JP2833151B2 - 自動変速機付き車両のキーロック装置 - Google Patents

自動変速機付き車両のキーロック装置

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JP2833151B2 JP13289890A JP13289890A JP2833151B2 JP 2833151 B2 JP2833151 B2 JP 2833151B2 JP 13289890 A JP13289890 A JP 13289890A JP 13289890 A JP13289890 A JP 13289890A JP 2833151 B2 JP2833151 B2 JP 2833151B2
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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は主として電子制御型自動変速機付き車両に用
いて有用なキーロック装置に関するものである。
従来の技術 従来から自動変速機を備えた車両にあっては、複数の
変速段を達成させるための油圧制御回路内に、「P」
「R」「N」「D」「2」「1」の位置を占めるセレク
トレバーを設けて、ドライバーが該セレクトレバーを適
宜切換える構成となっていて、通常第3図に示したよう
に運転席1の車室中央寄りにセレクトレバー3が配置さ
れている一方、インストルメントパネル5の前面適宜位
置にキーシリンダ7が配備されており、エンジンの始動
に際して運転者がキーシリンダ7のキー挿通孔7aにキー
を挿通して回動操作している。尚、上記のキーシリンダ
7をステアリングコラム9の側部に配備した例も知られ
ている。
他方において、自動変速機を備えた車両におけるエン
ジン始動時の安全性を高めるために、セレクトレバー3
がパーキング「P」位置にない場合には、運転者がキー
を回動操作してもエンジンが始動しないようにするとと
もに、エンジンの停止後にキーを引き抜く際にあっても
同様にセレクトレバー3がパーキング「P」位置にない
場合にはキーを引き抜くことができないようにした所謂
キーロック装置が知られている。例えば前記第3図に示
した例にあっては、キーシリンダ7とセレクトレバー3
との間にパーキングロックケーブル11を配設して、セレ
クトレバー3とキーシリンダ7に対するキー操作を連動
させるようにした手段が採用されている(上記に関して
は1989年5月にトヨタ自動車〔株〕から発行されたトヨ
タスプリンター新型車解説書3−7頁を参照)。
更に上記以外の電子的制御手段として、キーシリンダ
7内のキー位置信号とセレクトレバー3のセレクト位置
信号を電気的に検出して、この信号を図外のコントロー
ラに入力し、該コントローラの出力信号に基づいて作動
するソレノイド等のアクチュエータを利用して、前記キ
ー操作をロックしたり、ロック解除するようにした手段
も採用されている。
発明が解決しようとする課題 しかしながらこのような従来の自動変速機付き車両の
キーロック装置,特に第3図に示した例では、キーシリ
ンダ7とセレクトレバー3とをパーキングロックケーブ
ル11を用いて機械的に連繋しなければならないので、該
パーキングロックケーブル11のレイアウトが困難である
外、実施に際して多くの部品が必要であり、且つ組付工
程が煩瑣であるという課題があった。
又、前記コントローラを用いた電子的制御手段の場合
には、装置の構成自体が複雑である上、ハーネス類の断
線等の電気的なトラブルが発生し易く、更にコントロー
ラを構成するための高価な電子部品を必要とするため、
コストアップを招来してしまうという難点があった。
そこで本発明はこのような従来の自動変速機付き車両
のキーロック装置が有している課題を解消して、簡易な
構成によってキーのロック及びロック解除することがで
きる装置を提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 本発明は上記の目的を達成するために、ステアリング
ホイールに固定されたシャフトが回動自在に挿通された
ステアリングコラムと、該ステアリングコラムの側部に
配設されて、一端部が該ステアリングコラムに嵌合固定
されているとともに他端部に縦差し型のキー挿通孔が形
成されたキーシリンダと、一端部に形成された円環状の
回動部が上記キーシリングに回動可能に嵌合されたセレ
クトレバーと、該セレクトレバーの回動部の所定位置に
穿設されたキーロック解除用の孔部と、上記キーシリン
ダの一側にキーロック位置とキーロック解除位置とに軸
方向に慴動自在に組付けられて、セレクトレバーがパー
キング位置にある場合に前記キーロック解除用の孔部に
挿通自在な作動子を持つキーロック解除釦とを具備した
自動変速機付き車両のキーロック装置の構成にしてあ
る。
作用 かかるキーロック装置の構成によれば、車両の発進時
にはセレクトレバーをパーキング「P」位置にセットし
てキーを回動することによりエンジンが始動し、キーは
ロック状態に保持される一方、エンジンの停止後、キー
を引き抜く際に上記セレクトレバーをパーキング位置に
セットすると、このセレクトレバーの回動部に穿設され
たキーロック解除用の孔部がキーロック解除釦の作動子
と一致し、該キーロック解除釦の押動操作が可能な状態
となる。従ってこの状態から運転者がキーロック解除釦
を押動することによって作動子がキーロック解除用の孔
部内に進入して、キーロック解除釦のキーロック解除位
置への移動が許容されてキーのロックが解除され、キー
をキーシリンダから抜き取ることができる。
実施例 以下図面中の第1図,第2図を参照して本発明にかか
る自動変速機付き車両のキーロック装置の一実施例を、
前記従来の構成と同一の構成部分に同一の符号を付して
詳述する。
第1図に示した構成において、15はステアリングホイ
ールであり、該ステアリングホイール15に固定されたシ
ャフト17がステアリングコラム9内に回動自在に挿通さ
れている。
このステアリングコラム9の側部には、詳細は後述す
るようにキー縦差し型のキーシリンダ21が嵌合固定され
ている。
即ち、ステアリングコラム9の側部には取付穴9aが突
設されていて、この取付穴9a内にキーシリンダ21から一
体的に突出する支持杆21aが挿通されている。この支持
杆21aの先端部近傍には抜け止め用の突起21bが形成され
ている。
上記キーシリンダ21の周面上で且つステアリングホイ
ール15の近傍部位には、丸棒状のセレクトレバー3がキ
ーシリンダ21に対して回動可能に配置されている。
第2図の要部斜視図に示したように、前記キーシリン
ダ21の外周面一端部には、円環状の座部23が固定されて
いて、この座部23の外周面にセレクトレバー3の一端部
に形成された円環状の回動部3aが回動可能に嵌合されて
いる。即ち、この回動部3aは矢印Aに示したように前記
座部23の外周面に沿って回動可能となっている。又、3b
はセレクトレバー3の操作部である。
本実施例の場合にあっては、セレクトレバー3の操作
部3bが最も高い位置にある場合が車両のパーキング
「P」位置であり、以下第2図の矢印Cに示したように
操作部3bを下降操作することによって、自動変速機の変
速段が「R」「N」「D」「2」「1」と切り換わるよ
うに設定されている。
21cはキーシリンダ21の他端部,即ち車室側に面した
部位に開口された縦差し型のキー挿通孔であって、この
キー挿通孔21c内にキー13が挿通される。
上記キーシリンダ21の一側部には、キー13を抜き取る
際に押動するプッシュ型のキーロック解除釦27がキーロ
ック位置とキーロック解除位置とに軸方向に移動自在に
組み付けられている。
このキーロック解除釦27には、前記回動部3aの背面に
向けて作動子27aが一体に突出されており、このキーロ
ック解除釦27の作動子27a端がセレクトレバー3の回動
部3aの背面に当接している。
一方、上記回動部3aの背面の所定位置にはキーロック
解除用の孔部31が穿設されている。図示例の場合、この
孔部31は車室側に開口部を有する形状として形成されて
いるとともにキーロック解除釦27の作動子27aと対応す
る位置にある。
換言すればセレクトレバー3の操作にともなって回動
部3aが回動した際に、孔部31の回動軌跡上に前記作動子
27aが位置するように設定されている。25はキーロック
解除釦27の慴動ガイドを示す。
かかる構成によれば、車両の発進時にはセレクトレバ
ー3を最も高い位置,即ちパーキング「P」位置にセッ
トしたまま、ドライバーの手操作によってキーシリンダ
21のキー挿通孔21cに縦方向,換言すれば前後方向から
キー13を差し込み、該キー13を回動することによりエン
ジンが始動する。以下車両の走行条件に応じてセレクト
レバー3の操作部3bを上下方向に操作すると、該セレク
トレバー3によって切り換えられた電気接点に連繋され
た図外のアクチュエータが駆動されて、このアクチュエ
ータの作用に基づいて複数の変速段を達成させるめの油
圧制御回路が切換えられ、車両の走行が継続される。こ
の間キー13はロック状態に保持されている。
前記したように車両の発進時には、セレクトレバー3
をパーキング「P」位置にセットしない限りエンジンが
始動しないように設定されている。
次にエンジンの停止後、キー13を引き抜く際には、運
転者がセレクトレバー3をパーキング「P」位置にセッ
トすると、第2図の矢印Dに示した如くセレクトレバー
3の回動部3aに穿設されたキーロック解除用の孔部31が
キーロック解除釦27の作動子27aと一致し、その結果プ
ッシュ型のキーロック解除釦チ27の押動操作が可能な状
態となる。従ってこの状態から運転者がキーロック解除
釦27を押動すると、作動子27aが孔部31内に進入してキ
ーロック解除釦27のキーロック解除位置への移動が許容
され、キー13のロックが解除されて、該キー13をキーシ
リンダ21から抜き取ることができる。
換言すればセレクトレバー3をパーキング「P」位置
にセットしてキーロック解除釦27を押動しない限りキー
ロックを解除することができない。
尚、本発明の場合にはステアリングコラム9に対して
キーシリンダ21が縦差し型であるように設定されている
ので、従来の横差し型のキーシリンダに比してドライバ
ーの操作性が向上するという利点を有している。
発明の効果 以上詳細に説明した如く、本発明にかかる自動変速機
付き車両のキーロック装置によれば、以下に記す作用効
果がもたらされる。
即ち、車両の発進時にはセレクトレバーをパーキング
「P」位置にセットしてキーを回動することによりエン
ジンが始動し、キーはロック状態に保持され、エンジン
の停止後にキーを引き抜く際には上記セレクトレバーを
パーキング位置にセットすると、このセレクトレバーの
回動部に穿設されたキーロック解除用の孔部がキーロッ
ク解除釦の作動子と一致し、該キーロック解除釦の押動
操作が可能な状態となる。
従って本発明によれば、セレクトレバーをパーキング
「P」位置にセットしない限りエンジンが始動しない
上、エンジンの停止後には同様にセレクトレバーをパー
キング「P」位置にセットしてキーロック解除釦を押動
しない限りキーロックを解除することができないので、
キーロック操作が万全となって車両の始動時及び停車時
の安全性が高められるという効果が得られる。
とりわけ本発明によれば、従来用いられていたパーキ
ングロックケーブルが不要であるので、該パーキングロ
ックケーブルのレイアウト面での難点が解消される上、
必要とする部品が少なく、且つ組付工程が簡易化される
という利点がある。
更に本発明では複雑な電子的制御手段を用いていない
ので、コストが低廉化されるとともに電気的なトラブル
が発生せず、保守が容易であるという効果が発揮され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるキーロック装置の一実施例を示す
要部断面図、第2図は同要部斜視図、第3図は従来のセ
レクトレバーの配置列を示す斜視図である。 3…セレクトレバー、3a…回動部、3b…操作部、9…ス
テアリングコラム、13…キー、15…ステアリングホイー
ル、17…シャフト、21…キーシリンダ、21c…キー挿通
孔、25…慴動ガイド、27…キーロック解除釦、27a…作
動子、31…(キーロック解除用)孔部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステアリングホイールに固定されたシャフ
    トが回動自在に挿通されたステアリングコラムと、該ス
    テアリングコラムの側部に配設されて、一端部が該ステ
    アリングコラムに嵌合固定されているとともに他端部に
    縦差し型のキー挿通孔が形成されたキーシリンダと、一
    端部に形成された円環状の回動部が上記キーシリンダに
    回動可能に嵌合されたセレクトレバーと、該セレクトレ
    バーの回動部の所定位置に穿設されたキーロック解除用
    の孔部と、上記キーシリンダの一側にキーロック位置と
    キーロック解除位置とに軸方向に慴動自在に組付けられ
    て、セレクトレバーがパーキング位置にある場合に前記
    キーロック解除用の孔部に挿通自在な作動子を持つキー
    ロック解除釦とを具備して成ることを特徴とする自動変
    速機付き車両のキーロック装置。
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