JP3036538U - 箱封緘機用のテープ保持装置 - Google Patents

箱封緘機用のテープ保持装置

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JP3036538U
JP3036538U JP1996009797U JP979796U JP3036538U JP 3036538 U JP3036538 U JP 3036538U JP 1996009797 U JP1996009797 U JP 1996009797U JP 979796 U JP979796 U JP 979796U JP 3036538 U JP3036538 U JP 3036538U
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JP
Japan
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tape
tape holding
holding device
sealing machine
arm
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JP1996009797U
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English (en)
Inventor
穂生 梁
Original Assignee
禮安工業股▲分▼有限公司
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テープ保持部に延出部と両脇部とを備えるこ
とにより、テープの装置への接着やテープの位置ずれを
防止し、テープ貼り付け作業を容易かつ確実に行なうこ
とができる箱封緘機用のテープ保持装置を提供する。 【解決手段】 アーム12と前記アーム12に固定され
たテープガイド用ローラ軸14,16と、前記テープガ
イド用ローラ軸14,16の間のアーム12に固定され
たテープ保持部とを備え、前記テープ保持部は横長部1
8と、前記横長部18の横方向の両端部にそれぞれ形成
された両脇部19,20と、前記横長部18の縦方向の
一端部に形成された延出部181とを備え、前記横長部
18と前記両脇部19,20とは鋭角を成し、前記両脇
部19,20の先端部と前記延出部の先端部とは、前記
横長部18に対して同一側に突出し、テープ23は両脇
部19,20の内側より伸出し、延出部181により支
えられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、箱の開口部をテープにより封緘する箱封緘機用のテープ保持装置に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、箱封緘機を用いて箱の開口部をテープにより封緘することが、一般 的に行われている。以下、図1、2を用いて、箱封緘機の従来例について説明す る。図1は、箱封緘機の従来例の斜視図を示している。箱の搬送は、テーブル4 0の上面の複数のローラ42とコンベア44により行なう。そして、このテーブ ル40の上面には、下側テープ貼り付け手段Bが設けられている。さらに、この 下側テープ貼り付け手段Bの上方には、上側テープ貼り付け手段Aが設けられて いる。これら上側テープ貼り付け手段Aと下側テープ貼り付け手段Bにより、箱 の上側と下側の両方の開口部をテープにより封緘することが可能となる。
【0003】 図2に、前記したテープ貼り付け手段における、テープ保持部の詳細を示して いる。図2に示すように、L字形板30,31の間には回転ロッド26と圧着輪 29とが設けられている。回転ロッド26には、線状でL字形の線状枠体28が を固定されている。この線状枠体28の固定は、線状枠体28を回転ロッド26 と圧着板27との間に挟み込み、圧着板27をボルトにより回転ロッド26に固 定することにより行われる。線状枠体28は、回転ロッド26に固定されている ため、回転ロッド26が回転すれば、線状枠体28も回転する。図2に示した状 態は、線状枠体28の右回りの回転が、圧着輪29によって阻止されている状態 である。この状態であれば、テープを、線状枠体28と圧着輪29との間に保持 させることができる。
【0004】 このようにテープが保持された状態で、テープは右側方向に引き出される。こ の引き出しは、テープが圧着輪29によって箱開口部に圧着されながら行われる 。こうしてテープは、箱開口部を封緘することになる。一回のテープ貼り付けが 終わると、切断手段(図示せず)によりテープは切断される。この切断後におい ても、前記のテープ、線状枠体28と圧着輪29との関係は変わらない。したが って、テープは常に、線状枠体28と圧着輪29との間に保持された状態を維持 することができる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記のような構成では以下のような問題があった。 (1)前記したように、テープは、線状枠体28と圧着輪29との間に、常に保 持されている。また、線状枠体28をテープから引き離す方向(左回り)に、回 転させる手段も備えていない。このため、テープは常に線状枠体28に接着した 状態となる。このような状態では、前記接着によりテープが引き出しにくく、テ ープ貼り付け作業が妨げられるおそれがある。 (2)また、前記のような構成では、テープは、線状枠体28がテープに接触し ている部分でしか保持されていない。例えば、圧着輪29の軸方向については、 テープの位置ずれを防止する手段は備えていない。このため、テープの他の部分 が、折り畳まれたり、引き上げられたりした場合には、テープの位置ずれが生じ てしまい、テープ貼り付け作業が妨げられるおそれがある。
【0006】 本考案は前記の問題を解決するものであり、テープを確実に保持することによ り、テープの位置ずれを防止し、テープ貼り付け作業を容易かつ確実に行なうこ とができる箱封緘機用のテープ保持装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本考案の箱封緘機用のテープ保持装置は、箱の開 口部を、テープにより封緘する箱封緘機に用いるテープ保持装置であって、アー ムと前記アームに固定された複数のテープガイド用ローラ軸と、前記テープガイ ド用ローラ軸の間のアームに固定されたテープ保持部とを備え、前記テープ保持 部は横長部と、前記横長部の横方向の両端部にそれぞれ形成された両脇部と、前 記横長部の縦方向の一端部に形成された延出部とを備え、前記横長部と前記両脇 部とは鋭角を成し、前記両脇部の先端部と前記延出部の先端部とは、前記横長部 に対して同一側に突出していることを特徴とする。
【0008】 前記箱封緘機用のテープ保持装置においては、前記横長部と前記両脇部とはそ れぞれ独立の部材より成ることが好ましい。
【0009】 前記のような構成によれば、テープ保持部に設けられた、延出部によりテープ は持ち上げられるためテープの他の部分への接着が防止でき、かつ両脇部による テープの幅方向、上方向の移動の制限によりテープの位置ずれが防止できるため 、テープ貼り付け作業を容易かつ確実に行なうことができる。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、図面を用いて、本考案の箱封緘機用のテープ保持装置の一実施形態につ いて説明する。図3は、本考案の一実施形態のテープ保持装置を備えた箱封緘機 の一部を示す斜視図である。図4は、本考案の保持装置の一実施形態を示す斜視 図である。図中、本考案の保持装置に関係のある部分のみ符号を付けて説明し、 他の部分は説明を省略する。
【0011】 図3において、支持板10と11の間には、前後二つのテープ貼り付け手段が 設けられている。図中の左側のテープ貼り付け手段には、テープガイド用ローラ 軸15と、このローラ軸15が装着されているアーム13が設けられている。図 面の中央部には、テープカット用カッター保持具25とカッターカバー24が設 けられている。
【0012】 以下、図中の右側のテープ貼り付け手段について、図3、図4を用いて説明す る。アーム12は、バネ22により付勢された支持棒21により支持板11の一 面に取り付けられている。このアーム12には、テープガイド用ローラ軸14, 16が装着されている。この二本のローラ軸14,16の間には、L字形板17 が設けられている。このL字形板17上には、テープ保持部が形成されている。
【0013】 以下、このテープ保持部について、図4を用いて説明する。L字形板17上に は、横長部18が固着されている。横長部18の長手方向である横方向の両端部 には、それぞれ両脇部19と両脇部20とが設けられている。横長部18と両脇 部19,20とは鋭角を成す。横長部18の縦方向の一端部には延出部181が 形成されている。両脇部19,20の先端部と延出部181の先端部とは、横長 部18に対して同一側に突出している。なお、前記の両脇部19,20は横長部 18とそれぞれ独立した部材としても良い。
【0014】 以下、テープ23のある一部分が、テープガイド用ローラ軸16部からテープ ガイド用ローラ軸14部へ移動するまでの過程を説明しながら、テープ23とテ ープ保持部との位置関係について図4、5を用いて説明する。図5は、テープ2 3とテープ保持部との位置関係を示す断面図であり、説明に不要な部分は図示を 省略している。
【0015】 まず、テープ23はテープガイド用ローラ軸16に取り付けられたローラ33 の下側を経由する。次に、テープ23は、両脇部19と20の間を通過する。こ の両脇部19,20部では、テープ23の幅方向の両端部は、両脇部19と20 の内側にある。テープ23の上下方向については、テープ23は、横長部18の 上側にあって、かつ両脇部19,20の下側にある。また、延出部181は、テ ープ23の下側にある。テープ23は、延出部181側が粘着面である。
【0016】 前記のような位置関係では、テープ23は延出部181によって、上側に持ち 上げられていることになる。だだし、テープ23は延出部181部において上側 に持ち上げられるものの、横長部18部においては両脇部19,20によって、 上側への移動は、一定位置で阻止される。したがって、テープ23には、延出部 181部からローラ軸16にかけて、延出部181部を頂点とした傾斜が生じる 。この傾斜によって、横長部18部では、テープ23は横長部18部に対して浮 き上がった状態となる。このため、テープ23は横長部18部とは接着しない。 したがって、テープ23の引き出しによる移動は容易となる。もちろん、テープ 23は延出部181部において粘着面が延出部181に接しているが、接触面積 は極くわずかであり、テープの移動を妨げるものではない。
【0017】 また、テープ23の幅方向、上方向については、両脇部19,20によって移 動が制限されるため、テープ23の位置ずれが生じることも無い。
【0018】 延出部181を通過したテープ23は、テープガイド用ローラ軸14に取り付 けられたローラ32の下側を経由して、箱の開口部に接着し、箱の開口部を封緘 することになる。
【0019】
【考案の効果】
以上のように、本考案の箱封緘機用テープ保持装置によれば、テープ保持部に 設けられた、延出部によりテープは持ち上げられるためテープの他の部分への接 着が防止でき、かつ両脇部によるテープの幅方向、上方向の移動の制限によりテ ープの位置ずれが防止できるため、テープ貼り付け作業を容易かつ確実に行なう ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の箱封緘機の一例の斜視図
【図2】従来のテープ保持装置の一例の斜視図
【図3】本考案のテープ保持装置の一実施形態を備えた
箱封緘機の一例の斜視図
【図4】本考案のテープ保持装置の一実施形態の斜視図
【図5】本考案のテープ保持装置における、一実施形態
のテープとテープ保持部との位置関係を示す断面図
【符号の説明】
12,13 アーム 14,15,16 テープガイド用ローラ軸 17 L字形板 18 横長部 181 延出部 19,20 両脇部 21 支持棒 22 バネ 23 テープ 26 回転ロッド 27 圧着板 28 線状枠体 29 圧着輪 30,31 L字形板 32,33,42 ローラ 40 テーブル 44 コンベア A,B テープ貼り付け手段

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱の開口部を、テープにより封緘する箱
    封緘機に用いるテープ保持装置であって、アーム(1
    2)と前記アーム(12)に固定された複数のテープガ
    イド用ローラ軸(14,16)と、前記テープガイド用
    ローラ軸(14,16)の間のアーム(12)に固定さ
    れたテープ保持部とを備え、前記テープ保持部は横長部
    (18)と、前記横長部(18)の横方向の両端部にそ
    れぞれ形成された両脇部(19,20)と、前記横長部
    (18)の縦方向の一端部に形成された延出部(18
    1)とを備え、前記横長部(18)と前記両脇部(1
    9,20)とは鋭角を成し、前記両脇部(19,20)
    の先端部と前記延出部(181)の先端部とは、前記横
    長部(18)に対して同一側に突出していることを特徴
    とする箱封緘機用のテープ保持装置。
  2. 【請求項2】 前記横長部(18)と前記両脇部(1
    9,20)とはそれぞれ独立の部材より成る請求項1記
    載の箱封緘機用のテープ保持装置。
JP1996009797U 1996-09-30 1996-09-30 箱封緘機用のテープ保持装置 Expired - Lifetime JP3036538U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108216768A (zh) * 2018-03-21 2018-06-29 广泰精密冲压(苏州)有限公司 一种高性能笔记本壳体的自动化后端打包输送装置

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