JP2846165B2 - 文字学習装置 - Google Patents
文字学習装置Info
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- JP2846165B2 JP2846165B2 JP3303068A JP30306891A JP2846165B2 JP 2846165 B2 JP2846165 B2 JP 2846165B2 JP 3303068 A JP3303068 A JP 3303068A JP 30306891 A JP30306891 A JP 30306891A JP 2846165 B2 JP2846165 B2 JP 2846165B2
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- Japan
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- character
- stroke order
- data
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、文字学習装置等の筆順
表示方式に係り、特に筆順表示用のデータの記憶容量を
軽減するのに好敵な文字学習装置に関する。
表示方式に係り、特に筆順表示用のデータの記憶容量を
軽減するのに好敵な文字学習装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の筆順表示方式は、当該文字のそれ
ぞれの画に対しその筆跡を表わすのに充分な複数ポイン
トの座標値データを記憶保持し、これらの座標間を結ぶ
ことにより表示する方法があった。
ぞれの画に対しその筆跡を表わすのに充分な複数ポイン
トの座標値データを記憶保持し、これらの座標間を結ぶ
ことにより表示する方法があった。
【０００３】本発明に関するものには、特開昭６１−２
４９１８１号公報がある。
４９１８１号公報がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では筆順
表示の為には、文字の各画の形状を表示するのに充分な
座標データが必要である。同一メモリ容量内でより多く
の筆順表示データを記憶する為には設定ポイント座標総
数を少なくして筆順表示に要する１文字あたりのデータ
保持容量を少なくする事である。
表示の為には、文字の各画の形状を表示するのに充分な
座標データが必要である。同一メモリ容量内でより多く
の筆順表示データを記憶する為には設定ポイント座標総
数を少なくして筆順表示に要する１文字あたりのデータ
保持容量を少なくする事である。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為、
文字フォントのイメージ処理により当該文字の輪郭部を
残した袋文字をＶＲＡＭ上に展開させる。
文字フォントのイメージ処理により当該文字の輪郭部を
残した袋文字をＶＲＡＭ上に展開させる。
【０００６】そして筆順表示の為のデータとして袋文字
の内部でかつ筆跡ストロークの始点の座標を各画毎に記
憶保持する事とした。加えて筆跡交差部においては筆順
に合うよう境界線で区切る為の境界線始点座標及び始点
座標からの境界線方向のデータを各筆跡交差個所毎に記
憶保持する事とした。
の内部でかつ筆跡ストロークの始点の座標を各画毎に記
憶保持する事とした。加えて筆跡交差部においては筆順
に合うよう境界線で区切る為の境界線始点座標及び始点
座標からの境界線方向のデータを各筆跡交差個所毎に記
憶保持する事とした。
【０００７】
【作用】本発明の文字学習装置は文字フォントのイメー
ジ処理により文字の輪郭部を残した袋文字をＶＲＡＭ上
に展開表示させる。そして各画数毎に記憶保持してある
筆跡ストロークの始点のデータと各筆跡交差部における
境界線始点座標とを時系列に並べた筆順データを作成
し、この筆順データに従って次のように画面に筆順を表
示させる筆順データが境界線処理データである時は指定
座標位置から指定方向に境界線で区切り筆順に対応した
閉域を作る。又筆跡ストローク開始座標（塗りつぶし開
始座標）データである時は文字の輪郭部及び境界線で囲
まれた閉域領内を指定開始座標から順次塗りつぶしてい
く。これらの処理を筆順データに従って全画数に対し順
次実行する事により画面に筆順を表示させる事とした。
ジ処理により文字の輪郭部を残した袋文字をＶＲＡＭ上
に展開表示させる。そして各画数毎に記憶保持してある
筆跡ストロークの始点のデータと各筆跡交差部における
境界線始点座標とを時系列に並べた筆順データを作成
し、この筆順データに従って次のように画面に筆順を表
示させる筆順データが境界線処理データである時は指定
座標位置から指定方向に境界線で区切り筆順に対応した
閉域を作る。又筆跡ストローク開始座標（塗りつぶし開
始座標）データである時は文字の輪郭部及び境界線で囲
まれた閉域領内を指定開始座標から順次塗りつぶしてい
く。これらの処理を筆順データに従って全画数に対し順
次実行する事により画面に筆順を表示させる事とした。
【０００８】
【実施例】以下本発明の一実施例について述べる。
【０００９】図１は本発明を使用した文字学習装置のブ
ロック図である。入力部１は、使用者に対し筆順表示さ
せたい文字をキー入力、或いはマウス等で入力させる部
分である。筆順データ処理部２は入力部１で指定された
文字を受け文字フォント格納部３から当該文字フォント
を取り出しこれを処理する。ここでは当該文字の輪郭部
を残した袋文字の作成と筆跡交差部においての境界線処
理が行なわれる。表示制御部４では筆順データ処理部２
の処理結果の袋文字と境界線で囲まれた閉域領内を筆跡
表示データに従って塗りつぶす処理が行なわれる。この
経過を表示装置５に表示する事により筆順を明示させる
ものである。
ロック図である。入力部１は、使用者に対し筆順表示さ
せたい文字をキー入力、或いはマウス等で入力させる部
分である。筆順データ処理部２は入力部１で指定された
文字を受け文字フォント格納部３から当該文字フォント
を取り出しこれを処理する。ここでは当該文字の輪郭部
を残した袋文字の作成と筆跡交差部においての境界線処
理が行なわれる。表示制御部４では筆順データ処理部２
の処理結果の袋文字と境界線で囲まれた閉域領内を筆跡
表示データに従って塗りつぶす処理が行なわれる。この
経過を表示装置５に表示する事により筆順を明示させる
ものである。
【００１０】図２は漢字の「漢」の文字の筆順を表示す
る例を示す。１６×１６ドットの文字フォントのイメー
ジ処理により、文字の輪郭部を残した袋文字を表示し筆
跡交差部での境界線処理を行いながら順次筆順データに
従って閉域領内を塗りつぶしていくことにより筆順を明
示させる一連の過程を図示したものである。
る例を示す。１６×１６ドットの文字フォントのイメー
ジ処理により、文字の輪郭部を残した袋文字を表示し筆
跡交差部での境界線処理を行いながら順次筆順データに
従って閉域領内を塗りつぶしていくことにより筆順を明
示させる一連の過程を図示したものである。
【００１１】なお図２−（１）から図２−（４）までは
袋文字作成過程中のフォントイメージを仮に表示したも
のである。図２−（１）は１６×１６ドットの漢字の
「漢」の文字のフォントをイメージ表示したものであ
り、このようなフォントが他の文字についても同様に文
字学習装置構成図（図１）の文字フォント格納部３に格
納されている。この格納されている基本フォント（１６
×１６ドット）を縦横各４倍に拡大処理したものが図２
−２で示される。拡大処理後の文字データ量は基本フォ
ントに対し１６倍（５１２バイト）となる。この文字の
輪郭部だけの文字フォントデータを取得する為に図２−
（２）のフォント黒点部を左右上下各１ドットずつ付加
（図２−（３））したフォントデータと基本フォント
（図２−（１））を縦横４倍に拡大処理したフォント
（図２−（２））とのドットごとの排他的論理処理を行
い袋文字フォントデータ図２−（４）を作成する。図２
−（４）のフォントイメージは斜線部分（例Ａ，Ｂ）が
階段状である為スムーズィング処理を行う。図２−
（５）は斜線部のスムーズィング処理を行ったフォント
イメージ例を示す。スムーズィング処理例は次の図３に
おいて説明する。スムーズィング処理後のフォントイメ
ージ（図２−（５））を画面に表示し筆順データに従い
順次閉域領内を塗りつぶしていく。図２−（６）は筆跡
が交差していない部分を塗りつぶしている例を示す。又
図２−（７）は筆跡が交差する所である為交差部ａ，
ｂ，ｃ，ｄの境界線処理を行った後塗りつぶしている例
を示す。
袋文字作成過程中のフォントイメージを仮に表示したも
のである。図２−（１）は１６×１６ドットの漢字の
「漢」の文字のフォントをイメージ表示したものであ
り、このようなフォントが他の文字についても同様に文
字学習装置構成図（図１）の文字フォント格納部３に格
納されている。この格納されている基本フォント（１６
×１６ドット）を縦横各４倍に拡大処理したものが図２
−２で示される。拡大処理後の文字データ量は基本フォ
ントに対し１６倍（５１２バイト）となる。この文字の
輪郭部だけの文字フォントデータを取得する為に図２−
（２）のフォント黒点部を左右上下各１ドットずつ付加
（図２−（３））したフォントデータと基本フォント
（図２−（１））を縦横４倍に拡大処理したフォント
（図２−（２））とのドットごとの排他的論理処理を行
い袋文字フォントデータ図２−（４）を作成する。図２
−（４）のフォントイメージは斜線部分（例Ａ，Ｂ）が
階段状である為スムーズィング処理を行う。図２−
（５）は斜線部のスムーズィング処理を行ったフォント
イメージ例を示す。スムーズィング処理例は次の図３に
おいて説明する。スムーズィング処理後のフォントイメ
ージ（図２−（５））を画面に表示し筆順データに従い
順次閉域領内を塗りつぶしていく。図２−（６）は筆跡
が交差していない部分を塗りつぶしている例を示す。又
図２−（７）は筆跡が交差する所である為交差部ａ，
ｂ，ｃ，ｄの境界線処理を行った後塗りつぶしている例
を示す。
【００１２】図３は斜線部のスムーズィング処理例を示
す。斜線部を右上りの斜線と右下りの斜線とに区別しそ
れぞれフォントイメージの黒ドットのパターンにより判
定をする。図３−（１）の左側の図は右下りの斜線パタ
ーンを示し文字フォントパターンの一部がこれと一致し
た所は右下りの斜線部と判定でき図３−１の右側の図の
ようにドット変換を行う。同様にして図３−（２）は右
上りの斜線の処理例を示す。
す。斜線部を右上りの斜線と右下りの斜線とに区別しそ
れぞれフォントイメージの黒ドットのパターンにより判
定をする。図３−（１）の左側の図は右下りの斜線パタ
ーンを示し文字フォントパターンの一部がこれと一致し
た所は右下りの斜線部と判定でき図３−１の右側の図の
ようにドット変換を行う。同様にして図３−（２）は右
上りの斜線の処理例を示す。
【００１３】図４は本発明において使用される筆順表示
データフォーマット例を示す。最初の１バイト目の２7
ビットにより次の１バイトが塗りつぶし開始位置座標か
境界線座標かの判定を行う。２6〜２1のビットは拡張用
の余備ビットを示す。２0ビットは境界線座標の時の境
界線をひく方向を示す。次の１バイトは１６×１６ドッ
トに対応するＸ座標、Ｙ座標値を示す。このデータの一
連の組合せにより該当文字の筆順の表示ができるようデ
ータとして準備しておく。
データフォーマット例を示す。最初の１バイト目の２7
ビットにより次の１バイトが塗りつぶし開始位置座標か
境界線座標かの判定を行う。２6〜２1のビットは拡張用
の余備ビットを示す。２0ビットは境界線座標の時の境
界線をひく方向を示す。次の１バイトは１６×１６ドッ
トに対応するＸ座標、Ｙ座標値を示す。このデータの一
連の組合せにより該当文字の筆順の表示ができるようデ
ータとして準備しておく。
【００１４】
【発明の効果】本発明によれば１文字あたりの筆順表示
に必要なデータ容量は常用漢字を対象とし文字フォント
に１６×１６ドットフォントを使用した場合下記項目
１，２の合計約８１バイトとなる。
に必要なデータ容量は常用漢字を対象とし文字フォント
に１６×１６ドットフォントを使用した場合下記項目
１，２の合計約８１バイトとなる。
【００１５】 １．漢字フォントデータ量 ３２バイト ２．筆順表示データ量 ４８．３バイト（平
均） （図３に筆順表示データフォーマットの一例を示す） これに対し従来の方法にて滑らかに見えるよう１画あた
り平均１０ポイントの位置座標を取り各ポイント間を直
線で結ぶとして最少必要バイト数は常用漢字の平均画数
１０．５から計算すると２１０バイトとなる。従って従
来方式と比較し約６０％のデータ容量の削減が可能とな
る。なお漢字フォントデータは本体に内蔵しているもの
が多くこの内蔵フォントを利用すれば筆順表示データの
みを準備すればよくこの場合は約７７％の削減が可能と
なる。
均） （図３に筆順表示データフォーマットの一例を示す） これに対し従来の方法にて滑らかに見えるよう１画あた
り平均１０ポイントの位置座標を取り各ポイント間を直
線で結ぶとして最少必要バイト数は常用漢字の平均画数
１０．５から計算すると２１０バイトとなる。従って従
来方式と比較し約６０％のデータ容量の削減が可能とな
る。なお漢字フォントデータは本体に内蔵しているもの
が多くこの内蔵フォントを利用すれば筆順表示データの
みを準備すればよくこの場合は約７７％の削減が可能と
なる。
【００１６】又筆順表示データを作成するにあたり従来
は１文字ずつ書いて入力していかねばならず人によって
又同一人であってもその時の状況により文字の形、大き
さ等が異なるなどの問題点も解消される。
は１文字ずつ書いて入力していかねばならず人によって
又同一人であってもその時の状況により文字の形、大き
さ等が異なるなどの問題点も解消される。
【図１】文字学習装置の構成図である。
【図２】本発明の文字フォントのイメージ処理から筆順
表示までの処理過程図である。
表示までの処理過程図である。
【図３】図２−（４）における斜線部（Ａ，Ｂ）を例に
とり右下りの場合と右上りの斜線の場合についてのスム
ーズィング処理の方法を示す図である。
とり右下りの場合と右上りの斜線の場合についてのスム
ーズィング処理の方法を示す図である。
【図４】筆順表示データフォーマット例を示す図であ
る。
る。
２…筆順データ処理部 ３…文字フォント格納部 ４…表示制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−239187（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−299880（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G09B 11/00 G06K 9/62
Claims (1)
- 【請求項１】 筆順表示文字を指定する入力部と、指定
された文字のフォントデータおよびその筆順データが格
納されている文字フォント格納部と、文字フォント格納
部より当該文字フォントデータを取り出し処理する筆順
データ処理部と、筆順データ処理部による処理結果と前
記筆順データから当該文字の筆順を画面に表示させる表
示制御部と、表示装置とを有し、前記文字フォント格納
部は前記筆順データとして文字毎に各画の筆跡ストロー
クの始点座標及び各筆跡交差箇所の境界線データを保持
し、前記筆順データ処理部は前記文字フォント格納部に
格納された文字フォントデータからイメージ処理により
文字の輪郭部を残した袋文字を作成し、各画の筆跡表示
の際に他の画と筆跡が交差する場合は前記文字フォント
格納部に格納された筆順データに基づいて交差部を区切
り、筆跡形状の輪郭を作成し、前記表示制御部は前記筆
順データ処理部が作成した前記筆跡形状の輪郭の内部を
塗りつぶすことを特徴とする文字学習装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3303068A JP2846165B2 (ja) | 1991-11-19 | 1991-11-19 | 文字学習装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3303068A JP2846165B2 (ja) | 1991-11-19 | 1991-11-19 | 文字学習装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05142983A JPH05142983A (ja) | 1993-06-11 |
| JP2846165B2 true JP2846165B2 (ja) | 1999-01-13 |
Family
ID=17916514
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3303068A Expired - Fee Related JP2846165B2 (ja) | 1991-11-19 | 1991-11-19 | 文字学習装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2846165B2 (ja) |
-
1991
- 1991-11-19 JP JP3303068A patent/JP2846165B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05142983A (ja) | 1993-06-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115 |
|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
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| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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