JP2840038B2 - 運転制御方法 - Google Patents

運転制御方法

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JP2840038B2 JP6290374A JP29037494A JP2840038B2 JP 2840038 B2 JP2840038 B2 JP 2840038B2 JP 6290374 A JP6290374 A JP 6290374A JP 29037494 A JP29037494 A JP 29037494A JP 2840038 B2 JP2840038 B2 JP 2840038B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は列車運行管理システム
の中央集中方式における運転制御方法、特に非同期2重
系運転制御方式における系切替時の制御出力情報の信頼
性の向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】列車運行管理システムは、その線区規
模,適用度合,改良頻度及び危険分散を考慮して中央集
中方式、拠点分散方式あるいは駅分散方式が採用されて
いる。この各方式のなかで機能分散を図った中央集中方
式は、例えば図8のブロック図に示すように、中央指令
所1と駅装置2a〜2nと現場装置3a〜3nとを有す
る。中央指令所1には進路制御装置11と制御盤装置1
2,表示盤装置13,中央伝送装置14,運転整理装置
15,運転報入力装置16及びダイヤ管理装置17を有
する。中央伝送装置14は光ケ−ブルによるLAN18
で進路制御装置11と制御盤装置12及び表示盤装置1
3とに結合し、進路制御装置11はインサ−ネットLA
N19により運転整理装置15,運転報入力装置16及
びダイヤ管理装置17に結合している。
【0003】運転報入力装置16は計画的に運行される
変更計画デ−タである運転報を入力する。ダイヤ管理装
置17は運転報入力装置16から入力された運転報デ−
タを長期にわたり記憶しておき、あらかじめ作成された
基本ダイヤにこの運転報を反映して毎日運行する実施計
画ダイヤを作成する。このようにして作られた実施計画
ダイヤは日が替わるたびに自動的に進路制御装置11に
送られる。進路制御装置11は送られた実施計画ダイヤ
に基づき自動的に列車の進路を設定する。運転整理装置
15は列車が何らかしらの原因により遅れてダイヤ通り
の運行が不可能になったときにダイヤスジを直接変更し
て運転整理を行うための入力装置である。制御盤装置1
2は各駅装置2a〜2n毎の各進路に対応した進路タッ
チパネルを有し、必要に応じて手動介入を行う。表示盤
装置13は運行状況を監視するために線路4内に在線す
る列車の位置と列車番号,信号機の状態等を表示する。
中央伝送装置14は進路制御装置11,制御盤装置12
からの制御情報をデ−タ回線5を通して駅装置2a〜2
nに伝送し、駅装置2a〜2nからの表示情報を進路制
御装置11等に伝送する。
【0004】駅装置2a〜2nは列車の進路を制御する
各駅に設けられ、駅伝送装置21と連動装置22とを有
する。駅伝送装置21は中央伝送装置14との間で制御
情報や各駅からの表示情報を伝送する。連動装置22は
現場装置3a〜3nを制御するとともにその状態を入力
して駅伝送装置21に送る。
【0005】現場装置3a〜3nは線路4に沿って設備
された信号機やポイント,列車位置検知装置等で構成さ
れている。
【0006】中央指令所1の進路制御装置11は、図
9,図10に示すように冗長構成としてシステムダウン
を回避するために主系の進路制御装置11aと従系の進
路制御装置11bの2重系構成を採用し、主系の進路制
御装置11aと従系の進路制御装置11bは各種情報授
受のため系間結合されている。
【0007】この進路制御装置11の非同期2重系運転
制御における系切替時(自動,手動)の制御出力情報の
制御方式は各種の方式が採用されている。
【0008】第1の方式としては、図9に示すように、
駅装置2a〜2nから中央伝送装置14を介して送られ
るCTC情報は主系の進路制御装置11aと従系の進路
制御装置11bとで共通に受信し、駅装置2a〜2nに
送る制御出力情報は主系の進路制御装置11aのみで中
央伝送装置14に出力している。そして従系の進路制御
装置11bの立ち上げ時のみ主系の進路制御装置11a
から状態情報を受信して状態の一致を図り、以後は主系
の進路制御装置11aと従系の進路制御装置11bとが
同じ動作をしているだろうという仮定のもとで2重系運
転中の照合も系切替の制御出力条報の制御出力も特に行
わない方式である。
【0009】第2の方式は、図10に示すように、駅装
置2a〜2nから中央伝送装置14を介して送られるC
TC情報は主系の進路制御装置11aと従系の進路制御
装置11bとで共通に受信し、駅装置2a〜2nに送る
制御出力情報は主系の進路制御装置11aのみで中央伝
送装置14に出力している。そして従系の進路制御装置
11bの立ち上げ時のみ主系の進路制御装置11aから
状態情報を受信して状態の一致を図り、以後照合情報と
して列車のシフト情報を用いている。系切替時の制御出
力情報の制御出力のためには照合運転中のシフト情報と
は別に主系の進路制御装置11aから従系の進路制御装
置11bに制御出力情報を授受する方式である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記第1の方式は主系
の進路制御装置11aと従系の進路制御装置11bとが
ほぼ同じ動作をしているだろうという仮定のもとで主系
の進路制御装置11aと従系の進路制御装置11bの動
作状態を照合せずに制御出力情報を出力しているから、
従系の進路制御装置11bの動作状況が判らないため自
動あるいは手動により系切替があったタイミング以降正
しく制御出力情報の出力が継続されているかの保証がな
いという不具合があった。
【0011】第2の方式は主系の制御出力情報と従系の
制御出力情報とを比較しており、系切替が発生して旧従
系が新主系になったときに制御出力情報の出力漏れがな
いように対処するものである。主系で制御出力情報を中
央伝送装置12に出力した後、従系に対して制御出力情
報を出力する。従系で制御出力情報を受信したときに当
該信号機に関する制御出力情報が従系においても発生し
ている場合は、正常に行われていると判断し登録情報を
キャンセルする。主系の制御出力情報受信時に、従系に
おいてまだ当該信号機に関する制御出力情報が発生して
いない場合にはこの情報を登録する。従系の制御出力情
報出力タイミングに当該信号機に関する制御出力情報が
主系より受信済みで登録されている場合には正常に行わ
れていると判断して登録情報をキャンセルする。主系の
制御出力情報登録後、あるいは従系の制御出力情報登録
後、一定時間経過しても相手方の制御出力情報が発生し
ない場合で当該系が従系の場合には登録情報をキャンセ
ルする。従系が系切替により主系になったタイミングに
制御出力情報の登録デ−ブルを検索して登録されている
全信号機の制御出力情報の再出力を行い制御出力情報の
出力漏れがないように対処する方式である。
【0012】しかしながら以下の場合においては、まれ
に当該信号機に関する制御出力情報が正常にされている
にもかかわらず再出力されたり、あるいは制御出力をし
ていないにもかかわらず出力される不具合が生じる。第
1として主系と従系が非同期運転であるため、在線情
報,信号機状態情報の取込タイミングによっては、主系
の制御情報出力により進行現示されている信号機の表示
情報を従系が取り込む場合がある。このような場合、既
に進行現示されている信号機に関して自動進路制御出力
をしないという標準論理を持っているため従系の制御出
力情報出力タイミングが発生しない。このような状態で
系切替が発生すると当該信号機に関する制御出力情報は
再出力される。
【0013】第2として自動運転時の手動介入時、制御
盤12からの手動介入デ−タの取り込みは主系と従系が
非同期運転であるため、タイミングによって主系の進路
制御装置の取り込みが遅れた場合で、しかも信号機自動
出力タイミングを検知した場合は信号機の制御出力がな
され、また従系に対してもこの情報が受け渡され登録さ
れる。従系の進路制御装置の取り込みが遅れた場合は主
系からの制御出力はされず従系にも渡らない。この場合
でも従系では制御出力情報が発生し登録される。このよ
うな状態で系切替が発生すると当該信号機に関する制御
出力情報が再出力されてしまう。
【0014】第3として主系からの制御出力情報がハ−
ドウエアやソフトウエアの要因により受信できなかった
場合の状態で系切替が発生すると当該信号機に関する制
御出力情報が再出力される。
【0015】この発明はかかる不具合を解消するために
なされたものであり、非同期2重系構成の運転制御方式
において、より信頼度の高い系切替時の制御出力情報の
運転制御方法を提供することを目的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明にかかわる運転
制御方法は、主系と従系の進路制御装置を有する非同期
2重系の運転制御方法において、各信号機の制御出力情
報は主系の進路制御装置で出力し、制御出力情報の出力
タイミング時に主系と従系の進路制御装置で各信号機の
制御出力情報を信号機情報テーブルに登録し、各信号機
の現示内容を示すCTC表示情報は主系と従系の進路制
御装置共に受信し、主系と従系の進路制御装置はそれぞ
共通に入力されるCTC表示情報により信号機の現示
変化を検出したときは登録された該当する信号機の制御
出力情報をキャンセルし、系切替により従系が主系にな
ったタイミング時に現示変化が得られず登録されている
信号機の制御出力情報を再出力することを特徴とする。
【0017】
【作用】この発明においては、主系の進路制御装置と従
系の進路制御装置を有する非同期2重系構成における比
較情報として、制御出力情報の制御情報として非同期2
重系運転制御のために得られない場合、あるいは系間イ
ンタ−フェ−スのハ−ド,ソフトの不具合により得られ
ない場合がある相手系の制御出力情報を使用せずに、比
較情報を主系と従系の進路制御装置に共通に入力される
CTC表示情報から得るものとする。すなわち、信号機
の制御出力情報の制御結果を信号機の現示変化として検
知する。そして従系が系切替により主系になったタイミ
ング時に現示変化が得られない信号機の制御出力情報を
再出力し、系切替時の制御出力の漏れを防ぐ。
【0018】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の列車運行管理シ
ステムにおける進路制御装置の2重系運転方式を示すブ
ロック図である。なお、列車運行管理システムは図8の
ブロック図に示したものと全く同じであり、進路制御装
置11や中央伝送装置14等を有する中央指令所1と各
制御駅に設けられた駅装置2a〜2nと信号機等の現場
装置3a〜3nとを有する。進路制御装置11は図1に
示すように、システムダウンを回避するために主系の進
路制御装置11aと従系の進路制御装置11bの2重系
構成を採用し、主系の進路制御装置11aと従系の進路
制御装置11bは各種情報授受のため系間結合してい
る。また、主系の進路制御装置11aと従系の進路制御
装置11bは光ケ−ブルによるLAN18により中央伝
送装置14と結合している。
【0019】上記のように構成された非同期2重系運転
制御方式において、主系の進路制御装置11aと従系の
進路制御装置11bは、図1に示すように、入力情報と
して各駅装置2a〜2nから中央伝送装置14を介して
送られるCTC表示情報を共に受信し、各駅装置2a〜
2nに送る制御出力情報は主系の進路制御装置11aの
みで中央伝送装置14に出力している。そして従系の進
路制御装置11bの立上げ時には主系の進路制御装置1
1aからの状態情報を受信し、状態の一致を図り、以後
主系の進路制御装置11aと従系の進路制御装置11b
の動作状態の照合情報として中央伝送装置14から受信
したCTC情報、具体的には信号機の現示変化と内方軌
道回路の落下状態を組み合わせた列車シフト情報を用
い、系間の照合情報授受に関する確認を強化している。
この照合情報の授受はインタ−フェ−ス故障時を考慮し
て、専用ラインを使用して列車シフト情報を授受すると
共にLAN18も利用して列車シフト情報を授受し、イ
ンタ−フェ−ス故障要因により照合不一致が発生するこ
とを防いでいる。また、列車シフト情報のタイミングは
場内シフト,出発シフトとも現場装置の信号機が進行を
表す現示Gから停止を表す現示Rに変化したときの信号
機情報と、列車が内方軌道に進入したときの在線情報に
より列車シフト情報を発生させる。
【0020】主系の進路制御装置11aと従系の進路制
御装置11aで発生する制御出力情報は、図2に示すよ
うに、各信号機に関する信号機情報テ−ブル6a〜6n
を有する信号機デ−タテ−ブル6を使用して信号機情報
として管理している。各信号機情報テ−ブル6a〜6n
はそれぞれ使用/未使用,信号機情報及び監視タイマ値
の各デ−タからなる。使用/未使用は該当する信号機の
信号機情報が登録されているか否かを示し、信号機情報
は制御出力された信号機の制御出力情報の内容を示し、
監視タイマ値は自系あるいは相手系により発生した列車
シフト情報を監視するタイマ値である。
【0021】上記列車運行管理システムで従系の進路制
御装置11bを立上げて非同期2重系運転制御を行って
いるとき、主系の進路制御装置11aあるいは従系の進
路制御装置11bから信号機制御出力情報を出力する時
の動作と信号機表示情報の確認処理の動作を図3,図4
のフロ−チャ−トを参照して説明する。
【0022】主系の進路制御装置11aと従系の進路制
御装置11bは信号機制御出力情報を出力するタイミン
グ時に、各信号機の信号機情報を信号機デ−タテ−ブル
6に登録し(ステップS1)、同時に監視タイマ値によ
り監視タイマを登録する(ステップS2)。そして自系
が主系の進路制御装置11aの場合は信号機制御出力情
報を中央伝送装置14に出力する(スレップS3,S
4)。例えば図5のタイムチャ−トに示すように、ある
信号機の信号機制御出力情報を出力するタイミングT1
時には、その信号機の信号機情報を信号機デ−タテ−ブ
ル6に図2に示すように信号機情報テ−ブル6aとして
登録し、登録した信号機制御出力情報を主系の進路制御
装置11aから出力する。次ぎの信号機の信号機制御出
力情報を出力するタイミングT2時には上記と同様に信
号機の信号機情報を信号機情報テ−ブル6bとして登録
し、信号機制御出力情報を主系の進路制御装置11aか
ら出力する。以下各信号機の信号機制御出力情報を出力
するタイミング時に上記処理を繰り返す。
【0023】そして信号機表示情報の確認処理は、図4
のフロ−チャ−トに示すように主系の進路制御装置11
aと従系の進路制御装置11bは共通に入力しているC
TC表示情報を確認し、入力したCTC表示情報により
信号機の現示が例えば停止を表す現示Rから進行を表す
現示Gに現示変化したことを検出したら(ステップS1
1)、信号機デ−タテ−ブル6を検索し、該当する信号
機の信号機制御出力情報が登録されているかどうかを確
認する(ステップS12,S13)。この確認の結果、
該当する信号機の信号機制御出力情報が登録されている
場合は信号機が正常に制御されている判断し、その登録
情報をキャンセルする(ステップS14)。例えば信号
機情報テ−ブル6aに登録された信号機制御出力情報を
出力した後、該当する信号機の制御結果をCTC表示情
報で検出すると、その信号機が正常に制御されたとし
て、図5のタイムチャ−トに示すように、信号機情報テ
−ブル6aの登録情報をキャンセルする。この確認処理
を逐次繰り返す。
【0024】また、主系の進路制御装置11aと従系の
進路制御装置11bは上記のように信号機制御出力情報
の出力処理と信号機表示情報の確認処理を行っていると
同時に周期的に信号機デ−タテ−ブル6を検索し、信号
機制御出力情報が正常に出力されているかどうかを確認
する周期監視処理を繰り返している。この周期監視処理
の動作を図6のフロ−チャ−トを参照して説明する。
【0025】周期監視処理は、信号機制御出力情報の出
力後の監視と、系切替発生の検知と、それに伴う制御出
力情報の再出力を行う。信号機制御出力情報の出力後の
監視処理では、信号機デ−タテ−ブル6を周期的に検索
し、信号機情報が登録されているかどうかを調べる(ス
テップS21)。そして信号機の制御出力情報が信号機
デ−タテ−ブル6に登録されている場合は監視タイマを
減算する(ステップS22,S23)。例えば信号機デ
−タテ−ブル6に信号機情報テ−ブル6aが登録されて
いる場合は信号機情報テ−ブル6aに登録されている監
視タイマ値に達したかどうかを確認している。この監視
タイマの確認を図2に示すように信号機デ−タテ−ブル
6に信号機情報テ−ブル6a〜6nが登録されている場
合は各信号機情報テ−ブル6a〜6n毎に繰り返す。こ
の監視処理を繰り返した結果、例えば図7のタイムチャ
−トに示すように、信号機情報テ−ブル6aに登録され
ている信号機制御出力情報の出力タイミングT1から監
視タイマ値t1だけ経過しても該当する信号機の制御出
力結果が得られない場合で(ステップS24)、自系が
主系のときは(ステップS25)、信号機情報テ−ブル
6aに登録されている信号機制御出力情報を再出力し
(ステップS26)、信号機情報テ−ブル6aの登録情
報をキャンセルする(ステップS27)。上記監視処理
を信号機デ−タテ−ブル6に登録されている全信号機に
対して行った後(ステップS22)、系切替が発生した
かの検知を行い、系切替が発生していたら自系が系切替
後の新主系かを確認する(ステップS28)。そして自
系が系切替後の新主系の場合には、そのとき信号機デ−
タテ−ブル6に登録されている全信号機の制御出力情
報、すなわち各信号機の制御結果が信号機の現示変化と
して得られない制御出力情報を再出力し(ステップS2
9)、登録情報をキャンセルする(ステップS30)。
このように系切替のときに信号機の制御結果が信号機の
現示変化として得られない制御出力情報を再出力するか
ら、系切替時の制御出力情報の出力漏れを防ぐことがで
きる。
【0026】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、主系の
進路制御装置と従系の進路制御装置を有する非同期2重
系構成において、信号機の制御出力情報の制御結果を信
号機の現示変化として検知し、従系が系切替により主系
になったタイミングに現示変化が得られない信号機の制
御出力情報を再出力し、系切替時の制御出力の漏れを防
ぐようにしたから、非同期2重系運転制御の信頼度をよ
り向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の列車運行管理システムにお
ける進路制御装置の2重系運転方式を示すブロック図で
ある。
【図2】上記実施例の信号機デ−タテ−ブルを示す構成
図である。
【図3】信号機制御出力情報の出力処理の動作を示すフ
ロ−チャ−トである。
【図4】信号機表示情報の確認処理の動作を示すフロ−
チャ−トである。
【図5】信号機制御出力情報の出力と確認処理の動作を
示すタイムチャ−トである。
【図6】周期監視処理の動作を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図7】周期監視処理の動作を示すタイムチャ−トであ
る。
【図8】中央集中方式の列車運行管理システムの構成を
示すブロック図である。
【図9】従来の2重系構成における情報伝送状態を示す
ブロック図である。
【図10】従来の2重系構成における他の情報伝送状態
を示すブロック図である。
【符号の説明】
11 進路制御装置 11a 主系の進路制御装置 11b 従系の進路制御装置 14 中央伝送装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主系と従系の進路制御装置を有する非同期
    2重系の運転制御方法において、各信号機の制御出力情
    報は主系の進路制御装置で出力し、制御出力情報の出力
    タイミング時に主系と従系の進路制御装置で各信号機の
    制御出力情報を信号機情報テーブルに登録し、各信号機
    の現示内容を示すCTC表示情報は主系と従系の進路制
    御装置共に受信し、主系と従系の進路制御装置はそれぞ
    共通に入力されるCTC表示情報により信号機の現示
    変化を検出したときは登録された該当する信号機の制御
    出力情報をキャンセルし、系切替により従系が主系にな
    ったタイミング時に現示変化が得られず登録されている
    信号機の制御出力情報を再出力することを特徴とする運
    転制御方法。
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