JP2835736B2 - 画像2値化制御方式 - Google Patents

画像2値化制御方式

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JP2835736B2 JP1033845A JP3384589A JP2835736B2 JP 2835736 B2 JP2835736 B2 JP 2835736B2 JP 1033845 A JP1033845 A JP 1033845A JP 3384589 A JP3384589 A JP 3384589A JP 2835736 B2 JP2835736 B2 JP 2835736B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 自然画等の多値画像データを組織的ディザ法により2
値化する画像2値化制御方式に関し、 ノイズを除去して2値化することを目的とし、 多値画像データを組織的ディザ法により2値化する画
像2値化制御方式に於いて、前記多値画像データを読込
む手段と、該手段により読込まれた多値画像データにメ
ディアンフィルタ処理を施す手段と、該手段によりフィ
ルタ処理された多値画像データに輪郭強調処理を施す手
段と、該手段により輪郭強調された多値画像データにデ
ィザ化処理を施す手段とを備え、該手段により多値画像
データを2値画像データとして出力するように構成し
た。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、自然画等の多値画像データを組織的ディザ
法により2値化する画像2値化制御方式に関するもので
ある。
自然画等の多値画像データを、ファクシミリ等の2値
伝送系により伝送する場合や、2値感熱プリンタ等によ
り出力する場合に、組織的ディザ法を用いて2値化する
ことが一般的である。この組織的ディザ法により2値化
すると、輪郭がぼやけるので、輪郭強調等の前処理が行
われている。このような前処理によりノイズが混入され
る場合が多く、再生画質が劣化することになる。従っ
て、ノイズの混入の少ない2値化の手段が要望されてい
る。
〔従来の技術〕
自然画等の多値画像データを2値化する従来例は、例
えば、第5図に示すように、テレビカメラによる撮像信
号から形成した多値画像データや、それを磁気ディスク
装置や光ディスク装置等に記録された多値画像データ等
をプロセッサ等に読込み、組織的ディザ法によりディ
ザ化処理を行い、それによって得れた2値画像データ
を2値感熱プリンタ等に出力するものである。
又ディザ化処理の前処理として輪郭強調を行うことも
知られている。例えば、第6図に示すように、多値画像
データをプロセッサ等に読込み、、その多値画像デー
タの輪郭強調処理を行い、輪郭強調された多値画像デ
ータをディザ化処理して、2値画像データを出力する
ものである。
組織的ディザ法は、例えば、第7図のBayerのパター
ンに示すように、2×2画素に対して0〜3の閾値を定
め、各画素のレベルと比較して、閾値より画素の濃さが
大きい場合は黒、閾値より濃さが小さい場合は白とする
ものである。又、4×4画素に対するパターンの場合
は、2×2画素のパターンに対して定数の乗算及び加算
を行ったパターンに相当し、太線の領域内は、2×2画
素の閾値をそれぞれ4倍した閾値となる。
このような閾値パターンにより2値化するものである
から、同一階調の画素でも、位置によって異なる2値化
表現となり、例えば、文字や図形等の線状部分は、ディ
ザ化処理によりその輪郭が崩れて、再生画面では細部の
識別が困難となり、文字等を読取ることができない場合
が多くなる。
そこで、第6図に示すように輪郭強調処理が前処理
として加えられる。この輪郭強調は、各種の手段が知ら
れているが、例えば、第8図に示す輪郭強調オペレータ
を用いて処理する手段が知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述のように、輪郭強調の前処理後に、組織的ディザ
法により多値画像データを2値化することにより、文字
や図形等の線状部分の崩れを防止することができるが、
輪郭強調により孤立点等のノイズも強調されることにな
り、再生画質が劣化する欠点があった。
本発明は、ノイズを除去して2値化することを目的と
するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の画像2値化制御方式は、メディアンフィルタ
処理によりノイズを除去するものであり、第1図を参照
して説明する。
多値画像データを記録装置やテレビカメラ等から読取
むプロセッサ等の手段1と、この手段1によって読込ま
れた多値画像データにメディアンフィルタ処理を施す手
段2と、この手段2によりフィルタ処理された多値画像
データに輪郭強調処理を施す手段3と、この手段3によ
り輪郭強調された多値画像データにディザ化処理を施す
手段4とを備えて、2値感熱プリンタ等の出力手段5に
2値画像データを出力するものである。
〔作用〕
多値画像データを読込み、メディアンフィルタ処理と
輪郭強調との前処理を行うものであり、メディアンフィ
ルタ処理は、注目画素を中心とした窓内の複数画素をレ
ベル順に並べ、その中心レベルを注目画素のレベルとす
るものであり、黒の孤立点は、窓内の他の画素が白に近
いものである場合に、白となるから、ノイズが除去され
ることになる。
そして、輪郭強調された後に、組織的ディザ法により
ディザ化されて2値画像信号となるから、輪郭が崩れる
ことなく、且つノイズが除去された再生画像となる。
又手段1により多値画像データを読込み、手段3によ
り輪郭強調処理を施した後に、手段2によりメディアン
フィルタ処理を行うこともできる。この場合、輪郭強調
処理によって増加した孤立点等のノイズ成分を、メディ
アンフィルタ処理により除去することができる。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明の実施例について詳細に説
明する。
第2図は本発明の実施例のブロック図であり、11はプ
ロセッサ(CPU)、12はリードオンリメモリ(ROM)、13
はランダムアクセスメモリ(RAM)、14はハードディス
ク装置(HD)、15はテレビカメラ(TV)、16はAD変換部
(A/D)、17は2値感熱プリンタである。
リードオンリメモリ12とランダムアクセスメモリ13を
用いて、プロセッサ11により、第1図に於ける多値画像
データの読込みの手段1と、メディアンフィルタ処理手
段2と、輪郭強調手段3と、ディザ化手段4との機能を
実現している。従って、テレビカメラ15により得られた
多値画像信号は、AD変換部16によりディジタル信号に変
換され、プロセッサ11の制御によりハードディスク装置
14に記録される。
プロセッサ11は、リードオンリメモリ12に格納された
プログラムに基づいて、ハードディスク装置14から多値
画像データを読込み、ランダムアクセスメモリ13等を用
いてメディアンフィルタ処理を行う。このメディアンフ
ィルタは、例えば、第3図に示す窓構成を有し、注目画
素Aを中心とした十字形の窓であり、例えば、注目画素
Aのレベルが1で他の画素a〜dのレベルが0の場合、
レベル順に並べると、“10000"となり、その中心に位置
する3ビット目の画素レベルは0となるから、注目画素
Aを0とするものである。従って、孤立点を除くことが
できる。
このメディアンフィルタ処理を施した多値画像データ
に輪郭強調処理を施し、次に組織的ディザ法によりディ
ザ化して2値画像データとし、2値感熱プリンタ17に出
力する。
第4図は本発明の実施例のフローチャートであり、多
値画像データを画像ディジタイザ(アナログ画像信号を
ディジタル信号に変換するAD変換部)からハードディス
ク14に書込み、このハードディスク14から多値画像デ
ータをプロセッサ11が読込み、読込んだ多値画像デー
タにメディアンフィルタ処理を施す。即ち、第3図に
示すような窓構成を有するメディアンフィルタを用いて
孤立点を除去する。
このメディアンフィルタ処理を施した多値画像データ
に輪郭強調処理を施し、この輪郭強調処理を施した多
値画像データに組織的ディザ法を施して2値化する。
そして、2値化された画像データを2値感熱プリンタ17
に出力し、階調表示の画像をプリントアウトするもの
である。
前述の実施例に於けるステップ,の順序を逆にす
ることも可能であり、同一の効果が得られる。
又前述の実施例に於けるステップの後に、点線の経
路で示すように、メディアンフィルタの窓内の注目画素
のレベル判定を行い、その注目画素のレベルが、メデ
ィアンフィルタの窓内の他の画素のレベルと比較して、
最高又は最低かを判定し、最高又は最低の場合にはス
テップに移行してメディアンフィルタ処理を施し、最
高又は最低でない場合は、その注目画素はメディアンフ
ィルタ処理を施すことなく、そのまま輪郭強調処理手段
側へ出力する。
即ち、注目画素が孤立点の場合、例えば、第3図に示
すメディアンフィルタの窓内の注目画素Aは、他の画素
a〜dのレベルに比較して最高又は最低のレベルとなる
から、メディアンフィルタ処理によりこの孤立点を除去
することができる。又ノイズ成分の少ない画面に対して
は、不要なメディアンフィルタ処理を施して輪郭がぼけ
ることを防止することができる。
前述の実施例に於けるメディアンフィルタの窓構成
は、十字形以外の各種の形状及び5画素構成以外の画素
数の構成を用いることができるものである。又2値画像
データを伝送路を介して相手端末装置に伝送することも
できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、多値画像データを組
織的ディザ法により2値画像データに変換する画像2値
化制御方式に於いて、メディアンフィルタ処理手段2に
より多値画像データを前処理すると共に、輪郭強調処理
手段3により輪郭強調処理を行って、組織的ディザ法に
より2値化するものであり、組織的ディザ法により2値
化することにより輪郭の崩れを輪郭強調処理により防止
し、この輪郭強調処理によるノイズの増加を、メディア
ンフィルタ処理により防止することができるから、2値
化画像の画質劣化を防止することができる利点がある。
又メディアンフィルタ処理を先に行った後に輪郭強調処
理を行う場合も、メディアンフィルタ処理によりノイズ
成分を除去した後に、輪郭強調を行うことになり、2値
化画像の画質劣化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、第2図は本発明の実施例
のブロック図、第3図はメディアンフィルタの窓の説明
図、第4図は本発明の実施例のフローチャート、第5図
及び第6図は従来例の2値化のフローチャート、第7図
はBayerのパターン説明図、第8図は輪郭強調オペレー
タの説明図である。 1は読込みの手段、2はメディアンフィルタ処理の手
段、3は輪郭強調処理の手段、4はディザ化処理の手段
である。
フロントページの続き (72)発明者 水野 嘉久 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 津田 俊隆 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 1/40 - 1/409

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多値画像データを組織的ディザ法により2
    値化する画像2値化制御方式に於いて、 前記多値画像データを読込む手段(1)と、 該手段(1)により読込まれた多値画像データにメディ
    アンフィルタ処理を施す手段(2)と、 該手段(2)によりフィルタ処理された多値画像データ
    に輪郭強調処理を施す手段(3)と、 該手段(3)により輪郭強調された多値画像データにデ
    ィザ化処理を施す手段(4)とを備え、 該手段(4)により多値画像データを2値画像データと
    して出力する ことを特徴とする画像2値化制御方式。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61273073A (ja) * 1985-05-27 1986-12-03 Ricoh Co Ltd カラ−階調画情報のエツジ強調処理装置
JPS6318776A (ja) * 1986-07-10 1988-01-26 Ricoh Co Ltd 画像処理装置
JPS6367079A (ja) * 1986-09-08 1988-03-25 Ricoh Co Ltd 画像処理装置

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