JP2837255B2 - イメージデータ処理方法及びイメージ処理手段 - Google Patents

イメージデータ処理方法及びイメージ処理手段

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JP2837255B2 JP2300945A JP30094590A JP2837255B2 JP 2837255 B2 JP2837255 B2 JP 2837255B2 JP 2300945 A JP2300945 A JP 2300945A JP 30094590 A JP30094590 A JP 30094590A JP 2837255 B2 JP2837255 B2 JP 2837255B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、原稿の複数の所定ゾーンから得られるデー
タを1つのプロセッサモジュールに供給し、かつゾーン
毎に処理する、n個のプロセッサモジュールを含むイメ
ージ処理手段において原稿のデータを処理する方法、及
び1つのビットマップメモリと各々接続されたn個のプ
ロセッサモジュールを含み、原稿の複数の所定ゾーンか
ら得られるデータが1つのプロセッサモジュールに送ら
れ、ビットマップメモリの一部に記憶され、かつゾーン
毎に処理される、原稿のライン状光電走査によって得ら
れるデータを処理するイメージ処理手段に係わる。
上記のような方法及び装置は、電子卓上出版システム
からのデータ、または原稿をCCDアレイによって電気的
に走査するスキャナからのデータを処理するのに用いら
れる。得られたデータはイメージ処理手段で処理され、
その後印刷システム、例えばLEDまたはレーザプリンタ
に送られる。イメージ処理を高速で行なうべく、走査信
号(もしくはデータ)は並列接続された複数のプロセッ
サモジュールに送られ、これらのプロセッサモジュール
はデータを記憶するローカルビットアップメモリを各々
具備し、従って受け取ったデータに、例えばディザ処
理、フーリエ変換、回転など幾つかの演算を実施し得
る。それらの演算後、ビットマップメモリからデータが
読み出され、プリンタに送られる。
ローカルビットマップメモリは、各々が原稿の1つの
縦長ストリップ状領域(vertical strip)から得られる
データを記憶するように構成されている。即ち、並列接
続された複数のプロセッサモジュールは原稿のイメージ
全体を並行処理し得る。このような構成の一例が、オラ
ンダ特許出願第8801116号に開示されている。
個々のプロセッサモジュールが原稿の一定の縦長スト
リップ状領域からのデータを処理するので、スケルトン
の生成のごときデータ感光処理(data−sensitive oper
ations)の場合、並列接続されたプロセッサモジュール
が総て等しい負荷を受けるとはかぎらない。原稿両側部
の、普通たいして情報が存在しない縦長ストリップ状領
域からのデータを処理するプロセッサモジュールは、原
稿中央の縦長ストリップ状領域からのデータを処理する
プロセッサモジュールより迅速にタスクを実行する。プ
ロセッサモジュール同士の負荷が均一でないことによっ
て、原稿のイメージ処理に掛かる時間の最適化が阻まれ
る。
本発明は、上記その他の欠点を回避することを目的と
する。
この目的は本発明により、冒頭に述べたような方法で
あって、データを、原稿全体を区分して設定した、n個
の正の整数k倍のn・k個の行及びn・k個の列を成す
ゾーンに従って複数のデータグループに分け、n・k個
のゾーンから成る第1のゾーン行に対応する第1のデー
タグループ行のデータをn個のプロセッサモジュールに
第1の順序で供給し、n・k個のゾーンから成る次のゾ
ーン行に対応する次のデータグループ行のデータをn個
のプロセッサモジュールに第2の順序で、この行のデー
タグループが第1の行のデータグループの配列から1グ
ループ分ずれるように供給することを含む方法と、冒頭
に述べたようなイメージ処理手段であって、データが、
原稿全体を区分して設定された、n個の正の整数k倍の
n・k個の行及びn・k個の列を成すゾーンに従って複
数のデータグループに分けられ、n・k個のゾーンから
成る第1のゾーン行に対応する第1のデータグループ行
のデータはn個のプロセッサモジュールに第1の順序で
供給され、n・k個のゾーンから成る次のゾーン行に対
応する次のデータグループ行のデータはn個のプロセッ
サモジュールに第2の順序で、この行のデータグループ
が第1の行のデータグループの配列から1グループ分ず
れるように供給される手段とによって達成される。
本発明によれば、各プロセッサモジュールは原稿の、
実質的に斜め(diagonal)に伸長する1つ以上のストリ
ップ状領域をイメージ処理し、従って処理演算の際はい
ずれのプロセッサモジュールも等しい負荷を受け、その
結果最短の処理時間が実現される。
本発明の上記その他の利点を、添付図面を参照しつつ
以下に詳述する。
第1図に、原稿をCCDアレイによって公知のように光
電的にライン状の走査するスキャナ10を概略的に示す。
A4判原稿を、1mm当たりのイメージドット数が約20であ
る解像度で走査するべく、CCDアレイは約4000の感光素
子を含む。原稿上の各イメージドット(画素)は、当該
イメージドットのグレースケール値に対応するアナログ
信号に変換される。このアナログ信号はAD変換器によっ
て当該画素に関する8ビットデジタル信号に変換され、
このことは256のグレースケール値が再現され得ること
を意味する。得られたデジタル信号(データ)は複数の
並列ラインを介して、参照符号11、12及び13で示したイ
メージ処理手段の分配手段11に送られ、処理装置12の複
数のプロセッサモジュールに後述のように分配される。
処理装置12においてデータはまず、プロセッサモジュー
ルに関連するローカルビットマップメモリに記憶され
る。その後、記憶されたデータにプロセッサモジュール
が、しきい値関数計算、ディザ処理、畳み込み、ヒスト
グラム化、ヒストグラム領域からの特性抽出、フーリエ
変換、フーリエ領域からの特性抽出、拡大、縮小、90゜
回転などの公知演算を1つ以上実施する。
こうして処理されたデータは、一旦ローカルビットマ
ップメモリに戻された後第2の分配手段13を介してプリ
ンタ14に送られ、その際手段13においてデータは正しい
順序に配列し直される。
プリンタがレーザプリンタである場合は直列のデータ
フローが必要であり、一方例えばLEDプリンタの場合は
並列のデータフローが必要とされる。
先行技術から公知であるイメージ処理方法を、第2図
を参照しつつ説明する。幾つかの、即ち例えば4つのプ
ロセッサモジュール15〜18が分配手段19と接続されてい
る。原稿26が矢印27の方向へ送られてCCDアレイ20を通
過することにより、この原稿26のイメージデータが読み
込まれる。得られたアナログ信号はAD変換器28によって
デジタルイメージデータに変換され、バス21を介して分
配手段19に送られる。分配手段19はイメージデータを、
原稿26のゾーン22からのデータがプロセッサモジュール
15に送られてローカルビットマップメモリ29に記憶さ
れ、ゾーン23からのデータはモジュール16へ送られてロ
ーカルビットマップメモリ30に記憶され、ゾーン24及び
25からのデータはモジュール17及び18にそれぞれ送られ
てローカルビットマップメモリ31及び32にそれぞれ記憶
されるように分配する。
プロセッサモジュール15はローカルビットマップメモ
リ29からデータを読み出して処理し、同時に他のプロセ
ッサモジュール16、17、18もそれぞれのローカルビット
マップメモリ30、31、32からデータを読み出して同じ処
理を施す。処理されたデータはローカルビットマップメ
モリに戻される。
幾つかの処理演算では、特定のプロセッサモジュール
に他のプロセッサモジュールのローカルビットマップメ
モリから読み出されたデータも送られなければならな
い。このようなデータ交換は通信チャネル33を介して行
なわれる。
上述の方法は、先に述べた欠点を有する。原稿26の縁
部ゾーン22及び25からのデータの処理に用いられるプロ
セッサモジュール15及び18はしばしば上記のような処理
演算をプロセッサモジュール16及び17よりはるかに迅速
に行ない、このように負荷が不釣り合いであることから
原稿26全体のデータの処理に比較的長い時間が掛かって
しまう。
ローカルビットマップメモリ29〜32に記憶された処理
済みのデータは、プロセッサモジュール15〜18と第2の
分配手段(図示せず)とを介してプリンタ(図示せず)
に送られる。
本発明による方法及びイメージ処理手段を、第3図を
参照しつつ説明する。
4つのプロセッサモジュール15〜18は分配手段19と接
続されており、矢印27の方向へ移動する原稿26がCCDア
レイ20を通過することによって読み込まれるこの原稿26
のイメージデータは、AD変換器28及びバス21を介して分
配手段19に送られる。分配手段19は受け取ったデータ
を、第1のゾーン行51のゾーン35から得られたデータグ
ループはプロセッサモジュール15に送られ、ゾーン36か
ら得られたデータグループはモジュール16に送られ、ゾ
ーン37から得られたデータグループはモジュール17に送
られ、ゾーン38から得られたデータグループはモジュー
ル18に送られるように分配する。第2のゾーン行52から
得られたデータは分配手段19によって、ゾーン39からの
データグループがプロセッサモジュール18に送られ、ゾ
ーン40からのデータグループがモジュール15に送られ、
ゾーン41からのデータグループがモジュール16に送ら
れ、ゾーン42からのデータグループがモジュール17に送
られるように分配される。
第3のゾーン行53から得られたデータは分配手段19に
よって、ゾーン43、44、45及び46からのデータグループ
がプロセッサモジュール17、18、15及び16にそれぞれ送
られるように分配される。第4のゾーン行54から得られ
たデータは分配手段19によって、ゾーン47、48、49及び
50からのデータグループがプロセッサモジュール16、1
7、18及び15にそれぞれ送られるように分配される。
このようにして、プロセッサモジュール15は、原稿26
の対角線上に並んだゾーン35、40、45及び50から得られ
るデータグループを受け取る。プロセッサモジュール16
はゾーン36、41、46及び47から得られるデータグループ
を受け取り、以下同様である。プロセッサモジュールが
4つである場合、原稿全体が4つの行51〜54及び4つの
列55〜58を成すゾーンに区分され、これらのゾーンに対
応してデータは16のデータグループに分けられる。4つ
のゾーン35、36、37及び38から成る第1のゾーン行51か
ら得られる、第1のデータグループ行を構成するデータ
は4つのプロセッサモジュール15〜18に第1の順序(1
5、16、17、18の順)で送られる。ゾーン39、40、41及
び42から成る次のゾーン行52から得られる、次のデータ
グループ行を構成するデータは4つのプロセッサモジュ
ール15〜18に第2の順序(18、15、16、17の順)で付与
される。即ち、この行のデータグループは4つのプロセ
ッサモジュール15〜18に、第1のゾーン行51に対応する
第1の行のデータグループの配列から1グループ分ずれ
て送られる。
第3図、第4図、第6図、第7図及び第9図におい
て、原稿の、そのイメージデータが同じプロセッサモジ
ュールに送られるゾーンを同様のハッチングで示す。原
稿のデータを“斜め(diagonal)”に分配すると、各プ
ロセッサモジュールの処理時間が実質的に等しくなると
いう効果が得られる。行の順序は、例えば行52及び53の
順序を逆にするなど、上述とは別にすることも可能であ
ることが留意されるべきである。
第4図に示した原稿26は、第3図の例での走査方法に
対応する方法で走査される。この例でも、データは4つ
のプロセッサモジュールに分配される。原稿26は図形的
に、4×2の行及び4×2の列を成す8×8のゾーンに
区分される。各ゾーンに施したハッチングは、当該ゾー
ンに対応するデータグループを処理する関連プロセッサ
モジュールがいずれであるかを(第3図に従って)示
す。即ち、第1の行のゾーン101及び103のデータはプロ
セッサモジュール15によって処理され、ゾーン102及び1
04からのデータはプロセッサモジュール16によって処理
され、以下同様である。この例においても各プロセッサ
モジュールは、原稿上に斜めに並ぶゾーンに対応する複
数のデータグループを処理する。
通常、プロセッサモジュールの数がnである場合、原
稿から得られるデータはn・k込の行及びn・k込の列
を成すゾーンに従ってグループ分けされ、その際kは任
意の正の整数であり得る。第3図の場合kは1であり、
第4図ではkは2である。第4図に示したようにデータ
を分配すると、複数のプロセッサモジュールによる処理
演算の分担が更に均等となり、個々のプロセッサモジュ
ールの処理時間はkの値が大きいほどより大幅に接近し
合う。
第9図に、分配受段19を概略的に示す。スキャナから
のデジタルイメージデータは、バス21を介して分配手段
19に送られる。分配手段19はリンクインタフェース11
0、111〜114、115と、スイッチング手段116と、制御ユ
ニット117とを含む。1つのイメージラインが4000個の
イメージドットから成るとすると、最初の1000個のイメ
ージドットのデータがマルチプレスサ110によって先入
れ先出し式シフトレジスタ(FIFO)111に送られる。同
様に、次の1001番目から2000番目までのイメージドット
のデータはFIFO112に、2001番目から3000番目までのイ
メージドットのデータはFIFO113に、3001番目から4000
番目までのイメージドットのデータはFIFO114に送られ
る。4つの並列リンクを有するトランスプッタ115によ
り、FIFO111に記憶されたデータが読み出されてスイッ
チング手段116の入力I1に送られ、同様にFIFO112内のデ
ータは入力I2に、FIFO113内のデータは入力I3に、FIFO1
14内のデータは入力I4に送られる。スイッチング手段11
6は、4つの入力I1〜I4と4つの出力O1〜O4とを有す
る。出力O1〜O4はプロセッサモジュール15〜18にそれぞ
れ接続されている。
スイッチング手段116では最初、入力I1が出力O1に、I
2がO2に、I3がO3に、I4がO4に接続される。こうして、
走査された1番目のイメージラインのデータが4つのプ
ロセッサモジュールに分配される。原稿のイメージが60
00個のイメージラインから成るとすると、始めの1500個
のイメージラインのデータがプロセッサモジュールに付
与され終わったところでスイッチング手段116は、制御
ライン118を介してスキャナと接続された制御ユニット1
17により第2の状態に切り替えられる。第2の状態で
は、入力I2が出力O1に、I3がO2に、I4がO3に、I1がO4
接続される。こうして、1501番目から3000番目までのイ
メージラインのデータがプロセッサモジュール15〜18に
第2の順序で送られる。イメージラインが3001番目にな
ると、制御ユニット117はスイッチング手段116を第3の
状態に切り替え、この状態では入力I3が出力O1に、I4
O2に、I1がO3に、I2がO4に接続される。4501番目のイメ
ージラインからは、制御ユニット117はスイッチング手
段116を第4の状態に切り替え、この状態では入力I4
出力O1に、I1がO2に、I2がO3に、I3がO4に接続される。
制御ユニット117は制御信号を、マルチプレクサ110、
トランスプッタ115及びスイッチング手段116に送る。制
御ライン118はスキャナと接続されており、このライン1
18を介して新たなイメージラインの走査の度にスイッチ
ング手段116内のプログラマブルカウンタにパルスが送
られ、それによってデータが本発明の方法により複数の
プロセッサモジュールに適正時点に分配されることが可
能となる。
スイッチング手段116としては、Inmos社製のクロスバ
スイッチIMS C 004が適当である。
制御ユニット117は、スイッチング手段116及びマルチ
プレクサ110の様々なスイッチング時間を図示しないキ
ーボードから入力され得る入力データに基づいて計算す
るプログラムを有する。スイッチング時間はプロセッサ
モジュールの数と、スキャナの解像度と、走査されるべ
き原稿の幅及び長さと、原稿の必要なゾーン区分とに従
属する。データグループをどのプロセッサモジュールに
分配するか選択可能であるので、相前後する異なる行の
データグループ同士のずれも選択され得る。
原稿を第4図に示したように区分した場合、マルチプ
レクサ110のスイッチング時間は4000/8=500画素の走査
時間に相当し、スイッチング手段116のスイッチング時
間は6000/8=750イメージラインの走査時間に相当す
る。即ち、1番目のイメージラインの場合FIFO111には
ゾーン101及び103(第4図)から得られたデータが記憶
され、その後スイッチング手段116がFIFO111の内容をプ
ロセッサモジュール15に転送する。
分配手段19の別の例では、バス21が直接FIFO111〜114
に接続される。その場合バス21はVMEバスシステムであ
り、このバスシステムを介して制御ユニット117からFIF
O111〜114にコマンドが送られ、それによってFIFO111〜
114は適正時点にイネーブルとされ、各FIFOは当該FIFO
に送られるべきデータのみを受け取る。
既に述べたように、特定ゾーンから得られたデータに
処理演算を実施するのに、当該ゾーンに隣接する幾つか
のゾーン内のイメージドットのデータも必要である。即
ち、プロセッサモジュール16(第3図)はゾーン41から
のデータを処理するために、ゾーン36、37、38、40、4
2、44、45及び46からのデータも必要とする。ゾーン36
及び46からのデータは既にプロセッサモジュール16内に
存在するので、ゾーン40及び45からのデータについてプ
ロセッサモジュール15との間で、ゾーン37及び42からの
データについてプロセッサモジュール17との間で、また
ゾーン38及び44からのデータについてプロセッサモジュ
ール18との間でデータ交換が行なわれることになる。
プロセッサモジュールがより多数(例えば7つ)であ
る場合も、各プロセッサモジュールは当該モジュールと
直接隣り合ったプロセッサモジュール、及びそれらのプ
ロセッサモジュールに直接隣接するプロセッサモジュー
ルと、従って全部で4つの隣り合うプロセッサモジュー
ルと通信することがなお必要である。
第5図に、本発明によるイメージ処理手段の一部を概
略的に示す。プロセッサモジュール60〜66は各々、Inmo
s Limitedのヨーロッパ特許出願第0 141 660号に開示さ
れたプロセッサ(トランスプッタ)を少なくとも1つ含
む。各トランスプッタはRAMを伴ったプロセッサと、外
部との通信用である複数の直列通信接続部とを含む。ト
ランスプッタ80(第8図)はROM85を具備したCPU86を含
み、このCPU86は内部バスシステム84を介して外部メモ
リインタフェース90、内部ランダムアクセスメモリ88及
び内部リードオンリメモリ89、並びに幾つかの、即ち例
えば4つの直列通信接続部81と接続されている。トラン
スプッタ80はまた、同期回路87を含む。記憶容量は全部
で少なくとも4Kバイト有り、CPU86は外部メモリ無しで
機能し得る。外部メモリインタフェース90は、複数の接
続部91を介してページビットマップシステムの一部と接
続されている。トランスプッタは、直列通信接続部81を
介してトランスプッタ同士接続されてネットワークを構
成し得る。各直列通信接続部81は入力ライン82及び出力
ライン83を有し、これらのライン82、83は共に先に述べ
た通信チャネルの一部を成す。このようなトランスプッ
タの機能は、上記ヨーロッパ特許出願第0 141 660号に
開示されている。
プロセッサモジュール60〜66(第5図)は弦状のリン
グ構造で相互接続されている。例えば、プロセッサモジ
ュール63は該モジュール63と直接隣り合ったプロセッサ
モジュール62及び64と接続され、かつプロセッサモジュ
ール62及び64に隣接するプロセッサモジュール61及び65
とも接続されている。プロセッサモジュール60〜66は各
々、(分配手段を介して)スキャナと接続された入力接
続部67と、(第2の分配手段を介して)プリンタに接続
された出力接続部68とを含む。
第6図に概略的に示したように、プロセッサモジュー
ル間の通信は本発明による方法及びイメージ処理手段に
よって更に限定することが可能である。この例でも4つ
のプロセッサモジュールが用いられ、図中ハッチングが
第3図の場合と同じプロセッサモジュールを示してい
る。原稿26は(仮に)、4×2の列及び4×2の行(k
=2)を成す8×8のゾーンに区分されている。プロセ
ッサモジュール15はゾーン55及び56からのデータを処理
し、プロセッサモジュール16はゾーン57及び58からのデ
ータを処理し、以下同様である。ゾーン60からのデータ
はプロセッサモジュール15によって処理されるが、その
際にはゾーン56、57、58、59、61、62、63及び64からの
データも必要である。ゾーン56、59、63及び64からのデ
ータは既にモジュール15内に存在する。従ってプロセッ
サモジュール15は、ゾーン57、58及び61からのデータに
関してプロセッサモジュール16と、またゾーン62からの
データに関してプロセッサモジュール18と通信しさえす
ればよく、即ち該モジュール15と直接隣り合う2つのプ
ロセッサモジュールとの通信しか必要でない。
第7図では、原稿26は16×16のゾーン(k=4)に区
分されており、プロセッサモジュール15はゾーン70、7
1、72及び73からのデータを処理し、以下同様である。
この例でも、ゾーン行に対応するデータグループ行のデ
ータグループ配列は常に1つ前の行のデータグループ配
列から1グループ分ずれており、従ってデータは異なる
プロセッサモジュール間に“斜め”に分配される。
本発明はここに説明した例に限定されない。例えば、
複数のローカルビットマップメモリは1つの、原稿全体
のデータを記憶し得る大型のビットマップメモリによっ
て置き換えることができ、各プロセッサモジュールはこ
の大型ビットマップメモリの、当該モジュールによって
イメージ処理されるべきゾーンに対応する特定の記憶場
所にアクセスする。
分配手段はハイドウェアであってもよいが、その機能
を幾つかのマイクロプロセッサか、またはプロセッサモ
ジュール自身が果たすことも可能であり、適当かつ単純
なソフトウェアにより必要なデータ分配が実現される。
プロセッサモジュールは、個々のイメージ処理機能毎に
別のプロセッサ(トランスプッタ)が用いられ得るよう
に設計され得る。
ここに説明したイメージ処理手段、及び該手段から当
業者が思い付くようなイメージ処理受段は総て本発明の
範囲内である。
【図面の簡単な説明】
第1図はイメージ処理手段を具備したスキャナプリンタ
を示す説明図、第2図は先行技術によるイメージ処理方
法の説明図、第3図は本発明による方法及び手段の説明
図、第4図は本発明による方法及び手段の第2の説明
図、第5図は本発明によるイメージ処理手段の一部を示
す説明図、第6図は本発明による方法及び手段の第3の
説明図、第7図は本発明による方法及び手段の第4の説
明図、第8図はパラレルプロセッサを示す説明図、第9
図は分配手段を示す説明図である。 15〜18……プロセッサモジュール、35〜50……ゾーン、
26……原稿、29〜32……ローカルビットマップメモリ、
51〜54……ゾーン行、55〜58……ゾーン列。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿の複数の所定ゾーンから得られるデー
    タを1つのプロセッサモジュールに付与し、かつゾーン
    毎に処理する、n個のプロセッサモジュールを含むイメ
    ージ処理手段において原稿からのデータを処理する方法
    であって、データを、原稿全体を区分して設定した、n
    個の正の整数k倍のn・k個の行及びn・k個の列を成
    すゾーンに従って複数のデータグループに分け、n・k
    個のゾーンから成る第1のゾーン行に対応する第1のデ
    ータグループ行のデータをn個のプロセッサモジュール
    に第1の順序で供給し、n・k個のゾーンから成る次の
    ゾーン行に対応する次のデータグループ行のデータをn
    個のプロセッサモジュールに第2の順序で、この行のデ
    ータグループが第1の行のデータグループの配列から1
    グループ分ずれるように供給することを特徴とするイメ
    ージデータ処理方法。
  2. 【請求項2】1つのビットマップメモリと各々接続され
    たn個のプロセッサモジュールを含み、原稿の複数の所
    定ゾーンから得られるデータが1つのプロセッサジュー
    ルに送られ、ビットマップメモリの一部に記憶され、か
    つゾーン毎に処理される、原稿のライン状の光電走査に
    よって得られるデータを処理するイメージ処理手段であ
    って、データが、原稿全体を区分して設定された、n個
    の正の整数k倍のn・k個の行及びn・k個の列を成す
    ゾーンに従って複数のデータグループに分けられ、n・
    k個のゾーンから成る第1のゾーン行に対応する第1の
    データグループ行のデータはn個のプロセッサモジュー
    ルに第1の順序で供給され、n・k個のゾーンから成る
    次のゾーン行に対応する次のデータグループ行のデータ
    はn個のプロセッサモジュールに第2の順序で、この行
    のデータグループが第1の行のデータグループの配列か
    ら1グループ分ずれるように供給されることを特徴とす
    るイメージ処理手段。
  3. 【請求項3】分配するべきデータが送り込まれる分配手
    段を含むことを特徴とする請求項2に記載の手段。
  4. 【請求項4】分配手段がリンクインタフェースと、スイ
    ッチング手段と、制御ユニットとを含むことを特徴とす
    る請求項3に記載の手段。
  5. 【請求項5】制御ユニットがスイッチング手段及びマル
    チプレクサのスイッチング時間を入力データに基づいて
    規定するプログラムを有することを特徴とする請求項4
    に記載の手段。
  6. 【請求項6】各プロセッサモジュールは複数の通信接続
    部を具備しており、プロセッサモジュールが少なくとも
    1つのトランスプッタを含み、かつ他のプロセッサモジ
    ュールとリング構造で接続されていることを特徴とする
    請求項2に記載の手段。
  7. 【請求項7】各プロセッサモジュールがローカルビット
    マップメモリを含むことを特徴とする請求項2に記載の
    手段。
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