JPH03104394A

JPH03104394A - 通信端末装置

Info

Publication number: JPH03104394A
Application number: JP24316989A
Authority: JP
Inventors: Katsuyuki Nanba; 克行難波; Yoshihiro Tanaka; 良弘田中; Masaru Shintani; 大新谷; Nobuyuki Taniguchi; 信行谷口
Original assignee: Minolta Co Ltd
Current assignee: Minolta Co Ltd
Priority date: 1989-09-18
Filing date: 1989-09-18
Publication date: 1991-05-01

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、通信回線を利用して画像情報を伝送する通信
端末装置に係り、特に画像情報を緻像して表示するカメ
ラ部と通信制御を行う送受信機とを着脱自在にした通信
端末装置に関する。

（従来の技術〕近年，電話に加えて、ＦＡＸやＴＶ電話が広く利用され
るに至っている。かがる装置は電話回線を利用して画像
を送受信出来るものである。特に、ＴＶ電話は音声と画
像入力部により撮影された画像とが受信出来るようにな
されている。

かかるＴＶ電話においては、上記画像入カ部は撮影部と
表示部を備えていて、画像送信時には撮影部で搬影され
た画像が相手側に送信され、画像受信時には受信された
画像が表示部に表示されるようになされている。

また、近年、Ｗ１彰した被写体画像を表示部に導いて表
示するようにしたスチルカメラが汎用されている。

〔発明が解決しようとする課題）ＴＶ電話は送受信機に備え付けた画像入力部を有してい
る。そして、このＴＶ電話は電話回線に接続されている
。このため、従来のＴＶＩｆ話は常時画像入力部と一体
物として置かれており、電子ｉ器の小型化要請下では好
ましくない。

特開平１−１３２２６０号公報には送受信機と画像入力
部とがケーブルで接続されてなるＴＶｌｔ話が示されて
いる。従って、必要な場合には、画像入力部を送受信機
からケーブル長だけ離れた位置に置くことも可能である
。しかしながら、移動範囲がケーブル長により制限され
ているため、自由に移動させることは出来なかった。

また、送受信機は受信した画像信号を、あるいは撮影部
で撮影した画像を必要に応じて画゛像処理して表示部に
表示させる画像処理部を備えている。

このため、画像入力部は小型、軽量に製造可能にされて
いる。一方、画像入力部は画像処理部及び画像記憶する
記憶手段も備えていないので、仮にケーブルを着脱可能
にしても、自由に被写体を撮影することが出来ない。

また、公知のスチルカメラが、単に送受信機に結合され
ても、そのままではスチルカメラの表示部は受信画像を
表示することは出来ないし、また、送受信機は通信回線
を通って撮影画像を送受信することは出来ない。

本発明は、画像入力部としてスチルカメラを用い、そし
て、該スチルカメラを送受信機に対して着脱可能にした
通信端末装置を提供することを目的とする：〔課題を解決するための手段〕本発明は、送受信機本体と、該送受信機本体と着脱自在
な構成を有するとともに、ｍ像部と該撮像部で撮影した
画像を表示する表示部とを備えたカメラ部とからなる通
信端末装置であって、上記送受信機本体が受信した画像
を上記カメラ部に出力する手段を有し、上記カメラ部が
上記送受信機本体からの画像を上記表示部に導く手段を
有するものである。

〔作用〕

本発明にかかる通信端末装置は、カメラ部と送受信機本
体とが着脱自在に構成されている。

カメラ部は通信端末機から取り外された状態ではスチル
カメラとして機能し、撮影された画像は表示部に導かれ
て表示可能にされる。一方、カメラ部が送受信機本体に
装着される状態では、送受信機本体で受信された画像は
読み出されて、カメラ部に入力される。カメラ部へ入力
ざれた画像は、更に表示部へ導かれ、該表示部に表示さ
れる。

〔実施例〕

第１図〜第３図は、本発明にかかる通信端末装置の外観
構成を示す。

第１図は全体斜視図を示す。この通信端末装置は送受信
機本体１とカメラ部２とから構成されている。該カメラ
部２は送受信機本体１に対して着脱可能に構成されてい
る。

送受信機本体１は原稿セット台３、原稿出力口４、記録
媒体（以下、ＩＣカードという）がセット可能なＩＣカ
ード挿入口５、入力キー６、スイッチ７、スイッチ８及
びＬＣＤ表示部９等を備えている。

原稿セット台３はＦＡＸで送信先に送信される原稿を送
受信機本体１内に導くものである。原稿出力口４はプリ
ントされた受信画像が搬出される部分である。ＩＣカー
ド挿入口５は、例えばカメラ部２で戯影された画像が記
憶されたＩＣカードを装着可能にするものである。着脱
釦５１は押されると、上記ＩＣカード５がＩＣカード挿
入口５から取り出されるものである。入力キー６はテン
キー等を備え、送信先の電話番号やＦＡＸ番号を入力す
るために用いられる。ＴＶ電話による送信先への送信は
スイッチ７がオンされると、可能にされ、一方、ＦＡＸ
による送信先への送信はスイッチ８がオンされると、可
能にされる。ＬＣＤ表示部９はしＣＤの表示パネルから
構或され、操作者による入力ざれるべき内容を指示する
ためのものである。

第２図はカメラ部２の斜視図を示す。

カメラ部２は電源スイッチ１０、ＩＣカード挿入口１１
、レリーズ兼送信釦１２、撮影レンズ１３、フラッシュ
１４、スイッチ１５、アップダウンキー１６及び撮影画
像のモニタ表示や送受信する画像を表示する液晶ＴＶ１
７等を備えている。

電源スイッチ１０は、図の［ＯＦＦＪ位置からｒＯＮＪ
位置にスライドされるとカメラ部２を動作可能にし、更
にｒＰＬＡＹＪ位置までスライドされると再生動作を可
能にするスライドスイッチである。ＩＣカード挿入口１
１は複数枚の撮影画像が記憶可能な記憶容量を有するＩ
Ｃカードを装着可能にするものである。着脱釦１１１は
押さえられると、上記ＩＣカード５がＩＣカード挿入口
１１から取り出されるものである。レリーズ兼送信釦１
２は送受信機本体１から取り外されているときはカメラ
のレリーズ釦としての機能を有する。

一方、このレリーズ兼送信釦１２はカメラ部２が送受信
機本体１に装着されているときは画像を送信する送信釦
としての機能を有する。フラッシュ１４は被写体の輝度
が不足しているときに、これを補うために使用されるも
のである。スイッチ１５は２個のスイッチから成り、Ｔ
Ｖ電話とカメラとを切換えるものである。すなわち、上
記スイッチ１５の所定の一方のスイッチが押されること
により、ＴＶ電話が動作可能にされる。一方、他方のス
イッチが押されると、カメラが動作可能にされる。アッ
プダウンキー１６はＩＣカード内の記憶画像の胸ナンバ
ーをアップあるいはダウン操作するものである。このア
ップダウンキー１６が押されることにより、液晶ＴＶ１
７に表示される画像が順次変更ざれる。液晶ＴＶ１７は
、例えばしＣＤから或り、撮影画像をファインダー表示
したり、ＩＣカード内の記憶画像を表示したり、送受信
画像を表示するものである。このため、送受信機本体１
は、液晶ＴＶ１７を備えたカメラ部２が送受信機本体１
に対して着脱出来るので、小型化出来る。

第３図はカメラ部２が取り外された状態の送受信機本体
１の斜視図を示す。

接続端子１８はカメラ部２が送受信機本体１に装着され
たときに該カメラ部２側と送受信機本体１側とを電気的
に接続するものである。この接続端子１８により、送受
信機本体１とカメラ部２間で画像信号及び各情報が交信
可能にされる。着脱操作部材１９はカメラ部２を送受信
機本体１へ機構的に装着させるものである。また、この
＠脱操作部材１９は送受信機本体１からカメラ部２を取
り外させるものである。すなわち、装着及び取り外しは
上記＠脱操作部材１９が水平方向へ摺動されることによ
り行われる。スイッチ部材１９１はカメラ部２が送受信
機本体１に装着される装着面の適所に設けられている。

送受信機本体１はこのスイッチ部材１９１により、カメ
ラ部２が該送受信機本体１に装着されたことを確認出来
るようになされている。一方、カメラ部２の底面には該
カメラ部２が送受信機本体１に装着された時、上記スイ
ッチ部材１９１と当接する位置に不図示のスイッチ部材
が配置されている。カメラ部２はこの不図示のスイッチ
部材により、送受信機本体１との装着と送受信機本体１
からの取り外しを確認出来るようになされている。

第４図はカメラ部２内の全体ブロック図を示す。

マイクロコンピュータ（以下、ＣＰＵという）４０１は
カメラ部２全体を統括的に制御する。撮影レンズ４０２
は第１図に示されたレンズ１３に該当する。ＣＣＤ４０
３は受光した光を受光陽に応じたレベルの電気信号に変
換する多数の固体賊像素子からなり、上記撮影レンズ４
０２を通して入力される被写体画像を撮像するＬ　ＣＤ
Ｓ４０４はＣＣＤ４０３で礒像した画像信号に二重相関
のためのサンプリングを行う。Ａ／Ｄコンバータ４０５
は上記ＣＤＳ４０４でサンプリングされたアナログ信号
をデジタル信号に変換する。タイミングトリガ発生回路
（以下、ＴＧという）４１２は上記ＣＣＤ４０３、ＣＤ
Ｓ４０４及びＡ／Ｄコンパータ４０５に制御用パルスを
出力する。Ａ／Ｄ変換回路４０５でデジタル信号に変換
された画像データはデータバスＤＢ１を通って信号処理
部４０６に入力される。該信号処理部４０６はＣＰＵ４
０１からの制御信号及び後述するアドレスコントローラ
４１０からのアドレスデータにより、内部メモリ４０７
あるいはＩＣ力一ド４０８に画像データを重き込まず。

また、信号処理部４０６は記憶画像を液晶ＴＶ１７に再
生表示させるべ＜ＮＴＳＣ信号の作成を行う。信号処理
部４０６はＣＰＵ４０１から入力されるＧＡＴＥ＋〜Ｇ
ＡＴＥ３信号、ＴＲＡＭ１信号、ＴＲＡＭ２信号及びＲ
／Ｗ信号により制御される。この信号処理部４０６は第
５図に詳細に示されている。

Ｄ／Ａコンバータ４０９はＮＴＳＣ信号をアナログ信号
に変換する。そして、変換されたアナログ信号は液晶Ｔ
Ｖ１７に表示される。アドレスコントローラ４１０から
のアドレスデータはアドレスバスＡＤＢ１を通って内部
メモリ４０７ヤＩＣ力一ド４０８へ供給される。画像デ
ータは上記アドレスデータに従って、内部メモリ４０７
またはＩＣカード４０８に書き込まれ、あるいはこれら
から読み出される。

ＣＰＵ４０１は測光部４１４で測定された被写体の輝度
データから露出時間Ｔｖと絞り値Ａｖを演算する。露出
制御部４１１はこの露出時間Ｔｖと絞り値Ａｖの両デー
タに基づいて、タイミングトリガ発生回路４１２の動作
を制御するトリガバルスを出力する。すなわち、露出制
御部４１１はこのトリガパルスによって、露出開始と同
時にＣＣＤ４０２内の残留電荷の消去を行う。また、露
出制御部４１１は露出時間Ｔｖ後にＣＣＤ４０２内の蓄
積電荷の取り出しを行う。

電源部４１３はＣＰＵ４０１からの電力供給ｉｌｌ御信
号ＰＷＣにより制御される。電源部４１３は上記電力供
給制御信号ＰＷＣにより、高電圧ＶＨをＣＣＤ４０３へ
、また低電圧ｖＬをその他の回路へ供給する。

フラッシュ部４１５はフラッシュ発光部と電荷蓄積用コ
ンデンサとから成る。このフラッシュ部４１５はフラッ
シュを発光させる他、ＣＰＵ４０１からの充電制御信号
ＰＣＩ−ＩＧにより、発光エネルギー充電用コンデンサ
に充電を開始させる。また、フラッシュ部４１５は充電
完了を検知して充電完了信号をＣＰＬＩ４０１に出力す
る。

次に、各種スイッチについて説明する。

スイッチＳＭ＾！Ｎはカメラ部２を起動するメインスイ
ッチである。スイッチＳＲＬＳは第１図、第２図に示さ
れるスイッチ１２に相当するもので、カメラとして使用
する場合は撮影開始釦としての機能を備えている。また
、スイッチＳＲＬＳは記録画像を送信する場合は送信釦
としての機能を備えている。スイッチＳＣＴは第１図、
第２図に示されるスイッチ１５に相当する。このスイッ
チＳＣＴはｒｃＡＭＥＲＡＪ側の釦が操作されると、接
片ＳＣＡに接続されてカメラが使用可能にされる。また
、スイッチＳｃＴはｒＴＶ．ＴＥＬＪ側の釦が操作され
ると、接片ＳＴＥに接続されてＴＶ電話としての使用を
可能にする。スイッチＳＵＰ及びスイッチＳＤＯＷＮは
第１図、第２図に示されるアップダウンキー１６に相当
する。記憶画像はスイッチＳｕｐが押される毎に１駒ず
つを順送りされる。また、記憶画像はスイッチｓｎｏｗ
Ｎが押される毎に１駒ずつを逆送りされる。

スイッチＳｒｃはＩＣ力−ド４０８が＠着されている場
合にオンする。スイッチＳＳＥＴは第３図に示されるス
イッチ部材１９１に対応して設置されたカメラ部２のス
イッチ部材に相当する。このスイッチＳＳＥＴは、前述
したようにカメラ部２が送受信機本体１に装着されたと
きオンされる。

スイッチＳＲＶは第１図及び第２図のスイッチ１０のｒ
ＰＬＡＹＪ位置に対応して設けられ、ＩＣカード４０８
内の記憶画像が再生表示されるときに操作される。

端子４１６はカメラ部２と該カメラ部２に装着されるＩ
Ｃカード４０８とを電気的に接続する接続端子である。

また、端子４１８は第３図に示される接続端子１８に相
当する接続端子である。インターフェース部４１７はカ
メラ部２と送受信磯本体１間でデータをやり取りするた
めのデータパスを切換制御する。

なお、ＤＢ１、ＤＢ２はデータパス、ＡＤＢ１ＡＤＢ２
はアドレスバス、ＣＳはチップセレクト信号を示す。デ
ータパスＤＢ１は主に画像データの伝送ラインとして用
いられる。データパスＤＢ２は画像データ以外の情報の
伝送ラインとして用いられる。また、チップセレクト信
号ＣＳは画像データや情報を出力する場合に受信側にそ
の旨を知らせるために使用される。

第５図は、第４図に示される信号処理部４０６の詳細な
ブロック図を示す。

入力端子Ｐ５１に導かれたＲＧＢ各色の画像信号は、一
旦内部メモリ４０７に書き込まれる。この後、画像デー
タは内部メモリ４０７から読み出されてマトリクス部５
０１に入力される。マトリクス部５０１は内部メモリ４
０７からのＲＧＢの画像データにマトリクス処理を施し
て、例えば輝度信号Ｙと色差信号Ｃを生成する。グート
５０２はＣＰＵ４０１からのＧＡＴＥｔ信号により、マ
トリクス処理された画像データをゲート５０６か圧縮部
５０３のいずれか一方に導くべく切換えられる。この切
換により、マトリクス処理された画像データはメモリに
記憶されるか、あるいは記憶されることなく、出力端子
Ｐ５２を経て液晶ＴＶ１７に表示される。画像データが
液晶ＴＶ１７に直接表示される場合、液晶ＴＶ１７は撮
影時におけるカメラのファインダと同一の働きをする。

一方、画像データがメモリに記憶される場合、画像デー
タはＣＰＵ４０１からのＴＲＡＭ１信号により圧縮部５
０３で圧縮処理を施される。例えば、圧縮部５０３は輝
度信号Ｙ、色差信号Ｃに対してそれぞれ前値との差分を
取ることにより、デタ量を１７２に半減させる。この圧
縮処理により、１の画象データのデータ量が押さえられ
る。

従って、記憶できる画像の駒数が増大される。圧縮処理
された画像データはゲート５０４に導かれる。該ゲニト
５０４は、ＣＰＵ４０１からのＧＡＴＥ２信号により画
像データを内部メモリ４０７かＩＣカード４０８のいず
れか一方に導くべく切換えられる。画像データの記憶は
ＩＣ力一ド４０８が優先される。すなわち、ＩＣカード
４０８がカメラ部２に装着され、しかも記憶可能な状態
のときは、画像データはＩＣ力−ド４０８に書き込まれ
る。その他のときは、画像データは内部メモリ４０７に
纏き込まれる。このような画像信号の書込制御はＣＰＬ
Ｉ４０１により行われる。内部メモリ４０７は、少なく
とも入力端子Ｐ５１から直接入力される画像データの他
、ゲート５０４を通って入力される画像データを書き込
むことができる記憶容量を有している。

次に、内部メモリ４０７またはＩＣカード４０８に記憶
さ，れた画像データが読出される場合、画像データはゲ
ート５０４を介して伸長１１１ｌ５０５に導かれる。伸
長部５０５はＣＰＵ４０１からのＴＲＡＭ２信号により
、圧縮された画像信号を伸長して、元の画像信号に戻す
。

ゲート５０６はＣＰＵ４０１からのＧＡＴＥ３信号によ
り、ゲート５０２か伸長部５０５のいずれか一方をバッ
ファメモリ５０７に接続させるように切換えられる。こ
のゲート５０６はゲート５０２と連動して切換えられる
。すなわち、ゲート５０６は画像データをファインダ表
示させるときは、ゲート５０２の出力を選択する。これ
により、ＣＣＤ４０３で得られた画像データがそのまま
内部メモリ４０７またはＩＣ力−ド４０８に導かれる。

バッファメモリ５０７に記憶された画像デタが再生表示
される場合は、伸長部５０５からの画像データがバツフ
ァメモリ５０７に入力される。

一方、送受信機本体１で受信された画像データが液晶Ｔ
Ｖ１７に表示される際は、ゲート５０６はＣＰＵ４０１
からのＧＡＴＥ３信号により、インターフェース４１７
とバツファメモリ５０７とが接続されるように切換えら
れる。画像データはバツファメモリ５０７に一旦記憶さ
れた後、ＮＴＳＣ信号作或部５０８に送入される。ＮＴ
ＳＣ信号作成部５０８は送入ざれた画像信号を液晶ＴＶ
Ｉ７に表示出来るようにＮＴＳＣ信号に変換する。

そして、変換された画像データは出力端子Ｐ５２から、
第４図に示されるＯ／Ａコンバータ４０９に出力される
。

第６図は送受信機本体１の全体ブロック図を示す。

制御用マイクロコンピュータ（以下、ＭＰＵという）６
０１は送受信機本体２全体の動作を統括的にυＩＩＩす
る。ＦＡＸ原稿読取り部６０２は、第１図に示される原
稿セット台３にセットされた送信原稿を読み取るスキャ
ナーを備えている。信号処理部６０３はカメラ部２から
入力される画像データ、他局から受信した画像データを
処理する。

更に、信号処理部６０３はＦＡＸにより送信及び受信さ
れる信号を処理する。信号処理部６０３はＭＰｔＪ６０
１から入力されるＧＡＴＥ４信号、ＩＮＣＯＮ信号、Ｏ
ＵＴＣＯＮ信号、ＴＴＬ信号、ＩＴＴＬ信号、ＤＣＴ信
号、ＩＤＣＴ信号、ＣＤＩ信号及びＲ／Ｗ信号によりυ
１ｍされる。この信号処理部６０３は第７図に詳細に示
されている。

内部メモリ６０４は前記内部メモリ４０７と等しいもの
である。端子６１６は第１図、第３図のＩＣカード挿入
口５に設けられた接続端子である。

ＩＣ力一ド６０５は信号処理部６０３で処理された画像
データを記憶する。通信制御部６０６は他局との画像デ
ータの交信を実行すべく所定の送受信制御の手順を実行
する。モデム６０７はアナログ回線である電話回線を画
像データの伝送用として使用できるようにデジタルデー
タをアナログ信号に変調するものである。また．モデム
６０７はＩＳＤＮを利用してデータ通信する場合は、Ｉ
ｓＤＮ用のモデムを使用されることが可能である。

ＮＣＵ６０８はこのＴＶ電話及びＦＡＸを公衆電話回線
に接続する。プリント信号作或部６０９は受信したＦＡ
Ｘ信号をプリント出力用に変換する。

プリンタ６１０は変換されたＦＡＸ信号を送受信機本体
１内に装備された不図示のプリント用紙にプリントする
。プリントされた用紙は第１図に示される原稿出力口４
に搬出される。

ＬＣＤ６１１は第１図に示されるＬＣＤ表示部９に相当
する。該ＬＣＤ６１１はＭＰＵ６０１からの制御信号に
基づいて操作すべき各種指示内容を表示する。送信先入
カキー６１２は第１図に示されるテンキーから成る入力
キー６に相当する。

該送信先入カキー６１２は画像データを送信する送信先
の電話番号やＦＡＸ番号を入力するために用いられる。

電源部６１３は送受信機本体１の各回路に電力を供給す
る。アドレスコントローラ６１４はアドレスバスＡＤＢ
３を通して内部メモリ６０４とＩＣ力一ド６０５に纏込
アドレスや続出アドレスを出力する。このとき、アドレ
スコントローラ６１４は内部メモリ６０４とＩＣカード
６０５の内、選択された一方のメモリに対してアドレス
を出力する。インターフェース６１５は送受信機本体１
とカメラ部２間でデータをやり取りするデータパスを切
換制御する。

次に、各種スイッチについて説明する。

スイッチＳｓ　Ｅ　Ｔは第４図に示されるものと同一で
ある。スイッチＳＴＥＬとスイッチＳＦＡＸは第１図に
示されるスイッチ１５に相当する。スイッチＳＴＥＬは
この通信端末装置をＴＶ電話として使用する場合にオン
される。また、スイッチＳＦＡＸはこの通信端末装置を
ＦＡＸとして使用する場合にオンされる。

なお、ＤＢ３　、ＤＢ４　，ＤＢＳはデータパスである
。データパスＤＢ３とＤＢＳはＦＡＸ送信時に使用され
る。また、データパスＤＢ４はカメラ部２との画像デー
タの交信時に使用される。ＡＤＢ３はアドレスバスであ
る。

第７図は、信号処理部６０３の詳細なブロック図を示す
。

入力端子Ｐ７１にはＦＡＸ原稿読み取り部６０２からの
信号が入力される。入力制御部７０１はＭＰＵ６０１か
らのＩＮＣＯＮ信号により上記入力端子Ｐ７１から入力
されるＦＡＸ信号とゲート７０４から入力される画像デ
ータの一方を出力するように切換えられる。また、入力
制御部７０１は、ＭＰＵ６０１からのＩＮＧＯＮ信号に
より、上記入力制御部７０１に入力された信号を間引き
部７０２あるいは圧縮部７０３の一方に出力するように
切換えられる。上記間引き部７０２はＴＶ電話で画像デ
ータを送信する場合に、ＴＶ電話のためのＴＴＬ圧縮方
式に従って画像データを間引くものである。圧縮部７０
３はＦＡＸで送信する場合にＭＰＵ６０１からのＤＣＴ
信号により送信データを圧縮する。データの圧縮はＡＤ
ＣＴ方式が考えられる。このＡＤＣＴ圧縮はＩＳＯ／Ｊ
ＴＣ１／ＳＣ２／ＷＧ８、Ｎ８００の規格に基づく符号
変換の一種である。すなわち、画像信号は直交変換され
て低周波から高周波までの複数の信号として抽出される
。これらの抽出信号の内、一般には高周波成分ほど原信
号との相関性が低下することが知られている。すなわち
、高周波成分の信号ほどサンプリングピット数を低減さ
せることによりデータ圧縮ができる。この画像信号は周
波数或分に変換されているので、高周波或分に限らず、
ある一定周波数の成分のサンプリングビット数を低減さ
せることも可能である。そして、適当な数の画素をブロ
ックとして画像が分けられ、このブロック毎に標本値か
らなる数値列が直交変換される。

例えば、このＡＤＣＴ圧縮変換では画像信号が８×８画
素ずつブロック化された後、２次元ＯＣＴ（Ｄｉｓｃｒ
ｅｔｅ　Ｃｏｓｉｎｅ　Ｔｒａｎｓｆｏｒｍ　　＞によ
り直交変換が行われる。変換された各項は元の標本値に
較べ、より独立（より無関係）になり、これにより冗長
な情報が抑制ざれる。

Ｒ　／　Ｗ　！ＩＩ　ｌｉｔ部７０５はＭＰＵ６０１か
らのＲ／Ｗ信号に基づいて内部メモリ６０４かＩＣ力一
ド６０５へ書込または読出可能信号（Ｒ／Ｗ信号）を出
力する。内部メモリ６０４とＩＣカード６０５はＲ／Ｗ
制御部７０５がＲ信号（ハイレベル〉を出力している間
、読み出し可能にされる。一方、内部メモリ６０４とＩ
Ｃカード６０５はＲ／Ｗ制御部７０５がＷ信号（ローレ
ベル）を出力している間、書き込み可能にされる。

出力制御部７０６は受信された画像データやＦＡＸ信号
をＭＰＵ６０１からのＯＵＴＣＯＮ信号により補間部７
０７か圧縮部７０８かあるいは伸長部７０９のいずれか
に出力するように切換えられる。また、この出力制御部
７０６はＴＶ電話で画像データが受信された場合は、そ
の画像データを補間部７０７か庄檎部７￥）８の一方に
出力するように切換えられる。｛画像ゞデータが補間部
７０７に出力された場合は、補間部７０７は他局から間
引き処理された送信画像データの補間を行って、元の画
像データを再生する。画像データが圧縮部７０８に出力
された場合は、圧縮部７０８は画像データを、例えばＣ
Ｄ−　Ｉ圧縮方式で圧縮する。

圧縮された画像データはゲート７０４、インターフェー
ス６１５を通ってカメラ部２の内部メモリ４０７かＩＣ
カード４０８に書き込まれる。また、出力制御部７０６
はＦＡＸで画像データが受信された場合は、その画像デ
ータを伸長部７０９に出力する。該伸長部７０９は他局
から圧縮処理された送信されてきた画像データを伸長（
逆変換）して、元の画像データを再生する。伸長された
画像データは出力端子Ｐ７３を通ってプリント信号作或
部６０９に導かれる。

なお、ゲート７０４はカメラ部２から画像デ−夕が入力
された時は、ＭＰＵ６０１からのＧＡＴＥ４信号により
インターフェース６１５と入力制御部７０１とを接続す
るように切換えられる。また、ゲート７０４は送受信機
本休１からカメラ部２に画像データが出力される時は、
同様にＭＰＵ６０１からのＧＡＴＥ４信号により補間部
７０７または圧縮部７０８とインターフェース６１５と
を接続するように切換えられる。

上記受信機本体１とカメラ部２のブロック構或において
、次にそれらの動作について説明する。

かかる動作は、第８図〜第１８図のフローチャトに示さ
れている。

先ず、カメラ部２のＣＰＵ４０１の動作が第８図〜第１
５図に示されるフローチャートを参照して説明される。

第８図は同図（Ａ）と同図（Ｂ）とからなり、カメラ部
２での撮影動作のフローチャートを示す。

ステップ＃８０１で、メインスイッチＳＭＡ［Ｎがオン
か否か判別される。メインスイッチＳＭＡＩＮがオンで
ないときは、ステップ＃８０２で、ＩＣカード４０８の
装着やフラッシュ部４１５の充電用コンデンサの充電を
確認するための各種フラグがリセットされる。また、ス
テップ＃８ｏ３で、液晶ＴＶ１７がオフにされる。引き
続き、電力供給制御信号ＰＷＣがローにされて、電源部
４１３はＣＣＤ４０３への電力供給を停止する。そして
、かかる動作は、メインスイッチＳＭＡＩＮがオンされ
るまで、繰り返される。

一方、ステップ＃８０１で、メインスイッチＳＭＡＩＮ
がオンされると、フローはステップ＃８０５に進み、電
力供給制御信号ＰＷＣがハイにされて、ＣＣＤ４０３は
電源部４１３から電力を供給される。次に、ステップ＃
８０６で、ゲート５０２とゲート５０６が、ＧＡＴＥ＋
　、ＧＡＴＥ３信号により液晶ＴＶ１７によるモニター
表示用に切換えられる。この切換により、マトリクス部
５０１がバッファメモリ５０７と接続される。そして、
液晶ＴＶ１７はＣＣＤ４０３からの画像データをモニタ
ー表示可能にする。このモニター表示の際の液晶ＴＶ１
７は通常のカメラにおけるフ７インダー表示と同一機能
を果たすものである。続いて、ステップ＃８０７で、液
晶ＴＶ１７がオンされ、ステップ＃８０８で、画像デー
タが液晶ＴＶ１７にモニター用として表示される。この
後、ステップ＃８０９で、アクセス１のサブルーチンが
実行される。このサブルーチンは、第９図に示される。

第９図において、ステップ＃９０１で、前述した再生用
のスイッチＳＲＶがオンか否か判別される。スイッチＳ
ＲＶがオフのときは、フローはステップ＃９１４に進み
、ゲート５０６が、ＧＡＴＥ３信号によりモニター表示
用に切換えられる。

更に、ステップ＃９１５で、電力供給ＩＩＩ御信＠ＰＷ
Ｃがハイにされて、ＣＣＤ４０３は電源部４１３から電
力を供給される。そして、この後、フローは第８図（Ａ
＞のステップ＃８１０にリターンする。

一方、ステップ＃９０１で、スイッチＳＲＶがオンのと
きは、フローはステップ＃９０２に進み、ゲート５０６
は記録画像の再生用に切換えられる．次に、ステップ＃
９０３で、電力供給制御信号ＰＷＣがローにされて、電
源部４１３はＣＣＤ４０３への電力の供給を停止する。

続いて、ステップ＃９０４で、アクセス用のスイッチＳ
ｕｐが押されたかどうかが判別される。このスイッチＳ
ＵＰが押されたとき、すなわちスイッチＳｕｐがオフか
らオンに変化した時点で、フローはステップ＃９０５に
進み、アドレスコントローラ４１０から出力されるアド
レスが１だけカウントアップされる。このアドレスのカ
ウントアップにより、内部メモリ４０７あるいはＩＣカ
ード４０８内の駒ナンバーが１駒分アップされ、これに
より内部メモリ４０７あるいはＩＣカード４０８から読
み出される画像データが切換えられる。ステップ＃９０
６で、読み出された画像データは伸長部５０５で伸長さ
れる。更にステップ＃９０７で、伸長された画像データ
はＮＴＳＣ信号作或部５０８でＮＴＳＣ信号に変換され
る。そして、ステップ＃９０８で、出力端子Ｐ５２から
出力された画像データは液晶ＴＶ１７にモニター表示さ
れる。上記ステツブ＃９０４からステップ＃９０８によ
って、スイッチＳｕｐがオンされる毎に記憶画像が１駒
ずつ順送りされて、モニター表示されることになる。

一方、ステップ＃９０９で、スイッチＳＤｏｗＮが押さ
れたとき、すなわちスイッチＳＤＯＷＮがオフからオン
に変化した時点で、フローはステップ＃９１０に進み、
アドレスコントローラ４１０か．ら出力されるアドレス
が１だけカウントダウンされる。このアドレスのカウン
トダウンにより、内部メモリ４０７あるいはＩＣ力一ド
４０８内の駒ナンバーが１駒分ダウンされ、これにより
内部メモリ４０７あるいはＩＣカード４０８から読み出
される画像データが切換えられる。ステップ＃９１１で
、読み出された画像データは伸長部５０５で伸長される
。更にステップ＃９１２で、伸長された画像データはＮ
ＴＳＧ信号作成部５０９でＮＴＳＣ信号に変換される。

そして、ステップ＃９１３で、出力端子Ｐ５２から出力
された画像データは液晶ＴＶ１７にモニター表示される
。上記ステップ＃９０９からステップ＃９１３によって
、スイッチＳＤＯＷＮがオンされる毎に記憶画像が１駒
ずつ逆送りされて、モニター表示されることになる。

かかる操作の後、フローは第８図（Ａ＞のステップ＃８
１０にリターンする。ステップ＃８１０で、スイッチＳ
ｓＥＴがオンか否か判別される。

カメラ部２が送受信機本体１から取り外されているとき
は、フローはステップ＃８１１に進む。

方、カメラ部２が送受信機本体１に装着されているとき
は、フローはステップ＃８２３に進む。そして、このス
テップ＃８２３で、第１図及び第４図に示されるスイッ
チ１５（スイッチＳＣＴ）内のｒＣＡＭＥＲＡＪ側の釦
が押されて接片ＳＣＡがスイッチＳＣＴと接続されると
、すなわち接片ＳＣＡがオンにされると、フローはステ
ップ＃８１１に進む。一方、接片ＳＣＡがオフの状態の
ときは、ｒＴＶ．ＴＥＬＪ側が選択されているものとし
て、フローは後述する通信モードに移行する。

ステップ＃８１１では、！ｌ彰開始釦１２（スイッチＳ
ａｔ．ｓ）がオンか否か判別される。スイッチＳＲＬＳ
がオフのときは、フローはステップ＃８０１に戻って前
記処理を繰り返し実行する。一方、スイッチＳＲＬＳが
オンのときは、フローはステップ＃８１２に進む。

ステップ＃８１２からステップ＃８２９は露出動作の制
御に関する。

ステップ＃８１２では、ゲート５０２が画像記憶用に切
換えられる。この切換により、マトリクス部５０１が圧
縮部５０３と接続ざれる。次に、ステップ＃８１３で、
スイッチＳｔｃがオンが否か判別される。ＩＣ力一ド４
０８が装着ざれているときは、更にステップ＃８１４で
、ＩＣカ一ド４０８の記憶容量が飽和しているが否か判
別される。そして、ＩＣ力一ド４０８が未装着か、ある
いはＩＣカード４０８の記憶容量が飽和状態のときは、
画像データのＩＣカード４０８への記憶は不可能となる
。このため、フローはステップ＃８１７に進む。ステッ
プ＃８１７では、内部メモリ４０７．に画像データを記
憶すべくフラグＩＣＣＦがＯにリセットされる。ゲート
５０４は上記フラグＩＣＣＦのリセットにより、ステッ
プ＃８１８で、内部メモリ４０７側に切換えられる。一
方、ＩＣカード４０８に記憶可能なときは、フローはス
テップ＃８１５に進み、フラグＩＣＣＦを１にセットす
る。このフラグＩＣＣＦのセットにより、ステップ＃８
１６で、ゲート５０４はＩＣカード４０８側に切換えら
れる。この後、ステップ＃８１９で、測光部４１４は被
写体の輝度を測定する。

そして、ステップ＃８２０で、測定結果が低輝度か否か
判別される。被写体が低輝度でなければ、フローはステ
ップ＃８２１に進み、露出制御１のサブルーチンを実行
する。一方、被写体が低輝度であれば、フローはステッ
プ＃８２２に進み、フラッシュ撮影のサブルーチンを実
行する。これらのサブルーチンは第１０図〜第１３図に
示される。

露出制ＩｌＩ１のサブルーチンは第１０図により説明さ
れる。

先ず、ステップ＃１０１０で、測光部４１４で求めた露
出時間ＴＶ、絞り値Ａｖが露出制御部４１１に出力ざれ
る。露出制御部４１１はこれらのデータに基づいてカメ
ラ部２の絞りを駆動する。

また、同時に、露出制御部４１１は、ＣＣＤ４０３によ
り露出を行うべく露出時間Ｔｖに応じたシャッターコン
トロール信号をＴＧ４１２に出力する。ステップ＃１０
２０で、レリーズ開始（露出開始〉を示す信号が露出制
御部４１１からＣＰＵ４０１に入力されると、ＣＰＵ４
０１はステップ＃１０３０で、手振れ限界時間を計時す
るためにタイマをスタートさせる。この手振れ限界時間
は手振れのない適切な藏彰のための露出時間の最長限界
を示すものである。また、この手振れ限界時間は、フラ
ッシュを用いずに比較的長い露出時間で露出するときに
考慮される。ＣＰＵ４０１は上記タイマをスタートさせ
た後、ステップ＃１０４０で、ＣＰＵ４０１は露出制御
部４１１からの露出終了信号が上記タイマのカウント動
作中に出力されたか否かを判別する。手振れ限界時間が
経過する前に露出時間Ｔｖが経過した時は、露出制御部
４１１は露出終了信号をＴＧ４１２に出力して、露出動
作を終了させる。一方、露出時間Ｔｖが経遇する前に手
振れ限界時間が軽過した時は、ステップ＃１０６０で、
Ｃ　Ｐ　ＬＪ　４　０　１　ハ強制的ニシｖッタ閉信号
を露出制御部４１１に出力して露出動作を終了させる。

この露出動作終了後、ステップ＃１０７０で、信号処理
のためのサブルーチンが実行される。このサブルーチン
は第１３図により説明される。

ステップ＃１３１０で、ＣＣＤ４０３から（７）画像デ
ータがマトリクス部５０１でマトリクス処理される。処
理された画像データは圧縮部５０３に導かれる。そして
、ステップ＃１３２０で、画像データは圧縮処理を施さ
れる。この時、ステップ＃１３３０で、前記フラグＩＣ
ＣＦが１にセットされているか否か判別される。フラグ
ＩＣＣＦがセットされているときは、ステップ＃１３４
０で、Ｒ／Ｗ信号がローに切換えられる。この切換によ
り、ステップ＃１　３５０で、画像データがＩＣカード
４０８に書き込まれる。画像データのＩＣカード４０８
への書き込み終了後、ステップ＃１３６０で、上記Ｒ／
Ｗ信号はハイに戻される。これにより信号処理のサブル
ーチンが終了する。一方、フラグＩＣＣＦが１でないと
きは、ステップ＃１３７０で、Ｒ／Ｗ信号がローに切換
えられる。この切換により、ステップ＃１３８０で、画
像データが内部メモリ４０７に書き込まれる。画像デタ
の内部メモリ４０７への書き込み終了後、ステップ＃１
３９０で、Ｒ／Ｗ信号はハイに戻される。

これにより、前述同様、信号処理のサブルーチンが終了
する。

次に、フラッシュ戯影のサブルーチンは第１１図により
説明される。

先ず、ステップ＃１１１０で、フラッシュの発光タイミ
ングが測光値に基づいて演算される。次に、ステップ＃
１　１　１　５で、フラッシュ撮影に必要な発光エネル
ギーが既にフラッシュ部４１５内の発光エネルギー充電
用コンデンサに充電されているか否か判別される。充電
が完了していないときは、ステップ＃１　１　２０で、
未充完フラグが１にセットされる。この結果、ＣＰＵ４
０１はステップ＃１　１　２５で、ＦＣＨＧ信号をハイ
にし、充電が開始される。そして、充電が完了すると、
フローはステップ＃１１３０に進む。ステップ＃１１３
０では、ＦＣＨＧ信号がローに切換えられる。

続いて、ステップ＃１１３５で、未充完フラグが１かど
うか判別される。該未充完フラグが１のときは、ステッ
プ＃１１４０で、この未充完フラグがＯにリセットされ
る。この後、ステップ＃１１４５で、ＣＰＵ４０１はス
イッチＳＲＬＳがオフに変化するまで待機する。そして
、スイッチＳＲＬＳがオフに変化すると、フローはステ
ップ＃８０１に移行し、いわゆるレリーズロツクが行わ
れる。一方、ステップ＃１１３５で、未充完フラグが０
のときは、フローはステップ＃１　１　５０に進み、第
１２図に示される露出制御２のサブノレーチンを実行す
る。

第１２図に示される露出ｔｉ１１１２のサブルーチンに
おいて、．ステップ＃１２１０で、前記測光演算より求
めた露出時間ＴＶ、絞り値Ａｖが露出制御部４１１へ出
力される。露出制御部４１１（ま上ｚ己絞り値Ａｖに基
づいてカメラ部２の絞りを駆動する。また露出制御部４
１１はＣＣＤ４０３の露出を行うべく上記露出時間Ｔｖ
に応じてシャツターコントロール信号をＴＧ４１２に出
力する。次に、ステップ＃１　２２０で、ＣＰＵ４０１
は露出制御部４１１から露出開始を示す信号を受け取る
と、ステップ＃１　２３０で、ＣＰｔＪ４０１は前記ス
テップ＃１１１０で求めたフラッシュ発光のタイミング
に同期して該ＣＰＵ４０１内のタイマをスタートさせる
。このフラッシュの発光はＣＣＤ４０３による露出開始
から所定時間経過後のタイミングで行われる。次に、ス
テップ＃１　２４０で、露出制御部４１１から露出終了
信号が入力されたか否かが判別される。上記ｎａｉ時間
Ｔｖは予ｍ値であり、そのため、例えばフラッシュ発光
用タイマのカウント動作中に被写体輝度が急に高くなっ
た場合、フラッシュ発光タイミングに達する前に露出ｔ
ｉＩｊＩＩ１部４１１から露出終了信号が出力される可
能性があることを考慮して上記判別が準備されている。

すなわち、フラッシュ発光タイミング前に、露出制御部
４１１から露出終了信号が出力された時は、フローはス
テップ＃１　２４０に戻り、ＣＰＵ４０１はフラッシュ
を発光させることなく露出動作を終了させる。一方、ス
テップ＃１　２５０で、露出が終了する前にフラッシュ
発光タイ互ングに達すると、ステップ＃１２６０で、Ｃ
ＰＵ４０１はフラッシュを発光させ、続いてステップ＃
１２７０で、ＣＰｔＪ４０１は露出制御部４１１に露出
終了信号を出力する。この露出が終了すると、露出ｉｉ
ｌＪｔｌｌ１のサブルーチンの場合と同様、ステップ＃
１　２８０で、信号処理のサブルーチンを実行した後、
フローは第８図に示されるメインルーチンにリターンす
る。

第８図（Ａ）において、前記ステップ＃８２１、または
ステップ＃８２２の動作が終了すると、フローは第８図
（Ｂ）に示されるステップ＃８２４に進む。ステップ＃
８２４で、ＣＰＵ４０１はスイッチＳＲ，ＬＳがオフに
なるのを持つ。このスイッチＳＲＬＳがオフになると、
ステップ＃８２５で、フラッシュ部４１５内のコンデン
サへの充電が完了しているか否か判別される。コンデン
サヘの充電が完了していなければ、ステップ＃８２６で
、未充完フラグが１にセットされ、更にステップ＃８２
７で、ＦＣＨＧ信号がハイにされる。これにより、充電
が完了するまで充電が継続され、フローはステップ＃８
２５に戻る。ステップ＃８２５で、充電の完了が検出さ
れると、ステップ＃８２８で、ＦＣＨＧ信号がローにさ
れ、更にステップ＃８２９で、未充完フラグがＯにリセ
ットされる。この後、フローはステップ＃８０１に移行
して、前記の動作が繰り返される。

次に、通信モードが第１４図を参照して説明される。

カメラ部２が送受信機本体１に装着されると、ステップ
＃１４０１で、電力供給制御信号ＰＷＣ信号が口−にさ
れる。電力供給制御信号ＰＷＣ信号のローへの変化によ
り、電源部４１３はＣＣＤ４０３への電力供給を停止す
る。次に、ステップ＃１４０３で、インターフェース４
１７は、ＣＰＵ４０１とＭＰＵ６０１問でデータ交信出
来るようにデータパスＤＢ２とデータパスＤＢとを接続
するように切換えられる。この後、ステップ＃１４０５
で；チップセレクト信号ＣＳが口−かどうか判別される
。チップセレクト信号ＣＳがローになると、ステップ＃
１４０７で、ＣＰＵ４０１はＭＰＵ６０１からのデータ
の受信を開始する。このとき、ＭＰＵ６０１から受信さ
れるデータは画像データの受信を示すデータ及びＴＶ電
話で通話中であるか否かに関するデータである。上記デ
ータの受信が終了すると、ステップ＃１　４０９で、Ｃ
ＰＵ４０１はチップセレクト信号ＣＳがハイになるまで
待つ。チップセレクト信号ＣＳがハイになると、ステッ
プ＃１４１１で、ＣＰＵ４０１はＭＰＵ６０１からのデ
ータに基づいてＴＶ電話が通話中か否かを判別する。

通話中であれば、ステップ＃１４１３で、ゲート５０６
が液晶ＴＶ１７側に切換えられる。該ゲート５０６の切
換が終了すると、ステップ＃１４１５で、インターフェ
ース４１７は、送受信機本休１で受信した画像データを
入力出来るようにデータバスＤＢ１とデータパスＤＢと
を接続するように切換えられる。この後、ステップ＃１
４１７で、チップセレクト信号ＣＳがローかどうか判別
される。チップセレクト信号ＣＳがローになると、ステ
ップ＃１４１９で、受信画像データの取り込みが開始さ
れる。

このとき、ＴＶ電話は通話中であるので、ステップ＃１
４２１で、受信画像データは一旦バッファメモリ５０７
に書き込まれる。引き続いて、この画像データは順次読
み出されて、ステップ＃１４２３で、ＮＴＳＣ信号に変
換すべく、ＮＴＳＣ信号作成部５０８に導かれる。ＮＴ
ＳＣ信号に変換された画像データは出力端子Ｐ５２を通
って液晶ＴＶ１７に導かれる。そして、ステップ＃１４
２５で、該液晶ＴＶ１７に受信画像がモニター表示され
る。

一方、ステップ＃１４１１で、通話中でなければ、ステ
ップ＃１４２７で、ゲート５０４がメモリ側（内部メモ
リ４０７またはＩＣ力一ド４０８）に切換えられる。こ
の場合、ゲート５０４は優先的にＩＣカード４０８に画
像データが記憶されるように切換えられる。また、ゲー
ト５０４は、ＩＣカード４０８が未装着や既に記憶容量
が飽和している等の理由により、画像データのＩＣカー
ド４０８への記憶が出来ないときは内部メモリ４０７に
画像データが記憶されるように切換えられる。

この非通話時に受信データがメモリに記憶可能にされる
ことにより、いわゆる留守番電話と同様な機能が達成可
能とされる。

上記ゲート５０４の切換が終了すると、ステップ＃１４
２９で、インターフェース４１７は、送受信機本休１で
受信した画像データを入力出来るようにデータパスＤＢ
１とデータパスＤＢとを接続するように切換えられる。

この後、ステップ＃１４３１で、チップセレクト信号Ｃ
Ｓがローかどうか判別される。チップセレクト信号ＣＳ
がローになると、ステップ＃１４３３で、受信画鍮デー
タの取り込みが開始される。このとき、信号制御部４０
６は前述したように、受信画像データを内部メモリ４０
７かＩＣ力−ド４０８の一方に記憶させるため、ステッ
プ＃１４３５で、ゲート５０４の切換で選択された内部
メモリ４０７かＩＣカード４０８の一方にＲ／Ｗ信号と
してローを出力する。このロー信号により、画像データ
は選択されたメモリに書き込まれる。そして、画像デー
タの書き込みが終了したときは、信号制御部４０６は再
びＲ／Ｗ信号をハイに切換える。この後、フローは第８
図（Ａ）のステップ＃８１０に移行する。

一方、ステップ＃１４０５でのチップセレクト信号ＣＳ
がローか否かの判別で、このチップセレクト信号がロー
でないとき、すなわち送受信機本体１で画像を受信しな
かった場合、フローはアクセス２のサブルーチンを実行
するためのステップ＃１４４１に進む。このアクセス２
のサブルーチンは第１５図により説明される。

第１５図において、ステップ＃１　５００で、先ずアク
セス用のスイッチＳｕｐが押されたかどうか判別ざれる
。このスイッチＳｕｐが押されたとき、すなわちスイッ
チＳｕｐがオフからオンに変化した時点で、７口−はス
テップ＃１５０５に進み、アドレスコントローラ４１０
から出力されるアドレスが１だけカウントアップされる
。このアドレスのカウントアップにより、内部メモリ４
０７あるいはｔＣカード４０８内の駒ナンバーが１駒分
アップされ、これにより内部メモリ４０７あるいはＩＣ
力−ド４０８から読み出される画像データが変更される
。ステップ＃１５１０で、読み出された画像データは伸
長部５０５で伸長される。

更にステップ＃１５１５で、伸長された画像データはＮ
ＴＳＣ信号作成部５０９でＮＴＳＣ信号に変換される。

そして、ステップ＃１５２０で、出力端子Ｐ５２から出
力された画像データは液晶ＴＶ１７にモニター表示され
る。上記ステップ＃１５００からステップ＃１５２０に
よって、スイッチＳＵＰがオンされる毎に記憶画像が１
駒ずつ順送りされて、モニター表示されることになる。

一方、ステップ＃１　５２５で、スイッチＳＤＯＷＮが
押さたとき、すなわちスイッチＳＤＯＷＮがオフからオ
ンに変化した時点で、フローはステップ＃１　５３０に
進み、アドレスコントローラ４１０から出力ざれるアド
レスが１だけカウントダウンされる。このアドレスのカ
ウントダウンにより、内部メモリ４０７あるいはＩＣ力
一ド４０８内の駒ナンバーが１駒分ダウンされ、これに
より内部メモリ４０７あるいはＩＣ力−ド４０８から読
み出される画像データが切換えられる。ステップ＃１　
５３５で、読み出された画像データは伸長部５０５で伸
長される。更にステップ＃１　５４０で、伸長された画
像データはＮＴＳＣ信号作成部５０９でＮＴＳＣ信号に
変換される。そして、ステップ＃１５４５で、出力端子
Ｐ５２から出力された画像データは液晶ＴＶ１７にモニ
ター表示される。上記ステップ＃１５２５からステップ
＃１５４５によって、スイッチＳＤＯＷＮがオンざれる
毎に記憶画像が１駒ずつ逆送りされて、モニタ表示され
ることになる。

スイッチＳｔＪＰ１あるいはスイッチＳＤＯＷＮのオン
により、切換えられた画像がモニター表示された後、次
にスイッチＳＵＰかＳＤＯＷＮがオンされるまでは、フ
ローはステップ＃１　５２５を経て第１４図に示される
ステップ＃１　４４３ヘリターンする。

このような記憶画像への各アクセスが実行されると、ス
テップ＃１　４４３で、記憶画像を送信するための送信
釦として機能するスイッチＳＲＬＳがオンか否か判別さ
れる。スイッチＳＲＬＳがオンでなければ、フローはス
テップ＃８１０に移行する。一方、スイッチＳＲＬＳが
オンのときは、フローはステップ＃１４４５に進む。こ
のステップ＃１４４５では、ゲート５０４はメモリ（内
部メモリ４０７またはＩＣカ一ド４０８）と伸長部５０
５とを接続するように切換えられる。このゲート５０４
は内部メモリ４０７の記憶画像を送信するときは該内部
メモリ４０７と伸長部５０５とを接続するように切換え
られる。一方、このゲト５０４はＩＣ力−ド４０８の記
憶画嫌を送信するときは該ＩＣカード４０８と伸長部５
０５とを接続するように切換えられる。上記メモリの一
方から読み出された記憶画像データは、ステップ＃１４
４７で、伸長部５０５により圧縮画像から元の画像に戻
される。次に、ステップ＃１４４９で、ゲート５０６が
インターフェース４１７側に切換えられる。更に、ステ
ップ＃１４５１で、チップセレクト信号が口−にされる
。この結果、ステップ＃１　４４３で、画像データはゲ
ート５０６及びインターフェース４１７を通って送受信
機本体１側に出力される。そして、この出力が終了する
と、ステップ＃１４５５で、チップセレクト信号がハイ
に戻される。この後、第８図＜Ａ）のステップ＃８１０
に移行する。

次に、送受信機本体１側のＭＰＬＩ６０１の動作が第１
６図〜第１８図に示されるフローチャートを参照して説
明される。

第１６図は、主に受信ルーチンの動作を説明するフロー
チャートである。

第１６図において、先ずステップ＃１６０１で、ＭＰｔ
Ｊ６０１は通信制御ｓ６０６とデータ交信を行う。次に
、ステップ＃１６０３で、受信か否かが判別される。す
なわち、上記通信制御部６０６が受信コ〜ドデータを受
信したときは、フローは受信ルーチンに移行すべくステ
ップ＃１６０５に進む。一方、上記通信制御部６０６が
受信コードデータを受信しないときは、フローは後述す
る第１７図に示される送信ルーチンに移行する。

さて、受信ルーチンでは、ステップ＃１６０５で、先ず
チップセレクト信月がローにされる。そして、ＭＰＬＩ
６０１は画像信号を受信したこと、ＴＶｉ！話で通話中
または非通話中であることを示すデータをカメラ部２に
出力する。このデータの出力が終了すると、ステップ＃
１６０９で、チップセレクト信号ＣＳがハイに戻される
。次に、ステップ＃１６１１で、ＮＣＵ６０８は送受信
機本体１を公衆電話回線に接続するために制御される。

この回線の接続により、受信データが回線を通ってモデ
ム６０７に入力される。そして、この受信データは、ス
テップ＃１　６１　３で、上記モデム６０７により復調
される。続いて、ステップ＃１６１５で、ＭＰＬ，１６
０１は信号処理部６０３に．Ｒ／Ｗ信号として口−を出
力する。このため、受信画像はメモリ（内部メモリ６０
４またはＩＣカード６０５）に書き込まれる。この書き
込みはカメラ部２の場合と同様に、ＩＣカード６０５が
優先される。すなわち、ＩＣ力−ド６０５の記憶容量が
既に飽和の場合またはＩＣ力一ド６０５が未装着のよう
に、画像データのＩＣ力−ド６０５への記憶が不能な場
合に、内部メモリ６０４に受信画像データの書き込みが
行われる。そして、この書き込みが終了すると、ステッ
プ＃１６１９で、Ｒ／Ｗ信号は再びハイに戻される。

次に、ステップ＃１６２１で、ＦＡＸによる受信かＴＶ
電話による受信かが判別される。ＦＡＸによる受信の場
合、フ〇一はステップ＃１６２５以降のＦＡＸ受信モー
ドに移行する。一方、ＴＶ電話による受信の場合、フロ
ーはステップ＃１６３７以降のＴＶ電話受信モードに移
行する。

ＦＡＸによる受信の場合は、ステップ＃１６２５で、出
力制御部７０６が伸長部７０９と接続されるように切換
えられる。この後、先に内部メモリ６０４またはＩＣ力
一ド６０５の一方に記憶された画像データが、ステップ
＃１６２７で、アドレスコントローラ６１４からの読出
アドレスにより読み出されて、出力制御部７０６を通っ
て伸長部７０９に入力される。上記内部メモリ６０４ま
たはｔＣ力−ド６０５には、圧縮された形式で他局から
送られて来たＦＡＸ画像データが記憶ざれている。従っ
て、ステップ＃１　６２９で、上記圧縮されたＦＡＸ画
像データが、元の画像データに戻されるべく伸長部７０
９で変換される。伸長された画像データは出力端子Ｐ７
３を通ってプリント信号作成部６０９に入力される。そ
して、ステップ６１６３１で、伸長された画像データは
プリント信号作成部６０９でプリント用の信号に変換ざ
れる。この結果、画像データはステップ＃１６３３で、
プリンタ６１０によりプリントアウトされる。そして、
ステップ＃１６３５で、プリントされた用紙が原稿出力
口４に搬出される。このプリントアウトが修了すると、
フローはステップ＃１６０１に戻る。

一方、ステップ＃１６２１で、ＴＶ電話による受信と判
別されたときは、ステップ＃１６３７で、スイッチＳＳ
ＥＴがオンか否か判別される。すなわち、カメラ部２が
送受信機本休１に装着されているか否か判別される。ス
イッチＳＳＥＴがオンでないときは、フローはステップ
＃１６０１に戻る。すなわち、ＴＶ電話による受信の場
合に、受信画像を表示する液晶ＴＶ１７を有するカメラ
部２が未装着であると、受信画像の表示が出来ないため
に、ＴＶ電話は働かない。

一方、スイッチＳＳＥＴがオンのときは、ステップ＃１
６３９で、通話中であるか否か判別される。通話中であ
れば、ステップ＃１６４１で、出力制御部７０６は補間
部７０７と接続されるように切換えられる。この後、先
に内部メモリ６０４またはＩＣカード６０５の一方に記
憶された画像データが、ステップ＃１６４３で、アドレ
スコントローラ６１４からの読出アドレスにより読み出
されて、出力制御部７０６を通って補間部７０９に入力
される。上記内部メモリ６０４またはＩＣ力一ド６０５
には、間引きされた形式で他局から送られて来た画像デ
ータが記憶されている。従って、ステップ＃１６４５で
、間引きされた画像データは補間部７０９で補間方式に
より変換されて、元の画像データに戻される。逆に、ス
テップ＃１６３９で、通話中でないときは、ステップ＃
１６４７で、出力制御部７０６は圧縮部７０８と接続さ
れるように切換えられる。この後、先に内部メモリ６０
４またはＩＣカード６０５の一方に記憶された画像デー
タが、ステップ＃１６４９で、アドレスコントローラ６
１４からの読出アドレスにより読み出されて、出力制御
部７０６を通って圧縮部７０８に入力される。上記内部
メモリ６０４またはＩＣカード６０５には、間引きされ
た形式で他局から送られて来た画像データが記憶されて
いる。従って、ステップ＃１６５１で、間引きされた画
像データが圧縮部７０８で変換されて、カメラ部２のメ
モリ（内部メモリ４０７またはＩＣ力一ド４０８〉に記
憶される。

ステップ＃１６４５またはステップ＃１６５１で、補間
または圧縮のための変換が終了すると、ステップ＃１６
５３で、ゲート７０４がインターフェース６１５側に切
換えられる。更に、上記補間あるいは圧縮された画像デ
ータをカメラ部２に導くべく、ステップ＃１　６５５で
、インターフェース６１５はデータパスＤＢ４とデータ
パスＤＢとを接続するように切換えられる。更に、カメ
ラ部２へ画像データを出力するために、ステップ＃１６
５７で、チップセレクト信号ＣＳがローにされる。この
後、ステップ＃１　６５９で、画像データはゲート７０
４、インターフェース６１５を通ってカメラ部２に出力
される。この画像データの出力が完了すると、ステップ
＃１６６１で、チップセレクト信号ＣＳがハイに戻され
る。更に、ステップ＃１　６６３で、インターフェース
６１５がデータパスＤＢ２とデータパスＤＢとを接続す
るように切換えられた後、フローはステップ＃１６０１
に戻る。

次に、送信ルーチンが第１７図と第１８図に示されるフ
ローチャートにより説明される。

第１７図において、ステップ＃１　７０１で、スイッチ
ＳＴＥＬがオンか否か判別される。スイッチＳＴＥＬが
オンのときは、フローはステップ＃１７０３以降に示さ
れるＴＶ電話による送信ルーチンに移行する。

カメラ部２の液晶ＴＶ１７はこのＴＶ電話による送信ル
ーチンで必要とされる。このため、先ずステップ＃１　
７０３で、スイッチＳＳＥＴがオンか否か判別される。

そして、スイッチＳＳＥＴがオンでないときは、ステッ
プ＃１　７０５で、カメラ部２の未装着を指示するため
に警告が行われ、フローはステップ＃１　７０１に移行
する。この警告の結果、カメラ部２が送受信機本体１に
装着されて、スイッチＳＳＥＴがオンにされると、フロ
ーはステップ＃１　７０７に進む。一方、警告中にスイ
ッチＳＳＥＴがオフにされると、フローはステップ＃１
　７４１に移行する。ステップ＃１７０７では、カメラ
部２から入力ざれるチップセレクト信号ＣＳが口−か否
か判別される。チップセレクト信号ＣＳが口−でないと
きは、フローはステップ＃１６０１に移行する。一方、
チップセレクト信号ＣＳがローのときは、ステップ＃１
７０９で、インターフェース６１５はデータパスＤＢ４
とデータバスＤＢとが接続されるように切換えられる。

また、ステップ＃１　７１　１で、入力制御部７０１は
間引き部７０２と接続されるように切換えられる。この
後、ステップ＃１７１３で、送信される画像データがカ
メラ部２からインターフェース６１５、入力制御部７０
１を通って間引き部７０２に入力される。画像データの
入力が完了すると、ステップ＃１　７１　５で、ＭＰＵ
６０１はチップセレクト信号ＣＳがハイになるまで待つ
。このチップセレクト信号ＣＳがハイにされると、フロ
ーはステップ＃１　７１　７に進む。このステップ＃１
　７１　７では、画像データが上記間引き部７０２で間
引き処理される。間引き処理が終了すると、上記間引き
された画像データをメモリ（内部メモリ６０４またはｔ
Ｃ力−ド６０５）に一旦書き込むべく、ステップ＃１’
７１９で、Ｒ／Ｗ信号が口にされる。このようにして、
ステップ＃１７２１で、送信される画像データが上記メ
モリに一時的に書き込まれる。そして、この書き込みが
完了すると、ステップ＃１７２３で、Ｒ／Ｗ信号はハイ
に戻される。

この後、送信先への通信のための処理が開始される。す
なわち、先ずステップ＃１　７２５で、ＭＰｔＪ６０１
は相手局と回線の接続を行うべく通信制御部６０６に信
号を送る。そして、ステップ＃１７２７で、送受信機本
体１が公衆電話回線に接続されると、続いてステップ＃
１７２９で、送信される画像データの前記メモリからの
読み出しが開始される。読み出された画像データは、ス
テップ＃１７３１で、該画像データが公衆電話回線で送
信できるようにモデム６０７により変調される。

そして、ステップ＃１　７３３で、変調された画像デー
タはＮＣＵ６０８を通って送信先へ送信される。この送
信が終了すると、ステップ＃１７３５で、データバスＤ
Ｂ２がデータパスＤＢに接続されるように切換えられ、
この後、フローはステップ＃１６０１に移行する。

一方、上記ステップ＃１　７０１で、スイッチＳＴＥＬ
がオンでないときは、フローはステップ＃１７４１に進
む。このステップ＃１７４１で、スイッチＳＦＡＸがオ
ンか否か判別される。スイッチＳＦＡＸがオンでないと
きは、フローはステップ＃１６０１に移行する。一方、
スイッチＳＦＡＸがオンのときは、フローは第１８図に
示されるＦＡＸによる送信ルーチンに移行する。

第１８図において、ステップ＃１８０１で、データの入
力を要求するＬＣＤ表示部９への表示が行われる。続い
て、ステップ＃１８０３で、送信すべき原稿が原稿セッ
ト台３にセットされているか否か判別される．，原稿が
セットされているときは、ステップａ１　８０５で、送
信先のＦＡＸ番号の入力を要求するＬＣＤ表示部９への
表示が行われる。ステップ＃１８０７では、ＭＰｔＪ６
０１は入力キー６により送信先のＦＡＸ番号が入力され
るのを持つ。そして、この入力が行われると、ステップ
＃１８０９で、原稿セット台３にセットされている原稿
の読み取りがＦＡＸ原稿読取り部６０２により開始ざれ
る。原稿の読み取りが終了すると、ステップ＃１８１１
で、入力制御部７０１が圧縮部７０３に接続されるよう
に切換えられる。

この切換により、画像データが上記圧縮部７０３に導か
れる。そして、ステップ＃１８１３で、画像データが圧
縮処理される。この圧縮処理が終了すると、上記圧縮ざ
れた画像データをメモリ（内部メモリ６０４またはＩＣ
力一ド６０５）に一旦書き込むべく、ステップ＃１８１
５で、Ｒ／Ｗ信号がローにされる。このようにして、ス
テップ＃１８１７で、送信される画像データが上記メモ
リに一時的に１き込まれる。そして、この書き込みが完
了すると、ステップ＃１８１９で、Ｒ／Ｗ信号がハイに
戻される。

この後、送信先への送信のための処理が開始される。す
なわち、先ずステップ＃１８２１で、ＭＰＵ６０１は送
信先と回線の接続を行うべく通信制御部６０６に信号を
送る。そして、ステップ＃１８２３で、送受信機本体１
が公衆電話回線に接続されると、続いてステップ＃１８
２５で、送信される画像データの前記メモリからの読み
出しが開始される。読み出された画像データは、ステン
ブ＃１８２７で、該画像データが公衆電話回線で送信で
きるようにモデム６０７により変調される。

そして、ステップ＃１８２９で、変調された画像データ
はＮＣＵ６０８を通って送信先へ送信される。この送信
が終了すると、ステップ＃１８３１で、データパスＤＢ
２がデータパスＤＢに接続されるように切換えられ、こ
の後、フローはステップ＃１６０１に移行する。

一方、ステップ＃１８０３で、原稿がセットされていな
いときは、ステップ＃１８３３で、スイッチＳＳＥＴが
オンか否か判別される。スイッチＳＳＥＴがオンで、更
にステップ＃１８３５で、チップセレクト信号ＣＳがロ
ーのときは、カメラ部２のメモリに記憶されている画像
の送信が可能にされる。この場合、ステップ＃１８３７
で、インターフェース６１５はデータパスＤＢ４とデー
タパスＤＢとが接続されるように切換えられる。

更に、ステップ＃１　８３９で、入力制御部７０１は圧
縮部７０３に接続されるように切換えられる。

この切換により、画像データがカメラ部２から圧縮部７
０３に入力される。この入力が完了すると、チップセレ
クト信号ＣＳはハイになるのを待つ。

この後、フローは前述したステップ６１８１３以降に進
む。すなわち、画像データは圧縮された後、一旦メモリ
に書き込まれる。更に、画像データはモデム６０７で変
調された後、ＮＣＵ６０８から公衆電話回線を通って送
信先へ送信される。

一方、ステップ＃１８３３で、スイッチＳＳＥＴがオフ
のときは、ＦＡＸ送信する画像データが存在しないため
に、フローはステップ＃１６０１に移行する。また、ス
テップ＃１８３５で、チップセレクト信号ＣＳが口−で
ないときは、カメラ部２がデータ送信可能な状態にない
として、前述同様フローはステップ＃１６０１に移行す
る。

なお、本実施例では、カメラ部２や送受信機本体１へ装
着可能な記録媒体としてＩＣ力−ドを用いているが、フ
ロッピーディスク等のアナログメモリでもよい。

また、送受信機本体１劃にもアクセス釦を設け、送受信
機本体１側のメモリに記憶されている画像データをカメ
ラ部２の液晶ＴＶ１７で表示するようにしてもよい。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、＠像部で撮影し
た画像を表示する表示部を備えたカメラを送受信機本体
に着脱自在な構成にし、Ｖｔ着時に送受信機本体が受信
した画像を上記カメラ部の表示部に導くようにしたので
、ＴＶ電話に別個に表示部を設ける必要がなくなり、部
品点数の削減と低コスト及び装置の小型化が図れる。

また、カメラ部は単体でカメラとしての機能を有し、し
かも着脱可能なので、小型で操作性に優れたＴＶｉ！話
兼用型のカメラが得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明にかかる通信端末装置の全体斜視図、第
２図はカメラ部２の斜視図、第３図は送受信機本体１の
斜視図、第４図はカメラ部２内の全体ブロック図、第５
図は信号処理部４０６の詳細なブロック図、第６図は送
受信機本体１の全体ブロック図、第７図は信号処理部６
０３の詳細なブロック図、第８図（Ａ）、（Ｂ）はカメ
ラ部２による畷影動作を示しているフローチャート、第
９図はアクセス１のサブルーチンを示しているフローチ
ャート、第１０図は露出制＠１のサブルーチンを示して
いるフローチャート、第１１図はフラッシュ撮影のサブ
ルーチンを示しているフローチャート、第１２図は露出
制ｗ２のサブルーチンを示しているフローチャート、第
１３図は緻影画像の信号処理のためのサブルーチンを示
しているフローチャート、第１４図は通信モードのフロ
チャート、第１５図はアクセス２のサブルーチンを示し
ているフローチャート、第１６図は受信ルーチンの操作
を示しているフローチャート、第１７図はＴＶ’１話に
よる送信ルーチンを示しているフローチャート、第１８
図はＦＡＸによる送信ルーチンを示しているフローチャ
ートである。１・・・送受信機本体、２・・・カメラ部、５，１１・
・・ＩＣ力−ド挿入口、６・・・入力キー：７，８・・
・スイッチ、９・・・ＬＣＤ表示部、１ｏ・・・電源ス
イッチ及び再生用スイッチ、１２・・・レリーズ兼送信
釦、１３・・・撮影レンズ、１４・・・フラッシュ、１
５・・・スイツチ、１６・・・アップダウンキー　１７
・・・液晶ＴＶ、１８・・・接続端子、１９・・・着脱
スイッチ、４０１・・・ｃｐｕ、４０３・・・ＣＣＤ、
４０６・・・信号処理部、４０７，６０４・・・内部メ
モリ、４０８．６０５・・・ＩＣカード、４１０，６１
４・・・アドレスコント口ーラ、４１１・・・露出制御
部、４１３．６１３・・・電源部、４１４・・・測光部
、４１５・・・フラッシュ部、４１７．６１５・・・イ
ンターフェース、５０１・・・マトリクス部、５０２，
５０４，５０６．７０４・・・ゲート、５０３，７０３
．７０８・・・圧縮部、５０５．７０９・・・伸長部、
５０９・・・ＮＴＳＧ信号作或部、６０１・・・ＭＰＵ
，６０３・・・信号処理部、６０６・・・通信制御部、
６１２・・・送信先入カキー　７０１・・・入力制御部
、７０２・・・間引き部、７０５・・・Ｒ／Ｗ制御部、
７０６・・・出力制御部、７０７・・・補間部

Claims

【特許請求の範囲】

１、送受信機本体と、該送受信機本体と着脱自在な構成
を有するとともに、撮像部と該撮像部で撮影した画像を
表示する表示部とを備えたカメラ部とからなる通信端末
装置であつて、上記送受信機本体が受信した画像を上記
カメラ部に出力する手段を有し、上記カメラ部が上記送
受信機本体からの画像を上記表示部に導く手段を有する
ことを特徴とする通信端末装置。