JP2840947B2 - 液状組成物 - Google Patents

液状組成物

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JP2840947B2 JP63187077A JP18707788A JP2840947B2 JP 2840947 B2 JP2840947 B2 JP 2840947B2 JP 63187077 A JP63187077 A JP 63187077A JP 18707788 A JP18707788 A JP 18707788A JP 2840947 B2 JP2840947 B2 JP 2840947B2
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    • C08L67/06Unsaturated polyesters
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、フリーラジカル重合法によって重合して、
高い熱安定性が付与された有機ガラスを生成しうる液状
組成物に係る。
さらに、本発明は、該組成物から得られる有機ガラス
にも係る。
高い透明度を有する有機ガラスの分野では、ジエチレ
ングリコールビス(アリルカーボネート)の重合によっ
て得られるものが、格別の機械特性、耐薬品性及び耐劣
化性を有しているため、かなり注目されている。たとえ
ば、F.Strain「エンサイクロペディア・オブ・ケミカル
・プロセッシング・アンド・デザイン(Encyclopaedia
of Chemical Processing and Design)」第1版、Dekke
r Inc.,ニューヨーク、第2巻、p 452〜;「エンサイク
ロペディア・オブ・ポリマー・サイエンス・アンド・テ
クノロジー(Encyclopaedia of Polymer Science and T
echnology)」第1巻、p 799〜、Interscience Publish
ers、ニューヨーク、1964参照。
しかしながら、ジエチレングリコールビス(アリルカ
ーボネート)の重合生成物は、熱変形温度が65℃程度と
かなり低く、高い操作温度が要求される応用分野では好
適ではないとの制限を有する。
かかる欠点を解消するため、たとえば、H.W.Starkwea
therら「インダストリルアル・アンド・エンジニアリン
グ・ケミストリー(Ind.Eng.Chem.)」Vol.47, No.2, 1
955,p 302に開示された如く、トリアリルシアヌレート
約10重量%以下を含有するジエチレングリコールビス
(アリルカーボネート)共重合体を使用することが提案
されている。
しかしながら、この場合、改善された熱変形温度を示
すが、このような重合体は、いくつかの特性について、
ジエチレングリコールビス(アリルカーボネート)単独
から得られる重合生成物よりも劣る値を示す。
特に、通常の注型法によって重合されうるとの性質
も、重合の間又は型解放時における亀裂発生現象のた
め、かかる共重合体に関しては不満足なものとなる。こ
のような現象は、主として、重合工程における収縮率が
大きいこと、架橋密度がかなり大きいため重合生成物が
もろいことによるものである。
発明者らは、本発明の液状組成物では、従来法の上記
欠点が解消されることを見出し、本発明に至った。本発
明による液状組成物は、フリーラジカル重合法によって
容易に重合され、重合の間の収縮率も小さく、高い熱変
形温度が付与された有機ガラスを生成できる。
このように、本発明は、フリーラジカル重合法によっ
て、小さい収縮率で重合して、高い熱安定性が付与され
た有機ガラスを生成しうる液状組成物において、エステ
ル交換反応条件下、ジアリルカーボネート(A)と、分
子中に炭素原子3ないし10個を含有する直鎖状又は分枝
状の脂肪族ジオール(B)及び分子中に炭酸原子4ない
し20個及び水酸基3ないし6個を含有する直鎖状又は分
枝状の脂肪族、脂環式又は複素環式ポリオール(C)の
混合物、又は前記ジオール(B)及び脂環式ジオール
(C′)の混合物とを、モル比A/(B+C)又はA/(B
+C′)3/1以上、混合物(B+C)におけるポリオー
ル(C)の量70重量%以下又は混合物(B+C′)おけ
るジオール(C′)の量90重量%以下の条件で反応され
ることによって得られた生成物で構成したことを特徴と
する液状組成物に係る。
好適な1具体例によれば、モル比A/(B+C)又はA/
(B+C′)は3/1ないし12/1の範囲内に維持され、成
分C又はC′は混合物(B+C)又は(B+C′)中に
それぞれ20ないし60重量%又は20ないし80重量%の量で
存在する。
本発明の目的に使用できるジオール(B)は、分子中
に炭素原子3ないし10個を含有する直鎖状又は分枝状の
脂肪族ジオールである。
かかるジオールの例としては、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、
1,6−ヘキサンジオール、1,3−プロパンジオール、ネオ
ペンチルグリコール及び2,2,4−トリメチル−1,3−ペン
タンジオールがある。これらの中でも、ジエチレングコ
ールが好適である。
本発明の目的に使用できるポリオール(C)は、分子
中に炭素原子4ないし20個、水酸基3ないし6個を含有
する直鎖状又は分枝状の脂肪族、脂環式又は複素環式ポ
リオールである。
かかるポリオールの例としては、ペンタエリトリッ
ト、トリメチロールプロパン、ジ−ペンタエリトリッ
ト、ジ−トリメチロールプロパン及びトリス(ヒドロキ
シエチル)イソシアヌレートがある。これらの中でも、
ペンタエリトリット、トリメチロールプロパン及びトリ
ス(ヒドロキシエチル)イソシアヌーレトが好適であ
る。
本発明の目的に使用できる成分(C′)は、脂環式
(単環形又は多環形)ジオールから選ばれるものであ
り、特に1,4−キクロヘキサン−ジメタノール及び4,8−
ビス(ヒドロキシメチル)トリシクロ[5.2.1.02,6]デ
カンが好適である。
本発明による組成物は、ジアリルカーボネート(A)
と混合物(B+C)又は(B+C′)とを原料とし、エ
ステル交換反応条件下で操作することによって得られ
る。さらに詳述すれば、該方法は、上述の割合の反応体
を、温度80ないし160℃、好ましくは90ないし130℃、ア
ルカリ触媒の存在下、反応副生物として生成するアリル
アルコールを連続して除去しながら接触させて、相互に
反応させることによって行なわれる。好適な触媒は、ア
ルカリ金属の水酸化物、炭酸塩及びアルコキシド、有機
塩基及び塩基性イオン交換樹脂である。
触媒の具体例としては、水酸化ナトリウム、炭酸ナト
リウム、ナトリウムメトキシドがある。触媒は、混合物
(B+C)又は(B+C′)の合計重量に対して少なく
とも1ppm、好ましくは0.01ないし0.3重量%の量で有利
に使用される。
反応は、反応混合物からのアリルアルコールの除去に
好適なように、選択した温度条件下で系を沸騰させうる
圧力下で行われる。好適な圧力値は、20ないし760ト
ル、好ましくは50ないし400トルである。
上述した条件下では、反応時間は一般に0.5ないし20
時間、代表的には0.5ないし2時間程度である。
冷却後、反応混合物を水で洗浄して少量の触媒を除去
し、最混合及び水相分離の後、温度約120℃、減圧下で
加熱することによって未反応のジアリルカーボネートを
留去し(最終圧力約0.1−20トル、好ましくは1−3ト
ル)、残渣として所望の生成物を得る。
得られた組成物を、必要であれば、活性炭による処理
の後、最後に過する。
本発明による生成物は、室温において液状であり、粘
度15−300 cSt及び密度1.1−1.3g/mlを有する。
本発明の組成物は、前記成分(B)及び(C)、又は
成分(B)及び(C′)の混合オリゴマー性アリルカー
ボネートだけでなく、前記成分(B)、(C)又は
(C′)の各々のモノマー性又はオリゴマー性アリルカ
ーボネートを含有する複雑な混合物であり、該組成物に
おけるこれら構成成分の相対量は主として反応体
(A)、(B)及び(C)又は(C′)の比に左右され
る。
この組成物は、通常の注型法に従い、フリーラジカル
重合法によって有機ガラスに変換される。
この目的のため、該組成物に溶融すると共に、30ない
し120℃の温度でフリーラジカルを発生しうる1又はそ
れ以上の重合開始剤を組成物に添加する。
かかる開始剤の好適な例として、ジシクロヘキシルペ
ルオキシジカーボネート、ジイソプロピルペルオキシジ
カーボネート、ジベンゾイルペルオキシド、ジ−第2級
ブチルペルオキシジカーボネート及び第2級ブチルシク
ロヘキシルペルオキシジカーボネートがある。
開始剤の量は、一般に組成物100重量部当たり1ない
し6重量部である。
組成物は、さらに、安定剤、潤滑剤、染料、顔料、紫
外線吸収剤、赤外線吸収剤の如き通常の添加剤1又はそ
れ以上を含有していてもよく、これら添加剤の合計量は
組成物100重量部当たり常に1重量部以上であってはな
らない。
開始剤及び必要に応じて上記のものの中から選ばれる
1又はそれ以上の添加剤を含有する組成物を、温度30な
いし120℃、重合時間一般に1ないし100時間で操作して
相当する有機ガラスに変換させる。
重合中にわずかに収縮現象が生ずるが、得われた有機
ガラスは高い熱変形温度(ASTM D 648法に従って測定し
て、HDT約90℃以上)及び良好な光学的及び物理的/機
械的特性を有する。
このようにして得られた有機ガラスは、保護シールド
(たとえばウエルダー用)、覗き窓(たとえば溶鉱
炉)、交通機関及び建物における窓、自動車用ライトの
レンズ、ソーラーコレクター及びパネル、光ディスク代
用物及びディスプレー用パネルの分野で特に有効であ
る。
本発明を説明するために以下にいくつかの実施例を例
示するが、これらは本発明を限定するものではない。
これら実施例では、エステル交換反応条件下、ジアリ
ルカーボネート(A)及びヒドロキシ化合物の混合物を
反応させることによって、重合可能な液状組成物を調製
している。
実施例で使用しているジオール(B)はジエチレング
リコール(DEG)である。
実施例で使用したポリオール(C)は、ペンタエリト
リット(PE)、トリス−ヒドロキシエチルイソシアヌレ
ート(THEIC)及びトリメチロールプロパン(TMP)であ
る。さらに、脂環式ジオール(C′)として1,4−シク
ロヘキサンジメタノールを使用している。
得られた組成物に、開始剤として、ジシクロヘキシル
ペルオキシジカーボネート(DCPD)を組成物の5重量%
の量で添加している。
触媒含有組成物を通常の注型法に従って重合させて、
それぞれ厚さ3mm及び2mmの平らなシート又はニュートラ
ルレンズに変換させる。この方法では、2つのガラスエ
レメント及び可塑化ポリ塩化ビニル製又はエチレン−塩
化ビニル共重合体(EVA)製ガスケットでなる型を使用
し、触媒を含有する液状組成物をこの型の中空部に注
ぐ。ついで、強制空気循環式オーブン内において48℃で
72時間熱処理して液状組成物を重合させる。
この処理の終了時、型を解放し、重合生成物を回収
し、110℃でさらに2時間放置して残留する開始剤を分
解させると共に、内部応力を解放させる。
このようにして得られたシートについて、以下の特性
を測定する。
a)光学的特性 −屈折率[▲n20 D▼]:Abbe屈折計により測定 (ASTM D−542) −曇り(%)及び可視波長領域における透過率(%) :Gardenr社製 Hazegard HL−211を使用して測定(AST
M D−1003) :Gardner社製の比色計ΧL−805を使用して測定(AST
M D−1925) b)物理的及び機械的特性 −密度:温度25℃において静水バランスにより測定(AS
TM D−792) −ロックウエル硬さ(M)ロックウエルジュロメーター
を使用して測定(ASTM D−790) −曲げ時の弾性モジュラス(ASTM D−790) −摩耗抵抗性:Taber法により測定 (ASTM D−1044変法) [1対のといし車SC−10Fを使用し、両といし車に負荷5
00gをかけた条件下で実施する。結果を、テストしたサ
ンプルについて曇りを10%上昇させるに必要な接触回数
と、対照サンプル(ポリメチルメタクリレート:PMMA)
についての同様の接触回数との比として表示する。] 一方、ニュートラルレンズについてサザランド摩耗抵抗
性を測定する。
−サザランド摩耗抵抗性:重量630gを負荷した2/0タイ
プ鋼ウールパッド(5.5×7.5cm)でニュートラルレンズ
の表面を25サイクル(50回)擦ることによって測定[摩
耗の度合を、傷の数、長さ及び深さいついて目視観察
し、ジエチレングリコールビス(アリルカーボネート)
ホモポリマーで調製した同様の対照と比較して評価す
る。耐摩耗性強度は、特定の基準に基き0ないし10の等
級で表される。ここで、10は傷を全く生じていないサン
プル、又は1ないし3個の細くかつ浅い傷がある程度の
サンプルを表示し、0は完全に擦傷が形成されているサ
ンプル(対照として採用されたジエチレングリコールビ
ス(アリルカーボネート)ホモポリマーの場合)を表示
する。1ないし9の中間の等級は、対照と比較して求め
られるサンプルに形成された傷の比率に用いて定められ
る。たとえば、サンプルが対照に対して傷の発生率が60
%である場合には、耐摩耗性強度は4であると評価し、
傷の発生率が30%の場合には、耐摩耗性強度は7である
と評価する。] c)熱特性 −負荷時の熱変形温度:1.82 MPa(HDT) (ASTM D−648) 実施例1 温度計、磁石スターラー及びオーバーヘッド蒸留塔
(多孔トレー20段を有する)を具備するジャケット付き
三頚フラスコに下記成分を導入した。
トリメチロールプロパン(TMP): 60g(0.447モル) ジエチレングリコール(DEG): 140g(1.320モル) ジアリルカーボネート(DAC): 1254g(8.835モル) 30重量%ナトリウムメトキシドメタノール溶液 0.20ml 温度98−118℃、圧力150トルで、生成するアリルアル
コールを留去しながら(総量230g:純度99.0%)、反応
を45分間行った。
冷却後、反応混合物を蒸留水500mlずつで2回洗浄し
た。
1トルで過剰のジアリルカーボネートを留去した。こ
の間に温度を120℃まで上昇させた。
得られた生成物を2重量%の量の活性炭と80℃で4時
間接触させて脱色し、ついで過した。
このようにして、下記の特性を有する液状生成物500g
が得られた。
粘度(25℃) 34.5 cSt 密度(20℃) 1.164 g/ml 反射率(▲n20 D▼) 1.4585 色相(APHA) 15 この生成物は、下記の推定組成を有するモノマー性及
びオリゴマー性ジエチレングリコールビス(アリルカー
ボネート)、トリメチロールプロパントリス(アリルカ
ーボネート)及び混合アリルカーボネートの混合物であ
った。
実施例2 実施例1に記載のものと同じ装置に下記の成分を充填
した。
トリス(ヒドロキシエチル)イソシアヌレート (THEIC) 30.0g(0.115モル) ジエチレングリコール(DEG) 70.0g(0.660モル) ジアリルカーボネート(DAC) 1320g(9.30モル) 30重量%ナトリウムメトキシドメタノール溶液 0.15ml 温度116−119℃、圧力150トルで、生成するアリルア
ルコールを留去しながら(総量98g:純度96%)、反応を
1.5時間行った。
冷却後、反応混合物を蒸留水500mlずつで2回洗浄し
た。
1トルで過剰のジアリルカーボネートを留去した。こ
の間に温度を120℃まで上昇させた。
得られた生成物をデカライト(Decalite)上で過し
た。
このようにして、下記の特性を有する液状生成物212g
が得られた。
粘度(25℃) 47.06 cSt 密度(20℃) 1.195 g/ml 反射率(▲n20 D▼) 1.4640 色相(APHA) 15 この生成物は、下記の推定組成を有するモノマー性及
びオリゴマー性ジエチレングリコールビス(アリルカー
ボネート)、トリス(ヒドロキシエチル)イソシアヌレ
ートトリス(アリルカーボネート)及び混合アリルカー
ボネートの混合物であった。
実施例3 実施例1に記載のものと同じ装置に下記の成分を充填
した。
ペンタエリトリット 54.4g(0.33モル) ジエチレングリコール 106.1g(1.00モル) ジアリルカーボネート 947g(6.66モル) 30重量%ナトリウムメトキシドメタノール溶液 0.40ml 温度109−118℃、圧力150トルで、生成するアリルア
ルコールを留去しながら(総量218g:純度90%)、反応
を45分間行った。
冷却後、反応混合物を蒸留水500mlずつで2回洗浄し
た。
1トルで過剰のジアリルカーボネートを留去した。こ
の間に温度を120℃まで上昇させた。
得られた生成物を2重量%の量の活性炭と80℃で4時
間接触させて脱色させ、ついで過した。
このようにして、下記の特性を有する液状生成物380g
が得られた。
粘度(25℃) 87.7 cSt 密度(20℃) 1.1939 g/ml 反射率(▲n20 D▼) 1.4616 色相(APHA) 5 この生成物は、下記の推定組成を有するモノマー性及
びオリゴマー性ジエチレングリコールビス(アリルカー
ボネート)、ペンタエリトリットテトラキス(アリルカ
ーボネート)及び混合アリルカーボネートの混合物であ
った。
実施例4 前記実施例1−3の記載に従って操作し、ジアリルカ
ーボネート(DAC)と、ペンタエリトリット(PE)及び
ジエチレングリコール(DEG)の混合物とを、下記第1
表に示すように(PE+DEG)に対するDACの各種のモル比
(R)で反応させることによって、重合可能な組成物1,
2,3及び4を調製した。この第1表には、得られた液状
組成物の粘度(25℃;cSt)、密度(25℃;g/ml)及び反
射率(▲n20 D▼)の各特性を併記している。
ジシクロヘキシルペンオキシジカーボネート(DCPD)
(組成物の5重量%)を添加した後、上述の如くして組
成物を重合化し、得られた硬化組成物に関する各特性を
測定した。得られた結果を後述の第2表に示す。
実施例5 比較のため、従来法に従い、トリアリルカーボネート
(TAC)及びジエチレングリコールビス(アリルカーボ
ネート)(BACGD)を混合して重合可能な液状組成物5,6
及び7を調製した。なお、BACGDは、ジアリルカーボネ
ートとジエチレングリコールとの間(モル比12/1)のエ
ステル変換反応によって得られる生成物である。これら
液状組成物の特性を下記の第3表に示す。
ジシクロヘキシルペルオキシジカーボネート(DCPD)
を組成物5重量%の量で添加した後、上述の如き条件下
で重合化し、得られた硬化組成物に関する各特性を測定
した。得られた結果を第2表に示す。
実施例6 ジアリルカーボネート(DAC)、トリス(ヒドロキシ
エチル)イソシアヌレート(THEIC)及びジエチレング
リコール(DEG)を原料として、重合可能な液状組成物
8,9及び10を調製した。得られた組成物の特性を第4表
に示す。
ジシクロヘキシルペルオキシジカーボネート(DCPD)
を組成物の5重量%の量で添加した後、組成物を上述の
如き条件下で重合化させた。得られた硬化組成物に関す
る各特性を測定した。得られた結果を後述の第5表に示
す。
実施例7 ジアリルカーボネート(DAC)、トリメチロールプロ
パン(TMP)及びジエチレングリコール(DEG)を原料と
して、重合可能な組成物11及び12を調製した。得られた
組成物の特性を第6表に示す。
ジシクロヘキシルペルオキシジカーボネート(DCPD)
を組成物の5重量%の量で添加した後、組成物を上述の
如き条件下で重合化し、得られた硬化組成物に関する特
性を測定した。得られた結果を第5表に示す。
実施例8 下記成分を原料として重合可能な液状組成物を調製し
た。
1,4−シクロヘキサンジメタノール 138.7g(0.96モル) ジエチレングリコール 46.2g(0.44モル) ジアリルカーボネート 795g(5.6モル) ナトリウムメトキシド(30重量%ナトリウムメトキシ
ドメタノール溶液として) 0.30ml 温度114−121℃、圧力150トルで、生成するアリルア
ルコールを留去しながら(総量167g:純度97%)、反応
を1時間行った。
冷却後、反応混合物を蒸留水500mlずつで2回洗浄し
た。
圧力1トルで操作して過剰のジアリルカーボネートを
留去した。この間に温度を120℃まで上昇させた。
得られた生成物を2重量%の量の活性炭と80℃で4時
間接触させて脱色し、ついで過した。
このようにして、下記の特性を有する液状生成物360g
が得られた。
粘度(25℃) 62.1 cSt 密度(20℃) 1.124 g/ml 反射率(▲n20 D▼) 1.468 色相(APHA) 5 この生成物は、下記の推定分布を有するシクロヘキサ
ンジメタノール、ジエチレングリコールのモノマー性及
びオリゴマー性ビス(アリルカーボネート)及び混合ア
リルカーボネートで形成されていた。
単量体 n=1 45.9重量% 二量体 n=2 12.2重量% 三量体 n=3 2.8重量% 単量体 n=1 18.5重量% 二量体 n=2 2.2重量% 三量体 n=3 0.2重量% 混合したシクロヘキサンジメタノール及びジエチレン
グリコールビス(アリルカーボネート)二量体 が10.3重量%の量で存在し、相当する三量体が5.2重量
%の量で存在する。
混合物は、さらに、三量体よりも高級なオリゴマー2.
7重量%を含有する。
ジシクロヘキシルペルオキシジカーボネート(DCPD)
を5重量%の量で添加した後、組成物を上述の条件下で
重合化し、得られた硬化組成物に関する各特性を測定し
た。得られた結果を下記第7表に示す。
実施例9 温度計、磁石スターラー及びオーバーヘッド蒸留塔
(多孔トレー20段を有する)を具備するジャケット付き
三頚フラスコに下記成分を導入した。
1,4−シクロヘキサンジメタノール 288.4g(2.00モル) ネオペンチルグリコール 123.6g(1.19モル) ジアリルカーボネート 1810g(12.75モル) 30重量%ナトリウムメトキシドメタノール溶液 1.60ml 温度107−116℃、圧力150トルで、生成するアリルア
ルコールを留去しながら(総量370g)、反応を45分間行
った。
冷却後、反応混合物を蒸留水1000mlずつで2回洗浄し
た。
1トルで過剰のジアリルカーボネートを留去した。こ
の間に温度を120℃まで上昇させた。
得られた生成物を2重量%の量の活性炭と80℃で4時
間接触させて脱色し、ついで過した。
このようにして、下記の特性を有する液状生成物840g
が得られた。
粘度(25℃) 73 cSt 密度(20℃) 1.099 g/ml 色相(APHA) 5 この生成物は、下記の組成を有するモノマー性及びオ
リゴマー性シクロヘキサンジメタノールビス(アリルカ
ーボネート)、ネオペンチルグリコールビス(アリルカ
ーボネート)及び混合アリルカーボネートの混合物であ
った。
−シクロヘキサンジメタノールビス(アリルカーボネー
ト) 単量体 42重量% 二量体 10重量% −ネオペンチルグリコールビス(アリルカーボネート) 単量体 19重量% 二量体 3重量% ジシクロヘキシルペルオキシジカーボネート(DCPD)
を組成物の5重量%の量で添加した後、反応生成物を上
述の条件下で重合化し、得られた硬化組成物に関する各
特性を測定した。得られた結果を下記第8表に示す。
長い浸漬時間に亘っての水吸収テストの結果を、対照
として採用したジエチレングリコールビス(アリルカー
ボネート)(BACGD)の重合体について測定して得た値
と比較して第9表に示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−140214(JP,A) 特開 昭61−268708(JP,A) 特開 昭63−260910(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08F 218/00

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フリーラジカル重合法によって、小さい収
    縮率で重合して、高い熱安定性が付与された有機ガラス
    を生成しうる液状組成物において、エステル交換反応条
    件下、ジアリルカーボネート(A)と、分子中に炭素原
    子3ないし10個を含有する直鎖状又は分枝状の脂肪族ジ
    オール(B)及び分子中に炭素原子4ないし20個及び水
    酸基3ないし6個を含有する直鎖状又は分枝状の脂肪
    族、脂環式又は複素環式ポリオール(C)混合物、又は
    前記ジオール(B)及び脂環式ジオール(C′)の混合
    物とを、モル比A/(B+C)又はA/(B+C′)3/1以
    上、混合物(B+C)におけるポリオール(C)の量70
    重量%以下又は混合物(B+C′)におけるジオール
    (C′)の量90重量%以下の条件で反応させることによ
    って得られた、前記ジオール(B)及びポリオール
    (C)、又は前記ジオール(B)及びジオール(C′)
    の混合オリゴマー性アリルカーボネートだけでなく、前
    記ジオール(B)、ポリオール(C)又はジオール
    (C′)の各々のモノマー性又はオリゴマー性アリルカ
    ーボネートを含有してなる生成物で構成したことを特徴
    とする、液状組成物。
  2. 【請求項2】生成物が、モル比A/(B+C)又はA/(B
    +C′)3/1ないし12/1、混合物(B+C)におけるポ
    リオール(C)の量又は混合物(B+C′)におけるジ
    オール(C′)の量それぞれ20ないし60重量%又は20な
    いし80重量%の条件下でエステル交換反応を行うことに
    よって得られたものである、請求項1記載の液状組成
    物。
  3. 【請求項3】ジオール(B)が、ジエチレングリコー
    ル、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコー
    ル、ジプロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、
    1,6−ヘキサンジオール、1,3−プロパンジオール、ネオ
    ペンチルグリコール及び2,2,4−トリメチル−1,3−ペン
    タンジオールの中から選ばれるものである、請求項1記
    載の液状組成物。
  4. 【請求項4】ジオール(B)がジエチレングリコールで
    ある、請求項3記載の液状組成物。
  5. 【請求項5】ポリオール(C)が、ペンタエリトリッ
    ト、トリメチロールプロパン、ジ−ペンタエリトリッ
    ト、ジ−トリメチロールプロパン及びトリス(ヒドロキ
    シエチル)イソシアヌレートの中から選ばれるものであ
    る、請求項1記載の液状組成物。
  6. 【請求項6】ポリオール(C)が、ペンタエリトリッ
    ト、、トリメチロールプロパン又はトリス(ヒドロキシ
    エチル)イソシアヌレートである、請求項5記載の液状
    組成物。
  7. 【請求項7】ジオール(C′)が1,4−シクロヘキサン
    ジメタノール又は4,8−ビス(ヒドロキシメチル)トリ
    シクロ[5.2.1.02,6]デカンである、請求項1記載の液
    状組成物。
  8. 【請求項8】生成物が、エステル交換反応を、温度80な
    いし160℃、アルカリ触媒の存在下、反応副生物として
    生成するアリルアルコールを連続して除去しながら行う
    ことによって得られたものである、請求項1記載の液状
    組成物。
  9. 【請求項9】アルカリ触媒が、アルカリ金属の水酸化
    物、炭酸塩及びアルコキシド、有機塩基及び塩基性イオ
    ン交換樹脂の中から選ばれるものである、請求項8記載
    の液状組成物。
  10. 【請求項10】重合開始剤を組成物100重量部当たり1
    ないし6重量部の量で含有する、請求項1〜9のいずれ
    か1項に記載の液状組成物。
  11. 【請求項11】重合開始剤が、ジシクロヘキシルペルオ
    キシジカーボネート、ジイソプロピルペルオキシジカー
    ボネート、ジベンゾイルペルオキシド、ジ−第2級ブチ
    ルペルオキシジカーボネート及び第2級ブチルシクロヘ
    キシルペルオキシジカーボネートから選ばれるものであ
    る、請求項10記載の液状組成物。
  12. 【請求項12】請求項10又は11記載の組成物を注型法に
    よって重合させてなる、有機ガラス。
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