JP2836601B2 - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2836601B2
JP2836601B2 JP8245329A JP24532996A JP2836601B2 JP 2836601 B2 JP2836601 B2 JP 2836601B2 JP 8245329 A JP8245329 A JP 8245329A JP 24532996 A JP24532996 A JP 24532996A JP 2836601 B2 JP2836601 B2 JP 2836601B2
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image
switch
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克行 難波
良弘 田中
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術の分野】本発明は、撮像した複数コマの被
写体画像を圧縮してから記憶するようにしたカメラに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、撮像した複数コマ分の画像データ
を装着乃至は接続可能な外部メモリとしてのICカード
や記録ディスクに記憶するようにしたカメラが提案され
ている(特開昭63−272289号公報、特開昭62
−62674号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
63−272289号公報記載のカメラは、カメラ内部
にRAMを有するものの、このRAMは外部メモリであ
るICカードに記憶された画像データをカメラのモニタ
に再生する際の再生用メモリであり、撮像中の画像を直
接記憶し得るものではない。また、特開昭62−626
74号公報記載のカメラは、撮像中の画像データを1コ
マ分だけ記憶するフレームメモリを有するのみである。
従って、かかる従来のカメラでは、外部メモリが装着さ
れていない場合には、複数コマの撮像画像を取り込むこ
とができないという問題がある。
【0004】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
撮像画像を記憶可能な内部メモリを持たせておくこと
で、外部メモリの装着の有無に関わりなく撮像画像の記
憶を行い得るカメラを提供することを目的とするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、被写体を撮像
する撮像手段を備えたカメラにおいて、上記カメラ内に
設けられ、上記撮像手段によって撮像された画像を記憶
する第1の記憶手段と、上記カメラに装着自在に設けら
れた第2の記憶手段と、上記第1の記憶手段に記憶され
た画像を圧縮する圧縮手段と、上記第2の記憶手段が上
記カメラに装着されたか否かを検出する検出手段と、上
記検出手段により上記第2の記憶手段が上記カメラに装
着されたと検出された場合は上記圧縮手段により圧縮さ
れた画像を上記第2の記憶手段に記憶させる一方、上記
第2の記憶手段が上記カメラに装着されたことが検出さ
れない場合は上記圧縮手段により圧縮された画像を上記
第1の記憶手段に記憶させる制御手段とを備えたもので
ある。
【0006】本発明によれば、カメラに第2の記憶手段
が装着されていることが検出されたときは、撮像手段で
撮像された画像データは圧縮手段で圧縮された後、第2
の記憶手段に記憶される。一方、カメラに第2の記憶手
段装着されていることが検出されないときは、圧縮手段
で圧縮された撮像画像データは圧縮後、第1の記憶手段
に記憶される。このようにして外部メモリとしての第2
の記憶手段の装着の有無に関わりなく、撮像された画像
データは記憶されることとなる。
【0007】請求項2の発明は、上記第2の記憶手段を
ICカードとしたので、着脱性、操作性や携帯性に優れ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】図1〜図3は、通信端末装置の外
観構成を示す。図1は全体斜視図を示す。この通信端末
装置は送受信機本体1とカメラ部2とから構成されてい
る。該カメラ部2は送受信機本体1に対して着脱可能に
構成されている。
【0009】送受信機本体1は原稿セット台3、原稿出
力口4、記録媒体(以下、ICカ−ドという)がセット
可能なICカ−ド挿入口5、入力キ−6、スイッチ7、
スイッチ8及びLCD表示部9等を備えている。
【0010】原稿セット台3はFAXで送信先に送信さ
れる原稿を送受信機本体1内に導くものである。原稿出
力口4はプリントされた受信画像が搬出される部分であ
る。ICカ−ド挿入口5は、例えばカメラ部2で撮影さ
れた画像が記憶されたICカ−ドを装着可能にするもの
である。着脱釦51は押されると、上記ICカ−ド5が
ICカ−ド挿入口5から取り出されるものである。入力
キ−6はテンキ−等を備え、送信先の電話番号やFAX
番号を入力するために用いられる。TV電話による送信
先への送信はスイッチ7がオンされると、可能にされ、
一方、FAXによる送信先への送信はスイッチ8がオン
されると、可能にされる。LCD表示部9はLCDの表
示パネルから構成され、操作者による入力されるべき内
容を指示するためのものである。
【0011】図2はカメラ部2の斜視図を示す。カメラ
部2は電源スイッチ10、ICカ−ド挿入口11、レリ
−ズ兼送信釦12、撮影レンズ13、フラッシュ14、
スイッチ15、アップダウンキ−16及び撮影画像のモ
ニタ表示や送受信する画像を表示する液晶TV17等を
備えている。
【0012】電源スイッチ10は、図の「OFF」位置
から「ON」位置にスライドされるとカメラ部2を動作
可能にし、更に「PLAY」位置までスライドされると
再生動作を可能にするスライドスイッチである。ICカ
−ド挿入口11は複数枚の撮影画像が記憶可能な記憶容
量を有するICカ−ドを装着可能にするものである。着
脱釦111は押さえられると、上記ICカ−ド5がIC
カ−ド挿入口11から取り出されるものである。レリ−
ズ兼送信釦12は送受信機本体1から取り外されている
ときはカメラのレリ−ズ釦としての機能を有する。一
方、このレリ−ズ兼送信釦12はカメラ部2が送受信機
本体1に装着されているときは画像を送信する送信釦と
しての機能を有する。フラッシュ14は被写体の輝度が
不足しているときに、これを補うために使用されるもの
である。スイッチ15は2個のスイッチから成り、TV
電話とカメラとを切換えるものである。すなわち、上記
スイッチ15の所定の一方のスイッチが押されることに
より、TV電話が動作可能にされる。一方、他方のスイ
ッチが押されると、カメラが動作可能にされる。アップ
ダウンキ−16はICカ−ド内の記憶画像の駒ナンバ−
をアップあるいはダウン操作するものである。このアッ
プダウンキ−16が押されることにより、液晶TV17
に表示される画像が順次変更される。液晶TV17は、
例えばLCDから成り、撮影画像をファインダ−表示し
たり、ICカ−ド内の記憶画像を表示したり、送受信画
像を表示するものである。このため、送受信機本体1
は、液晶TV17を備えたカメラ部2が送受信機本体1
に対して着脱出来るので、小型化出来る。
【0013】図3はカメラ部2が取り外された状態の送
受信機本体1の斜視図を示す。接続端子18はカメラ部
2が送受信機本体1に装着されたときに該カメラ部2側
と送受信機本体1側とを電気的に接続するものである。
この接続端子18により、送受信機本体1とカメラ部2
間で画像信号及び各情報が交信可能にされる。着脱操作
部材19はカメラ部2を送受信機本体1へ機構的に装着
させるものである。また、この着脱操作部材19は送受
信機本体1からカメラ部2を取り外させるものである。
すなわち、装着及び取り外しは上記着脱操作部材19が
水平方向へ摺動されることにより行われる。スイッチ部
材191はカメラ部2が送受信機本体1に装着される装
着面の適所に設けられている。送受信機本体1はこのス
イッチ部材191により、カメラ部2が該送受信機本体
1に装着されたことを確認出来るようになされている。
一方、カメラ部2の底面には該カメラ部2が送受信機本
体1に装着された時、上記スイッチ部材191と当接す
る位置に図略のスイッチ部材が配置されている。カメラ
部2は、この図略のスイッチ部材により、送受信機本体
1との装着と送受信機本体1からの取り外しを確認出来
るようになされている。
【0014】図4はカメラ部2内の全体ブロック図を示
す。マイクロコンピュ−タ(以下、CPUという)40
1はカメラ部2全体を統括的に制御する。撮影レンズ4
02は図1に示されたレンズ13に該当する。CCD4
03は受光した光を受光量に応じたレベルの電気信号に
変換する多数の固体撮像素子からなり、上記撮影レンズ
402を通して入力される被写体画像を撮像する。CD
S404はCCD403で撮像した画像信号に二重相関
のためのサンプリングを行う。A/Dコンバ−タ405
は上記CDS404でサンプリングされたアナログ信号
をデジタル信号に変換する。タイミングトリガ発生回路
(以下、TGという)412は上記CCD403、CD
S404及びA/Dコンバ−タ405に制御用パルスを
出力する。A/D変換回路405でデジタル信号に変換
された画像デ−タはデ−タバスDB1を通って信号処理
部406に入力される。該信号処理部406はCPU4
01からの制御信号及び後述するアドレスコントロ−ラ
410からのアドレスデ−タにより、内部メモリ407
あるいはICカ−ド408に画像デ−タを書き込ます。
また、信号処理部406は記憶画像を液晶TV17に再
生表示させるべくNTSC信号の作成を行う。信号処理
部406はCPU401から入力されるGATE1〜G
ATE3信号、TRAM1信号、TRAM2信号及びR/
W信号により制御される。この信号処理部406は図5
に詳細に示されている。
【0015】D/Aコンバ−タ409はNTSC信号を
アナログ信号に変換する。そして、変換されたアナログ
信号は液晶TV17に表示される。アドレスコントロ−
ラ410からのアドレスデ−タはアドレスバスADB1
を通って内部メモリ407やICカ−ド408へ供給さ
れる。画像デ−タは上記アドレスデ−タに従って、内部
メモリ407またはICカ−ド408に書き込まれ、あ
るいはこれらから読み出される。
【0016】CPU401は測光部414で測定された
被写体の輝度デ−タから露出時間TVと絞り値AVを演算
する。露出制御部411はこの露出時間TVと絞り値AV
の両デ−タに基づいて、タイミングトリガ発生回路41
2の動作を制御するトリガパルスを出力する。すなわ
ち、露出制御部411はこのトリガパルスによって、露
出開始と同時にCCD402内の残留電荷の消去を行
う。また、露出制御部411は露出時間TV後にCCD
402内の蓄積電荷の取り出しを行う。
【0017】電源部413はCPU401からの電力供
給制御信号PWCにより制御される。電源部413は上
記電力供給制御信号PWCにより、高電圧VHをCCD
403へ、また低電圧VLをその他の回路へ供給する。
【0018】フラッシュ部415はフラッシュ発光部と
電荷蓄積用コンデンサとから成る。このフラッシュ部4
15はフラッシュを発光させる他、CPU401からの
充電制御信号FCHGにより、発光エネルギ−充電用コ
ンデンサに充電を開始させる。また、フラッシュ部41
5は充電完了を検知して充電完了信号をCPU401に
出力する。
【0019】次に、各種スイッチについて説明する。ス
イッチSMAINはカメラ部2を起動するメインスイッチで
ある。スイッチSRLSは図1、図2に示されるスイッチ
12に相当するもので、カメラとして使用する場合は撮
影開始釦としての機能を備えている。また、スイッチS
RLSは記録画像を送信する場合は送信釦としての機能を
備えている。スイッチSCTは図1、図2に示されるスイ
ッチ15に相当する。このスイッチSCTは「CAMER
A」側の釦が操作されると、接片SCAに接続されてカメ
ラが使用可能にされる。また、スイッチSCTは「TV.
TEL」側の釦が操作されると、接片STEに接続されて
TV電話としての使用を可能にする。スイッチSUP及び
スイッチSDOWNは図1、図2に示されるアップダウンキ
−16に相当する。記憶画像はスイッチSUPが押される
毎に1駒ずつを順送りされる。また、記憶画像はスイッ
チSDOWNが押される毎に1駒ずつを逆送りされる。
【0020】スイッチSICはICカ−ド408が装着さ
れている場合にオンする。スイッチSSETは図3に示さ
れるスイッチ部材191に対応して設置されたカメラ部
2のスイッチ部材に相当する。このスイッチSSETは、
前述したようにカメラ部2が送受信機本体1に装着され
たときオンされる。スイッチSRVは図1及び図2のスイ
ッチ10の「PLAY」位置に対応して設けられ、IC
カ−ド408内の記憶画像が再生表示されるときに操作
される。
【0021】端子416はカメラ部2と該カメラ部2に
装着されるICカ−ド408とを電気的に接続する接続
端子である。また、端子418は図3に示される接続端
子18に相当する接続端子である。インタ−フェ−ス部
417はカメラ部2と送受信機本体1間でデ−タをやり
取りするためのデ−タバスを切換制御する。
【0022】なお、DB1、DB2はデ−タバス、ADB
1、ADB2はアドレスバス、CSはチップセレクト信号
を示す。デ−タバスDB1は主に画像デ−タの伝送ライ
ンとして用いられる。デ−タバスDB2は画像デ−タ以
外の情報の伝送ラインとして用いられる。また、チップ
セレクト信号CSは画像デ−タや情報を出力する場合に
受信側にその旨を知らせるために使用される。
【0023】図5は、図4に示される信号処理部406
の詳細なブロック図を示す。入力端子P51に導かれたR
GB各色の画像信号は、一旦内部メモリ407に書き込
まれる。この後、画像デ−タは内部メモリ407から読
み出されてマトリクス部501に入力される。マトリク
ス部501は内部メモリ407からのRGBの画像デ−
タにマトリクス処理を施して、例えば輝度信号Yと色差
信号Cを生成する。ゲ−ト502はCPU401からの
GATE1信号により、マトリクス処理された画像デ−
タをゲ−ト506か圧縮部503のいずれか一方に導く
べく切換えられる。この切換により、マトリクス処理さ
れた画像デ−タはメモリに記憶されるか、あるいは記憶
されることなく、出力端子P52を経て液晶TV17に表
示される。画像デ−タが液晶TV17に直接表示される
場合、液晶TV17は撮影時におけるカメラのファイン
ダと同一の働きをする。
【0024】一方、画像デ−タがメモリに記憶される場
合、画像デ−タはCPU401からのTRAM1信号に
より圧縮部503で圧縮処理を施される。例えば、圧縮
部503は輝度信号Y、色差信号Cに対してそれぞれ前
値との差分を取ることにより、デ−タ量を1/2に半減
させる。この圧縮処理により、1の画像デ−タのデ−タ
量が押さえられる。従って、記憶できる画像の駒数が増
大される。圧縮処理された画像デ−タはゲ−ト504に
導かれる。該ゲ−ト504は、CPU401からのGA
TE2信号により画像デ−タを内部メモリ407かIC
カ−ド408のいずれか一方に導くべく切換えられる。
画像デ−タの記憶はICカ−ド408が優先される。す
なわち、ICカ−ド408がカメラ部2に装着され、し
かも記憶可能な状態のときは、画像デ−タはICカ−ド
408に書き込まれる。その他のときは、画像デ−タは
内部メモリ407に書き込まれる。このような画像信号
の書込制御はCPU401により行われる。内部メモリ
407は、少なくとも入力端子P51から直接入力される
画像デ−タの他、ゲ−ト504を通って入力される画像
デ−タを書き込むことができる記憶容量を有している。
【0025】次に、内部メモリ407またはICカ−ド
408に記憶された画像デ−タが読出される場合、画像
デ−タはゲ−ト504を介して伸長部505に導かれ
る。伸長部505はCPU401からのTRAM2信号
により、圧縮された画像信号を伸長して、元の画像信号
に戻す。
【0026】ゲ−ト506はCPU401からのGAT
3信号により、ゲ−ト502か伸長部505のいずれ
か一方をバッファメモリ507に接続させるように切換
えられる。このゲ−ト506はゲ−ト502と連動して
切換えられる。すなわち、ゲ−ト506は画像デ−タを
ファインダ表示させるときは、ゲ−ト502の出力を選
択する。これにより、CCD403で得られた画像デ−
タがそのまま内部メモリ407またはICカ−ド408
に導かれる。バッファメモリ507に記憶された画像デ
−タが再生表示される場合は、伸長部505からの画像
デ−タがバッファメモリ507に入力される。一方、送
受信機本体1で受信された画像デ−タが液晶TV17に
表示される際は、ゲ−ト506はCPU401からのG
ATE3信号により、インタ−フェ−ス417とバッフ
ァメモリ507とが接続されるように切換えられる。画
像デ−タはバッファメモリ507に一旦記憶された後、
NTSC信号作成部508に送入される。NTSC信号
作成部508は送入された画像信号を液晶TV17に表
示出来るようにNTSC信号に変換する。そして、変換
された画像デ−タは出力端子P52から、図4に示される
D/Aコンバ−タ409に出力される。
【0027】図6は送受信機本体1の全体ブロック図を
示す。制御用マイクロコンピュ−タ(以下、MPUとい
う)601は送受信機本体2全体の動作を統括的に制御
する。FAX原稿読取り部602は、図1に示される原
稿セット台3にセットされた送信原稿を読み取るスキャ
ナ−を備えている。信号処理部603はカメラ部2から
入力される画像デ−タ、他局から受信した画像デ−タを
処理する。更に、信号処理部603はFAXにより送信
及び受信される信号を処理する。信号処理部603はM
PU601から入力されるGATE4信号、INCON
信号、OUTCON信号、TTL信号、ITTL信号、
DCT信号、IDCT信号、CDI信号及びR/W信号
により制御される。この信号処理部603は図7に詳細
に示されている。
【0028】内部メモリ604は前記内部メモリ407
と等しいものである。端子616は図1、図3のICカ
−ド挿入口5に設けられた接続端子である。ICカ−ド
605は信号処理部603で処理された画像デ−タを記
憶する。通信制御部606は他局との画像デ−タの交信
を実行すべく所定の送受信制御の手順を実行する。モデ
ム607はアナログ回線である電話回線を画像デ−タの
伝送用として使用できるようにデジタルデ−タをアナロ
グ信号に変調するものである。また,モデム607はI
SDNを利用してデ−タ通信する場合は、ISDN用の
モデムを使用されることが可能である。NCU608は
このTV電話及びFAXを公衆電話回線に接続する。プ
リント信号作成部609は受信したFAX信号をプリン
ト出力用に変換する。プリンタ610は変換されたFA
X信号を送受信機本体1内に装備された不図示のプリン
ト用紙にプリントする。プリントされた用紙は図1に示
される原稿出力口4に搬出される。
【0029】LCD611は図1に示されるLCD表示
部9に相当する。該LCD611はMPU601からの
制御信号に基づいて操作すべき各種指示内容を表示す
る。送信先入力キ−612は図1に示されるテンキ−か
ら成る入力キ−6に相当する。該送信先入力キ−612
は画像デ−タを送信する送信先の電話番号やFAX番号
を入力するために用いられる。電源部613は送受信機
本体1の各回路に電力を供給する。アドレスコントロ−
ラ614はアドレスバスADB3を通して内部メモリ6
04とICカ−ド605に書込アドレスや読出アドレス
を出力する。このとき、アドレスコントロ−ラ614は
内部メモリ604とICカ−ド605の内、選択された
一方のメモリに対してアドレスを出力する。インタ−フ
ェ−ス615は送受信機本体1とカメラ部2間でデ−タ
をやり取りするデ−タバスを切換制御する。
【0030】次に、各種スイッチについて説明する。ス
イッチSSETは図4に示されるものと同一である。スイ
ッチSTELとスイッチSFAXは図1に示されるスイッチ1
5に相当する。スイッチSTELはこの通信端末装置をT
V電話として使用する場合にオンされる。また、スイッ
チSFAXはこの通信端末装置をFAXとして使用する場
合にオンされる。
【0031】なお、DB3、DB4、DB5はデ−タバス
である。デ−タバスDB3とDB5はFAX送信時に使用
される。また、デ−タバスDB4はカメラ部2との画像
デ−タの交信時に使用される。ADB3はアドレスバス
である。
【0032】図7は、信号処理部603の詳細なブロッ
ク図を示す。入力端子P71にはFAX原稿読み取り部6
02からの信号が入力される。入力制御部701はMP
U601からのINCON信号により上記入力端子P71
から入力されるFAX信号とゲ−ト704から入力され
る画像デ−タの一方を出力するように切換えられる。ま
た、入力制御部701は、MPU601からのINCO
N信号により、上記入力制御部701に入力された信号
を間引き部702あるいは圧縮部703の一方に出力す
るように切換えられる。上記間引き部702はTV電話
で画像デ−タを送信する場合に、TV電話のためのTT
L圧縮方式に従って画像デ−タを間引くものである。圧
縮部703はFAXで送信する場合にMPU601から
のDCT信号により送信デ−タを圧縮する。デ−タの圧
縮はADCT方式が考えられる。このADCT圧縮はI
SO/JTC1/SC2/WG8、N800の規格に基
づく符号変換の一種である。すなわち、画像信号は直交
変換されて低周波から高周波までの複数の信号として抽
出される。これらの抽出信号の内、一般には高周波成分
ほど原信号との相関性が低下することが知られている。
すなわち、高周波成分の信号ほどサンプリングビット数
を低減させることによりデ−タ圧縮ができる。この画像
信号は周波数成分に変換されているので、高周波成分に
限らず、ある一定周波数の成分のサンプリングビット数
を低減させることも可能である。そして、適当な数の画
素をブロックとして画像が分けられ、このブロック毎に
標本値からなる数値列が直交変換される。例えば、この
ADCT圧縮変換では画像信号が8×8画素ずつブロッ
ク化された後、2次元DCT(Discrete Cosine Transf
orm )により直交変換が行われる。変換された各項は元
の標本値に較べ、より独立(より無関係)になり、これ
により冗長な情報が抑制される。
【0033】R/W制御部705はMPU601からの
R/W信号に基づいて内部メモリ604かICカ−ド6
05へ書込または読出可能信号(R/W信号)を出力す
る。内部メモリ604とICカ−ド605はR/W制御
部705がR信号(ハイレベル)を出力している間、読
み出し可能にされる。一方、内部メモリ604とICカ
−ド605はR/W制御部705がW信号(ロ−レベ
ル)を出力している間、書き込み可能にされる。
【0034】出力制御部706は受信された画像デ−タ
やFAX信号をMPU601からのOUTCON信号に
より補間部707か圧縮部708かあるいは伸長部70
9のいずれかに出力するように切換えられる。また、こ
の出力制御部706はTV電話で画像デ−タが受信され
た場合は、その画像デ−タを補間部707か圧縮部70
8の一方に出力するように切換えられる。画像デ−タが
補間部707に出力された場合は、補間部707は他局
から間引き処理された送信画像デ−タの補間を行って、
元の画像デ−タを再生する。画像デ−タが圧縮部708
に出力された場合は、圧縮部708は画像デ−タを、例
えばCD−I圧縮方式で圧縮する。圧縮された画像デ−
タはゲ−ト704、インタ−フェ−ス615を通ってカ
メラ部2の内部メモリ407かICカ−ド408に書き
込まれる。また、出力制御部706はFAXで画像デ−
タが受信された場合は、その画像デ−タを伸長部709
に出力する。該伸長部709は他局から圧縮処理された
送信されてきた画像デ−タを伸長(逆変換)して、元の
画像デ−タを再生する。伸長された画像デ−タは出力端
子P73を通ってプリント信号作成部609に導かれる。
【0035】なお、ゲ−ト704はカメラ部2から画像
デ−タが入力された時は、MPU601からのGATE
4信号によりインタ−フェ−ス615と入力制御部70
1とを接続するように切換えられる。また、ゲ−ト70
4は送受信機本体1からカメラ部2に画像デ−タが出力
される時は、同様にMPU601からのGATE4信号
により補間部707または圧縮部708とインタ−フェ
−ス615とを接続するように切換えられる。
【0036】上記受信機本体1とカメラ部2のブロック
構成において、次にそれらの動作について説明する。
【0037】かかる動作は、図8〜図19のフロ−チャ
−トに示されている。先ず、カメラ部2のCPU401
の動作が図8〜図16に示されるフロ−チャ−トを参照
して説明される。
【0038】図8、図9は、カメラ部2での撮影動作の
フロ−チャ−トを示す。ステップ#801で、メインス
イッチSMAINがオンか否か判別される。メインスイッチ
MAINがオンでないときは、ステップ#802で、IC
カ−ド408の装着やフラッシュ部415の充電用コン
デンサの充電を確認するための各種フラグがリセットさ
れる。また、ステップ#803で、液晶TV17がオフ
にされる。引き続き、電力供給制御信号PWCがロ−に
されて、電源部413はCCD403への電力供給を停
止する。そして、かかる動作は、メインスイッチSMAIN
がオンされるまで、繰り返される。
【0039】一方、ステップ#801で、メインスイッ
チSMAINがオンされると、フロ−はステップ#805に
進み、電力供給制御信号PWCがハイにされて、CCD
403は電源部413から電力を供給される。次に、ス
テップ#806で、ゲ−ト502とゲ−ト506が、G
ATE1、GATE3信号により液晶TV17によるモニ
タ−表示用に切換えられる。この切換により、マトリク
ス部501がバッファメモリ507と接続される。そし
て、液晶TV17はCCD403からの画像デ−タをモ
ニタ−表示可能にする。このモニタ−表示の際の液晶T
V17は通常のカメラにおけるファインダ−表示と同一
機能を果たすものである。続いて、ステップ#807
で、液晶TV17がオンされ、ステップ#808で、画
像デ−タが液晶TV17にモニタ−用として表示され
る。この後、ステップ#809で、アクセス1のサブル
−チンが実行される。このサブル−チンは、図10に示
される。 図10において、ステップ#901で、前述
した再生用のスイッチSRVがオンか否か判別される。ス
イッチSRVがオフのときは、フロ−はステップ#914
に進み、ゲ−ト506が、GATE3信号によりモニタ
−表示用に切換えられる。更に、ステップ#915で、
電力供給制御信号PWCがハイにされて、CCD403
は電源部413から電力を供給される。そして、この
後、フロ−は図8のステップ#810にリタ−ンする。
【0040】一方、ステップ#901で、スイッチSRV
がオンのときは、フロ−はステップ#902に進み、ゲ
−ト506は記録画像の再生用に切換えられる。次に、
ステップ#903で、電力供給制御信号PWCがロ−に
されて、電源部413はCCD403への電力の供給を
停止する。続いて、ステップ#904で、アクセス用の
スイッチSUPが押されたかどうかが判別される。このス
イッチSUPが押されたとき、すなわちスイッチSUPがオ
フからオンに変化した時点で、フロ−はステップ#90
5に進み、アドレスコントロ−ラ410から出力される
アドレスが1だけカウントアップされる。このアドレス
のカウントアップにより、内部メモリ407あるいはI
Cカ−ド408内の駒ナンバ−が1駒分アップされ、こ
れにより内部メモリ407あるいはICカ−ド408か
ら読み出される画像デ−タが切換えられる。ステップ#
906で、読み出された画像デ−タは伸長部505で伸
長される。更にステップ#907で、伸長された画像デ
−タはNTSC信号作成部508でNTSC信号に変換
される。そして、ステップ#908で、出力端子P52
ら出力された画像デ−タは液晶TV17にモニタ−表示
される。上記ステップ#904からステップ#908に
よって、スイッチSUPがオンされる毎に記憶画像が1駒
ずつ順送りされて、モニタ−表示されることになる。
【0041】一方、ステップ#909で、スイッチS
DOWNが押されたとき、すなわちスイッチSDOWNがオフか
らオンに変化した時点で、フロ−はステップ#910に
進み、アドレスコントロ−ラ410から出力されるアド
レスが1だけカウントダウンされる。このアドレスのカ
ウントダウンにより、内部メモリ407あるいはICカ
−ド408内の駒ナンバ−が1駒分ダウンされ、これに
より内部メモリ407あるいはICカ−ド408から読
み出される画像デ−タが切換えられる。ステップ#91
1で、読み出された画像デ−タは伸長部505で伸長さ
れる。更にステップ#912で、伸長された画像デ−タ
はNTSC信号作成部509でNTSC信号に変換され
る。そして、ステップ#913で、出力端子P52から出
力された画像デ−タは液晶TV17にモニタ−表示され
る。上記ステップ#909からステップ#913によっ
て、スイッチSDOWNがオンされる毎に記憶画像が1駒ず
つ逆送りされて、モニタ−表示されることになる。
【0042】かかる操作の後、フロ−は図8のステップ
#810にリタ−ンする。ステップ#810で、スイッ
チSSETがオンか否か判別される。カメラ部2が送受信
機本体1から取り外されているときは、フロ−はステッ
プ#811に進む。一方、カメラ部2が送受信機本体1
に装着されているときは、フロ−はステップ#823に
進む。そして、このステップ#823で、図1及び図4
に示されるスイッチ15(スイッチSCT)内の「CAM
ERA」側の釦が押されて接片SCAがスイッチSCTと接
続されると、すなわち接片SCAがオンにされると、フロ
−はステップ#811に進む。一方、接片SCAがオフの
状態のときは、「TV.TEL」側が選択されているも
のとして、フロ−は後述する通信モ−ドに移行する。
【0043】ステップ#811では、撮影開始釦12
(スイッチSRLS)がオンか否か判別される。スイッチ
RLSがオフのときは、フロ−はステップ#801に戻
って前記処理を繰り返し実行する。一方、スイッチS
RLSがオンのときは、フロ−はステップ#812に進
む。
【0044】ステップ#812からステップ#829は
露出動作の制御に関する。ステップ#812では、ゲ−
ト502が画像記憶用に切換えられる。この切換によ
り、マトリクス部501が圧縮部503と接続される。
次に、ステップ#813で、スイッチSICがオンか否か
判別される。ICカ−ド408が装着されているとき
は、更にステップ#814で、ICカ−ド408の記憶
容量が飽和しているか否か判別される。そして、ICカ
−ド408が未装着か、あるいはICカ−ド408の記
憶容量が飽和状態のときは、画像デ−タのICカ−ド4
08への記憶は不可能となる。このため、フロ−はステ
ップ#817に進む。ステップ#817では、内部メモ
リ407に画像デ−タを記憶すべくフラグICCFが0
にリセットされる。ゲ−ト504は上記フラグICCF
のリセットにより、ステップ#818で、内部メモリ4
07側に切換えられる。一方、ICカ−ド408に記憶
可能なときは、フロ−はステップ#815に進み、フラ
グICCFを1にセットする。このフラグICCFのセ
ットにより、ステップ#816で、ゲ−ト504はIC
カ−ド408側に切換えられる。この後、ステップ#8
19で、測光部414は被写体の輝度を測定する。そし
て、ステップ#820で、測定結果が低輝度か否か判別
される。被写体が低輝度でなければ、フロ−はステップ
#821に進み、露出制御1のサブル−チンを実行す
る。一方、被写体が低輝度であれば、フロ−はステップ
#822に進み、フラッシュ撮影のサブル−チンを実行
する。これらのサブル−チンは図11〜図14に示され
る。
【0045】露出制御1のサブル−チンは図11により
説明される。先ず、ステップ#1010で、測光部41
4で求めた露出時間TV、絞り値AVが露出制御部411
に出力される。露出制御部411はこれらのデ−タに基
づいてカメラ部2の絞りを駆動する。また、同時に、露
出制御部411は、CCD403により露出を行うべく
露出時間TVに応じたシャッタ−コントロ−ル信号をT
G412に出力する。ステップ#1020で、レリ−ズ
開始(露出開始)を示す信号が露出制御部411からC
PU401に入力されると、CPU401はステップ#
1030で、手振れ限界時間を計時するためにタイマを
スタ−トさせる。この手振れ限界時間は手振れのない適
切な撮影のための露出時間の最長限界を示すものであ
る。また、この手振れ限界時間は、フラッシュを用いず
に比較的長い露出時間で露出するときに考慮される。C
PU401は上記タイマをスタ−トさせた後、ステップ
#1040で、CPU401は露出制御部411からの
露出終了信号が上記タイマのカウント動作中に出力され
たか否かを判別する。手振れ限界時間が経過する前に露
出時間TVが経過した時は、露出制御部411は露出終
了信号をTG412に出力して、露出動作を終了させ
る。一方、露出時間TVが経過する前に手振れ限界時間
が経過した時は、ステップ#1060で、CPU401
は強制的にシャッタ閉信号を露出制御部411に出力し
て露出動作を終了させる。この露出動作終了後、ステッ
プ#1070で、信号処理のためのサブル−チンが実行
される。このサブル−チンは図14により説明される。
【0046】ステップ#1310で、CCD403から
の画像デ−タがマトリクス部501でマトリクス処理さ
れる。処理された画像デ−タは圧縮部503に導かれ
る。そして、ステップ#1320で、画像デ−タは圧縮
処理を施される。この時、ステップ#1330で、前記
フラグICCFが1にセットされているか否か判別され
る。フラグICCFがセットされているときは、ステッ
プ#1340で、R/W信号がロ−に切換えられる。こ
の切換により、ステップ#1350で、画像デ−タがI
Cカ−ド408に書き込まれる。画像デ−タのICカ−
ド408への書き込み終了後、ステップ#1360で、
上記R/W信号はハイに戻される。これにより信号処理
のサブル−チンが終了する。一方、フラグICCFが1
でないときは、ステップ#1370で、R/W信号がロ
−に切換えられる。この切換により、ステップ#138
0で、画像デ−タが内部メモリ407に書き込まれる。
画像デ−タの内部メモリ407への書き込み終了後、ス
テップ#1390で、R/W信号はハイに戻される。こ
れにより、前述同様、信号処理のサブル−チンが終了す
る。
【0047】次に、フラッシュ撮影のサブル−チンは図
12により説明される。先ず、ステップ#1110で、
フラッシュの発光タイミングが測光値に基づいて演算さ
れる。次に、ステップ#1115で、フラッシュ撮影に
必要な発光エネルギ−が既にフラッシュ部415内の発
光エネルギ−充電用コンデンサに充電されているか否か
判別される。充電が完了していないときは、ステップ#
1120で、未充完フラグが1にセットされる。この結
果、CPU401はステップ#1125で、FCHG信
号をハイにし、充電が開始される。そして、充電が完了
すると、フロ−はステップ#1130に進む。ステップ
#1130では、FCHG信号がロ−に切換えられる。
続いて、ステップ#1135で、未充完フラグが1かど
うか判別される。該未充完フラグが1のときは、ステッ
プ#1140で、この未充完フラグが0にリセットされ
る。この後、ステップ#1145で、CPU401はス
イッチSRLSがオフに変化するまで待機する。そして、
スイッチSRLSがオフに変化すると、フロ−はステップ
#801に移行し、いわゆるレリ−ズロックが行われ
る。一方、ステップ#1135で、未充完フラグが0の
ときは、フロ−はステップ#1150に進み、図13に
示される露出制御2のサブル−チンを実行する。
【0048】図13に示される露出制御2のサブル−チ
ンにおいて、ステップ#1210で、前記測光演算より
求めた露出時間TV、絞り値AVが露出制御部411へ出
力される。露出制御部411は上記絞り値AVに基づい
てカメラ部2の絞りを駆動する。また露出制御部411
はCCD403の露出を行うべく上記露出時間TVに応
じてシャッタ−コントロ−ル信号をTG412に出力す
る。次に、ステップ#1220で、CPU401は露出
制御部411から露出開始を示す信号を受け取ると、ス
テップ#1230で、CPU401は前記ステップ#1
110で求めたフラッシュ発光のタイミングに同期して
該CPU401内のタイマをスタ−トさせる。このフラ
ッシュの発光はCCD403による露出開始から所定時
間経過後のタイミングで行われる。次に、ステップ#1
240で、露出制御部411から露出終了信号が入力さ
れたか否かが判別される。上記露出時間TVは予測値で
あり、そのため、例えばフラッシュ発光用タイマのカウ
ント動作中に被写体輝度が急に高くなった場合、フラッ
シュ発光タイミングに達する前に露出制御部411から
露出終了信号が出力される可能性があることを考慮して
上記判別が準備されている。すなわち、フラッシュ発光
タイミング前に、露出制御部411から露出終了信号が
出力された時は、フロ−はステップ#1240に戻り、
CPU401はフラッシュを発光させることなく露出動
作を終了させる。一方、ステップ#1250で、露出が
終了する前にフラッシュ発光タイミングに達すると、ス
テップ#1260で、CPU401はフラッシュを発光
させ、続いてステップ#1270で、CPU401は露
出制御部411に露出終了信号を出力する。この露出が
終了すると、露出制御1のサブル−チンの場合と同様、
ステップ#1280で、信号処理のサブル−チンを実行
した後、フロ−は図8に示されるメインル−チンにリタ
−ンする。
【0049】図8において、前記ステップ#821、ま
たはステップ#822の動作が終了すると、フロ−は図
9に示されるステップ#824に進む。ステップ#82
4で、CPU401はスイッチSRLSがオフになるのを
待つ。このスイッチSRLSがオフになると、ステップ#
825で、フラッシュ部415内のコンデンサへの充電
が完了しているか否か判別される。コンデンサへの充電
が完了していなければ、ステップ#826で、未充完フ
ラグが1にセットされ、更にステップ#827で、FC
HG信号がハイにされる。これにより、充電が完了する
まで充電が継続され、フロ−はステップ#825に戻
る。ステップ#825で、充電の完了が検出されると、
ステップ#828で、FCHG信号がロ−にされ、更に
ステップ#829で、未充完フラグが0にリセットされ
る。この後、フロ−はステップ#801に移行して、前
記の動作が繰り返される。
【0050】次に、通信モ−ドが図15を参照して説明
される。カメラ部2が送受信機本体1に装着されると、
ステップ#1401で、電力供給制御信号PWC信号が
ロ−にされる。電力供給制御信号PWC信号のロ−への
変化により、電源部413はCCD403への電力供給
を停止する。次に、ステップ#1403で、インタ−フ
ェ−ス417は、CPU401とMPU601間でデ−
タ交信出来るようにデ−タバスDB2とデ−タバスDB
とを接続するように切換えられる。この後、ステップ#
1405で、チップセレクト信号CSがロ−かどうか判
別される。チップセレクト信号CSがロ−になると、ス
テップ#1407で、CPU401はMPU601から
のデ−タの受信を開始する。このとき、MPU601か
ら受信されるデ−タは画像デ−タの受信を示すデ−タ及
びTV電話で通話中であるか否かに関するデ−タであ
る。上記デ−タの受信が終了すると、ステップ#140
9で、CPU401はチップセレクト信号CSがハイに
なるまで待つ。チップセレクト信号CSがハイになる
と、ステップ#1411で、CPU401はMPU60
1からのデ−タに基づいてTV電話が通話中か否かを判
別する。
【0051】通話中であれば、ステップ#1413で、
ゲ−ト506が液晶TV17側に切換えられる。該ゲ−
ト506の切換が終了すると、ステップ#1415で、
インタ−フェ−ス417は、送受信機本体1で受信した
画像デ−タを入力出来るようにデ−タバスDB1とデ−
タバスDBとを接続するように切換えられる。この後、
ステップ#1417で、チップセレクト信号CSがロ−
かどうか判別される。チップセレクト信号CSがロ−に
なると、ステップ#1419で、受信画像デ−タの取り
込みが開始される。
【0052】このとき、TV電話は通話中であるので、
ステップ#1421で、受信画像デ−タは一旦バッファ
メモリ507に書き込まれる。引き続いて、この画像デ
−タは順次読み出されて、ステップ#1423で、NT
SC信号に変換すべく、NTSC信号作成部508に導
かれる。NTSC信号に変換された画像デ−タは出力端
子P52を通って液晶TV17に導かれる。そして、ステ
ップ#1425で、該液晶TV17に受信画像がモニタ
−表示される。
【0053】一方、ステップ#1411で、通話中でな
ければ、ステップ#1427で、ゲ−ト504がメモリ
側(内部メモリ407またはICカ−ド408)に切換
えられる。この場合、ゲ−ト504は優先的にICカ−
ド408に画像デ−タが記憶されるように切換えられ
る。また、ゲ−ト504は、ICカ−ド408が未装着
や既に記憶容量が飽和している等の理由により、画像デ
−タのICカ−ド408への記憶が出来ないときは内部
メモリ407に画像デ−タが記憶されるように切換えら
れる。この非通話時に受信デ−タがメモリに記憶可能に
されることにより、いわゆる留守番電話と同様な機能が
達成可能とされる。
【0054】上記ゲ−ト504の切換が終了すると、ス
テップ#1429で、インタ−フェ−ス417は、送受
信機本体1で受信した画像デ−タを入力出来るようにデ
−タバスDB1とデ−タバスDBとを接続するように切
換えられる。この後、ステップ#1431で、チップセ
レクト信号CSがロ−かどうか判別される。チップセレ
クト信号CSがロ−になると、ステップ#1433で、
受信画像デ−タの取り込みが開始される。このとき、信
号制御部406は前述したように、受信画像デ−タを内
部メモリ407かICカ−ド408の一方に記憶させる
ため、ステップ#1435で、ゲ−ト504の切換で選
択された内部メモリ407かICカ−ド408の一方に
R/W信号としてロ−を出力する。このロ−信号によ
り、画像デ−タは選択されたメモリに書き込まれる。そ
して、画像デ−タの書き込みが終了したときは、信号制
御部406は再びR/W信号をハイに切換える。この
後、フロ−は図8のステップ#810に移行する。
【0055】一方、ステップ#1405でのチップセレ
クト信号CSがロ−か否かの判別で、このチップセレク
ト信号がロ−でないとき、すなわち送受信機本体1で画
像を受信しなかった場合、フロ−はアクセス2のサブル
−チンを実行するためのステップ#1441に進む。こ
のアクセス2のサブル−チンは図16により説明され
る。
【0056】図16において、ステップ#1500で、
先ずアクセス用のスイッチSUPが押されたかどうか判別
される。このスイッチSUPが押されたとき、すなわちス
イッチSUPがオフからオンに変化した時点で、フロ−は
ステップ#1505に進み、アドレスコントロ−ラ41
0から出力されるアドレスが1だけカウントアップされ
る。このアドレスのカウントアップにより、内部メモリ
407あるいはICカ−ド408内の駒ナンバ−が1駒
分アップされ、これにより内部メモリ407あるいはI
Cカ−ド408から読み出される画像デ−タが変更され
る。ステップ#1510で、読み出された画像デ−タは
伸長部505で伸長される。更にステップ#1515
で、伸長された画像デ−タはNTSC信号作成部509
でNTSC信号に変換される。そして、ステップ#15
20で、出力端子P52から出力された画像デ−タは液晶
TV17にモニタ−表示される。上記ステップ#150
0からステップ#1520によって、スイッチSUPがオ
ンされる毎に記憶画像が1駒ずつ順送りされて、モニタ
−表示されることになる。
【0057】一方、ステップ#1525で、スイッチS
DOWNが押さたとき、すなわちスイッチSDOWNがオフから
オンに変化した時点で、フロ−はステップ#1530に
進み、アドレスコントロ−ラ410から出力されるアド
レスが1だけカウントダウンされる。このアドレスのカ
ウントダウンにより、内部メモリ407あるいはICカ
−ド408内の駒ナンバ−が1駒分ダウンされ、これに
より内部メモリ407あるいはICカ−ド408から読
み出される画像デ−タが切換えられる。ステップ#15
35で、読み出された画像デ−タは伸長部505で伸長
される。更にステップ#1540で、伸長された画像デ
−タはNTSC信号作成部509でNTSC信号に変換
される。そして、ステップ#1545で、出力端子P52
から出力された画像デ−タは液晶TV17にモニタ−表
示される。上記ステップ#1525からステップ#15
45によって、スイッチSDOWNがオンされる毎に記憶画
像が1駒ずつ逆送りされて、モニタ−表示されることに
なる。
【0058】スイッチSUP、あるいはスイッチSDOWN
オンにより、切換えられた画像がモニタ−表示された
後、次にスイッチSUPかSDOWNがオンされるまでは、フ
ロ−はステップ#1525を経て図15に示されるステ
ップ#1443へリタ−ンする。
【0059】このような記憶画像への各アクセスが実行
されると、ステップ#1443で、記憶画像を送信する
ための送信釦として機能するスイッチSRLSがオンか否
か判別される。スイッチSRLSがオンでなければ、フロ
−はステップ#810に移行する。一方、スイッチS
RLSがオンのときは、フロ−はステップ#1445に進
む。このステップ#1445では、ゲ−ト504はメモ
リ(内部メモリ407またはICカ−ド408)と伸長
部505とを接続するように切換えられる。このゲ−ト
504は内部メモリ407の記憶画像を送信するときは
該内部メモリ407と伸長部505とを接続するように
切換えられる。一方、このゲ−ト504はICカ−ド4
08の記憶画像を送信するときは該ICカ−ド408と
伸長部505とを接続するように切換えられる。上記メ
モリの一方から読み出された記憶画像デ−タは、ステッ
プ#1447で、伸長部505により圧縮画像から元の
画像に戻される。次に、ステップ#1449で、ゲ−ト
506がインタ−フェ−ス417側に切換えられる。更
に、ステップ#1451で、チップセレクト信号がロ−
にされる。この結果、ステップ#1443で、画像デ−
タはゲ−ト506及びインタ−フェ−ス417を通って
送受信機本体1側に出力される。そして、この出力が終
了すると、ステップ#1455で、チップセレクト信号
がハイに戻される。この後、図8のステップ#810に
移行する。
【0060】次に、送受信機本体1側のMPU601の
動作が図17〜図19に示されるフロ−チャ−トを参照
して説明される。
【0061】図17は、主に受信ル−チンの動作を説明
するフロ−チャ−トである。図17において、先ずステ
ップ#1601で、MPU601は通信制御部606と
デ−タ交信を行う。次に、ステップ#1603で、受信
か否かが判別される。すなわち、上記通信制御部606
が受信コ−ドデ−タを受信したときは、フロ−は受信ル
−チンに移行すべくステップ#1605に進む。一方、
上記通信制御部606が受信コ−ドデ−タを受信しない
ときは、フロ−は後述する図18に示される送信ル−チ
ンに移行する。
【0062】さて、受信ル−チンでは、ステップ#16
05で、先ずチップセレクト信号がロ−にされる。そし
て、MPU601は画像信号を受信したこと、TV電話
で通話中または非通話中であることを示すデ−タをカメ
ラ部2に出力する。このデ−タの出力が終了すると、ス
テップ#1609で、チップセレクト信号CSがハイに
戻される。次に、ステップ#1611で、NCU608
は送受信機本体1を公衆電話回線に接続するために制御
される。この回線の接続により、受信デ−タが回線を通
ってモデム607に入力される。そして、この受信デ−
タは、ステップ#1613で、上記モデム607により
復調される。続いて、ステップ#1615で、MPU6
01は信号処理部603にR/W信号としてロ−を出力
する。このため、受信画像はメモリ(内部メモリ604
またはICカ−ド605)に書き込まれる。この書き込
みはカメラ部2の場合と同様に、ICカ−ド605が優
先される。すなわち、ICカ−ド605の記憶容量が既
に飽和の場合またはICカ−ド605が未装着のよう
に、画像デ−タのICカ−ド605への記憶が不能な場
合に、内部メモリ604に受信画像デ−タの書き込みが
行われる。そして、この書き込みが終了すると、ステッ
プ#1619で、R/W信号は再びハイに戻される。
【0063】次に、ステップ#1621で、FAXによ
る受信かTV電話による受信かが判別される。FAXに
よる受信の場合、フロ−はステップ#1625以降のF
AX受信モ−ドに移行する。一方、TV電話による受信
の場合、フロ−はステップ#1637以降のTV電話受
信モ−ドに移行する。
【0064】FAXによる受信の場合は、ステップ#1
625で、出力制御部706が伸長部709と接続され
るように切換えられる。この後、先に内部メモリ604
またはICカ−ド605の一方に記憶された画像デ−タ
が、ステップ#1627で、アドレスコントロ−ラ61
4からの読出アドレスにより読み出されて、出力制御部
706を通って伸長部709に入力される。上記内部メ
モリ604またはICカ−ド605には、圧縮された形
式で他局から送られて来たFAX画像デ−タが記憶され
ている。従って、ステップ#1629で、上記圧縮され
たFAX画像デ−タが、元の画像デ−タに戻されるべく
伸長部709で変換される。伸長された画像デ−タは出
力端子P73を通ってプリント信号作成部609に入力さ
れる。そして、ステップ#1631で、伸長された画像
デ−タはプリント信号作成部609でプリント用の信号
に変換される。この結果、画像デ−タはステップ#16
33で、プリンタ610によりプリントアウトされる。
そして、ステップ#1635で、プリントされた用紙が
原稿出力口4に搬出される。このプリントアウトが終了
すると、フロ−はステップ#1601に戻る。
【0065】一方、ステップ#1621で、TV電話に
よる受信と判別されたときは、ステップ#1637で、
スイッチSSETがオンか否か判別される。すなわち、カ
メラ部2が送受信機本体1に装着されているか否か判別
される。スイッチSSETがオンでないときは、フロ−は
ステップ#1601に戻る。すなわち、TV電話による
受信の場合に、受信画像を表示する液晶TV17を有す
るカメラ部2が未装着であると、受信画像の表示が出来
ないために、TV電話は働かない。
【0066】一方、スイッチSSETがオンのときは、ス
テップ#1639で、通話中であるか否か判別される。
通話中であれば、ステップ#1641で、出力制御部7
06は補間部707と接続されるように切換えられる。
この後、先に内部メモリ604またはICカ−ド605
の一方に記憶された画像デ−タが、ステップ#1643
で、アドレスコントロ−ラ614からの読出アドレスに
より読み出されて、出力制御部706を通って補間部7
09に入力される。上記内部メモリ604またはICカ
−ド605には、間引きされた形式で他局から送られて
来た画像デ−タが記憶されている。従って、ステップ#
1645で、間引きされた画像デ−タは補間部709で
補間方式により変換されて、元の画像デ−タに戻され
る。逆に、ステップ#1639で、通話中でないとき
は、ステップ#1647で、出力制御部706は圧縮部
708と接続されるように切換えられる。この後、先に
内部メモリ604またはICカ−ド605の一方に記憶
された画像デ−タが、ステップ#1649で、アドレス
コントロ−ラ614からの読出アドレスにより読み出さ
れて、出力制御部706を通って圧縮部708に入力さ
れる。上記内部メモリ604またはICカ−ド605に
は、間引きされた形式で他局から送られて来た画像デ−
タが記憶されている。従って、ステップ#1651で、
間引きされた画像デ−タが圧縮部708で変換されて、
カメラ部2のメモリ(内部メモリ407またはICカ−
ド408)に記憶される。
【0067】ステップ#1645またはステップ#16
51で、補間または圧縮のための変換が終了すると、ス
テップ#1653で、ゲ−ト704がインタ−フェ−ス
615側に切換えられる。更に、上記補間あるいは圧縮
された画像デ−タをカメラ部2に導くべく、ステップ#
1655で、インタ−フェ−ス615はデ−タバスDB
4とデ−タバスDBとを接続するように切換えられる。
更に、カメラ部2へ画像デ−タを出力するために、ステ
ップ#1657で、チップセレクト信号CSがロ−にさ
れる。この後、ステップ#1659で、画像デ−タはゲ
−ト704、インタ−フェ−ス615を通ってカメラ部
2に出力される。この画像デ−タの出力が完了すると、
ステップ#1661で、チップセレクト信号CSがハイ
に戻される。更に、ステップ#1663で、インターフ
ェース615がデータバスDB2とデータバスDBとを
接続するように切換えられた後、フローはステップ#1
601に戻る。
【0068】次に、送信ルーチンが図18と図19に示
されるフローチャートにより説明される。図18におい
て、ステップ#1701で、スイッチSTELがオンか否
か判別される。スイッチSTELがオンのときは、フロー
はステップ#1703以降に示されるTV電話による送
信ルーチンに移行する。
【0069】カメラ部2の液晶TV17はこのTV電話
による送信ルーチンで必要とされる。このため、先ずス
テップ#1703で、スイッチSSETがオンか否か判別
される。そして、スイッチSSETがオンでないときは、
ステップ#1705で、カメラ部2の未装着を指示する
ために警告が行われ、フローはステップ#1701に移
行する。この警告の結果、カメラ部2が送受信機本体1
に装着されて、スイッチSSETがオンにされると、フロ
ーはステップ#1707に進む。一方、警告中にスイッ
チSSETがオフにされると、フローはステップ#174
1に移行する。ステップ#1707では、カメラ部2か
ら入力されるチップセレクト信号CSがローか否か判別
される。チップセレクト信号CSがローでないときは、
フローはステップ#1601に移行する。一方、チップ
セレクト信号CSがローのときは、ステップ#1709
で、インターフェース615はデータバスDB4とデー
タバスDBとが接続されるように切換えられる。また、
ステップ#1711で、入力制御部701は間引き部7
02と接続されるように切換えられる。この後、ステッ
プ#1713で、送信される画像データがカメラ部2か
らインターフェース615、入力制御部701を通って
間引き部702に入力される。画像データの入力が完了
すると、ステップ#1715で、MPU601はチップ
セレクト信号CSがハイになるまで待つ。このチップセ
レクト信号CSがハイにされると、フローはステップ#
1717に進む。このステップ#1717では、画像デ
ータが上記間引き部702で間引き処理される。間引き
処理が終了すると、上記間引きされた画像データをメモ
リ(内部メモリ604またはICカード605)に一旦
書き込むべく、ステップ#1719で、R/W信号がロ
ーにされる。このようにして、ステップ#1721で、
送信される画像データが上記メモリに一時的に書き込ま
れる。そして、この書き込みが完了すると、ステップ#
1723で、R/W信号はハイに戻される。
【0070】この後、送信先への通信のための処理が開
始される。すなわち、先ずステップ#1725で、MP
U601は相手局と回線の接続を行うべく通信制御部6
06に信号を送る。そして、ステップ#1727で、送
受信機本体1が公衆電話回線に接続されると、続いてス
テップ#1729で、送信される画像データの前記メモ
リからの読み出しが開始される。読み出された画像デー
タは、ステップ#1731で、該画像データが公衆電話
回線で送信できるようにモデム607により変調され
る。そして、ステップ#1733で、変調された画像デ
ータはNCU608を通って送信先へ送信される。この
送信が終了すると、ステップ#1735で、データバス
DB2がデータバスDBに接続されるように切換えら
れ、この後、フローはステップ#1601に移行する。
【0071】一方、上記ステップ#1701で、スイッ
チSTELがオンでないときは、フローはステップ#17
41に進む。このステップ#1741で、スイッチS
FAXがオンか否か判別される。スイッチSFAXがオンでな
いときは、フローはステップ#1601に移行する。一
方、スイッチSFAXがオンのときは、フローは図19に
示されるFAXによる送信ルーチンに移行する。
【0072】図19において、ステップ#1801で、
データの入力を要求するLCD表示部9への表示が行わ
れる。続いて、ステップ#1803で、送信すべき原稿
が原稿セット台3にセットされているか否か判別され
る。原稿がセットされているときは、ステップ#180
5で、送信先のFAX番号の入力を要求するLCD表示
部9への表示が行われる。ステップ#1807では、M
PU601は入力キー6により送信先のFAX番号が入
力されるのを待つ。そして、この入力が行われると、ス
テップ#1809で、原稿セット台3にセットされてい
る原稿の読み取りがFAX原稿読取り部602により開
始される。原稿の読み取りが終了すると、ステップ#1
811で、入力制御部701が圧縮部703に接続され
るように切換えられる。この切換により、画像データが
上記圧縮部703に導かれる。そして、ステップ#18
13で、画像データが圧縮処理される。この圧縮処理が
終了すると、上記圧縮された画像データをメモリ(内部
メモリ604またはICカード605)に一旦書き込む
べく、ステップ#1815で、R/W信号がローにされ
る。このようにして、ステップ#1817で、送信され
る画像データが上記メモリに一時的に書き込まれる。そ
して、この書き込みが完了すると、ステップ#1819
で、R/W信号がハイに戻される。
【0073】この後、送信先への送信のための処理が開
始される。すなわち、先ずステップ#1821で、MP
U601は送信先と回線の接続を行うべく通信制御部6
06に信号を送る。そして、ステップ#1823で、送
受信機本体1が公衆電話回線に接続されると、続いてス
テップ#1825で、送信される画像データの前記メモ
リからの読み出しが開始される。読み出された画像デー
タは、ステップ#1827で、該画像データが公衆電話
回線で送信できるようにモデム607により変調され
る。そして、ステップ#1829で、変調された画像デ
ータはNCU608を通って送信先へ送信される。この
送信が終了すると、ステップ#1831で、データバス
DB2がデータバスDBに接続されるように切換えら
れ、この後、フローはステップ#1601に移行する。
【0074】一方、ステップ#1803で、原稿がセッ
トされていないときは、ステップ#1833で、スイッ
チSSETがオンか否か判別される。スイッチSSETがオン
で、更にステップ#1835で、チップセレクト信号C
Sがローのときは、カメラ部2のメモリに記憶されてい
る画像の送信が可能にされる。この場合、ステップ#1
837で、インターフェース615はデータバスDB4
とデータバスDBとが接続されるように切換えられる。
更に、ステップ#1839で、入力制御部701は圧縮
部703に接続されるように切換えられる。この切換に
より、画像データがカメラ部2から圧縮部703に入力
される。この入力が完了すると、チップセレクト信号C
Sはハイになるのを待つ。
【0075】この後、フローは前述したステップ#18
13以降に進む。すなわち、画像データは圧縮された
後、一旦メモリに書き込まれる、更に、画像データはモ
デム607で変調された後、NCU608から公衆電話
回線を通って送信先へ送信される。
【0076】一方、ステップ#1833で、スイッチS
SETがオフのときは、FAX送信する画像データが存在
しないために、フローはステップ#1601に移行す
る。また、ステップ#1835で、チップセレクト信号
CSがローでないときは、カメラ部2がデータ送信可能
な状態にないとして、前述同様フローはステップ#16
01に移行する。
【0077】なお、本実施例では、カメラ部2や送受信
機本体1へ装着可能な記録媒体としてICカードを用い
ているが、フロッピーディスク等のアナログメモリでも
よい。
【0078】また、送受信機本体1にもアクセス釦を設
け、送受信機本体1側のメモリに記憶されている画像デ
ータをカメラ部2の液晶TV17で表示するようにして
もよい。
【0079】
【発明の効果】本発明によれば、検出手段により第2の
記憶手段がカメラに装着されたと検出された場合は圧縮
手段により圧縮された画像を第2の記憶手段に記憶させ
る一方、上記第2の記憶手段が上記カメラに装着された
ことが検出されない場合は上記圧縮手段により圧縮され
た画像を上記第1の記憶手段に記憶させる制御手段を設
けたので、外部メモリの装着の有無に関わりなく撮像画
像の記憶を確実に行うことができる。
【0080】請求項2の発明によれば、第2の記憶手段
をICカードとしたので、着脱性、操作性や携帯性に優
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】通信端末装置の全体斜視図である。
【図2】カメラ部2の斜視図である。
【図3】送受信機本体1の斜視図である。
【図4】カメラ部2内の全体ブロック図である。
【図5】信号処理部406の詳細なブロック図である。
【図6】送受信機本体1の全体ブロック図である。
【図7】信号処理部603の詳細なブロック図である。
【図8】カメラ部2による撮影動作を示しているフロー
チャートである。
【図9】カメラ部2による撮影動作を示しているフロー
チャートである。
【図10】アクセス1のサブルーチンを示しているフロ
ーチャートである。
【図11】露出制御1のサブルーチンを示しているフロ
ーチャートである。
【図12】フラッシュ撮影のサブルーチンを示している
フローチャートである。
【図13】露出制御2のサブルーチンを示しているフロ
ーチャートである。
【図14】撮影画像の信号処理のためのサブルーチンを
示しているフローチャートである。
【図15】通信モードのフローチャートである。
【図16】アクセス2のサブルーチンを示しているフロ
ーチャートである。
【図17】受信ルーチンの操作を示しているフローチャ
ートである。
【図18】TV電話による送信ルーチンを示しているフ
ローチャートである。
【図19】FAXによる送信ルーチンを示しているフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1…送受信機本体、2…カメラ部、5,11…ICカー
ド挿入口、6…入力キー、7,8…スイッチ、9…LC
D表示部、10…電源スイッチ及び再生用スイッチ、1
2…レリーズ兼送信釦、13…撮影レンズ、14…フラ
ッシュ、15…スイッチ、16…アップダウンキー、1
7…液晶TV、18…接続端子、19…着脱スイッチ、
401…CPU、403…CCD、406…信号処理
部、407,604…内部メモリ、408,605…I
Cカード、410,614…アドレスコントローラ、4
11…露出制御部、413,613…電源部、414…
測光部、415…フラッシュ部、417,615…イン
ターフェース、501…マトリクス部、502,50
4,506,704…ゲート、503,703,708
…圧縮部、505,709…伸長部、509…NTSC
信号作成部、601…MPU、603…信号処理部、6
06…通信制御部、612…送信先入力キー、701…
入力制御部、702…間引き部、705…R/W制御
部、706…出力制御部、707…補間部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷口 信行 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大 阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−191680(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 5/781 H04N 5/91 - 5/956 H04N 5/907

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮像する撮像手段を備えたカメ
    ラにおいて、上記カメラ内に設けられ、上記撮像手段に
    よって撮像された画像を記憶する第1の記憶手段と、上
    記カメラに装着自在に設けられた第2の記憶手段と、上
    記第1の記憶手段に記憶された画像を圧縮する圧縮手段
    と、上記第2の記憶手段が上記カメラに装着されたか否
    かを検出する検出手段と、上記検出手段により上記第2
    の記憶手段が上記カメラに装着されたと検出された場合
    は上記圧縮手段により圧縮された画像を上記第2の記憶
    手段に記憶させる一方、上記第2の記憶手段が上記カメ
    ラに装着されたことが検出されない場合は上記圧縮手段
    により圧縮された画像を上記第1の記憶手段に記憶させ
    る制御手段とを備えたことを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 上記第2の記憶手段はICカードである
    ことを特徴とする請求項1記載のカメラ。
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