JP2837093B2 - 増殖活性付与能力の測定方法 - Google Patents
増殖活性付与能力の測定方法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、血清等の被検試料が免
疫調節因子感受性培養細胞に与える増殖活性付与能力を
測定する方法に関する。本発明方法によって増殖活性付
与能力を測定することにより、患者の免疫能を測定し、
免疫疾患の診断に利用することができる。
疫調節因子感受性培養細胞に与える増殖活性付与能力を
測定する方法に関する。本発明方法によって増殖活性付
与能力を測定することにより、患者の免疫能を測定し、
免疫疾患の診断に利用することができる。
【0002】
【従来の技術】疾病を有する患者の免疫能低下の指標と
して、従来から臨床的に利用されているものの代表例を
挙げれば、生体内(in vivo)試験としてはPP
D(精製タンパク質誘導体:purified pro
tein derivatives)皮内反応やDNC
B(2,4−ジニトロクロロベンゼン)皮膚反応などの
遅延型皮膚反応があり、生体外(ex vivo)試験
としては末梢血中の白血球数の計数、モノクロナール抗
体による末梢血リンパ球サブセットの計数、植物性赤血
球凝集素(PHA)に対する末梢血リンパ球の幼若化率
の測定、血清中のIAP(免疫抑制性酸性タンパク質:
Immunosuppressive acidic
protein)含量の測定、あるいはSI(Stim
ulation Index)の測定(血清中の抑制因
子をマウス脾細胞幼若化反応で測定)などがあった。
して、従来から臨床的に利用されているものの代表例を
挙げれば、生体内(in vivo)試験としてはPP
D(精製タンパク質誘導体:purified pro
tein derivatives)皮内反応やDNC
B(2,4−ジニトロクロロベンゼン)皮膚反応などの
遅延型皮膚反応があり、生体外(ex vivo)試験
としては末梢血中の白血球数の計数、モノクロナール抗
体による末梢血リンパ球サブセットの計数、植物性赤血
球凝集素(PHA)に対する末梢血リンパ球の幼若化率
の測定、血清中のIAP(免疫抑制性酸性タンパク質:
Immunosuppressive acidic
protein)含量の測定、あるいはSI(Stim
ulation Index)の測定(血清中の抑制因
子をマウス脾細胞幼若化反応で測定)などがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、生体の
免疫学的防御機構は複雑であり、単一の指標のみに患者
の免疫能を反映させることは極めて困難である。特に、
癌のような悪性疾患の場合には、宿主の免疫状態がその
臨床経過や予後に密接に係わっているが、従来、患者の
免疫能及び予後を的確に把握することのできる免疫学的
指標は知られておらず、その開発が切に望まれていた。
免疫学的防御機構は複雑であり、単一の指標のみに患者
の免疫能を反映させることは極めて困難である。特に、
癌のような悪性疾患の場合には、宿主の免疫状態がその
臨床経過や予後に密接に係わっているが、従来、患者の
免疫能及び予後を的確に把握することのできる免疫学的
指標は知られておらず、その開発が切に望まれていた。
【0004】本発明者は、この課題を解決すべく鋭意研
究した結果、或る種の増殖因子依存性の免疫系培養細胞
株の増殖反応が、患者体液中の免疫調節因子に強く影響
されることを見出し、増殖反応速度の変化を調べること
により患者体液中の免疫能を判断し、更に患者の免疫疾
患の診断に利用することができることを見出した。本発
明は、こうした知見に基づくものである。
究した結果、或る種の増殖因子依存性の免疫系培養細胞
株の増殖反応が、患者体液中の免疫調節因子に強く影響
されることを見出し、増殖反応速度の変化を調べること
により患者体液中の免疫能を判断し、更に患者の免疫疾
患の診断に利用することができることを見出した。本発
明は、こうした知見に基づくものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、イン
ターロイキン2依存性増殖を示す免疫調節因子感受性培
養細胞を、前記培養細胞の試験管内培養において通常用
いられる量のインターロイキン2の存在下で、被検試料
と共に培養し、前記被検試料が前記培養細胞に与える増
殖活性付与能力を測定する方法に関する。また、本発明
は、インターロイキン2依存性増殖を示す免疫調節因子
感受性培養細胞を、前記培養細胞の試験管内培養におい
て通常用いられる量のインターロイキン2の存在下で、
被検試料と共に培養し、前記被検試料が前記培養細胞に
与える増殖活性付与能力を測定することを特徴とする、
癌の検出方法に関する。
ターロイキン2依存性増殖を示す免疫調節因子感受性培
養細胞を、前記培養細胞の試験管内培養において通常用
いられる量のインターロイキン2の存在下で、被検試料
と共に培養し、前記被検試料が前記培養細胞に与える増
殖活性付与能力を測定する方法に関する。また、本発明
は、インターロイキン2依存性増殖を示す免疫調節因子
感受性培養細胞を、前記培養細胞の試験管内培養におい
て通常用いられる量のインターロイキン2の存在下で、
被検試料と共に培養し、前記被検試料が前記培養細胞に
与える増殖活性付与能力を測定することを特徴とする、
癌の検出方法に関する。
【0006】免疫機能の変化に伴う疾患では、多くの場
合、その患者体液中に免疫機能に影響を及ぼす各種の物
質、すなわち免疫調節因子が含まれている。例えば、免
疫機能の低下を伴う癌においては、患者血清中に免疫機
能を抑制する活性が認められる。しかしながら、免疫応
答には多くの反応が含まれ、免疫抑制因子に対する感受
性は、それぞれの免疫反応によって異なっている。本発
明者は、これら各種の免疫応答の過程で起こる種々の反
応に関与する免疫調節因子、例えば免疫抑制因子に対し
て、免疫調節因子感受性培養細胞(特にはT細胞系培養
細胞)が高い感受性を有しており、前記免疫調節因子の
存在下では前記免疫調節因子感受性培養細胞の増殖反応
(特にサイトカイン依存性の増殖反応)が顕著な影響を
受けることを見出し、更に、その増殖反応の変化を測定
することにより、逆に免疫調節因子の作用を判断するこ
とができることを見出した。
合、その患者体液中に免疫機能に影響を及ぼす各種の物
質、すなわち免疫調節因子が含まれている。例えば、免
疫機能の低下を伴う癌においては、患者血清中に免疫機
能を抑制する活性が認められる。しかしながら、免疫応
答には多くの反応が含まれ、免疫抑制因子に対する感受
性は、それぞれの免疫反応によって異なっている。本発
明者は、これら各種の免疫応答の過程で起こる種々の反
応に関与する免疫調節因子、例えば免疫抑制因子に対し
て、免疫調節因子感受性培養細胞(特にはT細胞系培養
細胞)が高い感受性を有しており、前記免疫調節因子の
存在下では前記免疫調節因子感受性培養細胞の増殖反応
(特にサイトカイン依存性の増殖反応)が顕著な影響を
受けることを見出し、更に、その増殖反応の変化を測定
することにより、逆に免疫調節因子の作用を判断するこ
とができることを見出した。
【0007】本発明方法で用いる被検試料は、免疫能を
測定すべき試料であれば特に制限されるものではない
が、例えば、生物学的液体試料、特にはヒト等の血液、
血清、血漿、髄液、尿、腹水又は胸水等である。これら
の試料をそのまま又は場合により生理食塩水、緩衝液又
は培養液等で希釈して用いる。本発明方法では、これら
の被検試料の存在下で、インターロイキン2(略称はI
L−2)依存性増殖を示す免疫調節因子感受性培養細胞
を培養し、被検試料が前記免疫調節因子感受性培養細胞
に与える増殖活性付与能力を測定する。IL−2依存性
の免疫調節因子感受性増殖性を示す培養細胞を用い、I
L−2及び被検試料の存在下で増殖反応を実施すると、
増殖反応に対する被検試料の影響を高感度で測定するこ
とができる。また、ここで、増殖活性付与能力とは、被
検試料中に含まれる免疫調節因子が免疫調節因子感受性
培養細胞の増殖に影響を与える能力であり、具体的には
増殖抑制能や増殖亢進能である。
測定すべき試料であれば特に制限されるものではない
が、例えば、生物学的液体試料、特にはヒト等の血液、
血清、血漿、髄液、尿、腹水又は胸水等である。これら
の試料をそのまま又は場合により生理食塩水、緩衝液又
は培養液等で希釈して用いる。本発明方法では、これら
の被検試料の存在下で、インターロイキン2(略称はI
L−2)依存性増殖を示す免疫調節因子感受性培養細胞
を培養し、被検試料が前記免疫調節因子感受性培養細胞
に与える増殖活性付与能力を測定する。IL−2依存性
の免疫調節因子感受性増殖性を示す培養細胞を用い、I
L−2及び被検試料の存在下で増殖反応を実施すると、
増殖反応に対する被検試料の影響を高感度で測定するこ
とができる。また、ここで、増殖活性付与能力とは、被
検試料中に含まれる免疫調節因子が免疫調節因子感受性
培養細胞の増殖に影響を与える能力であり、具体的には
増殖抑制能や増殖亢進能である。
【0008】本発明方法で用いることのできるIL−2
依存性増殖を示す免疫調節因子感受性培養細胞は、その
増殖反応が被検試料中の免疫調節因子によって影響を受
け、生体内の免疫応答を反映していること及び免疫調節
因子に対する感受性が高い。サイトカイン依存性の増殖
を示す免疫調節因子感受性培養細胞は、多くのものが知
られている(蛋白質・核酸・酵素、35、875、19
90)。なかでもインターロイキン2(略称はIL−
2)依存性増殖を示す免疫調節因子感受性培養細胞は、
インターロイキン2が生体内の多くの免疫反応におい
て、極めて重要な役割を果たしている点で好ましく、例
えば、マウス由来のCTLL−2若しくはHT−2、ヒ
ト由来のILT−Mat若しくはKOA−1等を用いる
ことができる。これらの培養細胞は各種の微生物寄託機
関等から簡単に入手することができ、例えば、ATCC
(American Type Culture Co
llection)や理化学研究所細胞銀行からマウス
由来のCTLL−2〔ATCCTIB214〕〔RCB
637〕は分譲されている。また、これらの性質を有す
る培養細胞を公知の方法に従って新たに樹立することも
可能である。
依存性増殖を示す免疫調節因子感受性培養細胞は、その
増殖反応が被検試料中の免疫調節因子によって影響を受
け、生体内の免疫応答を反映していること及び免疫調節
因子に対する感受性が高い。サイトカイン依存性の増殖
を示す免疫調節因子感受性培養細胞は、多くのものが知
られている(蛋白質・核酸・酵素、35、875、19
90)。なかでもインターロイキン2(略称はIL−
2)依存性増殖を示す免疫調節因子感受性培養細胞は、
インターロイキン2が生体内の多くの免疫反応におい
て、極めて重要な役割を果たしている点で好ましく、例
えば、マウス由来のCTLL−2若しくはHT−2、ヒ
ト由来のILT−Mat若しくはKOA−1等を用いる
ことができる。これらの培養細胞は各種の微生物寄託機
関等から簡単に入手することができ、例えば、ATCC
(American Type Culture Co
llection)や理化学研究所細胞銀行からマウス
由来のCTLL−2〔ATCCTIB214〕〔RCB
637〕は分譲されている。また、これらの性質を有す
る培養細胞を公知の方法に従って新たに樹立することも
可能である。
【0009】本発明方法における培養細胞の増殖過程
は、一般の試験管内(in vitro)培養において
通常一般的に用いられる培養条件によって行うことがで
き、被検試料(又はコントロール用標準試料等)を加え
る点が異なるだけである。また、IL−2又はそれと同
等の活性を有する成分を、通常の添加量で添加する。例
えば、CTLL−2を用いる場合にも、通常一般的に用
いられる培養条件によって行うことができ、培養液の組
成等を多少変更することも可能であるが、ヒト又はマウ
スのIL−2又はそれと同等の活性を有する成分を添加
する。被検試料の添加量は、予め予備試験を行い、被検
試料添加依存性を示す範囲を添加量とする。
は、一般の試験管内(in vitro)培養において
通常一般的に用いられる培養条件によって行うことがで
き、被検試料(又はコントロール用標準試料等)を加え
る点が異なるだけである。また、IL−2又はそれと同
等の活性を有する成分を、通常の添加量で添加する。例
えば、CTLL−2を用いる場合にも、通常一般的に用
いられる培養条件によって行うことができ、培養液の組
成等を多少変更することも可能であるが、ヒト又はマウ
スのIL−2又はそれと同等の活性を有する成分を添加
する。被検試料の添加量は、予め予備試験を行い、被検
試料添加依存性を示す範囲を添加量とする。
【0010】測定に用いる細胞としては、継代後2〜1
0日目の細胞が増殖能が高く、安定した結果を得ること
ができる点で好ましく、2〜5日目のものが増殖能力が
とりわけ高い点で特に好ましい。測定を行う場合には、
使用する免疫調節因子感受性培養細胞の濃度が培養期間
中に過度の増殖によって増殖が低下しないようにするの
が好ましく、例えば、CTLL−2細胞の場合には、培
養期間中におよそ1×106 cells/mlを越えな
いことが望ましい。一方、測定時の細胞数が少ないと測
定感度が低下するので、一定の範囲内となるように培養
開始時の細胞濃度を調節する必要がある。測定時の培養
期間は、有意な差が生じる点で2〜4日が好ましく、例
えばCTLL−2細胞を用いて2日間の培養で測定を行
う場合には、細胞の初濃度を1×105 cells/m
l前後とするのがよい。CTLL−2細胞ではIL−2
の添加量に依存して細胞数の増加が見られる。従って、
IL−2添加量も測定の目的に合わせて調節する必要が
ある。一般的にCTLL−2の十分な増殖が見られ、か
つIL−2が過剰となって測定の感度が低下しない範囲
とするのがよい。
0日目の細胞が増殖能が高く、安定した結果を得ること
ができる点で好ましく、2〜5日目のものが増殖能力が
とりわけ高い点で特に好ましい。測定を行う場合には、
使用する免疫調節因子感受性培養細胞の濃度が培養期間
中に過度の増殖によって増殖が低下しないようにするの
が好ましく、例えば、CTLL−2細胞の場合には、培
養期間中におよそ1×106 cells/mlを越えな
いことが望ましい。一方、測定時の細胞数が少ないと測
定感度が低下するので、一定の範囲内となるように培養
開始時の細胞濃度を調節する必要がある。測定時の培養
期間は、有意な差が生じる点で2〜4日が好ましく、例
えばCTLL−2細胞を用いて2日間の培養で測定を行
う場合には、細胞の初濃度を1×105 cells/m
l前後とするのがよい。CTLL−2細胞ではIL−2
の添加量に依存して細胞数の増加が見られる。従って、
IL−2添加量も測定の目的に合わせて調節する必要が
ある。一般的にCTLL−2の十分な増殖が見られ、か
つIL−2が過剰となって測定の感度が低下しない範囲
とするのがよい。
【0011】培養後に、被検試料の増殖活性付与能力、
すなわち細胞増殖速度に与える影響を測定する。具体的
には、細胞数の計測、 3Hーチミジン取り込み量の測
定、又はMTT〔3−(4,5−ジメチルチアゾール−
2−イル)−2,5−ジフェニル−テトラゾリウムブロ
マイド〕アッセイ等を用いることができる。測定効率が
優れているので、 3H−チミジン取り込み量の測定及び
MTTアッセイが好ましい。MTTアッセイの種々の改
良法、例えば、XTT〔2,3−ビス(2−メトキシ−
4−ニトロ−5−スルホフェニル)−5−〔(フェニル
アミノ)カルボニル〕−2H−テトラゾリウムヒドロキ
シド〕や、WST−1〔4−〔3−(4−ヨウドフェニ
ル−2−(4−ニトロフェニル)−2H−5−テトラゾ
リオ〕−1,3−ベンゼンジスルフォネートのナトリウ
ム塩〕等を用いる測定方法のいずれも使用することがで
きる。
すなわち細胞増殖速度に与える影響を測定する。具体的
には、細胞数の計測、 3Hーチミジン取り込み量の測
定、又はMTT〔3−(4,5−ジメチルチアゾール−
2−イル)−2,5−ジフェニル−テトラゾリウムブロ
マイド〕アッセイ等を用いることができる。測定効率が
優れているので、 3H−チミジン取り込み量の測定及び
MTTアッセイが好ましい。MTTアッセイの種々の改
良法、例えば、XTT〔2,3−ビス(2−メトキシ−
4−ニトロ−5−スルホフェニル)−5−〔(フェニル
アミノ)カルボニル〕−2H−テトラゾリウムヒドロキ
シド〕や、WST−1〔4−〔3−(4−ヨウドフェニ
ル−2−(4−ニトロフェニル)−2H−5−テトラゾ
リオ〕−1,3−ベンゼンジスルフォネートのナトリウ
ム塩〕等を用いる測定方法のいずれも使用することがで
きる。
【0012】本発明では均一な免疫調節因子感受性培養
細胞を使用するので、 3H−チミジン取り込み量測定法
及びMTTアッセイ等によって高い測定感度が得られ
る。MTTアッセイの場合、通常A570 −A630 の測定
値を用いて結果を評価するが、測定回により反応性が若
干変動するので、常に同一の陽性対照を同時に測定して
補正し、この変動の影響を少なくすることができる。本
発明に類似する免疫診断法として、マウス脾細胞を用い
る方法(Hattori,T.et al;Jpn.
J.Surg.,20、127ー136、1990)が
報告されているが、この従来法と比較した場合、本発明
方法は、以下の点で優れている。 (1)免疫調節因子に対する感受性が高いので、精度及
び感度が良い。 (2)培養細胞を用いるので、均一な応答性の細胞集団
が得られ、再現性が良い。 (3)動物を使用しないので、飼育施設がなくても実施
することができ、汎用性がある。
細胞を使用するので、 3H−チミジン取り込み量測定法
及びMTTアッセイ等によって高い測定感度が得られ
る。MTTアッセイの場合、通常A570 −A630 の測定
値を用いて結果を評価するが、測定回により反応性が若
干変動するので、常に同一の陽性対照を同時に測定して
補正し、この変動の影響を少なくすることができる。本
発明に類似する免疫診断法として、マウス脾細胞を用い
る方法(Hattori,T.et al;Jpn.
J.Surg.,20、127ー136、1990)が
報告されているが、この従来法と比較した場合、本発明
方法は、以下の点で優れている。 (1)免疫調節因子に対する感受性が高いので、精度及
び感度が良い。 (2)培養細胞を用いるので、均一な応答性の細胞集団
が得られ、再現性が良い。 (3)動物を使用しないので、飼育施設がなくても実施
することができ、汎用性がある。
【0013】
【実施例】以下、実施例によって本発明を具体的に説明
するが、これらは本発明の範囲を限定するものではな
い。実施例1 (1)CTLL−2細胞の継代 RPMI1640培地に、牛胎児血清を10%、2−メ
ルカプトエタノールを5×10-5M、ゲンタマイシンを
50μg/ml、マウスrIL−2(Genzyme
社)を20units/mlとなるように加えて調製し
た培養液を用い、37℃のCO2 インキュベーター(C
O2 5%;空気95%)中でCTLL−2(RCB63
7:理化学研究所細胞銀行から分譲を受けた)を培養し
た。継代は3〜4日間隔で行い、細胞数が1×106 c
ells/mlを越えないよう、継代時の細胞数を調整
した。
するが、これらは本発明の範囲を限定するものではな
い。実施例1 (1)CTLL−2細胞の継代 RPMI1640培地に、牛胎児血清を10%、2−メ
ルカプトエタノールを5×10-5M、ゲンタマイシンを
50μg/ml、マウスrIL−2(Genzyme
社)を20units/mlとなるように加えて調製し
た培養液を用い、37℃のCO2 インキュベーター(C
O2 5%;空気95%)中でCTLL−2(RCB63
7:理化学研究所細胞銀行から分譲を受けた)を培養し
た。継代は3〜4日間隔で行い、細胞数が1×106 c
ells/mlを越えないよう、継代時の細胞数を調整
した。
【0014】(2)ヒト血清がCTLL−2増殖に及ぼ
す影響の測定 癌患者(24例)若しくは健常人(21例)からの血清
又は牛胎児血清を培養液(RPMI1640培地に2−
メルカプトエタノールを5×10-5M及びゲンタマイシ
ンを50μg/mlとなるように加えて調製:以下培養
液と略す)で希釈して得た各種の稀釈液を96穴平底マ
イクロプレートの各穴に入れ、CTLL−2細胞浮遊
液、さらにマウスrIL−2を加えて、37℃のCO2
インキュベーター中にて培養した。細胞濃度は1×10
5 cells/ml、マウスrIL−2濃度は10un
its/mlとし、各穴の液量が100μlとなるよう
調整した。なお、CTLL−2細胞としては、前記
(1)の方法で維持継代している細胞を1×105 ce
lls/mlの濃度にして培養を行い、2日目に回収し
て、培養液にて3回遠心洗浄した細胞を用いた。
す影響の測定 癌患者(24例)若しくは健常人(21例)からの血清
又は牛胎児血清を培養液(RPMI1640培地に2−
メルカプトエタノールを5×10-5M及びゲンタマイシ
ンを50μg/mlとなるように加えて調製:以下培養
液と略す)で希釈して得た各種の稀釈液を96穴平底マ
イクロプレートの各穴に入れ、CTLL−2細胞浮遊
液、さらにマウスrIL−2を加えて、37℃のCO2
インキュベーター中にて培養した。細胞濃度は1×10
5 cells/ml、マウスrIL−2濃度は10un
its/mlとし、各穴の液量が100μlとなるよう
調整した。なお、CTLL−2細胞としては、前記
(1)の方法で維持継代している細胞を1×105 ce
lls/mlの濃度にして培養を行い、2日目に回収し
て、培養液にて3回遠心洗浄した細胞を用いた。
【0015】44時間培養後、MTT〔3−(4,5−
ジメチルチアゾール−2−イル)−2,5−ジフェニル
−テトラゾリウムブロマイド〕を5mg/mlの濃度と
なるようにリン酸緩衝生理食塩水に溶解して調製した液
15μlずつを各穴に加え、さらに4時間培養した。培
養終了後、各穴に40mM塩酸酸性イソプロパノール2
00μlを加え、生成したフォルマザンをピペッティン
グして溶解し、各穴の吸光度(A570 −A630 )を分光
光度計(Microplate ReaderMode
l 3550;BIO−RAD)で測定した。牛胎児血
清を最終濃度が10%となるように加えて稀釈液を調製
した標準群の吸光度を100とし、それに対する百分率
によって各実験群の吸光度を求め、その結果を図1に示
した。図1の実線は癌患者血清の結果、破線は健常人血
清の結果を示す。なお、図1の横軸は対数目盛りであ
る。
ジメチルチアゾール−2−イル)−2,5−ジフェニル
−テトラゾリウムブロマイド〕を5mg/mlの濃度と
なるようにリン酸緩衝生理食塩水に溶解して調製した液
15μlずつを各穴に加え、さらに4時間培養した。培
養終了後、各穴に40mM塩酸酸性イソプロパノール2
00μlを加え、生成したフォルマザンをピペッティン
グして溶解し、各穴の吸光度(A570 −A630 )を分光
光度計(Microplate ReaderMode
l 3550;BIO−RAD)で測定した。牛胎児血
清を最終濃度が10%となるように加えて稀釈液を調製
した標準群の吸光度を100とし、それに対する百分率
によって各実験群の吸光度を求め、その結果を図1に示
した。図1の実線は癌患者血清の結果、破線は健常人血
清の結果を示す。なお、図1の横軸は対数目盛りであ
る。
【0016】図1から明らかなように、血清添加量0.
3〜1.25%の範囲で、癌患者血清には健常人に比べ
有意のCTLL−2増殖の抑制がみられた。すなわち、
癌患者血清中の免疫抑制活性を本発明の測定法により評
価することができる。
3〜1.25%の範囲で、癌患者血清には健常人に比べ
有意のCTLL−2増殖の抑制がみられた。すなわち、
癌患者血清中の免疫抑制活性を本発明の測定法により評
価することができる。
【0017】実施例2 (1)KOA−1細胞の継代 RPMI1640培地に、牛胎児血清を10%、2−メ
ルカプトエタノールを5×10-5M、ゲンタマイシンを
50μg/ml、そしてヒトrIL−2(Genzym
e社)を300units/mlとなるように加えて調
製した培養液を用い、37℃のCO2 インキュベーター
(CO2 5%,空気95%)中で、ヒト末梢血リンパ球
より樹立したIL−2依存性細胞株KOA−1細胞(F
ERMBP−4631)を培養した。継代は3〜7日間
隔で行い、細胞数が常に1〜15×105 cells/
mlの範囲となるように、継代時の細胞数を調整した。
ルカプトエタノールを5×10-5M、ゲンタマイシンを
50μg/ml、そしてヒトrIL−2(Genzym
e社)を300units/mlとなるように加えて調
製した培養液を用い、37℃のCO2 インキュベーター
(CO2 5%,空気95%)中で、ヒト末梢血リンパ球
より樹立したIL−2依存性細胞株KOA−1細胞(F
ERMBP−4631)を培養した。継代は3〜7日間
隔で行い、細胞数が常に1〜15×105 cells/
mlの範囲となるように、継代時の細胞数を調整した。
【0018】(2)ヒト血清がKOA−1細胞増殖に及
ぼす影響の測定 予め実施例1の方法に従って測定を行い、免疫抑制活性
を示すことが判明していた癌患者血清(検体A)と、健
常人の血清(検体B)を、培養液(RPMI1640培
地に2−メルカプトエタノールを5×10-5M及びゲン
タマイシンを50μg/mlとなるように加えて調製:
以下、培養液と略す)で希釈して得た各種の希釈液を、
96穴平底マイクロプレートの各穴に入れ、KOA−1
細胞浮遊液、更にヒトrIL−2を加えて、37℃のC
O2 インキュベーター中にて培養した。細胞濃度は2×
105 cells/ml、ヒトrIL−2濃度は300
units/mlとし、各穴の液量が100μlとなる
ように調整した。なお、KOA−1細胞としては、前記
実施例2(1)の方法で維持継代し、継代細胞を培養液
にて遠心洗浄した細胞を用いた。
ぼす影響の測定 予め実施例1の方法に従って測定を行い、免疫抑制活性
を示すことが判明していた癌患者血清(検体A)と、健
常人の血清(検体B)を、培養液(RPMI1640培
地に2−メルカプトエタノールを5×10-5M及びゲン
タマイシンを50μg/mlとなるように加えて調製:
以下、培養液と略す)で希釈して得た各種の希釈液を、
96穴平底マイクロプレートの各穴に入れ、KOA−1
細胞浮遊液、更にヒトrIL−2を加えて、37℃のC
O2 インキュベーター中にて培養した。細胞濃度は2×
105 cells/ml、ヒトrIL−2濃度は300
units/mlとし、各穴の液量が100μlとなる
ように調整した。なお、KOA−1細胞としては、前記
実施例2(1)の方法で維持継代し、継代細胞を培養液
にて遠心洗浄した細胞を用いた。
【0019】3日間培養した後、〔6−3H〕チミジン
(Amersham社)を740KBq/mlの濃度と
なるように培養液にて希釈した溶液25μlずつを各穴
に加え、更に1日培養した。培養終了後、セルハーベス
ター(ケンブリッジテクノロジー社製)を用い、常法に
従って細胞をグラスファイバーフィルター上に回収し、
シンチレーター(NEN社製;AquasolII)を
加えて液体シンチレーションカウンターにて放射活性を
測定した。結果は図2に示すとおりであった。図2から
明らかなように、血清添加量0.3〜5.0%の範囲で
検体A(図2の○)と検体B(図2の●)との間に有意
な差が認められた。すなわち、本実施例の方法によって
も、実施例1の場合と同様に、癌患者血清中の免疫抑制
活性を評価することができる。
(Amersham社)を740KBq/mlの濃度と
なるように培養液にて希釈した溶液25μlずつを各穴
に加え、更に1日培養した。培養終了後、セルハーベス
ター(ケンブリッジテクノロジー社製)を用い、常法に
従って細胞をグラスファイバーフィルター上に回収し、
シンチレーター(NEN社製;AquasolII)を
加えて液体シンチレーションカウンターにて放射活性を
測定した。結果は図2に示すとおりであった。図2から
明らかなように、血清添加量0.3〜5.0%の範囲で
検体A(図2の○)と検体B(図2の●)との間に有意
な差が認められた。すなわち、本実施例の方法によって
も、実施例1の場合と同様に、癌患者血清中の免疫抑制
活性を評価することができる。
【0020】
【発明の効果】本発明方法によれば、感度及び再現性の
高い、免疫能の測定が可能であり、癌患者の免疫能を測
定し、診断に利用することができる。
高い、免疫能の測定が可能であり、癌患者の免疫能を測
定し、診断に利用することができる。
【図1】癌患者血清がCTLL−2細胞の増殖を抑制す
る結果を示すグラフである。
る結果を示すグラフである。
【図2】癌患者血清がKOA−1細胞の増殖を抑制する
結果を示すグラフである。
結果を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C12Q 1/06 G01N 33/53 G01N 33/60 C12N 5/06 BIOSIS(DIALOG) WPI(DIALOG)
Claims (6)
- 【請求項1】 インターロイキン2依存性増殖を示す免
疫調節因子感受性培養細胞を、前記培養細胞の試験管内
培養において通常用いられる量のインターロイキン2の
存在下で、被検試料と共に培養し、前記被検試料が前記
培養細胞に与える増殖活性付与能力を測定する方法。 - 【請求項2】 前記インターロイキン2量が、前記培養
細胞の充分な増殖が見られ、かつ前記インターロイキン
2が過剰となって測定の感度が低下しない範囲である請
求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 インターロイキン2依存性増殖を示す免
疫調節因子感受性培養細胞がマウス由来CTLL−2で
ある請求項1又は2に記載の方法。 - 【請求項4】 インターロイキン2依存性増殖を示す免
疫調節因子感受性培養細胞がヒト由来KOA−1である
請求項1又は2に記載の方法。 - 【請求項5】 増殖活性付与能力を、細胞数計数、放射
性同位元素取り込み、又は酵素反応により定量する請求
項1〜4のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項6】 インターロイキン2依存性増殖を示す免
疫調節因子感受性培養細胞を、前記培養細胞の試験管内
培養において通常用いられる量のインターロイキン2の
存在下で、被検試料と共に培養し、前記被検試料が前記
培養細胞に与える増殖活性付与能力を測定することを特
徴とする、癌の検出方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6114387A JP2837093B2 (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 増殖活性付与能力の測定方法 |
CA002147801A CA2147801A1 (en) | 1994-04-28 | 1995-04-25 | Method for determining capability of imparting growth activity |
AU17633/95A AU673486B2 (en) | 1994-04-28 | 1995-04-26 | Method for determining capability of imparting growth activity |
EP95106191A EP0679888A3 (en) | 1994-04-28 | 1995-04-26 | Method for determining the ability to generate growth activity. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6114387A JP2837093B2 (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 増殖活性付与能力の測定方法 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07289292A JPH07289292A (ja) | 1995-11-07 |
JP2837093B2 true JP2837093B2 (ja) | 1998-12-14 |
Family
ID=14636407
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6114387A Expired - Fee Related JP2837093B2 (ja) | 1994-04-28 | 1994-04-28 | 増殖活性付与能力の測定方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JP2837093B2 (ja) |
AU (1) | AU673486B2 (ja) |
CA (1) | CA2147801A1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3760250B2 (ja) * | 1995-12-21 | 2006-03-29 | マルキンバイオ株式会社 | 硫酸抱合型胆汁酸の定量法及びそのキット |
GB0704515D0 (en) * | 2007-03-08 | 2007-04-18 | Cambridge Entpr Ltd | Diagnosing psychotic disorders |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0246298A (ja) * | 1988-06-23 | 1990-02-15 | Atomic Energy Canada Ltd | 潜在的毒性の試剤に対する有機体の感性の決定法 |
JP3040451B2 (ja) * | 1990-10-31 | 2000-05-15 | 昌之 宮坂 | モノクローナル抗体 |
JPH06116290A (ja) * | 1991-04-18 | 1994-04-26 | Bio Material Kenkyusho:Kk | 造血調節因子 |
-
1994
- 1994-04-28 JP JP6114387A patent/JP2837093B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-04-25 CA CA002147801A patent/CA2147801A1/en not_active Abandoned
- 1995-04-26 EP EP95106191A patent/EP0679888A3/en not_active Withdrawn
- 1995-04-26 AU AU17633/95A patent/AU673486B2/en not_active Ceased
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
AU1763395A (en) | 1996-01-04 |
AU673486B2 (en) | 1996-11-07 |
JPH07289292A (ja) | 1995-11-07 |
EP0679888A3 (en) | 1996-02-28 |
CA2147801A1 (en) | 1995-10-29 |
EP0679888A2 (en) | 1995-11-02 |
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