JPS6312226Y2 - - Google Patents
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- JPS6312226Y2 JPS6312226Y2 JP6216183U JP6216183U JPS6312226Y2 JP S6312226 Y2 JPS6312226 Y2 JP S6312226Y2 JP 6216183 U JP6216183 U JP 6216183U JP 6216183 U JP6216183 U JP 6216183U JP S6312226 Y2 JPS6312226 Y2 JP S6312226Y2
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- Japan
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- wire rope
- lever
- cover
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- kelly
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Landscapes
- Earth Drilling (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、アースドリルやケリー式連壁機のよ
うに伸縮式の掘削具を用い、この掘削具をジヨイ
ント金具を介してワイヤロープにより支持する竪
孔掘削機の泥水飛散防止装置に関するものであ
る。
うに伸縮式の掘削具を用い、この掘削具をジヨイ
ント金具を介してワイヤロープにより支持する竪
孔掘削機の泥水飛散防止装置に関するものであ
る。
竪孔掘削機として一般に使用されているアース
ドリルは、バケツトの中に土砂を取入れ、地上に
引上げて排土することを繰り返すことにより竪孔
を掘削する関係上、この繰り返し作業を容易にす
るために、第1図に示すように、クレーンでワイ
ヤロープ2によりバケツト3を支持する方式が採
られている。尚、バケツト3はケリーバ4の下端
に取付けられ、ケリーバ4はフロントフレーム5
に設置されたケリーバ駆動装置6により上下動自
在に保持されると共に、上端がワイヤロープ2に
スイベルジヨイント等のジヨイント金具7を介し
て連結され、ケリーバ駆動装置6を作動させるこ
とによつてケリーバ4及び掘削具としてのバケツ
ト3が回転されるようになつている。またワイヤ
ロープ2は、ブーム8の上端のシーブ9に掛けら
れウインチ10によつて繰り出し、繰り込みされ
ることにより、バケツト3の引上げ、降下がなさ
れるようになつている。
ドリルは、バケツトの中に土砂を取入れ、地上に
引上げて排土することを繰り返すことにより竪孔
を掘削する関係上、この繰り返し作業を容易にす
るために、第1図に示すように、クレーンでワイ
ヤロープ2によりバケツト3を支持する方式が採
られている。尚、バケツト3はケリーバ4の下端
に取付けられ、ケリーバ4はフロントフレーム5
に設置されたケリーバ駆動装置6により上下動自
在に保持されると共に、上端がワイヤロープ2に
スイベルジヨイント等のジヨイント金具7を介し
て連結され、ケリーバ駆動装置6を作動させるこ
とによつてケリーバ4及び掘削具としてのバケツ
ト3が回転されるようになつている。またワイヤ
ロープ2は、ブーム8の上端のシーブ9に掛けら
れウインチ10によつて繰り出し、繰り込みされ
ることにより、バケツト3の引上げ、降下がなさ
れるようになつている。
またケリーバ4は伸縮式になつており、バケツ
ト3を取付けている一番内側のケリーバジヨイン
ト金具7が接続されている。尚、掘削孔11には
泥水が満たされているため、掘削孔が深くなると
ジヨイント金具7は泥水に浸かることになる。ま
たジヨイント金具7は伸縮式のケリーバ4を組立
てたのち一番内側のケリーバにピンで連結する関
係から一番外側のケリーバの上端から抜け出した
状態にさせなければならない。従つて地上に引上
げてバケツト3の土砂を排出する際は、ジヨイン
ト金具7がケリーバ4から露出した状態になる。
この時バケツト3が着地することでワイヤロープ
2は緊張状態から弛緩状態となり、ワイヤロープ
の特性上縒りが戻される。そして再び緊張状態に
なつた時、激しくジヨイント金具7が回転し、ジ
ヨイント金具7に付着した泥水が周囲に放射状に
飛散したり、たるんだワイヤロープ2がピンと張
ることによつてワイヤロープ2に付着した泥や泥
水が飛び散つて作業者に降りかかるという問題点
があつた。
ト3を取付けている一番内側のケリーバジヨイン
ト金具7が接続されている。尚、掘削孔11には
泥水が満たされているため、掘削孔が深くなると
ジヨイント金具7は泥水に浸かることになる。ま
たジヨイント金具7は伸縮式のケリーバ4を組立
てたのち一番内側のケリーバにピンで連結する関
係から一番外側のケリーバの上端から抜け出した
状態にさせなければならない。従つて地上に引上
げてバケツト3の土砂を排出する際は、ジヨイン
ト金具7がケリーバ4から露出した状態になる。
この時バケツト3が着地することでワイヤロープ
2は緊張状態から弛緩状態となり、ワイヤロープ
の特性上縒りが戻される。そして再び緊張状態に
なつた時、激しくジヨイント金具7が回転し、ジ
ヨイント金具7に付着した泥水が周囲に放射状に
飛散したり、たるんだワイヤロープ2がピンと張
ることによつてワイヤロープ2に付着した泥や泥
水が飛び散つて作業者に降りかかるという問題点
があつた。
本考案は、上記の問題点を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところはスイベルジ
ヨイント等のジヨイント金具のケリーバへの取付
性を損うことなくワイヤロープ及びジヨイント金
具からの泥や泥水の飛散を防止する装置を提供す
ることにある。
れたもので、その目的とするところはスイベルジ
ヨイント等のジヨイント金具のケリーバへの取付
性を損うことなくワイヤロープ及びジヨイント金
具からの泥や泥水の飛散を防止する装置を提供す
ることにある。
この目的を達成するために本考案は、ワイヤロ
ープによりジヨイント金具を介してインナケリー
バが支持される伸縮式ケリーバを有する竪孔掘削
機において、アウタケリーバの上端部にジヨイン
ト金具を包囲する筒状のカバーを着脱可能に取付
け、内周面にブラシ等の弾性材を有する2分割可
能な円筒状の金具を設け、その金具と前記カバー
の上部内壁とを長さに余裕を持つた一対のロープ
等の連結具によつて取付け、前記カバーの高さを
ケリーバを折りたたんだ時のジヨイント金具の位
置より高い寸法に設定し、前記金具の中心部にケ
リーバを吊支するワイヤロープを通すことによ
り、その周囲を前記弾性材で覆つたことを特徴と
するものである。
ープによりジヨイント金具を介してインナケリー
バが支持される伸縮式ケリーバを有する竪孔掘削
機において、アウタケリーバの上端部にジヨイン
ト金具を包囲する筒状のカバーを着脱可能に取付
け、内周面にブラシ等の弾性材を有する2分割可
能な円筒状の金具を設け、その金具と前記カバー
の上部内壁とを長さに余裕を持つた一対のロープ
等の連結具によつて取付け、前記カバーの高さを
ケリーバを折りたたんだ時のジヨイント金具の位
置より高い寸法に設定し、前記金具の中心部にケ
リーバを吊支するワイヤロープを通すことによ
り、その周囲を前記弾性材で覆つたことを特徴と
するものである。
以下、本考案の一実施例を第1図乃至第3図に
より、さらに具体的に説明する。第1図は本考案
の泥水飛散防止装置を取付けたアースドリルの掘
削作業状態図を示したものである。第2図は伸縮
式ケリーバ4にバケツト3、スイベルジヨイント
7及び本考案の泥水飛散防止装置を取付けた拡大
断面図で、この時の伸縮式ケリーバ4は完全に縮
められた状態にある。この構成を詳細に述べる
と、まずバケツト3は角断面構造のインナケリー
バ13とピン14とで連結され、角パイプ断面構
造のセカンドケリーバ15及びアウタケリーバ1
8は圧縮ばね16、座金17を介してインナケリ
ーバ13に載つており、アウタケリーバ18にセ
カンドケリーバ15が、セカンドケリーバ15に
インナケリーバ13がそれぞれ差し込まれてい
る。アウタケリーバ18の上端部には、スイベル
ジヨイント7を包囲する筒状のカバー12がボル
ト19によつて固定されている。そのカバー12
の高さは第2図に示すように、伸縮式ケリーバ4
を折りたたんだ時のスイベルジヨイント7の位置
より高い寸法に設定されている。カバー12のボ
ルト19の差し込み部にはねじ穴があけられてい
るが、アウタケリーバ18にはきり穴18aがあ
けられている。尚、このきり穴18aは輸送時に
セカンドケリーバ15が抜け出ないように、アウ
タケリーバ18の内側にストツパ(図示しない)
を取付けるための穴で、掘削作業中はこのストツ
パは外されている。このためボルト19はカバー
12と締結され、ボルト19のアウタケリーバ1
8のきり穴18aにかかる部分はねじ部分を切り
落した段付き形状にしてあるため、単に穴に差し
込まれた状態になつている。従つて、外側からボ
ルト19をねじ込むことにより、カバー12がア
ウタケリーバ18に固定されることになる。また
カバー12はコ字型カバー材12a,12bに縦
方向に2分割され、ピン20,21によつて互い
に連結されている。スイベルジヨイント7はピン
22によつてインナケリーバ13に連結されてお
り、コ字型カバー材12a,12bで包囲されて
いる。ワイヤロープ2に付着した泥や泥水をしご
き落とすためのブラシ30a,30bの付いた金
具35a,35bがワイヤロープ2を挾むように
ボルトで接続し、金具35a,35bに固定され
たブラケツト31a,31bとコ字型カバー材1
2a,12bの上部に固定されてブラケツト32
a,32bとが余裕を持つた長さのペンダントロ
ープ33a,33bによつてつながれている。ブ
ラシ30a,30bは金具35a,35bの内周
全面に植え込まれ、その先端がワイヤロープ2に
接触するようになつている。またブラシ30a,
30bの毛はワイヤロープ2に付着した泥や泥水
をしごき落とす機能を発揮するために短くしてあ
る。ここでワイヤロープを上下させた際に振れが
発生するが、金具35a,35bが固定されたも
のであると、ブラシ30a,30bの毛が短いた
めにワイヤロープ2が金具35a,35bに接触
し、ワイヤロープ2を痛める恐れがある。このた
めワイヤロープ2の振れに柔軟に対応できるよう
に金具35a,35bは余裕を持つた長さのペン
ダントロープ33a,33bによつてコ字型カバ
ー材12a,12bの上部に連結されている。
より、さらに具体的に説明する。第1図は本考案
の泥水飛散防止装置を取付けたアースドリルの掘
削作業状態図を示したものである。第2図は伸縮
式ケリーバ4にバケツト3、スイベルジヨイント
7及び本考案の泥水飛散防止装置を取付けた拡大
断面図で、この時の伸縮式ケリーバ4は完全に縮
められた状態にある。この構成を詳細に述べる
と、まずバケツト3は角断面構造のインナケリー
バ13とピン14とで連結され、角パイプ断面構
造のセカンドケリーバ15及びアウタケリーバ1
8は圧縮ばね16、座金17を介してインナケリ
ーバ13に載つており、アウタケリーバ18にセ
カンドケリーバ15が、セカンドケリーバ15に
インナケリーバ13がそれぞれ差し込まれてい
る。アウタケリーバ18の上端部には、スイベル
ジヨイント7を包囲する筒状のカバー12がボル
ト19によつて固定されている。そのカバー12
の高さは第2図に示すように、伸縮式ケリーバ4
を折りたたんだ時のスイベルジヨイント7の位置
より高い寸法に設定されている。カバー12のボ
ルト19の差し込み部にはねじ穴があけられてい
るが、アウタケリーバ18にはきり穴18aがあ
けられている。尚、このきり穴18aは輸送時に
セカンドケリーバ15が抜け出ないように、アウ
タケリーバ18の内側にストツパ(図示しない)
を取付けるための穴で、掘削作業中はこのストツ
パは外されている。このためボルト19はカバー
12と締結され、ボルト19のアウタケリーバ1
8のきり穴18aにかかる部分はねじ部分を切り
落した段付き形状にしてあるため、単に穴に差し
込まれた状態になつている。従つて、外側からボ
ルト19をねじ込むことにより、カバー12がア
ウタケリーバ18に固定されることになる。また
カバー12はコ字型カバー材12a,12bに縦
方向に2分割され、ピン20,21によつて互い
に連結されている。スイベルジヨイント7はピン
22によつてインナケリーバ13に連結されてお
り、コ字型カバー材12a,12bで包囲されて
いる。ワイヤロープ2に付着した泥や泥水をしご
き落とすためのブラシ30a,30bの付いた金
具35a,35bがワイヤロープ2を挾むように
ボルトで接続し、金具35a,35bに固定され
たブラケツト31a,31bとコ字型カバー材1
2a,12bの上部に固定されてブラケツト32
a,32bとが余裕を持つた長さのペンダントロ
ープ33a,33bによつてつながれている。ブ
ラシ30a,30bは金具35a,35bの内周
全面に植え込まれ、その先端がワイヤロープ2に
接触するようになつている。またブラシ30a,
30bの毛はワイヤロープ2に付着した泥や泥水
をしごき落とす機能を発揮するために短くしてあ
る。ここでワイヤロープを上下させた際に振れが
発生するが、金具35a,35bが固定されたも
のであると、ブラシ30a,30bの毛が短いた
めにワイヤロープ2が金具35a,35bに接触
し、ワイヤロープ2を痛める恐れがある。このた
めワイヤロープ2の振れに柔軟に対応できるよう
に金具35a,35bは余裕を持つた長さのペン
ダントロープ33a,33bによつてコ字型カバ
ー材12a,12bの上部に連結されている。
またアウタケリーバ18の内側の下端には突起
18bが、セカンドケリーバ15の外側の上端に
は突起15aが、内側の下端には突起15bがそ
れぞれ設けられている。これにより突起18bと
突起15aが、突起15bとスイベルジヨイント
7とが係合することになつて、ケリーバ4を伸長
しても抜け出ない構造になつている。
18bが、セカンドケリーバ15の外側の上端に
は突起15aが、内側の下端には突起15bがそ
れぞれ設けられている。これにより突起18bと
突起15aが、突起15bとスイベルジヨイント
7とが係合することになつて、ケリーバ4を伸長
しても抜け出ない構造になつている。
次に組立手順について説明する。まずアウタケ
リーバ18に対し上からセカンドケリーバ15を
差し込み、次に圧縮ばね16、座金17を取付け
たインナケリーバ13を下から差し込む。そして
ワイヤロープ2を取付けたスイベルジヨイント7
をピン22でインナケリーバ13に連結する。そ
して予めボルト19及びブラケツト32a,32
bが取付けられている2分割構造のカバー12
を、ボルト19がアウタケリーバ18のきり穴1
8aに合うように左右からはめ込む。そしてピン
20,21で連結すると、カバー12がアウタケ
リーバ18に安定的に取付けられる。この時ワイ
ヤロープ2を金具35a,35bで挾んでボルト
34を締め付け、前記コ字型カバー12a,12
bの上部と金具35a,35bとの間にペンダン
トロープ33a,33bを取付ける。
リーバ18に対し上からセカンドケリーバ15を
差し込み、次に圧縮ばね16、座金17を取付け
たインナケリーバ13を下から差し込む。そして
ワイヤロープ2を取付けたスイベルジヨイント7
をピン22でインナケリーバ13に連結する。そ
して予めボルト19及びブラケツト32a,32
bが取付けられている2分割構造のカバー12
を、ボルト19がアウタケリーバ18のきり穴1
8aに合うように左右からはめ込む。そしてピン
20,21で連結すると、カバー12がアウタケ
リーバ18に安定的に取付けられる。この時ワイ
ヤロープ2を金具35a,35bで挾んでボルト
34を締め付け、前記コ字型カバー12a,12
bの上部と金具35a,35bとの間にペンダン
トロープ33a,33bを取付ける。
次に作用について説明する。第1図の掘削状態
から次第に掘削深度が大きくなると、ケリーバ4
を構成する各ケリーバが伸長し、スイベルジヨイ
ント7やワイヤロープ2が掘削孔11の泥水に浸
かる状態になる。そしてバケツト3内に土砂が一
杯になると、ワイヤロープ2をウインチ10で巻
上げる。これによりケリーバ4は、折りたたまれ
て地上に引上げられる。この時ワイヤロープ2及
びスイベルジヨイント7には、泥水が付着してい
るが、ケリーバ4の折りたたみの際に、ブラシ3
0a,30bとワイヤロープ2との間の相対運動
により泥や泥水がしごき落とされケリーバ4内に
落下する。またケリーバ4を引上げてくる際は、
ワイヤロープ2は緊張状態にある。そして地上で
排土すべくバケツト3を着地させると、ワイヤロ
ープ2は弛緩され、このためにロープの縒りが戻
され、再びバケツト3を持ち上げた時ロープが緊
張状態となりスイベルジヨイント7が回転する。
この時、スイベルジヨイント7に付着した泥水が
飛散するが、筒状のカバー12にスイベルジヨイ
ント7が覆われているため、飛散した泥水はケリ
ーバ4内に落ちるが、外部には飛び散らない。ま
た、ワイヤロープ2には既にほとんど泥や泥水が
しごき落とされているため、ワイヤロープ2を弛
緩させたのち、緊張させてもほとんど周囲に飛散
することは無い。
から次第に掘削深度が大きくなると、ケリーバ4
を構成する各ケリーバが伸長し、スイベルジヨイ
ント7やワイヤロープ2が掘削孔11の泥水に浸
かる状態になる。そしてバケツト3内に土砂が一
杯になると、ワイヤロープ2をウインチ10で巻
上げる。これによりケリーバ4は、折りたたまれ
て地上に引上げられる。この時ワイヤロープ2及
びスイベルジヨイント7には、泥水が付着してい
るが、ケリーバ4の折りたたみの際に、ブラシ3
0a,30bとワイヤロープ2との間の相対運動
により泥や泥水がしごき落とされケリーバ4内に
落下する。またケリーバ4を引上げてくる際は、
ワイヤロープ2は緊張状態にある。そして地上で
排土すべくバケツト3を着地させると、ワイヤロ
ープ2は弛緩され、このためにロープの縒りが戻
され、再びバケツト3を持ち上げた時ロープが緊
張状態となりスイベルジヨイント7が回転する。
この時、スイベルジヨイント7に付着した泥水が
飛散するが、筒状のカバー12にスイベルジヨイ
ント7が覆われているため、飛散した泥水はケリ
ーバ4内に落ちるが、外部には飛び散らない。ま
た、ワイヤロープ2には既にほとんど泥や泥水が
しごき落とされているため、ワイヤロープ2を弛
緩させたのち、緊張させてもほとんど周囲に飛散
することは無い。
本考案の実施例では、カバー12を2分割構造
にした例を示したが、一体構造にしても良い。但
しこの場合は、スイベルジヨイント7をインナケ
リーバ13に取付ける前にカバー12の中にワイ
ヤロープ2とスイベルジヨイント7を通しておく
必要がある。またペンダントロープ33a,33
bの代わりにチエーンでも良く、またブラシ30
a,30bの代わりに高分子ポリエチレンやナイ
ロン材もしくはウレタン系の弾性材による円筒状
を金具35a,35bとワイヤロープ2との間に
取付けるようにしても良く、いわゆるワイヤロー
プ2に付着した泥や泥水をしごき落とす機能を有
すれば良い。
にした例を示したが、一体構造にしても良い。但
しこの場合は、スイベルジヨイント7をインナケ
リーバ13に取付ける前にカバー12の中にワイ
ヤロープ2とスイベルジヨイント7を通しておく
必要がある。またペンダントロープ33a,33
bの代わりにチエーンでも良く、またブラシ30
a,30bの代わりに高分子ポリエチレンやナイ
ロン材もしくはウレタン系の弾性材による円筒状
を金具35a,35bとワイヤロープ2との間に
取付けるようにしても良く、いわゆるワイヤロー
プ2に付着した泥や泥水をしごき落とす機能を有
すれば良い。
以上述べたように本考案によれば、アウタケリ
ーバの上端部にジヨイント金具を包囲する筒状の
カバーを脱着可能に取付け、そのカバーの上部内
壁にワイヤロープの泥や泥水をしごき落とすブラ
シ機構を取付けたので、ワイヤロープからの泥や
泥水が飛散するのを完全に防止できる効果があ
る。またインナケリーバにジヨイント金具を取付
ける作業に全く支障を与えない他、組立手順やケ
リーバの構造を大巾に変更する必要が無いので、
既納した竪孔掘削機にも比較的簡単に装着するこ
とができる。またブラシを植え込んである金具が
カバーの上部内壁に長さに余裕を持つた一対のロ
ープ等の連結具によつて取付けられているので、
ワイヤロープの振れに柔軟に対応することがで
き、金具によつてワイヤロープを損耗させること
が無い。
ーバの上端部にジヨイント金具を包囲する筒状の
カバーを脱着可能に取付け、そのカバーの上部内
壁にワイヤロープの泥や泥水をしごき落とすブラ
シ機構を取付けたので、ワイヤロープからの泥や
泥水が飛散するのを完全に防止できる効果があ
る。またインナケリーバにジヨイント金具を取付
ける作業に全く支障を与えない他、組立手順やケ
リーバの構造を大巾に変更する必要が無いので、
既納した竪孔掘削機にも比較的簡単に装着するこ
とができる。またブラシを植え込んである金具が
カバーの上部内壁に長さに余裕を持つた一対のロ
ープ等の連結具によつて取付けられているので、
ワイヤロープの振れに柔軟に対応することがで
き、金具によつてワイヤロープを損耗させること
が無い。
第1図は本考案を適用したアースドリルの全体
側面図、第2図は本考案の装置を取付けた伸縮式
ケリーバの断面側面図、第3図は第2図の−
線に沿う拡大平面図である。 2……ワイヤロープ、4……伸縮式ケリーバ、
7……ジヨイント金具、12……筒状のカバー、
12a,12b……コ字型カバー材、13……イ
ンナケリーバ、18……アウタケリーバ、30
a,30b……ブラシ等の弾性材、33a,33
b……ロープ等の連結具、35a,35b……金
具。
側面図、第2図は本考案の装置を取付けた伸縮式
ケリーバの断面側面図、第3図は第2図の−
線に沿う拡大平面図である。 2……ワイヤロープ、4……伸縮式ケリーバ、
7……ジヨイント金具、12……筒状のカバー、
12a,12b……コ字型カバー材、13……イ
ンナケリーバ、18……アウタケリーバ、30
a,30b……ブラシ等の弾性材、33a,33
b……ロープ等の連結具、35a,35b……金
具。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 ワイヤロープによりジヨイント金具を介して
インナケリーバが支持される伸縮式のケリーバ
を有する竪孔掘削機において、アウタケリーバ
の上端部にジヨイント金具を包囲する筒状のカ
バーを脱着可能に取付け、内周面にブラシ等の
弾性材を有する2分割可能な円筒状の金具を設
け、その金具と前記カバーの上部内壁とを長さ
に余裕を持つた一対のロープ等の連結具によつ
て取付け、前記カバーの高さをケリーバを折り
たたんだ時のジヨイント金具の位置より高い寸
法に設定し、前記金具の中心部にケリーバを吊
支するワイヤロープを通すことにより、その周
囲を前記弾性材で覆つたことを特徴とする竪孔
掘削機の泥水飛散防止装置。 2 前記筒状のカバーは縦方向に分割可能に構成
されていることを特徴とする実用新案登録請求
の範囲第1項記載の竪孔掘削機の泥水飛散防止
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6216183U JPS59167884U (ja) | 1983-04-27 | 1983-04-27 | 竪孔掘削機の泥水飛散防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6216183U JPS59167884U (ja) | 1983-04-27 | 1983-04-27 | 竪孔掘削機の泥水飛散防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59167884U JPS59167884U (ja) | 1984-11-10 |
JPS6312226Y2 true JPS6312226Y2 (ja) | 1988-04-08 |
Family
ID=30192361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6216183U Granted JPS59167884U (ja) | 1983-04-27 | 1983-04-27 | 竪孔掘削機の泥水飛散防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59167884U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2832436B2 (ja) * | 1988-07-27 | 1998-12-09 | 株式会社加藤製作所 | 掘削機における泥水等の飛散防止装置 |
-
1983
- 1983-04-27 JP JP6216183U patent/JPS59167884U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59167884U (ja) | 1984-11-10 |
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