JP2835188B2 - 掘削機の泥土飛散防止装置 - Google Patents
掘削機の泥土飛散防止装置Info
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- JP2835188B2 JP2835188B2 JP370491A JP370491A JP2835188B2 JP 2835188 B2 JP2835188 B2 JP 2835188B2 JP 370491 A JP370491 A JP 370491A JP 370491 A JP370491 A JP 370491A JP 2835188 B2 JP2835188 B2 JP 2835188B2
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- Japan
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- excavator
- prevention device
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- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は掘削機の泥土飛散防止
装置に関する。
装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、掘削機の掘削ロ
ッドにより地盤を掘削する場合、回転する掘削ロッドか
ら泥土が飛散するので掘削ロッドの外側に筒形ケーシン
グを配するとともに、その周囲に筒形カーテンを取付
け、泥土の飛散を防止していた。
ッドにより地盤を掘削する場合、回転する掘削ロッドか
ら泥土が飛散するので掘削ロッドの外側に筒形ケーシン
グを配するとともに、その周囲に筒形カーテンを取付
け、泥土の飛散を防止していた。
【0003】しかし、この従来の掘削機は掘削ロッド1
本毎に筒形カーテンを取付けるために、並列する複数本
の掘削ロッドを有する多軸掘削機では、機構および取扱
が複雑となる欠点があった。
本毎に筒形カーテンを取付けるために、並列する複数本
の掘削ロッドを有する多軸掘削機では、機構および取扱
が複雑となる欠点があった。
【0004】この発明は上記問題点に着目しなされたも
のである。その目的は多軸の掘削機に用い、機構を簡略
化し、作業性に優れた泥土飛散防止装置を提案するにあ
る。
のである。その目的は多軸の掘削機に用い、機構を簡略
化し、作業性に優れた泥土飛散防止装置を提案するにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この掘削機の泥土飛散防
止装置は、多軸掘削機の並列する複数本の掘削ロッドを
取囲み筒形カーテンを取付けてなり、前記筒形カーテン
は蛇腹状をなし、複数の周方向のリングを取付け補強
し、その周囲に下端に重錘を有して垂下する案内ロープ
を配し、前記リングを案内ロープに摺動自在に係止して
あることを特徴とする。
止装置は、多軸掘削機の並列する複数本の掘削ロッドを
取囲み筒形カーテンを取付けてなり、前記筒形カーテン
は蛇腹状をなし、複数の周方向のリングを取付け補強
し、その周囲に下端に重錘を有して垂下する案内ロープ
を配し、前記リングを案内ロープに摺動自在に係止して
あることを特徴とする。
【0006】
【実施例】この装置は図1のごとく、マストのリード面
に沿い昇降する一平面をなし並列する3本の掘削ロッド
1を有する多軸掘削機を対象とする。掘削ロッド1は上
端をマスト上から吊下げられた回転駆動装置2に連結
し、昇降自在となしてあり、下端に掘削ビット3、その
上部に撹拌スクリュー4を備えている。この掘削ロッド
1には、マスト上から吊下げられた移動可能な中間振止
装置5、マスト上から吊下げられ高さ調整可能なスクリ
ュー振止装置6が取付けてあり、3本のロッド1下端部
は連結金具7で連結されている。
に沿い昇降する一平面をなし並列する3本の掘削ロッド
1を有する多軸掘削機を対象とする。掘削ロッド1は上
端をマスト上から吊下げられた回転駆動装置2に連結
し、昇降自在となしてあり、下端に掘削ビット3、その
上部に撹拌スクリュー4を備えている。この掘削ロッド
1には、マスト上から吊下げられた移動可能な中間振止
装置5、マスト上から吊下げられ高さ調整可能なスクリ
ュー振止装置6が取付けてあり、3本のロッド1下端部
は連結金具7で連結されている。
【0007】この掘削機には中間振止装置5と下部スク
リュー振止装置6との間に3本の掘削ロッド1を取囲み
筒形カーテン8が取付けてある。この筒形カーテン8は
断面が半円と平行2直線で囲まれた小判形であり、蛇腹
状をなし伸縮自在であり、その外周には複数の周方向に
配したリング9を取付け補強してある。
リュー振止装置6との間に3本の掘削ロッド1を取囲み
筒形カーテン8が取付けてある。この筒形カーテン8は
断面が半円と平行2直線で囲まれた小判形であり、蛇腹
状をなし伸縮自在であり、その外周には複数の周方向に
配したリング9を取付け補強してある。
【0008】また、図2のごとく中間振止装置5の周囲
には6個の係止突起10が突設してあり、この突起10
を介し下端に重錘11を取付けた6条の案内ロープ12
が配してある。この案内ロープ12は筒形カーテン8の
外周面に沿い垂下し、図3、4のごとくリング9および
下部のスクリュー振止装置6の外側に突設してある係止
環13を挿通して配してあり、リング9はこの案内ロー
プ12に上下方向に摺動自在に係止されている。
には6個の係止突起10が突設してあり、この突起10
を介し下端に重錘11を取付けた6条の案内ロープ12
が配してある。この案内ロープ12は筒形カーテン8の
外周面に沿い垂下し、図3、4のごとくリング9および
下部のスクリュー振止装置6の外側に突設してある係止
環13を挿通して配してあり、リング9はこの案内ロー
プ12に上下方向に摺動自在に係止されている。
【0009】この実施例の装置は図示しないが、案内ロ
ープ12の上端を重錘11の荷重と釣上った捲上力の捲
上装置に連結し、掘削時掘削ロッドが掘進して重錘11
が下がり着地した際に、案内ロープ12を捲上げて重錘
11を地表から僅かの高さ引上げ、案内ロープ12に常
に重錘11の荷重張力が作用すべくなしてある。また、
図2、4に示すごとく、中間振止装置5および下部スク
リュー振止装置6はマストに取付けてある2条の案内杆
14に摺接せしめて昇降自在に係止してある。
ープ12の上端を重錘11の荷重と釣上った捲上力の捲
上装置に連結し、掘削時掘削ロッドが掘進して重錘11
が下がり着地した際に、案内ロープ12を捲上げて重錘
11を地表から僅かの高さ引上げ、案内ロープ12に常
に重錘11の荷重張力が作用すべくなしてある。また、
図2、4に示すごとく、中間振止装置5および下部スク
リュー振止装置6はマストに取付けてある2条の案内杆
14に摺接せしめて昇降自在に係止してある。
【0010】この実施例では、筒形カーテン8を中間振
止装置5とスクリュー振止装置6との間に取付けたが、
直接マストに吊上げ配置する等様々な態様をとることが
できる。
止装置5とスクリュー振止装置6との間に取付けたが、
直接マストに吊上げ配置する等様々な態様をとることが
できる。
【0011】
【作用】この泥土飛散防止装置は以上の構成からなる。
この装置は複数、例えば並列する3本の掘削ロッドを1
つの筒形カーテンで取囲み構成されているので、掘削ロ
ッド1本毎に筒形カーテンを取付ける場合に比べ、機構
を簡略化でき、作業性も向上する。
この装置は複数、例えば並列する3本の掘削ロッドを1
つの筒形カーテンで取囲み構成されているので、掘削ロ
ッド1本毎に筒形カーテンを取付ける場合に比べ、機構
を簡略化でき、作業性も向上する。
【0012】図5は地盤を掘削する状態を示すものであ
るが、蛇腹状をなした筒形カーテン8は、掘削ロッド1
の掘進あるいは引上げに追従して収縮あるいは伸長して
掘削ロッド1をカバーし、泥土の飛散を防止する。ま
た、下端に重錘を取付け垂下する案内ロープ12にリン
グ9を摺動自在に係止してあるので、筒形カーテン8の
揺れが抑制でき安定性が向上する。
るが、蛇腹状をなした筒形カーテン8は、掘削ロッド1
の掘進あるいは引上げに追従して収縮あるいは伸長して
掘削ロッド1をカバーし、泥土の飛散を防止する。ま
た、下端に重錘を取付け垂下する案内ロープ12にリン
グ9を摺動自在に係止してあるので、筒形カーテン8の
揺れが抑制でき安定性が向上する。
【0013】
【発明の効果】この掘削機の泥土飛散防止装置は、機構
を簡略化し、作業性が向上し、多軸掘削機の泥土の飛散
を能率よく防止することができる。
を簡略化し、作業性が向上し、多軸掘削機の泥土の飛散
を能率よく防止することができる。
【図1】実施例の掘削機の泥土飛散装置の正面図であ
る。
る。
【図2】図1のI−I断面図である。
【図3】図1のII−II断面図である。
【図4】図1の III−III 断面図である。
【図5】地盤掘削中の実施例の装置の一部断面で示す正
面図である。
面図である。
1…掘削ロッド、2…回転駆動装置、3…掘削ビッド、
4…撹拌スクリュー、5…中間振止装置、6…スクリュ
ー振止装置、7…連結金具、8…筒形カーテン、9…リ
ング、10…係止突起、11…重錘、12…案内ロー
プ、13…係止環、14…案内杆。
4…撹拌スクリュー、5…中間振止装置、6…スクリュ
ー振止装置、7…連結金具、8…筒形カーテン、9…リ
ング、10…係止突起、11…重錘、12…案内ロー
プ、13…係止環、14…案内杆。
Claims (1)
- 【請求項1】 多軸掘削機の並列する複数本の掘削ロッ
ドを取囲み筒形カーテンを取付けてなり、前記筒形カー
テンは蛇腹状をなし、複数の周方向のリングを取付け補
強し、その周囲に下端に重錘を有して垂下する案内ロー
プを配し、前記リングを案内ロープに摺動自在に係止し
てあることを特徴とする掘削機の泥土飛散防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP370491A JP2835188B2 (ja) | 1991-01-17 | 1991-01-17 | 掘削機の泥土飛散防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP370491A JP2835188B2 (ja) | 1991-01-17 | 1991-01-17 | 掘削機の泥土飛散防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04237718A JPH04237718A (ja) | 1992-08-26 |
JP2835188B2 true JP2835188B2 (ja) | 1998-12-14 |
Family
ID=11564753
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP370491A Expired - Fee Related JP2835188B2 (ja) | 1991-01-17 | 1991-01-17 | 掘削機の泥土飛散防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2835188B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA2656632C (en) | 2006-07-04 | 2013-09-03 | Comacchio International S.A. | Boring head with new protection hood |
JP5187580B2 (ja) * | 2008-12-26 | 2013-04-24 | 丸紅建材リース株式会社 | 掘削機の泥土飛散防止装置 |
JP7038036B2 (ja) * | 2018-12-06 | 2022-03-17 | 株式会社竹中工務店 | カバー具 |
-
1991
- 1991-01-17 JP JP370491A patent/JP2835188B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04237718A (ja) | 1992-08-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
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R370 | Written measure of declining of transfer procedure |
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