JP2840967B2 - 画像形成装置の制御方法 - Google Patents

画像形成装置の制御方法

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JP2840967B2 JP1316968A JP31696889A JP2840967B2 JP 2840967 B2 JP2840967 B2 JP 2840967B2 JP 1316968 A JP1316968 A JP 1316968A JP 31696889 A JP31696889 A JP 31696889A JP 2840967 B2 JP2840967 B2 JP 2840967B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、感光体表面に現像形成したトナー像を記録
紙に転写した後に感光体表面に残留するトナーを除去す
るクリーニングキットを備えた画像形成装置の制御方法
に関する。
(従来技術) 電子写真プロセスを利用した複写機、プリンタ、ファ
クシミリ装置等の画像形成装置においては、原稿反射光
その他の光学的な画像情報を感光体上に照射して得た静
電潜像を現像装置によってトナー像として可視像化し、
このトナー像を記録紙上に転写、定着することによって
の作像工程を完了する。
このような画像形成装置においては感光体ドラム表面
の残留トナー等を除去するためにクリーニングキットを
備えており、複写動作中の感光体ドラムの回転に伴って
クリーニングキットのブレードを感光体表面に当接させ
て残留したトナーを剥離するようになっているが、電源
投入時や用紙のジャミング時のように、感光体ドラム表
面に付着物が無い状態で上記ブレードが当接すると、感
光体ドラム表面を損傷したり、ブレード自体の変形やエ
ッジ部の摩耗を招くことがあった。
このため、従来から電源投入時等のような複写開始前
においては感光体ドラムにブレードを当接することなく
複数回空転させて、ドラム表面を湿潤状態にした上でブ
レードを当接してクリーニングを開始するようにしてい
た。
また、一般にこのときの感光体ドラム空転メカニズム
は用紙ジャミング時の復旧処理のときの制御プロセスを
利用するのが通常であった。
第3図はこのようなメカニズムを備えた複写機の内部
構成説明図であり、本発明を適用する装置の一例を示し
た断面構成図であり、その要部を大まかなブロックに分
けて記録紙の搬送順に沿って説明すれば、ペーパトレイ
1に載置された記録紙2は給紙ローラ3により一枚づつ
繰り出され、更に搬送ローラ4に導かれて感光体ドラム
5に接近する。ここで該感光体ドラム表面に形成された
トナー像が転写された後、ホットローラ6、ヒータ7、
加圧ローラ8等を備えた定着部を経て排紙ローラ9、10
から装置上面に排出される。
また、上記感光体ドラム5の周辺には、該感光体ドラ
ム表面に画像情報としてのレーザ光を導く光学系装置11
と、トナーを貯蔵し上記感光体表面に形成された静電画
像にトナーを付着させるトナーカートリッジ12と、搬送
されてきた記録紙に静電界を与える転写チャージャ13
と、転写後の記録紙から静電界を除去する除電ランプ14
と、感光体表面の残留トナーを除去するクリーニングキ
ット15及び、感光体に均一電荷を与える帯電チャージャ
16等が備えられている。
そして、上記クリーニングキット15は感光体に当接す
るブレード17によって感光体表面の残留トナーを削り落
としてトナー回収タンク18に収容するようになってお
り、このトナー回収タンクが満杯になるとセンサ19によ
り検出して、その旨を表示しクリーニングキット15を新
しいものに交換すべきことをオペレータに報知するよう
になっているが、新しいクリーニングキットに交換した
際、従来では数回の感光体ドラム空転を行って直ちに複
写動作に移行するようになっていた。
しかしながら、新しいクリーニングキットのブレード
には、その製造過程にて離型剤や切削液等の異物が付着
している場合が多く、しかもこれらの異物を完全に除去
するのが困難であるため、従来のように複写開始前の数
回の感光体ドラム空転のみでは上記異物を除去すること
ができず、複写開始直後の複写画像の多くが、画像品質
低下を生じ無駄な複写を強いられるという欠点があっ
た。
第4図は従来のクリーニングキット交換時に行われる
ウォームアップの例を示したフローチャート図であり、
従来は用紙のジャミング発生や、トナー不足、及びクリ
ーニングキット交換時の処理等すべてを同一フローにて
行っていた。
即ち、これらのエラー表示がなされると、オペレータ
が筐体カバーを開け、必要な処理を行った後上記筐体カ
バーを閉じるとインタロックスイッチが投入され、ウォ
ームアップ動作が起動する。
この際のウォームアップでは定着装置の動作が安定す
るまでの間に、メインモータやスキャナモータ等の動作
を確認すると共に、数回転感光体を空転させてクリーニ
ング行う。
この際、感光体を湿潤状態にするためにトナーを付着
するものもあるが、これらは複写動作前に簡単なクリー
ニングを行うことを目的としたものであって、クリーニ
ングキット交換時の問題解決には役立つものでは無かっ
た。
第5図(a)〜(d)はこのことを詳細に説明するた
めの動作概念図であり、上記クリーニングキットのブレ
ードと感光体ドラム及び複写品質低下を生じる原因とな
る異物との関係を示した図である。
この図の(a)の符号21は交換直後のクリーニングキ
ットのブレードであり、その先端部には通常上述したよ
うな異物22が付着しており、感光体ドラム23が数回転し
た後上記ブレード21がこれに当接してクリーニングを開
始すると、(b)に示すように上記異物22が感光体23の
表面に付着する。
そのため(c)のように原稿等から導かれたレーザ光
が上記異物によって遮られ、感光体表面に至らず、結果
的に正確な画像形成が行われず複写が像品質劣化となっ
て表われる。
上記異物は(d)に示すように感光体ドラムの回転に
伴って供給されたトナーと共に徐々に上記ブレード21の
クリーニング作用によって除去されるが、完全に除去さ
れるまでには数十回以上の感光体ドラムの回転を要す
る。
従って、従来のように上記異物を完全に除去していな
い状態で複写を実行すると、異物が除去されるまでの間
の複写画像品質低下を招くことは以上に説明した通りで
ある。
(発明の目的) 本発明は以上のような問題点に鑑みて成されたもので
あって、クリーニングキット交換直後の複写画像品質低
下を防止することができる画像形成装置の制御方法を提
供することを目的としている。
(発明の構成) 本発明は、上記目的を達成するため、冒頭に記載した
画像形成装置の制御方法において、クリーニングキット
を交換した後のクリーニング動作において、記録紙供給
の動作を伴うことなく、前記感光体を回転させながら、
該感光体の表面に、間欠配置された模様のトナー像を形
成すると共に、前記クリーニングキットのブレードを感
光体表面に当接させつつ、該感光体を複数回回転させ、
該ブレードから感光体表面に移行した異物を、前記間欠
配置された模様のトナー像と共に除去することを特徴と
する画像形成装置の制御方法を提案する。
その際、前記感光体に形成する間欠配置された模様の
トナー像が、千鳥格子、所要間隔をもって配列した横
線、所要間隔をもって配列した斜線、又は所要ドットの
網点模様であると有利である。
以下、本発明を図面に示した好適な実施例に基づいて
詳細に説明する。なお、第3図に示した複写機を参照し
つつ説明する。
第1図(a)と(b)は本発明に基づいたクリーニン
グ制御手順の一実施例を示したフローチャートである。
まず、ジャミング検知及びトナー不足検知時のウォー
ムアップについて(a)を参照して説明すると、これら
の状態になるとエラー表示がなされ、オペレータは複写
機の本体カバーを開いてジャミングした用紙を取り除
き、またはトナーを補充する等の処理を行った後再び本
体カバーを閉じる。
カバーを閉じるとインタロック・スイッチが投入され
てウォームアップIの動作を開始する。
ウォームアップIは従来から実施されている動作で、
定着装置の温度が所定のものになるまでの間、メインモ
ータ等の本体系統の動作の確認を行い、すべての条件が
整うと準備が整った旨を表示する動作を行うステップで
ある。
次に、クリーニングキット交換時の動作について第1
図(b)を参照しながら説明する。
この場合は、クリーニングキットのトナー回収タンク
が満杯になると、上記センサがこのことを検出して複写
動作を停止すると共に、その旨を表示する。
オペレータは本体カバーを開いてクリーニングキット
を交換すると同時にリセットスイッチを操作して、クリ
ーニングキットの交換であることを入力する。
この状態にて本体カバーを閉じると、インタロックス
イッチが投入されるがこの場合は上記(a)のウォーム
アップIと異なり、同図に示すようにウォームアップII
の動作を実行する。
ウォームアップIIでは、定着装置系統以外の動作を確
認した後、感光体を回転させながら、その感光体の表面
に、後述するような間欠配置された模様のトナー像を形
成すると共に、クリーニングキットのブレードを感光体
表面に当接させつつ、その感光体を複数回、例えば30回
以上回転させる。
このときのトナー像は上記ブレードの長手方向の横幅
とほぼ同じになるように形成し、通常の複写動作の場合
と異なり記録紙の搬送、感光体表面のトナー像転写及び
定着装置の動作を行わない。
即ち、感光体の回転とトナー像の形成及びクリーニン
グ動作を行って、上述したブレードから感光体表面に移
行した異物を、間欠配置された模様のトナー像と共に除
去するように機能させる。
この場合に感光体表面に形成するトナー画像としては
感光体全面にトナーを付着してもよいが、次に説明する
ようにまだら模様にすれば、本発明の目的のために必要
とするトナーの量が大幅に節約できて都合がよい。
即ち、第2図(a)、(b)、(c)、(d)は本発
明において感光体表面に形成するトナー像の例を示した
図であり、(a)は矩形模様を交互に配列した千鳥格子
の例、(b)はドット模様または網点模様の例、(c)
は所要間隔にて配列した横線パターンの例、(d)は同
様に所要間隔にて配列した斜線パターンの例である。
尚、上記トナー像パターンは、一般的に複写機が備え
ている自己診断用パターン発生機能を利用して形成する
ことも可能で、また逆に本発明の目的に沿うようなパタ
ーンを自己診断用パターンとしてもよい。勿論、上記両
者のパターンを別のものとすることもできる。
このようにクリーニング時にトナー画像をブレード幅
一杯に形成することによって、感光体を湿潤状態にし、
ブレードが感光体表面に当接してもその表面を損傷する
ことなく、逆にブレードの捲れやエッジ摩耗を防止しつ
つ、上記異物を排除することが出来る。
(発明の効果) 本発明は、クリーニングキット交換後に複数回感光体
を回転させて、トナー像を付着させながらクリーニング
キットのブレードにて上記トナー像を除去させるように
制御したので、新しいクリーニングキットのブレードに
付着した異物を、上記トナー像と共にほぼ完全に除去す
ることができ、クリーニングキット交換時の複写画像の
品質低下を防止することができる。しかも、感光体表面
に、間欠配置された模様のトナー像を形成するので、必
要とされるトナーの量を節約できる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)(b)は本発明の制御手順の一実施例を示
すフローチャートであり、第1図(a)は記録紙ジャミ
ング時やトナー不足等の時のウォームアップ手順のフロ
ーチャート図、第1図(b)はクリーニングキット交換
時のウォームアップ手順を示すフローチャート図、第2
図(a)、(b)、(c)、(d)は本発明において感
光体に形成するトナー像のパターン例、第3図は本発明
を適用する複写機の従来構成を示す側面断構成図、第4
図は従来のトナー不足時等のウォームアップ手順を示す
フローチャート図、第5図はクリーニングキット交換時
の複写画像品質低下を生ずる理由を説明するためのブレ
ードと感光体ドラムとの動作概念図である。 2……記録紙、5……感光体、15……クリーニングキッ
ト、17……ブレード、22……異物
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 21/10 - 21/12 G03G 15/00 303 G03G 21/00 370 - 540 G03G 21/16 - 21/18

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体表面に現像形成したトナー像を記録
    紙に転写した後に感光体表面に残留するトナーを除去す
    るクリーニングキットを備えた画像形成装置の制御方法
    において、 前記クリーニングキットを交換した後のクリーニング動
    作において、記録紙供給の動作を伴うことなく、前記感
    光体を回転させながら、該感光体の表面に、間欠配置さ
    れた模様のトナー像を形成すると共に、前記クリーニン
    グキットのブレードを感光体表面に当接させつつ、該感
    光体を複数回回転させ、該ブレードから感光体表面に移
    行した異物を、前記間欠配置された模様のトナー像と共
    に除去することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  2. 【請求項2】前記感光体に形成する間欠配置された模様
    のトナー像が、千鳥格子、所要間隔をもって配列した横
    線、所要間隔をもって配列した斜線、又は所要ドットの
    網点模様である請求項1記載の画像形成装置の制御方
    法。
JP1316968A 1989-12-06 1989-12-06 画像形成装置の制御方法 Expired - Lifetime JP2840967B2 (ja)

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JP4774800B2 (ja) * 2005-05-10 2011-09-14 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置およびクリーニングブレードのクリーニング方法
JP5359596B2 (ja) * 2009-06-23 2013-12-04 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置及び像担持体への滑剤の付着制御方法
JP2011007971A (ja) * 2009-06-25 2011-01-13 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
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JP6836333B2 (ja) * 2016-04-22 2021-02-24 シャープ株式会社 画像形成装置

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