JP2834557B2 - トリメルカプト―s―トリアジンのナトリウム塩の水溶液、その製造法および該溶液からなる供給形 - Google Patents
トリメルカプト―s―トリアジンのナトリウム塩の水溶液、その製造法および該溶液からなる供給形Info
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Description
ウム塩のモル飽和濃度が0℃〜40℃の範囲内の温度の際
にそのつどの温度でトリメルカプト−s−トリアジント
リナトリウム塩の飽和濃度よりも高いトリメルカプト−
s−トリアジンのナトリウム塩の水溶液、その製造法お
よび使用に関する。
記載する)およびこの3価の酸のナトリウム塩は、既に
ホフマン(A.W.Hofmann)によってChem.Ber.18(188
5)、2196〜2207に記載されている。2,4,6−トリクロル
−s−トリアジン(塩化シアヌル)と、硫化ナトリウム
との反応により、酸性にした後にTMT−H3は得ることが
できる。また、トリメルカプト−s−トリアジンの一ナ
トリウム塩は、その側で単離することができる。
(Chem.Abstr.81、3972b)は、三水和物の形のトリメル
カプト−s−トリアジン(以下、TMT−Naと記載する)
の製造を達成している。
よれば、トリメルカプト−s−トリアジンまたはその水
溶性アルカリ金属塩の使用下で重金属、例えばCu、Cd、
Ni、Hg、Ag、Pbは、重金属化合物として廃水から分離す
ることができる。例示的実施において、この刊行物によ
れば、有利に水中の溶解度が約3重量%であるTMT−Na
が使用され、トリメルカプト−s−トリアジンの二ナト
リウム塩および三ナトリウム塩(以下、TMT−Na2ないし
はTMT−Na3と記載する)は、同時に可能な沈澱試薬とし
て提案されている。モノメルカプト−s−トリアジン、
ジメルカプト−s−トリアジンおよびトリメルカプト−
s−トリアジンのアルカリ金属塩、アンモニウム塩およ
びアルカリ土類金属塩の水溶液の飽和濃度は、25℃で0.
01〜25重量%と記載される。物質中のTMT−Na2およびTM
T−Na3の製造ならびにその物質データおよび水中での溶
解度に関する指摘は、前記刊行物から認めることができ
ない。
つ殊に廃棄物燃焼装置の煙道ガス洗浄水ならびに鉱物工
業の廃水ならびに電気化学的事業および化学的事業から
の重金属分離に使用される。市場で入手できるTMT−Na3
水溶液は、15重量%の濃度を有する(Degussa社の社内
パンフレットTMT15、3/1986)。水中でのTMT−Na3の飽
和濃度は、0℃で約16重量%であり、かつ20℃で約25重
量%である。すなわち、TMT−Na3の溶解度が、0℃でH2
O 1モル当たりTMT−Na3約0.78モルから20℃でH2O 1モル
当たりTMT−Na3約1.37モルへ増大するように温度の上昇
につれて増大するとしても、約15重量%のみの溶液は、
供給形として好適であることが判明した。濃度が上昇す
る場合には、0℃または0℃以下の温度で貯蔵する際に
TMT−Na3の結晶化を生じる。このような結晶化によって
生成物の取り扱いは、著しく妨害される。熱絶縁された
かまたは加熱された運搬容器および貯蔵容器を使用する
場合には、実際に供給形よりも高度に濃縮されたTMT−N
a3溶液も該当するが、それによって製品もしくはその使
用は値上げされる。
アヌルとNaHSもしくはNa2SまたはNaHS/Na2S混合物との
反応、有利に12.5だけの値へのpH値の調節および結晶化
によって得ることができた(西ドイツ国特許出願公開第
3729029号明細書参照)。原理的に結晶性TMT−Na3−九
水和物から、使用の場所で水中への溶解によってTMT−N
a3の水溶液は得ることができるが、しかし完成溶液の購
入は一般に有利であり、この場合有効物質の濃度は、15
重量%の商品の濃度を上廻ることが望ましい。実際の有
効物質は、トリメルカプト−s−トリアジンである。そ
れというのも、このトリメルカプト−s−トリアジンは
重金属と一緒になって、容易に廃水から分離することが
できる難溶性化合物を供給するからである。トリメルカ
プト−s−トリアジンがTMT−NaまたはTMT−Na3を含有
する溶液として使用されるとしても、このことは重要な
ことではない。それというのも、廃水中で一般にそれぞ
れの金属に最適な沈澱のpH値が調節されるからである。
合よりも高い有効物質濃度を有するトリメルカプト−s
−トリアジンのナトリウム塩の水溶液を示すことであ
る。すなわち、濃度の上昇は、運搬費および倉庫管理費
の減少を可能にするからである。より高度に濃縮された
溶液(この場合、絶対的な高さは、その分野で常用の最
も低い貯蔵温度に左右される)は、貯蔵安定性であるは
ずであり、すなわち貯蔵の間に有効物質の結晶もしくは
その塩を全く生じないことが必要である。もう1つの課
題は、溶液の製造およびその使用に向けられている。
すことが見い出された。TMT−H3の滴定曲線は、pH7で第
1の跳躍を示し、pH10.5で第2の跳躍を示し、かつpH1
2.5で第3の跳躍を示す。記載した順序で、この跳躍
は、TMT−Na、TMT−Na2およびTMT−Na3の塩を相互配置
している。TMT−H3は実際に水中で不溶性であり(0.5重
量%以下)、かつTMT−Naは水中で殆ど不溶性であり
(約3重量%)、TMT−Na3は、予想どおり良好な溶解度
を示す。TMT−Na3の溶解度が、今や見い出されたよう
に、本質的にそれ自体良好な溶解性のTMT−Na3の溶解度
を上廻ることは、予想することができなかった。実際に
TMT−Na2は、形式的に西ドイツ国特許第2240549号明細
書に記載されたが、これまでにTMT−Na3の製造法も物質
データも、ひいてはその極めて高い水溶性も知られてい
なかった。
アジン−ナトリウム塩のモル飽和濃度が0℃〜25℃の範
囲内の温度の際にそのつどの温度でトリメルカプト−s
−トリアジントリナトリウム塩の飽和濃度よりも高いト
リメルカプト−s−トリアジンのナトリウム塩の水溶液
であり、この水溶液は、トリメルカプト−s−トリアジ
ンの2個よりも多いが3個より少ない水素原子がナトリ
ウムイオンによって代替されていることを特徴とする。
もしくは塩混合物の溶解度範囲が記載されており、この
場合TMT−H3の2.0〜2.2個もしくは2.6〜2.7個のH原
子、すなわち2個を上廻るH原子ないし比較のための全
部で3個のH原子(但し、これはTMT−Na3に相当する)
は、Naイオンによって代替されている。本発明による溶
液のモル飽和濃度(水1モル当たりのTMT−塩のモル)
は、本質的にTMT−Na3の飽和濃度を上廻る。
2個の原子をNaイオンによって代替した場合には、この
トリメルカプト−s−トリアジンは、TMT−Na280モル%
およびTMT−Na320モル%からなる塩混合物に相当する。
意外なことに、TMT−Na3約70モル%およびTMT−Na230モ
ル%からなる塩混合物それ自体は、なお高い水溶性を有
する、すなわち0℃でH2O 1当たり約1.5モルないしは
20℃でH2O 1当たり約2.0モルを有する。
をNaイオンによって代替する場合には、TMT−Naの沈澱
を生じる。混濁をTMT−Naによって本発明による溶液中
で確実に阻止するために、TMT−H3の2個を上廻るH原
子はNaイオンによって代替される。得に有利には、TMT
−H3の2〜2.2個のH原子は、Naイオンによって代替さ
れている。それというのも、この割合の場合には、最も
高い濃度を有する貯蔵安定性の溶液が得られるからであ
る。このように濃縮された溶液は、それと関連した、運
搬および貯蔵の費用の節約のために有効物質トリメルカ
プト−s−トリアジンの有利な供給形として使用するこ
とができる。有利な塩混合物(TMT−Na2および僅かなTM
T−Na3)の溶解度は、3個のTMT−Na塩によって最も高
い溶解度を有するものとこれまで思われてきたTMT−Na3
の場合よりも2倍以上高い。
は、一般に認められた最も低い貯蔵温度/運搬温度の場
合に飽和濃度よりも約5%〜10%(相対的に)低いよう
に選択される。特に好ましい安定な供給形は、極めて微
少量のTMT−Na3とともに本質的にTMT−Na2を含有し、か
つ約28重量%(TMT−Na2として計算して)の濃度を有す
る。
液は、貯蔵および運搬の際の費用の節約を生じるだけで
なく、このような溶液は、僅かなアルカリ度のために殆
ど危険でもない。その上、他の利点として、このような
溶液を使用する場合には、僅かに中性塩を生成するTMT
−Na3溶液と比較して重金属の沈澱を生じる。
−H3またはTMT−Naを必要量の苛性ソーダ液と反応させ
ることによって行なうことができる。
発明による溶液を製造するための本発明による方法は、
トリメルカプト−s−トリアジン−トリナトリウム塩を
濃縮された水溶液の形でかまたはトリメルカプト−s−
トリアジン−トリナトリウム塩の九水和物を含有する水
性懸濁液をトリメルカプト−s−トリアジンと、1対0
以上ないし0.5以上のモル比で互いに反応させ、必要に
応じて、反応前または反応後に水の添加によって望まし
い濃度に調節することを特徴とする。
のモル比で水相中で反応させ、1:0.36〜1:0.5以下のモ
ル比は、TMT−H3の2以上ないし2.2個のH原子がNaイオ
ンによって代替されている溶液を生じる。溶液を製造す
る場合には、出発物質は、結晶の形で水中に搬入するこ
とができるが、塩化シアニルからなる前記化合物を水性
媒体中で製造する場合には、濾過して湿ったTMT−Na3お
よび濾過して湿ったTMT−H3を使用するのが経済的であ
る。
により、TMT−Na2は、六水和物の形で晶出する。濾過し
て湿ったTMT−Na2−六水和物は、貯蔵の際に空気に接し
て、固体中で結晶水33重量%とともにTMT−Na2約67重量
%の含量を検出することができるまでの長時間に亘って
残留湿分を蒸発によって失う。この生成物は、TMT−Na2
・6H2Oに相当する。
リウム塩の六水和物は、TMT−Na2の何か別の固体形と全
く同様に殆ど知られていなかった。TMT−Na2・6H2Oを卓
越した性質は、水中での極めて高い溶解度を有し、した
がって濃縮された水溶液の形での使用により、廃水から
の重金属の分離を生じる。
許出願公開第3729029号明細書に記載されているよう
に、結晶性TMT−Na2・H2Oを比較可能な方法で塩化シア
ヌル、NaSHおよびNaOHから得ることは、可能であるが、
しかしこのことは、殆ど有利ではない。他面、TMT−Na3
・6H2Oとして、TMT−Na2・6H2Oは劣悪に濾過可能であ
る、それというのも、付加的に製造に由来する食塩を含
有する高い残留湿分が生成物に接して残存するからであ
る。更に、母液は、TMT−Na2・6H2Oの結晶の後に高い水
溶性のためになお著量の前記塩を含有し、この塩は、沈
澱によってTMT−H3として取得しなければならない。
特許出願公開第3729029号明細書に記載の製造法の次に
示した変化によって、本発明による溶液も結晶性TMT−N
a2・6H2Oも簡単な方法で実際に食塩不含であるように得
ることができる。
よびNaOHとの反応の終結後にTMT−Na3・9H2Oの結晶条件
が温度の上昇および/または水の添加および/または低
いpH値への調節によって、形成されるTMT−Na塩の一部
のみ、特に約3分の2をTMT−Na3・9H2Oとして晶出する
ように調整されることにある。塩の分離および場合によ
っては水での後洗浄の後、合わせた濾液(母液および洗
浄液)から鉱酸、特に塩酸の添加によってTMT−H3は、
沈澱され、これは分離され、かつ場合によっては洗浄さ
れる。湿った濾過ケーキTMT−Na3・9H2Oおよび湿った濾
過ケーキTMT−H3は、TMT−Na3/TMT−H3のモル比により
所望の濃度での本発明による溶液の製造が可能になるよ
うな量で微少量の水中に搬入され、かつ互いに反応され
る。必要に応じて、得られた溶液の濃度は、水の後添加
によって望ましい値に調節される。
様の特別の利点は、塩化シアヌルから形成されたトリメ
ルカプト−s−トリアジンの最大33%のみがTMT−H3と
して中間単離されねばならず、方法が簡単に実施でき、
かつ実際に食塩不含または少なくとも極めて食塩貧有の
溶液が得られることにある。
希釈する。そのために、50℃で塩化シアヌル75g(0.41
モル)および50重量%のNaOH水溶液60g(0.75モル)
を、pH値が9.5〜10.5の間に維持されかつ温度が50℃で
維持されるように配量する。添加の終結後、なお1時間
50℃で撹拌し、引続き50重量%のNaOH水溶液39g(0.48
モル)の添加によってpH値を12.5に調節する。10℃への
冷却後、遠心分離し、濾過ケーキを水50mlで遠心分離器
上で洗浄する。
(0.3重量%未満)とともにTMT−Na354.1重量%を含有
する。濾液と洗浄水を合わせ、濃塩酸50gで酸性にし、
この場合に定量的に沈澱するTMT−H3を濾過し、かつ水
で食塩不含になるまで洗浄する。洗浄したTMT−H3の濾
過ケーキは、59.0gと秤量され、かつTMT−H334.3重量%
を含有する。
38モルが溶解されているTMT溶液298gが生成される。こ
れは、使用した塩化シアヌルに対して93.3%の収率に相
当する。TMT−H3の2.09個の水素は、ナトリウムによっ
て代替されている。約28重量%のTMT−Na2溶液が重要で
ある。
133m中に装入し、かつ40℃で塩化シアヌル65g(0.35モ
ル)を、温度が維持されるように添加する。pH値は、差
当たり9に減少し、30重量%のNaOH水溶液の同時の添加
によって、全部の塩化シアヌルが添加されるまでこのpH
値に維持される。30分間の反応時間の後、pH値を苛性ソ
ーダ液全部で115g(0.86モル)の残分の添加によって1
2.5を上廻るように上昇させる。後処理の常法のように
行なうが、しかし30℃で結晶させ、かつTMT−Na3濾過ケ
ーキを洗浄しない。TMT−Na352.3重量%、食塩1.5重量
%および水46.2重量%を含有する濾過ケーキ101gが得ら
れる。母液の濃塩酸で酸性にすることによって、濾過後
にTMT−H335.2重量%および水64.8重量%を含有する濾
過ケーキ45gが得られる。TMT−Na3濾過ケーキおよびTMT
−H3濾過ケーキを水98ml中に撹拌混入する。TMT−塩0.3
1モル(使用した塩化シアヌルに対して収率88.6%)が
含有されているTMT−H3のNa塩の水溶液244gが生成され
る。TMTに関して2.1個の水素をナトリウムと代替した場
合には、TMT−Na2溶液約28重量%が重要である。
が留去されるまで蒸発濃縮する。10℃に冷却した際に固
体が晶出し、これを濾過によって分離する。TMT−Na25
1.5重量%およびH2O 48.5重量%(結晶水として結合し
た遊離H2O)を含有する固体129gならびにTMT−Na234重
量%を含有する濾液51gを単離する。固体を空気に接す
るように注意深く乾燥させることによって、トリメルカ
プト−s−トリアジン六水和物のジナトリウム塩(TMT
−Na2・6H2O)が得られる。
Claims (6)
- 【請求項1】トリメルカプト−s−トリアジン−ナトリ
ウム塩のモル飽和濃度が0℃〜40℃の範囲内の温度の際
にそのつどの温度でトリメルカプト−s−トリアジント
リナトリウム塩の飽和濃度よりも高いトリメルカプト−
s−トリアジンのナトリウム塩の水溶液において、トリ
メルカプト−s−トリアジンの2個よりも多いが3個よ
り少ない水素原子がナトリウムイオンによって代替され
ていることを特徴とする、トリメルカプト−s−トリア
ジンのナトリウム塩の水溶液。 - 【請求項2】0℃およびそれ以上の温度で貯蔵安定であ
り、水1モル当たり1.5〜2.2モルのトリメルカプト−s
−トリアジン−ナトリウム塩を含有し、この場合トリメ
ルカプト−s−トリアジンの2個よりも多いが2.7個よ
り少ない、特に2〜2.2個の水素原子がナトリウムイオ
ンによって代替されている、請求項1記載の溶液。 - 【請求項3】20℃およびそれ以上の温度でトリメルカプ
ト−s−トリアジン−ナトリウム塩2.0〜3.2モルを含有
し、この場合トリメルカプト−s−トリアジンの2個よ
りも多いが2.7個より少ない、特に2〜2.2個の水素原子
がナトリウムイオンによって代替されている、請求項1
記載の溶液。 - 【請求項4】請求項1から3までのいずれか1項に記載
のトリメルカプト−s−トリアジン−ナトリウム塩の水
溶液の製造法において、トリメルカプト−s−トリアジ
ン−ナトリウム塩を濃縮された水溶液の形でかまたはト
リメルカプト−s−トリアジン−トリナトリウム塩の九
水和物を含有する水性懸濁液をトリメルカプト−s−ト
リアジンと、1対0以上ないし0.5以下のモル比で互い
に反応させ、必要に応じて、反応前または反応後に水の
添加によって望ましい濃度に調節することを特徴とす
る、トリメルカプト−s−トリアジン−ナトリウム塩の
水溶液の製造法。 - 【請求項5】トリメルカプト−s−トリアジン−トリナ
トリウム塩−九水和物およびトリメルカプト−s−トリ
アジンを1対0.1〜1対0.5未満のモル比で望ましい濃度
に相当する量の水の中に搬入する、請求項4記載の方
法。 - 【請求項6】トリメルカプト−s−トリアジンの0℃〜
40℃で貯蔵安定性の高濃縮された溶液の供給形におい
て、請求項1から3までのいずれか1項に記載のトリメ
ルカプト−s−トリアジン−ナトリウム塩の水溶液を使
用することを特徴とする、トリメルカプト−s−トリア
ジンの0℃〜40℃で貯蔵安定性の高濃縮された溶液の供
給形。
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