JP2844498B2 - 二槽式貯水槽の水補給装置 - Google Patents

二槽式貯水槽の水補給装置

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JP2844498B2
JP2844498B2 JP3055741A JP5574191A JP2844498B2 JP 2844498 B2 JP2844498 B2 JP 2844498B2 JP 3055741 A JP3055741 A JP 3055741A JP 5574191 A JP5574191 A JP 5574191A JP 2844498 B2 JP2844498 B2 JP 2844498B2
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岩作 佐山
盛行 佐藤
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、水槽本体の内部が仕
切壁によりA室とB室に区劃された二槽式貯水槽の上記
A,B両室に水を補給する水補給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】このような二槽式貯水槽は従来から公知
である。二槽式貯水槽は、区劃されたA,B両室を槽本
体の外に配管した連通管で常時は連通して一槽式の貯水
槽と同様に使用し、内部を点検、清掃する際は上記連通
管の途中に設けた開閉弁を閉じてA,B両室の連通を遮
断し、例えばA室内の水を空にして点検、清掃を行な
い、その間はB室内の水を給水すると共に、水量が減少
したら水の補給を受け、A室の点検、清掃が終ったらA
室を満水した後、B室内の水を空にして点検、清掃を行
ない、その間はA室内の水を給水すると共に、水量が減
少したら水の補給を受け、B室の点検、清掃が終ったら
B室を満水したあと開閉弁を開いてA,B両室を再び連
通させる。これにより槽内の点検、清掃時にA,Bどち
らかの室の水を給水することができ、給水の中断を避け
ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにA,B両室
の一方を点検、清掃中は他方の室の水を給水し、その水
量が減少したら水の補給を受けるため、A室と、B室と
に別々の入水管で水を補給することが必要になり、二組
の水補給系統を設備することによるコスト高、手数の増
加等の問題点が生じる。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は一つの入
水管でA,B両室にも、A,B両室のどちらにでも水を
補給できるようにしたのであって、水槽本体の内部が仕
切壁でA室とB室とに区劃された二槽式貯水槽におい
て、上記水槽本体の外部上方に入水管で水が補給される
サブタンクを設置し、該サブタンクとA室の内部、及び
B室の内部を夫々補給管で接続すると共に、その各補給
管に開閉弁を設けたのである。
【0005】
【実施例】図示の各実施例において、1は水槽本体で、
その内部は仕切壁2によりほゞ同容量のA室とB室とに
区劃されている。水槽本体1の外壁の上部には入水管3
で水が補給されるサブタンク4を設置し、そのサブタン
クの底と、A室の内部及びB室の内部を夫々補給管5
A,5Bで連結する。各補給管5A,5Bには槽外で操
作する開閉弁6を設ける。
【0006】各補給管5A,5Bの開閉弁6を開にする
と、A室の内部と、B室の内部は夫々サブタンク4の内
部と連通し、水面は同じになるため、サブタンク4には
上限水位を越えて補給される水をオーバーフローして外
に排水するための溢水管7を設ける。尚、この溢水管7
はサブタンクでなく、A室、B室に夫々設けてもよい。
【0007】貯水槽には、地上又は地下室に設置され、
入水管、定水位弁を介して水道水が補給される受水槽
と、建物の屋上等に設置され、ポンプで揚水された上記
受水槽の水が入水管で補給される高置水槽とがあるが、
本発明はその受水槽、高置水槽のどちらにも実施するこ
とができる。
【0008】又、受水槽に使用する定水位弁には主弁
と、ボールタップとからなるものと、ボールタップを有
さず、水面の上下に応じて上下に変位するフロート弁を
内蔵し、フロート弁が下がれば開いて水の補給が開始
し、これにより水面が所定の高さまで上がるとフロート
弁も上がって閉じ、水の補給が停止する単一の直接型定
水位弁、例えば京浜ハイフロー定水位弁(株式会社京浜
精機製作所商標名)がある。
【0009】図1は直接型定水位弁8を使用した受水槽
の実施例で、水道水を導く入水管3はサブタンク4の側
壁を貫いてタンク内に突入し、その下向きに曲がった下
端に直接型定水位弁8が取付けてある。
【0010】図1で補給管5A,5Bの各開閉弁6を開
にすると、A室及びB室はサブタンクの内部に連通する
ので、入水管3、定水位弁8でサブタンクに供給された
水は補給管5Aと5BでA室とB室とに夫々補給され、
一槽式の水槽と同様にA室,B室の水を外に給水するこ
とができる。この場合、A室及びB室の内部と、サブタ
ンクの内部は連通しているので、A,B両室、及びサブ
タンク内の水位は同一である。
【0011】A室,B室の水が外に給水され、サブタン
ク内の水位が下がると定水位弁8が開き、水道水が入水
管3、定水位弁8を経てサブタンク4内に供給され、こ
の水は補給管5A,5BでA,B両室に補給される。そ
して、水位が回復すると直接型定水位弁8が閉じ、水の
補給は止まる。
【0012】A室の内部を点検、清掃する際は、サブタ
ンクからA室に水を補給する補給管5Aの開閉弁6を閉
じる。これによりA室はサブタンクから遮断されるた
め、A室内の水をドレンから排水して室内の点検、清掃
が行える。その間、外への給水はB室から行い、B室及
びサブタンク内の水位が下がると定水位弁8が開いてサ
ブタンクに水道水を供給しこれによりサブタンクとB室
の水位が回復すると定水位弁は閉じ、補給は止まる。
【0013】A室内の点検、清掃が終ったら補給管5A
の開閉弁6を開にし、A,B両室の水位を定水位弁8で
回復する。そして、B室への補給管5Bの開閉弁6を閉
じることで、同様にB室内の点検、清掃が行え、その間
はA室内の水を外に給水し、室内及びサブタンク内の水
位が下がったら定水位弁8で水道水を供給し、水位を回
復する。
【0014】このようにA室への補給管5Aと、B室へ
の補給管5Bの各開閉弁6の操作により1つの入水管
3、定水位弁8でA,B両室への水の補給と、A室とB
室の個々への水の補給が行える。
【0015】図2は主弁10とボールタップ11とから
なる定水位弁9を使用した受水槽の実施例で、主弁10
は水道水をサブタンク4の内部に補給する入水管3の途
中に、水槽本体の外で接続して設けてあり、ボールタッ
プ11は主弁10からサブタンク4の内部に突入するパ
イロット管12の先端に設けてある。
【0016】補給管5Aと5Bは図1の実施例と同様に
サブタンクの底から夫々下げ、A室の内部と、B室の内
部に連絡してもよいが、この実施例ではサブタンクの底
から補給管5Aだけを下げてA室の内部と連絡し、開閉
弁6を有する補給管5Bは補給管5Aの途中に接続して
B室の内部と連絡してある。このため補給管5Aの開閉
弁6は、補給管5Bの接続部よりも下流に設ける。
【0017】補給管5Bは、補給管5Aの上流部を介し
てサブタンク4の内部と連通しているので、この実施例
でも両管の開閉弁6,6を開にするとA,B両室、及び
サブタンク4内の水位は同一になり、一槽式の水槽と同
様に、A室、B室の水を外に給水することができる。
【0018】A室、B室の水が外に給水され、それに伴
いサブタンク内の水位が下がるとボールタップ11のフ
ロート11′も下がる。そしてフロートが降下するとボ
ールタップ11は開弁し、入水管3の上流管3′から閉
じている主弁10、パイロット管12を通じボールタッ
プに達していた水道水が小流量でサブタンクに補給され
る。ボールタップ11による水の補給が開始すると、主
弁10の内部では圧力が変化し、やがて主弁10は全開
し、主弁から入水管の下流管3″を通じ、サブタンクへ
大流量で水道水が補給される。
【0019】こうしてサブタンク内に水道水が補給さ
れ、A,B両室とサブタンク内の水位が上がると、ボ
ールタップ11のフロート11′も上昇し、水位が上限
の直前になるとボールタップが閉じ、これにより主弁
の内部では逆の圧力変化が起き、やがて主弁も閉じて
水の補給が止まる。
【0020】そして、補給管5Aの開閉弁6を閉じるこ
とによりA室の内部を点検、清掃でき、その間はB室か
ら外に給水でき、又、補給管5Bの開閉弁6を閉じるこ
とでB室の内部を点検、清掃でき、その間はA室から外
に給水できる。
【0021】ボールタップ付きの定水位弁9を使用する
場合、入水管の下流管3′でサブタンクに大流量で
供給される水道水によってボールタップ11が揺れ動
き、故障の原因になるのを防止するため、下流管3′
下端は図示のように補給管5A内に上から浅く突入させ
たり、サブタンクの内部にボールタップ11と下流管
3′の間を部分的に遮蔽する仕切り4′(図示が省略さ
れている)を設けることが好ましい。
【0022】そして、直接型定水位弁8、ボールタップ
付き定水位弁9の故障で、サブタンク内の上限水位に達
しても水の補給が止まないときは、溢水管7がその後、
補給される水を外に排水する。
【0023】高置水槽の場合は、受水槽の水を揚水する
ポンプの吐出口に入水管3の下端を接続し、A室やB室
の水を外に給水してサブタンク内の水位が下がったら、
各室に垂設した水位検知用の電極でこれを検出し、ポン
プを運転してサブタンクに受水槽内の水を供給し、A室
やB室に補給し、水位が回復したら同様に電極で検出
し、ポンプの運転を停める。
【0024】そして、高置水槽の場合でも、補給管5A
の開閉弁6を閉にすることによりA室の点検、清掃が行
なえ、その間、B室の水を外に給水し、補給管5Bの開
閉弁6を閉にすることによりB室の点検、清掃が行な
え、その間、A室の水を外に給水できる。
【0025】受水槽に実施するにせよ、高置水槽に実施
するにせよ、サブタンク4の上壁は取外し可能にして、
内部の点検、清掃が行えるようにして置く。又、サブタ
ンクの上壁には、A室、B室の上壁と同様に通気口14
を取付ける。
【0026】又、サブタンクは、図示の如くA,B両室
の外に位置するように設置すると、補給管の長さを短く
すませることができるが、これに限定されずA室又はB
室の外部上方に設置してもよい。
【0027】
【発明の効果】以上で明らかなように、本発明では水槽
本体の外に設けたサブタンク4に入水管3で水を供給
し、このサブタンクから夫々開閉弁6を有する補給管5
Aと5Bで水槽本体内のA室とB室とに水を補給するよ
うにしたので、A,B両室にも、A室単独にも、B室単
独にも水を補給することができ、A,B両室に別々にサ
ブタンクを設置する場合の装置や、配管の二重の複雑さ
を解消できる。
【0028】又、サブタンク4、補給管5A,5Bは水
槽本体の外に取付けるので、設備し易いと共に、既存の
二槽式貯水槽を簡単に改造して実施することができる。
【0029】更に、サブタンクを水槽本体の内部に設け
ると、水槽の貯水容量はサブタンクの分だけ減少する
が、本発明ではサブタンクを水槽本体の外に設けるの
貯水容量は減少しない。又、操作も開閉弁1つのみ
で行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による貯水槽の一実施例の透視図であ
る。
【図2】本発明による貯水槽の他の一実施例の透視図で
ある。
【符号の説明】
1 水槽本体 2 仕切壁 3 入水管 4 サブタンク 5A,5B 補給管 6 開閉弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E03B 11/00 E03B 11/02 E03B 11/10 E03B 11/12 E03B 11/14 B65D 90/00 B65D 90/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水槽本体の内部が仕切壁でA室とB室と
    に区劃された二槽式貯水槽において、上記水槽本体の外
    部上方に入水管で水が補給されるサブタンクを設置し、
    該サブタンクとA室の内部、及びB室の内部を夫々補給
    管で接続すると共に、その各補給管に開閉弁を設けたこ
    とを特徴とする二槽式貯水槽の水補給装置。
JP3055741A 1991-02-28 1991-02-28 二槽式貯水槽の水補給装置 Expired - Fee Related JP2844498B2 (ja)

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