JP2845314B2 - 紙器打抜装置における打抜屑の外脱装置 - Google Patents
紙器打抜装置における打抜屑の外脱装置Info
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Description
打抜屑の外脱装置に関し、詳しくは、予め型抜きした材
料シートを一対の上下型の間に挿入し、一方の型より突
出した突起で材料シートの打抜ラインを打ち抜き、打抜
屑を外脱する装置に関し、特に、打抜屑が外脱された打
抜製品の切断端面に付着する切り屑および紙粉を外脱作
業時に同時に除去するものである。
前工程において、例えば、図10に示すように、所要の
型抜きを行って打抜ラインLを形成した材料シート1か
ら、完成品である打抜製品1Aの周囲の上記打抜ライン
Lにより仕切られた打抜屑1Bを除去するための装置が
種々提供されている。上記した前工程で型抜きされる打
抜ラインLは、図11に示すように、所謂ミシン目状と
されており、切断部に所要間隔をあけて継ぎ目(以下、
残留部Laと称する)を残し、該残留部La以外の箇所は
完全に切断した状態で形成している。
置としては、従来、例えば、本出願人より図12(A)
(B)示す装置を提供している。(特開平2−21859
8号)該装置では、上型2の基板3に、打抜ラインLよ
り僅かな隙間をあけて外方に沿って打抜材4を下向きに
突出させると共に、打抜材4で囲まれた領域に弾性材5
を介してシート押板6を取り付け、該シート押板6を打
抜材4の下端面よりわずかに突出させている。一方、下
型7に打抜製品の外形より僅かに小さい寸法の基板8を
支持枠9を介して固定している。
に材料シート1を載置した状態で、上型2を下降し、シ
ート押板6と基板8との間で材料シート1を挟持した状
態で打抜材4により打抜屑1Bを突き落とすことにより
残留部Laを切り離して打抜屑1Bを外脱させている。
脱装置によると、材料シート1がダンボール紙等の厚紙
の場合、打抜屑1Bが外脱された時に、打抜製品1Bの
外周端面となる切断端面に紙粉が付着している場合が多
い。また、ダンボール紙は、図13(A)(B)に示すよう
に、表裏紙10a、10bと、これらの間にスペーサと
して作用する波形状の中紙10cとからなり、打抜材4
により打抜屑1Bを外脱する際に、波形状中紙10cが
打抜材4の先端面に押圧されて横向きに変形し、変形し
た一部10c−1が切断されて切り屑となる。
て切り離されない場合があるため、取り除く必要がある
と共に、紙粉Fが払拭されずに付着した状態で打抜製品
を組み立ててダンボール箱を形成した場合、該ダンボー
ル箱の内部に紙粉Fが飛散し、ダンボール箱の内部に収
容する物品、例えば、医薬品、化学品の場合には問題と
なる。よって、材料シート1より打抜屑1Bを外脱した
のち、打抜製品1Bの切断端面をブラシで払拭して切り
屑を落とすと共に紙粉を除去する後作業が必要となって
いる。
で、打抜屑の外脱作業と同時に打抜製品の切断端面を払
拭して、切り屑、紙粉を確実に除去し、従来必要であっ
た後作業を不要することを目的としている。
め、本発明は、予め型抜き工程において材料シートに打
抜製品の外周縁に沿って切断部と残留部とからなる打抜
ラインを設け、該打抜ラインを設けた材料シートを、外
脱装置の対向する上下型の間に載置し、下型を固定型と
すると共に上型を下型に向かって昇降して近接・離反す
る可動型とし、該上型の下面に打抜材を突設すると共
に、該打抜材に囲まれた領域に弾性材を介してシート押
板を上型に取り付け、該シート押板の外周縁と上記打抜
材の内面との間に所要寸法の空隙を設け、上記打抜材に
より材料シートの打抜屑を突き落として、上記残留部を
切り離すことにより打抜屑を打抜製品より分離する打抜
屑の外脱装置において、上記打抜材の打抜屑と接触する
先端面より所要寸法離した打抜製品側の内面に、切り屑
および紙粉を除去するブラシを有する払拭具を取り付
け、該払拭具のブラシを上記シート押板の外周面と接触
しない状態で上記空隙に突出させ、上記打抜材により打
抜屑を突き落とした後に上型の上昇移動に伴い上記払拭
具のブラシを打抜製品の切断端面に接触させながら移動
させて切り屑および紙粉を除去する構成としている紙器
打抜装置における打抜屑の外脱装置を提供している。
材料シートに打抜製品の外周縁に沿って切断部と残留部
とからなる打抜ラインを設け、該打抜ラインを設けた材
料シートを、外脱装置の対向する上下型の間に載置し、
これら上下型を近接方向へ移動させて、一方の型の基板
より突設した打抜材により材料シートの打抜屑を突き落
として、上記残留部を切り離すことにより打抜屑を打抜
製品より分離する打抜屑の外脱装置において、上記打抜
材の打抜屑と接触する先端面より所要寸法離れた位置に
打抜製品側と反対方向に突出する払拭具嵌合凹部を設
け、ブラシを取り付けた払拭具のベース板を上記払拭具
嵌合凹部に着脱自在に嵌合して取り付け、上記打抜材に
より打抜屑を突き落とした後に上記上下型の離反移動に
伴い打抜製品の切断端面に上記ブラシを接触させながら
移動させて切り屑および紙粉を除去する構成としている
紙器打抜装置における打抜屑の外脱装置を提供してい
る。
で、その下端先端から下部係止突起が突出し、該払拭具
嵌合凹部に開口面側から嵌合する上記払拭具のベース板
の下部を上記下部係止突起で係止すると共に、ベース板
嵌合後にベース板の上面と払拭具嵌合凹部の上面との間
に係止部材を挿入し、該係止部材に突設した上部係止部
でベース板の上部を係止する構成とすることが好まし
い。
とすると共に上記払拭具のベース板は蟻溝に係合する形
状とし、打抜材の長さ方向の先端に設けた払拭具嵌合凹
部の側端開口より上記ベース板を挿入して取り付ける構
成としてもよい。
面より所要寸法離れた位置に払拭具嵌合穴を貫通して備
える一方、上記払拭具は該払拭具嵌合穴に嵌合して取り
付けられるベース板と、該ベース板の基部を埋め込んで
ベース板の両面より突出するブラシとからなり、該払拭
具のベース板を上記払拭具嵌合穴に着脱自在に嵌合して
取り付けるようにしても良い。
材、多数の薄板を重ね合わせた刷毛材、あるいは先端面
に凹凸部を設けた一体型のゴム製の刷毛材等が好適に用
いられる。上記薄板としては鋼板等の金属板の薄板等が
好ましい。また、上記打抜材の打抜屑と接触する先端面
に、複数の溝を設けることが好ましい。
を可動して近接させると、打抜材により材料シートの打
抜ラインが切断されて打抜屑が外脱され、かつ、該打抜
材の先端面より僅かに離れた位置に設けた払拭具が切断
端面に接触しながら移動するため、切断端面に付着して
いる切り屑および紙粉を自動的に除去する。
トから打抜屑を外脱する時、シート押板と基板との間に
材料シートを把持するため、材料シートを安定した状態
で支持して打抜屑の外脱を行うことができると共に、払
拭具による切り屑および紙粉の除去を行うことができ
る。
打抜材に設けた払拭具嵌合凹部に着脱自在に取り付ける
ようにしているため、払拭具のブラシが痛んだ場合に簡
単に交換することができる。
して、凹部の開口面側から払拭具のベース板を挿入でき
るようにすると、打抜材の長さ方向の端部より払拭具を
挿入できない場合でも、払拭具を払拭具嵌合凹部に対し
て着脱自在に取り付けることができる。
打抜材の長さ方向の先端から長さ方向に移動させて払拭
具を挿入できる場合において、簡単な構造で、払拭具を
着脱自在に取り付けることができる。
せると、打抜材の両側面に打抜製品の切断端面が位置す
る場合に、両方の切断端面の切り屑および紙粉を除去す
ることができる。
と、材料シートの材料に応じて適宜のブラシを選択して
用いることができ、ブラシの摩耗を低減できる。
て、打抜屑と接触する接触面を多数の押圧部とすると、
打抜屑の外脱時に、打抜屑に対して押圧力を均等に付与
し、確実な打抜屑の外脱を行うことができる。
に説明する。図1から図6は第1実施例を示し、外脱装
置の全体的構成は従来の図12(A)(B)に示す構成
と略同様であり、同一部材は同一符号を付す。駆動手段
(図示せず)により昇降される上型2の基板3に、打抜製
品1Aの打抜ラインLに沿って僅かに隙間をあけた外側
位置にアルミニウムからなる打抜材11を下向きに突設
すると共に、該打抜材11に囲まれた領域内に打抜製品
1Aと略同一形状のシート押板6をスポンジからなる弾
性材5を介して突設している。シート押板6は弾性材5
により打抜材11の下端より僅かに下方に突出させてい
る。一方、固定型からなる下型7は、その基板8を、図
1および図3に示すように、支持枠9に固定している。
シート押板6の外周端面に一致すると共に、打抜材11
の打抜製品側の内面11hより所要寸法の隙間S(本実
施例では6mm)あけて設置している。
からなり、その上端埋込部11aを基板3に圧入固定す
ると共に、下側部に断面コ字形状に屈折部11bを設
け、その下端水平面を打抜屑との接触面11cとし、該
接触面11cにV字形状の溝を設けて鋭角的に突出した
押圧部11dを複数設けている。
断面コ字形状の凹部は払拭具嵌合凹部11eとし、切り
屑・紙粉を除去する払拭具20のベース板21を嵌合し
て取り付け、該ベース板21より突出させたブラシ22
を上記隙間Sに突出させている。該ブラシ22の突出端
22aは図3に示すように、シート押板6が外周端面6
aと寸法a(本実施例では約1mm)をあけて位置させ
ると共に、打抜材11の押圧部11dと寸法bをあけて
いる。該払拭具20は打抜材11の全周にわたって取り
付け、図1に示すように、打抜材11と打抜製品の隙間
Sの全周にわたってブラシ22を突出させている。
20のベース板21を、係止部材23を用いて着脱自在
に嵌合固定している。すなわち、払拭具嵌合凹部11e
の下面開口端側には上方へ突出する下部係止突起11f
を設け、払拭具20の平板状のベース板21を打抜製品
側の側端開口より挿入した後に下方へ移動させて、ベー
ス板21の下部前面を上記下部係止突起11fにより係
止している。この状態でベース板21の上面と払拭具嵌
合凹部11eの上面との間に隙間を発生させている。
1hに沿う縦板部23aの下端近傍に、上横板部23b
を突設し、横板部23bを上記ベース板21と払拭具嵌
合凹部上面との隙間に圧入し、横板部23bより下方へ
突出した下部係止部23cをベース板の上部前面に係止
している。この状態で、ベース板21の上下が係止部2
3cと係止突起11fで係止されて、払拭具20は打抜
材11に固定される。払拭具12を交換する必要がある
時は、係止部材を抜き取ることにより簡単に行える。
のブラシと同様なもので、樹脂製の毛状刷毛材からな
り、一端をベース板21に埋め込んでいる。その先端面
は上記のように、打抜製品側へ突出させている。
付前、あるいは、取付後のいずれかの段階で払拭具12
を取り付けている。該取付状態で、ブラシ22の先端と
シート押板6の外周端面との間に前述したように約1mm
の隙間があり、また、材料シート1は、その打抜ライン
Lが、シート押板6の外周端面より外方へ約3mm突出さ
せてるため、ブラシ22の先端は打抜ラインLより約2
mmだけ打抜製品側へ突出している。よって、上型1を
下降して打抜材11を下降した時、ブラシ22の先端が
打抜製品1Aの切断端面に確実に当接するようにしてい
る。
1Aの形状に沿って前記のように、切断部Lbと残留部
Laとからなるミシン目状の打抜ラインLを設けてい
る。
脱作用を説明する。まず、図1に示すように、材料シー
ト1を下型7の基板8の上面に搬送して載置し、その打
抜ラインLを基板8の外端面と打抜材11の内面11h
との略中間位置に位置決めする。
板3を下降する。この基板3の下降により、材料シート
1の打抜製品1Aの上面にシート押板6が当接し、下型
基板8との間に材料シート1を挟持する。この状態よ
り、更に上型2を下降することにより、図6(B)に示す
ように、打抜材11の押圧部11dが打抜屑1Bに当接
し、打抜屑1Bを上方より押圧して残留部Laを支点と
して外端より下方へと折り曲げる。この時、シート押板
6を基板3と接続した弾性材5が圧縮されると共に、シ
ート押板6により材料シート1が移動不可に位置決めさ
れている。
1の押圧部11dが残留部Laを押し切り、打抜製品1
Aと打抜屑1Bとを引き裂くように分離する。この時、
同時に、押圧部11dより僅かに上方に位置するブラシ
22の先端部が打抜製品1Aの外周切断端面を撫でるよ
うに当接しながら下降する。その結果、前記13図に示
す切り屑が発生していた場合には、切り屑を払い落とす
と共に、切断端面に付着している紙粉を払拭する。その
後、上型2を上昇させて、打抜製品1Aを取り出す。
り、材料シート1の打抜屑1Bを外脱して打抜製品1A
とした直後に、打抜製品1Aの切断端面に付着している
切り屑および紙粉が除去され、従来必要とされた後の払
拭作業を不要とできる。
は、該打抜材11の両側面に打抜製品の外周切断端面が
位置するため、図7に示すように、両側面にブラシ22
が突出する払拭具20を取り付けている。該両面ブラシ
22の払拭具20はベース板21にブラシ22を貫通し
て通し、両面より突出させている。一方、打抜材11に
払拭具嵌合穴11gを設け、該払拭具嵌合穴11gに払
拭具20のベース板21を圧入固定している。なお、上
記払拭具嵌合穴11gへベース板21を着脱自在に挿入
固定できる構成であれば、公知の適宜の構成が採用でき
る。
ラシ22を突出させておくと、両側に位置する打抜製品
の切断端面をブラシで払拭して、切り屑および紙粉を除
去することができる。
示す。図8(A)はゴム製でベース板21およびブラシ
22とを一体に形成したもので、ベース板21より突出
させたブラシ22は、その先端に凹凸部22cを設けた
形状としている。図8(B)はブラシ22として、複数
枚の極薄の金属板(例えば、薄板鋼板)を積層して形成
しており、これら薄板鋼板をベース板に埋設している。
分の変形例を示し、払拭具を打抜材11の長さ方向の端
面より横入れすることができる場合、打抜材11に設け
る払拭具嵌合凹部11eを蟻溝形状とする一方、払拭具
20のベース板21の上下両面を蟻溝に嵌合する傾斜面
としている。該ベース板21は払拭具嵌合凹部11eの
長さ方向先端に設けた開口から横入して、長さ方向に移
動させることにより簡単に挿入および取り出しができ
る。
によれば下記に列挙する効果を有するものである。請求
項1の装置では、材料シートの打抜屑の外脱と、該外脱
時に発生する切り屑、および紙粉の除去を外脱後に自動
的に行うことができる。よって、従来、作業員が手作業
で行っていた切り屑および紙粉の除去作業を不要とでき
る。このように、作業工程を削減することにより、コス
ト低下を図ることができる。
シート押板と基板との間で確実に把持できるため、打抜
屑の外脱および、切断端面からの切り屑および紙粉の除
去を確実に行うことができる。
脱自在に取り付けることができるため、払拭具に紙粉等
が固着した場合あるいはブラシが摩耗した場合に、容易
に交換することができる。
適宜に選択して用いることができる。また、打抜材の打
抜屑と接触する先端面に複数の溝を設けると、打抜屑の
外脱時に、打抜屑に対して押圧力を均等に付与し、確実
な打抜屑の外脱を行うことができる。
面図である。
視図である。
屑の外脱工程を示す断面図である。
である。
る。
面図である。
である。
ある。
断面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 予め型抜き工程において材料シートに打
抜製品の外周縁に沿って切断部と残留部とからなる打抜
ラインを設け、該打抜ラインを設けた材料シートを、外
脱装置の対向する上下型の間に載置し、下型を固定型と
すると共に上型を下型に向かって昇降して近接・離反す
る可動型とし、該上型の下面に打抜材を突設すると共
に、該打抜材に囲まれた領域に弾性材を介してシート押
板を上型に取り付け、該シート押板の外周縁と上記打抜
材の内面との間に所要寸法の空隙を設け、上記打抜材に
より材料シートの打抜屑を突き落として、上記残留部を
切り離すことにより打抜屑を打抜製品より分離する打抜
屑の外脱装置において、 上記打抜材の打抜屑と接触する先端面より所要寸法離し
た打抜製品側の内面に、切り屑および紙粉を除去するブ
ラシを有する払拭具を取り付け、該払拭具のブラシを上
記シート押板の外周面と接触しない状態で上記空隙に突
出させ、 上記打抜材により打抜屑を突き落とした後に上型の上昇
移動に伴い上記払拭具のブラシを打抜製品の切断端面に
接触させながら移動させて切り屑および紙粉を除去する
構成としている紙器打抜装置における打抜屑の外脱装
置。 - 【請求項2】 予め型抜き工程において材料シートに打
抜製品の外周縁に沿って切断部と残留部とからなる打抜
ラインを設け、該打抜ラインを設けた材料シートを、外
脱装置の対向する上下型の間に載置し、これら上下型を
近接させて、一方の型の基板より突設した打抜材により
材料シートの打抜屑を突き落として、上記残留部を切り
離すことにより打抜屑を打抜製品より分離する打抜屑の
外脱装置において、 上記打抜材の打抜屑と接触する先端面より所要寸法離れ
た位置に打抜製品側と反対方向に突出する払拭具嵌合凹
部を備える一方、ベース板と該ベース板に基部を埋め込
んだブラシとからなる払拭具を備え、上記ベース板を上
記払拭具嵌合凹部に着脱自在に嵌合して取り付け、 上記打抜材により打抜屑を突き落とした後に上記上下型
の離反移動に伴い打抜製品の切断端面に上記ブラシを接
触させながら移動させて切り屑および紙粉を除去する構
成としている紙器打抜装置における打抜屑の外脱装置。 - 【請求項3】 上記払拭具嵌合凹部は、断面略コ字形状
で、その下端先端から下部係止突起が突出し、該払拭具
嵌合凹部に開口面側から嵌合する上記払拭具のベース板
の下部を上記下部係止突起で係止すると共に、ベース板
嵌合後にベース板の上面と払拭具嵌合凹部の上面との間
に係止部材を挿入し、該係止部材に突設した上部係止部
でベース板の上部を係止する構成としている請求項2に
記載の紙器打抜装置における打抜屑の外脱装置。 - 【請求項4】 上記払拭具嵌合凹部は蟻溝形状とすると
共に上記払拭具のベース板は蟻溝に係合する形状とし、
打抜材の長さ方向の先端に設けた払拭具嵌合凹部の側端
開口より上記ベース板を挿入して取り付ける構成として
いる請求項2に記載の紙器打抜装置における打抜屑の外
脱装置。 - 【請求項5】 予め型抜き工程において材料シートに打
抜製品の外周縁に沿って切断部と残留部とからなる打抜
ラインを設け、該打抜ラインを設けた材料シートを、外
脱装置の対向する上下型の間に載置し、これら上下型を
近接させて、一方の型の基板より突設した打抜材により
材料シートの打抜屑を突き落として、上記残留部を切り
離すことにより打抜屑を打抜製品より分離する打抜屑の
外脱装置において、 上記打抜材の打抜屑と接触する先端面より所要寸法離れ
た位置に、払拭具嵌合穴を貫通して備える一方、払拭具
嵌合穴に着脱自在に嵌合して取り付けられるベース板
と、該ベース板に基部を埋め込んでベース板の両面より
突出するブラシとからなる払拭具を備え、該払拭具のベ
ース板を上記払拭具嵌合穴に着脱自在に嵌合して取り付
け、 上記打抜材により打抜屑を突き落とした後に上記上下型
の離反移動に伴い打抜製品の切断端面に上記ブラシを接
触させながら移動させて切り屑および紙粉を除去する構
成としている紙器打抜装置における打抜屑の外脱装置。 - 【請求項6】 上記払拭具のブラシは、多数の毛状刷毛
材、多数の薄板を重ね合わせた刷毛材、あるいは先端面
に凹凸部を設けた一体型のゴム製の刷毛材からなる請求
項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の紙器打抜装置
における打抜屑の外脱装置。 - 【請求項7】 上記打抜材の打抜屑と接触する先端面
に、複数の溝を設けている請求項1乃至請求項6のいず
れか1項に記載の紙器打抜装置における打抜屑の外脱装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP521295A JP2845314B2 (ja) | 1995-01-17 | 1995-01-17 | 紙器打抜装置における打抜屑の外脱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP521295A JP2845314B2 (ja) | 1995-01-17 | 1995-01-17 | 紙器打抜装置における打抜屑の外脱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08192398A JPH08192398A (ja) | 1996-07-30 |
JP2845314B2 true JP2845314B2 (ja) | 1999-01-13 |
Family
ID=11604897
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP5364994B2 (ja) * | 2007-11-19 | 2013-12-11 | 凸版印刷株式会社 | 段ボール材の加工方法及び加工装置 |
WO2020017584A1 (ja) * | 2018-07-18 | 2020-01-23 | 清和 宮田 | 段ボールシート用抜き型および段ボールシート向け打ち抜き方法 |
-
1995
- 1995-01-17 JP JP521295A patent/JP2845314B2/ja not_active Expired - Fee Related
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