JPH03182144A

JPH03182144A - 復調装置

Info

Publication number: JPH03182144A
Application number: JP1320479A
Authority: JP
Inventors: Yukihiro Shimakata; 幸広島方
Original assignee: Japan Radio Co Ltd
Current assignee: Japan Radio Co Ltd
Priority date: 1989-12-12
Filing date: 1989-12-12
Publication date: 1991-08-08

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は復調装置に関し、特に、パルス信号で搬送波を
位相変調した変調信号（ＰＳＫ（Ｐｈａｓｅ　　５ｈｉ
ｆｔ　　Ｋｅｙｉｎｇ）信号）を復調するための復調装
置に関する。

（従来の技術）従来、ＰＳＫ信号を復調する際には、一般に、同期検波
回路又は遅延検波回路が用いられている。

同期検波回路では、ＰＳＫ信号の位相変化が緩やかな場
合、つまり、静特性で復調の際の誤り率が少なく、復調
が良好に行える。

一方、遅延検波回路では、搬送波再生を必要しないから
、フェージング下の通信においては比較的良好に復調を
行うことができる。

（発明が解決しようとする課ＷＪ）ところで、同期検波回路を用いた復調装置の場合には、
ＰＳＫ信号にフェージングなどで急峻な位相変化がある
と、搬送波再生が追い付かず、その結果同期はずれを起
こしてしまう。つまり、同期汚汁き込みに時間がかかる
ため、フェージング下の通信における復調に対して弱い
という問題点がある。

一方、遅延検波回路を用いた復調装置の場合には、静特
性下においては同期検波回路に比べて復調特性が劣ると
いう問題点がある。

本発明の目的は静特性及びフェージング下において変調
信号を良好に復調できる復調装置を提供することにある
。

（課題を解決するための手段）本発明によれば、変調信号を受け、該変調信号を復調し
て復調信号を得る復調装置において、前記変調信号を受
け、同期検波して同期検波信号として前記復調信号を出
力する同期検波回路と、前記変２１信号を受け、遅延検
波して遅延検波信号として前記復調信号を出力する遅延
検波回路と、前記変調信号の受信レベルを検出する受信
レベル検出回路と、前記検出受信レベルに応じて前記同
期検波回路及び前記遅延検波回路を選択的に切り替え使
用する切替手段とを有することを特徴とする復調装置が
得られる。

（作用）本発明では、変調信号の受信レベルを検出して、この検
出受信レベルに応じて同期検波回路と遅延検波回路とを
選択的に切り替えて使用する。つまり、静特性下では、
同期検波回路を使用し、フェージング下では、遅延検波
回路を使用する。これによって、常に変調信号を良好に
復調できる。

（実施例）以下本発明について実施例によって説明する。

第１図を参照して、送信されたＰＳＫ信号は復調装置１
０の受信端１０ａで受信され、受信ＰＳＫ信号は二分岐
されて、それぞれ同期検波回路１１、遅延検波回路１２
、及び受信レベル検出回路１３に与えられる。

同期検波回路１１では、受信ＰＳＫ信号を同期検波して
同期検波信号を出力する。一方、遅延検波回路１２では
、受信ＰＳＫ信号を遅延検波して遅延検波信号を出力す
る。そして、これら同期検波信号及び遅延検波信号は切
替スイッチ回路１４に人力される。

受信レベル検出回路１３は、ＰＳＫ信号の受信レベル、
例えば、受信電力を検出し、受信電力に応じた電圧信号
を出力する。この電圧信号は受信レベル判定回路１５に
与えられ、受信レベル判定回路１５は電圧信号の変化が
予め設定されたしきい値範囲から外れるかどうかを判定
する。このしきい値範囲はＰＳＫ信号の位相変化に応じ
て設定される。つまり、静特性下であるかフェージング
下であるかによって決定される受信電力に基づいて設定
される。

電圧信号の変化がしきい値範囲を外れない場合には、つ
まり、受信レベル判定回路１５は実質的に受信レベルを
監視して、受信レベルの変化が小さい場合には、第１の
選択信号を出力する。一方、電圧信号の変化がしきい値
範囲を外れた場合には、即ち、受信レベルの変化が大き
い場合には、受信レベル判定回路１５は第２の選択信号
を出力する。

切替スイッチ回路１４は第１の選択信号を受けると、同
期検波信号を選択して復調信号として出力端子１０ｂに
出力する。一方、切替スイッチ回路１４は第２の選択信
号を受けると、遅延検波信号を選択して復調信号として
出力端子１０ｂに出力する。

このように、ＰＳＫ信号の受信レベルに応じて同期検波
信号及び遅延検波信号の内いずれか一方を復調信号とし
て選択しているから、つまり、静特性下においては同期
検波信号を選択し、フェージング下においては遅延検波
信号を選択するようにしているから、常に良好な状態で
復調信号が得られる。

次ぎに、本発明の他の実施例について第２図を参照して
説明する。

本実施例では、２ブランチの選択ダイバージチー受信機
に用いられる復調装置ｍ２０が示されている。

復調装置２０の受信端２０ａ及び２０ｂではそれぞれＰ
ＳＫ信号ＲＸＩ及びＲＸ　２が受信される。

そして、ＰＳＫ信号ＲＸ　＋は三分岐されて、それぞれ
第１の同期検波回路１１ａ、第１の遅延検波回路１２ａ
、及び第１の受信レベル検出回路１３ａに与えられる。

同様にして、ＰＳＫ信号ＲＸ２は三分岐されて、それぞ
れ第２の同期検波回路　１１ｂ１第２の遅延検波回路１
２ｂ、第２の受信レベル検出回路１３ｂに与えられる。

そして、第１の実施例と同様にして同期検波及び遅延検
波が行われ、第１及び第２の同期検波回路１１ａ及び１
１ｂはそれぞれ第１及び第２の同期検波信号を出力する
。また、第１及び第２の遅延検波回路１２ａ及び１２ｂ
はそれぞれ第１及び第２の遅延検波信号を出力する。さ
らに、第１及び第２の受信レベル検出回路１３ａ及び１
３ｂからは第１及び第２の電圧信号が送出される。

受信レベル判定回路２１は第１及び第２の電圧信号を受
けると、まず、第１及び第２の電圧信号のレベルを比較
してレベル強度が高い電圧信号に対応するＰＳＫ信号を
選択する（例えば、ＰＳＫ信号ＲＸ、が選択されたとす
る）。その後、第１の実施例と同様にして受信レベル判
定回路２１は受信レベルの変化を監視して、受信レベル
の変化が小さい場合には、第１の切替選択信号を出力す
る。一方、受信レベルの変化が大きい場合には、受信レ
ベル判定回路２１は第２の切替選択信号を出力する。

切替スイッチ回路２２は第１の切替選択信号を受けると
、第１の同期検波信号を選択して復調信号として出力端
子２０ｃに出力する。一方、切替スイッチ回路２２は第
２の切替選択信号を受けると、第１の遅延検波信号を選
択して復調信号として出力端子２０ｃに出力する。

同様にして、受信レベル判定回路２１でＰＳＫ信号ＲＸ
２が選択されると、受信レベル判定回路２１は受信レベ
ルに応じてそれぞれ第３及び第４の切替選択信号を出力
する。

そして、切替スイッチ回路２２は第３の切替選択信号を
受けた際、第２の同期検波信号を選択して復調信号とし
て出力する。また、第４の切替選択信号を受けると、切
替スイッチ回路２２は第２の遅延検波信号を選択して復
調信号として出力する。

このようにして、複数ブランチのダイバシチー受信機の
復調装置に適用できる。

（発明の効果）以上説明したように、本発明では変調信号の受信レベル
に応じて同期検波信号及び遅延検波信号のいずれか一方
を選択するようにしているから、常に良好な状態で復調
信号が得られるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による復調装置の一実施例を示すブロッ
ク図、第２図は本発明による復調装置の他の実施例を示
すブロック図である。１０・・・復調装置、１１・・・同期検波回路、１２・
・・遅延検波回路、１３・・・受信レベル検出回路、１
４・・・切替スイッチ回路、１５・・・受信レベル判定
回路。第図第２図、２０

Claims

【特許請求の範囲】

１、変調信号を受け、該変調信号を復調して復調信号を
得る復調装置において、前記変調信号を受け、同期検波
して同期検波信号として前記復調信号を出力する同期検
波回路と、前記変調信号を受け、遅延検波して遅延検波
信号として前記復調信号を出力する遅延検波回路と、前
記変調信号の受信レベルを検出する受信レベル検出回路
と、前記検出受信レベルに応じて前記同期検波回路及び
前記遅延検波回路を選択的に切り替え使用する切替手段
とを有することを特徴とする復調装置。