JP2847244B2 - 給湯器付自動風呂装置の湯張り制御方法および装置 - Google Patents

給湯器付自動風呂装置の湯張り制御方法および装置

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JP2847244B2 JP1167084A JP16708489A JP2847244B2 JP 2847244 B2 JP2847244 B2 JP 2847244B2 JP 1167084 A JP1167084 A JP 1167084A JP 16708489 A JP16708489 A JP 16708489A JP 2847244 B2 JP2847244 B2 JP 2847244B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、器具本体から循環追焚き管路を経由して浴
槽への湯張りを行ない、かつ、浴槽中の水位を圧力セン
サにより検出し、浴槽水位が設定水位に達したことを検
出すると湯張りを自動的に停止させるようにした給湯器
付自動風呂装置の湯張り制御方法および装置に関するも
のである。
〔従来の技術〕
前記の如き給湯器付自動風呂装置の従来例を第4図に
示す。この装置は、器具本体内に給湯用熱交換器1と追
焚き用熱交換器2とを具備し、給湯用熱交換器1の出湯
管3から分岐された注湯電磁弁4を有する分岐管路を循
環追焚き管路5に接続し、その循環追焚き管路には追焚
電磁弁6とポンプ7および圧力センサ8とを有し、浴槽
への湯張りは、追焚電磁弁6を閉じると共に注湯電磁弁
4を開いて循環追焚き管路の管路の一方を介して行なっ
ている。
すなわち、従来は、自動スイッチをオンすると、電磁
弁4,6を開いて配管内のエア抜きを行なうための注湯
(水)を行ない、次いで電磁弁4,6を一旦閉じ、次いで
追焚電磁弁6を閉じたまゝ注湯電磁弁4を開き、この状
態で圧力センサ8により浴槽9中の水位を検出しつゝ設
定水位までの注湯を行なって湯張りし、浴槽中の水位が
設定水位に達したことを検出すると電磁弁4,6を閉じ、
次いで注湯電磁弁4を閉じたまゝ追焚電磁弁6を開き、
ポンプ7を駆動して追焚き運転を行ない、浴槽中の湯温
が設定温度に達したことを検出するとポンプ7を停止さ
せると共に追焚電磁弁6を閉じるように構成されてい
る。なお、この種の自動風呂装置は、図示を省略したマ
イコン制御部により自動的に前記の如く運転されるので
あるが、その湯張り水位の制御は、器具設置時に第5図
に示すP−Qグラフを記憶させておき、そのP−Qグラ
フと湯張り中の圧力センサ8によって検出した浴槽水位
に対応する圧力P(実際には電圧として検出される)と
を比較し、圧力センサ8が設定水位に達した圧力を検出
すると自動的に湯張りを停止させる。
なお、前記P−Qグラフは、浴槽の循環口までは検出
値が一定で、それより水位が上昇すると検出値が上昇す
ることを利用し、浴槽循環口の高さを基準点とするグラ
フである。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、圧力センサの出力は、同一水位を測定して
も経時的に変化するという特性がある。例えば、第5図
に示すように、浴槽水位から圧力センサ8までの高さH2
のとき、器具設置時にはV0と検出したものが、6ケ月後
にはV1と変化することがある。このため、同一の水位を
検出しても、6ケ月後にはαだけ出力が上って浴槽に対
する設定水位がずれてくるという問題がある。
また、圧力センサの経時変化による影響を除くため、
注湯動作毎に基準値を検出,記憶する方法が特開昭63−
247546号公報に開示されている。この方法によれば、圧
力センサの経時変化による影響を除くことはできるが、
浴槽中に循環口より上方まで残り湯がある場合には基準
値を検出することができず、一般的に残り湯がある場合
にその残り湯を沸かしなおして入浴するのが通常である
から、このような場合に対応することができない。
本発明は、前記の如き従来技術の問題点を改善し、圧
力センサによる検出値が経時変化しても設定された水位
の湯張りを行なうことができると共に、残り湯がある場
合でも何等支障なく使用することができる使い勝手のよ
い自動風呂装置の湯張り制御方法および装置を提供せん
とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
圧力センサの経時変化は、同一水位に対する検出値が
変化するだけで、水位の変化量に対する出力変化は殆ど
ない。すなわち、第5図について云えば、6ケ月後の圧
力センサによる検出器はα分上昇しているが、同時に浴
槽循環口までの位置もα分上昇している。
本発明は、上記の如き圧力センサの経時変化の特性を
利用して湯張りを制御する。
すなわち、本発明は、循環追焚き管路に圧力センサを
配設した基準水位設定部を接続し、かつ該基準水位設定
部を、循環追焚き管路より高い位置において頂部が開口
する貯水室と、その貯水室を含む循環追焚き管路内を大
気と連通または遮断する開閉弁とを有するもので構成
し、器具設置時の基準水位設定部の水位H1と、浴槽循環
口の位置を基準とする水位−水量のデータとをマイコン
制御部に記憶させておき、その後の運転に際し、基準水
位設定部の水位を検出し、その検出水位H1′が前記記憶
水位H1と異なるとき、両者の差に基づき前記水位−水量
のデータと合致するように検出値を補正して湯張りを行
なうことを特徴とする。
〔作用〕
本発明は、前記の如く、器具設置後の運転に際し、基
準水位設定部の水位を検出し、その検出水位H1′が器具
設置時の記憶水位H1と異なるとき、両者の差に基づき水
位−水量データと合致するように検出値を補正して湯張
りを行なうので、圧力センサの検出値が経時変化しても
常に正しい水位の湯張りを行なうことができ、しかも、
その湯張りは、浴槽中の残り湯の有無およびその量と関
係なく行なうことができるので、使い勝手を向上させる
ことができる。
〔実施例〕
以下、第1図ないし第3図について本発明の一実施例
を説明する。
第1図は本発明を適用した器具の構成を示す水系統図
である。第1図において、1は給湯用熱交換器、2は追
焚き用熱交換器、3は出湯管、4は出湯管3から循環追
焚き管路5に接続された分岐管路に配設した注湯電磁
弁、6は追焚電磁弁、7はポンプである。
本発明においては、循環追焚き管路5の最も高い位置
に、基準水位設定部10を配設する。すなわち、この基準
水位設定部10は、循環追焚き管路5より高い位置に開口
11′を有すると共に圧力センサ8を配設した貯水室11
と、その貯水室を含む循環追焚き管路5を大気と連通ま
たは遮断する開閉弁12(図には電磁開閉弁を示してあ
る)とにより構成され、第1図に示す如く開閉弁12を閉
じているときには基準水位設定部10を含む循環追焚き管
路5内を大気と遮断し、開閉弁12を開くと大気連通孔13
から循環追焚き管路5中に大気が導入されるように構成
している。
そして、本発明による湯張り制御は、器具設置時に、
第2図に示す如くして基準水位H1などをマイコン制御部
に記憶させておき、その後の運転に際し、第3図に示す
如く制御する。
次に、第2図について説明する。
自動スイッチをオンすると、開閉弁12を閉じると共に
注湯電磁弁4および追焚電磁弁6を開いて配管中のエヤ
ー抜きを行なうために必要とするxl(通常10l)の注湯
(水)を行ない、しかる後注湯電磁弁4,追焚電磁弁6を
閉じる。
この状態においては、配管中に水が満されているの
で、浴槽循環口9′と圧力センサ8の位置までの高さH2
を圧力センサ8により検出することができ、その出力H2
を図示を省略したマイコン制御部に記憶させる。
次に、電磁弁4,6を閉じたまま、開閉弁12を開いて循
環追焚き管路5中に大気を導入する。すると、配管内の
水は浴槽中に排出されるが、貯水室11中の水は残存して
いるので、その時の基準水位H1を圧力センサ8によって
検出し、その検出値H1をマイコン制御部に記憶させ、マ
イコン制御部においてH1+H2=H0を演算し、その演算値
H0をマイコン制御部に記憶させる。
次に、開閉弁12を閉じ、注湯電磁弁4,追焚電磁弁6を
開いて配管中のエヤー抜きのためのxlの注湯(水)を行
ない、次いで追焚電磁弁6を閉じ、注湯電磁弁4を開い
て循環追焚き管路5の往管のみを介して浴槽9に対する
湯張りを行ない、その間、圧力センサ8により浴槽9中
の水位を検出してP(圧力)−Q(水量)のグラフを描
き、設定水位までの注湯を行ない、得られたP−Qのグ
ラフをマイコン制御部に記憶させる(この点は従来と同
様である)。
次に、第3図についてその後の器具の自動運転を説明
する。
第3図に示すように、自動運転スイッチをオンする
と、開閉弁12を閉じ、注湯電磁弁4および追焚電磁弁6
を開いて配管内のエヤー抜きのためのxlの注湯(水)を
行ない、しかる後注湯電磁弁4,追焚電磁弁6を閉じ、開
閉弁12を開ける。すると、循環追焚き管路5中の水は浴
槽中に排出され、圧力センサ8によりその時の基準水位
設定部10の水位を検出する。この検出値は、圧力センサ
の経時変化がなければH1の筈であるが、検出値が例えば
H1′>H1の場合には、H1′−H1だけ下にH0(すなわち循
環口)があると補正して以下の循環口から設定水位まで
の出力値を判断させ乍ら設定水位まで注湯する。
すなわち、注湯電磁弁4および追焚電磁弁6並びに開
閉弁12を閉じ、次いで開閉弁12を閉じたまま注湯電磁弁
4および追焚電磁弁6を開いて配管中のエヤー抜きのた
めの注湯を行ない、次いで開閉弁12および追焚電磁弁6
を閉じると共に注湯電磁弁4を開き、循環追焚き管路5
の往管を介して浴槽9中に注湯して湯張りを行ない、そ
の間圧力センサ8により浴槽9中の水位をP−Qグラフ
に従って監視し、浴槽9中の水位が設定水位に達したこ
とを検知すると注湯を停止させる。なお、そのとき、浴
槽中の湯温が設定温度に達していないときには自動的に
追焚き運転に入ることは従来と同様である。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、経時変化により
圧力センサの検出値が変動した場合でも、浴槽中の正し
い水位を検出して設定水位の湯張りを行なうことができ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した給湯器付自動風呂装置の概要
を示す水系統図、第2図は器具設置時のデータの記憶方
法を示すフローチャート、第3図はその後の自動運転の
方法を示すフローチャートである。第4図は従来の給湯
器付自動風呂装置の一例を示す水系統図、第5図は圧力
センサの経時変化の説明図である。 1……給湯用熱交換器、2……追焚用熱交換機、4……
注湯電磁弁、5……循環追焚き管路、6……追焚電磁
弁、7……ポンプ、8……圧力センサ、9……浴槽、10
……基準水位設定部、11……貯水室、11′……開口、12
……開閉弁、13……大気連通口。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24H 1/00 606

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】器具本体から循環追焚き管路を介して浴槽
    への湯張りを行ない、かつ、浴槽中の水位を圧力センサ
    により検出し、浴槽水位が設定水位に達したことを検出
    すると湯張りを自動的に停止させるようにした給湯器付
    自動風呂装置において、前記循環追焚き管路に圧力セン
    サを配設した基準水位設定部を接続し、かつ該基準水位
    設定部を、循環追焚き管路より高い位置において頂部が
    開口する貯水室と、その貯水室を含む循環追焚き管路内
    を大気と連通または遮断する開閉弁とを有するもので構
    成し、器具設置時の基準水位設定部の水位H1と、浴槽循
    環口の位置を基準点とする浴槽水位(圧力)−水量のデ
    ータとをマイコン制御部に記憶させておき、その後の運
    転に際し、基準水位設定部の水位を検出し、その検出水
    位H1′が前記記憶水位H1と異なるとき、両者の差に基づ
    き前記水位−水量のデータと合致するように検出値を補
    正して湯張りを行なうことを特徴とする給湯器付自動風
    呂装置の湯張り制御方法。
  2. 【請求項2】器具本体から循環追焚き管路を介して浴槽
    への湯張りを行ない、かつ、浴槽中の水位を圧力センサ
    により検出し、浴槽水位が設定水位に達したことを検出
    すると湯張りを自動的に停止させるようにした給湯器付
    自動風呂装置において、前記循環追焚き管路に圧力セン
    サを配設した基準水位設定部を接続し、かつ該基準水位
    設定部を、循環追焚き管路より高い位置において頂部が
    開口する貯水室と、その貯水室を含む循環追焚き管路内
    を大気と連通または遮断する開閉弁とを有するもので構
    成し、開閉弁を閉じると循環追焚き管路内を大気と遮断
    して前記圧力センサにより浴槽中の水位を検出し、開閉
    弁を開くと循環追焚き管路内に大気を導入して循環追焚
    き管路内の水を排出し、前記貯水室に残存する基準水位
    を圧力センサにより検出し得るようにしたことを特徴と
    する給湯器付自動風呂装置。
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