JP2833971B2 - 異機種間における製図記号データ変換方式 - Google Patents

異機種間における製図記号データ変換方式

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JP2833971B2 JP5214682A JP21468293A JP2833971B2 JP 2833971 B2 JP2833971 B2 JP 2833971B2 JP 5214682 A JP5214682 A JP 5214682A JP 21468293 A JP21468293 A JP 21468293A JP 2833971 B2 JP2833971 B2 JP 2833971B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は海外のCADシステムを
相手に図面データの受け渡しを行う場合の異機種間にお
ける製図記号データ変換方式に関し、特にANSI型製
図記号のデータをJIS型の製図記号に変換する製図記
号データ変換方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、海外のCADシステムの規格の異
なる製図記号(寸法線)をJIS型の製図記号に変換す
る場合、データの構造が異なることから、全く変換で
きずにエラーとするか、不正データ作成覚悟で無理矢
理製図記号(寸法線)に変換するか、絵のイメージを
合わすために幾何要素に分解する(例えば、日経CG
(1991年5月号を参照))のが一般的であった。
【0003】また、その他にもとして例えば、公開特
許公報昭62−175871にも詳述されているよう
に、あらかじめJIS規格に準拠した製図記号を用意し
ておくことにより、規格の異なる製図記号を対応する用
意された製図記号に置き換える方法もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の製図記号デ
ータ変換方式では、海外のCADシステムとの図面デー
タ交換において、のデータ構造が異なるために製図記
号(寸法線)を全く変換できない場合には、製図記号が
抜けた図面に対し人手で変換後のCADの図面に作成し
なおさなければならないという問題点があり、また、
の不正データ覚悟で製図記号(寸法線)に変換してしま
う場合には、CADが持つ製図記号(寸法線)に対する
編集機能が使用できないという問題、さらに不正データ
が他の要素へ悪影響を与えCADの図面データが破壊さ
れてしまうという問題があり、また、の絵のイメージ
を合わせる、もしくは不正データを作成しないために幾
何要素に分解する方法では、CADが持つ編集機能が使
用できないという問題、JIS規格しか知らない設計者
が見誤るという問題、さらに加工(CAM)へ図面を送
った場合、製図記号(寸法線)の認識ができないため加
工対象となってしまい正しく加工できないという問題点
があった。また、のJIS規格の製図記号と置き換え
る方法では、置き換えための記号を事前に用意しなけれ
ばならず、そのための設計工数が大きいという問題、過
って置き換えられても判断が困難という問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、異機種間にお
ける製図記号データ変換方式において、任意のフォーマ
ットで定義されたCADの製図記号のデータを読み取る
読み取り手段と、読み取った前記製図記号データがAN
SI(米国標準規格)型製図記号かJIS規格型製図記
号かを判断する製図記号データ構造判定手段と、前記A
NSI型で表現された製図記号における第1の寸法線を
予め定めらた第1の方法により前記JIS規格準拠の第
2の寸法線に補正する狭義寸法線の補正手段と、前記A
NSI型で表現された前記寸法線の寸法値の第1の表示
位置を予め定められた第2の方法により前記JIS規格
準拠の第2の表示位置に補正する寸法値書き出し位置決
定手段と、前記第2の寸法線および前記第2の表示位置
の情報から新たに前記JIS規格準拠の寸法線製図記号
を生成する製図記号生成手段と、生成した前記寸法線製
図記号をCADのデータベースへ登録する図面データベ
ース登録手段を備えていることを特徴とする。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0007】図1は本発明である異機種間における製図
記号データ変換方式の全体のブロック図である。任意の
フォーマットで定義されたCADのANSI型製図記号
のデータがJIS型の製図記号に変換される仕組みを示
している。図2(a)〜(h)はANSI型の製図記号
の種類で代表的なものを、また図3(a)〜(h)は図
2に対応したJIS型の製図記号を表している。実際
に、図2に示すANSI型の寸法線の水平タイプ、角度
タイプ、コメントラインについて図3に示すJIS型の
寸法線に変換する方式にて説明する。
【0008】任意のフォーマットで表現された製図記号
データを、図1の読み取り手段1により記憶装置11に
展開する。展開された製図記号データがANSI型かJ
IS型かを製図記号データ構造判定手段2により識別す
る。
【0009】図4はANSI型水平タイプの構成要素群
を表しており、図中の41は第一補助線を42は第一引
き出し線を、43は寸法値、44は第二引き出し線、4
5は第二補助線を示している。図5はJIS型水平タイ
プの構成要素群を表しており、図(a)中の51は第一
補助線を52は引き出し線を、53は寸法値、54は第
二補助線を示している。この図5(a)の場合は、寸法
線の構成要素の数がANSI型の5個に対し、JIS型
は4個と異なり、個数から製図記号データがANSI型
かJIS型かを判断できる。また、図5(b)に示すよ
うに構成要素が5個のJIS型寸法線の場合、56に示
す第一引き出し線の両端点a、bが58に示す第二引き
出し線のa、bにそれぞれ一致するか、または56に示
す第一引き出し線のbが58に示す第二引き出し線のa
に一致する。従って、構成要素の数が5個でこれらの条
件を満たさない時、読み込んだ任意のフォーマットデー
タはANSI型と判断できる。
【0010】次に、ANSI型と判断したデータに対
し、狭義寸法線の補正手段3により引き出し線の補正を
行う。この補正処理3は寸法線データ構造判断手段2で
説明したJIS型寸法線の条件を満たすようにデータを
修正する。一般的には図4に示す42の第一引き出し線
のa、bが44の第二引き出し線のa、bに一致するよ
うにし、図5の52に示す一本の引き出し線になるよう
補正し、記憶装置上のデータを更新する。これにより図
6(a)に示すANSI型寸法線はJIS型寸法線の構
成と同じになるが、図6(b)に示すように寸法値が狭
義寸法線に串刺しになってしまう。そこで、寸法値書き
出し位置決定手段4により、寸法値が狭義寸法線に乗る
ような位置へ平行移動させる。移動量は寸法値の文字高
さの1/2に狭義寸法線との間隔を加えた固定値とな
る。この平行移動させた寸法値の書き出し位置の情報に
より記憶装置上のデータを更新し、図6(c)に示すJ
IS型の寸法線構成データが生成される。この構成デー
タにより製図記号生成手段5、データベース登録手段6
によりCADデータへ変換する。
【0011】この水平タイプの寸法線のANSI→JI
S変換を90度または270度回転させたのが、垂直タ
イプの寸法線であり、それ以外の任意の角度で回転させ
たのが平行タイプの寸法線、直径タイプの寸法線であり
同じ考え方で実現できる。
【0012】次に、角度タイプの寸法線の処理について
説明する。ANSI型、JIS型の判断および狭義寸法
線の補正処理については、線分が円弧にかわるだけで方
式はそのまま使用できる。寸法値書き出し位置決定手段
4については、移動量を水平タイプと同様に文字高さに
狭義寸法線との間隔を加えた値では若干串刺し状態にな
ってしまうため、特有の機能が必要になる。ここではそ
の方式について詳細に説明する。
【0013】図7に示す70は寸法値の書き出し位置を
示す。寸法値の書き出し位置はCADシステムにより異
なるが、どの場合でも図7(a)に示す文字の中央の下
点70に計算し直すものとする。図7(b)に示す71
は第一補助線、72は第二補助線を表す。この2つの補
助線を延長させ、交点73を求める。この交点73と寸
法値の書き出し位置74を通る線分75を求め、さらに
狭義寸法線との交点76を求める。この76から74へ
の距離に73から74への方向ベクトルに狭義寸法線と
寸法値の間隔分を加えた値が移動量となる。移動方向は
73から74へのベクトルであり補正された寸法値の書
き出し位置77が求まる。
【0014】図7(c)に示すように、もし、補助線が
どちらか無い、もしくはどちらも無い場合は寸法値書き
出し位置74から狭義寸法線へ垂線を下ろし交点78を
求める。74から78への方向ベクトルへ狭義寸法線と
寸法値の間隔分を加えた値が移動量となり、若干方向に
ズレが生じるものの新たな寸法値書き出し位置79が求
まる。このデータを記憶装置11に更新データとして登
録し、JIS化された寸法線のCADデータが生成され
る。
【0015】次にコメントラインについて説明する。コ
メントラインは引き出し線がANSI型、JIS型共に
1本しか無いため、構成要素の数では判断できない。従
って、特有の判断処理が必要なため図8を用いて詳細に
説明する。寸法値を構成する情報には一般的に書き出し
位置の他に、文字高さ、文字幅がある。この文字高さ、
文字幅の情報から図8(a)に示すように、寸法値の最
小点81、最大点82を求める。この81、82を頂点
とする四角形に、図8(b)に示す引き出し線83を延
長させた線分が交わる時ANSI型と判断する(JIS
型は交わらない)。
【0016】ANSI型と判断されたコメントラインの
引き出し線を狭義寸法線の補正手段3により引き出し線
83の線分の長さを寸法値の文字幅の長さ分に延ばす。
この状態が図8(c)であり、寸法値が串刺し状態にな
る。次に寸法値書き出し位置決定手段4により、寸法値
の書き出し位置を図8(b)に示す引き出し線の基準点
84に間隔を加えた位置に修正する。この結果、図8
(d)に示すJIS規格準拠のコメントラインのデータ
が作成され、製図記号生成手段5、データベース登録手
段6によりCADデータに変換する。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ANSI
規格の製図記号をJIS規格に準拠した製図記号に自動
変換できるようにしたことにより、変換後の製図記号の
CAD上での新たな作成や修正作業および作成や修正後
のチェックなどの作業が不要になり、設計品質が向上す
るとともに、設計工数を削減できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】ANSI型製図記号(寸法線)の例を示す図で
ある。
【図3】JIS型製図記号(寸法線)の例を示す図であ
る。
【図4】ANSI型寸法線の構成要素群を示す図であ
る。
【図5】JIS型寸法線の構成要素群を示す図である。
【図6】水平タイプのANSI型寸法線をJIS変換す
る場合の説明図である。
【図7】角度タイプのANSI型寸法線をJIS変換す
る場合の説明図である。
【図8】ANSI型コメントラインをJIS変換する場
合の説明図である。
【符号の説明】
1 読み取り手段 2 製図記号データ構造判定手段 3 狭義寸法線の補正手段 4 寸法値書き出し位置決定手段 5 製図記号生成手段 6 データベース登録手段 11 記憶装置 41,51,55,71 第一補助線 42,56 第一引き出し線 44,58 第二引き出し線 43,53,57 寸法値 45,54,59,72 第二補助線 52,83 引き出し線 70,74,77,79 寸法値の書き出し位置 73,76,78 交点 84 基準点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 17/50 G06F 5/00 G06T 7/00 JICSTファイル(JOIS)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異機種間における製図記号データ変換方
    式において、任意のフォーマットで定義されたCADの
    製図記号のデータを読み取る読み取り手段と、読み取っ
    た前記製図記号データがANSI(米国標準規格)型製
    図記号かJIS規格型製図記号かを判断する製図記号デ
    ータ構造判定手段と、前記ANSI型で表現された製図
    記号における第1の寸法線を予め定めらた第1の方法に
    より前記JIS規格準拠の第2の寸法線に補正する狭義
    寸法線の補正手段と、前記ANSI型で表現された前記
    寸法線の寸法値の第1の表示位置を予め定められた第2
    の方法により前記JIS規格準拠の第2の表示位置に補
    正する寸法値書き出し位置決定手段と、前記第2の寸法
    線および前記第2の表示位置の情報から新たに前記JI
    S規格準拠の寸法線製図記号を生成する製図記号生成手
    段と、生成した前記寸法線製図記号をCADのデータベ
    ースへ登録する図面データベース登録手段を備えている
    ことを特徴とする異機種間における製図記号データ変換
    方式。
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