JPH0614066A - 受信機 - Google Patents

受信機

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JPH0614066A
JPH0614066A JP4169568A JP16956892A JPH0614066A JP H0614066 A JPH0614066 A JP H0614066A JP 4169568 A JP4169568 A JP 4169568A JP 16956892 A JP16956892 A JP 16956892A JP H0614066 A JPH0614066 A JP H0614066A
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JP
Japan
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section
reception
detection
digital signal
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP4169568A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Kuroda
徹 黒田
Masanori Saito
正典 斉藤
Shigeki Moriyama
繁樹 森山
Tomohiro Saito
知弘 斉藤
Masayuki Takada
政幸 高田
Tadashi Isobe
忠 磯部
Tsukasa Yamada
宰 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Nippon Hoso Kyokai NHK
Japan Broadcasting Corp
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Publication date
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Publication of JPH0614066A publication Critical patent/JPH0614066A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受信条件が変化しても常に最適受信を行うこ
と。 【構成】 受信信号を検波する同期検波部307と、受
信信号を検波する遅延検波部308と、同期検波部30
7および遅延検波部308のいずれかを受信状態に応じ
て選択する出力切換スイッチ310,311を含む選択
手段と、選択手段によって選択された検波部からの検波
後のディジタル信号を復調するデータ復調部312とを
具える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル信号の受信機
に関するもので、特に自動車電話やFM多重放送などの
ディジタル信号を移動体で受信する形式の受信機に関す
るものである。
【0002】
【発明の概要】本発明は入力電界や検波後のディジタル
信号の誤り率等を評価し、遅延検波と同期検波を切り換
えて用いることにより、どのような受信条件下でも適切
な受信を行おうとするものである。
【0003】
【従来の技術】ディジタル信号の同期検波回路と遅延検
波回路のブロック図を図3および図4に示す。
【0004】図3に示すように、同期検波は受信信号自
身からキャリア再生回路1によってキャリア再生をし、
これを乗算器2によって受信信号自身に乗算して、ロー
パスフィルタ(LPF)3を通した後、クロック再生回
路4で再生したクロックに基づいてサンプル回路5にお
いてデータをサンプル(検波)し、出力する方式であ
る。ディジタル信号の復調方式としては理想に近く、入
力電界に対する誤り率特性は優れている。しかし、移動
体で受信する場合など、フェージングやマルチパス歪み
により受信信号自身が歪み、電界が大きく変動する場合
などではキャリア再生が困難となり、特性が急激に劣化
することが知られている。
【0005】遅延検波は図4に示すように、受信信号を
1ビット遅延回路6で遅延した信号自身を受信信号に乗
算器2によって乗算した信号を用いて検波する(構成要
素3,4,5は図3と同様)ため、キャリア再生が不要
である。電界低下に対しての特性は同期検波に比べて3
dB程度劣化するが、移動体での受信等受信条件が悪い
場合にはキャリア再生が不要なため、特性の急激な劣化
はない。
【0006】以上の理由から従来のディジタル復調回路
においては、その受信機が主に移動体で用いられるか固
定的に用いられるかをあらかじめ想定し、その検波回路
を設定していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】移動体で用いられるこ
とを目的とした受信機においては、通常遅延検波が用い
られていたが、送信点から離れた地点や見通し外の地点
など低電界地域での性能の劣化があった。またこれを救
おうとして同期検波を用いれば、フェージング等の影響
を受け、通常の受信条件の地点でも特性が向上しなかっ
た。
【0008】そこで本発明の目的は、以上のような問題
を解消し、常に最良の状態でディジタル信号を受信でき
る受信機を提供することにある。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0010】図1に本発明の第1の実施例にかかる受信
機の例を示す。
【0011】301は受信信号である。直接変調方式の
場合にはディジタル信号そのものとなるし、FM多重放
送の場合にはFM変調信号となる。当然IF信号であっ
ても良い。
【0012】受信信号301は、入力電圧測定部302
に入力され、そこで入力電圧が測定される。この測定結
果としては304の平均レベルと305の分散を出力す
る。これによりフェージングの程度や受信電界等を測定
することができる。また受信信号は、マルチパス歪み測
定部303に入力され、そこで信号の振幅変動等により
マルチパス歪みが測定される。この測定部303は必ず
しも必要はないがマルチパス情報があった方が切り換え
の精度がより高くなる。
【0013】314は受信信号301がFM多重放送信
号の場合に設けられるディジタル信号出力部であって、
FM復調部・バンドパスフィルタを含み、受信FM波よ
りディジタル変調信号を取り出す。307は同期検波部
であり、308は遅延検波部である。受信信号301
は、切換スイッチ309を介して(FM多重放送信号の
場合はさらに出力部314を介して)、これら2つの検
波部307,308のいずれかに入力されるが、切換ス
イッチ309は、306の切換制御部で判断された結果
をもとに2つの検波機のいずれかを選択するものであ
る。
【0014】310,311は2つの検波部307,3
08の出力切換スイッチで、それぞれ2つの検波部30
7,308から各々得られたクロックとデータを切り換
える。
【0015】312はデータ復調部であって、選択され
た検波器からのデータを復調すると共に、同期等を再生
し、これを306の切換制御部に転送する。
【0016】313は出力データである。
【0017】306は切換制御部であって、平均レベル
304,分散305およびマルチパス歪み測定部303
の測定結果に基づいて、同期検波部307および遅延検
波部308のうちの特性(条件)のよい方を選択する。
切換スイッチ309の切換タイミングとしてはクロック
の境目あるいは312データ復調部から得られたパケッ
トやフレームの境目を基準とする。これにより切り換え
時のビット誤りを低減できる。
【0018】図2は本発明の第2の実施例にかかる受信
機を示す。
【0019】401は受信信号である。301と同様に
直接変調方式の場合にはディジタル信号であり、FM多
重放送信号の場合にはFM変調信号である。411は3
14と同様の機能をもつディジタル信号出力部であっ
て、受信信号401がFM多重放送信号の場合に設けら
れる。
【0020】402,403はそれぞれ同期検波部、遅
延検波部である。本実施例では入力切換スイッチはな
く、受信信号は必ず両方の検波を行う。404,405
はビット誤り率測定部であり、同期検波、遅延検波後の
ビット誤り率を測定する。ビット誤り率の測定には、例
えばフレーム同期や誤り検出符号を用いることが可能で
ある。
【0021】2つの検波部402,403のいずれかか
らのクロックおよびデータは、切換スイッチ410を介
してデータ復調部409に入力される。
【0022】406は切換制御部であり、ビット誤り率
測定部404,405で測定したビット誤り率の少ない
方の検波部からのクロックおよびデータを選択するよう
に切換スイッチ410を切り換える。このように、常時
ビット誤り率を監視することにより、常にビット誤り率
の少ない検波方式に切り換えることができる。
【0023】406の切換制御部による切換スイッチ4
10の切換タイミングは、データ復調部409で再生さ
れた同期やクロックの切れ目で行うと切り換え時のビッ
ト誤りが抑えられる。
【0024】なお、本発明は当然図1と図2の回路を組
み合せて用いることも可能である。
【0025】
【発明の効果】本発明により、例えば移動受信時のフェ
ージングやマルチパス歪みがひどい場合などでは遅延検
波を用い、また電界が低下した場合などでは同期検波を
用いることができ、それぞれの検波方式の特徴をいかし
て常に最適な受信が行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による切り換え型受信機の一例のブロッ
ク図である。
【図2】本発明による常時検波型受信機の一例のブロッ
ク図である。
【図3】同期検波回路のブロック図である。
【図4】遅延検波回路のブロック図である。
【符号の説明】
302 入力電圧測定部 303 マルチパス歪み測定部 306 切換制御部 307 同期検波部 308 遅延検波部 312 データ復調部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 知弘 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 高田 政幸 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 磯部 忠 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 山田 宰 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信信号を検波する同期検波手段と、前
    記受信信号を検波する遅延検波手段と、前記同期検波手
    段および前記遅延検波手段のいずれかを受信状態に応じ
    て選択する選択手段と、該選択手段によって選択された
    検波手段からの検波後のディジタル信号を復調する復調
    手段とを具えたことを特徴とする受信機。
  2. 【請求項2】 前記選択手段は、前記受信状態として、
    受信信号の入力電圧、受信信号に関するフェージングの
    程度、受信信号に関するマルチパス歪みの量および受信
    信号の検波後のディジタル信号のビット誤り率の少なく
    とも1つを用いることを特徴とする請求項1に記載の受
    信機。
  3. 【請求項3】 前記選択手段における選択タイミングを
    前記検波後のディジタル信号に関するデータの変化点と
    したことを特徴とする請求項1に記載の受信機。
JP4169568A 1992-06-26 1992-06-26 受信機 Pending JPH0614066A (ja)

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