9図は磁界発生手段が光磁気デ
ィスクに接近させられる本発明の光磁気記録装置の例を
示すカートリッジ着脱時およびディスク駆動時の部分正
面図であり、これらの図においても第10図乃至第16図と
同一符号は同一機能部材乃至は同一機能部分を示してい
る。
第1〜3図の磁界発生手段9は、カートリッジホルダ
2への取り付け用孔9gを有する取り付け基板9hに一体的
にコア9bが設けられていて、コア9bのトラック状凹部内
に、従来公知のホトレジストを用いるエッチング法やリ
ソグラフィー法あるいは真空蒸着法やスパッタリング法
等によって、銅やアルミニウム等の導体のコイルパター
ン9jを樹脂フィルムやセラミックシート等の絶縁層9i上
に形成した第4図に示したようなコイル単層9kの積層か
ら成る励磁コイル9aを収容した構造のものであり、9l,9
mは励磁コイル9aのリード部、9nは上,下のコイル単層9
kのコイルパターン9jを接続しているホール接続部であ
る。なお、コア9bと基板9hは一体であっても接着剤やね
じ等により結合されたものでもよい。また励磁コイル9a
は、コイル単層9k間およびコア9bとの間が接着剤で接着
されたものでも、コア9bに対して直接コイル単層9kを順
次下から形成したものでもよく、後者の場合にはコア9b
をコイル単層9kのコイルパターン9jの形成と共に積み上
げ形成することもできる。また、絶縁層9iを同様の方法
で形成するようにもできる。
以上のような磁界発生手段9は、従来の捲線励磁コイ
ルを用いた磁界発生手段よりも大幅に厚さを薄く、重量
を軽く、またコストを安く得ることができる。したがっ
て、この磁界発生手段9を用いることにより、光磁気記
録装置も薄く、軽く、コストを安くすることができる。
第5〜7図のカートリッジホルダ2は、上述のような
磁界発生手段9を励磁コイル9aおよびコア9bがカートリ
ッジホルダ2のカートリッジ装着側に突出するように天
板部に固定していて、天板部のカートリッジ装着側下面
に、第13図に示したようなカートリッジ10をカートリッ
ジホルダ2に対して着脱するときに、カートリッジ10が
励磁コイル9aやコア9bに接触しないように、案内部材2j
を設けている点が第15,16図に示したカートリッジホル
ダ2と異なる。これによって、光磁気記録装置は、磁界
発生手段9のカートリッジホルダ2に対する上下動機構
が不要となるから装置が簡単となり、薄く小型に構成で
きて、案内部材2jが剛体から成るものであっても、磁界
発生手段9をカートリッジ10と接触しない範囲で光磁気
ディスク11に接近させ得る。
第8,9図の例では、カートリッジホルダ2は案内部材2
jに板ばね等の弾性材料から成るものを用いている。そ
して、この記録装置は、カートリッジホルダ2が第15,1
6図で述べたように光磁気ディスク11を回転手段3に係
合させるべくディスク駆動位置に下降する際に、カート
リッジ10の下面に当接してカートリッジ10の下降を阻止
する、当接部材1iを固定枠1bに設けている。この当接部
材1iのカートリッジ10への当接は、光磁気ディスク11と
回転手段3の係合以後であって、しかもカートリッジホ
ルダ2の下降途中に行われる。したがって、当接部材1i
がカートリッジ10の下降を素子してもなおカートリッジ
ホルダ2が所定位置まで下降するから、下降を素子され
たカートリッジ10が弾性材料から成る案内部材2jを圧縮
し、それによって磁界発生手段9は、第9図に示したよ
うに、カートリッジ10の上面よりも光磁気ディスク11の
上面に接近することができる。なお、この例では、弾性
案内部材2jの圧縮反撥力をカートリッジホルダ2に下降
付勢を与えている第15,16図に示したばね2dの引張り力
よりも小さいものにすることは言うまでもない。また、
第8,9図に示した当接部材1iの配置では、カートリッジ
ホルダ2のカートリッジ10を受ける下側折り曲げ部に当
接部材1iとの干渉を避ける切り欠きが設けられているこ
とも言うまでもない。
〔発明の効果〕
本発明に係わる光磁気記録装置は、絶縁層上にスパイ
ラル状の導体パターンを形成したコイル単層の積層から
なる励磁コイルを、コアで形成した凹部内に配設して前
記磁界発生手段を構成したので、当該磁界発生手段の厚
さ、重量、コストを大幅に軽減することができる。ま
た、前記磁界発生手段を、前記カートリッジホルダの天
板部であって前記カートリッジを装着する側に固定して
設ける構成とする事により、磁界発生手段の上下動機構
を不要とし、装置の簡素化、小型化を計ることが出来る
等、前記の如く、多くの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第3図は本発明の光磁気記録装置
に用いられる磁界発生手段の例を示す平面図、側面図お
よび断面図、第4図は磁界発生手段の励磁コイルを形成
するコイル単層の例を示す部分断面図、第5図、第6図
および第7図は第1〜3図の磁界発生手段を取り付けた
カートリッジホルダの例を示す正面図、底面図および側
面図、第8図および第9図は磁界発生手段が光磁気ディ
スクに接近させられる本発明の光磁気記録装置の例を示
すカートリッジ着脱時およびディスク駆動時の部分正面
図、第10図,第11図および第12図は従来の光磁気記録装
置の概略構成平面図,側面図および斜視図、第13図およ
び第14図は本発明の光磁気記録装置に用いられる光磁気
ディスクカートリッジの1例を示すシャッタが閉じてい
る状態および開放している状態の平面図、第15図および
第16図は先願に係る光磁気記録装置の概略構成平面図お
よび側面図である。 1……装置枠、1a……カートリッジ出入口 1b……固定枠、1c……上下案内溝 1i……当接部材、2……カートリッジホルダ 2a……コロ、2b,2c……カムホロア 2d……ばね、2f……作用部材 2g……作用ピン、2h……ばね 2i……案内溝、2j……案内部材 3……回転手段、4……レーザ光入射手段 5……反射光検出手段、6……キャリッジ 7……ガイド、8……キャリッジ移動手段 9……磁界発生手段、9a……励磁コイル 9b……コア、9k……コイル単層 10……カートリッジ、10a……先端辺 11……光磁気ディスク、12……シャッタ 13……スライド枠、13a,13b……カム部 13c……被係止段部、13h……被押部 14……ロック部材

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光磁気ディスクを収容したカートリッジが
    着脱されるカートリッジホルダと、カートリッジホルダ
    との相対的変位により、カートリッジ内の光磁気ディス
    クと係脱する光磁気ディスクの回転手段と、光磁気ディ
    スクへのレーザ光入射手段と、光磁気ディスクからの反
    射光検出手段と、光磁気ディスクにバイアス磁界を作用
    させる磁界発生手段とを備えた光磁気記録装置におい
    て、絶縁層上にスパイラル状の導体パターンを形成した
    コイル単層の積層から成る励磁コイルを、コアで形成し
    た凹部内に配設して前記磁界発生手段を構成し、かつ、
    当該磁界発生手段を、前記カートリッジホルダの天板部
    であって前記カートリッジを装着する側に固定して設け
    たことを特徴とする光磁気記録装置。
  2. 【請求項2】前記カートリッジホルダは、前記光磁気デ
    ィスクの着脱時における前記磁界発生手段との接触を防
    止する案内部材を有していることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の光磁気記録装置。
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JPH0410202A (ja) 1992-01-14

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