JPH06101028B2 - 文字ドツト・フオント線分化方式 - Google Patents

文字ドツト・フオント線分化方式

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JPH06101028B2
JPH06101028B2 JP61076993A JP7699386A JPH06101028B2 JP H06101028 B2 JPH06101028 B2 JP H06101028B2 JP 61076993 A JP61076993 A JP 61076993A JP 7699386 A JP7699386 A JP 7699386A JP H06101028 B2 JPH06101028 B2 JP H06101028B2
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point
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浩▲靖▼ 千村
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、与えられた文字ドット・フォントを構成する
線分を抽出するための文字ドット・フォント線分化方式
に関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
コンピュータのディスプレイに文字を表示する場合に
は、通常、あらかじめ登録してある文字ドット・フォン
ト・データを参照してドット毎のオン−オフを決定し、
文字の字体を表示する方式が採られている。この様な文
字ドット・フォントの例を第2図に示す。第2図は縦16
ドット、横16ドットの大きさとした場合の“東”のドッ
ト・フォントの例である。ここでは、見易くするため、
“1"の値を持つ点のみを黒丸で示した。しかしながら、
この方式では文字の寸法が固定されているので拡大また
は縮小して表示しようとする時にはそれぞれの寸法に応
じたドット・フォント・データを作成し直さなくてはな
らない。このため拡大率・縮小率を自由に設定して様々
な寸法の文字を表示するのは非常に困難である。
一方、文字を線分の集合とみなしこれらの線分の始点・
終点の座標値をデータとして持つ方式(ベクター・フォ
ント方式と呼ばれている)が提案されている。この方式
によれば、ある文字を構成するすべての線分の長さを適
当な大きさに拡大・縮小することにより文字全体を任意
の大きさに拡大・縮小するが可能である。このようにベ
クター・フォント方式は文字を任意の大きさに容易に拡
大・縮小できるという長所を持っているが、半面、デー
タ量が文字ドット・フォント方式に比べて多くなるとい
う欠点がある。従ってすべての文字のベクター・フォン
ト・データをあらかじめ準備しておくのはメモリー効率
の点から好ましい方策とは言えない。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、このような産業界からの要求に答える
ため、与えられた文字ドット・フォントを効率的かつ自
動的に線分化する方式を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、水平方向をx軸、垂直方向をy軸とし、右方
向および上方向をそれぞれ正の方向とする水平垂直格子
点座標上で与えられた2値のいずれかの値を持つ点から
なる文字ドット・フォントに対して、垂直方向に距離1
で隣接している前記2値の一方の値の点のみからなる連
鎖をすべて探索し、それら個々の連鎖の始点と終点の座
標と長さを第1の記憶装置に記憶し、次に、水平方向に
距離1で隣接している前記2値の一方の値の点のみから
なる連鎖をすべて探索し、それら個々の連鎖の始点と終
点の座標と長さを第1の記憶装置に記憶し、次に、水平
方向に対して45度の角度で右下がりとなる斜め方向に で隣接している前記2値の一方の値の点のみからなる連
鎖をすべて探索し、それら個々の連鎖の始点と終点の座
標と長さを第1の記憶装置に記憶し、次に、水平方向に
対して45度の角度で右上がりとなる斜め方向に で隣接している前記2値の一方の値の点のみからなる連
鎖をすべて探索し、それら個々の連鎖の始点と終点の座
標と長さを第1の記憶装置に記憶し、その後、第1の記
憶装置に記憶されている連鎖の中で長さの最大のものを
選び、その連鎖の始点と終点の座標を第2の記憶装置に
記憶するとともに当該連鎖に含まれる各点について、も
し当該点を通って当該連鎖と交差する他の垂直方向また
は水平方向または水平方向に対して45度の角度で右下が
りとなる斜め方向または水平方向に対して45度の角度で
右上がりとなる斜め方向の連鎖が存在すれば当該点の値
を前記2値の一方の値のままとし、そうでない時には当
該点の値を前記2値の他方の値とし、これを当該連鎖に
含まれるすべての点について行ない、その後第1の記憶
装置をクリアーし、上記の操作を繰り返して順次各時点
で長さが最大の連鎖を第2の記憶装置に記憶し、これを
すべての点の値が前記2値の他方の値になるまで行なう
ことにより当該文字ドット・フォントを構成する線分の
始点と終点の座標を第2の記憶装置に得ることを特徴と
する文字ドット・フォント線分化方式である。
〔本発明の原理〕
以下、図面を参照しながら本発明を説明する。ここで
は、第2図に示した“東”の文字ドット・フォントを例
に取り上げ本発明による文字ドット・フォント線分化方
式を説明する。始めに、与えられた第2図の文字ドット
・フォントに対して、垂直方向に距離1で隣接している
値“1"の点のみからなる連鎖をすべて探索しそれら個々
の連鎖の始点と終点の座標と長さを第1の記憶装置に記
憶し、次に、水平方向に距離1で隣接している値“1"の
点のみからなる連鎖をすべて探索しそれら個々の連鎖の
始点と終点の座標と長さを第1の記憶装置に記憶し、次
に、水平方向に対して45度の角度で右下がりとなる斜め
方向に で隣接している値“1"の点のみからなる連鎖をすべて探
索しそれら個々の連鎖の始点と終点の座標と長さを第1
の記憶装置に記憶し、次に、水平方向に対して45度の角
度で右上がりとなる斜め方向に で隣接している値“1"の点のみからなる連鎖をすべて探
索しそれら個々の連鎖の始点と終点の座標と長さを第1
の記憶装置に記憶し、その後、第1の記憶装置に記憶さ
れている連鎖の中で長さの最大のものを選ぶ。この場
合、点(8,0)を始点とし、点(8,15)を終点とする長
さ16の線分が選ばれる。この線分の始点と終点の座標を
第2の記憶装置に記憶した後、この線分に含まれる各点
の値を“0"とする。但し、点(8,5)、(8,8)、(8,1
1)、(8,13)についてはこれらの点を通ってこの線分
と交差する他の線分があるので、“0"にはせずにそのま
まにしておく。この結果、文字ドット・フォントは第3
図に示すように変化する。この後、第1の記憶装置をク
リアーして、再び、上記の操作を繰り返す。その結果、
点(1,13)を始点とし、点(15,13)を終点とする長さ1
5の線分が選ばれる。この線分の始点と終点の座標を第
2の記憶装置に記憶した後、この線分に含まれる各点の
値を“0"とする。今回はこの線分に含まれる点を通って
この線分と交差する他の線分がないので、すべての点が
“0"となる。この結果、文字ドット・フォントは第4図
に示すように変化する。以下、同様にして、点(3,11)
を始点とし、点(13,11)を終点とする線分、点(3,8)
を始点とし、点(13,8)を終点とする線分、点(3,5)
を始点とし、点(13,5)を終点とする線分、点(3,10)
を始点とし、点(3,6)を終点とする線分、点(13,10)
を始点とし、点(13,6)を終点とする線分、点(4,2)
を始点とし、点(6,4)を終点とする線分、点(10,4)
を始点とし、点(12,2)を終点とする線分、点(2,1)
を始点とし、点(3,2)を終点とする線分、点(13,2)
を始点とし、点(14,1)を終点とする線分、点(1,1)
を始点とし、点(1,1)を終点とする線分、点(15,15)
を始点とし、点(15,15)を終点とする線分が順次選ば
れ、第2の記憶装置に記憶され終了する。即ち、“東”
の文字ドット・フォントは、上記の13本の線分に分解で
きる。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例をブロック図で示したもので
ある。制御部1は全体の制御を行なうもので汎用の電子
計算機のようなものでもよい。なお、対象とする文字の
ドット・フォントは、あらかじめフォント・メモリ2に
登録されているとする。始めに、開始命令が制御部1に
入る。制御部1はアドレス管理部3を通してフォント・
メモリ2中の文字ドット・フォントを読み込み、垂直方
向に距離1で隣接している値“1"の点のみからなる連鎖
をすべて探索し、それら個々の連鎖の始点と終点の座標
と長さを第1の記憶装置4に記憶する。次に、水平方向
に距離1で隣接している値“1"の点のみからなる連鎖を
すべて探索し、それら個々の連鎖の始点と終点の座標と
長さを第1の記憶装置4に記憶する。次に、水平方向に
対して45度の角度で右下がりとなる斜め方向に で隣接している値“1"の点のみからなる連鎖をすべて探
索し、それら個々の連鎖の始点と終点の座標と長さを第
1の記憶装置4に記憶する。次に、水平方向に対して45
度の角度で右上がりとなる斜め方向に で隣接している値“1"の点のみからなる連鎖をすべて探
索し、それら個々の連鎖の始点と終点の座標と長さを第
1の記憶装置4に記憶する。その後、第1の記憶装置4
に記憶されている連鎖の中で長さの最大のものを選び、
その連鎖の始点と終点の座標を第2の記憶装置5に記憶
するとともに当該連鎖に含まれる各点について、もし当
該点を通って当該連鎖と交差する他の垂直方向または水
平方向または水平方向に対して45度の角度で右下がりと
なる斜め方向または水平方向に対して45度の角度で右上
がりとなる斜め方向の連鎖が存在すれば当該点の値を
“1"のままとし、そうでない時には当該点の値を“0"と
し、これを当該連鎖に含まれるすべての点について行な
い、その後第1の記憶装置4をクリアーする。上記の操
作を繰り返して順次各時点で長さが最大の連鎖を第2の
記憶装置5に記憶し、これをすべての点の値が“0"にな
るまで行なうことにより当該文字ドット・フォントを構
成する線分の始点と終点の座標を第2の記憶装置5に得
ることができる。
なお、実施例に示した構成に対応する機能を通常の電子
計算機にて実現することは容易である。
〔発明の効果〕
従来の、文字のフォントをドット・データとして持つ文
字ドット・フォント方式に対して、本発明による方式に
よれば、文字ドット・フォント・データを効率的かつ自
動的にベクター・フォント・データに変換でき、これを
用いることにより文字を任意の大きさに拡大・縮小して
表示することができるという効果をもたらす。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
文字ドット・フォントの一例を示す図、第3図及び第4
図は本発明による文字ドット・フォント線分化方式につ
いて説明するための図である。 1……制御部、2……フォント・メモリ、3……フォン
ト・メモリのアドレス管理部、4……第1の記憶装置、
5……第2の記憶装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平方向をx軸、垂直方向をy軸とし、右
    方向および上方向をそれぞれ正の方向とする水平垂直格
    子点座標上で与えられた2値のいずれかの値を持つ点か
    らなる文字ドット・フォントに対して、垂直方向に距離
    1で隣接している前記2値の一方の値の点のみからなる
    連鎖をすべて探索し、それら個々の連鎖の始点と終点の
    座標と長さを第1の記憶装置に記憶し、次に、水平方向
    に距離1で隣接している前記2値の一方の値の点のみか
    らなる連鎖をすべて探索し、それら個々の連鎖の始点と
    終点の座標と長さを第1の記憶装置に記憶し、次に、水
    平方向に対して45度の角度で右下がりとなる斜め方向に で隣接している前記2値の一方の値の点のみからなる連
    鎖をすべて探索し、それら個々の連鎖の始点と終点の座
    標と長さを第1の記憶装置に記憶し、次に、水平方向に
    対して45度の角度で右上がりとなる斜め方向に で隣接している前記2値の一方の値の点のみからなる連
    鎖をすべて探索し、それら個々の連鎖の始点と終点の座
    標と長さを第1の記憶装置に記憶し、その後、第1の記
    憶装置に記憶されている連鎖の中で長さの最大のものを
    選び、その連鎖の始点と終点の座標を第2の記憶装置に
    記憶するとともに当該連鎖に含まれる各点について、も
    し当該点を通って当該連鎖と交差する他の垂直方向また
    は水平方向または水平方向に対して45度の角度で右下が
    りとなる斜め方向または水平方向に対して45度の角度で
    右上がりとなる斜め方向の連鎖が存在すれば当該点の値
    を前記2値の一方の値のままとし、そうでない時には当
    該点の値を前記2値の他方の値とし、これを当該連鎖に
    含まれるすべての点について行ない、その後第1の記憶
    装置をクリアーし、上記の操作を繰り返して順次各時点
    で長さが最大の連鎖を第2の記憶装置に記憶し、これを
    すべての点の値が前記2値の他方の値になるまで行なう
    ことにより当該文字ドット・フォントを構成する線分の
    始点と終点の座標を第2の記憶装置に得ることを特徴と
    する文字ドット・フォント線分化方式。
JP61076993A 1986-04-02 1986-04-02 文字ドツト・フオント線分化方式 Expired - Lifetime JPH06101028B2 (ja)

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JPS62232087A JPS62232087A (ja) 1987-10-12
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US5497319A (en) * 1990-12-31 1996-03-05 Trans-Link International Corp. Machine translation and telecommunications system
CN103745710B (zh) * 2013-12-04 2015-11-25 西安诺瓦电子科技有限公司 文字信息播放装置及方法

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