JP2846611B2 - 鞄の構造 - Google Patents

鞄の構造

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JP2846611B2
JP2846611B2 JP7315339A JP31533995A JP2846611B2 JP 2846611 B2 JP2846611 B2 JP 2846611B2 JP 7315339 A JP7315339 A JP 7315339A JP 31533995 A JP31533995 A JP 31533995A JP 2846611 B2 JP2846611 B2 JP 2846611B2
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良平 南埜
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Morito Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機などの
収納対象物を直ちに収納/取り出しすることができる鞄
の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、収納対象物としての携帯電話機を
使用するにあたって、これを持ち歩く場合、セカンドバ
ッグ、手提げ式のブリーフケースあるいはハンドバッグ
などの鞄の内部に収納するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように携帯電話機をセカンドバッグ、手提げ式のブリー
フケースあるいはハンドバッグなどの鞄に収納しておく
と、携帯電話機が鞄内部で他の収納物と混在してしま
い、例えば受信音が鳴ってから鞄を開けて取り出すまで
に時間がかかるなど、非常に不便であるという問題点が
あった。
【0004】そこで本発明は、上記課題を解消するため
に、鞄の内部において収納対象物が他の収納物と混在し
ないように収納するとともに、該収納対象物を容易に出
し入れすることができる鞄の構造を提供することを目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明による鞄の構造は、鞄本体1の一側部を構成する
とともに、鞄本体1の内外に揺動自在に設けられた収納
部2を具備したことを特徴としている。
【0006】また、上下方向に開口するように筒状に形
成され、鞄本体1の一側部を構成するとともに、その下
端4bを中心として鞄本体1の内外に揺動自在に設けら
れた収納部2と、長手の短冊状に形成され、一端6aが
前記収納部2の上方開口縁3aに取り付けられて、その
中程が前記収納部2の内部を垂下して下方の開口を閉塞
し、他端6bが前記収納部2の上端外部へ引出自在に突
出された底片6と、を具備した構成としてもよい。
【0007】さらに、上下方向に開口するように筒状に
形成され、鞄本体1の一側部を構成するとともに、その
下端4bを中心として鞄本体1の内外に揺動自在に設け
られた収納部2と、長手の短冊状に形成され、一端6a
が前記収納部2の上方開口縁3aに取り付けられて、そ
の中程が前記収納部2の内部を垂下して下方の開口を閉
塞し、他端6bが前記収納部2の上端外部へ引出自在に
突出された底片6と、前記鞄本体1の内部において平坦
状に配設され、前記鞄本体1の一側部の内壁縁に沿って
外側辺7aが取り付けられ、前記鞄本体1内部に揺動さ
れた収納部2の外壁に対して前記外側辺7aの下端と連
続する内側辺7bが取り付けられて、前記鞄本体1の一
側部の内壁縁と前記収納部2の外壁との間の間隙Sを常
に閉塞する遮蔽片7と、を具備した構成としてもよい。
【0008】収納部2の内部に収納された収納対象物
は、収納部2が鞄本体1の内部に揺動されることによっ
て鞄本体1内部に収納される。
【0009】また、収納対象物を取り出す際には、収納
部2を鞄本体1外部へ揺動させ、収納部2の外部に突出
された底片6の他端6bを引き出すことによって、底片
6が送り出されるとともに、収納部2の下方の開口を閉
塞する部分が上昇されて、収納対象物が収納部2の上方
の開口より出される。
【0010】さらに、収納部2の外壁と鞄本体1の一側
部の内壁縁との間の各間隙Sは、遮蔽片7によって閉鎖
され、この遮蔽片7は、収納部2が鞄本体1内部へ収納
された際に平坦となって収納部2が鞄本体1外部へ揺動
しないように規制する。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の鞄の構造を示す側
断面図である。この実施の形態では、鞄本体1の一例と
してスライドファスナー10によって開閉部分が開閉さ
れるセカンドバッグを主に図示して説明する。
【0012】本発明の鞄の構造は、鞄本体1の一側部に
おいて収納対象物としての携帯電話機Pが収納される収
納部2を有している。収納部2は短冊状の外片4を基部
としている。この外片4は下端4bが鞄本体1の底縁1
aに縫着されることにより、鞄本体1の一側部の外皮を
構成している。また、外片4の内側には内片3が取り付
けられている。内片3は、略断面U字状に湾曲され、そ
の開口側を閉塞するように外片4に取り付けられること
によって、外片4と共に上下方向に開口する筒状の収納
部2を構成している。
【0013】そして、外片4と内片3とで筒状に形成さ
れた収納部2は、外片4の鞄本体1への縫着部分を中心
として鞄本体1の内外へ揺動し得るようになっている。
また、外片4の外側の任意位置(図1中上方)には、小
片状の引手片5が取り付けられていて、この引手片5を
引っ張ることにより収納部2が鞄本体1の外部に揺動す
るようになっている。
【0014】さらに、収納部2の筒状内部には、下方の
開口を閉塞し得る底片6が設けられている。底片6は、
長手の短冊状に形成されていて、その一端6aが内片3
の外片4と対向している上方開口縁3aに取り付けられ
て下方に垂下し、中程が収納部2の下方の開口を閉塞す
るように略U字状に上方に折り返し、さらに他端6bが
外片4の上端4a近傍に形成されたスリット4cより収
納部2の外部へ引出自在に延出するように構成されてい
る。
【0015】また、収納部2における内片3の外壁と、
鞄本体1の一側部における正面側および背面側の縁部と
の間の各間隙Sは、それぞれ一対の隠蔽片7,7によっ
て閉塞されている。この隠蔽片7は、略三角形状に形成
され、三辺のうちの一つである外側辺7aが図1に示す
ように鞄本体1の高さと略同一の長さを有していて、図
2(a)に示すように鞄本体1の一側部における正面側
および背面側の各縁部1b,1cにそれぞれ縫着されて
いる。さらに、隠蔽片7は、収納部2が鞄本体1内部へ
収納されている状態で、前記外側辺7aの下端より連続
する内側辺7bが収納部2の内片3の下端から上端まで
の間を介して傾斜して縫着されている。
【0016】すなわち、隠蔽片7は、収納部2における
内片3の外壁と、鞄本体1の一側部における正面側およ
び背面側の縁部との間の各間隙Sを単に閉塞するだけで
なく、図2(a)および図2(b)に示すように、収納
部2が鞄本体1内部へ収納された際の位置と、鞄本体1
外部への揺動された際の所定位置とをそれぞれ規制する
とともに、収納部2が鞄本体1内部へ収納された際に平
坦となって、収納部2が不用意に鞄本体1外部へ揺動し
ないように規制する。
【0017】以下、このように構成された鞄の構造にお
ける、携帯電話機Pの収納/取り出し動作を説明する。
まず、携帯電話機Pの収納は、図1に示すごとく、収納
部2の内部に携帯電話機Pが挿入されるとともに、収納
部2が鞄本体1内部に揺動されることによって行われ
る。次に、携帯電話機Pを取り出す際には、図4(a)
に示すように引手片5を引っ張って収納部2を鞄本体1
外部へ揺動させる。続いて図4(b)に示すように収納
部2の外片4に設けられたスリット4cより突出された
底片6の他端6bを引き出すことにより、底片6が送り
出されるとともに、収納部2の下方の開口を閉塞する部
分が上昇されて、携帯電話機Pの上部が収納部2の上方
の開口より出される。ゆえに、携帯電話機Pが鞄本体1
外部へ取り出されることとなる。
【0018】なお、底片6は、図2に示すように内片3
に取り付けられた一端6aから先が収納部2の下方の開
口を閉塞し得る幅を有しているが、略U字状に折り返し
て上方に延長する所定位置より細幅となるように形成さ
れている。また、外片4に設けられたスリット4cは、
底片6の細幅部分と同幅に形成されている。これによ
り、底片6は中途までしか引き出すことができないよう
になっていて、携帯電話機Pを取り出す際に、携帯電話
機Pの上部のみが収納部2の上方の開口から出たところ
で止まるように設定されているので、携帯電話機Pが収
納部2から飛び出して落ちるようなことがない。
【0019】したがって、このように構成された鞄の構
造では、鞄本体1の一側部を構成するとともに、鞄本体
1の内外に揺動自在に設けられた収納部2を有したこと
により、鞄本体1内部において携帯電話機Pを他の収納
物と混在しないようにして収納することができ、さらに
鞄本体1の開閉部分を開けることなく携帯電話機Pの収
納/取り出しを容易に行うことができる。
【0020】なお、本発明では、鞄本体1としてセカン
ドバッグを主に説明しているが、これに限らず、書類な
どを収納するブリーフケースや、女性が使用するハンド
バッグなどにおいても同様の構成を用いることによって
同様の効果を得ることができる。また、それぞれの構成
の鞄の開閉部分において、スライドファスナー10によ
って開閉されるものでなく、例えばホックなどによって
開閉部分が開閉されるものであっても良い。
【0021】また、上述した実施の形態では、収納部2
に収納される収納対象物を、携帯電話機Pとしている
が、他に使用頻度の高いもの(例えば、眼鏡,煙草ある
いは化粧用具など)、あるいは逆に使用頻度が少なく鞄
本体の奥方に収納されがちなもの(例えば、折畳傘な
ど)を収納対象物として、上述の収納部2に収納するこ
とにより、鞄本体の開閉部分を開けることなく対象物の
収納/取り出しを容易に行うことができる鞄の構造とし
て、幅広く活用することが可能である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明による鞄の構
造は、鞄本体の一側部を構成するとともに、鞄本体の内
外に揺動自在に設けられた収納部を有したことにより、
鞄本体内部において収納対象物を他の収納物と混在しな
いようにして収納することができる。
【0023】また、上下方向に開口するように筒状に形
成された収納部の内部において、一端が収納部の上方開
口縁に取り付けられ、略U字状に配設されて筒体の下方
の開口を閉塞し、他端が収納部の外部へ引出自在に突出
された長手の底片6を設けたことにより、鞄本体内部に
おいて収納対象物を他の収納物と混在しないようにして
収納するとともに、鞄本体の開閉部分を開けることなく
収納対象物の収納/取り出しを容易に行うことができ
る。
【0024】さらに、収納部の外壁と鞄本体の一側部の
内壁縁との間の各間隙は、遮蔽片によって閉鎖され、収
納部が鞄本体内部へ収納された際には、平坦となって収
納部が鞄本体外部へ揺動しないように規制することがで
き、さらに収納部が鞄本体内部へ収納された際の位置
と、鞄本体外部への揺動された際の所定位置とをそれぞ
れ規制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の鞄の構造を示す側断面図。
【図2】(a)同鞄の構造の要部を示す平断面図。 (b)図2(a)における動作を示す平断面図。
【図3】同鞄の構造の要部を示す斜視図。
【図4】(a)同鞄の構造の動作を示す側断面図。 (b)同鞄の構造の動作を示す側断面図。
【符号の説明】
1…鞄本体、2…収納部、3a…(収納部の)上方開口
縁、4b…(収納部の)下端、6…底片、6a…(底片
の)一端、6b…(底片の)他端、7…遮蔽片、7a…
(遮蔽片の)外側辺、7b…(遮蔽片の)内側辺、S…
間隙。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に開口するように筒状に形成さ
    れ、鞄本体の一側部を構成するとともに、その下端を中
    心として鞄本体の内外に揺動自在に設けられた収納部
    と、 長手の短冊状に形成され、一端が前記収納部の上方開口
    縁に取り付けられて、その中程が前記収納部の内部を垂
    下して下方の開口を閉塞し、他端が前記収納部の上端外
    部へ引出自在に突出された底片と、 を具備した鞄の構造。
  2. 【請求項2】 上下方向に開口するように筒状に形成さ
    れ、鞄本体の一側部を構成するとともに、その下端を中
    心として鞄本体の内外に揺動自在に設けられた収納部
    と、 長手の短冊状に形成され、一端が前記収納部の上方開口
    縁に取り付けられて、その中程が前記収納部の内部を垂
    下して下方の開口を閉塞し、他端が前記収納部の上端外
    部へ引出自在に突出された底片と、 前記鞄本体の内部において平坦状に配設され、前記鞄本
    体の一側部の内壁縁に沿って外側辺が取り付けられ、前
    記鞄本体内部に揺動された収納部の外壁に対して前記外
    側辺の下端と連続する内側辺が取り付けられて、前記鞄
    本体の一側部の内壁縁と前記収納部の外壁との間の間隙
    を常に閉塞する遮蔽片と、 を具備した鞄の構造。
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JP2008066890A (ja) * 2006-09-05 2008-03-21 Sanyu Technos:Kk 携帯デバイス用保管ケース

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