JP2833715B2 - コネクタ - Google Patents
コネクタInfo
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- JP2833715B2 JP2833715B2 JP2302504A JP30250490A JP2833715B2 JP 2833715 B2 JP2833715 B2 JP 2833715B2 JP 2302504 A JP2302504 A JP 2302504A JP 30250490 A JP30250490 A JP 30250490A JP 2833715 B2 JP2833715 B2 JP 2833715B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- male connector
- fitted
- rotating arm
- state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/64—Means for preventing incorrect coupling
- H01R13/641—Means for preventing incorrect coupling by indicating incorrect coupling; by indicating correct or full engagement
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/64—Means for preventing incorrect coupling
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、雌型コネクタと雄型コネクタとからなるコ
ネクタに係り、特に雌型コネクタの嵌合フード部内に雄
型コネクタが完全に嵌合されたか否かを検知することが
出来るコネクタに関する。
ネクタに係り、特に雌型コネクタの嵌合フード部内に雄
型コネクタが完全に嵌合されたか否かを検知することが
出来るコネクタに関する。
(従来の技術) 第5図乃至第7図には、実開平1−294384号公報で提
案された半嵌合を検知可能なコネクタ1が示されてい
る。同図においてコネクタ1は、雌型コネクタ3と、こ
の雌型コネクタ3に形成された嵌合フード5内に嵌合さ
れる雄型コネクタ7とで構成されている。
案された半嵌合を検知可能なコネクタ1が示されてい
る。同図においてコネクタ1は、雌型コネクタ3と、こ
の雌型コネクタ3に形成された嵌合フード5内に嵌合さ
れる雄型コネクタ7とで構成されている。
雌型コネクタ3の嵌合フード部5の内部には係合部9
が形成されており、雄型コネクタ7に形成されたロック
アーム11の被係合部13と雄型コネクタ7の雌型コネクタ
3への嵌合状態で係合部9と係合し、この嵌合状態を保
持するようになっている。
が形成されており、雄型コネクタ7に形成されたロック
アーム11の被係合部13と雄型コネクタ7の雌型コネクタ
3への嵌合状態で係合部9と係合し、この嵌合状態を保
持するようになっている。
さらに、雌型コネクタ3の嵌合フード部5の一側部に
は、バーコード符号を構成する所定の幅の複数のスリッ
ト15(15a,15b,15c,15d)が間隔をおいて形成されてお
り、雄型コネクタ7のスリット15と対向する側面7aには
黒色塗料が塗布されて、スリット15の幅に応じたバーコ
ードを表示するようになっている。このバーコードは、
バーコードスキャナ21(第5図(b)参照)により検出
される。
は、バーコード符号を構成する所定の幅の複数のスリッ
ト15(15a,15b,15c,15d)が間隔をおいて形成されてお
り、雄型コネクタ7のスリット15と対向する側面7aには
黒色塗料が塗布されて、スリット15の幅に応じたバーコ
ードを表示するようになっている。このバーコードは、
バーコードスキャナ21(第5図(b)参照)により検出
される。
また、雌型コネクタ3のハウジング部17には、図示し
ない複数の端子収容室が形成されており、この端子収容
室内には、複数の図示しない雄型端子金具がそれぞれ収
容され、その先端部は嵌合フード部5内に突出してい
る。
ない複数の端子収容室が形成されており、この端子収容
室内には、複数の図示しない雄型端子金具がそれぞれ収
容され、その先端部は嵌合フード部5内に突出してい
る。
一方、雄型コネクタ7のコネクタ本体19には複数の端
子収容室が形成されており、図示しない複数の雌型端子
金具がそれぞれ収容されている。雄型コネクタ7の雄型
コネクタ3の嵌合フード部5内への嵌合状態では、雄型
端子金具が雌型端子金具に嵌合することにより電気的に
接続される。
子収容室が形成されており、図示しない複数の雌型端子
金具がそれぞれ収容されている。雄型コネクタ7の雄型
コネクタ3の嵌合フード部5内への嵌合状態では、雄型
端子金具が雌型端子金具に嵌合することにより電気的に
接続される。
上記の構成のコネクタ1において、雌型コネクタ3と
雄型コネクタ7とが完全に嵌合しているか否かを判断す
る嵌合状態の検知方法について説明する。
雄型コネクタ7とが完全に嵌合しているか否かを判断す
る嵌合状態の検知方法について説明する。
先ず第5図(a)に示されるように、雄型コネクタ7
が、嵌合フード部5内に嵌合されていない状態では、第
5図(b)に示されるようにバーコードスキャナ21の出
力波形23はなく、この場合には雄型コネクタ7と雌型コ
ネクタ3とは嵌合していないと検知する。
が、嵌合フード部5内に嵌合されていない状態では、第
5図(b)に示されるようにバーコードスキャナ21の出
力波形23はなく、この場合には雄型コネクタ7と雌型コ
ネクタ3とは嵌合していないと検知する。
次に第6図(a)に示されるように雄型コネクタ7を
嵌合フード部5内に完全に嵌合した状態でバーコードス
キャナ21でスリット15を走査すると、その出力波形23
は、第6図(b)に示されるように嵌合フード部5に形
成されたスリット15の幅に対応して出力波形23が形成さ
れる。この出力波形23がバーコードスキャナ21から出力
された場合には、雄型コネクタ7が雌型コネクタ3の嵌
合フード部5内に完全に嵌合していることを検知するこ
とが出来る。
嵌合フード部5内に完全に嵌合した状態でバーコードス
キャナ21でスリット15を走査すると、その出力波形23
は、第6図(b)に示されるように嵌合フード部5に形
成されたスリット15の幅に対応して出力波形23が形成さ
れる。この出力波形23がバーコードスキャナ21から出力
された場合には、雄型コネクタ7が雌型コネクタ3の嵌
合フード部5内に完全に嵌合していることを検知するこ
とが出来る。
また第7図(a)に示されるように、コネクタ3、7
が半嵌合状態の場合には、第7図(b)に示されるよう
に嵌合フード部5内への最深部と、雄型コネクタ7の先
端部との隙間sを光が通過するので、バーコードスキャ
ナ21の出力波形はこの部分の出力がない。このため雄型
コネクタ7が嵌合フード部内5内に半嵌合状態で挿入さ
れていることを検知することが出来る。
が半嵌合状態の場合には、第7図(b)に示されるよう
に嵌合フード部5内への最深部と、雄型コネクタ7の先
端部との隙間sを光が通過するので、バーコードスキャ
ナ21の出力波形はこの部分の出力がない。このため雄型
コネクタ7が嵌合フード部内5内に半嵌合状態で挿入さ
れていることを検知することが出来る。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、雌型コネクタ3と、雄型コネクタ7に
は、成形時に若干の寸法誤差が生じ、雄型コネクタ7が
嵌合フード部5内に完全に嵌合されているにもかかわら
ず、第7図(b)に示されるのと同様に雄型コネクタの
接合面と、嵌合フード部5内の接合面との間に隙間が生
じる。このため、この隙間をバーコードスキャナの光が
透過してしまい、この部分の反射光の出力がないので、
雄型コネクタ7と雌型コネクタ3が完全嵌状態であるに
もかかわらず、雄型コネクタ7と雌型コネクタ3とが半
嵌合状態であると誤検知してしまうという問題がある。
は、成形時に若干の寸法誤差が生じ、雄型コネクタ7が
嵌合フード部5内に完全に嵌合されているにもかかわら
ず、第7図(b)に示されるのと同様に雄型コネクタの
接合面と、嵌合フード部5内の接合面との間に隙間が生
じる。このため、この隙間をバーコードスキャナの光が
透過してしまい、この部分の反射光の出力がないので、
雄型コネクタ7と雌型コネクタ3が完全嵌状態であるに
もかかわらず、雄型コネクタ7と雌型コネクタ3とが半
嵌合状態であると誤検知してしまうという問題がある。
そこで本発明は、雄型コネクタと雌型コネクタとの嵌
合状態でがたが生じていても、誤検知することがないコ
ネクタを提供することが目的である。
合状態でがたが生じていても、誤検知することがないコ
ネクタを提供することが目的である。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため本発明では、雌型コネクタ
と、この雌型コネクタに嵌合される雄型コネクタとから
なるコネクタであって、前記雌型コネクタ又は雄型コネ
クタの一方のコネクタに回動自在に支持されて他方のコ
ネクタと係合する回動アームと、この回動アームに形成
されて検知符号を構成する複数の貫通部が形成された検
知部と、前記他方のコネクタに形成されて前記一方のコ
ネクタとの完全嵌合時に前記回動アームが前記他方のコ
ネクタに係合した状態で前記検知部と略平行に対向する
と共に前記一方のコネクタとの半嵌合時に前記回動アー
ムが傾斜状態で前記検知部と対向する反射部とを設けた
ことを特徴としている。
と、この雌型コネクタに嵌合される雄型コネクタとから
なるコネクタであって、前記雌型コネクタ又は雄型コネ
クタの一方のコネクタに回動自在に支持されて他方のコ
ネクタと係合する回動アームと、この回動アームに形成
されて検知符号を構成する複数の貫通部が形成された検
知部と、前記他方のコネクタに形成されて前記一方のコ
ネクタとの完全嵌合時に前記回動アームが前記他方のコ
ネクタに係合した状態で前記検知部と略平行に対向する
と共に前記一方のコネクタとの半嵌合時に前記回動アー
ムが傾斜状態で前記検知部と対向する反射部とを設けた
ことを特徴としている。
(作用) 上記構成の本発明によれば、雄型コネクタを雌型コネ
クタの嵌合フード部内の完全に嵌合した状態では、回動
アームの検知部と反射部とが対応し、この状態でバーコ
ードスキャナ等の検出手段を用いて複数の貫通部を走査
することにより、貫通部に対応した伝記信号に変換さ
れ、この信号が所定の信号であることが判断されて、雄
型コネクタと雌型コネクタとが完全嵌合状態であること
が判断される。
クタの嵌合フード部内の完全に嵌合した状態では、回動
アームの検知部と反射部とが対応し、この状態でバーコ
ードスキャナ等の検出手段を用いて複数の貫通部を走査
することにより、貫通部に対応した伝記信号に変換さ
れ、この信号が所定の信号であることが判断されて、雄
型コネクタと雌型コネクタとが完全嵌合状態であること
が判断される。
また、雄型コネクタが雌型コネクタに半嵌合状態の場
合には、回動アームが雄型コネクタの反射部と完全に対
応せず、反射部に対して若干傾斜した状態となる。この
状態でバーコードスキャナ等の検出手段が複数の貫通部
を走査すると、反射部に対して回動アームが傾斜してい
るので、光路長が完全嵌合状態の光路長より長くなり、
検出手段から発射され反射部で反射した光は、所定の光
より弱くなって、伝記信号に変換すると零となる。これ
により雄型コネクタと雌型コネクタとが半嵌合状態であ
ることが判断される。
合には、回動アームが雄型コネクタの反射部と完全に対
応せず、反射部に対して若干傾斜した状態となる。この
状態でバーコードスキャナ等の検出手段が複数の貫通部
を走査すると、反射部に対して回動アームが傾斜してい
るので、光路長が完全嵌合状態の光路長より長くなり、
検出手段から発射され反射部で反射した光は、所定の光
より弱くなって、伝記信号に変換すると零となる。これ
により雄型コネクタと雌型コネクタとが半嵌合状態であ
ることが判断される。
また、雌型コネクタと雄型コネクタとの成形時に寸法
誤差が生じて、雄型コネクタと雌型コネクタとの間に寸
法誤差がある場合でも、回動アームが回動して検知部が
反射部に必ず対向し、貫通部が確実に反射部に対向する
ので、がたによって光が透過することによる誤検知を防
止することが出来、完全嵌合状態を確実に検知すること
が出来る。
誤差が生じて、雄型コネクタと雌型コネクタとの間に寸
法誤差がある場合でも、回動アームが回動して検知部が
反射部に必ず対向し、貫通部が確実に反射部に対向する
ので、がたによって光が透過することによる誤検知を防
止することが出来、完全嵌合状態を確実に検知すること
が出来る。
(実施例) 以下本発明に係るコネクタの実施例について図に基づ
いて説明する。第1図には、コネクタ25が示されてい
る。このコネクタ25は、雄型コネクタ27とこの雄型コネ
クタ27が嵌合される嵌合フード部29が形成された雌型コ
ネクタ31とで構成されている。
いて説明する。第1図には、コネクタ25が示されてい
る。このコネクタ25は、雄型コネクタ27とこの雄型コネ
クタ27が嵌合される嵌合フード部29が形成された雌型コ
ネクタ31とで構成されている。
上記雄型コネクタ27のコネクタ本体33には、複数個の
端子収容室35が形成されており、これらの端子収容室35
内には図示しない雌型端子金具がそれぞれ収容されてい
る。
端子収容室35が形成されており、これらの端子収容室35
内には図示しない雌型端子金具がそれぞれ収容されてい
る。
また上記雄型コネクタ27のコネクタ本体33の上面に
は、可撓性のロックアーム39が突設されている。このロ
ックアーム39の先端部には係合部41が形成されている。
また、雄型コネクタ27の一側壁には凸壁部49が形成され
ており、その側面は反射面49aとなっている。
は、可撓性のロックアーム39が突設されている。このロ
ックアーム39の先端部には係合部41が形成されている。
また、雄型コネクタ27の一側壁には凸壁部49が形成され
ており、その側面は反射面49aとなっている。
一方、雌型コネクタ31には図示しない複数の端子収容
部がハウジング部37に形成されており、これらの端子収
容室内には雄型端子金具がそれぞれ収容され、その先端
部は嵌合フード部29内に突出している。雄型コネクタ27
が嵌合フード部29内に嵌合した状態では雄型端子金具が
雌型端子金具に嵌合されて電気的に接続される。また、
雌型コネクタ31の嵌合フード部29の外周上面には凸部43
が形成されており、この凸部43には矩形の貫通穴45が形
成され、この貫通穴45の内周壁の一部の被係合部47とな
っている。雄型コネクタ27が嵌合フード部29内に嵌合さ
れた状態では、ロックアーム39の係合部41が被係合部47
と係合する。
部がハウジング部37に形成されており、これらの端子収
容室内には雄型端子金具がそれぞれ収容され、その先端
部は嵌合フード部29内に突出している。雄型コネクタ27
が嵌合フード部29内に嵌合した状態では雄型端子金具が
雌型端子金具に嵌合されて電気的に接続される。また、
雌型コネクタ31の嵌合フード部29の外周上面には凸部43
が形成されており、この凸部43には矩形の貫通穴45が形
成され、この貫通穴45の内周壁の一部の被係合部47とな
っている。雄型コネクタ27が嵌合フード部29内に嵌合さ
れた状態では、ロックアーム39の係合部41が被係合部47
と係合する。
また、凸壁部49に対応した一側壁には、ブリッジ51が
形成されており、その後方には矩形の貫通穴53が形成さ
れている。この貫通穴53は、嵌合フード部29にヒンジに
より回動自在に支持された回動アーム55により開閉可能
とされている。この回動アーム55の先端部には、突起57
が形成されており、雄型コネクタ27が嵌合フード部29内
に完全に嵌合された状態では、凸壁部49の端部49bと係
合する。またこの突起57の先端部には、引掛部57aが形
成され、ブリッジ51の下部周縁に引掛られる。
形成されており、その後方には矩形の貫通穴53が形成さ
れている。この貫通穴53は、嵌合フード部29にヒンジに
より回動自在に支持された回動アーム55により開閉可能
とされている。この回動アーム55の先端部には、突起57
が形成されており、雄型コネクタ27が嵌合フード部29内
に完全に嵌合された状態では、凸壁部49の端部49bと係
合する。またこの突起57の先端部には、引掛部57aが形
成され、ブリッジ51の下部周縁に引掛られる。
また回動アーム55には、検知部である、コネクタ25の
個々の情報に応じて形成された検知符号(以下「バーコ
ード」という)を構成する所定の幅の複数の貫通部(以
下「スリット」という)59が形成されている。このスリ
ット59は、嵌合フード部29内に嵌合された雄型コネクタ
の凸壁部49と対向する位置に形成されており、回動アー
ム55の回動支点側すなわち嵌合フード部29の開口よりに
形成されている。
個々の情報に応じて形成された検知符号(以下「バーコ
ード」という)を構成する所定の幅の複数の貫通部(以
下「スリット」という)59が形成されている。このスリ
ット59は、嵌合フード部29内に嵌合された雄型コネクタ
の凸壁部49と対向する位置に形成されており、回動アー
ム55の回動支点側すなわち嵌合フード部29の開口よりに
形成されている。
次に上記構成のコネクタの嵌合状態の検知動作につい
て説明する。
て説明する。
第2図(a)に示されるように、嵌合フード部29内に
雄型コネクタ27が完全に嵌合されている場合には、ロッ
クアーム39の係合部41が嵌合フード部29の被係合部47と
係合すると共に、第2図(c)に示されるように、突起
57が凸壁部49と係合して、2重に嵌合状態が保持されて
いる。またこの状態では回動アーム55が凸壁部49に略平
行に対向している。この状態でバーコードスキャナ21
(第5図乃至第7図)を回動アーム55の表面を走査する
と、第3図に示されるように、複数のスリット59に対応
した2値の電気信号(HiとLo)のパターン61が得られ
る。この電気信号のパターン61が予め記憶された、雄型
コネクタ27と雌型コネクタ31との完全嵌合状態の電気信
号ターンと一致することにより、完全嵌合状態であるこ
とが検知される。
雄型コネクタ27が完全に嵌合されている場合には、ロッ
クアーム39の係合部41が嵌合フード部29の被係合部47と
係合すると共に、第2図(c)に示されるように、突起
57が凸壁部49と係合して、2重に嵌合状態が保持されて
いる。またこの状態では回動アーム55が凸壁部49に略平
行に対向している。この状態でバーコードスキャナ21
(第5図乃至第7図)を回動アーム55の表面を走査する
と、第3図に示されるように、複数のスリット59に対応
した2値の電気信号(HiとLo)のパターン61が得られ
る。この電気信号のパターン61が予め記憶された、雄型
コネクタ27と雌型コネクタ31との完全嵌合状態の電気信
号ターンと一致することにより、完全嵌合状態であるこ
とが検知される。
また、この状態では、ロックアーム39の係合部41と被
係合部47とが係合し、かつ回動アーム55の引掛部57aが
ブリッジ51の下部周縁に引掛けられているので、雄型コ
ネクタ27と雌型コネクタ31との嵌合状態は2重に保持さ
れている。次に第2図(b)に示されるように、雄型コ
ネクタ27が嵌合フード部29内に半嵌合されている場合す
なわち嵌合フード部29内に途中まで雄型コネクタ27が挿
入されている場合には、ロックアーム39は撓んだ状態で
あり係合部41と嵌合フード部29の被係合部47とは係合し
ておらず、回動アーム55は凸壁部49に対して傾斜し、回
動アーム55の突起57は雄型コネクタ27の凸壁部49と係合
していない。
係合部47とが係合し、かつ回動アーム55の引掛部57aが
ブリッジ51の下部周縁に引掛けられているので、雄型コ
ネクタ27と雌型コネクタ31との嵌合状態は2重に保持さ
れている。次に第2図(b)に示されるように、雄型コ
ネクタ27が嵌合フード部29内に半嵌合されている場合す
なわち嵌合フード部29内に途中まで雄型コネクタ27が挿
入されている場合には、ロックアーム39は撓んだ状態で
あり係合部41と嵌合フード部29の被係合部47とは係合し
ておらず、回動アーム55は凸壁部49に対して傾斜し、回
動アーム55の突起57は雄型コネクタ27の凸壁部49と係合
していない。
この状態でバーコードスキャナ21を回動アーム55の表
面を走査すると、バーコードスキャナ21から照射されて
スリット59を通過した光は、凸壁部49の反射面49aに反
射して再びバーコードスキャナ21に入射される。この場
合、回動アーム55が傾斜しているため光路長が長くなっ
ているので、反射部49aに反射した光は弱く、第4図に
示されるように、電気信号はすべてLo信号となる。これ
により雄型コネクタ27が雌型コネクタ31と半嵌合状態で
あることが判断される。
面を走査すると、バーコードスキャナ21から照射されて
スリット59を通過した光は、凸壁部49の反射面49aに反
射して再びバーコードスキャナ21に入射される。この場
合、回動アーム55が傾斜しているため光路長が長くなっ
ているので、反射部49aに反射した光は弱く、第4図に
示されるように、電気信号はすべてLo信号となる。これ
により雄型コネクタ27が雌型コネクタ31と半嵌合状態で
あることが判断される。
次に、雄型コネクタ27と、雌型コネクタ31とが成形時
に寸法誤差があり、これらの嵌合状態でがたつきが生じ
ている場合には、雄型コネクタ27が嵌合フード部29内に
完全嵌合されているので、ロックアーム39の係合部41
は、嵌合フード部29の被係合部47と係合し、回動アーム
55の突起57は凸部壁49と係合し、回動アーム55は凸壁部
49の表面と略平行でかつ回動アームと反射面49aが対向
している。
に寸法誤差があり、これらの嵌合状態でがたつきが生じ
ている場合には、雄型コネクタ27が嵌合フード部29内に
完全嵌合されているので、ロックアーム39の係合部41
は、嵌合フード部29の被係合部47と係合し、回動アーム
55の突起57は凸部壁49と係合し、回動アーム55は凸壁部
49の表面と略平行でかつ回動アームと反射面49aが対向
している。
この状態で、バーコードリーダー21で回動アーム55の
表面を走査すると、光路長が完全嵌合の状態と等しくな
り、検出される電気信号のパターンは、完全嵌合の場合
の電信号のターンと等しくなる。
表面を走査すると、光路長が完全嵌合の状態と等しくな
り、検出される電気信号のパターンは、完全嵌合の場合
の電信号のターンと等しくなる。
これにより、成形時の寸法誤差で、雄型コネクタ27と
雌型コネクタとの完全嵌合状態で寸法誤差が生じていて
も、完全嵌合状態であることが判断され、誤検知するこ
とがない。
雌型コネクタとの完全嵌合状態で寸法誤差が生じていて
も、完全嵌合状態であることが判断され、誤検知するこ
とがない。
なお上記実施例では、ロックアーム39と被係合部、回
動アーム55の突起57が凸壁部27と係合して2重の保持構
造となっているが、これらは一つでも良い。
動アーム55の突起57が凸壁部27と係合して2重の保持構
造となっているが、これらは一つでも良い。
また、上記回動アーム55は側部に形成した例を示した
が、この場所以外でも良い。
が、この場所以外でも良い。
[発明の効果] 以上説明したように本発明に係るコネクタによれば、
バーコードを構成する所定幅の複数のスリットが形成さ
れた回動アームを雌型コネクタに回動自在に支持し、こ
の回動アームに形成したスリットに対応して、スリット
を通過した光を反射する反射部を雄型コネクタに形成し
たので、雄型コネクタと雌型コネクタとの嵌合状態でが
たが生じていても、誤検知することがないという優れた
効果が得られる。
バーコードを構成する所定幅の複数のスリットが形成さ
れた回動アームを雌型コネクタに回動自在に支持し、こ
の回動アームに形成したスリットに対応して、スリット
を通過した光を反射する反射部を雄型コネクタに形成し
たので、雄型コネクタと雌型コネクタとの嵌合状態でが
たが生じていても、誤検知することがないという優れた
効果が得られる。
第1図は本発明に係るコネクタの構成を示す斜視図、第
2図は雄型コネクタと雌型コネクタとの嵌合状態を示す
断面図、第3図は雄型コネクタと雌型コネクタとの拡大
完全嵌合態時の断面とこの時の電気信号パターンを示す
断面図、第4図は雄型コネクタと雌型コネクタとの半嵌
合状態の断面図とこの時の電気信号パターンを示す断面
図、第5図乃至第7図は従来のコネクタの嵌合状態とこ
の時の電気信号パターンを示し、第5図は雄型コネクタ
と雌型コネクタとの非嵌合状態及びこの時の電気信号パ
ターンを示す図、第6図は雄型コネクタと雌型コネクタ
との嵌合状態及びこの時の電気信号パターンを示す図、
第7図は雄型コネクタと雌型コネクタとの半嵌合状態及
びこの時の電気信号を示す図である。 25……コネクタ 27……雄型コネクタ 29……嵌合フード部 31……雌型コネクタ 49……凸壁部 49a……反射部 49b……端部 55……回動アーム 57……突起 59……スリット
2図は雄型コネクタと雌型コネクタとの嵌合状態を示す
断面図、第3図は雄型コネクタと雌型コネクタとの拡大
完全嵌合態時の断面とこの時の電気信号パターンを示す
断面図、第4図は雄型コネクタと雌型コネクタとの半嵌
合状態の断面図とこの時の電気信号パターンを示す断面
図、第5図乃至第7図は従来のコネクタの嵌合状態とこ
の時の電気信号パターンを示し、第5図は雄型コネクタ
と雌型コネクタとの非嵌合状態及びこの時の電気信号パ
ターンを示す図、第6図は雄型コネクタと雌型コネクタ
との嵌合状態及びこの時の電気信号パターンを示す図、
第7図は雄型コネクタと雌型コネクタとの半嵌合状態及
びこの時の電気信号を示す図である。 25……コネクタ 27……雄型コネクタ 29……嵌合フード部 31……雌型コネクタ 49……凸壁部 49a……反射部 49b……端部 55……回動アーム 57……突起 59……スリット
Claims (1)
- 【請求項1】雌型コネクタと、この雌型コネクタに嵌合
される雄型コネクタとからなるコネクタであって、前記
雌型コネクタ又は雄型コネクタの一方のコネクタに回動
自在に支持されて他方のコネクタと係合する回動アーム
と、この回動アームに形成されて検知符号を構成する複
数の貫通部が形成された検知部と、前記他方のコネクタ
に形成されて前記一方のコネクタとの完全嵌合時に前記
回動アームが前記他方のコネクタに係合した状態で前記
検知部と略平行に対向すると共に、前記一方のコネクタ
との半嵌合時に前記回動アームが傾斜状態で前記検知部
と対向する反射部とを設けたことを特徴とするコネク
タ。
Priority Applications (2)
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JP2302504A JP2833715B2 (ja) | 1990-11-09 | 1990-11-09 | コネクタ |
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-
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- 1990-11-09 JP JP2302504A patent/JP2833715B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
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- 1991-11-06 US US07/788,503 patent/US5169336A/en not_active Expired - Lifetime
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