JP2832853B2 - フイルム袋製造機における舌片の折ぐせ付与装置 - Google Patents

フイルム袋製造機における舌片の折ぐせ付与装置

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JP2832853B2 JP2047262A JP4726290A JP2832853B2 JP 2832853 B2 JP2832853 B2 JP 2832853B2 JP 2047262 A JP2047262 A JP 2047262A JP 4726290 A JP4726290 A JP 4726290A JP 2832853 B2 JP2832853 B2 JP 2832853B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は舌片を折曲折畳んだ封筒等のフイルム袋製造
機において舌片の折曲折畳みを確実にするための舌片の
折ぐせ付与装置に関するものである。
【従来の技術】
長尺フイルムから舌片を有するフイルム袋を連続的に
製造することは特開昭48−6872号公報、特開昭48−1226
7号公報等で知られている。
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の方式は何れも舌片が開いたままの状態のフ
イルム袋を製造しているに過ぎないのが実状である。 ところが最近耐水性、透視性、強度等の優れているフ
イルムを封筒として使用することが行われており、舌片
を折曲折畳んだフイルム袋の連続的製造が試みられてい
る。 しかしながらフイルムはその弾性により舌片の折曲形
成が確実にできないと共に舌片を確実に折曲しないと袋
を集束したときに嵩張りその梱包移送も不便であるなど
の問題点がある。 本発明はこれらの現状に鑑み、舌片を折曲折畳んだ封
筒等をフイルム袋製造機における折畳み舌片に折ぐせを
確実に付けて封緘の容易なフイルム袋を連続的に効率良
く製造できるようにした折ぐせ付与装置を提供すること
を目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するために、間歇移送されか
つ舌片を折曲した長尺フイルム片を案内する前中後の三
個の案内ロールを設け、前記中部案内ロールの上方に長
尺フイルム片を蛇行状に屈曲移送するように誘導ロール
を設け、該誘導ロールの上部に押圧ロールを圧接せしめ
ると共に誘導ロールの前部に加熱ブロックを近接自在に
設け、更に前部案内ロールと中部案内ロール間において
長尺フイルムの舌片折曲部の表面に当接する圧接ベルト
を沿設したことである。 前記加熱ブロックはフイルム片の間歇移送中にこれを
損傷しない程度に可及的に近接しフイルム片の間歇停止
中には誘導ロールから離間するように構成される。 また圧接ベルトはフイルム片の巾の略同等に形成され
た舌片折曲部分の表面に当接してフイルム片の移送作用
によって回動するものである。
【作用】
舌片を折曲折畳まれた長尺のフイルム片は前部案内ロ
ールから中部案内ロール部分において舌片の折曲部分の
表面に当接する圧接ベルトによってフイルム片が折曲部
側に屈曲されるときの舌片の折曲部におけるズレの発生
を阻止してフイルム片を誘導ロールの前側に移送し、加
熱ブロックで折曲部を加熱溶融して折ぐせを付けた後更
にこれを誘導ロール上部の押圧ロールで直ちに押圧整形
し舌片を確実に折曲折畳むものであり、このようにして
舌片を折曲折畳まれたフイルム片は公知のカットシール
装置によって所定間隔毎に巾方向にカットされると同時
にシールされて舌片を折畳んだフイルム袋を製造するも
のである。
【実施例】
本発明の実施例の詳細を図面について説明すると、駆
動ローラ1・1によりリール2から連続して移送させる
長尺フイルムAは折込板31と折込バー32とからなる折込
装置3で両側縁a・aが折込まれ、両側の折曲重合部b
・bと中央部の細巾の一重部cとが形成される。 このようにして連続移送されるフイルムAは下部ロー
ラ41・41……が発条42で牽引されたダンサーローラー機
構4に懸架張架されると共に間歇駆動ローラー5・5間
に案内されてフイルムAは連続移送作用から間歇移送作
用に変換される。 この間歇移送部の始端部にはフイルムAの中央部を切
断すると共に切断された左右一対のフイルム片B・Bを
左右に離間せしめる分離装置6が設置されている。 前記分離装置6は、第2図乃至第4図に示すようにフ
イルムAの進行方向に向け略90度のV状に配置された一
対の平行な上下部ガイド61・62、61・62とそのV状の頂
点部分に取付片63を介して設けられたカッター64とから
構成され、前記フイルムAの一重部cの中央部をカッタ
ー64で切断して重合部bに舌片dを形成した一対のフイ
ルム片B・Bに形成すると共にこの一対のフイルム片B
・Bを夫々上部ガイド61の上部から下部ガイド62の下側
に案内してフイルム片B・Bを左右に所定間隔を保持す
るように分離せしめるように構成されている。 しかして前記下部ガイド62は平面位置からみると上部
ガイド61より稍々後方に位置しており、また一対のV状
の上下ガイド61・62、61・62はその頂点部の取付台65・
65をその取付軸66を中心に回動自在に形成すると共に外
側取付台67・67を機台68に固定ネジ69及び円弧状長孔6
9′を介して調節自在に固定することにより上下ガイド6
1・62、61・62のV状の角度を微調節できるようになっ
ており、フイルム片B・Bの間隔を大きくする場合には
上下ガイド61・62、61・62のV状の角度を大きくなるよ
うに調節するものである。 このようにして左右に所定間隔分離されたフイルム片
B・Bはその舌片dが所定間隔毎にV型カット装置7に
よってV型にカットされ、次いでV型カット間の舌片d
の基部に折込線加熱形成装置8によって折込線eが加熱
刻設された後、折曲装置9によって舌片dが折込線eか
ら重合部bに重合折曲される。 しかして前記V型カット装置7、折込線加熱形成装置
8及び折曲装置9は、センサー10を有する左右一対の移
動フレーム11・11に取付けられていて、夫々センサー10
でフイルム片Bの外側端縁位置を検知してその位置に応
じて夫々移動フレーム11を運動せしめて夫々フイルム片
B・Bの移送作用に蛇行が生じても正しい所定位置にV
型カット、折込線の形成及び折曲げができるように形成
されている。 前記移動フレーム11・11は第5図及び第6図に示すよ
うに機枠12の前後に架設された案内杆121・121に左右移
動自在に支持されると共に機枠12に設置された正逆転モ
ーター122の回転軸123及び該回転軸123からタイミング
ベルト124を介して回動される後部回転軸125に夫々螺合
しており、前記正逆転モーター122を移動フレーム11・1
1に取付片126で取付けられたセンサー10と連動して作動
せしめ、センサー10がフイルム片Bの外側縁の位置を検
知してその位置に応じて正逆転モーター122を駆動し移
動フレーム11・11の位置を自動的に左右に移動調節でき
るように構成されている。 また前記V型カット装置7は第7図及び第8図に示す
ように、夫々移動フレーム11に固定されたシリンダー71
で上下動するV型切断刃72と移動フレーム11に支持され
たフイルム支持フレーム73とから構成されており、フイ
ルム片B・Bの間歇停止時にシリンダー71が作動してフ
イルム片Bの舌片dを所定間隔ごとに略V型にカットす
るように形成されている。 次に折込み線加熱形成装置8は第9図乃至第11図に示
すように夫々の移動フレーム11に支持された支持フレー
ム81・81間の下部にシリコンラバーの受板82が架設され
ると共に取付枠83・83に軸支した回転軸84の両端に固定
された揺動腕85・85の先端に加熱ブロック86が設けら
れ、更に前記回動軸84の中央部に固着された作業杆87の
先端にエヤーシリンダー88が取付けられており、エヤー
シリンダー88がフイルム片B・Bの間歇停止時に作動す
ることにより、作動杆87を介して回動軸84を回動して揺
動腕85・85を下方に回動し加熱ブロック86のエッジを受
板82上のフイルム片B・Bの舌片dの基部上に圧接して
フイルムを加熱溶融して折込線eを形成した後、エヤー
シリンダー88は回動軸84を逆転して加熱ブロック86をフ
イルム片B・Bから上昇せしめるように構成されてい
る。 更に前記折曲装置9は、第12図及び第13図に示すよう
に移動フレーム11に固定された支持フレーム91・91間の
下部に切欠溝92・92……を有する支持プレート93が固定
され、該支持プレート93の下部にロータリーアクチェタ
ー94によって往復回動する回転ロッド95が設けられ、該
回転ロッド95における前記切欠溝92の位置に舌片dの折
込バー96が夫々固定されていると共に前記支持プレート
93の上方にはシリンダー97で上下動する押圧プレート98
が設置されている。 従って前記折込線dを夫々加熱形成されたフイルム片
Bが支持プレート93上に移送されて間歇停止するとロー
タリーアクチェター94が作動して回転ロッド95が回動せ
しめて折込バー96が舌片dを重合部bに折込線eから折
曲した後この状態でエヤーシリンダー97が作動して押圧
プレート98が下降して折曲舌片dを重合部b上に折曲げ
押圧するように形成されている。 このように舌片dを重合部bに折込線eから折曲され
たフイルム片B・Bは折曲部戻し防止板13の下方に案内
された後、間歇移送されながらくせ付け装置14で前記舌
片dの折曲部を加熱されると共に加圧されて折ぐせを確
実に付ける。 前記折ぐせ付け装置14は第14図にすように、前部、中
部及び後部に順次配設された案内ロール141・141・141
と、中部案内ロール141の上方に設けられたフイルムを
屈曲せしめる誘導ロール142と、該誘導ロール142の上部
に軸部をスプリング143′を介して圧接される押圧ロー
ル143と、誘導ロール142の前部に近接自在に設けられた
加熱ブロック144と、前部案内ロール141と中部案内ロー
ル141間のフイルム片Bの表面に重合するフイルム片B
と略同巾の案内ベルト145とにより構成されていると共
に更に前記加熱ブロック144は取付片146及び間隔調節ス
トッパー147′と緩衝スプリング147″を有する作動板14
7を介して軸148を中心に揺動自在に形成され、前記作動
片147をエヤーシリンダー149で作動してフイルム片Bの
間歇移送時には加熱ブロック144を誘導ロール142に微小
間隙を保持するように近接せしめ、フイルム片Bの間歇
停止時には加熱ブロック144を誘導ロール142から離間す
るように構成されている。 従って折曲部戻し防止板13から折ぐせ付け装置14の前
部案内ロール141に間歇移送されたフイルム片Bは折曲
重合した舌片dが中部ロール141から誘導ロール142に向
け屈曲されても舌片dの折曲部がずれを生じないように
案内ベルト145で予め折曲舌片d部を抑えながら誘導し
て誘導ロール142に移送し、加熱ブロック144で折曲した
舌片dの折込線e部分を僅かに加熱溶融して折ぐせを付
け、次いで押圧ロール143で圧着して更にこれを確実に
保形するものである。 このようにして舌片dを折畳んだフイルム片Bは間歇
駆動ローラー5・5の後部に設置されたシーリングロー
ラー151とシーリングカッター152からなる公知のシール
カット装置15に間歇移送されその間歇停止時にV型カッ
ト部分を巾方向に溶着すると同時にカットして舌片dを
折畳んだ封筒等の袋Cを連続的に製造するものである。
【発明の効果】
本発明は折曲された舌片を有する長尺フイルム片を誘
導ロール部分において弾性のある折曲部を加熱ブロック
により加熱溶融して折ぐせを形成すると共にその直後を
更に押圧ロールで押圧して折曲部を一層確実に整形固定
して舌片を重合フイルム部上に確実に折畳むことができ
る。 また本発明は特にフイルム片を中部案内ロールから誘
導ロールに移送するためにフイルム片が表面側に屈曲さ
れて舌片の折曲部がズレようとするのをフイルム片表面
に当接した案内ベルトで防止しながら誘導ロールに案内
することにより、予め屈曲した舌片の正しい折曲部に加
熱ブロックで確実に折ぐせを付けることができ、従って
前記舌片の折曲部の加熱と相埃って舌片を確実に折畳ん
だ封緘及び集束包装の容易な封筒等のフイルム袋を連続
的に能率良く製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の要部の斜視図、第2図は分離装置の平
面図、第3図は同側面図、第4図は第2図IV−IV線断面
図、第5図は移動ガイド部分の平面図、第6図は同正面
図、第7図はV型カット装置の正面図、第8図は同平面
図、第9図は折込線加熱形成装置の平面図、第10図は同
一部の正面図、第11図は第10図X−X線断面図、第12図
は折曲装置の一部の正面図、第13図は同一部切欠平面
図、第14図はくせ付け装置の側面図である。 5……間歇駆動ローラー、6……分離装置、 7……V型カット装置、8……折込線加熱形成装置、 9……折曲装置、14……くせ付け装置、 141……案内ロール、142……誘導ロール、 143……押圧ロール、144……加熱ブロック、 145……案内ベルト、15……シールカット装置、 A……長尺フイルム、B……フイルム片、C……袋、 d……舌片、e……折込線。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】間歇移送されかつ舌片を折曲した長尺フイ
    ルム片を案内する前中後の三個の案内ロールを設け、前
    記中部案内ロールの上方に長尺フイルム片を蛇行状に屈
    曲移送するように誘導ロールを設け、該誘導ロールの上
    部に押圧ロールを圧接せしめると共に誘導ロールの前部
    に加熱ブロックを近接自在に設け、更に前部案内ロール
    と中部案内ロール間において長尺フイルムの舌片折曲部
    の表面に当接する圧接ベルトを沿設したことを特徴とす
    るフイルム製造機における舌片の折ぐせ付与装置。
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