JP2842065B2 - インパクトプリンタ - Google Patents
インパクトプリンタInfo
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- JP2842065B2 JP2842065B2 JP4204147A JP20414792A JP2842065B2 JP 2842065 B2 JP2842065 B2 JP 2842065B2 JP 4204147 A JP4204147 A JP 4204147A JP 20414792 A JP20414792 A JP 20414792A JP 2842065 B2 JP2842065 B2 JP 2842065B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印字用コイルを用い、
記録紙に印字を行なうインパクトプリンタに関する。イ
ンパクトプリンタは、印字ハンマを用いて活字を打刻す
ることにより印字を行なう活字式プリンタと印字ピン
(ワイヤピン)を駆動することにより記録紙上に印字を
行なうワイヤドットプリンタがある。
記録紙に印字を行なうインパクトプリンタに関する。イ
ンパクトプリンタは、印字ハンマを用いて活字を打刻す
ることにより印字を行なう活字式プリンタと印字ピン
(ワイヤピン)を駆動することにより記録紙上に印字を
行なうワイヤドットプリンタがある。
【0002】このようなインパクトプリンタでは、印字
ハンマやワイヤピンを駆動するために、印字用コイルや
この印字用コイルに電流を供給するトランジスタが設け
られている。この印字用コイルやトランジスタに断線や
ショートが発生していると、印字が行なわれない。この
ため、インパクトプリンタは、装置の電源投入直後や印
字動作開始直前等に異常検出処理を実行する。
ハンマやワイヤピンを駆動するために、印字用コイルや
この印字用コイルに電流を供給するトランジスタが設け
られている。この印字用コイルやトランジスタに断線や
ショートが発生していると、印字が行なわれない。この
ため、インパクトプリンタは、装置の電源投入直後や印
字動作開始直前等に異常検出処理を実行する。
【0003】
【従来の技術】従来、特開昭57−108974号公
報、特開昭51−78932号公報、特開昭52−85
422号公報、特開昭52−85421号公報、実開昭
54−84026号公報にて提案されているように、駆
動トランジスタに検出用駆動パルスを与え、その検出出
力から印字用コイルの断線や駆動トランジスタの異常を
検出するようにしたインパクトプリンタが開示されてい
る。
報、特開昭51−78932号公報、特開昭52−85
422号公報、特開昭52−85421号公報、実開昭
54−84026号公報にて提案されているように、駆
動トランジスタに検出用駆動パルスを与え、その検出出
力から印字用コイルの断線や駆動トランジスタの異常を
検出するようにしたインパクトプリンタが開示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
インパクトプリンタでは、印字用コイル又は駆動トラン
ジスタの一方のみの異常を検出する構成であった。本発
明の目的は、印字用コイル又は駆動トランジスタの異常
を簡単な構成で切り分けて検出することが可能で、され
に、その検出結果を利用し、印字用コイル又は駆動トラ
ンジスタの異常と、更に別の異常を検出することが可能
なインパクトプリンタを提供することにある。
インパクトプリンタでは、印字用コイル又は駆動トラン
ジスタの一方のみの異常を検出する構成であった。本発
明の目的は、印字用コイル又は駆動トランジスタの異常
を簡単な構成で切り分けて検出することが可能で、され
に、その検出結果を利用し、印字用コイル又は駆動トラ
ンジスタの異常と、更に別の異常を検出することが可能
なインパクトプリンタを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるインパクト
プリンタは、図1に示されるように、電源64と、前記
電源64に共通に接続された複数の印字用コイル60
と、前記各印字用コイル60を駆動するために、前記各
印字用コイル60に対応して設けられた複数のトランジ
スタ68と、前記電源から前記印字用コイル60に供給
される電圧変化を検出するための第一の検出回路54
と、前記印字用コイル60と前記トランジスタ68との
間の電圧変化を検出するための第二の検出回路56と、
前記第一と第二の検出回路54、56の検出出力からの
信号を監視するとともに、前記複数のトランジスタ68
を制御する制御部50とを有し、前記制御部は50は、
前記トランジスタ68の非駆動時に、前記第一と第二の
検出回路54、56の検出出力から、異常状態の発生の
有無を判断し、且つ、正常と判断した場合には、トラン
ジスタ68を制御し、トランジスタ68の駆動時に、前
記第一と第二の検出回路54、56の検出出力から、前
記異常状態とは別の異常状態の有無を検出するようにし
たことを特徴とするインパクトプリンタである。
プリンタは、図1に示されるように、電源64と、前記
電源64に共通に接続された複数の印字用コイル60
と、前記各印字用コイル60を駆動するために、前記各
印字用コイル60に対応して設けられた複数のトランジ
スタ68と、前記電源から前記印字用コイル60に供給
される電圧変化を検出するための第一の検出回路54
と、前記印字用コイル60と前記トランジスタ68との
間の電圧変化を検出するための第二の検出回路56と、
前記第一と第二の検出回路54、56の検出出力からの
信号を監視するとともに、前記複数のトランジスタ68
を制御する制御部50とを有し、前記制御部は50は、
前記トランジスタ68の非駆動時に、前記第一と第二の
検出回路54、56の検出出力から、異常状態の発生の
有無を判断し、且つ、正常と判断した場合には、トラン
ジスタ68を制御し、トランジスタ68の駆動時に、前
記第一と第二の検出回路54、56の検出出力から、前
記異常状態とは別の異常状態の有無を検出するようにし
たことを特徴とするインパクトプリンタである。
【0006】
【作用】本発明によるインパクトプリンタによると、第
一と第二の検出回路54、56の組合せという構成を簡
単化な回路構成で、印字用コイル60と駆動用トランジ
スタ68の異常状態及び、印字用コイル60と駆動用ト
ランジスタ68の異常状態とは、別の異常も検出するこ
とができできる。
一と第二の検出回路54、56の組合せという構成を簡
単化な回路構成で、印字用コイル60と駆動用トランジ
スタ68の異常状態及び、印字用コイル60と駆動用ト
ランジスタ68の異常状態とは、別の異常も検出するこ
とができできる。
【0007】
【実施例】第2図は、本発明が適用されるインパクトプ
リンタの一実施例構成の説明図である。図において、連
続折り畳み用紙2は、その送り孔2aと係合するトラク
タピン4aを有するトラクタ4により搬送される。用紙
送りモータ6は、プーリ8、ベルト10、プーリ12を
介してトラクタ4を回転駆動することにより、用紙2の
搬送を行なわせる。用紙送りモータ6は、駆動回路40
を介して用紙送り制御部42に駆動制御される。用紙送
り制御部42は、印字制御部50からの駆動指示に応じ
て用紙2の改行動作を実行する。
リンタの一実施例構成の説明図である。図において、連
続折り畳み用紙2は、その送り孔2aと係合するトラク
タピン4aを有するトラクタ4により搬送される。用紙
送りモータ6は、プーリ8、ベルト10、プーリ12を
介してトラクタ4を回転駆動することにより、用紙2の
搬送を行なわせる。用紙送りモータ6は、駆動回路40
を介して用紙送り制御部42に駆動制御される。用紙送
り制御部42は、印字制御部50からの駆動指示に応じ
て用紙2の改行動作を実行する。
【0008】プラテン14は、印字ヘッド22に対向配
置されて成ると共に、プーリ16、ベルト18、プーリ
20を介して回転駆動され、用紙2の案内をする。印字
ヘッド22は、各々複数の印字ピン(24本)を搭載す
る複数個の印字ブロック22a(12個)から成り、ガ
イド棒24に沿って往復移動されるシャトル26上に搭
載されている。従って、合計288本の印字ピンがシャ
トル26上に搭載されている。
置されて成ると共に、プーリ16、ベルト18、プーリ
20を介して回転駆動され、用紙2の案内をする。印字
ヘッド22は、各々複数の印字ピン(24本)を搭載す
る複数個の印字ブロック22a(12個)から成り、ガ
イド棒24に沿って往復移動されるシャトル26上に搭
載されている。従って、合計288本の印字ピンがシャ
トル26上に搭載されている。
【0009】尚、印字ブロック22aは、図示しないネ
ジ等の取付け/取り外しが可能な締結手段により各々シ
ャトル26上に搭載されており、個別に交換が可能とな
っている。印字ヘッド22の各印字ピンは、駆動回路5
2を介して印字制御部50からの駆動指示に応じて駆動
される。
ジ等の取付け/取り外しが可能な締結手段により各々シ
ャトル26上に搭載されており、個別に交換が可能とな
っている。印字ヘッド22の各印字ピンは、駆動回路5
2を介して印字制御部50からの駆動指示に応じて駆動
される。
【0010】シャトル26は、シャトル26の下面に取
付けられた複数の磁石28とインパクトプリンタのフレ
ーム側に搭載された複数個のコイル30とから成る駆動
モータにより往復駆動される。駆動モータのコイル30
は、駆動回路54を介して印字制御部50により制御さ
れ、シャトル26の反転駆動動作、定速度動作、停止動
作等が制御される。
付けられた複数の磁石28とインパクトプリンタのフレ
ーム側に搭載された複数個のコイル30とから成る駆動
モータにより往復駆動される。駆動モータのコイル30
は、駆動回路54を介して印字制御部50により制御さ
れ、シャトル26の反転駆動動作、定速度動作、停止動
作等が制御される。
【0011】第一と第二の検出回路54、56は、印字
ヘッド22の各印字ピンを駆動するための駆動回路52
の異常状態の検出等を行なうために設けられている。
尚、前述した印字制御部50が用紙送り制御部42を介
して行なう用紙2の改行動作やシャトル26の反転、定
速度、停止制御のタイミングの詳細は、米国特許第4,
819,556号明細書に記載されているので、その詳
細な説明は割愛することとする。
ヘッド22の各印字ピンを駆動するための駆動回路52
の異常状態の検出等を行なうために設けられている。
尚、前述した印字制御部50が用紙送り制御部42を介
して行なう用紙2の改行動作やシャトル26の反転、定
速度、停止制御のタイミングの詳細は、米国特許第4,
819,556号明細書に記載されているので、その詳
細な説明は割愛することとする。
【0012】図1は、図2に示される駆動回路52の詳
細構成の説明図である。図において、印字ヘッド22の
各印字ピンに対応して設けられた288個の印字用コイ
ル60-1〜60-288は、抵抗62を介して共通に40V
の電源64に接続されている。リレー66は、抵抗62
をバイパスするためのもので、印字制御部50からの指
令信号に応じてオン/オフ制御可能であると共に、後述
するように、第二の検出回路56の出力信号により強制
的にオフ状態にさせられることができる。
細構成の説明図である。図において、印字ヘッド22の
各印字ピンに対応して設けられた288個の印字用コイ
ル60-1〜60-288は、抵抗62を介して共通に40V
の電源64に接続されている。リレー66は、抵抗62
をバイパスするためのもので、印字制御部50からの指
令信号に応じてオン/オフ制御可能であると共に、後述
するように、第二の検出回路56の出力信号により強制
的にオフ状態にさせられることができる。
【0013】各印字用コイル60-1〜60-288は、夫々
駆動用のトランジスタ68-1〜68 -288が接続されてい
る。各駆動用のトランジスタ68-1〜68-288は、印字
制御部(図2)50から150μsの駆動信号が選択的
に与えられることで、オン/オフ状態に切替えられる。
また、各駆動用のトランジスタ68-1〜68-288には、
夫々図1に示されるような極性でダイオード70-1〜7
0-288が接続され、そのアノードは全て共通に第二の検
出回路56に入力されている。
駆動用のトランジスタ68-1〜68 -288が接続されてい
る。各駆動用のトランジスタ68-1〜68-288は、印字
制御部(図2)50から150μsの駆動信号が選択的
に与えられることで、オン/オフ状態に切替えられる。
また、各駆動用のトランジスタ68-1〜68-288には、
夫々図1に示されるような極性でダイオード70-1〜7
0-288が接続され、そのアノードは全て共通に第二の検
出回路56に入力されている。
【0014】一方、各印字用コイル60-1〜60-288の
共通接続端72は、第一の検出回路54に接続されてい
る。図3は第一の検出回路54の詳細回路構成の説明図
である。図において、各印字用コイル60-1〜60-288
の共通接続端72が端子74に接続されている。従っ
て、共通接続端72に現れる電圧変化は、抵抗76、ダ
イオード78を介してトランジスタ80のベースに入力
される。比較器82は、抵抗84a,84bにより分圧
されたトランジスタ80の出力と、抵抗86a,86b
により分圧された電源88の出力とを比較し、比較出力
Cout1を発する。比較出力Cout1は、印字制御部50に
入力される。
共通接続端72は、第一の検出回路54に接続されてい
る。図3は第一の検出回路54の詳細回路構成の説明図
である。図において、各印字用コイル60-1〜60-288
の共通接続端72が端子74に接続されている。従っ
て、共通接続端72に現れる電圧変化は、抵抗76、ダ
イオード78を介してトランジスタ80のベースに入力
される。比較器82は、抵抗84a,84bにより分圧
されたトランジスタ80の出力と、抵抗86a,86b
により分圧された電源88の出力とを比較し、比較出力
Cout1を発する。比較出力Cout1は、印字制御部50に
入力される。
【0015】図4は第二の検出回路56の詳細回路構成
の説明図である。図において、各ダイオード70-1〜7
0-288のアノードが共通に接続される端子90を介して
入力される信号は、抵抗92、ダイオード94を介して
トランジスタ96のベースに入力される。比較器98
は、抵抗100a,100bにより分圧されたトランジ
スタ96の出力と、抵抗102a,102bにより分圧
された電源104の出力とを比較し、比較出力Cout2を
発する。比較出力Cout2は、印字制御部50に入力され
る。
の説明図である。図において、各ダイオード70-1〜7
0-288のアノードが共通に接続される端子90を介して
入力される信号は、抵抗92、ダイオード94を介して
トランジスタ96のベースに入力される。比較器98
は、抵抗100a,100bにより分圧されたトランジ
スタ96の出力と、抵抗102a,102bにより分圧
された電源104の出力とを比較し、比較出力Cout2を
発する。比較出力Cout2は、印字制御部50に入力され
る。
【0016】一方、比較出力Cout2は、入力信号を30
0μsだけ遅延させる遅延回路106の出力が入力され
るアンドゲート回路108に入力されている。アンドゲ
ート回路108の出力は、リレー回路66に接続されて
いる。従って、アンドゲート回路108は、比較出力C
out2が所定時間以上継続した場合にのみリレー66をオ
フする信号を出力する。
0μsだけ遅延させる遅延回路106の出力が入力され
るアンドゲート回路108に入力されている。アンドゲ
ート回路108の出力は、リレー回路66に接続されて
いる。従って、アンドゲート回路108は、比較出力C
out2が所定時間以上継続した場合にのみリレー66をオ
フする信号を出力する。
【0017】前述したように、印字制御部50は、印字
ピンを駆動する際に、各駆動用トランジスタ68-1〜6
8-288に150μsだけ継続する駆動信号を与える。他
方、遅延回路106の遅延時間は、300μsであるの
で、インパクトプリンタの印字動作中において、各トラ
ンジスタにショートが生じていなければ、アンドゲート
回路108から出力信号は何ら得られない。
ピンを駆動する際に、各駆動用トランジスタ68-1〜6
8-288に150μsだけ継続する駆動信号を与える。他
方、遅延回路106の遅延時間は、300μsであるの
で、インパクトプリンタの印字動作中において、各トラ
ンジスタにショートが生じていなければ、アンドゲート
回路108から出力信号は何ら得られない。
【0018】しかしながら、この比較出力Cout2がトラ
ンジスタのショートにより長時間、つまり、遅延回路1
06の遅延時間300μs時間以上連続して出力される
場合には、アンドゲート回路108の出力によりリレー
66がオフされるので、各トランジスタへの電力供給が
直ちに停止される。それ故、インパクトプリンタの動作
中であっても、トランジスタのショートに起因する火災
の発生を防止することができる。
ンジスタのショートにより長時間、つまり、遅延回路1
06の遅延時間300μs時間以上連続して出力される
場合には、アンドゲート回路108の出力によりリレー
66がオフされるので、各トランジスタへの電力供給が
直ちに停止される。それ故、インパクトプリンタの動作
中であっても、トランジスタのショートに起因する火災
の発生を防止することができる。
【0019】図5は印字制御部50による異常状態検出
処理のフローチャートである。 図において、まず、印字制御部50は、リレー66
をオフ状態に設定し、そして、第一の検出回路54の出
力Cout1を確認する。第一の検出回路54の出力Cout1
が「1」である場合、印字制御部50は、電源64の端
子の接続等に異常があると判断し、インパクトプリンタ
の図示しないオペレータパネル上に電源端子の異常を表
示する。
処理のフローチャートである。 図において、まず、印字制御部50は、リレー66
をオフ状態に設定し、そして、第一の検出回路54の出
力Cout1を確認する。第一の検出回路54の出力Cout1
が「1」である場合、印字制御部50は、電源64の端
子の接続等に異常があると判断し、インパクトプリンタ
の図示しないオペレータパネル上に電源端子の異常を表
示する。
【0020】一方、第一の検出回路54の出力Cout1が
「0」である場合、印字制御部50は、ステップの処
理に移る。 ステップにおいて、印字制御部50は、第二の検
出回路56の出力Cout2を確認する。出力Cout2が
「1」である場合、印字制御部50は、288個のトラ
ンジスタ68のうちの少なくとも一つがショート状態で
あると認識する。そして、図示しないオペレータパネル
上に、駆動用トランジスタ68の搭載されているプリン
ト板の不良であるとして、その交換指示を表示する。
「0」である場合、印字制御部50は、ステップの処
理に移る。 ステップにおいて、印字制御部50は、第二の検
出回路56の出力Cout2を確認する。出力Cout2が
「1」である場合、印字制御部50は、288個のトラ
ンジスタ68のうちの少なくとも一つがショート状態で
あると認識する。そして、図示しないオペレータパネル
上に、駆動用トランジスタ68の搭載されているプリン
ト板の不良であるとして、その交換指示を表示する。
【0021】出力Cout2が「0」である場合、印字制御
部50は、図示しない内部レジスタnの値を「1」に設
定し、ステップの処理に移る。 次いで、印字制御部50は、内部レジスタnの値に
応じて、n番目の駆動用トランジスタ68-nのみに駆動
信号を与える。ここでは、内部レジスタnの値がn=1
に設定されているので、駆動用トランジスタ68-1にの
み駆動信号が与えられる。 この状態で、印字制御部50は、第一の検出回路5
4の出力Cout1を確認する。その出力Cout1が「0」で
ある場合、ステップに移り、その出力Cout1が「1」
である場合、ステップに移る。 印字制御部50は、更に、第二の検出回路56の出
力Cout2を確認する。そして、出力Cout2が「0」であ
る場合、駆動用トランジスタ68-n (68-1)がオープ
ン状態にあると認識し、その駆動用トランジスタ68-n
が搭載されているプリント板のみの交換を指示する。他
方、出力Cout2が「1」の場合、n番目の印字ピン用の
印字コイル60がオープンであると認識し、その印字用
コイル60が搭載されている印字ブロックの交換を指示
する。 印字制御部50は、第二の検出回路56の出力Cou
t2が「0」である場合、検出回路の異常であることをオ
ペレータパネル上に表示する。他方、出力Cout2が
「1」の場合、n番目の駆動用トランジスタ68-nに与
える駆動信号をオフとし、内部レジスタnの値を加算す
る。 最後に、内部レジスタnの値が288を超えたか否
かをチェックする。nの値が288以下の場合は、ステ
ップに戻り、次の駆動用トランジスタ68-nに対する
処理を実行する。
部50は、図示しない内部レジスタnの値を「1」に設
定し、ステップの処理に移る。 次いで、印字制御部50は、内部レジスタnの値に
応じて、n番目の駆動用トランジスタ68-nのみに駆動
信号を与える。ここでは、内部レジスタnの値がn=1
に設定されているので、駆動用トランジスタ68-1にの
み駆動信号が与えられる。 この状態で、印字制御部50は、第一の検出回路5
4の出力Cout1を確認する。その出力Cout1が「0」で
ある場合、ステップに移り、その出力Cout1が「1」
である場合、ステップに移る。 印字制御部50は、更に、第二の検出回路56の出
力Cout2を確認する。そして、出力Cout2が「0」であ
る場合、駆動用トランジスタ68-n (68-1)がオープ
ン状態にあると認識し、その駆動用トランジスタ68-n
が搭載されているプリント板のみの交換を指示する。他
方、出力Cout2が「1」の場合、n番目の印字ピン用の
印字コイル60がオープンであると認識し、その印字用
コイル60が搭載されている印字ブロックの交換を指示
する。 印字制御部50は、第二の検出回路56の出力Cou
t2が「0」である場合、検出回路の異常であることをオ
ペレータパネル上に表示する。他方、出力Cout2が
「1」の場合、n番目の駆動用トランジスタ68-nに与
える駆動信号をオフとし、内部レジスタnの値を加算す
る。 最後に、内部レジスタnの値が288を超えたか否
かをチェックする。nの値が288以下の場合は、ステ
ップに戻り、次の駆動用トランジスタ68-nに対する
処理を実行する。
【0022】他方、nの値が288を超えた場合は、印
字用コイル60や駆動用トランジスタ68に何ら異常が
なかったとして、検出処理を終了し、リレーをオフにし
て通常の印字動作モードに入る。
字用コイル60や駆動用トランジスタ68に何ら異常が
なかったとして、検出処理を終了し、リレーをオフにし
て通常の印字動作モードに入る。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るイン
パクトプリンタにおいては、各印字用コイルに共通に接
続される検出回路と各駆動用トランジスタに共通に接続
される検出回路を用い、両検出回路の出力の組合せをチ
ェックするようにしており、簡単な構成で、全コイルの
オープン、トランジスタのショート、トランジスタのオ
ープン、電源端子のショート、検出回路の異常を検出す
ることができる。
パクトプリンタにおいては、各印字用コイルに共通に接
続される検出回路と各駆動用トランジスタに共通に接続
される検出回路を用い、両検出回路の出力の組合せをチ
ェックするようにしており、簡単な構成で、全コイルの
オープン、トランジスタのショート、トランジスタのオ
ープン、電源端子のショート、検出回路の異常を検出す
ることができる。
【図1】駆動回路の詳細構成の説明図
【図2】インパクトプリンタの一実施例構成の説明図
【図3】第一の検出回路54の詳細回路構成の説明図
【図4】第二の検出回路56の詳細回路構成の説明図
【図5】異常状態検出フローチャート
54 第一の検出回路 56 第二の検出回路 60 印字用コイル 64 電源 68 駆動用トランジスタ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−108974(JP,A) 特開 昭60−260344(JP,A) 特開 昭51−78932(JP,A) 特開 昭63−69667(JP,A) 特開 昭64−22561(JP,A) 特開 平3−73361(JP,A) 特開 昭52−85421(JP,A) 特開 昭55−109678(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/30
Claims (1)
- 【請求項1】電源(64)と、 前記電源(64)に共通に接続された複数の印字用コイ
ル(60)と、 前記各印字用コイル(60)を駆動するために、前記各
印字用コイル(60)に対応して設けられた複数のトラ
ンジスタ(68)と、前記電源から前記印字用コイル(60)に供給される 電
圧変化を検出するための第一の検出回路(54)と、 前記印字用コイル(60)と前記トランジスタ(68)
との間の電圧変化を検出するための第二の検出回路(5
6)と、 前記第一と第二の検出回路(54、56)の検出出力か
らの信号を監視するとともに、前記複数のトランジスタ
(68)を制御する制御部(50)とを有し、 前記制御部は(50)は、前記トランジスタ(68)の非駆動時に、 前記第一と第
二の検出回路(54、56)の検出出力から、異常状態
の発生の有無を判断し、且つ、正常と判断した場合に
は、トランジスタ(68)を制御し、トランジスタ(6
8)の駆動時に、前記第一と第二の検出回路(54、5
6)の検出出力から、前記異常状態とは別の異常状態の
有無を検出するようにしたことを特徴とするインパクト
プリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4204147A JP2842065B2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | インパクトプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4204147A JP2842065B2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | インパクトプリンタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0647930A JPH0647930A (ja) | 1994-02-22 |
JP2842065B2 true JP2842065B2 (ja) | 1998-12-24 |
Family
ID=16485618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4204147A Expired - Fee Related JP2842065B2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | インパクトプリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2842065B2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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JPS5285421A (en) * | 1976-01-09 | 1977-07-15 | Hitachi Koki Kk | Device for detecting erroneous operation of printing hammer driving circuit for line printer |
JPS55109678A (en) * | 1979-02-19 | 1980-08-23 | Omron Tateisi Electronics Co | Protective circuit for dot printer |
JPS6037798B2 (ja) * | 1980-12-25 | 1985-08-28 | 富士通株式会社 | 印字用マグネット・コイルの断線検出方法 |
JPS60260344A (ja) * | 1984-06-07 | 1985-12-23 | Fujitsu Ltd | 印字ヘツド保護装置 |
JPH0373361A (ja) * | 1989-03-24 | 1991-03-28 | Tokyo Electric Co Ltd | ドットプリンタの電源制御装置 |
JPH039855A (ja) * | 1989-06-06 | 1991-01-17 | Nec Corp | プリントハンマの駆動回路 |
-
1992
- 1992-07-31 JP JP4204147A patent/JP2842065B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0647930A (ja) | 1994-02-22 |
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