JP2785964B2 - 復調装置 - Google Patents

復調装置

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JP2785964B2
JP2785964B2 JP1182013A JP18201389A JP2785964B2 JP 2785964 B2 JP2785964 B2 JP 2785964B2 JP 1182013 A JP1182013 A JP 1182013A JP 18201389 A JP18201389 A JP 18201389A JP 2785964 B2 JP2785964 B2 JP 2785964B2
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signal
equalizer
demodulator
adaptive
control signal
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拓也 鎌倉
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Nippon Electric Co Ltd
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はディジタル無線伝送方式に用いられるトラン
スバーサル等化器及び適応型振幅等化器を備える復調装
置に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種の復調装置を第2図に示す。図におい
て、入力端子11から入力される中間周波信号は、適応型
振幅等化器1に入力される。この適応型振幅等化器1
は、適応型等化手段2と制御信号発生手段3とを有し、
この制御信号発生手段3からの制御信号によって、適応
型等化手段2に入力された信号は振幅歪が等化されて復
調器4に送られる。復調器4は適応型等化手段3が正常
に動作している状態においては、中間周波信号をベース
バンド信号に復調し、A/D変換器にて識別した識別信号
を制御信号発生手段3と、符号間干渉を等化するための
トランスバーサル等化器6とにそれぞれ送出する。
制御信号発生手段3においては、復調器4から送出さ
れた識別信号を用いて適応型等化手段2において振幅歪
を等化するための制御信号を生成し、適応型等化手段2
へ送出する。また、トランスバーサル等化器6において
は、復調器4からの識別信号を論理演算することにより
得られる制御信号により符号間干渉を等化し、出力端子
12,13から復調信号を出力する。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の復調装置では、復調器が正常に動作
し、復調されたベースバンド信号をA/D変換器において
識別し、正常な識別信号を送出している場合には期待す
る効果を得ることができる。しかしながら、適応型振幅
等化器1の入力信号が断されたときには、復調器4から
送出される識別信号は不確定となるため、適応型振幅等
化器1及びトランスバーサル等化器6においての歪等化
用の制御信号がいずれかの極性にずれてしまうことがあ
る。
この場合、再び信号が入力されても、制御系が正常復
帰することが難しく、また復帰される場合でも非常に長
い時間がかかることになる。
このように、従来の復調装置では、信号の入力が回復
した場合の制御動作の収斂及び引込み特性が遅いという
問題がある。
本発明はこの信号入力回復時における正常復帰を迅速
に行うことを可能とした復調装置を提供することを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の復調装置は、中間周波入力信号の振幅歪を復
調後のデジタル信号に変換された識別信号に基づきデジ
タル制御で等化する適応型振幅等化器と、前記適応型振
幅等化器の出力を受け中間周波信号をベースバンド信号
に復調し前記識別信号を発生する復調器と、前記識別信
号を論理演算して符号間干渉を等化するトランスバーサ
ル等化器とを備えるディジタル無線伝送方式の復調装置
において、 前記復調器の出力信号を検出して前記適応型振幅等化
器の入力信号の有無を検出する断検出回路を設け、この
断検出回路が信号断を検出したときに前記適応型振幅等
化器とトランスバーサル等化器をそれぞれリセット状態
に制御するように構成している。
〔作用〕
この構成では、入力信号が断のときには、断検出信号
によって適応型振幅等化器とトランスバーサル等化器が
それぞれ強制的にリセットされるため、信号の入力が回
復したときには初期状態から制御動作を行うことにな
り、その正常復帰を迅速に行う。
〔実施例〕
次に、本発明を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例のブロック図である。図に
おいて、1は適応型振幅等化器であり、適応型等化手段
2と制御信号発生手段3とで構成される。この適応型等
化手段2には入力端子11から中間周波信号が入力され、
かつここで制御信号発生手段3からの制御信号によって
振幅歪が等化される。
また、4は復調器であり、これには適応型振幅等化器
1の入力信号の有無を検出する信号断検出回路5と、符
号間干渉を等化するトランスバーサル等化器6を接続
し、このトランスバーサル等化器6から復調信号を出力
端子12,13に出力する。
前記復調器4は適応型振幅等化器1からの信号をベー
スバンド信号に復調し、A/D変換器において識別された
信号を前記制御信号発生手段3と、トランスバーサル等
化器6に送出する。
また、前記信号断検出回路5は、適応型振幅等化器1
の入力信号が断のときに、断検出信号Sを適応型振幅等
化器1とトランスバーサル等化器6にそれぞれ送出す
る。そして、適応型振幅等化器1においては、制御信号
発生手段3をリセットし、歪等化用の制御信号を初期値
に設定し、適応型等化回路1をリセットする。また、ト
ランスバーサル等化器6においては、符号間干渉を等化
するための制御信号を初期値に設定してリセットする。
この構成によれば、適応型等化手段2が正常に動作し
ている状態では、中間周波信号は復調器4においてベー
スバンドに復調され、識別信号を制御信号発生手段3と
トランスバーサル等化器6に送出する。そして、制御信
号発生手段3では識別信号を用いて振幅歪を等化させる
制御信号を生成し、適応型等化手段2に送出する。ま
た、トランスバーサル等化器6では、識別信号を論理演
算して制御信号を生成し、この信号を利用して符号間干
渉を等化する。
一方、中間周波信号が断されたときには、信号断検出
回路5から断検出信号が適応型振幅等化器1とトランス
バーサル等化器6にそれぞれ送出される。そして、この
断検出信号により、制御信号発生手段はリセットされ、
歪等化用の制御信号が初期値に設定される。また、トラ
ンスバーサル等化器6においてもリセットされ、制御信
号が初期値に設定される。このため、中間周波信号が再
度入力された場合にも、引き込みは初期状態から行われ
ることになり、引込特性が良好となる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、断検出回路から出力さ
れる断検出信号によって適応型振幅等化器とトランスバ
ーサル等化器をそれぞれ強制的にリセットするため、信
号断の後に、信号が再度入力された際における制御系が
正常復帰されないことを解消し、或いは復帰するまでの
時間を短縮し、その引込特性を良好にできる効果があ
る。
さらに、例えば、搬送波が非同期の場合でも等化器が
リセットされることがないため、伝送路の条件が良くな
った場合に迅速に等化器を収束することができる効果を
有しております。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図は従来
の一例を示すブロック図である。 1……適応型振幅等化器、2……適応型等化手段、3…
…制御信号発生手段、4……復調器、5……断検出回
路、6……トランスバーサル等化器、11……入力端子、
12,13……出力端子、S……断検出信号。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中間周波入力信号の振幅歪を復調後のデジ
    タル信号に変換された識別信号に基づきデジタル制御で
    等化する適応型振幅等化器と、前記適応型振幅等化器の
    出力を受け中間周波信号をベースバンド信号に復調し前
    記識別信号を発生する復調器と、前記識別信号を論理演
    算して符号間干渉を等化するトランスバーサル等化器と
    を備えるディジタル無線伝送方式の復調装置において、 前記復調器の出力信号を検出して前記適応型振幅等化器
    の入力信号の有無を検出する断検出回路を設け、この断
    検出回路が信号断を検出したときに前記適応型振幅等化
    器とトランスバーサル等化器をそれぞれリセット状態に
    制御するように構成したことを特徴とする復調装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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MX9304559A (es) * 1992-09-01 1994-03-31 Morton Int Inc Cuerdas con costuras rascables para cojin de bolsa inflable.
JP4850979B1 (ja) * 2011-05-16 2012-01-11 パナソニック株式会社 等化装置及び等化方法

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JPS58196713A (ja) * 1982-05-11 1983-11-16 Nec Corp 自動等化器のリセツト装置
JPS5952928A (ja) * 1982-09-20 1984-03-27 Nec Corp 適応型トランスバ−サル等化器

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