JP2847206B2 - Ｆｍ多重放送受信装置 - Google Patents
Ｆｍ多重放送受信装置Info
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- JP2847206B2 JP2847206B2 JP4010879A JP1087992A JP2847206B2 JP 2847206 B2 JP2847206 B2 JP 2847206B2 JP 4010879 A JP4010879 A JP 4010879A JP 1087992 A JP1087992 A JP 1087992A JP 2847206 B2 JP2847206 B2 JP 2847206B2
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- Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ＦＭ放送に、主番組と
は別の音声や文字を多重して伝送するＦＭ多重放送を受
信するための受信装置に関し、特には、車載用に好適な
ＦＭ多重放送受信装置に関する。
は別の音声や文字を多重して伝送するＦＭ多重放送を受
信するための受信装置に関し、特には、車載用に好適な
ＦＭ多重放送受信装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ＦＭ多重放送は、現在のＦＭ放送に、主
番組とは別の音声、文字あるいは番組コードなどに対応
するデジタル信号を多重して伝送するものであり、かか
るＦＭ多重放送における受信電界強度の変動を軽減して
高感度で受信することができる受信装置、特に車載用と
して高感度で受信できるＦＭ多重放送受信装置が望まれ
る。
番組とは別の音声、文字あるいは番組コードなどに対応
するデジタル信号を多重して伝送するものであり、かか
るＦＭ多重放送における受信電界強度の変動を軽減して
高感度で受信することができる受信装置、特に車載用と
して高感度で受信できるＦＭ多重放送受信装置が望まれ
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の点に
鑑みて為されたものであって、ＦＭ多重放送における受
信電界強度の変動を軽減して高感度で受信することがで
きるＦＭ多重放送受信装置を提供することを目的とす
る。
鑑みて為されたものであって、ＦＭ多重放送における受
信電界強度の変動を軽減して高感度で受信することがで
きるＦＭ多重放送受信装置を提供することを目的とす
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明では、上述の目的
を達成するために、次のように構成している。
を達成するために、次のように構成している。
【０００５】すなわち、本発明は、主番組とは別の音声
や文字などのデジタル信号が多重されたＦＭ多重放送を
受信するＦＭ多重放送受信装置において、二つのアンテ
ナと、切換信号に応じて前記両アンテナ出力を切換選択
するアンテナ選択回路と、このアンテナ選択回路で選択
されたアンテナ出力から検波復調されたデジタル信号の
データヘッダを構成するフレーミングコード自身の誤り
を検出し、予め定めた以上の誤りが検出されたときに前
記切換信号を出力する誤り検出回路とを備えている。
や文字などのデジタル信号が多重されたＦＭ多重放送を
受信するＦＭ多重放送受信装置において、二つのアンテ
ナと、切換信号に応じて前記両アンテナ出力を切換選択
するアンテナ選択回路と、このアンテナ選択回路で選択
されたアンテナ出力から検波復調されたデジタル信号の
データヘッダを構成するフレーミングコード自身の誤り
を検出し、予め定めた以上の誤りが検出されたときに前
記切換信号を出力する誤り検出回路とを備えている。
【０００６】
【作用】請求項１記載の本発明によれば、受信復調した
デジタル信号のデータヘッダを構成するフレーミングコ
ード自身の誤りを検出し、それに基づいて二つのアンテ
ナ出力を切換選択するようにしているので、受信電界強
度の変動を救済して高感度で受信することができる。
デジタル信号のデータヘッダを構成するフレーミングコ
ード自身の誤りを検出し、それに基づいて二つのアンテ
ナ出力を切換選択するようにしているので、受信電界強
度の変動を救済して高感度で受信することができる。
【０００７】また、フレームの先頭のデータヘッダを構
成するフレーミングコード自身、すなわち予め定められ
ている固定のコードの誤りを検出して判定するので、一
つのフレームを受信すれば、直ちに誤りの状態を高精度
に判定することができる。
成するフレーミングコード自身、すなわち予め定められ
ている固定のコードの誤りを検出して判定するので、一
つのフレームを受信すれば、直ちに誤りの状態を高精度
に判定することができる。
【０００８】さらに、前記切換信号の出力の判定の基準
となる前記予め定めた誤りの程度を設計時等に任意に選
択できるので、アンテナの切換精度を使用状況に応じて
自由に選択できるものである。
となる前記予め定めた誤りの程度を設計時等に任意に選
択できるので、アンテナの切換精度を使用状況に応じて
自由に選択できるものである。
【０００９】
【実施例】以下、図面によって本発明の実施例につい
て、詳細に説明する。
て、詳細に説明する。
【００１０】図１は、本発明の一実施例のブロック図で
あり、この実施例では、ＦＭ多重放送が受信可能な車載
用のラジオ受信機に適用して説明する。
あり、この実施例では、ＦＭ多重放送が受信可能な車載
用のラジオ受信機に適用して説明する。
【００１１】この実施例のラジオ受信機１は、二つのア
ンテナ２，３と、両アンテナ２，３出力を切換信号に応
じて切換選択するアンテナ選択回路４と、このアンテナ
選択回路４の出力が与えられるチューナ部５と、このチ
ューナ部５からのＦＭ検波出力から多重信号を取り出し
て復調するデコーダ６と、このデコーダ６からのデジタ
ル信号に対してディスクランブルや誤り訂正などの所定
の信号処理を施して音声信号データや文字信号データを
取り出すデジタル信号処理部７と、制御用のマイクロコ
ンピュータ８と、デコーダ６からのデジタル信号のデー
タヘッダを構成するフレーミングコードの誤りを検出
し、予め定めた以上の誤りが検出されたときに、アンテ
ナ選択回路４に切換信号を出力するフレーミングコード
誤り検出回路９とを備えている。
ンテナ２，３と、両アンテナ２，３出力を切換信号に応
じて切換選択するアンテナ選択回路４と、このアンテナ
選択回路４の出力が与えられるチューナ部５と、このチ
ューナ部５からのＦＭ検波出力から多重信号を取り出し
て復調するデコーダ６と、このデコーダ６からのデジタ
ル信号に対してディスクランブルや誤り訂正などの所定
の信号処理を施して音声信号データや文字信号データを
取り出すデジタル信号処理部７と、制御用のマイクロコ
ンピュータ８と、デコーダ６からのデジタル信号のデー
タヘッダを構成するフレーミングコードの誤りを検出
し、予め定めた以上の誤りが検出されたときに、アンテ
ナ選択回路４に切換信号を出力するフレーミングコード
誤り検出回路９とを備えている。
【００１２】チューナ部５は、アンテナ選択回路４の出
力を選択増幅して中間周波数に変換するフロントエンド
１０と、このフロントエンド１０からの中間周波信号を
ＦＭ検波する検波回路１１とを含んでいる。
力を選択増幅して中間周波数に変換するフロントエンド
１０と、このフロントエンド１０からの中間周波信号を
ＦＭ検波する検波回路１１とを含んでいる。
【００１３】この実施例では、受信状態が悪くなると、
多重されているデジタル信号の品質も劣化する点に鑑
み、デジタル信号のデータヘッダを構成するフレーミン
グコードの誤りを検出し、予め定めた以上の誤りが検出
されたときには、フレーミングコード誤り検出回路９
は、切換信号を出力し、この切換信号に応答してアンテ
ナ選択回路４は、アンテナ出力を切換選択するようにな
っており、これによって、最適な受信状態とするもので
ある。
多重されているデジタル信号の品質も劣化する点に鑑
み、デジタル信号のデータヘッダを構成するフレーミン
グコードの誤りを検出し、予め定めた以上の誤りが検出
されたときには、フレーミングコード誤り検出回路９
は、切換信号を出力し、この切換信号に応答してアンテ
ナ選択回路４は、アンテナ出力を切換選択するようにな
っており、これによって、最適な受信状態とするもので
ある。
【００１４】ＦＭ多重放送における１フレームのデジタ
ルデータの構成は、図２に示されるように、データヘッ
ダと、２７２ビット（１パケット）のデータとからな
り、データヘッダは、フレームの区切りを示すフレーミ
ングコード（ＦＣ）と、フレーム内の信号構成を規定す
るモードコントロールコード（ＭＣ）とからなる。
ルデータの構成は、図２に示されるように、データヘッ
ダと、２７２ビット（１パケット）のデータとからな
り、データヘッダは、フレームの区切りを示すフレーミ
ングコード（ＦＣ）と、フレーム内の信号構成を規定す
るモードコントロールコード（ＭＣ）とからなる。
【００１５】フレーミングコード誤り検出回路９は、フ
レーミングコードについて、予め定めた以上の誤りが検
出されたときに、切換信号を出力するように構成されて
いる。すなわち、このフレーミングコード誤り検出回路
９は、フレーミングコード自身の誤りを検出し、その誤
りが、予め定めた以上であった場合において切換信号を
出力するものである。
レーミングコードについて、予め定めた以上の誤りが検
出されたときに、切換信号を出力するように構成されて
いる。すなわち、このフレーミングコード誤り検出回路
９は、フレーミングコード自身の誤りを検出し、その誤
りが、予め定めた以上であった場合において切換信号を
出力するものである。
【００１６】なお、上述の実施例では、車載用のラジオ
受信機について説明したけれども、本発明はラジオ受信
機に限るものではなく、例えば、ＦＭ多重放送によって
伝送される地図などのデータを受信して表示する車載用
の受信機にも同様に適用できるものである。
受信機について説明したけれども、本発明はラジオ受信
機に限るものではなく、例えば、ＦＭ多重放送によって
伝送される地図などのデータを受信して表示する車載用
の受信機にも同様に適用できるものである。
【００１７】
【発明の効果】以上のように請求項１記載の発明によれ
ば、受信復調されたデジタル信号のデータヘッダを構成
するフレーミングコード自身の誤りを検出し、予め定め
た以上の誤りが検出されたときに、二つのアンテナ出力
の選択切換えを行うように構成しているので、受信電界
強度の変動を軽減して高感度で受信することができる。
ば、受信復調されたデジタル信号のデータヘッダを構成
するフレーミングコード自身の誤りを検出し、予め定め
た以上の誤りが検出されたときに、二つのアンテナ出力
の選択切換えを行うように構成しているので、受信電界
強度の変動を軽減して高感度で受信することができる。
【００１８】また、フレームの先頭のデータヘッダを構
成するフレーミングコード、すなわち予め定められてい
る固定のコードの誤りを検出して判定するので、エラー
チェックワードを用いたエラー訂正処理等を行うことな
く、誤りを詳細に検出することができ、かつ、一つのフ
レームを受信するだけで、直ちに誤りの状態を高精度に
判定することができる。
成するフレーミングコード、すなわち予め定められてい
る固定のコードの誤りを検出して判定するので、エラー
チェックワードを用いたエラー訂正処理等を行うことな
く、誤りを詳細に検出することができ、かつ、一つのフ
レームを受信するだけで、直ちに誤りの状態を高精度に
判定することができる。
【００１９】さらに、誤り検出回路において、アンテナ
を切換えるための切換信号を出力するか否かの判定の基
準となる予め定めた誤りの程度を、設計時等に任意に選
択できるので、アンテナの切換精度を使用状況に応じて
自由に選択できるものである。
を切換えるための切換信号を出力するか否かの判定の基
準となる予め定めた誤りの程度を、設計時等に任意に選
択できるので、アンテナの切換精度を使用状況に応じて
自由に選択できるものである。
【図１】本発明の一実施例のブロック図である。
【図２】データの構成を示す図である。
【符号の説明】 １ ラジオ受信機 ２，３ アンテナ ４ アンテナ選択回路 ９ フレーミングコード誤り検出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 禎雄 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 高田 政幸 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本 放送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 斉藤 知弘 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本 放送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 黒田 徹 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本 放送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 森山 繁樹 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本 放送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 斉藤 正典 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本 放送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 山田 宰 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本 放送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 磯部 忠 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本 放送協会 放送技術研究所内 (56)参考文献 特開 平３−38120（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−214034（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−31328（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−316949（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−297924（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】主番組とは別の音声や文字などのデジタル
信号が多重されたＦＭ多重放送を受信するＦＭ多重放送
受信装置において、 二つのアンテナと、 切換信号に応じて前記両アンテナ出力を切換選択するア
ンテナ選択回路と、 このアンテナ選択回路で選択されたアンテナ出力から検
波復調されたデジタル信号のデータヘッダを構成するフ
レーミングコード自身の誤りを検出し、予め定めた以上
の誤りが検出されたときに前記切換信号を出力する誤り
検出回路と、 を備えることを特徴とするＦＭ多重放送受信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4010879A JP2847206B2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | Ｆｍ多重放送受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4010879A JP2847206B2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | Ｆｍ多重放送受信装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05206902A JPH05206902A (ja) | 1993-08-13 |
| JP2847206B2 true JP2847206B2 (ja) | 1999-01-13 |
Family
ID=11762616
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4010879A Expired - Lifetime JP2847206B2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | Ｆｍ多重放送受信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2847206B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07111499A (ja) * | 1994-05-11 | 1995-04-25 | Idou Tsushin Syst Kaihatsu Kk | データ送受信方法 |
| JP3578839B2 (ja) * | 1995-07-18 | 2004-10-20 | 三菱電機株式会社 | ディジタル受信機 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6360633A (ja) * | 1986-09-01 | 1988-03-16 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 伝送方式 |
| JPH0338120A (ja) * | 1989-07-04 | 1991-02-19 | Clarion Co Ltd | ダイバーシティｆｍ多重放送受信機 |
-
1992
- 1992-01-24 JP JP4010879A patent/JP2847206B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05206902A (ja) | 1993-08-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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