JP2836053B2 - 像ぶれ補正装置及び該装置に適用される装置 - Google Patents

像ぶれ補正装置及び該装置に適用される装置

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【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野) 本発明は、カメラ,光学機器等において、手振れ等に
より発生する像ぶれを防止するための像ぶれ補正装置及
び該装置に適用される装置に関するものである。
(発明の背景) 従来から、カメラの像振れ防止(像安定)の為の装置
は提案されており、これは一般に、カメラの振動に由来
して生じる結像の振動を振れ検知センサを用いて検知す
ると共に、被制御対象であるレンズ系をフィードバック
制御系により該振動の抑圧方向に駆動させる構成として
設けられている。
しかしながら、上記従来例においては、像振れ防止装
置は常に駆動される為に、例え像振れ量が小さく補正が
不必要なレベルにおいてさえも補正用のアクチュエータ
が駆動される為に不要な電力消費をしていた。
また、振れ状態に相応する信号等を用いて像ぶれ補正
が必要であるか否かを判定するようにする場合でも、そ
の信号に含まれるノイズ成分の影響を考慮する必要があ
る。
(発明の目的) 本発明は、上述した事情に鑑みて為されたもので、使
用状況に対し適正に応じて効率よく動作する像ぶれ補正
装置及び該装置に適用される装置を提供しようとするも
のである。
(発明の特徴) 上記目的を達成するために、請求項1記載の本発明
は、像ぶれを補正するための像ぶれ補正手段と、振れ検
出手段により検出された信号を積分して得られる信号に
応じて、前記像ぶれ補正手段に所定の像ぶれ補正動作を
行わせる駆動手段と、前記積分して得られる信号のレベ
ルを判定する判定手段と、該判定手段により前記積分し
て得られる信号のレベルが所定レベルより小さいことが
判定されることに応じて、前記駆動手段による前記所定
の像ぶれ補正動作を行わせないようにする制御手段とを
有する像ぶれ補正装置とし、以て、前記振れ検出手段に
より検出された信号を積分して得られる信号に応じて、
前記像ぶれ補正手段に所定の像ぶれ補正動作を行わせる
ようなものにおいて、その積分して得られる信号のレベ
ルが所定レベルより小さいというような場合には、前記
所定の像ぶれ補正動作が不要な振れ状態であると判定
し、そのように前記所定の像ぶれ補正動作が不要な振れ
状態であると判定した際には、前記所定の像ぶれ補正動
作を行わないようにしようとするものである。
また、請求項2記載の本発明は、像ぶれを補正するた
めの像ぶれ補正手段と、振れ検出手段により検出された
信号を積分して得られる信号に応じて、前記像ぶれ補正
手段に所定の像ぶれ補正動作を行わせる駆動手段とを有
する像ぶれ補正装置に適用される装置であって、前記積
分して得られる信号のレベルを判定する判定手段と、該
判定手段により積分して得られる信号のレベルが所定レ
ベルより小さいことが判定されることに応じて、前記駆
動手段による前記所定の像ぶれ補正動作を行わせないよ
うにする制御手段とを有する像ぶれ補正装置に適用され
る装置とし、以て、前記振れ検出手段により検出された
信号を積分して得られる信号に応じて、前記像ぶれ補正
手段に所定の像ぶれ補正動作を行わせるようなものにお
いて、その積分して得られる信号のレベルが所定レベル
より小さいような場合には、前記所定の像ぶれ補正動作
が不要な振れ状態であると判定し、そのように前記所定
の像ぶれ補正動作が不要な振れ状態であると判定した際
には、前記所定の像ぶれ補正動作を行わないようにしよ
うとするものである。
(発明の実施例) 以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は本発明の一実施例における概略構成を示す図
であり、ここでは不図示のカメラ本体に交換可能に取り
付けられる交換レンズの像振れ補正にかかわる部分のみ
の構成である。
第1図において、1は像振れ防止の為にレンズ内に設
けられたカメラ(レンズ系を含めた)の振動を検知する
為の加速度センサであり、加速度信号aを出力する。2,
3は積分器であり、積分器2は加速度信号aの積分結果
である速度信号vを出力し、積分器3はその速度信号v
の積分結果である変位信号pを出力する4はオペアンプ
である。5は像振れ防止駆動用のアクチュエータとして
のモータ6への通電を制御するスイッチであり、後述の
CPUの出力Pφにて制御され、Pφ=Hの時ONし、Pφ
=Lの時OFFとなる。8はモータ6の回転を直線運動に
変換する部材である。9は図中上下に動くことにより像
触れを抑制する像振れ防止用レンズで、その動作は可変
抵抗7に連動している。10はCPUであり、加速度信号a
や速度信号v,変位信号pが入力され、内臓のA/D変換器
により入力を処理すると共に、出力Pφによりスイッチ
5のON,OFFを制御する。
上記構成において、スイッチ5がONの時、オペアンプ
4は積分器3の出力と可変抵抗7の出力(つまりは像振
れ防止用レンズ9の位置)が一致するまでモータ6に電
圧を印加する。このことにより、積分器3の出力p、つ
まりはその時の像振れ変位量に応じた量だけ像振れ防止
用レンズ9がモータ6により上下方向に駆動され、振れ
が抑制される。
第2図に1つの例として、加速度信号aの入力波形や
積分器2,3の出力である速度信号v,変位信号pの入力波
形を示す。
次に、CPU10の動作を第3図のフローチャートを用い
て説明する。
ステップ1において、初期設定として出力Pφを“L"
とし、スイッチ5をOFFとして像振れ防止動作を行わな
い所から開始させると共に、内部のタイマTMRの値を
“O"とする。
ステップ2において、加速度信号aを入力し、その絶
対値をある所定値aφと比較する。この結果、加速度信
号aが所定値aφより大きければステップ3へ進み、こ
こでタイマTMRを“O"に設定し、ステップ4にて出力P
φを“H"としてスイッチ5をONさせ、像振れ防止動作を
開始させる。
また、前記ステップ2において加速度信号aが所定値
aφより小さければ、或は前記像振れ防止動作開始によ
り加速信号aが所定値aφより小さくなればステップ5
へ進み、ここでタイマTMRをカウントアップし、ステッ
プ6へ進んでタイマTMRの値が所定値Tφを越えたかど
うかの判断をし、越えていなければステップ2に戻る。
この場合は出力Pφは先に設定された状態のままとな
る。
一方、前記ステップ6においてタイマTMRの値が所定
値Tφを越えた、つまり所定時間Tφの間、|a|<aφ
であった場合は、手振れ状態が少ないと判断してステッ
プ7に進み、タイマTMRの値をTφとし、次いでステッ
プ8に進んで出力Pφを“L"としてスイッチ5をOFFと
し、像振れ防止用アクチュエータであるモータ6の駆動
を停止させる。
なお、上記タイマTMRは、一度像振れ防止動作が開始
されたならば所定時間Tφは駆動し続けるように構成さ
れている。このことにより、例えば第2の加速度信号a
の入力波形にみられる様に、該加速度信号a入力の所定
値aφのレベルを越えて(点a1)像振れ防止が作動し始
め、その後該加速度信号a入力が下がって所定値aφの
レベル以下になった時(点a2)に像振れ防止装置が停止
してしまうとすると、点a2から点a3のポイントに行くま
での像振れ防止が作動しないということがさけられる。
無論、Tφとしての時間設定はa2−a3間の時間より十分
に長く設定されていることは言うまでもない。
第4図は本発明の他の実施例の主要部分のみを示すフ
ローチャートであり、第3図のステップ2における手振
れ大小の判別の入力として、加速度信号a入力の代りに
速度信号v入力を利用するものであり、その考え方は第
3図と同様である。
第5図は本発明の別の実施例の主要部分のみを示すフ
ローチャートであり、第3図のステップ2における手振
れ大小の判別の入力として、変位信号p入力を利用する
ものであり、ある時点における変位信号p入力をpnとし
て、1単位時間前の同信号pn−1との差分を取り、それ
を所定値pφと比較するものである。その差分量が小さ
い時は手振れ量が少ないと判断し、大きい時は手振れ量
が大きいと判断する。これは等価的には第4図の速度信
号vの場合と同じ考え方となる。
以上の実施例によれば、加速度信号a,速度信号v或は
変位信号pがある所定値より大きいか否かで手振れの大
小判別を行い、手振れが小さい時、例えばカメラレンズ
等を三脚に固定した時や、カメラレンズを他の固定物上
に配置した時等、像振れ防止が不用な条件時には自動的
に像振れ防止装置の駆動を停止させる様にしている為、
不用な電力消費を避けることができる。
(発明と実施例の対応) 本実施例において、像振れ防止用レンズ9が本発明の
像ぶれ補正手段に、加速度センサ1が本発明の振れ検出
手段に、積分器2又は3の出力が本発明の積分して得ら
れる信号に、モータ6が本発明の駆動手段に、第4図の
ステップ21又は第5図のステップ22の動作を実行するCP
U10の機能部分が本発明の判定手段に、第3図のステッ
プ8の動作を実行するCPU10の機能部分が本発明の制御
手段に、それぞれ相当する。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、高周波成分の
ノイズが少ない、振れ検出手段により検出された信号を
積分して得られる信号を用いて、所定の像ぶれ補正動作
が不要な振れ状態であるか否かを判定するようにしたの
で、上記ノイズを影響を受けずに、装置の使用状況に応
じた正確な判断ができるようになり、適正に像ぶれ補正
手段の動作状態を制御できるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概略構成図、第2図は
第1図図示各回路よりのCPUへの入力波形を示す図、第
3図は本発明の一実施例における動作を示すフローチャ
ート、第4図は本発明の他の実施例における主要部の動
作を示すフローチャート、第5図は本発明の別の実施例
における主要部の動作を示すフローチャートである。 1……加速度センサ、2,3……積分器、4……オペアン
プ、5……スイッチ、6……モータ、7……抵抗、9…
…像振れ防止用レンズ、10……CPU。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 5/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像ぶれを補正するための像ぶれ補正手段
    と、振れ検出手段により検出された信号を積分して得ら
    れる信号に応じて、前記像ぶれ補正手段に所定の像ぶれ
    補正動作を行わせる駆動手段と、前記積分して得られる
    信号のレベルを判定する判定手段と、該判定手段により
    前記積分して得られる信号のレベルが所定レベルより小
    さいことが判定されることに応じて、前記駆動手段によ
    る前記所定の像ぶれ補正動作を行わせないようにする制
    御手段とを有することを特徴とする像ぶれ補正装置。
  2. 【請求項2】像ぶれを補正するための像ぶれ補正手段
    と、振れ検出手段により検出された信号を積分して得ら
    れる信号に応じて、前記像ぶれ補正手段に所定の像ぶれ
    補正動作を行わせる駆動手段とを有する像ぶれ補正装置
    に適用される装置であって、前記積分して得られる信号
    のレベルを判定する判定手段と、該判定手段により前記
    積分して得られる信号のレベルが所定レベルより小さい
    ことが判定されることに応じて、前記駆動手段による前
    記所定の像ぶれ補正動作を行わせないようにする制御手
    段とを有することを特徴とする像ぶれ補正装置に適用さ
    れる装置。
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