JP2832767B2 - 分散供給装置 - Google Patents
分散供給装置Info
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Description
に分散させる分散供給装置に関する。
ら、その計量値同士の組合せ重量が目標重量に近くなる
組合せを選定して、この組合せに選定された物品をひと
まとめにして排出させる組合せ計量装置が従来より実用
化されている。
するために、分散供給装置を用いて、複数の計量部に目
標重量のほぼ整数分の1ずつ物品を供給するようにして
いる。
る従来の分散供給装置の平面図、図14は、そのA−A
線断面図である。
置10は、組合せ計量装置の筐体1の上面1aに設けら
れている。
れる物品を、外側へ分散排出する分散フィーダ11と、
分散フィーダ11の周りに放射状に配置された複数の直
進フィーダ15、15、…、15によって構成されてい
る。
2を、振動器13によって上下に振動させ、受け板12
の頂部12aに供給される物品Wを放射状に分散させな
がら、受け板12の周縁部12b側へ搬送する。
16によって搬送台17の搬送面17aを矢印B方向に
振動させ、分散フィーダ11から受けた物品を、両側か
らガイド部17bでガイドしながら、外側へ水平に搬送
する。
図14に示すように筐体1の側面1bに設けられた計量
部2、2、…、2へ供給され、計量を受ける。
進フィーダ15の振動時間と振動強度によって決まるた
め、この種の計量装置では、その計量結果に基づいて、
直進フィーダ15の振動時間や振動強度をフィードバッ
ク制御して、毎回の供給量を所定量に近づけるようにし
ている。
の計量装置で大きな目標重量の物品をひとまとめにしよ
うとすると、分散供給装置10の直進フィーダ15の振
動時間と振動強度を大幅に増加しなければならない。
と、毎回の物品供給時間が長くなり、計量装置全体の計
量効率が大きく低下してしまう。また、振動強度を大幅
に増加すると、フィーダの寿命が著しく短くなり、計量
部に対する振動の影響も無視できなくなり、計量精度の
低下を招くという問題があった。
装置では、計量装置側に悪影響を与えずに、物品供給量
を大幅に変化させることは極めて困難であった。
ーダの受け板上に物品がない状態で、跳ねやすい物品を
上方から供給すると、その物品の多くが受け板に当たっ
て計量装置外に飛散してしまうという問題があった。
悪影響を与えることなく、物品供給量を可変できる分散
供給装置を提供することを目的としている。
に、本発明の請求項1の分散供給装置は、受け板を振動
させて、該受け板上の物品を周縁部に向けて搬送する分
散フィーダと、前記分散フィーダの前記受け板の周縁部
から搬出される物品をそれぞれの搬送面で受けて所定方
向に搬送する複数の直進フィーダと、前記分散フィーダ
の受け板の上方に配置され、上方から供給される物品を
前記受け板上へ通過させる筒体と、制御信号に応じて前
記筒体を昇降させる昇降装置と、 前記筒体とともに昇降
し、前記受け板上に供給される物品の高さを検出するセ
ンサとを備えている。また、本発明の請求項2の分散供
給装置は、 受け板を振動させて、該受け板上の物品を周
縁部に向けて搬送する分散フィーダと、 前記分散フィー
ダの前記受け板の周縁部から搬出される物品をそれぞれ
の搬送面で受けて所定方向に搬送する複数の直進フィー
ダと、 前記分散フィーダの受け板の上方に配置され、上
方から供給される物品を前記受け板上へ通過させる筒体
と、 制御信号に応じて前記筒体を昇降させる昇降装置
と、 前記筒体の下縁に取り付けられた圧力センサとを備
えている。
供給装置では、上方からの物品は、筒体内を通過して分
散フィーダの受け板上に供給される。受け板上の物品
は、筒体の下縁と受け板との間隔で規制されながら、受
け板の周縁部へ搬送されて各直進フィーダへ搬入され
る。昇降装置によって筒体の高さが可変されると、筒体
の下縁部と受け板との間隔で規制される物品の層厚が変
化し、直進フィーダから排出される物品の量が変化す
る。また受け板上の物品の高さは筒体とともに昇降する
センサによって検出され、このセンサの出力によって筒
体への物品供給を行なうことができ、受け板上の物品の
層厚を常に筒体により安定に規制できる。また、筒体の
下縁に圧力センサを設けたので、受け板上の物品と筒体
との接触状態を検出することができる。
明する。
1上に設けられた一実施例の分散供給装置20の平面
図、図1は、図2のC−C線拡大断面図、図3は、要部
の斜視図である。
進フィーダ15は、前述の従来装置と同一なので同一符
号を付して説明を省略する。
の上方には、プラスチック等の軽量な材料で形成された
中空の筒体21が、受け板12と同心状に配置されてい
る。
物品を中心方向へ案内する逆円錐状のガイド部22が形
成されており、下部の円筒部23の外周には、2つの投
光器24、25が上下に所定間隔で取付けられている。
心を通過して、反対側にそれぞれ取付けられている受光
器26、27で受光される。
8、28、…、28が所定間隔で円周に沿って取付けら
れている。
形成された昇降装置30、50によって両側から支持さ
れている。
の搬送台17をはさむように立設された支柱31、3
1、51、51には、昇降装置取付板32、52がそれ
ぞれ固定されている。
ータ取付板33、53が固定され、その下方には、軸受
け板34、54が固定されている。
グモータ(以下、モータと記す)35、55が固定さ
れ、そのモータ軸には、ネジシャフト36、56の一端
が連結されている。
け板34、54の軸受け37、57にそれぞれ支持され
ている。 モータ取付板33、53と軸受け板34、5
4の間には、昇降板38、58が配置されている。
9、39、59、59の規制によって上下方向の移動の
みが可能となっており、この昇降板38、58には、ネ
ジシャフト36、56が貫通するように螺合している。
に回転すると、昇降板38、58は、ともにその回転方
向に応じて上方または下方に移動する。
びた主アーム40、60と、補強アーム41、61が固
定されている。
0の先端は、筒体21の円筒部23の外径より僅かに大
きな内径を有する支持リング45に固定されている。
ら差し込まれるようにして装着され、下方からの力を受
けると支持リング42から上方に抜けるように移動す
る。
には、最下部まで下降した昇降板58に当接してオンす
る下限スイッチ62が取付けられている。
5は、図4に示すように、昇降制御装置70によって同
時駆動される。
71がオン操作されると、昇降板38、58を上昇させ
る方向にモータ35、55を同時駆動し、下降スイッチ
72がオン操作されると、昇降板38、58を下降させ
る方向にモータ35、55を同時駆動する。
62がオンすると、モータ35、55による昇降板の下
降を停止させ、この停止位置を昇降の原点位置に設定
し、以後の昇降板38、58の高さを、モータ35、5
5へ送られるパルス数とネジシャフトのピッチから算出
して、表示器73に表示する。
は、圧力判定回路74へ入力されている。圧力判定回路
74は、各圧力センサ28の出力のうち、所定値を越え
るものがあったとき、異常信号を昇降制御装置70へ送
出する。昇降制御装置70は、この異常信号を受ける
と、筒体21を所定距離上昇させるためのパルス信号
を、モータ35、55へ送出した後、筒体21を元の位
置まで下降させる。
ら、品種毎のプリセットデータ、センサ選択信号および
過不足信号が入力されている。
ら供給される物品量が、品種によって予めきめられた供
給量となるための筒体の高さを示す値である。また、セ
ンサ選択信号は、通常運転時に2つの受光器26、27
のうち、どちらの受光器の受光信号に基づいて、供給コ
ンベア80から物品を供給させるかを指定するもので、
プリセットデータとともに物品の品種で決まる。過不足
信号は、計量部2の計量結果の平均値が、所定の範囲を
越えたときに、計量装置側から入力されもので、平均値
が所定範囲より小さいときには、筒体21を所定距離だ
け上昇させるための不足信号が入力され、逆に平均値が
所定範囲より大きいときには、筒体21を所定距離だけ
下降させるための過剰信号が入力される。
て説明する。
開始されるときには、分散フィーダ11の受け板12上
に物品が全く無い状態から、物品を供給コンベア80か
ら供給する。この場合には、下降スイッチ72をオン操
作して、昇降板38、58を下降させるためのパルスを
両昇降装置30、50のモータ35、55へ送出し、図
5に示すように、下限スイッチ62がオンする位置、即
ち筒体21の下縁の圧力センサ28が受け板12の傾斜
面にほぼ当接する位置まで下降させる。
設定がなされるとともに、供給コンベア80に対して物
品要求信号が出力される。
2上に物品が落下供給される。供給される最初の物品
は、受け板12に当たって跳ねるが、受け板12の頂部
12aを囲む筒体21の内壁に当たって戻るため、物品
は、機外へ飛散することなく、筒体21内に蓄積され
る。
ットデータと受光器26を指定する選択信号が入力され
ているとすると、供給コンベア80からの物品供給は、
受光器26が非受光状態になるまで継続される。
供給されると、昇降装置30、50のモータ35、55
に対して、筒体21を、プリセットデータに対応した距
離だけ上昇させるためのパルスが入力され、筒体21
は、両昇降板38、58の上昇にしたがって、図6のよ
うに所定距離だけ上昇する。
器13および各直進フィーダ15の振動器16が一斉に
駆動される。
いた物品は、筒体21の下縁によって層厚が一様に規制
された状態で、各直進フィーダ15上を搬送して、各計
量部2へ供給される。各計量部2では、供給物品の計量
が行なわれ、その計量結果に基づいて組合せ選定がなさ
れ、選定された物品は、計量部2から排出される。
ダ15は一定時間振動駆動され、新たな物品が空の計量
部2へ供給される。
がなされるが、計量動作が継続している間に、計量装置
側から不足信号が入力されると、筒体21が所定距離上
昇して、受け板12上の物品層厚が増し、計量部2に対
する物品供給量が増加する。また、逆に計量装置側から
過剰信号が入力されると、筒体21が所定距離下降し
て、受け板12上の物品層厚が減少し、計量部2に対す
る物品供給量が減少する。
データが入力された場合や、同一品種で組合せ目標重量
の大幅変更のために上昇スイッチ71がオン操作された
場合には、図7に示すように、筒体21がより高い位置
まで上昇する。このため、受け板12上の物品層厚が大
幅に増加し、計量部2に対する物品供給量も大幅に増加
する。
2a上の物品の高さが、受光器26より下がると、新た
な物品が供給コンベア80から供給されるため、筒体2
1の高さが変わらない状態では、各直進フィーダ15上
の物品の層厚はほとんど変化せず、一定時間の振動によ
って、計量部2へ供給される物品の量はほぼ一定とな
る。また、筒体21の上昇とともに、投受光器24〜2
7も上昇するた、筒体21内の物品量は、ほぼ一定とな
り、その下縁によって分散フィーダ11の層厚が規制さ
れている状態が安定して継続する。
1の下縁と受け板12との間に、物品が引掛かってしま
った場合には、この引掛かり部分の圧力センサ28の信
号変化による異常信号が昇降制御装置70に入力される
ため、昇降装置30、50に対して、筒体21を所定距
離だけ上昇させるパルスが入力され、筒体21は、図9
に示すように所定距離上昇した後、再び元の高さに戻
る。
板12の間に引掛かっていた物品は直進フィーダ15方
向へ搬送される。
と受け板12との間にある物品に対して、筒体12の全
荷重が一度にかからないように、圧力センサ28の信号
に基づいて、徐々になされる。
指定された場合について説明したが、筒体21の下端の
受光器27が指定された場合には、図10に示すよう
に、受け板12の頂部12a上の物品の高さが、受光器
27の高さとほぼ等しい状態を維持しながら、物品の分
散供給がなされ、筒体21を図11に示すように、さら
に上昇させれば、前記同様に、受け板12上の物品層厚
が増し、計量部2に対する物品供給量を大幅に増加させ
ることができる。
0、50によって、筒体21を両側から支持して昇降さ
せていたが、一方の昇降装置のみによって昇降するよう
にしてもよく、その昇降機構についても、ネジシャフト
による昇降だけでなく、チェーン等による昇降機構を用
いてもよい。
けた下限スイッチ62によって、筒体の原点位置を設定
するようにしていたが、筒体の上限位置にスイッチを設
けて、この上限位置を原点位置にするようにしてもよ
く、その中間に原点位置を設定するようにしてもよい。
物品の引っ掛かりが発生したことを圧力センサ28の信
号変化によって検出していたが、この物品引っ掛かり
は、計量部2の計量結果の大幅な減少変化で検出するこ
ともできるため、物品引っ掛かり時の筒体の上昇は、計
量装置側からの信号を受けて行い、筒体が下降するとき
の物品に対する荷重を防ぐためだけに、この圧力センサ
28を用いるようにしてもよい。
チック等の軽量材で形成するとともに、筒体21が下降
したときに、物品に対して筒体21の自重以上の力が加
わらないように、支持リング45で筒体21を支持して
いたが、例えば図12に示すように支持してもよい。
固定し、主アーム40′の他端側にはバランス重り81
を取付け、この主アーム40′の右回りのモーメントが
左回りのモーメントより僅かに大きくなる支点P位置
を、昇降装置(図示せず)によって昇降させるように構
成し、その右回りの回動を規制部材82で規制する。
金属等で形成しても、下降時における物品への荷重は少
なくて済む。また、筒体21の支持をバネ材等を介して
行なっても同様の効果が得られる。
の分散供給装置は、分散フィーダの受け板の上方に配置
された筒体を、昇降装置によって昇降できるようにする
とともに、受け板上の物品の高さを検出するセンサを筒
体とともに昇降させるように構成したので、その筒体の
高さを制御信号によって可変するだけで、計量機側への
悪影響を与えずに受け板上の物品の層厚を常に筒体によ
り安定にしかも大幅に可変することができ、物品の機外
への飛散も防止することができる。また、請求項2の分
散供給装置は、筒体の下縁に圧力センサを設けたので、
受け板上の物品と筒体との接触状態を検出することがで
き、物品の円滑な供給が行なえる。
る。
ある。
ある。
ある。
図である。
図である。
面図である。
面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】受け板を振動させて、該受け板上の物品を
周縁部に向けて搬送する分散フィーダと、 前記分散フィーダの前記受け板の周縁部から搬出される
物品をそれぞれの搬送面で受けて所定方向に搬送する複
数の直進フィーダと、 前記分散フィーダの受け板の上方に配置され、上方から
供給される物品を前記受け板上へ通過させる筒体と、 制御信号に応じて前記筒体を昇降させる昇降装置と、 前記筒体とともに昇降し、前記受け板上に供給される物
品の高さを検出するセンサとを備えた 分散供給装置。 - 【請求項2】受け板を振動させて、該受け板上の物品を
周縁部に向けて搬送する分散フィーダと、 前記分散フィーダの前記受け板の周縁部から搬出される
物品をそれぞれの搬送面で受けて所定方向に搬送する複
数の直進フィーダと、 前記分散フィーダの受け板の上方に配置され、上方から
供給される物品を前記受け板上へ通過させる筒体と、 制御信号に応じて前記筒体を昇降させる昇降装置と、 前記筒体の下縁に取り付けられた圧力センサとを備えた
分散供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3173125A JP2832767B2 (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | 分散供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3173125A JP2832767B2 (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | 分散供給装置 |
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JP10071354A Division JP2981660B2 (ja) | 1998-03-05 | 1998-03-05 | 分散供給装置 |
JP10071352A Division JP2981658B2 (ja) | 1998-03-05 | 1998-03-05 | 分散供給装置 |
JP10071351A Division JP3074602B2 (ja) | 1998-03-05 | 1998-03-05 | 分散供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH04371414A JPH04371414A (ja) | 1992-12-24 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP3173125A Expired - Fee Related JP2832767B2 (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | 分散供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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CN113307045B (zh) * | 2021-05-10 | 2022-10-04 | 广西师范大学 | 一种多工位送料控制系统及方法 |
CN114634003B (zh) * | 2022-05-11 | 2022-08-12 | 江苏南晶红外光学仪器有限公司 | 一种清洗镜片用双层输送线 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1991
- 1991-06-18 JP JP3173125A patent/JP2832767B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH04371414A (ja) | 1992-12-24 |
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