JP2833616B2 - Pal方式テレビジョン信号のディジタルブランキングデータ発生回路 - Google Patents
Pal方式テレビジョン信号のディジタルブランキングデータ発生回路Info
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- Synchronizing For Television (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PAL方式のカラ
ーテレビジョン信号をディジタル処理して生成されたフ
レームアドレス、垂直アドレス、および水平アドレスに
基づいてブランキングデータを発生するPAL方式テレ
ビジョン信号のディジタルブランキングデータ発生回路
に関し、特に、バースト周波数の4倍の周波数をクロッ
ク信号とするディジタル処理に対し、10ビット精度の
ブランキングデータを、小規模回路で発生するPAL方
式テレビジョン信号のディジタルブランキングデータ発
生回路に関する。
ーテレビジョン信号をディジタル処理して生成されたフ
レームアドレス、垂直アドレス、および水平アドレスに
基づいてブランキングデータを発生するPAL方式テレ
ビジョン信号のディジタルブランキングデータ発生回路
に関し、特に、バースト周波数の4倍の周波数をクロッ
ク信号とするディジタル処理に対し、10ビット精度の
ブランキングデータを、小規模回路で発生するPAL方
式テレビジョン信号のディジタルブランキングデータ発
生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のPAL方式テレビジョン
信号のディジタルブランキングデータ発生回路では、図
8に示されるように、クロック発生部である基準信号形
成回路91、アドレス発生部90を構成する水平アドレ
スカウンタ92および垂直アドレスカウンタ93、移相
器94、読出し制御部95、バーストゲート信号発生回
路96、データROM97、演算回路98、および波形
整形ROM99が含まれている。
信号のディジタルブランキングデータ発生回路では、図
8に示されるように、クロック発生部である基準信号形
成回路91、アドレス発生部90を構成する水平アドレ
スカウンタ92および垂直アドレスカウンタ93、移相
器94、読出し制御部95、バーストゲート信号発生回
路96、データROM97、演算回路98、および波形
整形ROM99が含まれている。
【0003】このブランキングデータを含む同期信号を
ディジタル的に正確に発生させる技術として、例えば、
特開昭58−170289号公報が開示されている。こ
の回路によれば、基準信号形成回路91は色副搬送周波
数の4倍のクロック信号を発生し、水平アドレスカウン
タ92は上記クロック信号をカウントしてデータROM
97のアドレスを水平期間内で指定する。垂直アドレス
カウンタ93は、水平アドレスカウンタ92の出力をカ
ウントして1フレーム内でのライン番号情報を得て、移
相器94にライン判別信号を、また、読み出し制御部9
5にフレームID(識別)信号を出力する。
ディジタル的に正確に発生させる技術として、例えば、
特開昭58−170289号公報が開示されている。こ
の回路によれば、基準信号形成回路91は色副搬送周波
数の4倍のクロック信号を発生し、水平アドレスカウン
タ92は上記クロック信号をカウントしてデータROM
97のアドレスを水平期間内で指定する。垂直アドレス
カウンタ93は、水平アドレスカウンタ92の出力をカ
ウントして1フレーム内でのライン番号情報を得て、移
相器94にライン判別信号を、また、読み出し制御部9
5にフレームID(識別)信号を出力する。
【0004】移相器94は、基準信号形成回路91から
色副搬送周波数fscおよび周波数2fscの信号、ならび
に垂直アドレスカウンタ93からライン判別信号を受
け、周波数fscの信号を位相が90度違う信号、また周
波数2fscの信号をライン毎に反転した信号、それぞれ
に形成して波形整形ROM99に出力する。
色副搬送周波数fscおよび周波数2fscの信号、ならび
に垂直アドレスカウンタ93からライン判別信号を受
け、周波数fscの信号を位相が90度違う信号、また周
波数2fscの信号をライン毎に反転した信号、それぞれ
に形成して波形整形ROM99に出力する。
【0005】読み出し制御部95は、垂直アドレスカウ
ンタ93から、フレーム毎に状態を反転するフレームI
D信号と11ビットのカウント出力とが供給されると共
に水平アドレスカウンタ92から最上位の第10ビット
のデータが供給され、バーストゲート信号発生回路96
およびデータROM97それぞれへ読み出し制御信号を
送出すると共にデータROM97へ読み出し不要データ
に対する送出停止信号を出力する。
ンタ93から、フレーム毎に状態を反転するフレームI
D信号と11ビットのカウント出力とが供給されると共
に水平アドレスカウンタ92から最上位の第10ビット
のデータが供給され、バーストゲート信号発生回路96
およびデータROM97それぞれへ読み出し制御信号を
送出すると共にデータROM97へ読み出し不要データ
に対する送出停止信号を出力する。
【0006】バーストゲート信号発生回路96は水平ア
ドレスカウンタ92から9ビット分の水平アドレスデー
タを受け、読み出し制御部95から受ける読み出し制御
信号の制御に基づいてバーストゲート信号を波形整形R
OM99へ送出する。
ドレスカウンタ92から9ビット分の水平アドレスデー
タを受け、読み出し制御部95から受ける読み出し制御
信号の制御に基づいてバーストゲート信号を波形整形R
OM99へ送出する。
【0007】データROM97には、出力信号の同期信
号となるシンク信号とバースト信号の包絡線となるべき
エンベロープデータとがそれぞれ1波形ずつ書き込まれ
ている。データROM97は、水平アドレスカウンタ9
2から9ビット分の水平アドレスデータ、また読み出し
制御部95から読み出し制御信号および送出停止信号を
入力し、書き込まれているシンク信号およびエンベロー
プデータ、更には等化パルス波形を12ビットのデータ
として演算回路98へ出力している。
号となるシンク信号とバースト信号の包絡線となるべき
エンベロープデータとがそれぞれ1波形ずつ書き込まれ
ている。データROM97は、水平アドレスカウンタ9
2から9ビット分の水平アドレスデータ、また読み出し
制御部95から読み出し制御信号および送出停止信号を
入力し、書き込まれているシンク信号およびエンベロー
プデータ、更には等化パルス波形を12ビットのデータ
として演算回路98へ出力している。
【0008】演算回路98は、データROM97から入
力した12ビットのデータに、垂直アドレスカウンタ9
3から入力した垂直アドレス上位10ビットを加算もし
くは減算して25Hzオフセット付加を行ない、8ビッ
トデータとして波形整形ROM99に出力している。
力した12ビットのデータに、垂直アドレスカウンタ9
3から入力した垂直アドレス上位10ビットを加算もし
くは減算して25Hzオフセット付加を行ない、8ビッ
トデータとして波形整形ROM99に出力している。
【0009】波形整形ROM99は、演算回路98から
入力した8ビットデータに、バーストゲート信号発生回
路96から受けるバーストデータを加え、更に移相器9
4の出力により1水平期間毎に位相を90度変化させた
ブランキングデータを出力している。
入力した8ビットデータに、バーストゲート信号発生回
路96から受けるバーストデータを加え、更に移相器9
4の出力により1水平期間毎に位相を90度変化させた
ブランキングデータを出力している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のPAL
方式テレビジョン信号のディジタルブランキングデータ
発生回路では、水平アドレスに基づいてシンク信号、エ
ンベロープデータおよび等化パルス波形のデータを出力
するデータROMとこのデータROMの出力データに垂
直アドレスのデータを加味して演算しオフセット付加し
てデ−タ出力する演算回路とこのデータ出力にバースト
ゲート信号によりバーストデータを付加したブランキン
グデータを形成する波形整形ROMとの3段階による処
理が行なわれているので、処理段階が多く、回路規模も
大きくなるという問題点がある。
方式テレビジョン信号のディジタルブランキングデータ
発生回路では、水平アドレスに基づいてシンク信号、エ
ンベロープデータおよび等化パルス波形のデータを出力
するデータROMとこのデータROMの出力データに垂
直アドレスのデータを加味して演算しオフセット付加し
てデ−タ出力する演算回路とこのデータ出力にバースト
ゲート信号によりバーストデータを付加したブランキン
グデータを形成する波形整形ROMとの3段階による処
理が行なわれているので、処理段階が多く、回路規模も
大きくなるという問題点がある。
【0011】更に、上述した回路では、読出し制御部、
バーストゲート信号発生回路、データROM、演算回路
および波形整形ROMの機能を1種類のROMに置き換
えた場合、移相器からの制御信号2ビットに垂直アドレ
ス11ビットおよび水平アドレス10ビットを加えた合
計23ビットのアドレス入力が必要となる。このアドレ
ス入力から8ビットのブランキングデータを出力するた
めには64Mビット容量のROMが必要となるので、回
路規模が大きくなるという問題点がある。
バーストゲート信号発生回路、データROM、演算回路
および波形整形ROMの機能を1種類のROMに置き換
えた場合、移相器からの制御信号2ビットに垂直アドレ
ス11ビットおよび水平アドレス10ビットを加えた合
計23ビットのアドレス入力が必要となる。このアドレ
ス入力から8ビットのブランキングデータを出力するた
めには64Mビット容量のROMが必要となるので、回
路規模が大きくなるという問題点がある。
【0012】本発明の課題は、小さなビット容量のRO
Mと小規模で簡単な構成とにより10ビット精度のブラ
ンキングデータを生成出力するPAL方式テレビジョン
信号のディジタルブランキングデータ発生回路を提供す
ることである。
Mと小規模で簡単な構成とにより10ビット精度のブラ
ンキングデータを生成出力するPAL方式テレビジョン
信号のディジタルブランキングデータ発生回路を提供す
ることである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によるPAL方式
テレビジョン信号のディジタルブランキングデータ発生
回路は、PAL方式のカラーテレビジョン信号をディジ
タル処理して生成されたフレームアドレス、垂直アドレ
ス、および水平アドレスに基づいてブランキングデータ
を発生するPAL方式テレビジョン信号のディジタルブ
ランキングデータ発生回路において、前記フレームアド
レス、垂直アドレス、および水平アドレスを入力し入力
したアドレスに基づいてシンクデータの変化部分および
バースト部分を少数ビットで示す同期変化アドレスを生
成して出力する同期変化アドレス発生部と、前記フレー
ムアドレス、垂直アドレス、および前記同期変化アドレ
スの上位ビットを入力し、これら入力に基づいて所定の
オフセットを付加して少数ビットのオフセット付きブラ
ンキングデータを生成し出力する小容量ROM(読出し
専用メモリ)を多層に並列化した多層並列化ROMと、
この多層に並列化されたROMそれぞれから入力する少
数ビットによるオフセット付きブランキングデータを、
前記同期変化アドレスの下位ビットにより順次読み出す
と共に、前記同期変化アドレスの上位ビットに基づいて
オフセット除去データを生成して前記オフセット付きブ
ランキングデータに加算し高精度ブランキングデータを
出力する出力手段とを含んでいる。
テレビジョン信号のディジタルブランキングデータ発生
回路は、PAL方式のカラーテレビジョン信号をディジ
タル処理して生成されたフレームアドレス、垂直アドレ
ス、および水平アドレスに基づいてブランキングデータ
を発生するPAL方式テレビジョン信号のディジタルブ
ランキングデータ発生回路において、前記フレームアド
レス、垂直アドレス、および水平アドレスを入力し入力
したアドレスに基づいてシンクデータの変化部分および
バースト部分を少数ビットで示す同期変化アドレスを生
成して出力する同期変化アドレス発生部と、前記フレー
ムアドレス、垂直アドレス、および前記同期変化アドレ
スの上位ビットを入力し、これら入力に基づいて所定の
オフセットを付加して少数ビットのオフセット付きブラ
ンキングデータを生成し出力する小容量ROM(読出し
専用メモリ)を多層に並列化した多層並列化ROMと、
この多層に並列化されたROMそれぞれから入力する少
数ビットによるオフセット付きブランキングデータを、
前記同期変化アドレスの下位ビットにより順次読み出す
と共に、前記同期変化アドレスの上位ビットに基づいて
オフセット除去データを生成して前記オフセット付きブ
ランキングデータに加算し高精度ブランキングデータを
出力する出力手段とを含んでいる。
【0014】具体的な回路は、入力する前記カラーテレ
ビジョン信号(以後TV映像信号)に基づいて所定のク
ロック信号、サブキャリア信号およびシンク信号を生成
し出力する入力手段と、この入力手段の出力信号を入力
し前記フレームアドレス2ビット、垂直アドレス10ビ
ット、および水平アドレス11ビットを生成して出力す
るアドレス発生部と、このアドレス発生部から出力され
るアドレスを入力し入力したアドレスに基づいてシンク
データの変化部分64ビットおよびバースト部分64ビ
ットを示す7ビットの同期変化アドレスを生成して出力
する同期変化アドレス発生部と、前記アドレス発生部か
ら出力されるフレームアドレスの2ビット、垂直アドレ
スの10ビット、および前記同期変化アドレスの上位5
ビットを入力し、これら入力に基づいて所定のオフセッ
トを付加し8ビットのオフセット付きブランキングデー
タを生成して出力する1MビットROMを4層に並列化
した4層並列化ROMと、この4層の1MビットROM
それぞれから8ビットオフセット付きブランキングデー
タを入力しこの4層に対応するオフセット付きブランキ
ングデータを別に入力する前記同期変化アドレスの下位
2ビットにより順次切り替えて出力する4対1セレクタ
と、前記同期変化アドレスの最上位1ビットに基づいて
オフセット除去データを生成し出力する加算データ発生
部と、前記オフセット付きブランキングデータおよびオ
フセット除去データを入力して加算し10ビット精度の
ブランキングデータを出力する加算器とを含んでおり、
前記入力手段は、前記TV映像信号からシンク信号を取
り出すシンク分離部と、このシンク信号の立ち下がり部
分を直線積分して少なくともサブキャリア1個分の時間
の傾斜を有する同期信号に変換して出力する積分部と、
前記アドレス発生部により生成された垂直アドレスをサ
ブキャリア1個分の時間に相当する電圧に変換し出力す
るD/A変換部と、前記積分部およびD/A変換部それ
ぞれから出力を受けて比較しバースト周波数に同期した
水平周波数の同期信号としてシンク信号を生成し出力す
る比較器と、TV映像信号からバースト周波数に同期し
たサブキャリア信号および4倍のクロック信号を生成し
出力するクロック発生部とを備え、前記アドレス発生部
は、前記比較部およびクロック発生部それぞれから出力
を受けている。
ビジョン信号(以後TV映像信号)に基づいて所定のク
ロック信号、サブキャリア信号およびシンク信号を生成
し出力する入力手段と、この入力手段の出力信号を入力
し前記フレームアドレス2ビット、垂直アドレス10ビ
ット、および水平アドレス11ビットを生成して出力す
るアドレス発生部と、このアドレス発生部から出力され
るアドレスを入力し入力したアドレスに基づいてシンク
データの変化部分64ビットおよびバースト部分64ビ
ットを示す7ビットの同期変化アドレスを生成して出力
する同期変化アドレス発生部と、前記アドレス発生部か
ら出力されるフレームアドレスの2ビット、垂直アドレ
スの10ビット、および前記同期変化アドレスの上位5
ビットを入力し、これら入力に基づいて所定のオフセッ
トを付加し8ビットのオフセット付きブランキングデー
タを生成して出力する1MビットROMを4層に並列化
した4層並列化ROMと、この4層の1MビットROM
それぞれから8ビットオフセット付きブランキングデー
タを入力しこの4層に対応するオフセット付きブランキ
ングデータを別に入力する前記同期変化アドレスの下位
2ビットにより順次切り替えて出力する4対1セレクタ
と、前記同期変化アドレスの最上位1ビットに基づいて
オフセット除去データを生成し出力する加算データ発生
部と、前記オフセット付きブランキングデータおよびオ
フセット除去データを入力して加算し10ビット精度の
ブランキングデータを出力する加算器とを含んでおり、
前記入力手段は、前記TV映像信号からシンク信号を取
り出すシンク分離部と、このシンク信号の立ち下がり部
分を直線積分して少なくともサブキャリア1個分の時間
の傾斜を有する同期信号に変換して出力する積分部と、
前記アドレス発生部により生成された垂直アドレスをサ
ブキャリア1個分の時間に相当する電圧に変換し出力す
るD/A変換部と、前記積分部およびD/A変換部それ
ぞれから出力を受けて比較しバースト周波数に同期した
水平周波数の同期信号としてシンク信号を生成し出力す
る比較器と、TV映像信号からバースト周波数に同期し
たサブキャリア信号および4倍のクロック信号を生成し
出力するクロック発生部とを備え、前記アドレス発生部
は、前記比較部およびクロック発生部それぞれから出力
を受けている。
【0015】この結果、少数ビットの同期変化アドレス
を生成し、下位ビットにより多層のROMを選択すると
共に上位ビットによるオフセット除去データを生成する
ことにより、各ROMの入力ビット数を低減させると共
に、適切なオフセット付加により出力ビット数をも低減
させることができるので、各ROMの小形化と、セレク
タおよび加算器の付加という簡単な回路による回路構成
の小規模化とを図ることができる。
を生成し、下位ビットにより多層のROMを選択すると
共に上位ビットによるオフセット除去データを生成する
ことにより、各ROMの入力ビット数を低減させると共
に、適切なオフセット付加により出力ビット数をも低減
させることができるので、各ROMの小形化と、セレク
タおよび加算器の付加という簡単な回路による回路構成
の小規模化とを図ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】まず、カラーテレビジョン信号
(以後、TV映像信号)から得たアドレス(フレームア
ドレス、垂直アドレスおよび水平アドレス)から、4つ
の1MROM(1メガ容量の読出し専用メモリ)を使用
してブランキングデータを出力する技術について図3か
ら図6までを併せ参照して説明する。
(以後、TV映像信号)から得たアドレス(フレームア
ドレス、垂直アドレスおよび水平アドレス)から、4つ
の1MROM(1メガ容量の読出し専用メモリ)を使用
してブランキングデータを出力する技術について図3か
ら図6までを併せ参照して説明する。
【0017】対象となるブランキング部分の波形は、ラ
イン単位で区切りバーストの極性を無視した場合、図3
に示されるように、第1から第8までのフィールドに対
して8種類のモード0〜7に分類できる。第1から第4
までそれぞれのフィールドと第5から第8までそれぞれ
のフィールドとは、バーストの極性を反転させ、同一波
形として示されている。また、8種類のモード0〜7に
対する波形は図4に示されている。
イン単位で区切りバーストの極性を無視した場合、図3
に示されるように、第1から第8までのフィールドに対
して8種類のモード0〜7に分類できる。第1から第4
までそれぞれのフィールドと第5から第8までそれぞれ
のフィールドとは、バーストの極性を反転させ、同一波
形として示されている。また、8種類のモード0〜7に
対する波形は図4に示されている。
【0018】一方、25Hzオフセット付加とバースト
の極性とを無視して成分別に分類した波形は、図4およ
び図5のブランキングデータとして示されているよう
に、シンクの前縁部分でロードA,Bの2種類、シンク
の後縁部分でロードC,Dの2種類、また、バースト部
分でロードEの1種類の合計5種類のロードに分類され
る。
の極性とを無視して成分別に分類した波形は、図4およ
び図5のブランキングデータとして示されているよう
に、シンクの前縁部分でロードA,Bの2種類、シンク
の後縁部分でロードC,Dの2種類、また、バースト部
分でロードEの1種類の合計5種類のロードに分類され
る。
【0019】他方、シンク変化部分、ロードA〜Dの4
種類の波形を扱うデータは、1種類に対して14個であ
り、これに4ビット、16個分が割り当てられている。
したがって、データの小計は56個であるが、4種類そ
れぞれの波形の位置を示すために、ロードA〜Dそれぞ
れには各4ビット、小計6ビット、64個のアドレス0
〜15,16〜31,32〜47,48〜63それぞれ
が割り当てられている。また、バースト部分、ロードE
の1種類の波形を扱うデータは56個であり、6ビッ
ト、64個分のアドレス64〜127が割り当てられて
いる。この結果、ロードA〜E、5種類の合計のデータ
は112個であるが、7ビット、128個分を割り当て
らることができる。
種類の波形を扱うデータは、1種類に対して14個であ
り、これに4ビット、16個分が割り当てられている。
したがって、データの小計は56個であるが、4種類そ
れぞれの波形の位置を示すために、ロードA〜Dそれぞ
れには各4ビット、小計6ビット、64個のアドレス0
〜15,16〜31,32〜47,48〜63それぞれ
が割り当てられている。また、バースト部分、ロードE
の1種類の波形を扱うデータは56個であり、6ビッ
ト、64個分のアドレス64〜127が割り当てられて
いる。この結果、ロードA〜E、5種類の合計のデータ
は112個であるが、7ビット、128個分を割り当て
らることができる。
【0020】また、ROMのアドレスとしては、バース
ト極性判定用の2ビットのフレームアドレスと、25H
zオフセット付加用の10ビットの垂直アドレスとが必
要であるが、ブランキングデータには上述の112個の
変化点に対する7ビットの水平アドレスがあればよい。
したがって、この7ビットの水平アドレスを同期変化ア
ドレスとして同期変化アドレス発生部が生成するものと
する。したがって、ROMに入力するアドレスは合計1
9ビット(512k個)となる。この結果、10ビット
のブランキングデータを出力するためには5メガビット
容量のROMが必要になる。
ト極性判定用の2ビットのフレームアドレスと、25H
zオフセット付加用の10ビットの垂直アドレスとが必
要であるが、ブランキングデータには上述の112個の
変化点に対する7ビットの水平アドレスがあればよい。
したがって、この7ビットの水平アドレスを同期変化ア
ドレスとして同期変化アドレス発生部が生成するものと
する。したがって、ROMに入力するアドレスは合計1
9ビット(512k個)となる。この結果、10ビット
のブランキングデータを出力するためには5メガビット
容量のROMが必要になる。
【0021】一方、現状の19ビットのアドレス入力を
有する1メガビットクラス以上のROMのアクセス時間
はクロック信号の時間の2倍から3倍であるので、RO
Mは4層並列で用いられるものとする。
有する1メガビットクラス以上のROMのアクセス時間
はクロック信号の時間の2倍から3倍であるので、RO
Mは4層並列で用いられるものとする。
【0022】この場合、上記水平アドレスの変化点に対
する7ビットのうち、並列4層を識別する下位2ビット
を除く残り上位5ビットを上記フレームアドレス2ビッ
トおよび垂直アドレス10ビットと共に上記4層並列化
された各ROMに入力することができる。この結果、4
層並列化されるROMは、合計17ビット(128k
個)のアドレスを入力できればよい。
する7ビットのうち、並列4層を識別する下位2ビット
を除く残り上位5ビットを上記フレームアドレス2ビッ
トおよび垂直アドレス10ビットと共に上記4層並列化
された各ROMに入力することができる。この結果、4
層並列化されるROMは、合計17ビット(128k
個)のアドレスを入力できればよい。
【0023】また、10ビット精度のブランキングデー
タを分析すれば、図6(A)に示されるように、シンク
データは“4から256まで”の値であり、バーストデ
ータは“130から382まで”の値であるので、単純
にはこれらデータに対して、8ビット(256個)では
不足であり、9ビット(512個)が必要である。
タを分析すれば、図6(A)に示されるように、シンク
データは“4から256まで”の値であり、バーストデ
ータは“130から382まで”の値であるので、単純
にはこれらデータに対して、8ビット(256個)では
不足であり、9ビット(512個)が必要である。
【0024】この解決のため、4層並列化ROMは、図
6(B)に示されるように、シンクデータに“−2”、
またバーストデータに“−128”それぞれのオフセッ
トを加えることにする。この結果、各1MROMはシン
クデータを“2から254まで”、バーストデータも
“2から254まで”、それぞれ8ビット(256個)
のデータ幅で出力することができる。この結果、10ビ
ット精度のブランキングデータが8ビットの出力データ
で得られる。
6(B)に示されるように、シンクデータに“−2”、
またバーストデータに“−128”それぞれのオフセッ
トを加えることにする。この結果、各1MROMはシン
クデータを“2から254まで”、バーストデータも
“2から254まで”、それぞれ8ビット(256個)
のデータ幅で出力することができる。この結果、10ビ
ット精度のブランキングデータが8ビットの出力データ
で得られる。
【0025】すなわち、水平アドレスから得られる同期
変化アドレスの上位5ビットに垂直アドレス10ビット
およびフレームアドレス2ビットを加え、10ビット精
度のブランキングデータを8ビットに変換して出力する
ことにより、ディジタルブランキングデータ発生回路
は、4メガビット容量のROMで構成できる。したがっ
て、小容量の1メガビット容量のROMにより構成され
る4層化ROMを使用することが可能になる。
変化アドレスの上位5ビットに垂直アドレス10ビット
およびフレームアドレス2ビットを加え、10ビット精
度のブランキングデータを8ビットに変換して出力する
ことにより、ディジタルブランキングデータ発生回路
は、4メガビット容量のROMで構成できる。したがっ
て、小容量の1メガビット容量のROMにより構成され
る4層化ROMを使用することが可能になる。
【0026】次に、本発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0027】図1は本発明の実施の一形態を示す機能ブ
ロック図である。図1に示されたPAL方式テレビジョ
ン信号のディジタルブランキングデータ発生回路では、
TV映像信号Aを受ける回路として、シンク分離部1、
積分部2、D/A変換部3、比較部4およびクロック発
生部5がアドレス発生部6の入力側に設けられ、アドレ
ス発生部6の出力側では同期変化アドレス部7、4層並
列化ROM8、4対1セレクタ9、加算データ発生部1
0および加算器11が設けられている。
ロック図である。図1に示されたPAL方式テレビジョ
ン信号のディジタルブランキングデータ発生回路では、
TV映像信号Aを受ける回路として、シンク分離部1、
積分部2、D/A変換部3、比較部4およびクロック発
生部5がアドレス発生部6の入力側に設けられ、アドレ
ス発生部6の出力側では同期変化アドレス部7、4層並
列化ROM8、4対1セレクタ9、加算データ発生部1
0および加算器11が設けられている。
【0028】シンク分離部1はTV映像信号Aから水平
の各ライン毎のシンク信号Bを分離し積分回路2へ送
る。積分部2は、受けたシンク信号Bの立ち下がり部分
をサブキャリア1個分以上の直線の傾斜に変換してシン
ク信号Cを生成し、比較部4へ送る。したがって、シン
ク信号Cはシンク信号Bに同期しており、積分部2は、
傾斜する直線部分の時間をサブキャリアのバースト周波
数の1サイクルの時間に一致させることができるように
可変抵抗により時間調整しているものとする。シンク信
号CはL(Low )レベルの−0.7Vに対してH(Hig
h)レベルで+4.3Vの電圧を出力するものとする。
の各ライン毎のシンク信号Bを分離し積分回路2へ送
る。積分部2は、受けたシンク信号Bの立ち下がり部分
をサブキャリア1個分以上の直線の傾斜に変換してシン
ク信号Cを生成し、比較部4へ送る。したがって、シン
ク信号Cはシンク信号Bに同期しており、積分部2は、
傾斜する直線部分の時間をサブキャリアのバースト周波
数の1サイクルの時間に一致させることができるように
可変抵抗により時間調整しているものとする。シンク信
号CはL(Low )レベルの−0.7Vに対してH(Hig
h)レベルで+4.3Vの電圧を出力するものとする。
【0029】一方、D/A変換部3はアドレス発生部6
から出力される垂直アドレスI(625個)を10ビッ
トデータで入力し、まずD/A用のアドレスに変換した
後、+3Vから+1Vに逐次変化するサブキャリア1個
分の時間に相当する電圧Dに変換し比較部4へ出力する
ものとする。
から出力される垂直アドレスI(625個)を10ビッ
トデータで入力し、まずD/A用のアドレスに変換した
後、+3Vから+1Vに逐次変化するサブキャリア1個
分の時間に相当する電圧Dに変換し比較部4へ出力する
ものとする。
【0030】比較部4は入力するシンク信号Cと電圧D
とを比較し第1ラインから第624ラインまでのライン
それぞれで各1135個、かつ次の第625ラインで1
139個、それぞれのサンプリングクロック数に相当す
る時間のバースト周波数に同期した水平周波数の同期信
号としてシンク信号Eを生成するものとする。したがっ
て、シンク信号Eは、水平同期に対して1つのサブキャ
リアのジッタを有しており、アドレス発生部6に出力さ
れる。シンク信号Eは、第1ラインから第624ライン
までのサブキャリアで283.75サイクル、また第6
25ラインのサブキャリアで284.75サイクルの幅
となり、各ライン単位でサブキャリアと同期している。
とを比較し第1ラインから第624ラインまでのライン
それぞれで各1135個、かつ次の第625ラインで1
139個、それぞれのサンプリングクロック数に相当す
る時間のバースト周波数に同期した水平周波数の同期信
号としてシンク信号Eを生成するものとする。したがっ
て、シンク信号Eは、水平同期に対して1つのサブキャ
リアのジッタを有しており、アドレス発生部6に出力さ
れる。シンク信号Eは、第1ラインから第624ライン
までのサブキャリアで283.75サイクル、また第6
25ラインのサブキャリアで284.75サイクルの幅
となり、各ライン単位でサブキャリアと同期している。
【0031】また、クロック発生部5はTV映像信号A
をバースト周波数に同期したサブキャリア信号Fを生成
してアドレス発生部6に出力すると共に、ディジタル処
理に必要なバースト周波数の4倍の周波数を有するクロ
ック信号Gを生成して出力している。
をバースト周波数に同期したサブキャリア信号Fを生成
してアドレス発生部6に出力すると共に、ディジタル処
理に必要なバースト周波数の4倍の周波数を有するクロ
ック信号Gを生成して出力している。
【0032】アドレス発生部6は、シンク信号E、サブ
キャリア信号Fおよびクロック信号Gを入力し、2ビッ
トのフレームアドレスH、10ビットの垂直アドレス
I、および11ビットの水平アドレスJを出力する。
キャリア信号Fおよびクロック信号Gを入力し、2ビッ
トのフレームアドレスH、10ビットの垂直アドレス
I、および11ビットの水平アドレスJを出力する。
【0033】フレームアドレスHは、PAL方式のテレ
ビジョン信号ではサブキャリアが1フレーム毎に0.7
5サイクルのずれを生じ4フレームで元に戻る性質を利
用し、入力したシンク信号Eおよびサブキャリア信号F
のデータに基づいてTV映像信号Aに同期した第1フレ
ームから第4フレームを示す2ビットデータとして生成
される。垂直アドレスIは、シンク信号Eの垂直同期と
水平同期との位相関係からTV映像信号Aに同期した第
1ラインから第625ラインまでを示す10ビットデー
タとして生成される。また、水平アドレスJは、シンク
信号Eの水平同期からTV入力信号Aに同期した第1か
ら第1135(第625ラインについては第1139)
までのサンプリングを示す11ビットデータとして生成
される。
ビジョン信号ではサブキャリアが1フレーム毎に0.7
5サイクルのずれを生じ4フレームで元に戻る性質を利
用し、入力したシンク信号Eおよびサブキャリア信号F
のデータに基づいてTV映像信号Aに同期した第1フレ
ームから第4フレームを示す2ビットデータとして生成
される。垂直アドレスIは、シンク信号Eの垂直同期と
水平同期との位相関係からTV映像信号Aに同期した第
1ラインから第625ラインまでを示す10ビットデー
タとして生成される。また、水平アドレスJは、シンク
信号Eの水平同期からTV入力信号Aに同期した第1か
ら第1135(第625ラインについては第1139)
までのサンプリングを示す11ビットデータとして生成
される。
【0034】同期変化アドレス発生部7は、クロック発
生部5からクロック信号G、並びにアドレス発生部6か
らフレームアドレスH、垂直アドレスIおよび水平アド
レスJを入力し、図5を参照して上述したように、入力
したアドレスに基づいて、シンク前縁部分のロードA,
B、2種類のアドレスを“0から15まで”および“1
6から31まで”、またシンク後縁部分のロードC,
D、2種類のアドレスを“32から47まで”および
“48から63”まで”、更にバースト部分のロードE
のアドレスを“64から127まで”それぞれに割り当
て、この128個に対する7ビットの同期変化アドレス
Kを生成して出力するものとする。
生部5からクロック信号G、並びにアドレス発生部6か
らフレームアドレスH、垂直アドレスIおよび水平アド
レスJを入力し、図5を参照して上述したように、入力
したアドレスに基づいて、シンク前縁部分のロードA,
B、2種類のアドレスを“0から15まで”および“1
6から31まで”、またシンク後縁部分のロードC,
D、2種類のアドレスを“32から47まで”および
“48から63”まで”、更にバースト部分のロードE
のアドレスを“64から127まで”それぞれに割り当
て、この128個に対する7ビットの同期変化アドレス
Kを生成して出力するものとする。
【0035】図2は、同期変化アドレス発生部7の一形
態を示す機能ブロック図である。
態を示す機能ブロック図である。
【0036】図示されるように、同期変化アドレス発生
部7は、MODEデコーダ71、水平アドレスデコーダ
72、カウンタ73および論理和回路74を備えている
ものとする。MODEデコーダ71では、2ビットのフ
レームアドレスHと10ビットの垂直アドレスIとか
ら、図3および図4に示されるような、モード0〜7の
波形位置を示す3ビットのアドレスを生成する。水平ア
ドレスデコーダ72は、このモード0〜7の波形位置を
示す3ビットのアドレスと11ビットの水平アドレスJ
とから図5に示される各波形のアドレスを進行させるロ
ードA〜Eのパルスを生成し出力する。
部7は、MODEデコーダ71、水平アドレスデコーダ
72、カウンタ73および論理和回路74を備えている
ものとする。MODEデコーダ71では、2ビットのフ
レームアドレスHと10ビットの垂直アドレスIとか
ら、図3および図4に示されるような、モード0〜7の
波形位置を示す3ビットのアドレスを生成する。水平ア
ドレスデコーダ72は、このモード0〜7の波形位置を
示す3ビットのアドレスと11ビットの水平アドレスJ
とから図5に示される各波形のアドレスを進行させるロ
ードA〜Eのパルスを生成し出力する。
【0037】カウンタ73は、水平アドレスデコーダ7
2の出力パルスにより計数を開始して計数値を7ビット
の同期変化アドレスKとして出力すると共に、論理和回
路74の出力により計数を停止する。同期変化アドレス
Kは、上位5ビットが4層並列化ROM8、下位2ビッ
トが4対1セレクタ9、および最上位1ビットが加算デ
ータ発生部10それぞれに出力されるものとする。
2の出力パルスにより計数を開始して計数値を7ビット
の同期変化アドレスKとして出力すると共に、論理和回
路74の出力により計数を停止する。同期変化アドレス
Kは、上位5ビットが4層並列化ROM8、下位2ビッ
トが4対1セレクタ9、および最上位1ビットが加算デ
ータ発生部10それぞれに出力されるものとする。
【0038】すなわち、カウンタ73では、図7に示さ
れるように、ロードAのパルスでアドレスが“0”から
計数出力され、計数値“15”になった時点を論理和回
路74が出力することによりイネーブル端子ENがHレ
ベルになり、計数が停止されて計数値“15”は同期変
化アドレスKとして保持される。また、ロードBのパル
スが入力した場合、アドレスが“16”から計数出力を
開始され、計数値“31”になった時点を論理和回路7
4が出力することにより、同様にイネーブル端子ENが
Hレベルになり、計数が停止されて計数値“31”は同
期変化アドレスKとして保持される。
れるように、ロードAのパルスでアドレスが“0”から
計数出力され、計数値“15”になった時点を論理和回
路74が出力することによりイネーブル端子ENがHレ
ベルになり、計数が停止されて計数値“15”は同期変
化アドレスKとして保持される。また、ロードBのパル
スが入力した場合、アドレスが“16”から計数出力を
開始され、計数値“31”になった時点を論理和回路7
4が出力することにより、同様にイネーブル端子ENが
Hレベルになり、計数が停止されて計数値“31”は同
期変化アドレスKとして保持される。
【0039】同様に、ロードC〜Eそれぞれのパルスに
より“32,48,64”それぞれから計数出力を開始
し、計数値“47,63,127”それぞれになった時
点を論理和回路74が出力することにより計数が停止さ
れ、計数値は同期変化アドレスKとして保持される。
より“32,48,64”それぞれから計数出力を開始
し、計数値“47,63,127”それぞれになった時
点を論理和回路74が出力することにより計数が停止さ
れ、計数値は同期変化アドレスKとして保持される。
【0040】また、図1に示されるように、4層並列化
ROM8は、バースト極性を判定するためのTV映像信
号Aのフレーム番号1〜4を示す2ビットのフレームア
ドレスHと25Hzオフセットを付加するためのTV映
像信号Aのライン番号1〜625を示す10ビットの垂
直アドレスIとをアドレス発生部6から受けると共に、
波形変化部分を示す7ビットのうち上位5ビットの同期
変化アドレスKを同期変化アドレス発生部7から入力す
るものとする。
ROM8は、バースト極性を判定するためのTV映像信
号Aのフレーム番号1〜4を示す2ビットのフレームア
ドレスHと25Hzオフセットを付加するためのTV映
像信号Aのライン番号1〜625を示す10ビットの垂
直アドレスIとをアドレス発生部6から受けると共に、
波形変化部分を示す7ビットのうち上位5ビットの同期
変化アドレスKを同期変化アドレス発生部7から入力す
るものとする。
【0041】4層並列化ROM8では、上述のように1
MROMが同期変化アドレスKの下位2ビットにより識
別される4層並列に備えられており、シンクおよびバー
ストの変化部分のデータが4層に分割格納されると共
に、格納の際に、図5(B)に示されるように、シンク
部分では“−2”、バースト部分では“−128”、そ
れぞれのオフセットがそれぞれのデータに付加されてい
る。
MROMが同期変化アドレスKの下位2ビットにより識
別される4層並列に備えられており、シンクおよびバー
ストの変化部分のデータが4層に分割格納されると共
に、格納の際に、図5(B)に示されるように、シンク
部分では“−2”、バースト部分では“−128”、そ
れぞれのオフセットがそれぞれのデータに付加されてい
る。
【0042】この構成により、4層並列化ROM8は、
アドレス発生部6から入力する2ビットのフレームアド
レスH、および10ビットの垂直アドレスI、ならびに
同期変化アドレス部7から入力する上位5ビットの同期
変化アドレスKによる合計17ビットのアドレスで制御
され、4対1セレクタ9によりオフセットが付加された
ブランキングデータL1〜4それぞれが8ビットで読み
出される。
アドレス発生部6から入力する2ビットのフレームアド
レスH、および10ビットの垂直アドレスI、ならびに
同期変化アドレス部7から入力する上位5ビットの同期
変化アドレスKによる合計17ビットのアドレスで制御
され、4対1セレクタ9によりオフセットが付加された
ブランキングデータL1〜4それぞれが8ビットで読み
出される。
【0043】4対1セレクタ9は、第1から第4までの
4層の1MROMから読み出されたブランキングデータ
L1〜4それぞれを、同期変化アドレス発生部7から入
力する同期変化アドレスKの下位2ビットを切り替えの
制御信号として“L1からL4まで”の順番で直列に形
成し、オフセット付きのブランキングデータMとして加
算器11へ出力する。
4層の1MROMから読み出されたブランキングデータ
L1〜4それぞれを、同期変化アドレス発生部7から入
力する同期変化アドレスKの下位2ビットを切り替えの
制御信号として“L1からL4まで”の順番で直列に形
成し、オフセット付きのブランキングデータMとして加
算器11へ出力する。
【0044】一方、加算データ発生部10は、同期変化
アドレス発生部7から同期変化アドレスKの最上位ビッ
トを入力し、この最上位ビットに基づいて8ビットのオ
フセット除去用のオフセット除去データQを加算器11
へ出力する。このオフセット除去データQは、上述のオ
フセット値により、同期変化アドレスKの最上位ビット
がLレベルの場合にはシンク部分のデータが読み出され
ているので数値“+2”であり、他方、Hレベルの場合
にはバースト部分のデータが読み出されているので数値
“+128”である。
アドレス発生部7から同期変化アドレスKの最上位ビッ
トを入力し、この最上位ビットに基づいて8ビットのオ
フセット除去用のオフセット除去データQを加算器11
へ出力する。このオフセット除去データQは、上述のオ
フセット値により、同期変化アドレスKの最上位ビット
がLレベルの場合にはシンク部分のデータが読み出され
ているので数値“+2”であり、他方、Hレベルの場合
にはバースト部分のデータが読み出されているので数値
“+128”である。
【0045】加算器11は、4対1セレクタ9から入力
するオフセット付きのブランキングデータMに、加算デ
ータ発生部10から入力するオフセット除去データQを
加えてオフセットを除去された9ビット構成による10
ビット精度のブランキングデータPを出力する。
するオフセット付きのブランキングデータMに、加算デ
ータ発生部10から入力するオフセット除去データQを
加えてオフセットを除去された9ビット構成による10
ビット精度のブランキングデータPを出力する。
【0046】上記説明では、フレームアドレス、水平ア
ドレスおよび垂直アドレスにより7ビットの同期変化ア
ドレスを生成し、下位2ビットにより4層のROMを選
択すると共に最上位ビットによるオフセット除去データ
を生成することにより、各ROMの入力ビット数を低減
させると共に、適切なオフセットの付加により出力ビッ
ト数をも低減させた各ROMの小形化、ならびに上記構
成に見合ったセレクタおよび加算器の付加により最小構
成による回路の簡単化を図っているが、ビット数の分割
割合を変更してROMの並列数を変更した多層並列化R
OMを構成し、これに見合う回路を構成しても、従来よ
り規模を縮小した回路を形成することができる。
ドレスおよび垂直アドレスにより7ビットの同期変化ア
ドレスを生成し、下位2ビットにより4層のROMを選
択すると共に最上位ビットによるオフセット除去データ
を生成することにより、各ROMの入力ビット数を低減
させると共に、適切なオフセットの付加により出力ビッ
ト数をも低減させた各ROMの小形化、ならびに上記構
成に見合ったセレクタおよび加算器の付加により最小構
成による回路の簡単化を図っているが、ビット数の分割
割合を変更してROMの並列数を変更した多層並列化R
OMを構成し、これに見合う回路を構成しても、従来よ
り規模を縮小した回路を形成することができる。
【0047】上記で機能ブロックを図示して機能と接続
とを説明したが、機能の分離併合等の分配およびその接
続は上記機能を満たす限り自由であり、上記説明が本発
明を限定するものではない。
とを説明したが、機能の分離併合等の分配およびその接
続は上記機能を満たす限り自由であり、上記説明が本発
明を限定するものではない。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ア
ドレス発生部から出力されるフレームアドレス、水平ア
ドレスおよび垂直アドレスを入力し入力したアドレスに
基づいてシンクデータの変化部分およびバースト部分を
示す7ビットの同期変化アドレスを生成する同期変化ア
ドレス発生部と、アドレス発生部から出力されるフレー
ムアドレスの2ビット、垂直アドレスの10ビット、お
よび同期変化アドレスの上位5ビットを入力し、フレー
ムアドレスの2ビットにより垂直アドレスおよび同期変
化アドレスを4層に並列化して順次入力するアドレスに
基づいて適切なオフセットを付加し8ビットのオフセッ
ト付きブランキングデータを生成して出力する4層に並
列化した4層並列化ROMとを備えたPAL方式テレビ
ジョン信号のディジタルブランキングデータ発生回路が
得られる。
ドレス発生部から出力されるフレームアドレス、水平ア
ドレスおよび垂直アドレスを入力し入力したアドレスに
基づいてシンクデータの変化部分およびバースト部分を
示す7ビットの同期変化アドレスを生成する同期変化ア
ドレス発生部と、アドレス発生部から出力されるフレー
ムアドレスの2ビット、垂直アドレスの10ビット、お
よび同期変化アドレスの上位5ビットを入力し、フレー
ムアドレスの2ビットにより垂直アドレスおよび同期変
化アドレスを4層に並列化して順次入力するアドレスに
基づいて適切なオフセットを付加し8ビットのオフセッ
ト付きブランキングデータを生成して出力する4層に並
列化した4層並列化ROMとを備えたPAL方式テレビ
ジョン信号のディジタルブランキングデータ発生回路が
得られる。
【0049】この構成により、PAL方式テレビジョン
信号のディジタルブランキングデータ発生回路に1メガ
ビット容量のROMを使用することができる。
信号のディジタルブランキングデータ発生回路に1メガ
ビット容量のROMを使用することができる。
【0050】更に、この4層並列化ROMから、4層の
8ビットオフセット付きブランキングデータを入力しこ
の4層のオフセット付きブランキングデータを、別に入
力する同期変化アドレスの下位2ビットにより順次切り
替えて出力すると共に、同期変化アドレスの最上位1ビ
ットに基づいてオフセット除去データを生成し、オフセ
ット付きブランキングデータに加算して、10ビット精
度のブランキングデータを出力するPAL方式テレビジ
ョン信号のディジタルブランキングデータ発生回路が得
られる。
8ビットオフセット付きブランキングデータを入力しこ
の4層のオフセット付きブランキングデータを、別に入
力する同期変化アドレスの下位2ビットにより順次切り
替えて出力すると共に、同期変化アドレスの最上位1ビ
ットに基づいてオフセット除去データを生成し、オフセ
ット付きブランキングデータに加算して、10ビット精
度のブランキングデータを出力するPAL方式テレビジ
ョン信号のディジタルブランキングデータ発生回路が得
られる。
【0051】この構成によって、小容量のROMと共に
小規模で簡単な構成により10ビット精度のブランキン
グデータを生成出力するPAL方式テレビジョン信号の
ディジタルブランキングデータ発生回路を得ることがで
きる。
小規模で簡単な構成により10ビット精度のブランキン
グデータを生成出力するPAL方式テレビジョン信号の
ディジタルブランキングデータ発生回路を得ることがで
きる。
【図1】本発明の実施の一形態を示す機能ブロック図で
ある。
ある。
【図2】図1の同期変化アドレス発生部の一形態を示す
機能ブロック図である。
機能ブロック図である。
【図3】各フィールドの波形に対応するモード構成を示
す説明図である。
す説明図である。
【図4】ブランキングデータの各モードに対応する波形
を示す波形図である。
を示す波形図である。
【図5】ブランキングデータの波形をデータで扱った場
合の説明図である。
合の説明図である。
【図6】図1のROMにおいて付加されるオフセットの
適用を示す説明図である。
適用を示す説明図である。
【図7】同期変化アドレスの発生からブランキングデー
タの生成までの一実施例の一部を示すタイミングチャー
トである。
タの生成までの一実施例の一部を示すタイミングチャー
トである。
【図8】従来の一例を示す機能ブロック図である。
1 シンク分離部 2 積分部 3 D/A変換部 4 比較部 5 クロック発生部 6 アドレス発生部 7 同期変化アドレス発生部 8 4層並列化ROM 9 4対1セレクタ 10 加算データ発生部 11 加算器
Claims (3)
- 【請求項1】 PAL方式のカラーテレビジョン信号を
ディジタル処理して生成されたフレームアドレス、垂直
アドレス、および水平アドレスに基づいてブランキング
データを発生するPAL方式テレビジョン信号のディジ
タルブランキングデータ発生回路において、前記フレー
ムアドレス、垂直アドレス、および水平アドレスを入力
し入力したアドレスに基づいてシンクデータの変化部分
およびバースト部分を少数ビットで示す同期変化アドレ
スを生成して出力する同期変化アドレス発生部と、前記
フレームアドレス、垂直アドレス、および前記同期変化
アドレスの上位ビットを入力し、これら入力に基づいて
所定のオフセットを付加して少数ビットのオフセット付
きブランキングデータを生成し出力する小容量ROM
(読出し専用メモリ)を多層に並列化した多層並列化R
OMと、この多層に並列化されたROMそれぞれから入
力する少数ビットによるオフセット付きブランキングデ
ータを、前記同期変化アドレスの下位ビットにより順次
読み出すと共に、前記同期変化アドレスの上位ビットに
基づいてオフセット除去データを生成して前記オフセッ
ト付きブランキングデータに加算し高精度ブランキング
データを出力する出力手段とを含むことを特徴とするP
AL方式テレビジョン信号のディジタルブランキングデ
ータ発生回路。 - 【請求項2】 PAL方式のカラーテレビジョン信号を
ディジタル処理して生成されたフレームアドレス、垂直
アドレス、および水平アドレスに基づいてブランキング
データを発生するPAL方式テレビジョン信号のディジ
タルブランキングデータ発生回路において、入力する前
記カラーテレビジョン信号(以後TV映像信号)に基づ
いて所定のクロック信号、サブキャリア信号およびシン
ク信号を生成し出力する入力手段と、この入力手段の出
力信号を入力し前記フレームアドレス2ビット、垂直ア
ドレス10ビット、および水平アドレス11ビットを生
成して出力するアドレス発生部と、このアドレス発生部
から出力されるアドレスを入力し入力したアドレスに基
づいてシンクデータの変化部分64ビットおよびバース
ト部分64ビットを示す7ビットの同期変化アドレスを
生成して出力する同期変化アドレス発生部と、前記アド
レス発生部から出力されるフレームアドレスの2ビッ
ト、垂直アドレスの10ビット、および前記同期変化ア
ドレスの上位5ビットを入力し、これら入力に基づいて
所定のオフセットを付加し8ビットのオフセット付きブ
ランキングデータを生成して出力する1MビットROM
を4層に並列化した4層並列化ROMと、この4層の1
MビットROMそれぞれから8ビットオフセット付きブ
ランキングデータを入力しこの4層に対応するオフセッ
ト付きブランキングデータを別に入力する前記同期変化
アドレスの下位2ビットにより順次切り替えて出力する
4対1セレクタと、前記同期変化アドレスの最上位1ビ
ットに基づいてオフセット除去データを生成し出力する
加算データ発生部と、前記オフセット付きブランキング
データおよびオフセット除去データを入力して加算し1
0ビット精度のブランキングデータを出力する加算器と
を含むことを特徴とするPAL方式テレビジョン信号の
ディジタルブランキングデータ発生回路。 - 【請求項3】 請求項2において、入力手段は、前記T
V映像信号からシンク信号を取り出すシンク分離部と、
このシンク信号の立ち下がり部分を直線積分して少なく
ともサブキャリア1個分の時間の傾斜を有する同期信号
に変換して出力する積分部と、前記アドレス発生部によ
り生成された垂直アドレスをサブキャリア1個分の時間
に相当する電圧に変換し出力するD/A変換部と、前記
積分部およびD/A変換部それぞれから出力を受けて比
較しバースト周波数に同期した水平周波数の同期信号と
してシンク信号を生成し出力する比較器と、TV映像信
号からバースト周波数に同期したサブキャリア信号およ
び4倍のクロック信号を生成し出力するクロック発生部
とを備え、前記アドレス発生部は、前記比較部およびク
ロック発生部それぞれから出力を受けることを特徴とす
るPAL方式テレビジョン信号のディジタルブランキン
グデータ発生回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2971596A JP2833616B2 (ja) | 1996-02-16 | 1996-02-16 | Pal方式テレビジョン信号のディジタルブランキングデータ発生回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2971596A JP2833616B2 (ja) | 1996-02-16 | 1996-02-16 | Pal方式テレビジョン信号のディジタルブランキングデータ発生回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09224257A JPH09224257A (ja) | 1997-08-26 |
JP2833616B2 true JP2833616B2 (ja) | 1998-12-09 |
Family
ID=12283815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2971596A Expired - Fee Related JP2833616B2 (ja) | 1996-02-16 | 1996-02-16 | Pal方式テレビジョン信号のディジタルブランキングデータ発生回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2833616B2 (ja) |
-
1996
- 1996-02-16 JP JP2971596A patent/JP2833616B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09224257A (ja) | 1997-08-26 |
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