JP2834162B2 - 空気清浄機の運転方法 - Google Patents

空気清浄機の運転方法

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sensor output
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は酸化金属型のガスセンサを使用して自動運転
を行う空気清浄機の運転方法に関するものである。
従来の技術 従来のこの種の空気清浄機について、図面を参照しな
がら説明する。
第2図は従来からの空気清浄機の外観斜視図、第3図
は同空気清浄機の回路図である。
第2図および第3図において、空気清浄機本体101の
前面の吸気口102より、電動送風機103によって吸入され
た空気は、空気清浄機本体101の内部で浄化された後、
排気口100より排出される。電動送風機103は、センサグ
リル104内に配置された酸化金属型のガスセンサ105の出
力に応じて駆動される。第3図において、電源106に
は、電動送風機103と双方向性サイリスタ107が直列に接
続され、ノイズ防止用コンデンサ108で保護された双方
向性サイリスタ107のゲートに、制御回路109より信号を
印加することにより電動送風機103は駆動される。制御
回路109およびガスセンサ105の電源Vcは、電源106を、
接続された変圧器110により降圧した後、整流素子111で
整流し、コンデンサ112で平滑し、さらに抵抗113を介し
てツェナーダイオード114で決まる基準電圧をもって、
トランジスタ115の出力端で安定化し、供給されてい
る。制御回路109はガスセンサ105の出力電圧VOUTに応じ
て電動送風機103を運転している。
発明が解決しようとする課題 しかし、従来の構成によれば、一般的に、ガスセンサ
105は、ヒータを内蔵し、センサ素子の表面で発生する
ガスの化学反応熱により、内部抵抗が変化することをも
って、ガスの検出を行うものであるから、電動送風機10
3が運転すると、第4図に示すように、電動送風機103の
運転による負荷電流の増加によりガスセンサ105の電源
電圧Vcが低下し、かつ第5図に示すように、電動送風機
103の運転により発生したセンサグリル104を通る気流に
よってガスセンサ105が冷却されるため、ガスセンサ105
の出力VOUTは徐々に低下し、逆に電動送風機103が停止
すると、電源電圧Vcが上昇し、冷却風がなくなるため、
ガスセンサ105温度が徐々に上昇し、センサ出力VOUT
徐々に上昇し、よって回路動作が第5図A部のように運
転と停止を繰り返すという問題があった。
本発明は上記問題を解決するものであり、電源電圧変
動や冷却風によるガスセンサの出力変動に影響されない
空気清浄機の運転方法を提供することを目的とするもの
である。
課題を解決するための手段 上記問題を解決するため、本発明の空気清浄機の運転
方法は、室内の空気の汚れを検出するガスセンサの出力
を基準値と比較して自動的に機器の運転を制御するに際
し、運転風量に応じてガスセンサ出力あるいは基準値
を、運転風量が大きいほどガスセンサ出力と基準値の差
が大きくなるよう補正するようにしたものである。
作用 上記空気清浄機の運転方法により、運転風量が大きい
場合には、ガスセンサの冷却される度合が大きく、汚れ
が少ない方向のガスセンサ出力となり、運転風量が小さ
い場合には、冷却度合が小さく汚れが多い方向のガスセ
ンサ出力となるため、運転風量が大きいほどガスセンサ
出力と基準値の差が大きくなるよう補正することによっ
て、一定の温度条件下での、ガスセンサ出力と基準値と
の差により検出される空気の汚れの値が得られ、本来の
空気の汚れに応じた機器の運転が行われる。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら説明す
る。
第1図に本発明の空気清浄機の運転方法を説明するフ
ローチャートを示す。なお、本発明の空気清浄機の回路
構成は従来例の第3図の回路構成と同一とし、説明を省
略する。
第1図において、ガスセンサ105の出力Vsを入力し
て、電動送風機103をガスセンサ出力Vsに応じて所定風
量で運転する運転方法を説明する。ガスセンサ出力Vsは
汚れが大きいほど大きな値となるものとする。まずステ
ップ1で制御回路内の空気の汚れPに対する基準値をR
とし、ステップ2でガスセンサ出力Vsをサンプリングし
て入力し、ステップ3で現在の一定温度条件下でのガス
センサ出力Nを入力したガスセンサ出力Vsとする。ステ
ップ4でサンプリング時の運転風量を確認し、ステップ
5で運転風量が小さければ正の補正値αをガスセンサ出
力Nに加算し、ステップ6で運転風量が大きければ正の
補正値βをガスセンサ出力Nに加算し、運転風量が大き
い場合ほど、大きな補正値をガスセンサ出力Nに加算す
る。ステップ7では空気の汚れPを、現在の一定温度条
件下でのガスセンサ出力Nから基準値Rを減算して算出
し、ステップ8で空気の汚れPの大きさを判定する。ス
テップ9〜11で空気汚れPの大きさに応じて、大きいほ
ど大風量で運転する。
以上の運転方法によって、補正値αおよびβの値を選
定すれば、ガスセンサ105の冷却や、負荷変動により変
動するガスセンサ出力Vsを、適正な一定温度条件下での
ガスセンサ出力Nに補正でき、本来の空気の汚れPを応
じた安定した自動運転を行うことができる。
なお、本実施例ではガスセンサ出力Vsに正の補正を加
えたが、基準値Rに負の補正を加えても空気の汚れPの
値が同様に一定温度条件での適正な値として補正できる
ことはいうまでもない。
発明の効果 以上のように本発明によれば、空気清浄機の運転風量
に応じて変動するガスセンサ出力あるいは基準値を、運
転風量が大きいほどガスセンサ出力と基準値の差が大き
くなるよう補正することにより、適正な一定温度条件で
の空気汚れを把握でき、本来の空気の汚れに応じた自動
運転を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す空気清浄機の運転方法
のフローチャート図、第2図は従来からの空気清浄機の
外観斜視図、第3図は同空気清浄機の回路図、第4図は
従来の空気清浄機の動作特性図、第5図は空気清浄機の
要部拡大図である。 103……電動送風機、105……ガスセンサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−283715(JP,A) 特開 平2−122807(JP,A) 特開 平2−68109(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B01D 53/30 B01D 46/44 - 46/46

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】室内の空気の汚れを検出するガスセンサの
    出力を基準値と比較して自動的に機器の運転を制御する
    に際し、運転風量に応じてガスセンサ出力あるいは基準
    値を、運転風量が大きいほどガスセンサ出力と基準値の
    差が大きくなるよう補正する空気清浄機の運転方法。
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