JP2837106B2 - 複合ビデオ信号と共にディジタル情報を送信するシステム及びディジタル信号受信器 - Google Patents

複合ビデオ信号と共にディジタル情報を送信するシステム及びディジタル信号受信器

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JP2837106B2
JP2837106B2 JP6340004A JP34000494A JP2837106B2 JP 2837106 B2 JP2837106 B2 JP 2837106B2 JP 6340004 A JP6340004 A JP 6340004A JP 34000494 A JP34000494 A JP 34000494A JP 2837106 B2 JP2837106 B2 JP 2837106B2
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  • Television Systems (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル信号をアナ
ログテレビ信号に埋め込む送信器と、アナログテレビ信
号に埋め込まれたディジタル信号を再生する受信器に関
する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル情報を符号化する比較的小さ
な信号(例えば、3から5IRE)は、そのディジタル
信号のフォーマットに適切な制限が与えられる場合、複
合ビデオ信号から生成されたテレビ画像に於て無視でき
ない程明らかになることなく、複合ビデオ信号に混合さ
れることが可能である。これは、A.L.R.Limberg, C.B.P
atel及びT.Liuによって、「ディジタル信号が埋め込ま
れた変更されたNTSCテレビ信号を処理する装置」な
る名称の1993年8月20日に出願された米国特許出願第08/
108,311号において指摘されており、ここに参照のため
挙げる。Limberg他は、0.5走査線周波数の奇数倍である
周波数を有する副搬送波の位相偏移キード(PSK)変
調を記述している。位相偏移キーイングは、1ライン周
波数の倍数であるシンボルレートで供給される直列ビッ
トディジタルデータに対応して行われる。Limberg他
は、NTSCテレビ信号の連続フレームの連続するペア
に逆位相である変調された副搬送波のフレームを反復す
ることを指向している。人間の視覚システムの応答スピ
ードの限界及び受像管発光体のエレクトロルミネッセン
スの衰微により生ずる平均化効果によって、フレームペ
アでのデータのそのような反復は、スクリーンでの目視
用に複合ビデオ信号から生成される画像に於て、NTS
Cテレビ信号から検出される複合ビデオ信号を伴うPS
K副搬送波をより目立たなくする。フレームペアでのデ
ータのそのような反復はまた、連続テレビ画像の静止部
分に対応する複合ビデオ信号の輝度部分からPSK副搬
送波を分離するために、ディジタル信号受信器において
フレーム櫛形フィルタリングを用いることの根拠をな
す。
【0003】Limberg他は、NTSCテレビ信号の隣接
する走査線の隣接するペアに於て逆位相であるディジタ
ルデータ変調を反復することもまた指向し、複合ビデオ
信号の色部分からPSK副搬送波を分離するディジタル
信号受信器に於てライン櫛形フィルタリングを用いる根
拠を与える。
【0004】Limberg他は、VSB−AM画像搬送波の
周波数に同一周波数であるがそれと直交位相の関係にあ
り、ディジタルデータと共に変調された抑圧側波帯を送
信するために用いられる、直交位相抑圧残留側波帯振幅
変調(VSB−AM)搬送波について説明する。Limber
g他が指向する変調方法は、PSK搬送波の2進位相偏
移キーイングであり、その単側波帯は0.5走査線周波数
の小さな奇数倍の周波数である抑圧副搬送波の上側側波
帯を形成するための周波数領域での移動に対して選択さ
れる。Limberg他によって説明されるディジタル信号受
信器の各々に於て、直交位相VSB−AM搬送波の同期
検出は、0.75MHz周波数にまで延びるベースバンドに
於て複合ビデオ信号エネルギーを実質的に伴うことな
く、ディジタル搬送波を再生する。0.75MHz以上で、
VSB−AMビデオ搬送波は、両側側波帯振幅変調(D
SB−AM)搬送波から、単側波帯振幅変調(SSB−
AM)に遷移する。複合ビデオ信号は、1.25MHzまで
徐々に増大する効率で検出され、その周波数に於て、残
留側波帯のロールオフは完全である。同一の0.75から1.
25MHzの周波数範囲にわたって、ディジタル副搬送波
が検出される効率は、0.75MHz以下でその半分の値に
減少する。直交位相VSB−AMビデオ搬送波を検出す
る同期ビデオ検出器は、中間周波数(IF)増幅器が残
留側波帯をパスする場合、直流成分や同期パルスを含ま
ないNTSC複合ビデオ信号の残余とPSK副搬送波に
対する応答を生成する。これは直交位相VSB−AMビ
デオ搬送波に対する応答に対する同期ビデオ信号応答の
ダイナミックレンジを減少し、量子化効果によって低レ
ベルのPSK副搬送波を失うことなく応答を離散化する
問題を簡単にする。
【0005】Limberg他は、直交位相VSB−AMビデ
オ搬送波に対する同期ビデオ検出器の後にローパスライ
ン櫛形フィルタとハイパスフレーム櫛形フィルタの直列
結合が続くディジタル信号受信器を示している。ローパ
スライン櫛形フィルタは、0.5走査線周波数の奇数倍で
ある周波数を有するPSK副搬送波の周波数スペクトラ
ムを、NTSC信号の周波数スペクトラムの色信号部分
から分離するためであり、特に、適切に前処理フィルタ
リングされたNTSC信号を対象とする。ハイパスフレ
ーム櫛形フィルタは 0.5走査線周波数の奇数倍である周
波数を有するPSK副搬送波の周波数スペクトラムを、
NTSC信号の周波数スペクトラムの動きのない色信号
部分から分離するためである。Limberg他は、直列接続
されたハイパス櫛形フィルタの応答に於けるNTSC信
号の残余スペクトラムは、PSK信号を伴う妨害信号の
周波数スペクトラムとして考えることができることを示
唆する。従って、直列接続されたハイパス櫛形フィルタ
の応答に於けるNTSC信号の残余スペクトラムは、同
期シンボル検出によって弁別されることができる。
【0006】2つの異なるタイプのパーシャルレスポン
スフィルタが、本明細書と図面に説明される本発明に関
して関係があるものである。それらのフィルタとして使
用されるディジタル遅延線は、一般的に、読み出し及び
上書きするモードで動作するよう配置されたランダムア
クセスメモリ(RAM)を使用することで構成され、こ
のメモリは、1-Hディジタル遅延線の場合には1ライン
あたりのサンプル数を計数し、1-Fディジタル遅延線の
場合には1フレームあたりのサンプル数を計数するアド
レスカウンタによってアドレスされる。
【0007】特に関連のあるパーシャルレスポンスフィ
ルタの第1のタイプは本明細書に於て、「ライン櫛形」
パーシャルレスポンスフィルタと呼ばれる。このフィル
タは一つ以上のセクションから構成され、各々のセクシ
ョンは、パーシャルレスポンスフィルタリングへの直列
ビットデータを受信する第1の入力と、セクション応答
が取り出される出力とを有する2入力排他的OR(XO
R)ゲートを含む。各々のセクションは、セクション応
答を、NTSCテレビ信号に於ける1水平走査線期間で
ある1-Hだけ遅延されたものとして、そのセクションの
排他的ORゲートへの第2の入力として与える1-Hディ
ジタル遅延線を含む。より特定的には「プリライン櫛
形」パーシャルレスポンスフィルタとして言及される
「ライン櫛形」パーシャルレスポンスフィルタが、ライ
ン櫛形フィルタに先行し、より特定的には「ポストライ
ン櫛形」パーシャルレスポンスフィルタと言われる「ラ
イン櫛形」パーシャルレスポンスフィルタが、ライン櫛
形フィルタに後続して、ここに説明される発明に関して
特に関係するものである。
【0008】特に関係のあるパーシャルレスポンスフィ
ルタの第2のタイプは本明細書に於て、「フレーム櫛
形」パーシャルレスポンスフィルタと呼ばれる。このフ
ィルタは一つ以上のセクションから構成され、各々のセ
クションは、パーシャルレスポンスフィルタリングへの
直列ビットデータを受信する第1の入力と、セクション
応答が取り出される出力とを有する2入力排他的OR
(XOR)ゲートを含む。各々のセクションは、セクシ
ョン応答を、NTSCテレビ信号に於ける1フレーム期
間である1-Fだけ遅延されたものとして、そのセクショ
ンの排他的ORゲートへの第2の入力として与える1-F
ディジタル遅延線を含む。より特定的には「プリフレー
ム櫛形」パーシャルレスポンスフィルタと言われる「フ
レーム櫛形」パーシャルレスポンスフィルタが、フレー
ム櫛形フィルタに先行し、より特定的には「ポストフレ
ーム櫛形」パーシャルレスポンスフィルタと言われる
「フレーム櫛形」パーシャルレスポンスフィルタが、フ
レーム櫛形フィルタに後続して、ここに説明される発明
に関して特に関係するものである。
【0009】J.Yangは、彼の「直交位相ビデオ搬送波に
ディジタル信号を有するNTSCTV信号を処理する装
置」なる名称の1993年10月26日に出願された米国特許出
願第08/141,070号に於て、ビデオ搬送波と同一周波数で
直交位相関係にある抑圧搬送波の2進位相偏移キーイン
グ(BPSK)変調を説明しており、ここに参考として
挙げる。Yangは、Limberg他が行ったように、NTSC
テレビ信号の連続フレームの連続ペアに逆位相であるB
PSKのフレームを反復することを提案する。Yangは、
約2MHzのバンド幅に制限されるBPSK信号によっ
て、櫛形フィルタリングを用いることなく輝度から色を
分離するTV受信器に於ける色のクロストークを避ける
ことを提案する。Yangは、バランス振幅変調器用のアナ
ログ変調信号にディジタルからアナログ変換を行う前
に、プリライン櫛形パーシャルレスポンスフィルタに、
送信されるデータを通すことが好ましいと指摘する。こ
れは、複合ビデオ信号の輝度部分からPSK副搬送波を
分離するために、ディジタル信号受信器に於てライン櫛
形フィルタリングがなされるときに、そこに含まれる情
報を保存するために行われる。ディジタル信号受信器に
於けるライン櫛形フィルタリングは、ライン櫛形フィル
タリングがビデオ信号の1水平走査線の期間だけ別々に
遅延された信号を線形結合する2タップのタイプである
場合、パーシャルレスポンスフィルタリングされた2進
ディジタル信号を3値ディジタル信号に変換する。ディ
ジタル信号受信器に於けるライン櫛形フィルタリング
は、ライン櫛形フィルタリングがビデオ信号の1水平走
査線の期間及びビデオ信号の2水平走査線の期間別々に
遅延された信号を線形結合する3タップのタイプである
場合、パーシャルレスポンスフィルタリングされた2進
ディジタル信号を5値ディジタル信号に変換する。従っ
て、複数レベルシンボル決定回路が、櫛形フィルタリン
グ応答からBPSKによって送信されたビットシリアル
ディジタルデータを再生するために必要となる。
【0010】J.Yang及びA.L.R.Limbergによる「TV信
号に埋め込まれたBPSKの"プリフレーム櫛形"及び"
プリライン櫛形"パーシャルレスポンスフィルタリン
グ」なる名称の現在出願中の米国特許出願は、ディジタ
ル信号送信器に使用されるプレライン櫛形パーシャルレ
スポンスフィルタ同様に、プリフレーム櫛形パーシャル
レスポンスフィルタを説明する。ディジタル信号受信器
に於けるライン櫛形フィルタリングは、ライン櫛形フィ
ルタリングがビデオ信号の1水平走査線の期間だけ別々
に遅延された信号を線形結合する2タップのタイプであ
る場合、パーシャルレスポンスフィルタリングされた2
進ディジタル信号を5値ディジタル信号に変換する。デ
ィジタル信号受信器に於けるライン櫛形フィルタリング
は、ライン櫛形フィルタリングがビデオ信号の1水平走
査線の期間及びビデオ信号の2水平走査線の期間別々に
遅延された信号を線形結合する3タップのタイプである
場合、パーシャルレスポンスフィルタリングされた2進
ディジタル信号を9値ディジタル信号に変換する。
【0011】「TV信号内のディジタル信号のオーバー
サンプリングアナログ−ディジタル変換を行う受信器」
なる名称の1993年10月26日に出願された米国特許出願第
08/141,071号に於て、Yangのシステムに対する受信器が
T.V.Bolgerによって説明されており、ここに参考として
挙げる。それらの受信器は、オーバーサンプリングアナ
ログ−ディジタル変換器を用いて直交位相ビデオ検出器
の応答を離散化する。離散化された直交位相ビデオ検出
器応答は、残余複合ビデオ信号を抑圧するためにディジ
タルフレーム櫛形及びライン櫛形フィルタリングに適用
され、ここで、櫛形フィルタリング応答は、BPSKに
よって送信されるビットシリアルディジタルデータを再
生するために複数レベルシンボル決定回路に供給され、
ビットシリアルディジタルデータは、データに含まれる
フォワードエラー補正符号を用いてデータに含まれるデ
ィジタル情報を補正する復号化器に供給される。
【0012】「TV信号に埋め込まれたディジタル信号
のシグマ−デルタ、アナログ−ディジタル変換を行う受
信器」なる名称の現在出願中の米国特出願許に於て、Ya
ngのシステムに対する受信器がJ.Yang、T.V.Bolger、A.
L.R.Limbergによって説明されており、ここに参考とし
て挙げる。それらの受信器は、シグマ−デルタタイプの
オーバーサンプリングアナログ−ディジタル変換器を用
いて直交位相ビデオ検出器の応答を離散化する。好まし
くは、基本的複数ビット解像度フラッシュ変換器のビッ
ト解像度は、シグマ−ガンマ手順を使用することによっ
て改良されることができ、この手順に於て、基本的複数
ビット解像度ADC出力信号のただ1ビットのみが各オ
ーバーサンプリング段階の間にフィードバックの目的の
ためにアナログ信号に変換される。これはT.C.Leslie及
びB.Singhによる論文「改善されたシグマ−デルタ変調
器アーキテクチャー」(1990 IEEE SYMPOSIUM ON CIRCU
ITS & SYSTEMS, 90 CH 2868-8900000-0372, pp.372-37
5)に説明されており、ここに参考として挙げる。離散
化された直交位相ビデオ検出器応答は、残余複合ビデオ
信号を抑圧するためにディジタルフレーム櫛形及びライ
ン櫛形フィルタリングに適用され、ここで、櫛形フィル
タリング応答は、BPSKによって送信されるビットシ
リアルディジタルデータを回復するために複数レベルシ
ンボル決定回路に供給され、ビットシリアルディジタル
データは、データに含まれるフォワードエラー補正符号
を用いてデータに含まれるディジタル情報を補正する復
号化器に供給される。
【0013】A.L.R.Limberg他、J.Yang、T.V.Bolger、
J.Yang及びA.L.R.Limberg、更にT.V.Bolger他によっ
て、各々の特許出願に説明される説明は、ここに説明さ
れるもの同様、雇用範囲内でなされた発明の譲渡に関す
る既存の雇用契約に従って、三星電子株式会社に譲渡さ
れる。それらの特許出願に於ては、2進位相偏移キーイ
ング信号を生成するために使用されるビットシリアルデ
ータが送信器に於て処理されるので、データに伴い妨害
信号として働く傾向がある複合ビデオ信号を抑圧するデ
ィジタル信号受信器に於て実行される櫛形フィルタリン
グ処理によって、データは破壊されない。結合されたN
TSCテレビジョンとBPSK送信器の動作に関して、
2進位相偏移キーイング信号を生成するために使用され
るビットシリアルデータのパーシャルレスポンスフィル
タリングは、出願番号第08/108,311号を除き、上記米国
特許出願各々によって提唱されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ディジタル信号をアナ
ログテレビ信号に埋め込む送信器と、アナログテレビ信
号に埋め込まれたディジタル信号を再生する受信器に於
て、複合ビデオ信号から生成されたテレビ画像でのディ
ジタル信号の可視性を、信号に悪影響を与えることなく
低減することは困難であった。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、抑圧されては
いるが、複合ビデオ信号によって振幅変調された残留側
波帯搬送波と直交位相関係にある残留側波帯搬送波を2
進位相偏移キーイングすることによってディジタル情報
を送信するシステムに関する。好ましくはディジタル情
報は、複合ビデオ信号の水平ライン走査レートの倍数で
あるビットレートを有したビットシリアルフォーマット
にされ、後続する更なるデータフォーマッティング処理
は、残留側波帯搬送波を2進位相偏移キーイングに対す
るアナログ形にデータを変換するより前に遂行される。
複合ビデオ信号のフレームと同一期間の各々の一連のデ
ータフレームが定義され、各データフレームは複合ビデ
オ信号のフレームの水平走査線数に等しい数のデータ列
を有する。順次のデータフレームは、それらの発生順に
連続的に割り当てられた各々のモジュラー序数によって
識別される。パーシャルレスポンスフィルタリングされ
ないビットシリアルデータは、送信のために奇数番号の
データフレームに分配される。各奇数番号のデータフレ
ームのビットシリアルデータは、1の補数がとられ、次
の偶数番号のデータフレームに於て送信されるデータを
生成する。このデータの2回にわたる逆論理での送信
は、テレビジョン受信器の複合ビデオ信号から得られそ
のスクリーンで見られるデータ付随ビデオのフレーム平
均化を提供する。
【0016】本発明はその他の面に於て、残留側波帯2
進位相偏移キーイング直交位相搬送波によって、パーシ
ャルレスポンスフィルタリングを用いることなく送信さ
れたディジタル情報を受信するシステムに関する。直交
位相キャリアの2進位相偏移キーイングの検出の後、検
出された信号は、シンボル櫛形フィルタリング、ライン
櫛形フィルタリング、フレーム櫛形フィルタリング、或
いはシンボル櫛形フィルタリング、ライン櫛形フィルタ
リング、及びフレーム櫛形フィルタリングの一つ以上の
様々な組み合せで櫛形フィルタリングされ、シンボル決
定回路への適用前に、複合ビデオ信号の付随する残余を
抑圧する。シンボル決定回路からの結果は、ビットシリ
アルフォーマットの形の最初に送信されたディジタル情
報を再生する適切なパーシャルレスポンスフィルタリン
グに適用される。
【0017】
【実施例】一般的に、図面を簡略化して理解を簡単にす
るために、図面から等化遅延は省略される。ビデオ信号
プロセッサ設計での当業者は、異なった処理経路で遂行
される異なった処理のためにそれらの経路で異なった遅
延を受ける画素或いはデータを適切に時間合わせするた
めのそのような遅延の必要性を考える。当業者は、その
ような遅延が必要な場所及び、各々の遅延がどの程度の
長さであるべきかを理解するであろうし、そのような遅
延については以下に説明せず論じない。論理回路に於
て、当業者は、望ましくない「論理レース」条件を克服
するため、及び論理走査を実行する際の潜在的遅延を補
償するために必要なシミング遅延を設ける方法を理解す
るであろうし、シミング遅延に関しての論理回路設計の
詳細は以下に説明しない。更に、本説明でアナログ−デ
ィジタル変換器(ADC)が示され、説明される場所に
於て、当業者は、そのような変換器の前に対エリアシン
グローパスフィルタを置くことの必要性及び、これがど
のように実装されるかについて理解するであろうし、そ
れを以下に詳細には説明しない。更に、本説明でアナロ
グ−ディジタル変換器(ADC)が示され説明される場
所に於て、当業者は、そのような変換器の後にサンプリ
ングクロックリジェクションローパスフィルタを置くこ
との必要性及び、これがどのように実装されるかについ
て理解するであろうし、それを以下に詳細には説明しな
い。
【0018】図1は、ディジタル信号が埋め込まれたテ
レビジョン信号を送信するテレビジョン送信器1を示
す。ソース2は、一つ或いはそれ以上のオーディオ信号
をオーディオ処理回路3に供給し、オーディオ処理回路
3は、オーディオ搬送波の周波数を変調するオーディオ
搬送波送信器4に変調信号を供給する。オーディオ処理
回路3は、音と画像を同期するに必要な遅延を含む。習
慣的な習わしに従って、オーディオ処理回路3はまた、
アナログオーディオ信号に対するプリエンファシスネッ
トワークを含み、更にオーディオ搬送波送信器4に供給
される変調信号に含まれるステレオ音及び第2オーディ
オプログラム(SAP)副搬送波を生成する装置を含ん
でも良い。周波数変調(FM)オーディオ搬送波は典型
的には、送信器4からマルチプレクサ5に供給され、同
相VSB−AM画像搬送波と直交位相VSB−BPSK
データ搬送波で周波数マルチプレックスされる。無線放
送用テレビジョン送信器1に於て、このマルチプレクサ
5は典型的には、アンテナ接続ネットワークの形をと
り、結果としての周波数マルチプレックスされた信号
は、送信アンテナ6から放送される。有線放送システム
の前端にあるテレビジョン送信器は、無線放送で用いら
れる送信アンテナ6を有さない。マルチプレクサ5は異
なった形をとり、対象チャンネルからの周波数マルチプ
レックスされた信号は、更に他のチャンネルからの周波
数マルチプレックスされた信号で周波数マルチプレック
スされ、結果として得られた信号は、線形増幅器によっ
て有線放送システムの幹線ケーブルに供給される。
【0019】図1に於て、ソース7は、送信器8に供給
される変調信号の基であるアナログ複合ビデオ信号を供
給し、送信器8は更にVSB−AM画像搬送波をマルチ
プレクサ5に供給し、そこで周波数変調(FM)された
音搬送波で周波数マルチプレックスされる。垂直同期パ
ルスと、水平同期パルスと、ソース7からのアナログ複
合ビデオ信号の色バーストは、ステーション同期信号発
生器9によって供給される対応する信号と同期がとられ
る。複合ビデオ信号のソース7とステーション同期発生
器9との間の制御結合10は、この同期確立に用いられ
る手段を記号化したものである。ソース7が、地方テレ
ビジョン局とネットワークで結ばれた中心街スタジオや
別の局などのように、複合ビデオ信号の遠隔発生器であ
る場合、制御結合10は、局同期発生器9へのゲンロッ
ク結合であってよい。ソース7が手元のカメラである場
合、そのカメラは、局同期発生器9から制御結合10を
介して同期情報を受け取ってもよい。ビデオテープレコ
ーダーやテレシネ装置などに対するものを含めて上記及
び他の同期確立方法は、当業者には周知のものである。
典型的には、時分割マルチプレクサ11が、垂直同期パ
ルス、水平同期パルス、等化パルス、色バースト、及び
(一般的に「ポーチ」と呼ばれる)ペデスタルを含む同
期ブロック情報を、複合ビデオ信号に挿入するために用
いられ、この複合ビデオ信号は、元の同期ブロック情報
の代わりに画像搬送波送信器8に変調信号として供給さ
れる。
【0020】図1のテレビジョン送信器1は現在用いら
れるものとは異なるが、異なる点は、更なるVSB−A
M送信器12が、残留側波帯、2進位相偏移キーイング
された(VSB−BPSK)抑圧された搬送波を、NT
SC複合ビデオ信号に対するVSB−AM搬送波に対し
て直交位相関係にあるよう生成することである。この更
なるVSB−AM送信器12は、搬送波とBPSK変調
信号の両方に平衡された平衡変調器を含むことができ、
更にVSB−AM送信器8から同相ビデオ搬送波を受け
取り、平衡変調器に直交位相ビデオ搬送波を供給する9
0°移動シフトネットワークを含むことができる。送信
器12からのVSB−BPSK信号は、送信器8からの
NTSC複合ビデオ信号によって振幅変調されたVSB
−AMビデオ搬送波のように、マルチプレクサ5に供給
され、そこで同様に周波数変調(FM)された音搬送波
で周波数マルチプレックスされる。
【0021】並列ビットの形のディジタル信号のソース
13は、エラー補正符号化器14に供給され、エラー補
正符号化器14は、フォワードエラー補正符号の付加的
なビットが挿入される直列ビットストリームにディジタ
ル信号を変換する。この直列ビットストリームは符号化
器14からレートバッファ15に供給される。レートバ
ッファ15は、図2を参照してこの明細中で更に詳細に
説明されるように、好ましくは、インターリーバとして
機能する。一つおきのデータフレームに対して、レート
バッファ15は、フォワードエラー補正2進符号の連続
するブロックをフレームリピータ16に書き込む。フレ
ームリピータ16は、その入力信号として受信した各デ
ータフレームを、その出力信号として2回供給する。フ
レームリピータ16からの出力信号は、フレームリピー
タ16からの出力信号を交互データフレーム上で1の補
数をとる回路17に供給される。回路17からのディジ
タル応答は、アナログキーイング信号への変換のため
に、ディジタル−アナログ変換器(DAC)18に供給
される。DAC18は、ディジタルゼロに応答する所定
の正の値のものであり、ディジタルワンに応答する所定
の負の値のものであるキーイング信号を、高周波数プリ
エンファシス及び遷移形成フィルタ19に供給する。ア
ナログ変調信号の所定の負のレベルは、アナログ変調信
号の所定の正のレベルと同一の絶対値を有する。フィル
タ19の応答は、送信器12の平衡変調器に供給される
キーイング信号であり、平衡変調器はまた、変調される
べき直交位相ビデオ搬送波を受け取る。NTSC複合ビ
デオ信号によって振幅変調されたVSB−AMビデオ搬
送波をマルチプレクサ5に供給する送信器8は、注意深
く設計され、送信器12からの直交位相VSB−BPS
K抑圧搬送波と干渉する可能性のある付随的な位相変調
を避けるように操作される。PSKに対する直交位相V
SB−AM搬送波は抑圧されるので、VSB−AMとV
SB−AMの搬送波が結合される信号の位相は、同相V
SB−AMビデオ搬送波のものとそれほど異ならない。
図1が送信器8及び12を互いに独立として示す一方
で、実際には、同一の上波帯フィルタと最終増幅器段
が、送信器8及び12によって共有される。
【0022】図2は、位相偏移キーイング信号が生成さ
れるディジタルデータを、離散的にフィルタリングする
ために用いられるTV送信器1の部分の構造をより詳細
に示す。エラー補正符号化器14は、ディジタル信号を
直列ビットの形で、ディジタルフレーム格納のペア20
に供給し、ペア20は、フレーム格納パッケージング制
御回路21の制御のもとで、レートバッファ15及びフ
レームリピータ16の両方として機能する。好ましく
は、符号化器14は、修正されたリードソロモン符号を
生成するタイプのものであり、ディジタルフレーム格納
のペア20は更にインターリーバとして働く。ディジタ
ルフレーム格納のペア20のアドレッシングと動作は、
図3を参照して、本明細書のなかでより詳細に説明され
る。
【0023】ディジタルフレーム格納のペア20のイン
ターリーバ動作は、VSB−AMビデオ送信器8によっ
て送信される複合ビデオ信号の各々の水平走査線と同時
に、最終的にVSB−BPSKデータ送信器12によっ
て送信されるデータの行に垂直である列に、データ走査
の元の順番を格納する。これが行われるので、水平方向
に一致性を有する傾向にある複合ビデオ信号の中間帯域
周波数とインパルスノイズは、水平走査線に垂直な列に
マップされたデータでなく、水平走査線に沿って行にマ
ップされたデータに対して動作する修正されたリードソ
ロモン符号の場合よりも、変更されたリードソロモン符
号のより少ないビットを妨害する。
【0024】データフレームは、データ行走査レートの
倍数であるシンボルレートで発生するシンボルの525
行のブロックとして定義され、データ行走査レートは、
アナログ複合ビデオ信号に対して水平走査線レートと同
一である。BPSKシンボルはビットであるが、変更さ
れたリードソロモン符号が適用されるシンボルは、慣習
的に2N −ビットのデータであり、ここでNは、3、
4、或いは5のような小さな正の整数である。変更され
たリードソロモン符号の各々が延びるビットの長さは、
525よりも小さく(例えば256或いは512)選ば
れ、従って、インパルスノイズが、その長さに沿って一
回よりも多く、変更されたリードソロモン符号の一つを
邪魔する可能性はより小さい。データ行と複合ビデオ信
号の水平走査線との相対的位相は、各データ行がディジ
タルフレーム格納のペア20から読み出されたとき、複
合ビデオ信号の対応する水平走査線と時間的に一致する
ようにされる。データフレームは、アナログ複合ビデオ
信号のフレームがソース7によって供給されるのと同一
のレートで、ディジタルフレーム格納のペア20から読
み出されるが、本明細書に於て更に説明される理由によ
って複合ビデオ信号の9水平走査線分だけビデオ信号フ
レームより遅れたデータフレームを有することが有益で
ある。
【0025】ディジタルフレーム格納のペア20の各々
は、書き込みに続いて第1のデータフレームが読み出さ
れ、書き込みに続いて第2のデータフレームに再書き込
みする前に再読み出され、データフレームの連続ペアの
連続フレームの間、2入力排他的ORゲート22の第一
の入力に入力信号として供給される出力信号を生成す
る。連続データフレームのペアの間に、ディジタルフレ
ーム格納のペア20の一つが読み出され、そして行毎に
再び読まれ、ディジタルフレーム格納のペア20のもう
一方が書き込まれる。この書き込みは、ディジタルフレ
ーム格納のペア20がインターリーバとして操作される
場合、列毎に行われる。送信器1でのフレームカウンタ
は、選択された垂直帰線消去期間(VBI)走査線の間
の複合ビデオ信号へのゴーストキャンセル参照信号の挿
入を制御する8フレーム周期を数えるために用いられ
る。このフレームカウンタは、その段の中に、フレーム
格納パッキング制御回路21によって用いられるモジュ
ロ4データフレーム計数信号を供給するモジュロ4デー
タフレームカウンタ23を含む。モジュロ4データフレ
ーム計数信号の上位ビットは、どれが書き込まれどれが
読み出されるかを選択するために、ディジタルフレーム
格納のペア20にパッッキング制御回路21によって供
給される。
【0026】モジュロ4データフレーム計数信号の下位
ビットは、カウンタ23からXORゲート22の第2の
入力に供給されるモジュロ2データフレームカウントで
ある。ディジタルフレーム格納のペア20の一つからの
一つのデータフレームの第1の読み出しの間にXORゲ
ート22の第2の入力に印加される論理1は、XORゲ
ート22が、XORゲート22の第1の入力にフレーム
格納メモリから最初に読み出されたデータの1の補数で
あるDAC18を供給するようにする。ディジタルフレ
ーム格納のペア20の一つからの一つのデータフレーム
の第2の読み出しの間にXORゲート22の第2の入力
に印加される論理0は、XORゲート22が、XORゲ
ート22の第1の入力にフレーム格納メモリから2番目
に読み出されたデータの1のコピーであるDAC18を
供給するようにする。XORゲート22と図2のカウン
タ23の最下位ビットステージは共に、図12の回路1
7を形成し、この回路17は、交互データフレームにフ
レームリピータ16からの出力信号の1の補数をとる。
【0027】カウンタ23からモジュロ4データフレー
ム計数信号を受け取るに加えて、パッキング制御回路2
1は、データ行カウンタ24からデータ行計数信号と、
シンボルカウンタ25からシンボル/行計数信号とを受
け取る。パッキング制御回路21は、データ行読み出し
アドレッシングとして、読み出されるべく選択されたデ
ィジタルフレーム格納のペア20の一つにデータ行計数
を入力し、行内読み出しアッドレッシングとして、読み
出されるべく選択されるフレーム格納にシンボル/行計
数を入力する。データ行計数及びシンボル行計数は共
に、完全読み出しアッドレッシングPADを形成する。
図2は、読み出されるべく選択される一つに適応すべ
く、ディジタルフレーム格納のペア20を供給するパッ
キング制御回路21を示す。パッキング制御回路21は
また、書き込まれるべく選択されるディジタルフレーム
格納のペア20の一つに供給される書き込みアッドレッ
シングWADを生成する。
【0028】図2は、シンボルクロッキング回路30を
示し、この回路30は、行あたりシンボルカウンタ25
に加えて、電圧制御発振器(VCO)31と、ゼロ交差
検出器32と、255カウント復号化器33と、自動周
波数位相制御(AFPC)検出器34を含む。行あたり
シンボルカウンタ25は、8つの2進計数段よりなる。
より適切には平均軸交差検出器と呼ばれるであろうゼロ
交差検出器32は、発振器30の正弦波発振が所定の方
向でその平均軸に交差する点でパルスを生成する。ゼロ
交差検出器32は、習慣的には、VCO31の正弦波発
振に応答して矩形波を生成するリミッタ増幅器と、それ
ら矩形波の遷移に応答してパルスを生成する微分器と、
タイミングをとるためにフレーム格納パッキング制御回
路21に供給される一つの極性のパルスを分離するクリ
ッパよりなる。それらのパルスはまた、行あたりシンボ
ルカウンタ25に供給され、各連続ラインに於て計数さ
れ、パッキング制御回路21に供給されるシンボル/行
計数信号を生成する。255カウント復号化器33は、
255に達するシンボル/行計数を復号化し、パルスを
発生する。最大計数は2の整数べき乗であるので、シン
ボル/行計数を算術的ゼロに単純に繰越しさせるのでは
なく、255カウント復号化器33からの各パルスは、
ゼロ交差検出器32によってカウンタ25に供給される
次のパルスに於てカウンタ25をリセットするために用
いられ、それによりシンボル/行計数を算術的ゼロに戻
す。255カウント復号化器33は、パルスをAFPC
復号化器34に供給し、VCO31に供給されるAFP
C電圧を生成するために水平同期パルスHと比較され
る。これはネガティブフィードバックループを完成し、
VCO31の発振周波数を調整して、水平走査線周波数
の256倍、或いは4027972Hzにする。
【0029】アナログ複合ビデオ信号のフレームと、ア
ナログフレームカウンタ23及びデータ行カウンタ24
による計数を同期させる一つの方法を、以下に考察す
る。本明細書で説明されるようなシステムのディジタル
信号受信器に於ては、アナログ複合ビデオ信号の各フレ
ームの初期フィールドの垂直同期パルスの後縁エッジに
続く9番目のラインの先頭と、データフレームカウント
を再生成するカウンタとを同期させることが望ましい。
そのような場合、ディジタル信号受信器に於てデータ行
計数を生成するカウンタは、アナログ複合ビデオ信号の
各フレームの9番目のラインの先頭に於て所定のカウン
ト値にリセットされる。図2に示される送信器1の部分
にあるモジュロ2データフレームカウンタ23とデータ
行カウンタ24による計数の同期は、望ましい受信器の
実現形態に一致する。
【0030】255カウント復号化器33出力信号は、
2入力ANDゲート36に第1の入力信号として供給さ
れる。局同期生成器9は、後縁エッジ検出器36に垂直
同期パルスVを供給し、この後縁エッジ検出器36は複
合ビデオ信号のライン9の終端に於てパルスを供給し、
複合ビデオ信号のライン271の中間点に於ては、出力
信号がANDゲート35に第2の入力信号として供給さ
れる。ANDゲート35の応答は、複合ビデオ信号のラ
イン9の終端でのデータフレームエンドパルスよりな
る。それらデータフレームエンドパルスの各々は、モジ
ュロ2データフレームカウンタ23へのトリガパルスと
して入力されてデータフレームカウント信号を進ませ、
更に、データ行カウンタ24に入力されて所定の初期値
にデータ行カウントをリセットする。実際に於ては、2
55カウント復号化器33は取り除かれても良く、シン
ボルカウンタ25の最終2進計数段からのキャリーパル
スは、復号化器33の出力信号の代りにAFPC検出器
34と、ANDゲート35とに供給されてもよい。
【0031】図3は、ディジタルフレーム格納のペア2
0が、エラー補正符号化器14から供給された変更され
たリードソロモン符号化のためのインターリーバとして
動作されるべき場合に、ディジタルフレーム格納のペア
20に対する特定の結合を示す図である。データフレー
ムカウンタ23は、モジュロ2データフレームカウント
を生成する最下位ビット計数段231を含み、計数段2
31と共にモジュロ4データフレームカウントを生成す
る次最下位ビット計数段232を含む。次最下位ビット
計数段232は、ディジタルフレーム格納のペア20よ
りなる2データフレーム格納ランダムアクセスメモリ
(RAM)81及び82の交互書き込み読み出しを制御
する。RAM81及び82は、交互フレームペアインタ
ーバル間にPSKレートの半分のレートで、エラー補正
符号化器14から書き込まれ、ここでアドレス走査は列
と列あたりのシンボルによる。RAM81及び82の各
々は、それが書き込まれたフレームペアインターバルに
続く各フレームペアインターバルに於て、PSKレート
でXORゲート22に読み出され、ここでアドレス走査
は行と行あたりのシンボルである。ここで言及される行
あたりのシンボルは、PSKシンボル或いはビットであ
って、符号化の観点から考慮される変更されたリードソ
ロモン符号と関連する2N ビットシンボルではない。
【0032】アドレスマルチプレクサ83は、データ行
カウンタ24からデータ行計数を、更にシンボル(行あ
たりシンボル)カウンタ25から読み出しアドレッシン
グとしてシンボル/行計数を受ける。アドレスマルチプ
レクサ83は、データ列カウンタ84からデータ列計数
を、更に列当たりシンボルカウンタ85から書き込みア
ドレッシングとしてシンボル/列計数を受ける。ゼロ交
差検出器32は、PSKレートのトリガパルスをトリガ
フリップフロップ86に供給し、このフリップフロップ
86は、その出力信号の交互遷移を半分のPSKレート
で列あたりシンボルカウンタ85に計数入力(CI)と
して供給する周波数分割器として動作する。復号化器8
7は、最大計数(列あたりシンボルのカウントがゼロで
開始すると仮定して525)に到達するシンボル/列計
数を復号化して、1をデータ列カウンタ84に入力信号
(CI)として提供する。復号化器87出力信号は、2
入力ORゲート88への第1の入力信号として供給さ
れ、このORゲート88は、復号化器87からの1に応
答して、シンボル/列計数をその初期値にリセットする
ために列あたりシンボルカウンタ85にリセット(R)
信号として1を供給する。
【0033】ORゲート88への第2の入力信号とデー
タ列カウンタ84へのリセット(R)信号は、3入力A
NDゲート89からの出力応答によって供給され、この
応答は1である場合にシンボル/列計数とデータ列計数
の両方を各々の初期値にリセットする。復号化器27
は、論理1をANDゲート89の第1の入力に供給する
が、これはデータ行計数がデータフレームの最終行が着
いたことを示す場合のみであって、そうでなければ、復
号化器27はANDゲート89にその出力信号として論
理1を供給する。データ行最終シンボル検出器からの出
力信号と、データフレームカウンタ23からのモジュロ
2データフレームカウントは、その3入力信号の他の2
つとしてANDゲート88に入力される。ANDゲート
88出力応答は、最終データ行の最終シンボルが奇数番
号フレームに於て到達した場合のみ1であり、これはR
AM81及び82の選択された一つがフレームメモリ2
1にデータ行毎に読み出されるべきときに偶数フレーム
が到着する直前である。
【0034】計数段232から供給されるモジュロ4デ
ータフレーム計数の1である上位ビットは、RAM82
への書き込みアドレッシングとRAM81への読み出し
アドレッシングを選択するようにアドレスマルチプレク
サ83を条件付けする。計数段232から供給されるモ
ジュロ4データフレーム計数の1である上位ビットは、
XORゲート22の第1の入力にRAM81がデータ行
毎に読み出されることを可能にし、その計数の1の補数
であるゼロは、エラー補正符号化器14からRAM82
にデータ列毎に書き込まれることを可能にする。
【0035】計数段232から供給されるモジュロ4デ
ータフレーム計数の0である上位ビットは、RAM82
への読み出しアドレッシングとRAM81への書き込み
アドレッシングを選択するようにアドレスマルチプレク
サ83を条件付けする。計数段232から供給されるモ
ジュロ4データフレームカウントの0である上位ビット
は、XORゲート22の第1の入力にRAM82がデー
タ行毎に読み出されることを可能にし、その計数の1の
補数である1は、エラー補正符号化器14からRAM8
1にデータ列毎に書き込まれることを可能にする。
【0036】図4は、ディジタル信号が埋め込まれたテ
レビジョン信号をアンテナ42などの手段で受信し、そ
の埋め込まれた信号を抽出するディジタル信号受信器4
0を示す。チューナ43は、第1の検出器で検出される
テレビジョンチャンネルを選択し、その第1の検出器
は、選択されたテレビジョン信号を中間周波数のセット
と周波数の画像セットに変換する同調可能ダウンコンバ
ータであり、通常はスーパーヘテロダイン型である。ビ
デオ中間周波数(IF)フィルタ44は中間周波数(I
F)増幅器45への入力信号としての適用のためにビデ
オ中間周波数を選択し、周波数の画像セットを拒絶す
る。現行の習わしに従って、表面弾性波(SAW)フィ
ルタは、ビデオIFフィルタ44に用いられて、モノリ
シックな集積回路(IC)内でビデオIF増幅器を段間
同調のない複数段増幅器として構成するために用いられ
る。ビデオIF増幅器45は、増幅されたビデオIF信
号を、同相同期ビデオ検出器46及び直交位相同期ビデ
オ検出器47に供給する。45.75MHzの通常のIFビ
デオ搬送波周波数で発振する発振器48は、その発振を
位相シフトなく同相同期ビデオ検出器46に供給し、更
にシフトネットワーク49によって提供される90°遅
れ位相シフトと共に直交位相同期ビデオ検出器47に供
給する。発振器48は、直交位相同期ビデオ検出器47
の出力信号に応答する自動周波数位相制御(AFPC)
を有する。同期ビデオ検出器46及び47は、習慣的
に、ビデオIF増幅器45と発振器48の部分と共にI
C内に含まれる。ビデオ検出器46及び47の各々は、
搬送波強調タイプであるか真の同期タイプであるかのい
ずれかである。同相同期ビデオ検出器46によって再生
された同相変更複合ビデオ信号は、水平同期分離器50
と垂直同期分離器51に供給され、それらは同相変更複
合ビデオ信号から各々水平同期パルス及び垂直同期パル
スを再生する。
【0037】ビデオIFフィルタ44は好ましくは3.5
MHzの幅で45.25MHzに中心を有するように作られ
るべきではあるが、ここまで論じられたディジタル信号
受信器40の側面は、一般的に、TV受信器設計の当業
者には良く知られたものである。このビデオIFフィル
タ44は、直交位相同期ビデオ検出器47の後ろの音声
トラップフィルタリングを必要としなく、チャンネル内
及び隣接チャンネルの両方の音拒絶を提供する。このビ
デオIFフィルタ44は、また同相ビデオ検出器46に
よって検出されたビデオ信号の色成分と、直交位相同期
ビデオ検出器47によって検出された残余複合ビデオ信
号の色成分とを抑圧する。直交位相同期ビデオ検出器4
7のバンド幅は、BPSK応答の後縁での上側周波数を
交替させることのないようにシンボルレートより幾分広
い必要がある。直交位相同期ビデオ検出器47は、NT
SC複合ビデオ信号の750MHzより高い周波数の部分
のみによって伴われるキーイング信号を検出する。
【0038】実現形態に於ては、ディジタル信号受信器
40は、ゴースト抑圧回路を含み、これは図4に独立し
て明示的には示されないが、1993年8月20日に出願され
た米国特許出願第08/108,311号に詳細に、また「ビデオ
搬送波と直交位相関係にある搬送波を変調する信号に於
けるゴーストを抑圧する装置」なる名称の米国特許出願
に説明されるタイプのものであってよい。後者の出願
は、ここに参考として挙げ、C.B.PatelとJ.Yangによっ
てここに同時に出願された。同相及び直交位相同期ビデ
オ検出器46及び47の各々は、それ自身の同期検出器
の後ろに、他のビデオ検出器に含まれるそれ自身の同期
検出器の後ろで使用されるものに類似のゴーストキャン
セルフィルタ及び等価フィルタを有する。2つのゴース
トキャンセルフィルタの調整可能なパラメータは、コン
ピュータでなされる計算に応じて並列に調整され、2つ
の等化フィルタの調整可能なパラメータはまた、コンピ
ュータでなされる更なる計算に応じて並列に調整され
る。送信されたとき4.1MHz迄の周波数に広げられ、
しかし制限されたIFバンド幅のためにディジタル信号
受信器に於て2.5MHzくらいまでのみ広げられるゴー
ストキャンセル参照信号は、同相同期ビデオ検出器46
によって検出されるビデオ信号の選択された垂直帰線消
去期間(VBI)走査線から抽出される。GCR信号は
離散化され、ゴーストキャンセルフィルタと等化フィル
タの調整可能パラメータを計算するコンピュータに入力
信号として供給される。代りに或いは付加的に、直交位
相同期ビデオ検出器47応答における直流成分或いは低
周波数成分は、検知されゴーストキャンセルフィルタの
調整可能パラメータを計算するもととして使用される。
【0039】図4のディジタル信号受信器40に於て、
シンボルあたりサンプルカウント信号が、電圧制御発振
器105から受信される正弦波発振に応答してゼロ交差
検出器104によって生成されるパルスを数えるシンボ
ルあたりサンプルカウンタ103によって生成される。
シンボルあたりサンプルカウンタ103は、4つの段を
有し、発振器105の発振が16回目に平均軸交差する
度にオーバーフローキャリーを供給する。シンボルカウ
ント信号は、シンボルあたりサンプルカウンタ103か
らのオーバーフローキャリーを数えるシンボルカウンタ
52によって生成される。復号化器55は255に達す
るシンボルカウントを復号化して、ゼロ交差検出器10
4によってカウンタ103に供給される次のパルスでカ
ウンタ103及び52をリセットするパルスを生成し、
シンボルあたりのサンプルカウント及びシンボルカウン
トを算術的ゼロに戻す。復号化器55によって生成され
たパルスは、水平同期分離器50によって分離される水
平同期パルスHと比較されるためにAFPC検出器56
に供給されて、制御遅延線57によってシンボルインタ
ーバルの分数分調整的に遅延される。比較の結果は、A
FPC検出器56内部でローパスフィルタリングされ、
VCO105に適用される自動周波数位相制御(AFP
C)電圧信号を生成する。それらの配置は、ライン固定
されたVCO105から供給される発振の周波数を制御
して、水平走査線周波数fHの16x256=256倍、或いは64
447545Hzにする。制御発振器に参照して用いられる用
語「ラインロックされた」は、発振の周波数が15,764,2
64Hz走査線周波数に一定の比率に維持され、これは習
慣的に発振の周波数を比較するAFPC回路によって、
水平同期パルスに適した係数で分割されるように実行さ
れる。
【0040】キーイング信号と、直交位相同期ビデオ検
出器47によって検出される750KHz以上の周波数の
NTSC複合ビデオ信号の付随部分とは、整合フィルタ
58に供給され、それは複合ビデオ信号の750kHzよ
り高い付随周波数成分の選択された部分に対してのみキ
ーイング信号に応答する。整合フィルタ58は、インタ
ーシンボル干渉を削減するに充分なほどPSKバンド幅
を広げるために送信器のフィルタ19の遷移整形部分の
ロールオフに一致するピーク応答を提供する。整合フィ
ルタ58は、直交位相同期ビデオ検出器47の検出効率
のロールオフを補償するために更なるピーク応答を提供
するが、このロールオフは、0.75から1.25MHzの間に
広がる周波数範囲にわたってその特性として増大的に単
側波帯化し、1.25MHzから上に広がる周波数範囲にわ
たっては特性として実質的に単側波帯となるVSB−B
PSKに起因する。しかしながら、異なったTV送信器
の残留側波帯フィルタは互いからの変動を示すので、直
交位相同期ビデオ検出器47の検出効率のロールオフを
補償するピーク応答は、遷移の整形に加えて適切なピー
ク応答を提供する遷移整形フィルタを変形することで、
各TV送信器1に於てなされる方が恐らくより良い。送
信器1に於けるこの付加的なピーク生成或いは2進キー
イング信号の強調は、しかしながら、輝度信号と共に送
信される0.75MHzより上のBPSK高周波数成分を増
大させるたろう。
【0041】整合フィルタ58からの応答は入力信号と
して、アナログ−ディジタル変換器(ADC)106に
入力される。直交位相同期ビデオ検出器47は、750k
Hzより低い複合ビデオ信号周波数は実質的に回復せ
ず、BPSK符号化は、ゼロ周波数成分を有さないよう
なものである。750kHz以上の周波数に多くのエネル
ギーを有さないTV画像の送信の間、直交位相同期ビデ
オ検出器47応答のBPXK部分は、ある極性からもう
一方の極性に交替する。従って、ADC16は、正或い
は負の極性のアナログ信号を離散化することのできるタ
イプのものである。より詳しくは、ADC106は、好
ましくは、T.C.Leslie及びB.Singhによって論文「改善
されたシグマ−デルタ変調器アーキテクチャー」に説明
されるように、単一ビットフィードバックの複数ビット
シグマ−デルタ変換器である。高価ではない8ビット解
像度のフラッシュ変換器は、2次シグマ−デルタフィー
ドバックループでエラー信号をサンプルし、単一ビット
フィードバックが、ディジタル−アナログ変換エラーを
最小化するために用いられる。発振器105から発振の
ゼロ交差を検出する度にゼロ交差検出器104からライ
ン107にわたってパルスが受けとられる度にサンプル
する、16:1オーバーサンプリング率に対しては、エラー
信号は、水平走査線レートfHの256倍のシンボルレ
ートの16倍でサンプルされる。フラッシュ変換器のデ
ィジタル出力は、変換器106内のFIRローパスフィ
ルタに供給され、このフィルタのディジタル応答は、シ
ンボルあたりサンプルカウンタ103のキャリーオーバ
ーフローからのライン108にわたってパルスが受けと
られる度にサンプリングするサブサンプラーによって、
16:1にサブサンプルされる。最適位相でのこのシンボル
レートでのサブサンプリングは、同期シンボル検出の一
形態であり、これは、シンボルレートで変化を示すが、
シンボルレートでのサンプリングと直交位相関係にある
複合ビデオ信号の成分に対する応答を抑圧する。
【0042】ライン108でゼロ交差検出器104によ
って供給されるパルスに応答する水平走査線レートfH
の256倍のシンボルレートの8倍でのサンプリングは、
整合フィルタ58応答の極性を示す符号ビットを供給す
る整合フィルタ58応答に応答する。その符号ビット及
びビットラッチ110において1サンプル遅延されるそ
の符号ビットは、排他的ORゲート111への各々の入
力として供給される。XORゲート111は整合フィル
タ58応答を検出し、この検出の結果を、パルス位相弁
別器67に供給する。パルス位相弁別器67は、ゼロ交
差検出器104によって検出される制御発振器105の
発振のゼロ交差に対する適当な位相からの、XORゲー
ト110によって検出される整合フィルタ58応答のゼ
ロ交差の逸脱を、選択的に検出する。パルス位相弁別器
67は、サンプルされ保持されるそれらの選択的に検出
された逸脱をローパスフィルタリングし、従って、AF
PC検出器56に適用される水平同期パルスHに対して
制御遅延線57が供給する遅延を調節する制御信号を生
成する。パルス位相弁別器67によるこの選択的検出
は、複合ビデオ信号への直交位相同期ビデオ検出器47
の応答がゼロ値になることが予想される垂直帰線消去期
間の部分の間になされることができる。2次シグマ−デ
ルタエラー信号の離散化の間のADC107のフラッシ
ュコンバータによるオーバーサンプリングの位相は、従
って最小のインターシンボル干渉のために調整される。
【0043】ラインロックされた発振器の位相を調整す
る配置は、発明者の同僚であるJung-Wan Koによって開
発されたタイプのものである。制御発振器105の発振
の周波数と位相を制御遅延線57から供給される調節的
に遅延された水平同期パルスHに関して制御するAFP
Cループは、「グリッチ」或いは位相調整間の著しく短
縮された周期を示すADCクロッキングを避けるフィル
タリング機能を提供する。そのようなグリッチは、微調
整がADCクロッキングそれ自身に於て試みられる場
合、時として発生する。
【0044】垂直同期分離器51は、分離された垂直同
期パルスVへの「損失性」積分応答を、閾値検出器68
に供給し、その閾値電圧は、垂直同期パルスが5.5走査
線よりも多く6.5走査線よりも少なく積分されたときに
のみ、越えられるように設定される。入力信号がその閾
値電圧を越えるときのみ1でありそれ以外は0である閾
値検出器68出力信号は、2入力ANDゲート69に第
1の入力信号として供給される。各データ行に於て(水
平走査線の終端で)シンボルカウントの最終値に対して
1を生成しそれ以外は0を生成する復号化器55は、そ
の出力信号をANDゲート69に第2の入力信号として
供給する。ANDゲート69は、複合ビデオ信号フレー
ムの初期フィールドの開始点で発生する垂直パルスの後
縁エッジに応答し、それらのエッジの各々に応答して各
々のデータフレームエンドパルスを提供するが、フレー
ムの各々の初期及び最終フィールド間で発生する垂直パ
ルスの後縁エッジには応答しない。ANDゲート69応
答のデータフレームエンドパルスは、カウント入力(C
I)信号としてモジュロ64データフレームカウンタ7
0に供給され、従って、送信器でデータフレームカウン
ト信号から1走査線ずらされる再生成されたデータフレ
ームカウント信号を進ませる。データフレームカウンタ
70をリセットするフレーム同期器71を、図11を参
照して、この明細中で更に詳細に説明する。
【0045】ANDゲート69応答のデータフレームエ
ンドパルスはまた、データ行カウンタ72にリセット信
号(R)として入力され、その出力信号として再生成さ
れたその時点で524であるべきデータ行カウントを算
術的ゼロにリセットする。データ行カウンタ72は、水
平同期分離器50から供給される水平同期パルスHを数
えるために結合される。データ行カウントは、(図4に
明示的には示されない)コンピュータのデータを収集す
る(図4に明示的には示されない)回路に於てGCR信
号を含むVBI走査線の選択を制御するために用いら
れ、このコンピュータは、ビデオ検出器46及び47内
に含まれる等化及びゴーストキャンセルフィルタの調整
可能フィルタリングパラメータを計算する。
【0046】データ分離フィルタ73は、入力信号とし
て、シグマ−デルタのアナログ−ディジタル変換器10
6のサブサンプルされたディジタル応答を受け取る。デ
ータ分離フィルタ73の詳細な実施例を、図6及び7を
参照してこの明細中で更に説明する。データ分離フィル
タ73が図6及び7に示されるタイプの一つである場
合、それは、データフレーム一つおき毎に有効な分離さ
れたデータサンプルを後続するシンボル決定回路75に
供給する。それらの有効な分離されたデータサンプル
は、2進の形ではなく、5レベルの形である。シンボル
決定回路75からのシンボルストリームは、入力とし
て、ポストライン櫛形パーシャルレスポンスフィルタ7
6に供給される。パーシャルレスポンスフィルタ76
は、ディジタル領域で動作し、データ分離フィルタ73
での櫛形フィルタリングによってアナログ領域でディジ
タル情報になされたことをなくす。
【0047】パーシャルレスポンスフィルタ76からの
シンボルストリームは、入力信号として、レートバッフ
ァ77に供給され、レートバッファ77は、データフレ
ームカウントの最下位ビットによって条件付けされて、
その内部の2つのフレーム格納の異なった一つを交互デ
ータフレームに書き込み、書き込みに選択されない2つ
のデータフレーム格納の一つを読み込む。ディジタルサ
ンプルは、レートバッファ77からエラー補正符号化器
78に供給される。水平走査線に沿ったデータ行にでは
なく、水平走査線に垂直なデータ列に対して動作する変
更されたリードソロモン符号を用いる送信器1に使用さ
れるべく設計されたディジタル信号受信器40の好まし
い実施例に於て、レートバッファ77は、エラー補正復
号化器78に対するデインターリーバとして操作され
る。復号化器78は、その直列ビットディジタル入力デ
ータを並列ビット形に変換し、その内部のエラーを補正
して、ディジタル信号受信器40の出力データである補
正されたディジタルデータを提供する。
【0048】図5は、図4に示されるレートバッファ7
7が、パーシャルレスポンスフィルタ76から供給され
る変更されたリードソロモン符号化のためのデインター
リーバとして用いられるときに、レートバッファ77が
とることのできる形を示す。データフレームペアカウン
タ90は、そのカウント入力信号(CI)として、デー
タフレームカウンタ70から供給されるキャリーアウト
(CO)信号を受け取る。データフレームペアカウンタ
90は、エラー補正符号化のためにデインターリーバと
して操作される2つのデータフレーム格納ランダムアク
セスメモリ91及び92の交互の書き込みと読み込みを
制御する。RAM91及び92は、交互の偶数番目のフ
レームの間のみ書き込まれ、RAM91及び92への書
き込みデータは、パーシャルレスポンスフィルタ76か
らPSKレートで供給され、アドレス走査は行と行あた
りのシンボルによってである。ここで言及される行あた
りの「シンボル」は、PSKシンボル或いはビットであ
り、符号化の観点から考慮される変更されたリードソロ
モン符号に関連する2N ビットシンボルではない。RA
M91及び92の各々は、交互フレームペアインターバ
ルの間、半分のPSKレートでフレーム格納メモリ21
に読み出され、アドレス走査は列と列あたりのシンボル
である。
【0049】アドレスマルチプレクサ93は、データ行
カウンタ72からデータ行カウントを、更にシンボル
(行あたりシンボル)カウンタ52から書き込みアドレ
ッシングとしてシンボル/行計数を受け取る。アドレス
マルチプレクサ93は、データ列カウンタ94からデー
タ列計数を、更に列あたりシンボルカウンタ95から読
み出しアドレッシングとしてシンボル/列計数を受け取
る。ゼロ交差検出器53は、PSKレートのトリガパル
スをトリガフリップフロップ96に供給し、このフリッ
プフロップ96は、その出力信号の交互遷移を半分のP
SKレートで列あたりシンボルカウンタ95にカウント
入力(CI)として供給する周波数分割器として動作す
る。復号化器97は、最大カウント(列あたりシンボル
のカウントがゼロで開始すると仮定して525)に到達
するシンボル/列カウントを復号化して、1をデータ列
カウンタ94に入力信号(CI)として提供する。復号
化器97出力信号は、2入力ORゲート98への第1の
入力信号として供給され、このORゲート98は、復号
化器97からの1に応答して、シンボル/列計数をその
初期値にリセットするために列あたりシンボルカウンタ
95にリセット(R)信号として1を供給する。
【0050】ORゲート98への第2の入力信号とデー
タ列カウンタ94へのリセット(R)信号は、3入力A
NDゲート99からの出力応答によって供給され、この
応答は1である場合にシンボル/列カウントとデータ列
カウントの両方を各々の初期値にリセットする。復号化
器61は、論理1をANDゲート99の第1の入力に供
給するが、これはデータ行カウントがデータフレームの
最終行が着いたことを示す場合のみであって、そうでな
ければ、復号化器61はANDゲート99にその出力信
号として論理1を供給する。データ行最終シンボル検出
器55からの出力信号と、データフレームカウンタ70
からのモジュロ2データフレーム計数は、その3入力信
号の他の2つのしてANDゲート98に入力される。A
NDゲート98出力応答は、最終データ行の最終シンボ
ルが奇数番号フレームに於て到達した場合のみ1であ
り、これはRAM91及び92の選択された一つがシン
ボル決定回路75あるいは76からデータ行毎に書き込
まれるべきときに偶数フレームが到着する直前である。
【0051】データフレームペアカウンタ90からの1
であるモジュロ2データフレームペアカウントは、RA
M91への読み出しアドレッシングとRAM92への書
き込みアドレッシングを選択するようにアドレスマルチ
プレクサ93を条件付けする。データフレームペアカウ
ンタ90からの1であるデータフレームペアカウント
は、RAM91がエラー補正復号化器78にデータ列毎
に読み出されることを可能にする。2入力ANDゲート
101は、共にゼロであるカウンタ70及び90からの
データフレームカウント及びデータフレームペアカウン
トの1の補数に応答して、RAM92に書き込み可能
(WE)信号として1を選択的に供給する。このWE信
号は、RAM92がシンボル決定回路75或いは76か
らデータ行毎に書き込まれることを可能にする。
【0052】データフレームペアカウンタ90からの0
であるモジュロ2データフレームペアカウントは、RA
M91への書き込みアドレッシングとRAM92への読
み出しアドレッシングを選択するようにアドレスマルチ
プレクサ93を条件付けする。データフレームペアカウ
ンタ90からの0であるデータフレームペアカウント
は、RAM92がエラー補正復号化器78にデータ列毎
に読み出されることを可能にする。2入力ANDゲート
102は、1であるカウンタ90からのデータフレーム
ペアカウント及び0であるデータフレームカウントの1
の補数に応答して、RAM92に書き込み可能(WE)
信号として1を選択的に供給する。このWE信号は、R
AM91がシンボル決定回路75或いは76からデータ
行毎に書き込まれることを可能にする。
【0053】ペアのフレームのフレーム櫛形フィルタリ
ングから発生する有効でないデータの交互フレームが捨
てられるときに残されたギャップを満たすように、ディ
ジタル信号受信器40でなされるレートバッファリング
は、データ分離フィルタリングの後、しかしシンボル決
定回路の前で行われることが可能である。しかしなが
ら、レートバッファリングは好ましくはシンボル決定の
後でなされ、これによりフレーム格納メモリは、数多く
のビット深さでなく1ビット深さのみを必要とする。エ
ラー補正復号化の前にデインターリービングと共にレー
トバッファリングを行うことが好ましく、これはレート
バッファリングのための分離フレーム格納メモリに対す
る必要性を回避する。レートバッファリングがデインタ
ーリービングから分離してなされる場合、レートバッフ
ァリングはただ一つのフレーム格納メモリと共に行われ
ることが可能であるが、これは、そのメモリがシフトレ
ジスタによって供給される読み出しのみのポートを有す
る2重ポートRAMであり、その直列ステージが、読み
込み/書き込みポートを介してアクセスされるRAM部
分から一度に1行並列に呼び出されることができる場合
である。
【0054】図6は、データ分離フィルタ73、決定回
路75、及びパーシャルレスポンスフィルタ76よりな
るディジタル信号受信器40の部分によってとられるこ
とができる一つの形を示す。フィルタ73の入力端子7
30は、ディジタル減算器731の被減数入力とディジ
タルフレーム格納732の入力へ適用されるADC10
6からのディジタルサンプルを受け取る。ディジタルフ
レーム格納732から読まれるディジタルサンプルは、
ディジタル減算器731の減数入力として入力される。
フレーム格納732は、読み出し及び上書きモードで操
作されるRAMであることができ、このRAMは、カウ
ンタ72から供給され行アドレスとして用いられるデー
タ行カウントと、カウンタ52から供給され列アドレス
として用いられるデータ行あたりシンボルカウントによ
ってアドレスされる。ディジタルフレーム格納732に
於てアドレス可能な各格納位置に格納されるサンプル
は、典型的には少なくとも12ビットを有する。
【0055】減算器731及びフレーム格納732は共
に、ハイパスフレーム櫛形フィルタを形成し、データ分
離フィルタ73の入力端子730で受け取られるディジ
タルサンプルに、減算器731の出力に於てハイパスフ
レーム櫛形フィルタ応答を供給する。静止画像を示す輝
度成分が抑圧される減算器731の出力からのハイパス
フレーム櫛形フィルタ応答は、データ分離フィルタ73
の出力端子739で供給されるその応答における動画像
を示す輝度成分を抑圧する要素733−738よりなる
ハイパスライン櫛形フィルタに供給される。輝度成分
は、5レベルの形のハイパス櫛形フィルタリングされた
ディジタル信号サンプルより主に構成され、出力端子7
39で供給される応答に於て抑圧される。
【0056】データ行カウントに応答する複合器61
は、データフレームの最終行が到達されたことをデータ
行カウントが示すときに、出力信号として論理1を生成
し、他の場合には全て出力信号として論理0を生成す
る。複合器61の出力信号は、マルチプレクサ733及
び734への制御信号として供給され、マルチプレクサ
の各々は、結線された算術的ゼロを受け取る各々の第1
の入力を有し、各々の第2の入力を有する。マルチプレ
クサ733及び734は、各々1-Hディジタル遅延線7
35及び736の各々の入力に結合された各々の出力を
有する。1-H遅延線の出力信号は、複合ビデオ信号の水
平走査線の期間(63.5ミリ秒)に等しい遅延の後、そこ
に入力された入力信号を再生成する。1-H遅延線735
及び736は、シンボルカウンタ52からの行あたりシ
ンボルカウント(SAD)によってアドレスされ、読み
出し及び上書きモードで操作される各々のRAMから構
成されることが可能である。各データフレームの最終行
の間、復号化器61から出力信号として供給される論理
1は、算術0サンプルの対応する行を1-H遅延線735
及び736の各々に書き込むように、マルチプレクサ7
33及び734を条件付けする。結果として、算術的0
のサンプルの行は、各データフレームの第1の行の間
に、1-H遅延線735及び736から読まれ、これがな
されることで、パーシャルレスポンスフィルタ76のポ
ストライン櫛形パーシャルレスポンスフィルタ部分が適
切にリセットされる。このリセッティングは、図8に参
照して、本明細書中でより詳細に説明される。
【0057】要素733−738よりなるハイパスライ
ン櫛形フィルタの通常の動作の間、論理0が復号化器6
1から出力信号として供給される。検出器61からの制
御信号として供給される論理0に応答して、マルチプレ
クサ733は、減算器731の出力からマルチプレクサ
733の第2の入力に入力されるハイパスフレーム櫛形
フィルタ応答を、1-Hディジタル遅延線735の入力に
供給される出力信号に於て複製する。検出器61からの
制御信号として供給される論理0に応答して、マルチプ
レクサ734は、減算器737からの差出力信号を、1-
Hディジタル遅延線736の入力に供給される出力信号
に於て複製する。減算器737は、ハイパスフレーム櫛
形フィルタ応答と、1水平走査線の長さだけ遅延された
その応答とを結合し、ディジタル減算器738は、減算
器737からの差出力信号と、1水平走査線の長さだけ
遅延されたその差出力信号とを結合し、それによって出
力端子739に於て、減算器731の出力からのハイパ
スフレーム櫛形フィルタ応答に対してハイパスライン櫛
形フィルタ応答を生成する。
【0058】データ分離フィルタ73の各々に於ける櫛
形フィルタリングは、BPSK信号を2進の形にするの
ではなく、5レベルディジタル情報に変換する。そのよ
うな場合のシンボル決定回路75は、-2、-1、0、+1、+
2に各々中心を有する5つの比較器範囲を有する。シン
ボル決定回路75は、データ分離フィルタ73からの出
力信号に対して、修正されたディジタル応答を生成する
絶対値回路751を含む。絶対値回路751の修正され
たディジタル応答は、キーイング信号の2進符号化を示
すのではなく、直流電圧ペデスタルに重ねられた3値
(3レベル)キーイング信号を示し、この修正されたデ
ィジタル応答は2重閾値検出器752に供給される。2
重閾値閾値検出器752は、絶対値回路751からのシ
ンボルストリームを受け取り、そのシンボルが0である
可能性が最も高いか、1である可能性が最も高いか、2
である可能性が最も高いかに関して決定を行い、ここで
2は0に等しくされる。2重閾値検出器752は、典型
的には2つのディジタル比較器(各々が単一閾値検出器
として動作するように配備され、それらの単一閾値検出
器の第2のものは、それらの第1のものが操作されるデ
ィジタル閾値の2倍のディジタル閾値で操作される)
と、閾値検出結果に依存してシンボルの識別を決定する
ある単純な論理回路を含む。ディジタル閾値のいずれも
が越えられない場合、或いは、両方のディジタル閾値が
越えられた場合、論理回路は、そのシンボルが0である
可能性が最も高いことを示す。低い方のディジタル閾値
のみが越えられた場合、論理回路は、そのシンボルが1
である可能性が最も高いことを示す。2重閾値閾値決定
回路752は好ましくは、閾値検出のために閾値を決定
する比較器に供給されるディジタル値がシンボルの強度
に応じて自動的に調整されるようなタイプのものであ
る。そのような場合、2重閾値閾値検出器は、絶対値回
路751によって供給されるシンボルストリームの平均
レベル、或いはその平均ピークレベル、或いは両者を検
出する付属回路を有する。ディジタル比較器に供給され
たディジタル値を検出された各レベルをもとに吟味し
て、閾値検出のための各々の閾値を確立する回路が存在
する。シンボル決定閾値を決定する検出処理は、好まし
くは、直交位相同期ビデオ検出器47によって検出され
る信号に対して複合ビデオ信号が殆どエネルギーを寄与
しない、垂直帰線消去期間の間に選択的に実現される。
【0059】2重閾値閾値検出器752からのビットシ
リアル信号は、パーシャルレスポンスフィルタ76の入
力端子760を介して2入力排他的OR(XOR)ゲー
ト761の第1の入力に入力される。2入力マルチプレ
クサ762は、結線0が入力される第1の入力と、XO
Rゲート761の応答が供給される第2の入力と、1-H
ディジタル遅延線763の入力に結合される出力とを有
する。ディジタル遅延線763は、そのXORゲート7
61の第2の入力への出力結合に於て、1水平走査線の
期間だけ遅延されたマルチプレクサ762からの出力信
号に対する応答を供給する。要素761、762、及び
763は、ポストライン櫛形パーシャルレスポンスフィ
ルタを提供し、これは図8に要素764、765、及び
766を含む最終セクションを有するものとして示され
る。2入力排他的ORゲート764は、プリライン櫛形
パーシャルレスポンスフィルタリングの第一のセクショ
ンの応答を適用するために、XORゲート761の出力
が結合される第1の入力を有する。2入力マルチプレク
サ765は、結線0が供給される第1の入力と、XOR
ゲート764の応答が供給される第2の入力と、1-Hデ
ィジタル遅延線766の入力に結合される出力とを有す
る。1-Hディジタル遅延線766は、そのXORゲート
761の第2の入力への出力結合に於て、1水平走査線
の期間だけ遅延されたマルチプレクサ765からの出力
信号に対する応答を供給する。マルチプレクサ762及
び765の各々は、その制御信号として、復号化器61
から出力信号を受け取る。
【0060】検出器61の出力信号は、各データフレー
ムの最終行の間のみ1であり、データ分離フィルタ73
の1-Hディジタル遅延線735及び736に算術0サン
プルをロードするように、マルチプレクサ733及び7
34を条件付けし、1-Hディジタル遅延線763及び7
66に論理0サンプルをロードするように、パーシャル
レスポンスフィルタ76に於けるマルチプレクサ762
及び765を条件付けする。それらの処理は、ポストラ
イン櫛形パーシャルレスポンスフィルタの1-Hディジタ
ル遅延線763及び766の内容が、データ分離フィル
タ73のハイパスライン櫛形フィルタ部分の1-Hディジ
タル遅延線735及び736の内容の初期化と同期し
て、周期的に初期化されることを可能にする。この周期
的初期化は、垂直帰線消去期間の間になされるので、妨
害信号として働くNTSCビデオ信号の残余は、感知さ
れるほどは存在しない。これは、水平帰線消去期間の間
でさえもそうであり、何故なら、色バーストが送信され
ない場合にデータフレームは走査線の間に始まって終る
からであり、また、直交位相同期ビデオ検出器47は、
750kHz以下のNTSCビデオ信号の残余をいかなる
場合でも抑圧して、妨害信号としての同期及び等価パル
スを除去するからである。
【0061】要素761−766よりなるポストライン
櫛形パーシャルレスポンスフィルタの最終セクションの
応答は、XORゲート764の出力に於て現れ、パーシ
ャルレスポンスフィルタ76の出力端子767に供給さ
れる。データフレームは反復されるので、ポストフレー
ム櫛形パーシャルレスポンスフィルタは必要でない。
【0062】図7は、データ分離フィルタ73、決定回
路75、及びパーシャルレスポンスフィルタ76よりな
るディジタル信号受信器40の部分によってとられるこ
とができる別の一つの形を示し、これは、2入力マルチ
プレクサ733、734、762、及び765が、書き
込みに影響を与えるのではなく、1-H遅延735、73
6、763、及び766からの読み出しに影響を与える
ように配置変えされたことのみが図6のものと異なる。
マルチプレクサ733及び734の第1の入力は、各々
の結線算術0入力信号を受け取り、それらのマルチプレ
クサは、制御信号として論理1を供給する復号化器62
に応答して各々の出力に、上記算術0入力信号を複製す
るよう条件付けられる。マルチプレクサ762及び76
5の第1の入力は、各々の結線論理0入力信号を受け取
り、それらのマルチプレクサは、制御信号として論理1
を供給する復号化器62に応答して各々の出力に、上記
論理0入力信号を複製するよう条件付けられる。復号化
器62は、データフレームの第1行が到達したことをデ
ータ行カウントが示すときのみ、論理1を生成する。さ
もなくば、復号化器62は、マルチプレクサ733、7
34、762、及び765に対する制御信号として論理
0を生成し、それらの対応する第2の入力に供給された
信号を、それらの対応する出力に複製するように条件付
けする。1-H遅延735、736、763、及び766
は、各々、マルチプレクサ733、734、762、及
び765の第2入力に結合された出力を有し、1水平走
査線の長さに等しい長さの遅延の後、減算器731、減
算器737、XORゲート761、及びXORゲート7
64各々の対応する出力から、対応する入力に供給され
る信号に応答する。マルチプレクサ733、734、7
62、及び765の出力は各々、減算器737の被減算
入力、減算器738の被減算入力、XORゲート761
の第2入力、及びXORゲート764の第2入力に結合
される。
【0063】図8は、データ分離フィルタ73、シンボ
ル決定回路75、及びパーシャルレスポンスフィルタ7
6よりなるディジタル信号受信器40の部分によってと
られることができる別の一つの形を示し、これは、デー
タ分離フィルタ73のライン櫛形フィルタリングが、3
つの走査線にわたってでなく、2つの水平走査線にわた
って行われることが図6のものと異なる。従って、デー
タ分離フィルタ73の要素734、736、及び738
は取り除かれ、ディジタル減算器737からの差出力信
号は、データ分離フィルタ73の出力端子739に供給
される。この出力信号のディジタル信号は、その性質と
して5レベルであるより、その性質として3値或いは3
レベルである。
【0064】従って、決定回路75は図8に於て変更さ
れるので、絶対値回路753は、決定回路75への入力
信号に応答し、絶対値応答は、単一閾値閾値検出器75
4に供給され、それは、各シンボルが0である可能性が
最も高いか、1である可能性が最も高いかに関する決定
を行う。単一閾値閾値検出器754は典型的には、絶対
値回路753からの出力信号を単一ディジタル閾値と比
較する一つのディジタル比較器を含む。ディジタル閾値
が越えられない場合、閾値検出器754はそのシンボル
は0である可能性が最も高いことを示す。ディジタル閾
値が越えられた場合、閾値検出器754はそのシンボル
は1である可能性が最も高いことを示す。閾値検出器7
54は、好ましくは、閾値検出のために閾値レベルを決
定する比較器に供給されるディジタル値がシンボルの強
度に応じて自動的に調整されるようなタイプのものであ
る。そのような場合、閾値検出器754は、絶対値回路
753によって供給されるシンボルストリームの平均レ
ベル、或いはその平均ピークレベル、或いは両者を検出
する付属回路を有する。ディジタル比較器に供給された
ディジタル値を検出された各レベルをもとに吟味して、
閾値検出のための閾値を確立する回路が存在する。シン
ボル決定閾値を決定する検出処理は、好ましくは、直交
位相同期ビデオ検出器47によって検出される信号に対
して複合ビデオ信号が殆どエネルギーを寄与しない、垂
直帰線消去期間の間に選択的に実現される。
【0065】図8は、変更されたパーシャルレスポンス
フィルタ76もまた示す。要素764−766は取り除
かれ、XORゲート761の出力結合は、パーシャルレ
スポンスフィルタ76の出力端子767にである。図9
は、データ分離フィルタ73、シンボル決定回路75、
及びパーシャルレスポンスフィルタ76よりなるディジ
タル信号受信器40の部分によってとられることができ
る更に別の一つの形を示し、これは、データ分離フィル
タ73のライン櫛形フィルタリングが、3つの走査線に
わたってでなく、2つの水平走査線にわたって行われる
ことが図7のものと異なる。図9に於て、データ分離フ
ィルタ73の要素734、736、及び738は取り除
かれ、ディジタル減算器737からの差出力信号は、デ
ータ分離フィルタ73の出力端子739に供給される。
この出力信号のディジタル信号は、その性質として5レ
ベルであるより、その性質として3値或いは3レベルで
ある。従って、決定回路75は図9に於て変更されるの
で、絶対値回路753は、決定回路75への入力信号に
応答し、絶対値応答は、単一閾値閾値検出器754に供
給され、それは、各シンボルが0である可能性が最も高
いか、1である可能性が最も高いかに関する決定を行
う。パーシャルレスポンスフィルタ76は、図7に示さ
れる形から変更される。要素764−766は取り除か
れ、XORゲート761の出力結合は、パーシャルレス
ポンスフィルタ76の出力端子767にである。
【0066】図10は、データ分離フィルタ73、シン
ボル決定回路75、及びパーシャルレスポンスフィルタ
76よりなり、適応ライン櫛形フィルタリングを指向す
るように構成されたディジタル信号受信器40の部分を
示す。図10の回路は、データ分離フィルタ73に於
て、図7の回路と同様に3水平走査線にわたって、そし
て図9の回路と同様に2水平走査線にわたって、ライン
櫛形フィルタリングを遂行する。図10の回路は、直交
位相同期ビデオ検出器47応答に於てNTSC複合ビデ
オ信号の残余によって最も妨害され難いライン櫛形フィ
ルタリング応答を決定し、そしてその決定に基づいて、
レートバッファ77に適用するためにライン櫛形フィル
タリング応答から回復されるデータシンボルを決定す
る。
【0067】図11は、垂直走査方向に1ユニットステ
ップアップ、垂直走査方向に1ユニットステップダウ
ン、及び1ユニットパルスに対して、図7及び図9のラ
イン櫛形フィルタのライン櫛形フィルタリング応答を図
示したものである。3水平走査線にわたってのライン櫛
形フィルタリングは、遷移に対する低い振幅の迅速な応
答に結び付き、2水平走査線にわたってのライン櫛形フ
ィルタリングは、遷移に対する低い振幅の遅延した応答
に結び付くことが分かる。
【0068】図7と同様に図10の回路に於て、データ
分離フィルタ73の入力端子730は、ディジタル減算
器の被減算入力及びディジタルフレーム格納732の入
力への入力のためにADC106からディジタルサンプ
ルを受け取る。ディジタルフレーム格納732の出力か
ら読み出されるディジタルサンプルは、ディジタル減算
器731の減算入力として供給される。フレーム格納7
32は、読み出し及び上書きモードで操作されるRAM
であることができ、そのRAMは、カウンタ72から供
給されて行アドレスとして入力されるデータ行カウント
と、カウンタ52から供給されて列アドレスとして入力
される行あたりシンボルカウントによってアドレスされ
る。減算器731とフレーム格納732は、ハイパスフ
レーム櫛形フィルタを形成し、データ分離フィルタ73
の入力端子730で受け取られるディジタルサンプル
に、減算器731の出力に於てハイパスフレーム櫛形フ
ィルタ応答を供給する。静止画像を示す輝度成分が抑圧
される減算器731の出力からのハイパスフレーム櫛形
フィルタ応答は、データ分離フィルタ73の出力端子7
39で供給されるその応答における動画像を示す輝度成
分を抑圧するハイパスライン櫛形フィルタに供給され
る。輝度成分は、5レベルの形のハイパス櫛形フィルタ
リングされたディジタル信号サンプルより主に構成さ
れ、出力端子739に供給される応答に於て抑圧され
る。
【0069】図10に示されるハイパスライン櫛形フィ
ルタの構造は、図7に示されるものからは幾分異なる
が、ハイパスライン櫛形フィルタ応答を端子739に生
成することに関する限りにおいては電気的に等価であ
る。図10に於て、1-H遅延線736への書き込み入力
は、図7のように差出力からではなく、ディジタル減算
器737への減数入力からとられる。図10に於て、デ
ィジタル減算器738への減算入力は、図7のようにマ
ルチプレクサ734の出力からではなく、ディジタル減
算器7310の差出力からとられる。図10のディジタ
ル減算器7310は、その被減算入力に結合される減算
器737への減算入力を有し、その減算入力に結合され
るマルチプレクサ734の出力を有する。図10に於
て、減算器737からの差出力は、図7のデータ分離フ
ィルタ73の出力端子739から供給されるものに対応
する出力信号として、データ分離フィルタ73の別の出
力端子7311に供給される。図10のデータ分離フィ
ルタ73に於て、更に別の出力端子7312は、減算器
7310からの差出力として供給される。
【0070】図10のシンボル決定回路75は、データ
分離フィルタ73の出力端子739及び7311各々か
らの入力結合を有する絶対値回路731及び753を有
する。出力端子739での信号は、その成分として5レ
ベルディジタル信号を含む。この信号に対する絶対値回
路751の修正されたディジタル応答は、直流電圧ペデ
スタルに重ねられる3値(或いは3レベル)キーイング
信号を示す。この修正されたディジタル応答は、2重閾
値検出器752へ供給され、それは、各連続シンボルが
0である可能性が最も高いか、1である可能性がもっと
高いか、或いは2である可能性が最も高いかに関して決
定を行い、ここで2は0に等しくされる。出力端子73
11での信号は、その成分として3値(或いは3レベ
ル)ディジタル信号を含む。この信号に対する絶対値回
路753の修正されたディジタル応答は、直流電圧ペデ
スタルに重ねられる2進キーイング信号を示し、単一閾
値検出器754へ供給され、それは、各連続シンボルが
0である可能性が最も高いか、或いは1である可能性が
もっと高いかに関して代替的な決定を行う。
【0071】図10のシンボル決定回路75は、データ
分離フィルタ73の出力端子7312からの入力結合を
有する更なる絶対値回路755を有する。絶対値回路7
53及び755の出力信号は、回路753の絶対値応答
が回路755の絶対値応答を越えるときのみ論理1を生
成するディジタル比較器756によって比較される。こ
の論理1は、端子739での3ラインライン櫛形フィル
タ応答に基づくシンボル決定が、端子7311での2ラ
インライン櫛形フィルタ応答に基づくシンボル決定より
も多分良いことを示唆する。
【0072】実際の形態では、比較器756によって殆
ど1のストリングが生成されない限り、3ラインライン
櫛形フィルタに切り替えないことが望まれても良く、こ
れによって、比較器756の出力信号が1であることの
要因は複合ビデオ信号のエッジであることのより信頼性
のある判断を提供できる。この動作モードは、PSKシ
ンボルレートで計数するアップ/ダウンカウンタへ、ア
ップダウン制御信号として比較器756の出力信号を入
力することによって確実なものにされる。このアップ/
ダウンカウンタからのカウントは、マルチプレクサ76
12に対する制御信号を生成する別のディジタル比較器
によって閾値検出される。この別のディジタル比較器
は、アップ/ダウンカウンタのカウントが比較される閾
値よりも長い殆ど1のストリングが発生した場合のみ、
マルチプレクサ7612に対する制御信号として1を生
成する。
【0073】図10のパーシャルレスポンスフィルタ7
6は要素760−766を含むが、これらは、図7のパ
ーシャルレスポンスフィルタ76に於て同様に番号付け
られた要素に機能的に対応し、更に2重閾値検出器75
2からの結合に於て対応する。図10のパーシャルレス
ポンスフィルタ76は更に、別の入力端子768、排他
的ORゲート769、2入力マルチプレクサ7610、
及び1-Hディジタル遅延線7611を含み、これらは、
図9のパーシャルレスポンスフィルタ76に於ける入力
端子760、排他的ORゲート761、2入力マルチプ
レクサ762、及び1-Hディジタル遅延線763に機能
的に対応する。図10の排他的ORゲート769の第1
入力に対する単一閾値検出器754の出力からの結合
は、図9の排他的ORゲート761の第1入力に対する
単一閾値検出器754の出力からの結合に類似である。
図10のパーシャルレスポンスフィルタ76の出力端子
767は、2入力マルチプレクサ7612の出力から結
合され、その第1の入力はXORゲート764の出力か
ら結合され、第2の入力はXORゲート769の出力か
ら結合される。図10に於てXORゲート764がマル
チプレクサ7612の第1入力に供給する信号は、図7
に於てXORゲート764が出力端子767に供給する
信号に対応し、また、図10に於てXORゲート769
がマルチプレクサ7612の第2入力に供給する信号
は、図9に於てXORゲート764が出力端子767に
供給する信号に対応する。ディジタル比較器756の出
力信号は、マルチプレクサ7612に対する制御信号で
ある。ディジタル比較器756による論理1の生成は、
マルチプレクサ7612を条件付けし、その出力端子7
67への出力結合に於て、XORゲート764がマルチ
プレクサ7612の第1入力に供給する信号を複製す
る。ディジタル比較器756による論理0の生成は、マ
ルチプレクサ7612を条件付けし、その出力端子76
7への出力結合に於て、XORゲート769がマルチプ
レクサ7612の第2入力に供給する信号を複製する。
【0074】図10に於て、マルチプレクサ733及び
734の第1入力は、各々の結線算術0入力信号を受け
取り、それらのマルチプレクサは、制御信号として論理
1を供給する復号化器62に応答して各々の出力に、上
記算術0入力信号を複製するよう条件付けられる。図1
0に於てマルチプレクサ762、765、及び7610
の第1の入力は、各々の結線論理0入力信号を受け取
り、それらのマルチプレクサは、制御信号として論理1
を供給する復号化器62に応答して各々の出力に、上記
論理0入力信号を複製するよう条件付けられる。復号化
器62は、データフレームの第1行が到達したことをデ
ータ行カウント信号が示すときのみ、論理1を生成す
る。さもなくば、復号化器62は、マルチプレクサ73
3、734、762、765、及び7610に対する制
御信号として論理0を生成し、それらの対応する第2の
入力に供給された信号を、それらの対応する出力に複製
するように条件付けする。
【0075】図12は、図10の回路の変形を示し、そ
れは同一のタイプのシンボル決定回路75を有する。し
かしながら、図12のデータ分離フィルタ73及びパー
シャルレスポンスフィルタ76は、2入力マルチプレク
サ733、734、762、765、及び7610が、
1-H遅延735、736、763、766、及び761
1への読み込みに影響を与えるのではなく、書き込みに
影響を与えるように再配置されることが図10のものと
は異なる。図12のデータ分離フィルタ73に於けるマ
ルチプレクサ733及び734の第1の入力は、各々の
結線算術0入力信号を受け取り、それらのマルチプレク
サは、制御信号として論理1を供給する復号化器61に
応答して各々の出力に、上記算術0入力信号を複製する
よう条件付けられる。図12のパーシャルレスポンスフ
ィルタ76に於けるマルチプレクサ762、765、及
び7610の第1の入力は、各々の結線論理0入力信号
を受け取り、それらのマルチプレクサは、制御信号とし
て論理1を供給する復号化器61に応答して各々の出力
に、上記論理0入力信号を複製するよう条件付けられ
る。復号化器61は、データフレームの最終行が到達し
たことをデータ行カウントが示すときのみ、論理1を生
成する。さもなくば、復号化器61は、マルチプレクサ
733、734、762、765、及び7610に対す
る制御信号として論理0を生成し、それらの対応する第
2の入力に供給された信号を、それらの対応する出力に
複製するように条件付けする。
【0076】図13は、これまでに説明されたディジタ
ル信号受信器のいずれに対してもなされることが可能な
変更を示す。それらの修正は、前のフレームの間にデー
タがある論理の意味で伝送され、後のフレームの間に反
対の論理の意味で再伝送されるようなペアのフレーム間
での、フレームからフレームへの変化に起因するエラー
の蓋然性を低減するためになされる。前のフレームの間
にデータがある論理の意味で伝送され後のフレームの間
に反対の論理の意味で再伝送されるようなペアのフレー
ム間でのフレームからフレームへの大幅な変化が検出さ
れたとき、前のフレームとその直前のフレームとの間の
フレームからフレームへの変化が類似であれば、前のフ
レームとその直前のフレームとに対するハイパスフレー
ム櫛形フィルタ応答は、後続するハイパスライン櫛形フ
ィルタリングとシンボル決定に対するより良好な理由付
けを与える。
【0077】図6−10及び12のいずれかにおけるよ
うに、図13に於て、入力端子730は、ディジタル減
算器731の被減算入力とディジタルフレーム格納73
2の入力への適用のために、ADC106からのディジ
タルサンプルを受け取る。ディジタルフレーム格納73
2の出力から読まれたディジタルサンプルは、ディジタ
ル減算器731の減算入力として供給される。減算器7
31及びフレーム格納732は共にハイパスフレーム櫛
形フィルタを形成し、入力端子730で受け取られたデ
ィジタルサンプルに対するハイパスフレーム櫛形フィル
タ応答を、減算器731の出力に供給する。静止画像を
示す輝度成分が抑圧減算器731の出力からのハイパス
フレーム櫛形フィルタ応答は、回路のブロック200に
供給される。回路のブロック200は、減算器731か
らのハイパスフレーム櫛形フィルタ応答を更にフィルタ
リングするハイパスライン櫛形フィルタと、ハイパスラ
イン櫛形フィルタに続くシンボル決定回路75と、シン
ボル決定回路に続くポストライン櫛形フィルタパーシャ
ルレスポンスフィルタ76とよりなる。ブロック200
の回路は、図6−10及び12に示されるものに類似で
ある。
【0078】入力端子730で受け取られるディジタル
サンプルに対するフレーム格納732の1フレーム遅延
応答は、ディジタル減算器201の被減算入力と、更な
るディジタルフレーム格納202の書き込み入力に供給
される。更なるディジタルフレーム格納202の出力か
ら読まれるディジタルサンプルは、ディジタル減算器2
01の減算入力として供給される。減算器201とフレ
ーム格納202は共に、ハイパスフレーム櫛形フィルタ
を形成し、入力端子730で1フレーム前に受け取られ
たディジタルサンプルに対するハイパスフレーム櫛形フ
ィルタ応答を、減算器201の出力に供給する。静止画
像を示す輝度成分が抑圧減算器201の出力からのハイ
パスフレーム櫛形フィルタ応答は、回路のブロック20
3に供給される。回路のブロック203は、減算器20
1からのハイパスフレーム櫛形フィルタ応答を更にフィ
ルタリングするハイパスライン櫛形フィルタと、ハイパ
スライン櫛形フィルタに続くシンボル決定回路と、シン
ボル決定回路に続くポストライン櫛形フィルタパーシャ
ルレスポンスフィルタとよりなる。ブロック200及び
203のハイパスライン櫛形フィルタは、構造的に類似
であり、ブロック200及び203のポストライン櫛形
フィルタパーシャルレスポンスフィルタは、構造的に類
似である。ブロック203のシンボル決定回路は、ブロ
ック200のものとは異なり、3レベルシンボル決定回
路が5レベルシンボル決定回路によって置き換えられ、
5レベルシンボル決定回路が9レベルシンボル決定回路
によって置き換えられる。
【0079】回路のブロック203から供給されるビッ
トシリアルディジタル信号は、図13に於て2入力排他
的ORゲート204及び1ビット深さディジタルフレー
ム格納205よりなるものとして示されるポストフレー
ム櫛形フィルタパーシャルレスポンスフィルタに供給さ
れる。回路のブロック203は、そのビットシリアル出
力信号をXORゲート204の第1入力に供給する。X
ORゲート204の出力は、2入力マルチプレクサ20
6の第1入力に結合され、その第2入力は、回路のブロ
ック200のビットシリアル出力信号を受け取るよう結
合される。マルチプレクサ206の出力は、出力端子2
07を介して、レートバッファ77に選択されたビット
シリアル出力信号を供給し、この選択されたビットシリ
アル出力信号は、ポストフレーム櫛形フィルタパーシャ
ルレスポンスフィルタのフレーム格納205の書き込み
入力に供給され、1フレーム後、XORゲート204の
第2入力にフレーム格納205の読み出し出力から供給
される。ディジタル設計の当業者は、単一フレームだけ
遅延された選択されたビットシリアル出力信号は、独立
した1ビット深さのディジタルフレーム格納205を必
要することなく、XORゲート204の第2の入力に読
み戻されることができるように、交互フレームの選択さ
れたビットシリアル出力信号がレートバッファ77に書
き込まれてもよいことを理解するだろう。
【0080】減算器731及び201の差出力信号は、
絶対値回路208及び209の各々の入力信号として供
給される。回路208及び209の絶対値応答は、マル
チプレクサ206に対する制御信号を生成するためにデ
ィジタル比較器210によって比較され、この制御信号
は、第1及び第2入力に受け取られた信号のどちらが、
その出力信号に複製されるかを選択する。
【0081】絶対値回路208からの応答が、絶対値回
路209からの応答より小さいとき、減算器731及び
フレーム格納732によるハイパスフレーム櫛形フィル
タリングが、減算器201及びフレーム格納202によ
るハイパスフレーム櫛形フィルタリングよりも、より良
好にディジタルデータを付随する残余複合ビデオ信号を
低減することが示される。従って、ディジタル比較器2
10は、回路のブロック200から供給される第2の入
力信号を複製するようその出力信号を条件付けする制御
信号をマルチプレクサ206に供給する。動作は、減算
器731、フレーム格納732、及び回路のブロック2
00によって複製される図6、7、8、9、10、或い
は12の回路のものに類似である。
【0082】絶対値回路208からの応答が、絶対値回
路209からの応答を越えるとき、減算器731及びフ
レーム格納732によるハイパスフレーム櫛形フィルタ
リングが、減算器201及びフレーム格納202による
ハイパスフレーム櫛形フィルタリング程には、ディジタ
ルデータを付随する残余複合ビデオ信号を低減しないこ
とが示される。従って、ディジタル比較器210は、X
ORゲート204から供給される第1の入力信号を複製
するようその出力信号を条件付けする制御信号をマルチ
プレクサ206に供給する。
【0083】本明細書に説明されたデータ送信方法は、
単一の、適度に広帯域のデータ伝送チャンネルを提供す
る。様々な異なったサービスが、様々なタイプの時分割
マルチプレックス方法を用いるこの単一データ伝送チャ
ンネルによって提供されることができる。例えば、各連
続パケットが、提供されるデータサービスの性質とデー
タサービスの発信者を示すヘッダ情報を提供されるよう
に、データはパケットで伝送されることが可能である。
テレビジョン放送者及び有線放送者が、様々なデータサ
ービスの発信者であり得る。2方向データ伝送方法に於
て、発信者を識別するパケットヘッドは、電話リンクや
有線放送システムの専用チャンネルのような、適切なデ
ータ返送チャンネルを選択するのに使用されることがで
きる。
【0084】現時点で発明者によって好ましいと思われ
る発明の実施例が説明されたが、通信システム、発信
器、及び受信器設計の当業者は、この説明に接すること
によって、数多くの本発明の代わりの実施例を設計する
ことができるであろうし、これは、この明細の特許請求
の範囲を解釈する際に銘記されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一面を具体化する、ディジタル信号が
埋め込まれたテレビ信号を送信するテレビジョン送信器
の全体的概略図である。
【図2】抑圧された直交位相ビデオ搬送波を変調する位
相偏移キーイング信号が生成されるディジタルデータを
処理するために使用される図1のテレビジョン送信器の
一部を詳細に示す概略図である。
【図3】図2に示される図1のテレビジョン送信器の部
分に於て使用可能な、インターリーバとして走査される
レートバッファの概略図である。
【図4】本発明の他の側面を具体化する、ディジタル信
号が埋め込まれたテレビジョン信号を受信しその埋め込
まれたディジタル信号を抽出するディジタル信号受信器
の概略図である。
【図5】図4のディジタル信号受信回路に於て使用可能
な、デインターリーバとして走査されるレートバッファ
の概略図である。
【図6】図4のディジタル信号受信器でデータ分離フィ
ルタ、シンボル決定回路、及びポスト櫛形パーシャルレ
スポンスフィルタがとりうる代替形の概略図である。
【図7】図4のディジタル信号受信器でデータ分離フィ
ルタ、シンボル決定回路、及びポスト櫛形パーシャルレ
スポンスフィルタがとりうる代替形の概略図である。
【図8】図4のディジタル信号受信器でデータ分離フィ
ルタ、シンボル決定回路、及びポスト櫛形パーシャルレ
スポンスフィルタがとりうる代替形の概略図である。
【図9】図4のディジタル信号受信器でデータ分離フィ
ルタ、シンボル決定回路、及びポスト櫛形パーシャルレ
スポンスフィルタがとりうる代替形の概略図である。
【図10】図4のディジタル信号受信器が適応タイプで
ある場合に、データ分離フィルタ、シンボル決定回路、
及びポスト櫛形パーシャルレスポンスフィルタがとりう
る別の形の概略図である。
【図11】データ分離フィルタの代替形の異なったライ
ン櫛形フィルタ応答の図である。
【図12】図4のディジタル信号受信器が適応タイプで
ある場合に、データ分離フィルタ、シンボル決定回路、
及びポスト櫛形パーシャルレスポンスフィルタがとりう
る代替形の概略図である。
【図13】図4のディジタル信号受信器が適応タイプで
ある場合に、そこでなされ得る変更の概略図である。
【符号の説明】 2 アナログオーディオ源 3 オーディオ処理 4 FMオーディオ搬送波送信器 5 周波数マルチプレクサ 6 送信アンテナ 7 アナログ複合ビデオ源 8 同相ビデオ搬送波VSB−AMビデオ送信器 9 ステーション同期生成器 12 抑圧直交位相ビデオ搬送波VSB−AMデータ送
信器 13 ディジタル信号源 14 エラー補正符号化器 15 レートバッファ(インターリーバ) 16 フレームリピータ 17 1の補数交互データフレーム 18 DAC 19 遷移整形フィルタ 20 交互読み書きフレームメモリペア 21 フレームメモリパッキング制御 22 XORゲート 23 モジュロ2データフレームカウンタ 24 データ行カウンタ(フレーム用) 25 8段階シンボル/行カウンタ 27 最終行復号化 30 シンボルクロッキング回路 31 256fH制御発振器 32 ゼロ交差検出器 33 復号化 34 AFPC検出器 35 後縁エッジ検出器 43 チューナ 44 ビデオIFフィルタ 45 ビデオIF増幅器 46 同相ビデオ検出器 47 直交ビデオ検出器 48 AFPC’D45.75MHz発振器 50 水平同期分離器 51 垂直同期分離器 52 シンボル/行カウンタ 55 復号化 56 AFPC検出器 58 整合フィルタ 61 最終データ行復号化 62 初期データ行復号化 67 パルス弁別器 68 閾値検出器 70 データフレームカウンタ 72 データ行カウンタ(フレーム用) 73 データ分離フィルタ 75 シンボル決定回路 76 パーシャルレスポンスフィルタ 77 レートバッファ(デインターリーバ) 78 エラー補正符号化復号化器 80 データフレームペアカウンタ 81、82 データフレーム格納RAM 83 アドレスマルチプレクサ 84 データ行カウンタ 85 シンボル/行カウンタ 86 Tフリップフロップ 87 復号化 90 データフレームペアカウンタ 91、92 データフレーム格納RAM 93 アドレスマルチプレクサ 94 データ列カウンタ 95 シンボル/列カウンタ 96 Tフリップフロップ 97 復号化 103 サンプル/シンボルカウンタ 104 ゼロ交差検出器 105 4096fH制御発振器 106 1ビットフィードバック複数ビットΣ−ΔAD
C 109 ADC 110 ビットラッチ 200 回路ブロック 201 減算器 202 ディジタルフレーム格納 203 回路ブロック 204 XORゲート 205 ディジタルフレーム遅延 206 マルチプレクサ 731 減算器 209 絶対値 210 比較器 731 減算器 732 フレームストア 733、734 マルチプレクサ 735、736 1-H遅延 737、738 減算器 751 絶対値 752 2重閾値検出器 753 絶対値 754 単一閾値検出器 755 絶対値 756 比較器 761、764 XOR回路 762、765 マルチプレクサ 763、766 1-H遅延 769 XOR回路 7610 マルチプレクサ 7611 1-H遅延 7312 マルチプレクサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 7/08

Claims (30)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オーディオ信号源と; 順次のビデオフレームの順次の水平走査線を表し、前記
    順次のビデオフレームは所定のビデオフレームレートを
    有し、前記順次の水平走査線は所定の水平走査線レート
    を有し、前記ビデオフレームの各々は複合ビデオ信号の
    所定の数の水平走査線より構成され、前記複合ビデオ信
    号はその中に挿入された水平及び垂直同期パルスを有す
    る複合ビデオ信号源と; ディジタル情報の情報源と; フォワードエラー補正符号を前記ディジタル情報に挿入
    し、その結果を第1のビットシリアル信号に変換するエ
    ラー補正符号化器と; 前記第1のビットシリアル信号をデータフレームに変換
    する手段と; 各々がデータフレームのビットを格納するために行及び
    列のアドレスによりアドレス可能な夫々の格納場所を有
    し、列毎に前記第1のビットシリアル信号の順次の前記
    データフレームの夫々により交互に書き込まれ、各々他
    のものが前記データフレームの一つにより書き込まれる
    毎に行毎に2回読み出され、それにより前記所定の水平
    走査線レートの倍数であるビットレートで第2のビット
    シリアル信号を読み出して供給する第1及び第2のフレ
    ーム格納メモリと;パーシャルレスポンスフィルタリング操作を行うことな
    、前記第2のビットシリアル信号を2進位相偏移キー
    イング信号に変換する変換器と; 前記オーディオ信号に応じてオーディオ搬送波の周波数
    を変調し、それにより夫々の出力信号を発生する周波数
    変調送信器と; 前記複合ビデオ信号に応じてビデオ搬送波の振幅を変調
    し、それにより夫々の出力信号を発生する第1の残留側
    波帯振幅変調送信器と; 前記2進位相偏移キーイング信号に応じて抑圧搬送波の
    振幅を変調し、それにより夫々の出力信号を発生する第
    2の残留側波帯振幅変調送信器と; 前記抑圧搬送波が前記ビデオ搬送波と直交位相となるよ
    うに、前記第1と第2の残留側波帯振幅変調送信器の夫
    々の出力信号を前記周波数変調送信器の出力信号と組み
    合わせる周波数マルチプレクサとよりなることを特徴と
    する複合ビデオ信号と共にディジタル情報を送信するシ
    ステム。
  2. 【請求項2】 振幅が複合ビデオ信号に応じて変調され
    るビデオ搬送波と組み合わされた伝送において、第1の
    ビットシリアルディジタル信号は前記ビデオ搬送波と直
    交位相で抑圧搬送波の2進位相偏移キーイング側波帯で
    送信されるシステムと共に使用されるディジタル信号受
    信器であって:前記組み合わされた伝送に応答して前記
    抑圧搬送波の2進位相偏移キーイングを検出し、それに
    より、振幅変調ビデオ搬送波から検出された複合ビデオ
    信号の残余より構成される好ましくない検出器応答を伴
    う所望の検出器応答を発生する検出装置と;各々のディ
    ジタルシンボルに対する複数のレベルの応答を有し、カ
    スケード接続から供給される組み合わされた櫛形フィル
    タ応答において、前記好ましくない検出器応答に対する
    選択を行うハイパスフレーム櫛形フィルタとハイパスラ
    イン櫛形フィルタとのカスケード接続と;前記組み合わ
    された櫛形フィルタ応答に応答して各々順次の位相偏移
    キーイングシンボルの同一性を決定し、それにより第2
    のビットシリアルディジタル信号における対応ビットを
    発生するシンボル決定回路と;前記第2のビットシリア
    ルディジタル信号に応答して前記第1のビットシリアル
    ディジタル信号を実質的に再生する第3のビットシリア
    ルディジタル信号を発生するパーシャルレスポンスフィ
    ルタとよりなることを特徴とするディジタル信号受信
    器。
  3. 【請求項3】 前記ハイパスライン櫛形フィルタは: 前記ハイパスフレーム櫛形フィルタ応答を受ける前記
    イパスライン櫛形フィルタの入力接続と; 前記組み合わされた櫛形フィルタ応答を供給する前記
    イパスライン櫛形フィルタの出力接続と; 前記複合ビデオ信号の水平走査線の期間に等しい時間間
    隔で前記ハイパスライン櫛形フィルタの入力接続で受け
    取る前記ハイパスフレーム櫛形フィルタ応答を遅延させ
    る第1の1−H遅延線と; 前記第1の1−H遅延線から遅延された応答を受ける第
    1の入力接続と、前記ハイパスライン櫛形フィルタの入
    力接続から実質的な遅延無しで接続された第2の入力接
    続と、第1と第2の入力接続における信号に対する差分
    応答を供給する出力接続とを有する第1のディジタル減
    算器と; 期間1−Hに等しい時間間隔で前記第2のディジタル減
    算器の差分応答を遅延する第2の1−H遅延線と; 前記第2の1−H遅延線から遅延された応答を受け取る
    第1の入力接続と、入力接続から実質的な遅延無しで接
    続された第2の入力接続と、第1と第2の入力接続にお
    ける信号に対する差分応答を前記ハイパスライン櫛形フ
    ィルタの出力接続に供給する出力接続とを有する第2の
    ディジタル減算器とよりなることを特徴とする請求項2
    記載のディジタル信号受信器。
  4. 【請求項4】 前記シンボル決定回路は:前記組み合わ
    された櫛形フィルタ応答を受ける入力接続と修正された
    応答を供給する出力接続とを有する絶対値回路と;前記
    絶対値回路の出力接続から前記修正された応答を受け取
    る入力接続とディジタル信号のビットを供給する出力接
    続とを有し、各々のビットは前記修正された応答が第1
    の閾値レベルを越えるが第1の閾値レベルよりは高い第
    2の閾値レベルである第1の状態にあり、前記修正され
    た応答が前記第1の閾値レベルを越えないか又は前記第
    1及び前記第2の閾値レベルの両方を越えた第2の状態
    にある2元閾値検出器とよりなることを特徴とする請求
    項3記載のディジタル信号受信器。
  5. 【請求項5】 前記パーシャルレスポンスフィルタは:
    夫々の入力及び出力端子と;前記パーシャルレスポンス
    フィルタの入力端子からの夫々の第1の入力接続と、夫
    々の第2の入力接続と、第1の排他的ORゲート応答が
    提供される夫々の出力接続とを有する第1の2入力排他
    的ORゲートと;前記第1の排他的ORゲートの出力接
    続からの入力接続と前記第1の排他的ORゲートへの第
    2の入力接続への出力接続とを有し、前記所定の水平走
    査線レートを有する水平走査線の1−H期間に等しい時
    間間隔で前記第1の排他的ORゲートの第2の入力接続
    に印加される前記第1の排他的ORゲート応答を遅延さ
    せる第3の1−H遅延線と;前記第1の排他的ORゲー
    トの出力接続からの夫々の第1の入力接続と、夫々の第
    2の入力接続と、第2の排他的ORゲート応答が提供さ
    れる夫々の出力接続とを有し、前記第2の排他的ORゲ
    ートの出力接続は前記パーシャルレスポンスフィルタの
    出力端子に接続される第2の2入力排他的ORゲート
    と;前記第2の排他的ORゲートの出力接続からの入力
    接続と前記第2の排他的ORゲートへの第2の入力接続
    への出力接続とを有し、前記所定の水平走査線レートを
    有する水平走査線の1−H期間に等しい時間間隔で前記
    第2の排他的ORゲートの第2の入力接続に印加される
    前記第2の排他的ORゲート応答を遅延させる第4の1
    −H遅延線とよりなることを特徴とする請求項4記載の
    ディジタル信号受信器。
  6. 【請求項6】 前記ハイパスライン櫛形フィルタは: 前記ハイパスフレーム櫛形フィルタ応答を受ける前記
    イパスライン櫛形フィルタの入力接続と; 前記組み合わされた櫛形フィルタ応答を供給する前記
    イパスライン櫛形フィルタの出力接続と; 前記複合ビデオ信号の水平走査線の期間に等しい時間間
    隔で前記ハイパスライン櫛形フィルタの入力接続で受け
    取る前記ハイパスフレーム櫛形フィルタ応答を遅延させ
    る1−H遅延と; 前記第1の1−H遅延線から遅延された応答を受ける第
    1の入力接続と、前記ハイパスライン櫛形フィルタの入
    力接続から実質的な遅延無しで接続された第2の入力接
    続と、第1と第2の入力接続における信号に対する差分
    応答を前記ハイパスライン櫛形フィルタの出力接続に供
    給する出力接続とを有する第2のディジタル減算器とよ
    りなることを特徴とする請求項2記載のディジタル信号
    受信器。
  7. 【請求項7】 前記シンボル決定回路は:前記組み合わ
    された櫛形フィルタ応答を受ける入力接続と修正された
    応答を供給する出力接続とを有する絶対値回路と;前記
    絶対値回路の出力接続から前記修正された応答を受ける
    入力接続とディジタル信号のビットを供給する出力接続
    とを有し、各々のビットは前記修正された応答が第1の
    閾値レベルを越える第1の状態及び前記修正された応答
    が前記第1の閾値レベルを越えない第2の状態にある閾
    値検出器とよりなることを特徴とする請求項6記載のデ
    ィジタル信号受信器。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のディジタル信号受信器で
    あって、前記パーシャルレスポンスフィルタは:夫々の
    入力及び出力端子と;前記パーシャルレスポンスフィル
    タの入力端子からの夫々の第1の入力接続と、夫々の第
    2の入力接続と、排他的ORゲート応答が供給される夫
    々の出力接続とを有し、前記排他的ORゲートの出力接
    続は前記パーシャルレスポンスフィルタの出力端子に接
    続される2入力排他的ORゲートと;前記排他的ORゲ
    ートの出力接続からの入力接続と前記排他的ORゲート
    への第2の入力接続への出力接続とを有し、前記所定の
    水平走査線レートを有する水平走査線の1−H期間に等
    しい時間間隔で前記排他的ORゲートの第2の入力接続
    に適用される前記排他的ORゲート応答を遅延させる第
    3の1−H遅延線とよりなることを特徴とするディジタ
    ル信号受信器。
  9. 【請求項9】 振幅が複合ビデオ信号に応じて変調され
    るビデオ搬送波と組み合わされた伝送において、前記ビ
    デオ搬送波と直交位相関係にある抑圧搬送波の2進位相
    偏移キーイング変調側波帯を送信し、第1のビットシリ
    アルディジタル信号は前記複合ビデオ信号のための水平
    走査線レートの倍数である所定の位相偏移キーイングレ
    ートを有し前記抑圧搬送波の振幅を変調して前記2進
    相偏移キーイング変調側波帯を発生する2進位相偏移キ
    ーイング信号に符号化され、前記組み合わされた伝送は
    残留側波帯フィルタリングの後に行われるシステムに使
    用されるディジタル信号受信器であって: 複合ビデオ信号に応じて変調された振幅変調ビデオ搬送
    波と前記ビデオ搬送波と直交位相で2進位相偏移キーイ
    ングされた抑圧搬送波よりなる選択された無線周波数信
    号に応答する中間周波数信号を供給し、前記2進位相偏
    移キーイングされた抑圧搬送波は第1のビットシリアル
    ディジタル信号を符号化する2進位相偏移キーイング
    号に応じて変調されるチューナと; フィルタリング及び増幅要素を含み、増幅された中間周
    波数増幅器応答を供給する、前記中間周波数信号応答の
    ための中間周波数増幅器と; 中間周波数と周波数及び位相エラー信号により制御され
    た平均位相とにおいて、同相及び直交位相中間周波数ビ
    デオ搬送波を発生する第1の制御発振器回路と; 前記増幅された中間周波数増幅器応答を受け、供給され
    た前記同相中間周波数ビデオ搬送波に応じて前記ビデオ
    搬送波の振幅の変調を同期的に検出し、前記2進位相偏
    移キーイング信号の上方周波数残余を伴う再生された複
    合ビデオ信号をフィルタリングする前記残留側波帯のた
    めに、前記複合ビデオ信号が再生される同相検出信号を
    発生する同相ビデオ検出器と; 前記増幅された中間周波数増幅器応答を受け、供給され
    た前記直交位相中間周波数ビデオ搬送波に応じて前記ビ
    デオ搬送波の振幅の変調を同期的に検出して、前記複合
    ビデオ信号の少なくとも上方周波数残余を更に伴う再生
    された2進位相偏移キーイング信号をフィルタリングす
    る前記残留側波帯のために、前記周波数及び位相エラー
    信号を伴う前記2進位相偏移キーイング信号が再生され
    る直交位相検出信号を発生する直交位相ビデオ検出器
    と; 水平同期パルスを前記同相ビデオ検出器により検出した
    複合ビデオ信号から分離する水平同期分離器と; 前記分離された水平同期パルスで制御された周波数及び
    位相でクロック発振を発生し、その発振は前記複合ビデ
    オ信号のための前記水平走査線レートの倍数であるライ
    ンロックされた第2の制御発振器回路と; アナログ入力信号として前記直交位相検出信号を受ける
    入力接続と、ディジタル直交位相検出信号を供給するた
    めに前記所定の位相偏移キーイングでサンプリングされ
    るように、前記直交位相検出信号のサンプルにディジタ
    ル化された応答を供給する出力接続とを有するアナログ
    −ディジタル変換器と; 前記複合ビデオ信号の前記残余は位相偏移キーイング
    ンボルに応じて複数のレベルを有する前記組み合わされ
    た櫛形フィルタ応答において抑圧され、組み合わされた
    櫛形フィルタ応答を前記ディジタル直交位相検出信号に
    与えるハイパスフレーム櫛形フィルタ及びハイパスライ
    ン櫛形フィルタのカスケード接続と; 前記組み合わされた櫛形フィルタ応答に応答して各々の
    位相偏移キーイングシンボルの同一性を決定し、それに
    より第2のビットシリアルディジタル信号における各々
    の順次のビットを発生するシンボル決定回路と; 前記第2のビットシリアルディジタル信号に応答して前
    記第1のビットシリアルディジタル信号を実質的に再生
    する第3のビットシリアルディジタル信号を発生するパ
    ーシャルレスポンスフィルタとよりなることを特徴とす
    るディジタル信号受信器。
  10. 【請求項10】 前記ラインロックされた第2の制御発
    振器回路の発振の平均軸交差に応答して計数してデータ
    行当たりのシンボル計数を発生し、前記水平同期分離器
    からの水平同期パルスに応答するデータ行当たりのシン
    ボル計数の初期値を周期的にリセットする、データ行当
    たりのシンボルカウンタと;前記水平同期分離器から供
    給された水平同期パルスを計数してデータ行計数を発生
    し、データ行計数の各々の値は走査線計数の値に対応
    し、前記垂直同期分離器からの垂直同期パルスに応答す
    るデータ行計数の初期値を周期的にリセットするデータ
    行カウンタと;前記ハイパスフレーム櫛形フィルタへの
    入力信号によりに書き込まれ、前記データ行計数により
    行アドレスされ及び前記データ行当たりのシンボル計数
    により列アドレスされた格納場所を有するように構成さ
    れ、一フレーム遅延と共に前記ハイパスフレーム櫛形フ
    ィルタへの入力信号を再生するために読み出し後上書き
    モードで動作する、前記ハイパスフレーム櫛形フィルタ
    に含まれる第1のフレーム格納ランダムアクセスメモリ
    と;前記ハイパスフレーム櫛形フィルタへの入力信号
    を、一フレーム遅延で前記第1のフレーム格納ランダム
    アクセスメモリから再生される信号に差分的に組み合わ
    せ、それにより前記ハイパスフレーム櫛形フィルタから
    の応答として供給される第1の差分信号を発生する請求
    項9記載の第1のディジタル減算器とを更に有すること
    を特徴とする請求項9記載のディジタル信号受信器。
  11. 【請求項11】 前記ハイパスライン櫛形フィルタは:
    前記ハイパスライン櫛形フィルタへの入力信号により書
    き込まれ、前記データ行当たりのシンボル計数によりア
    ドレスされた格納場所を有するように構成され、一ライ
    ン遅延で前記ハイパスライン櫛形フィルタへの入力信号
    を再生するために読み出し後上書きモードで動作する、
    第1のライン格納ランダムアクセスメモリと;前記ハイ
    パスライン櫛形フィルタへの入力信号を、一フレーム遅
    延で前記第1のライン格納ランダムアクセスメモリから
    再生されるような信号と差分的に組み合わせ、それによ
    り前記ハイパスライン櫛形フィルタからの応答として供
    給される第2の差分信号を発生する第2のディジタル減
    算器とを含むことを特徴とする請求項10記載のディジ
    タル信号受信器。
  12. 【請求項12】 前記パーシャルレスポンスフィルタ
    は、ポストライン櫛形フィルタパーシャルレポンスフィ
    ルタ部分とそのポストフレーム櫛形フィルタパーシャル
    レスポンスフィルタ部分とのカスケード接続において、 前記ポストフレーム櫛形フィルタパーシャルレポンスフ
    ィルタ部分への入力信号により書き込まれ、前記データ
    行計数により行アドレスされ及び前記データ行当たりの
    シンボル計数により列アドレスされた格納場所を有する
    ように構成され、一フレーム遅延と共に前記ポストフレ
    ーム櫛形フィルタパーシャルレスポンスフィルタ部分へ
    の入力信号を再生するために読み出し後上書きモードで
    動作する、前記ポストフレーム櫛形フィルタパーシャル
    レスポンスフィルタ部分に含まれる第2のフレーム格納
    ランダムアクセスメモリと;前記ポストフレーム櫛形フ
    ィルタパーシャルレスポンスフィルタ部分への入力信号
    と一フレーム遅延で前記第2のフレーム格納ランダムア
    クセスメモリから再生されるような信号との排他的論理
    和を行い、それにより前記ポストフレーム櫛形フィルタ
    パーシャルレスポンスフィルタ部分からの応答として供
    給される第1の排他的ORゲートを発生する、前記ポス
    トフレーム櫛形フィルタパーシャルレスポンスフィルタ
    部分に含まれる第1の排他的ORゲートと;前記ポスト
    ライン櫛形フィルタパーシャルレポンスフィルタ部分へ
    の入力信号により書き込まれ、前記データ行当たりのシ
    ンボル計数によりアドレスされた格納場所を有するよう
    に構成され、一ライン遅延で前記ポストライン櫛形フィ
    ルタパーシャルレスポンスフィルタ部分への入力信号を
    再生するために読み出し後上書きモードで動作する、前
    記ポストライン櫛形フィルタパーシャルレスポンスフィ
    ルタ部分に含まれる第2のライン格納ランダムアクセス
    メモリと;前記ポストライン櫛形フィルタパーシャルレ
    スポンスフィルタ部分への入力信号と一フレーム遅延で
    前記第2のライン格納ランダムアクセスメモリから再生
    されるような信号との排他的論理和を行い、それにより
    前記ポストライン櫛形フィルタパーシャルレスポンスフ
    ィルタ部分からの応答として供給される第2の排他的O
    Rゲートを発生する、前記ポストライン櫛形フィルタパ
    ーシャルレスポンスフィルタ部分に含まれる第2の排他
    的ORゲートとよりなることを特徴とする請求項11記
    載のディジタル信号受信器。
  13. 【請求項13】 前記分離された垂直同期パルスの少な
    くとも選択されたものに応答してモジュロ4データフレ
    ーム計数を発生し、その下位ビットはモジュロ2データ
    フレーム計数であり、その上位ビットはモジュロデータ
    フレームペア計数である、モジュロ4データフレームカ
    ウンタと;前記ラインロックされた制御発振器の発振の
    平均軸交差に応答してデータ列当たりのシンボル計数を
    発生するために計数し、前記データ列当たりのシンボル
    計数が所定のフル計数値に達して初期計数値に戻った時
    はいつでもフル計数到達信号を供給し、前記水平同期分
    離器からの水平同期パルスに応答したデータ列当たりの
    シンボル計数の前記初期計数値に周期的にリセットする
    データ列当たりのシンボルカウンタと;前記データ列当
    たりのシンボルカウンタから供給されたフル計数到達信
    号を計数してデータ列計数を発生し、前記垂直同期分離
    器から供給される垂直同期パルスに応答するデータ列計
    数の初期値を周期的にリセットするデータ列カウンタ
    と;入力信号としてレートバッファに供給される前記パ
    ーシャルレスポンスフィルタからの出力信号に応答する
    デインタリーブされた出力信号を供給し、前記モジュロ
    4データフレーム計数と前記データ行当たりのシンボル
    計数と前記データ行計数と前記データ列当たりのシンボ
    ル計数と前記データ列計数とを制御信号として受け取
    る、デインタリーバとして動作するレートバッファと;
    前記レートバッファからの出力信号に応答してその中の
    エラーを補正するエラー補正符号復号化器とを更に有す
    ることを特徴とする請求項12記載のディジタル信号受
    信器。
  14. 【請求項14】 前記ハイパスライン櫛形フィルタは:
    前記ハイパスライン櫛形フィルタへの入力信号により書
    き込まれ、前記データ行当たりのシンボル計数によりア
    ドレスされた格納場所を有するように構成され、一ライ
    ン遅延で前記ハイパスライン櫛形フィルタへの入力信号
    を再生するために読み出し後上書きモードで動作する、
    第1のライン格納ランダムアクセスメモリと;前記ハイ
    パスライン櫛形フィルタへの入力信号を、一ライン遅延
    で共に前記第1のライン格納ランダムアクセスメモリか
    ら再生される信号と差分的に組み合わせ、それにより第
    2の差分信号を発生する第2のディジタル減算器と;前
    記第2の差分信号により書き込まれ、前記データ行当た
    りのシンボル計数によりアドレスされた格納場所を有す
    るように構成され、一ライン遅延で前記第2の差分信号
    を再生するために読み出し後上書きモードで動作する、
    第2のライン格納ランダムアクセスメモリと;前記第2
    の差分信号を、一ライン遅延で前記第2のライン格納ラ
    ンダムアクセスメモリから再生されるような信号と差分
    的に組み合わせ、それにより前記ハイパスライン櫛形フ
    ィルタからの応答として第3の差分信号を発生する第3
    のディジタル減算器とを含むことを特徴とする請求項1
    0記載のディジタル信号受信器。
  15. 【請求項15】 前記パーシャルレスポンスフィルタ
    は、ポストライン櫛形フィルタパーシャルレポンスフィ
    ルタ部分とそのポストフレーム櫛形フィルタパーシャル
    レスポンスフィルタ部分とのカスケード接続において、
    前記ポストフレーム櫛形フィルタパーシャルレポンスフ
    ィルタ部分への入力信号により書き込まれ、前記データ
    行計数により行アドレスされ及び前記データ行当たりの
    シンボル計数により列アドレスされた格納場所を有する
    ように構成され、一フレーム遅延で前記ポストフレーム
    櫛形フィルタパーシャルレスポンスフィルタ部分への入
    力信号を再生するために読み出し後上書きモードで動作
    する、前記ポストフレーム櫛形フィルタパーシャルレス
    ポンスフィルタ部分に含まれる第2のフレーム格納ラン
    ダムアクセスメモリと;ポストフレーム櫛形フィルタパ
    ーシャルレスポンスフィルタ部分を、一フレーム遅延で
    前記第2のフレーム格納ランダムアクセスメモリから再
    生されるように、また遅延無しに直接受けるように、排
    他的論理和を行い、前記ポストフレーム櫛形フィルタパ
    ーシャルレスポンスフィルタ部分からの応答として供給
    される第1の排他的ORゲート応答を発生する、前記ポ
    ストフレーム櫛形フィルタパーシャルレスポンスフィル
    タ部分に含まれる第1の排他的ORゲートと;前記ポス
    トライン櫛形フィルタパーシャルレポンスフィルタ部分
    への入力信号により書き込まれ、前記データ行当たりの
    シンボル計数によりアドレスされた格納場所を有するよ
    うに構成され、一ライン遅延で前記ポストライン櫛形フ
    ィルタパーシャルレスポンスフィルタ部分への入力信号
    を再生するために読み出し後上書きモードで動作する、
    前記ポストライン櫛形フィルタパーシャルレスポンスフ
    ィルタ部分に含まれる第3のライン格納ランダムアクセ
    スメモリと;前記ポストラインム櫛形フィルタパーシャ
    ルレスポンスフィルタ部分への入力信号と一ライン遅延
    で前記第2のライン格納ランダムアクセスメモリから再
    生される信号との排他的論理和を行い、第2の排他的O
    Rゲート応答を発生する、前記ポストライン櫛形フィル
    タパーシャルレスポンスフィルタ部分に含まれる第2の
    排他的ORゲートと;前記第2の排他的ORゲートによ
    り書き込まれ、前記データ行当たりのシンボル計数によ
    りアドレスされた格納場所を有するように構成され、一
    ライン遅延で前記第2の排他的ORゲート応答を再生す
    るために読み出し後上書きモードで動作する、前記ポス
    トライン櫛形フィルタパーシャルレスポンスフィルタ部
    分に含まれる第4のライン格納ランダムアクセスメモリ
    と;前記第2の排他的ORゲート応答と一ライン遅延で
    前記第4のライン格納ランダムアクセスメモリから再生
    されるような前記第2の排他的ORゲート応答との排他
    的論理和を行い、前記ポストライン櫛形フィルタパーシ
    ャルレスポンスフィルタ部分からの応答として供給され
    る第3の排他的ORゲート応答を発生する、前記ポスト
    ライン櫛形フィルタパーシャルレスポンスフィルタ部分
    に含まれる第3の排他的ORゲートとよりなることを特
    徴とする請求項14記載のディジタル信号受信器。
  16. 【請求項16】 前記分離された垂直同期パルスの少な
    くとも選択されたものに応答してモジュロ4データフレ
    ーム計数を発生し、その下位ビットはモジュロ2データ
    フレーム計数であり、その上位ビットはモジュロデータ
    フレームペア計数である、モジュロ4データフレームカ
    ウンタと;前記ラインロックされた制御発振器の発振の
    平均軸交差に応答してデータ列当たりのシンボル計数を
    発生するために計数し、前記データ列当たりのシンボル
    計数が所定のフル計数値に達して初期計数値に戻った時
    はいつでもフル計数到達信号を供給し、前記水平同期分
    離器からの水平同期パルスに応答したデータ列当たりの
    シンボル計数の前記初期計数値にリセットするデータ列
    当たりのシンボルカウンタと;前記データ列当たりのシ
    ンボルカウンタから供給されたフル計数到達信号を計数
    してデータ列計数を発生し、前記垂直同期分離器から供
    給される垂直同期パルスに応答するデータ列計数の初期
    値を周期的にリセットするデータ列カウンタと;入力信
    号としてレートバッファに供給される前記パーシャルレ
    スポンスフィルタからの出力信号に応答するデインタリ
    ーブされた出力信号を供給し、前記モジュロ4データフ
    レーム計数と前記データ行当たりのシンボル計数と前記
    データ行計数と前記データ列当たりのシンボル計数と前
    記データ列計数とを制御信号として受け取る、デインタ
    リーバとして動作するレートバッファと;前記レートバ
    ッファからの出力信号に応答してその中のエラーを補正
    するエラー補正符号復号化器とを更に有することを特徴
    とする請求項15記載のディジタル信号受信器。
  17. 【請求項17】 振幅が複合ビデオ信号に応じて変調さ
    れるビデオ搬送波と組み合わされた伝送において、前記
    ビデオ搬送波と直交位相関係にある抑圧搬送波の2進位
    相偏移キーイング変調側波帯を送信し、第1のビットシ
    リアルディジタル信号は前記複合ビデオ信号のための水
    平走査線レートの倍数である所定の位相偏移キーイング
    レートを有し前記抑圧搬送波の振幅を変調して前記2進
    位相偏移キーイング変調側波帯を発生する2進位相偏移
    キーイング信号に符号化され、前記組み合わされた伝送
    は残留側波帯フィルタリングの後に行われるシステムに
    使用されるディジタル信号受信器であって: 複合ビデオ信号に応じて変調された振幅変調ビデオ搬送
    波と前記ビデオ搬送波と直交位相で2進位相偏移キーイ
    ングされた抑圧搬送波よりなる選択された無線周波数信
    号に応答する中間周波数信号を供給し、前記2進位相偏
    移キーイングされた抑圧搬送波は第1のビットシリアル
    ディジタル信号を符号化する2進位相偏移キーイング
    号に応じて変調されるチューナと; フィルタリング及び増幅要素を含み、増幅された中間周
    波数増幅器応答を供給する、前記中間周波数信号応答の
    ための中間周波数増幅器と; 中間周波数と周波数及び位相エラー信号により制御され
    た平均位相とにおいて、同相及び直交位相中間周波数ビ
    デオ搬送波を発生する第1の制御発振器回路と; 前記増幅された中間周波数増幅器応答を受け、供給され
    た前記同相中間周波数ビデオ搬送波に応じて前記ビデオ
    搬送波の振幅の変調を同期的に検出し、前記2進位相偏
    移キーイング信号の上方周波数残余を伴う再生された複
    合ビデオ信号をフィルタリングする前記残留側波帯のた
    めに、前記複合ビデオ信号が再生される同相検出信号を
    発生する同相ビデオ検出器と; 前記増幅された中間周波数増幅器応答を受け、供給され
    た前記直交位相中間周波数ビデオ搬送波に応じて前記ビ
    デオ搬送波の振幅の変調を同期的に検出して、前記複合
    ビデオ信号の少なくとも上方周波数残余を更に伴う再生
    された2進位相偏移キーイング信号をフィルタリングす
    る前記残留側波帯のために、前記周波数及び位相エラー
    信号を伴う前記2進位相偏移キーイング信号が再生され
    る直交位相検出信号を発生する直交位相ビデオ検出器
    と; 水平同期パルスを前記同相ビデオ検出器により検出した
    複合ビデオ信号から分離する水平同期分離器と; 前記分離された水平同期パルスで制御された周波数及び
    位相でクロック発振を発生し、その発振は前記複合ビデ
    オ信号のための前記水平走査線レートの倍数であるライ
    ンロックされた第2の制御発振器回路と; アナログ入力信号として前記直交位相検出信号を受ける
    入力接続と、ディジタル直交位相検出信号を供給するた
    めに前記所定の位相偏移キーイングでサンプリングされ
    るように、前記直交位相検出信号のサンプルにディジタ
    ル化された応答を供給する出力接続とを有するアナログ
    −ディジタル変換器と; ハイパスフレーム櫛形フィルタ応答を前記ディジタル直
    交位相検出信号に供給するハイパスフレーム櫛形フィル
    タと; 前記ハイパスフレーム櫛形フィルタに応答して、位相偏
    移キーイングシンボルに応答する3レベルのディジタル
    応答を含む第1のハイパスライン櫛形フィルタ応答に、
    前記第1のハイパスライン櫛形フィルタ応答において抑
    圧される前記複合ビデオ信号の前記残余を与える手段
    と; 前記第1のハイパスライン櫛形フィルタに応答して各々
    の位相偏移キーイングシンボルの同一性を決定し、それ
    により第2のビットシリアルディジタル信号において各
    々順次のビットを発生する第1のシンボル決定回路と; 前記第2のビットシリアルディジタル信号に応答して、
    前記第1のビットシリアルディジタル信号を実質的に再
    生する第3のビットシリアルディジタル信号を発生する
    第1のパーシャルレスポンスフィルタと; 前記ハイパスフレームフィルタ応答に応答して、位相偏
    移キーイングシンボルに応答する5レベルのディジタル
    応答を含む第2のハイパスライン櫛形フィルタ応答に、
    前記第2のハイパスライン櫛形フィルタ応答において抑
    圧される前記複合ビデオ信号の前記残余を与える手段
    と; 前記第2のハイパスライン櫛形フィルタ応答に応答して
    各々の位相偏移キーイングシンボルの同一性を決定し、
    それにより第4のビットシリアルディジタル信号におい
    て各々順次のビットを発生する第2のシンボル決定回路
    と; 前記第4のビットシリアルディジタル信号に応答して、
    前記第1のビットシリアルディジタル信号を実質的に再
    生する第5のビットシリアルディジタル信号をその応答
    として発生する第2のパーシャルレスポンスフィルタ
    と; シンボル決定に影響を与える前記複合ビデオ信号の残余
    によるエラーで最もありにくい前記第3及び第5のビッ
    トシリアルディジタル信号の現在のビットの一つを第6
    のビットシリアルディジタル信号の現在のビットとして
    選択することにより前記第6のビットシリアルディジタ
    ル信号の順次のビットを選択する手段とよりなることを
    特徴とするディジタル信号受信器。
  18. 【請求項18】 前記ラインロックされた第2の制御発
    振器回路の発振の平均軸交差に応答して計数してデータ
    行当たりのシンボル計数を発生し、前記水平同期分離器
    からの水平同期パルスに応答するデータ行当たりのシン
    ボル計数の初期値を周期的にリセットする、データ行当
    たりのシンボルカウンタと;前記水平同期分離器から供
    給された水平同期パルスを計数してデータ行計数を発生
    し、データ行計数値の各々の値は走査線計数の値に対応
    し、前記垂直同期分離器からの垂直同期パルスに応答す
    るデータ行計数の初期値を周期的にリセットするデータ
    行カウンタと;前記ハイパスフレーム櫛形フィルタへの
    入力信号によりに書き込まれ、前記データ行計数により
    行アドレスされ及び前記データ行当たりのシンボル計数
    により列アドレスされた格納場所を有するように構成さ
    れ、一フレーム遅延と共に前記ハイパスフレーム櫛形フ
    ィルタへの入力信号を再生するために読み出し後上書き
    モードで動作する、前記ハイパスフレーム櫛形フィルタ
    に含まれる第1のフレーム格納ランダムアクセスメモリ
    と;前記ハイパスフレーム櫛形フィルタへの入力信号
    を、一フレーム遅延で前記第1のフレーム格納ランダム
    アクセスメモリから再生される信号と差分的に組み合わ
    せ、それにより前記ハイパスフレーム櫛形フィルタ応答
    として供給される第1の差分信号を発生する第1のディ
    ジタル減算器とを更に有することを特徴とする請求項1
    7記載のディジタル信号受信器。
  19. 【請求項19】 前記ハイパスライン櫛形フィルタ応答
    を提供する手段は:前記ハイパスフレーム櫛形フィルタ
    応答で書き込まれ、前記データ行当たりのシンボル計数
    によりアドレスされた格納場所を有するように構成さ
    れ、一ライン遅延と共に前記ハイパスライン櫛形フィル
    タへの入力信号を再生するために読み出し後上書きモー
    ドで動作する、第1のライン格納ランダムアクセスメモ
    リと;前記ハイパスライン櫛形フィルタへの入力信号
    を、一ライン遅延で前記第1のライン格納ランダムアク
    セスメモリから再生される信号と差分的に組み合わせ、
    それにより前記ハイパスライン櫛形フィルタ応答として
    供給される第2の差分信号を発生する第2のディジタル
    減算器とよりなることを特徴とする請求項18記載のデ
    ィジタル信号受信器。
  20. 【請求項20】 前記第2のハイパスライン櫛形フィル
    タ応答を提供する手段は、前記第1のハイパスライン櫛
    形フィルタ応答を提供する手段に加えて:一ライン遅延
    で前記第1のライン格納ランダムアクセスメモリから再
    生されるハイパスフレーム櫛形フィルタ応答により書き
    込まれ、前記データ行当たりのシンボル計数によりアド
    レスされた格納場所を有するように構成され、二ライン
    遅延で前記ハイパスフレーム櫛形フィルタ応答を再生す
    るために読み出し後上書きモードで動作する、第2のラ
    イン格納ランダムアクセスメモリと;一ライン遅延で前
    記第1のライン格納ランダムアクセスメモリから再生さ
    れる前記ハイパスフレーム櫛形フィルタ応答を、二ライ
    ン遅延で前記第2のライン格納ランダムアクセスメモリ
    から再生される前記ハイパスフレーム櫛形フィルタ応答
    と差分的に組み合わせ、それにより第3の差分信号を発
    生する第3のディジタル減算器と;前記第2及び第3の
    差分信号を差分的に組み合わせ、それにより前記第2の
    ハイパスライン櫛形フィルタ応答として供給される第4
    の差分信号を発生する第4のディジタル減算器とよりな
    ることを特徴とする請求項19記載のディジタル信号受
    信器。
  21. 【請求項21】 第6のビットシリアルディジタル信号
    の順次のビットを選択する手段は:前記第2と第3の差
    分信号の強度を比較して、前記第2の差分信号の強度が
    前記第3の差分信号の強度を越えた時の第1の値と、前
    記第2の差分信号の強度が前記第3の差分信号の強度を
    越えない時の第2の値とを有する制御信号を発生する手
    段と;前記第5のビットシリアルディジタル信号を受け
    る第1の入力と、前記第3のビットシリアルディジタル
    信号を受ける第2の入力と、前記第6のビットシリアル
    ディジタル信号を供給する出力とを有し、その第1の入
    力において受ける第5のビットシリアルディジタル信号
    をその出力において複製するために前記第1の値である
    前記制御信号により調整され、その第2の入力において
    受ける第3のビットシリアルディジタル信号をその出力
    において複製するために前記第2の値である前記制御信
    号により調整される、2入力マルチプレクサとよりなる
    ことを特徴とする請求項20記載のディジタル信号受信
    器。
  22. 【請求項22】 前記分離された垂直同期パルスの少な
    くとも選択されたものに応答してモジュロ4データフレ
    ーム計数を発生し、その下位ビットはモジュロ2データ
    フレーム計数であり、その上位ビットはモジュロデータ
    フレームペア計数である、モジュロ4データフレームカ
    ウンタと;前記ラインロックされた制御発振器の発振の
    平均軸交差に応答してデータ列当たりのシンボル計数を
    発生するために計数し、前記データ列当たりのシンボル
    計数が所定のフル計数値に達して初期計数値に戻った時
    はいつでもフル計数到達信号を供給し、前記水平同期分
    離器からの水平同期パルスに応答したデータ列当たりの
    シンボル計数の前記初期計数値に周期的にリセットする
    データ列当たりのシンボルカウンタと;前記データ列当
    たりのシンボルカウンタから供給されたフル計数到達信
    号を計数してデータ列計数を発生し、前記垂直同期分離
    器から供給される垂直同期パルスに応答するデータ列計
    数の初期値を周期的にリセットするデータ列カウンタ
    と;入力信号としてレートバッファに供給される前記第
    6のビットシリアルディジタル信号に応答するデインタ
    リーブされた出力信号を供給し、前記モジュロ4データ
    フレーム計数と前記データ行当たりのシンボル計数と前
    記データ行計数と前記データ列当たりのシンボル計数と
    前記データ列計数とを制御信号として受ける、デインタ
    リーバとして動作するレートバッファと;前記レートバ
    ッファからの出力信号に応答してその中のエラーを補正
    するエラー補正符号復号化器とを更に有することを特徴
    とする請求項17記載のディジタル信号受信器。
  23. 【請求項23】 振幅が複合ビデオ信号に応じて変調さ
    れるビデオ搬送波と組み合わされた伝送において、前記
    ビデオ搬送波と直交位相関係にある抑圧搬送波の2進位
    相偏移キーイング変調側波帯を送信し、第1のビットシ
    リアルディジタル信号は前記複合ビデオ信号のための水
    平走査線レートの倍数である所定の位相偏移キーイング
    レートを有し前記抑圧搬送波の振幅を変調して前記2進
    位相偏移キーイング変調側波帯を発生する2進位相偏移
    キーイング信号に符号化され、前記組み合わされた伝送
    は残留側波帯フィルタリングの後に行われるシステムに
    使用されるディジタル信号受信器であって: 複合ビデオ信号に応じて変調された振幅変調ビデオ搬送
    波と前記ビデオ搬送波と直交位相で2進位相偏移キーイ
    ングされた抑圧搬送波よりなる選択された無線周波数信
    号に応答する中間周波数信号を供給し、前記2進位相偏
    移キーイングされた抑圧搬送波は第1のビットシリアル
    ディジタル信号を符号化する2進位相偏移キーイング
    号に応じて変調されるチューナと; フィルタリング及び増幅要素を含み、増幅された中間周
    波数増幅器応答を供給する、前記中間周波数信号応答の
    ための中間周波数増幅器と; 中間周波数と周波数及び位相エラー信号により制御され
    た平均位相とにおいて、同相及び直交位相中間周波数ビ
    デオ搬送波を発生する第1の制御発振器回路と; 前記増幅された中間周波数増幅器応答を受け、供給され
    た前記同相中間周波数ビデオ搬送波に応じて前記ビデオ
    搬送波の振幅の変調を同期的に検出し、前記2進位相偏
    移キーイング信号の上方周波数残余を伴う再生された複
    合ビデオ信号をフィルタリングする前記残留側波帯のた
    めに、前記複合ビデオ信号が再生される同相検出信号を
    発生する同相ビデオ検出器と; 前記増幅された中間周波数増幅器応答を受け、供給され
    た前記直交位相中間周波数ビデオ搬送波に応じて前記ビ
    デオ搬送波の振幅の変調を同期的に検出して、前記複合
    ビデオ信号の少なくとも上方周波数残余を更に伴う再生
    された2進位相偏移キーイング信号をフィルタリングす
    る前記残留側波帯のために、前記周波数及び位相エラー
    信号を伴う前記2進位相偏移キーイング信号が再生され
    る直交位相検出信号を発生する直交位相ビデオ検出器
    と; 水平同期パルスを前記同相ビデオ検出器により検出した
    複合ビデオ信号から分離する水平同期分離器と; 前記分離された水平同期パルスで制御された周波数及び
    位相でクロック発振を発生し、その発振は前記複合ビデ
    オ信号のための前記水平走査線レートの倍数であるライ
    ンロックされた第2の制御発振器回路と; アナログ入力信号として前記直交位相検出信号を受ける
    入力接続と、ディジタル直交位相検出信号を供給するた
    めに前記所定の位相偏移キーイングでサンプリングされ
    るように、前記直交位相検出信号のサンプルにディジタ
    ル化された応答を供給する出力接続とを有するアナログ
    −ディジタル変換器と; 第1の一フレームディジタル遅延は前記直交位相検出信
    号を受け取り、その夫々の遅延された応答として前記複
    合ビデオ信号のフレームの期間だけ遅延されるように前
    記直交位相検出信号を供給し、第2の一フレームディジ
    タル遅延は前記第1の一フレームディジタル遅延の遅延
    応答を受け取り、その夫々の遅延された応答として前記
    複合ビデオ信号の二フレームの期間だけ遅延されるよう
    に前記直交位相検出信号を供給する、カスケード接続さ
    れた第1及び第2の一フレームディジタル遅延と; 前記アナログ−ディジタル変換器からの前記直交位相検
    出信号と前記第1の一フレームディジタル遅延の遅延応
    答とを差分的に組み合わせ、それにより第1の差分信号
    を発生する第1のディジタル減算器と; 前記第1の一フレームディジタル遅延の遅延応答と前記
    第2の一フレームディジタル遅延の遅延応答とを差分的
    に組み合わせ、それにより第2の差分信号を発生する第
    2のディジタル減算器と; 前記第1の差分信号に応答して、位相偏移キーイングシ
    ンボルに応答する3レベルのディジタルを含む第1のハ
    イパスライン櫛形フィルタ応答に、前記第1のハイパス
    ライン櫛形フィルタ応答において抑圧される前記複合ビ
    デオ信号の前記残余を与える手段と; 前記第1のハイパスライン櫛形フィルタに応答して各々
    の位相偏移キーイングシンボルの同一性を決定し、それ
    により第2のビットシリアルディジタル信号において各
    々順次のビットを発生する第1のシンボル決定回路と; 前記第2のビットシリアルディジタル信号に応答して、
    前記第1のビットシリアルディジタル信号を実質的に再
    生する第3のビットシリアルディジタル信号を発生する
    第1のパーシャルレスポンスフィルタと; 前記第2の差分信号に応答して、位相偏移キーイングシ
    ンボルに応答する5レベルのディジタル応答を含む第2
    のハイパスライン櫛形フィルタ応答に、前記第2のハイ
    パスライン櫛形フィルタ応答において抑圧される前記複
    合ビデオ信号の前記残余を与える手段と; 前記第2のハイパスライン櫛形フィルタ応答に応答して
    各々の位相偏移キーイングシンボルの同一性を決定し、
    それにより第4のビットシリアルディジタル信号におい
    て各々順次のビットを発生する第2のシンボル決定回路
    と; 前記第4のビットシリアルディジタル信号に応答して、
    前記第1のビットシリアルディジタル信号を実質的に再
    生する第5のビットシリアルディジタル信号をその応答
    として発生する第2のパーシャルレスポンスフィルタ
    と; シンボル決定に影響を与える前記複合ビデオ信号の残余
    によるエラーで最もありにくい前記第3及び第5のビッ
    トシリアルディジタル信号の現在のビットの一つを第6
    のビットシリアルディジタル信号の現在のビットとして
    選択することにより前記第6のビットシリアルディジタ
    ル信号の順次のビットを選択する手段とよりなることを
    特徴とするディジタル信号受信器。
  24. 【請求項24】 第6のビットシリアルディジタル信号
    の順次のビットを選択する手段は:前記第1と第2の差
    分信号の強度を比較して、前記第1の差分信号の強度が
    前記第2の差分信号の強度を越えた時の第1の値と、前
    記第1の差分信号の強度が前記第2の差分信号の強度を
    越えない時の第2の値とを有する制御信号を発生する手
    段と;前記第5のビットシリアルディジタル信号を受け
    る第1の入力と、前記第3のビットシリアルディジタル
    信号を受ける第2の入力と、前記第6のビットシリアル
    ディジタル信号を供給する出力とを有し、その第1の入
    力において受ける第5のビットシリアルディジタル信号
    をその出力において複製するために前記第1の値である
    前記制御信号により調整され、その第2の入力において
    受ける第3のビットシリアルディジタル信号をその出力
    において複製するために前記第2の値である前記制御信
    号により調整される2入力マルチプレクサとよりなるこ
    とを特徴とする請求項23記載のディジタル信号受信
    器。
  25. 【請求項25】 前記ラインロックされた第2の制御発
    振器回路の発振の平均軸交差に応答して計数してデータ
    行当たりのシンボル計数を発生し、前記水平同期分離器
    からの水平同期パルスに応答するデータ行当たりのシン
    ボル計数の初期値を周期的にリセットする、データ行当
    たりのシンボルカウンタと;前記水平同期分離器から供
    給された水平同期パルスを計数してデータ行計数を発生
    し、データ行計数値の各々の値は走査線計数の値に対応
    し、前記垂直同期分離器からの垂直同期パルスに応答す
    るデータ行計数の初期値を周期的にリセットする、デー
    タ行カウンタと;前記第1の一フレームディジタル遅延
    を提供するために読み出し後上書きモードで動作し、前
    記データ行計数により行アドレスされ及び前記データ行
    当たりのシンボル計数により列アドレスされた格納場所
    を有するように構成された第1のフレーム格納ランダム
    アクセスメモリと;前記第2の一フレームディジタル遅
    延を提供するために読み出し後上書きモードで動作し、
    前記データ行計数により行アドレスされ及び前記データ
    行当たりのシンボル計数により列アドレスされた格納場
    所を有するように構成された第2のフレーム格納ランダ
    ムアクセスメモリと;を更に有することを特徴とする請
    求項23記載のディジタル信号受信器。
  26. 【請求項26】 前記分離された垂直同期パルスの少な
    くとも選択されたものに応答してモジュロ4データフレ
    ーム計数を発生し、その下位ビットはモジュロ2データ
    フレーム計数であり、その上位ビットはモジュロデータ
    フレームペア計数である、モジュロ4データフレームカ
    ウンタと;前記ラインロックされた制御発振器の発振の
    平均軸交差に応答してデータ列当たりのシンボル計数を
    発生するために計数し、前記データ列当たりのシンボル
    計数が所定のフル計数値に達して初期計数値に戻った時
    はいつでもフル計数到達信号を供給し、前記水平同期分
    離器からの水平同期パルスに応答したデータ列当たりの
    シンボル計数の前記初期計数値に周期的にリセットする
    データ列当たりのシンボルカウンタと;前記データ列当
    たりのシンボルカウンタから供給されたフル計数到達信
    号を計数してデータ列計数を発生し、前記垂直同期分離
    器から供給される垂直同期パルスに応答するデータ列計
    数の初期値を周期的にリセットするデータ列カウンタ
    と;入力信号としてレートバッファに供給される前記第
    6のビットシリアルディジタル信号に応答するデインタ
    リーブされた出力信号を供給し、前記モジュロ4データ
    フレーム計数と前記データ行当たりのシンボル計数と前
    記データ行計数と前記データ列当たりのシンボル計数と
    前記データ列計数とを制御信号として受ける、デインタ
    リーバとして動作するレートバッファと;前記レートバ
    ッファからの出力信号に応答してその中のエラーを補正
    するエラー補正符号復号化器とを更に有することを特徴
    とする請求項25記載のディジタル信号受信器。
  27. 【請求項27】 振幅が複合ビデオ信号に応じて変調さ
    れるビデオ搬送波と組み合わされた伝送において、前記
    ビデオ搬送波と直交位相関係にある抑圧搬送波の2進位
    相偏移キーイング変調側波帯を送信し、第1のビットシ
    リアルディジタル信号は前記複合ビデオ信号のための水
    平走査線レートの倍数である所定の位相偏移キーイング
    レートを有し前記抑圧搬送波の振幅を変調して前記2進
    位相偏移キーイング変調側波帯を発生する2進位相偏移
    キーイング信号に符号化され、前記組み合わされた伝送
    は残留側波帯フィルタリングの後に行われるシステムに
    使用されるディジタル信号受信器であって: 複合ビデオ信号に応じて変調された振幅変調ビデオ搬送
    波と前記ビデオ搬送波と直交位相で2進位相偏移キーイ
    ングされた抑圧搬送波よりなる選択された無線周波数信
    号に応答する中間周波数信号を供給し、前記2進位相偏
    移キーイングされた抑圧搬送波は第1のビットシリアル
    ディジタル信号を符号化する2進位相偏移キーイング
    号に応じて変調されるチューナと; フィルタリング及び増幅要素を含み、増幅された中間周
    波数増幅器応答を供給する、前記中間周波数信号応答の
    ための中間周波数増幅器と; 中間周波数と周波数及び位相エラー信号により制御され
    た平均位相とにおいて、同相及び直交位相中間周波数ビ
    デオ搬送波を発生する第1の制御発振器回路と; 前記増幅された中間周波数増幅器応答を受け、供給され
    た前記同相中間周波数ビデオ搬送波に応じて前記ビデオ
    搬送波の振幅の変調を同期的に検出し、前記2進位相偏
    移キーイング信号の上方周波数残余を伴う再生された複
    合ビデオ信号をフィルタリングする前記残留側波帯のた
    めに、前記複合ビデオ信号が再生される同相検出信号を
    発生する同相ビデオ検出器と; 前記増幅された中間周波数増幅器応答を受け、供給され
    た前記直交位相中間周波数ビデオ搬送波に応じて前記ビ
    デオ搬送波の振幅の変調を同期的に検出して、前記複合
    ビデオ信号の少なくとも上方周波数残余を更に伴う再生
    された2進位相偏移キーイング信号をフィルタリングす
    る前記残留側波帯のために、前記周波数及び位相エラー
    信号を伴う前記2進位相偏移キーイング信号が再生され
    る直交位相検出信号を発生する直交位相ビデオ検出器
    と; 水平同期パルスを前記同相ビデオ検出器により検出した
    複合ビデオ信号から分離する水平同期分離器と; 前記分離された水平同期パルスで制御された周波数及び
    位相でクロック発振を発生し、その発振は前記複合ビデ
    オ信号のための前記水平走査線レートの倍数であるライ
    ンロックされた第2の制御発振器回路と; アナログ入力信号として前記直交位相検出信号を受ける
    入力接続と、ディジタル直交位相検出信号を供給するた
    めに前記所定の位相偏移キーイングでサンプリングされ
    るように、前記直交位相検出信号のサンプルにディジタ
    ル化された応答を供給する出力接続とを有するアナログ
    −ディジタル変換器と; 前記第1の差分信号に応答して、位相偏移キーイングシ
    ンボルに応答する3レベルのディジタルを含む第1のハ
    イパスライン櫛形フィルタ応答に、前記第1のハイパス
    ライン櫛形フィルタ応答において抑圧される前記複合ビ
    デオ信号の前記残余を与える手段と; 前記第1のハイパスライン櫛形フィルタに応答して各々
    の位相偏移キーイングシンボルの同一性を決定し、それ
    により第2のビットシリアルディジタル信号において各
    々順次のビットを発生する第1のシンボル決定回路と; 前記第2のビットシリアルディジタル信号に応答して、
    前記第1のビットシリアルディジタル信号を実質的に再
    生する第3のビットシリアルディジタル信号を発生する
    第1のパーシャルレスポンスフィルタと; 第1の一フレームディジタル遅延は前記直交位相検出信
    号を受け取り、その夫々の遅延された応答として前記複
    合ビデオ信号のフレームの期間だけ遅延されるように前
    記直交位相検出信号を供給し、第2の一フレームディジ
    タル遅延は前記第1の一フレームディジタル遅延の遅延
    応答を受け取り、その夫々の遅延された応答として前記
    複合ビデオ信号の二フレームの期間だけ遅延されるよう
    に前記直交位相検出信号を供給する、カスケード接続さ
    れた第1及び第2の一フレームディジタル遅延と; 前記アナログ−ディジタル変換器からの前記直交位相検
    出信号と前記第1の一フレームディジタル遅延の遅延応
    答とを差分的に組み合わせ、それにより第1の差分信号
    を発生する第1のディジタル減算器と; 前記第1の一フレームディジタル遅延の遅延応答と前記
    第2の一フレームディジタル遅延の遅延応答とを差分的
    に組み合わせ、それにより第2の差分信号を発生する第
    2のディジタル減算器と; 前記第1の差分信号に応答して、位相偏移キーイングシ
    ンボルに対する5レベルのディジタル応答を含む第2の
    ハイパスライン櫛形フィルタ応答に、前記第2のハイパ
    スライン櫛形フィルタ応答において抑圧される前記複合
    ビデオ信号の前記残余を与える手段と; 前記第2のハイパスライン櫛形フィルタ応答に応答して
    各々の位相偏移キーイングシンボルの同一性を決定し、
    それにより第4のビットシリアルディジタル信号におい
    て各々順次のビットを発生する第2のシンボル決定回路
    と; 前記第4のビットシリアルディジタル信号に応答して、
    前記第1のビットシリアルディジタル信号を実質的に再
    生する第5のビットシリアルディジタル信号をその応答
    として発生する第2のパーシャルレスポンスフィルタ
    と; シンボル決定に影響を与える前記複合ビデオ信号の残余
    によるエラーで最もありにくい前記第3及び第5のビッ
    トシリアルディジタル信号の現在のビットの一つを第6
    のビットシリアルディジタル信号の現在のビットとして
    選択することにより前記第6のビットシリアルディジタ
    ル信号の順次のビットを選択する手段と前記第2の差分
    信号に応答して、位相偏移キーイングシンボルに対する
    5レベルのディジタル応答を含む第3のハイパスライン
    櫛形フィルタ応答に、前記第3のハイパスライン櫛形フ
    ィルタ応答において抑圧される前記複合ビデオ信号の前
    記残余を与える手段と; 前記第3のハイパスライン櫛形フィルタに応答して各々
    の位相偏移キーイングシンボルの同一性を決定し、それ
    により第7のビットシリアルディジタル信号において各
    々順次のビットを発生する第3のシンボル決定回路と; 前記第7のビットシリアルディジタル信号に応答して、
    第8のビットシリアルディジタル信号を発生する第3の
    パーシャルレスポンスフィルタと; 前記第2の差分信号に応答して、位相偏移キーイングシ
    ンボルに対する9レベルのディジタル応答を含む第4の
    ハイパスライン櫛形フィルタ応答に、前記第4のハイパ
    スライン櫛形フィルタ応答において抑圧される前記複合
    ビデオ信号の前記残余を与える手段と; 前記第4のハイパスライン櫛形フィルタに応答して各々
    の位相偏移キーイングシンボルの同一性を決定し、それ
    により第9のビットシリアルディジタル信号において各
    々順次のビットを発生する第4のシンボル決定回路と; 前記第9のビットシリアルディジタル信号に応答して、
    第10のビットシリアルディジタル信号を発生する第4
    のパーシャルレスポンスフィルタと; シンボル決定に影響を与える前記複合ビデオ信号の残余
    によるエラーが最もありそうにない前記第8及び第10
    のビットシリアルディジタル信号の一つを第11のビッ
    トシリアルディジタル信号の現在のビットとして選択す
    ることにより第11のビットシリアルディジタル信号の
    順次のビットを選択する手段と; 前記第11のビットシリアルディジタル信号を受ける第
    1の入力と、第12のビットシリアルディジタル信号を
    供給する出力とを有する排他的ORゲートと; シンボル決定に影響を与える前記複合ビデオ信号の残余
    によるエラーが最もありそうにない前記第6及び第12
    のビットシリアルディジタル信号の現在のビットの、第
    13のビットシリアルディジタル信号の現在のビットと
    して選択することにより、前記第13のビットシリアル
    ディジタル信号の順次のビットを選択する手段と; 前記第13のビットシリアルディジタル信号に応答し、
    前記第13のビットシリアルディジタル信号を前記複合
    ビデオ信号のフレームの期間だけ遅延された後に前記排
    他的ORゲートの第2の入力に供給する第3の一フレー
    ムディジタル遅延とよりなることを特徴とするディジタ
    ル信号受信器。
  28. 【請求項28】前記ラインロックされた第2の制御発振
    器回路の発振の平均軸交差に応答して計数してデータ行
    当たりのシンボル計数を発生し、前記水平同期分離器か
    らの水平同期パルスに応答するデータ行当たりのシンボ
    ル計数の初期値を周期的にリセットする、データ行当た
    りのシンボルカウンタと; 前記水平同期分離器から供給された水平同期パルスを計
    数してデータ行計数を発生し、データ行計数値の各々の
    値は走査線計数の値に対応し、前記垂直同期分離器から
    の垂直同期パルスに応答するデータ行計数の初期値を周
    期的にリセットする、データ行カウンタと; 前記第1の一フレームディジタル遅延を提供するために
    読み出し後上書きモードで動作し、前記データ行計数に
    より行アドレスされ及び前記データ行当たりのシンボル
    計数により列アドレスされた格納場所を有するように構
    成された第1のフレーム格納ランダムアクセスメモリ
    と; 前記第2の一フレームディジタル遅延を提供するために
    読み出し後上書きモードで動作し、前記データ行計数に
    より行アドレスされ及び前記データ行当たりのシンボル
    計数により列アドレスされた格納場所を有するように構
    成された第2のフレーム格納ランダムアクセスメモリ
    と; 前記第3の一フレームディジタル遅延を提供するために
    読み出し後上書きモードで動作し、前記データ行計数に
    より行アドレスされ及び前記データ行当たりのシンボル
    計数により列アドレスされた格納場所を有するように構
    成された第3のフレーム格納ランダムアクセスメモリと
    を更に有することを特徴とする請求項27記載のディジ
    タル信号受信器。
  29. 【請求項29】 前記分離された垂直同期パルスの少な
    くとも選択されたものに応答してモジュロ4データフレ
    ーム計数を発生し、その下位ビットはモジュロ2データ
    フレーム計数であり、その上位ビットはモジュロデータ
    フレームペア計数である、モジュロ4データフレームカ
    ウンタと;前記ラインロックされた制御発振器の発振の
    平均軸交差に応答してデータ列当たりのシンボル計数を
    発生するために計数し、前記データ列当たりのシンボル
    計数が所定のフル計数値に達して初期計数値に戻った時
    はいつでもフル計数到達信号を供給し、前記水平同期分
    離器からの水平同期パルスに応答したデータ列当たりの
    シンボル計数の前記初期計数値に周期的にリセットする
    データ列当たりのシンボルカウンタと;前記データ列当
    たりのシンボルカウンタから供給されたフル計数到達信
    号を計数してデータ列計数を発生し、前記垂直同期分離
    器から供給される垂直同期パルスに応答するデータ列計
    数の初期値を周期的にリセットするデータ列カウンタ
    と;入力信号としてレートバッファに供給される前記第
    12のビットシリアルディジタル信号に応答するデイン
    タリーブされた出力信号を供給し、前記モジュロ4デー
    タフレーム計数と前記データ行当たりのシンボル計数と
    前記データ行計数と前記データ列当たりのシンボル計数
    と前記データ列計数とを制御信号として受ける、デイン
    タリーバとして動作するレートバッファと;前記レート
    バッファからの出力信号に応答してその中のエラーを補
    正するエラー補正符号復号化器とを更に有することを特
    徴とする請求項28記載のディジタル信号受信器。
  30. 【請求項30】 第6のビットシリアルディジタル信号
    の順次のビットを選択する前記手段と、第11のビット
    シリアルディジタル信号の順次のビットを選択する前記
    手段と、第13のビットシリアルディジタル信号の順次
    のビットを選択する前記手段とは共に:前記第1のハイ
    パスライン櫛形フィルタ応答の現在の強度を一フレーム
    前の強度と比較し、それにより前記第1のハイパスライ
    ン櫛形フィルタの現在の強度が一フレーム前の強度を越
    えた時の第1の値と前記第1のハイパスライン櫛形フィ
    ルタの現在の強度が一フレーム前の強度を越えない時の
    第2の値とを有する第1の制御信号を発生する手段と;
    前記第5のビットシリアルディジタル信号を受ける第1
    の入力と、前記第3のビットシリアルディジタル信号を
    受ける第2の入力と、前記第6のビットシリアルディジ
    タル信号を供給するための出力とを有し、その第1の入
    力において受ける前記第5のビットシリアルディジタル
    信号をその出力において複製するために前記第1の値で
    ある前記第1の制御信号により調整され、その第2の入
    力において受ける前記第3のビットシリアルディジタル
    信号をその出力において複製するために前記第2の値で
    ある前記第1の制御信号により調整される、第1の2入
    力マルチプレクサと;前記第3のハイパスライン櫛形フ
    ィルタ応答の現在の強度を一フレーム前の強度と比較
    し、それにより第3のハイパスライン櫛形フィルタの現
    在の強度が一フレーム前の強度を越えた時の第1の値と
    前記第3のハイパスライン櫛形フィルタの現在の強度が
    一フレーム前の強度を越えない時の第2の値とを有する
    制御信号を発生する手段と;前記第10のビットシリア
    ルディジタル信号を受ける第1の入力と、前記第8のビ
    ットシリアルディジタル信号を受ける第2の入力と、前
    記第11のビットシリアルディジタル信号を供給する出
    力とを有し、その第1の入力において受ける前記第10
    のビットシリアルディジタル信号をその出力において複
    製するために前記第1の値である前記制御信号により調
    整され、その第2の入力において受ける前記第8のビッ
    トシリアルディジタル信号をその出力において複製する
    ために前記第2の値である前記制御信号により調整され
    る、第2の2入力マルチプレクサと;前記第1と第2の
    差分応答の強度を比較し、前記第1の差分信号の強度が
    前記第2の差分信号の強度を越えた時の第1の値と前記
    第1の差分信号の強度が前記第2の差分信号の強度を越
    えない時の第2の値とを有する第3の制御信号を発生す
    る手段と;前記第12のビットシリアルディジタル信号
    を受ける第1の入力と、前記第6のビットシリアルディ
    ジタル信号を受ける第2の入力と、前記第13のビット
    シリアルディジタル信号を供給する出力とを有し、その
    第1の入力において受ける前記第12のビットシリアル
    ディジタル信号をその出力において複製するために前記
    第1の値である前記第3の制御信号により調整され、そ
    の第2の入力において受ける前記第6のビットシリアル
    ディジタル信号をその出力において複製するために前記
    第2の値である前記第3の制御信号により調整される、
    第3の2入力マルチプレクサと;よりなることを特徴と
    する請求項29記載のディジタル信号受信器。
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