JP2841283B2 - 無線装置 - Google Patents

無線装置

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JP2841283B2
JP2841283B2 JP7258304A JP25830495A JP2841283B2 JP 2841283 B2 JP2841283 B2 JP 2841283B2 JP 7258304 A JP7258304 A JP 7258304A JP 25830495 A JP25830495 A JP 25830495A JP 2841283 B2 JP2841283 B2 JP 2841283B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、1個の親局と称
する無線設備と、子局と称する複数個の無線設備で構成
されたMCA(Multi Channel Access)システムに用い
られる無線装置に関し、更に詳しくは親局と子局との効
率的な周波数利用が可能な対応関係に配慮された無線装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】MCAシステムは異なるユーザが複数の
チャネルを共同で利用するシステムであり、業務用とし
ても広く使用されている。また、このMCAシステムで
は音声用無線通信のほかに各種のデータ通信としても利
用されている。
【0003】このようなMCAシステムとして、複数の
子局がそれぞれ異なる周波数で親局に対して送信を行
い、複数の子局からの電波を受けた親局が子局からの音
声信号を混合して単一の周波数で子局に向けて送信する
ものが存在している。
【0004】このようなシステムによれば、複数の子局
からの音声信号を親局が常時中継送信し、各子局は親局
からの電波を常時受信しているため、運用している子局
同士が互いに一度にフルデュープレックスで通信できる
ようになる。
【0005】図5はこのようなMCAシステムを実現す
るための親局と子局との構成を示している。この図5に
おいて、図5(a)は親局の構成を示し、図5(b)は
子局の構成を示している。尚、ここでは子局を1個のみ
示しているが、実際の動作では複数の子局が送信を行
う。
【0006】図5(a)において、親局10は複数(n
個)の受信回路11a〜11nを備えている。そして、
各受信回路11a〜11nの受信周波数はチャネルプラ
ンに従ってそれぞれ異なる周波数(fr1〜frn)が定め
られている。これら複数の受信回路11a〜11nで復
調されて得られた音声信号はAF(Audio Frequency)
混合器12によって混合される。そして、混合された音
声信号は送信回路13において周波数ft で変調されて
子局に向けて送信される。尚、制御回路14は親局10
の各部を制御する制御回路である。
【0007】一方、図5(b)において、子局20は各
部を制御する制御回路21を有している。この制御回路
21は後述する送信の制御を行う。受信回路22は周波
数ft の電波を受信するように設定されている。尚、複
数の子局が存在する場合にも、同一のシステム内で使用
される全子局は親局10からの周波数ft の電波を受信
するようになっている。そして、受信回路22で復調さ
れた音声信号はスピーカ23により再生される。また、
オペレータの音声はマイク25で音声信号となって送信
回路24から送信される。この際、PTTスイッチ26
が操作されることで、制御回路21は送信回路24に送
信動作を実行させ、電波が出力される。尚、この子局2
0の送信周波数は、親局10の受信回路11a〜11n
の受信周波数(fr1〜frn)のいずれかになるように、
予め定められている。
【0008】従って、同一のシステム内で使用される子
局20の個数nと、親局10内の受信回路11a〜11
nの個数とが一致するように構成されている。
【0009】このような構成のMCAシステムによれ
ば、子局からの異なる電波に含まれる音声信号を親局が
復調した後に混合して単一の周波数で送信しているの
で、複数の子局間でフルデュープレックスの同時通話を
行うことが可能になる。
【0010】すなわち、4個の子局が存在していれば、
各子局同士で4者同時通話が行える。また、親局に基地
局側のオペレータが加われば、5者同時通話が行えるよ
うになる。従って、n個の子局と1個の親局とが存在す
るシステムにおいて、n者同時通話若しくはn+1者同
時通話を行うことができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このようなMCAシス
テムにおいて、子局の個数と親局の受信回路の数とを予
め一致させ、かつ、子局の送信周波数(親局の各受信回
路の受信周波数)を決定しておく必要がある。すなわ
ち、同時通話を実現する際に混信を防ぐために子局の送
信周波数は全て異なる周波数としなければならない。
【0012】このため、親局が搭載している受信回路の
数と同じ数の子局しか運用できないという問題がある。
これ以上の子局でシステムの運用を行いたい場合には、
例えば、親局の1つの受信回路に複数の子局を割り当て
せざるを得ない。
【0013】このような1親受信回路・複数子局の割り
当てを行った場合に、同一周波数を割り当てられた子局
の一方が送信を行えば、例え、他に空いたチャネルが存
在していても、子局の他方は送信を行うことはできな
い。
【0014】以上説明したように、この同時通話可能な
MCAシステムにおいては、 子局1に対して親局の受信回路1を割り当てるため、
全ての子局が同時に運用しない限り、親局の受信回路の
利用効率が良くない。 原則として子局1毎に1周波数を割り当てるため、全
ての子局が同時に運用しない限り、周波数利用効率が良
くない。 使用したい子局の数に合わせて親局の受信回路を設け
なければならず、システムのコストアップにつながりや
すい。といった、問題が存在している。
【0015】従って、親局の受信回路の数を子局の全体
の数より少なくして、通常同時に使用する子局の数に近
づけ、かつ、支障なく運用することができれば、親局の
利用効率や周波数利用効率を向上させることが可能であ
る。
【0016】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、親局の受信回路と子局とを1対1で割
り当てることなく、支障なく運用することが可能な無線
装置を実現することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本件出願の発明者は、従
来の多者同時通話が可能なMCAシステムでの親局の受
信回路と子局との関係の欠点を改良すべく鋭意研究を行
った結果、親局の受信回路と子局との割り当てに関して
新たな手法を見出し、効率的な運用を可能にする本発明
を完成させたものである。
【0018】従って、上記の課題を解決するための手段
である本発明は以下に説明するように構成されたもので
ある。
【0019】本発明は、複数の子局と、その複数の子局
からの電波を受信し、受信した電波の音声信号を混合し
て単一の周波数で送信する親局とを備えた無線装置であ
って、子局からの電波を受信中の使用チャネル又は/及
び子局からの電波を受信していない未使用チャネルにつ
いてのチャネル情報を送出する親局と、親局からのチャ
ネル情報を受けて未使用チャネルの周波数で送信を行う
子局と、から構成されてなる無線装置である。
【0020】この無線装置によれば、子局は親局からの
チャネル情報を受けて、未使用チャネルに対応する周波
数で送信を行う。このため、親局の受信回路が空いてい
る限り、すべての子局は平等に送信を行うことができる
ようになる。
【0021】従って、親局の受信回路と子局とを1対1
で割り当てることなく、支障なく運用することが可能な
無線装置が実現される。また、親局の受信装置と子局と
を1対1で割り当てていないため、親局の受信装置より
多い子局が存在する場合でも支障なく運用が行なえるよ
うになる。
【0022】また、親局は、使用チャネル又は/及び未
使用チャネルに変化が生じた場合に前記のチャネル情報
を送出することが、親局の受信回路の効率的運用及び周
波数利用効率向上の点から好ましい。
【0023】これにより、子局では親局の未使用受信回
路の最新情報を得ることができ、混信を防ぐことができ
る。
【0024】また、子局は、親局からの電波を受信でき
なくなったときに、保持していた前記のチャネル情報を
無効とし、送信を行わないようにすることが、システム
の安定した運用を行う上で好ましい。
【0025】更に、子局は、親局からの電波を受信でき
るようになったときに、予め定められた特定の周波数で
親局に対して送信を行い、親局は、特定の周波数におい
て子局からの電波を受信したときに、前記のチャネル情
報を送出することが、親局の受信回路の効率的運用及び
周波数利用効率向上の点から好ましい。
【0026】これにより、子局では親局の送信有効範囲
外に出て、再度親局の送信有効範囲内に入った場合でも
誤り無く、親局の未使用受信回路へ送信することができ
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態例を詳細に説明する。
【0028】図1は本発明の無線装置の主要部の原理的
構成を示す構成図であり、図1(a)は親局の構成を示
し、図1(b)は子局の構成を示している。尚、ここで
は子局を1個のみ示しているが、実際の動作では複数の
子局が送信を行うものである。また、図2は親局から送
信されるチャネル情報の内容の一例を示す説明図であ
る。
【0029】ここで、親局110は、4個の受信回路1
11a〜111dを備えている。そして、各受信回路1
11a〜111dの受信周波数はチャネルプランに従っ
てそれぞれ異なる周波数(fr1〜fr4)が定められてい
る。これら複数の受信回路111a〜111dで復調さ
れて得られた音声信号はAF(Audio Frequency )混合
器112によって混合される。そして、混合された音声
信号は送信回路113において周波数ft で変調されて
子局に向けて送信される。尚、制御回路114は、各受
信回路111a〜111dでの受信状態に応じたチャネ
ル情報を生成し、必要に応じて送信するよう制御する制
御回路である。このようなチャネル情報は符号化回路1
15で符号化されて送信回路113で所定の変調がされ
て送信される。
【0030】一方、図1(b)において、子局120は
各部を制御する制御回路121を有している。この制御
回路121は後述する送信のチャネル制御などを行う。
受信回路122は周波数ft の親局110からの電波を
受信するように設定されている。尚、複数の子局が存在
する場合にも、同一のシステム内で使用される全子局は
親局110からの周波数ft の電波を受信するようにな
っている。そして、受信回路122で復調された音声信
号はスピーカ123により再生される。また、オペレー
タの音声はマイク125で音声信号となって送信回路1
24で変調されて送信される。この際、PTTスイッチ
126が操作されることで、制御回路121は送信回路
124に送信動作を実行させ、電波が出力される。尚、
この子局120の送信周波数は、復号化回路127で復
号化されチャネル情報テーブル128に格納された親局
110からのチャネル情報に従って、未使用の受信回路
111a〜111nについて設定されたいずれかの周波
数になるように、制御回路121により制御,決定され
る。
【0031】以上のような構成の無線装置の動作につい
て、図3及び図4のフローチャートを参照して動作説明
を行う。
【0032】<親局動作詳細>電源投入時、制御回路1
14は送信回路113を予め決められている周波数ft
で送信状態とし、受信回路(#1)111a,受信回路
(#2)111b,受信回路(#3)111c及び受信
回路(#4)111dをそれぞれ予め定められている異
なる周波数fr1,fr2,fr3及びfr4で受信状態とする
(図3S1)。
【0033】周波数fr1を受信した場合(図3S2)、
受信回路111aは制御回路114へ周波数fr1で受信
した旨を通知する(図3S3)。制御回路114は受信
回路111aに対し復調音声信号をAF混合器112へ
出力する旨を指示する。更に、受信回路111a,受信
回路111b,受信回路111c及び受信回路111d
の受信状態を表すチャネル情報(図2参照)を作成し
(図3S4)、符号化回路115へ出力する。
【0034】符号化回路115は制御回路114より入
力されたチャネル情報を予め決められた手順に従って符
号化し送信回路113へ出力する。送信回路113は符
号化回路より入力された符号化チャネル情報とAF混合
器112より入力された混合音声信号とをそれぞれ所定
の変調方式に従って変調して送信する(図3S5)。
【0035】周波数fr1の受信が無くなると(図3S
2)、受信回路111aは制御回路114へ入感しなく
なった旨を通知する(図3S3)。制御回路114は受
信回路111aに対し復調音声信号のAF混合器112
への出力を停止する旨を指示する。更に、受信回路11
1a,受信回路111b,受信回路111c及び受信回
路111dの受信状態を表す新たなチャネル情報を作成
し(図3S4)、符号化回路115へ出力する。
【0036】符号化回路115は制御回路114より入
力されたチャネル情報を予め決められた手順に従って符
号化し送信回路113へ出力する。送信回路113は符
号化回路より入力された符号化チャネル情報とAF混合
器112より入力された混合音声信号とをそれぞれ所定
の変調方式に従って変調して送信する(図3S5)。
【0037】このような受信回路111aについての動
作と同様な動作を、周波数fr2,fr3及びfr4の受信に
対応するそれぞれの受信回路111b,受信回路111
c及び受信回路111dに対しても、それぞれ実行す
る。
【0038】<子局動作詳細>電源投入時、制御回路1
21は受信回路122を予め決められている周波数ft
で受信状態とし、チャネル情報(図2参照)を無効状態
とする(図4S1)。更に、受信回路122より入感し
ている旨の報告が制御回路121へされた場合(図4S
2、S3、S4)は、制御回路121は送信回路124
へ一番若い周波数fr1での送信指示を行う。そして、所
定時間Tp経過後送信停止の指示を行う(図4S5)。
これにより、送信回路124は、所定時間Tpの間だ
け、一番若い周波数f1 で送信を行う。尚、受信回路1
22より入感している旨の報告が制御回路121にされ
ない場合は、制御回路121は送信の指示は行わない。
【0039】また、周波数ft の電波が受信されない状
態から受信状態となった場合、受信回路122は入感し
た旨を制御回路121に通知する(図4S2、S3、S
4)。この通知を受けた制御回路121は送信回路12
4へ一番若い周波数fr1での送信指示を行い、所定時間
Tp経過後に送信停止の指示を行う。これにより、送信
回路124は、所定時間Tpの間だけ、一番若い周波数
f1 で送信を行う(図4S5)。
【0040】そして、周波数ft の電波を受信している
状態から受信しない状態となった場合、受信回路122
は入感しなくなった旨を制御回路121へ通知する(図
4S3)。この通知を受けた制御回路121はチャネル
情報を無効状態とする(図4S8)。
【0041】周波数ft の電波を受信している状態に於
いて、制御回路121は復号化回路127より、親局1
10の受信回路(受信回路111a,受信回路111
b,受信回路111c及び受信回路111d)の受信状
態を表す制御信号(チャネル情報)を検出した場合、そ
の内容をチャネル情報テーブル128へ格納し、これを
有効状態とする。このチャネル情報は親局110の受信
回路111a〜受信回路111dの受信状態に対応して
おり、受信中か否かの状態が設定されている。
【0042】制御回路121は送信キーとしてのPTT
スイッチ126の押下を検出した場合、まず、チャネル
情報テーブル128にアクセスし、チャネル情報が有効
か無効かを検索する。チャネル情報が有効であれば、チ
ャネル情報の内容全体を検索し、親局110において未
使用となっている受信回路をサーチする。親局110に
未使用の受信回路が存在していれば、未使用の受信回路
に対応した周波数での送信を送信回路124へ指示する
(図4S7)。尚、チャネル情報の検索は最老番より若
番に向かって行う。図2に示した場合であれば、#4
(受信回路111d)から#1(受信回路111a)に
向かって受信状態の検索を行う。従って、親局110に
未使用の受信回路が複数存在する場合には、最老番の受
信回路の周波数で子局120から送信を行う。
【0043】すなわち、親局110に未使用の受信回路
が存在する場合には最老番の受信回路から使用していく
ので、最若番の受信回路が空いている可能性が高い。こ
のため、最若番の受信回路の周波数は、子局120が親
局の電波が入感したときに一定時間Tpの送信を行う特
定の周波数として扱う。尚、この取り決めを逆にするこ
とも可能である。
【0044】チャネル情報が無効であれば、制御回路1
21はスピーカ123より送信不可警告音を鳴動する。
または、図示しない表示パネル等で送信不可の警告表示
を行う(図4S10)。尚、親局110に未使用受信回
路が存在していない場合も同様とする。
【0045】<評価>この無線装置によれば、親局11
0の受信回路と子局120の送信周波数とを固定して割
り当てておらず、子局120は親局110からのチャネ
ル情報を受けて、未使用チャネルに対応する周波数で送
信を行うため、親局110の受信回路が空いている限
り、すべての子局は平等に送信を行うことができるよう
になる。
【0046】従って、親局の受信回路と子局とを1対1
で割り当てることなく、支障なく運用することが可能な
無線装置が実現される。また、親局の受信装置と子局と
を1対1で割り当てていないため、親局の受信装置より
多い子局が存在する場合でも支障なく運用が行なえるよ
うになる。
【0047】また、親局110は、受信回路の使用状態
(使用/未使用)に変化が生じた場合に、新たなチャネ
ル情報を送出するので、子局120では親局110の未
使用受信回路の最新情報を得ることができ、親局の受信
回路の効率的運用及び周波数利用効率向上が図れる。
【0048】また、子局120は、親局110からの電
波を受信できなくなったときに、保持していたチャネル
情報を無効とし、送信を行わないようにするので、シス
テムの安定した運用が図れる。
【0049】更に、親局の受信回路の最老番から順に使
用するようにしておいて、子局120が親局110から
の電波を受信できるようになったときに、予め定められ
た特定の周波数(最若番の周波数)で親局110に対し
て送信を行い、親局110は、特定の周波数(最若番の
周波数)において子局120からの電波を受信したとき
に、前記のチャネル情報を送出するので、親局の受信回
路の効率的運用及び周波数利用効率向上が図れる。従っ
て、子局120では親局110の送信有効範囲外に出
て、再度親局110の送信有効範囲内に入った場合でも
誤り無く確実に、親局110の未使用受信回路へ送信す
ることができる。
【0050】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、子局からの
電波を受信中の使用チャネル又は/及び子局からの電波
を受信していない未使用チャネルについてのチャネル情
報を送出する親局と、親局からのチャネル情報を受けて
未使用チャネルの周波数で送信を行う子局と、から構成
されてなる無線装置の発明によれば、子局は親局からの
チャネル情報を受けて、未使用チャネルに対応する周波
数で送信を行うので、親局の受信回路が空いている限
り、すべての子局は平等に送信を行うことができるよう
になる。従って、親局の受信回路と子局とを1対1で割
り当てることなく、支障なく運用することが可能な無線
装置が実現される。また、親局の受信装置と子局とを1
対1で割り当てていないため、親局の受信装置より多い
子局が存在する場合でも支障なく運用が行なえるように
なる。
【0051】また、親局は、使用チャネル又は/及び未
使用チャネルに変化が生じた場合に新たなチャネル情報
を送出するで、子局では親局の未使用受信回路の最新情
報を得ることができ、親局の受信回路の効率的運用及び
周波数利用効率向上が図れる。
【0052】また、子局は、親局からの電波を受信でき
なくなったときに、保持していた前記のチャネル情報を
無効とし、送信を行わないようにすることで、システム
の安定した運用が行えるようになる。更に、子局は、親
局からの電波を受信できるようになったときに、予め定
められた特定の周波数で親局に対して送信を行い、親局
は、特定の周波数において子局からの電波を受信したと
きに、前記のチャネル情報を送出することで、親局の受
信回路の効率的運用及び周波数利用効率向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例の無線装置の構成を示す
構成図である。
【図2】本発明で使用するチャネル情報の信号構成例を
示した説明図である。
【図3】本発明の実施の形態において親局の動作を示す
フローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態において子局の動作を示す
フローチャートである。
【図5】従来の多者同時通話を行うMCAシステムの無
線装置の構成を示す構成図である。
【符号の説明】
110 親局 111a〜111d 受信回路 112 AF混合器 113 送信回路 114 制御回路 115 符号化回路 120 子局 121 制御回路 122 受信回路 123 スピーカ 124 送信回路 125 マイク 126 PTTスイッチ(送信キー) 127 復号化回路 128 チャネル情報テーブル
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 7/24 - 7/26 102 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の子局と、その複数の子局からの電波
    を受信し、受信した電波の音声信号を混合して単一の周
    波数で送信する親局とを備えた無線装置であって、 子局からの電波を受信中の使用チャネル又は/及び子局
    からの電波を受信していない未使用チャネルについての
    チャネル情報を、使用チャネル又は/及び未使用チャネ
    ルに変化が生じた場合に送出する親局と、 親局からのチャネル情報を受けてチャネル情報テーブル
    に格納し、このチャネル情報テーブルに格納されたチャ
    ネル情報を参照して未使用チャネルの周波数で送信を行
    なう子局と、 から構成されてなる無線装置。
  2. 【請求項2】前記子局は、親局からの電波を受信できな
    くなったときに、保持していたチャネル情報を無効と
    し、親局からの電波を受信できるようになったときに、
    予め定められた特定の周波数で親局に対して送信を行
    い、 前記親局は、特定の周波数において子局からの電波を受
    信したときに、前記チャネル情報を送出することを特徴
    とする請求項1記載の 無線装置。
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