JPH055724U - 分散供給装置 - Google Patents

分散供給装置

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JPH055724U
JPH055724U JP6272391U JP6272391U JPH055724U JP H055724 U JPH055724 U JP H055724U JP 6272391 U JP6272391 U JP 6272391U JP 6272391 U JP6272391 U JP 6272391U JP H055724 U JPH055724 U JP H055724U
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JP
Japan
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feeder
article
shaft
dispersion
articles
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Pending
Application number
JP6272391U
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English (en)
Inventor
正寛 藤村
文祐 政
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Anritsu Corp
Original Assignee
Anritsu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 分散フィーダからの物品を複数の直進フィー
ダを介して分散供給する分散供給装置において、フィー
ダの振動を変えずに物品供給量を可変する。 【構成】 分散フィーダ21の振動軸23には、ステッ
ピングモータ24に連結されたネジシャフト25の回動
によって昇降する昇降軸27が設けられている。昇降軸
27の先端に取付けられた上支持板31と振動軸23に
取付けられた下支持板32の間には、バネ体33が支持
されている。バネ体33の外表は、ゴム製のカバー体3
4によって覆われている。物品受け面を形成するカバー
体34の周縁部34aには、複数の直進フィーダ15が
放射状に配置されている。ステッピングモータ24が駆
動され、昇降軸27が昇降すると、カバー体34の中央
部の高さが変化するため、直進フィーダ15上の物品の
層厚が変化する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、物品を複数の搬送経路に分散させる分散供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、複数の計量部で計量した物品のなかから、その計量値同士の組合せ重 量が目標重量に近くなる組合せを選定して、この組合せに選定された物品をひと まとめにして排出させる組合せ計量装置が従来より実用化されている。 この種の計量装置では、組合せ精度を高くするために、分散供給装置を用いて 、複数の計量部に目標重量のほぼ整数分の1ずつ物品を供給するようにしている 。
【0003】 図9は、組合せ計量装置に用いられている従来の分散供給装置の平面図、図1 0は、そのA−A線断面図である。
【0004】 これらの図で示されるように、分散供給装置10は、組合せ計量装置の筐体1 の上面1aに設けられている。
【0005】 分散供給装置10は、上方から落下供給される物品を、外側へ分散排出する分 散フィーダ11と、分散フィーダ11の周りに放射状に配置された複数の直進フ ィーダ15、15、…、15によって構成されている。
【0006】 分散フィーダ11は、円錐状の受け板12を、振動器13によって上下に振動 させ、受け板12の頂部12aに供給される物品Wを放射状に分散させながら、 受け板12の周縁部12b側へ搬送する。
【0007】 各直進フィーダ15は、それぞれの振動器16によって搬送台17の搬送面1 7aを矢印B方向に振動させ、分散フィーダ11から受けた物品を両側のガイド 部17bでガイドしながら、外側へ水平に直進搬送する。
【0008】 直進フィーダ15から排出される物品は、図10に示すように筐体1の側面1 bに設けられた計量部2、2、…、2へ供給され、計量を受ける。
【0009】 計量部2に毎回供給される物品の量は、直進フィーダ15の振動時間と振動強 度によって決まるため、この種の計量装置では、その計量結果に基づいて、直進 フィーダ15の振動時間や振動強度をフィードバック制御して、毎回の供給量を 所定量に近づけるようにしている。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この種の計量装置で大きな目標重量の物品をひとまとめにしよ うとすると、分散供給装置10の直進フィーダ15の振動時間と振動強度を大幅 に増加しなければならない。
【0011】 ところが、振動時間を大幅に増加させると、毎回の物品供給時間が長くなり、 計量装置全体の計量効率が大きく低下してしまう。また、振動強度を大幅に増加 すると、フィーダの寿命が著しく短くなり、計量部に対する振動の影響も無視で きなくなり、計量精度の低下を招くという問題があった。
【0012】 このような制限によって、従来の分散供給装置では、計量装置側に悪影響を与 えずに、物品供給量を大幅に変化させることは極めて困難であった。 本考案は、この課題を解決した分散供給装置を提供することを目的としている 。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本考案の分散供給装置は、 物品受け面を振動させて、前記物品受け面のほぼ中央部上に供給された物品を 、周縁部に向けて搬送する分散フィーダと、 前記分散フィーダの前記物品受け面の周縁部から搬出される物品をそれぞれの 搬送面で受けて所定方向に水平搬送する複数の直進フィーダとからなる分散供給 装置において、 前記分散フィーダに、制御信号に応じて前記物品受け面周縁部に対する中央部 の高さを可変する高さ可変装置を設けている。
【0014】
【作用】
このように構成されているため、本考案の分散供給装置では、高さ可変装置に よって、分散フィーダの物品受け面の周縁部に対する中央部の高さが可変される と、物品受け面上の物品の層厚が変化し、直進フィーダから排出される物品の量 が変化する。
【0015】
【実施例】
以下、図面に基づいて本考案の一実施例を説明する。
【0016】 図2は、前記同様に組合せ計量装置の筐体1上に設けられた一実施例の分散供 給装置20の平面図、図1は、図2のC−C線断面図、図3は、要部の斜視図で ある。
【0017】 これらの図で、分散フィーダ21には、物品受け面の中央部の高さを可変する ための高さ可変装置が一体に設けられている。
【0018】 即ち、振動器22によって上下に振動駆動される振動軸23は、中空の筒状に 形成されている。
【0019】 振動軸23内の下部には、ステッピングモータ(以下、モータと記す)24が 固定され、その回転軸24aには、所定ピッチのネジ山を有するネジシャフト2 5が連結されている。
【0020】 モータ24の上方には、振動軸23の内径より僅かに小さい外形を有する昇降 軸27が配置されている。
【0021】 この昇降軸27の下部には、ネジ穴28が設けられており、ネジシャフト25 は、このネジ穴28に螺合されている。
【0022】 なお、振動軸23の側面には、ガイドスリット29が縦に設けられており、昇 降軸27の外周には、このガイドスリット29に係合する突起30が取付けられ ている。
【0023】 したがって、モータ24が回転駆動されてネジシャフト25が回転すると、昇 降軸27は、ガイドスリット29に係合している突起30によって回転が規制さ れた状態で上昇または下降する。
【0024】 昇降軸27の上端には、円板状の上支持板31が取付けられている。また、振 動軸23の外周には、上支持板31より径の大きい下支持板32が取付けられて いる。
【0025】 上支持板31と下支持板32の周縁には、下方に向かう程、巻き径が大きくな るバネ体33の上部と下部がそれぞれ固定されている。
【0026】 バネ体33の外表面は、ゴム等の伸縮材で形成されたカバー体34に覆われて いる。
【0027】 分散フィーダ21の物品受け面を形成するこのカバー体34の中心部34aは 、上支持板31の上面側に、止め部材35によって挟着固定されている。また、 カバー体34の周縁部34bは、下支持板32の下面側に、リング体36によっ て挟着固定されている。
【0028】 このカバー体34の周縁部34aの下方には、直進フィーダ15、15、…、 15が放射状に配置されている。
【0029】 なお、隣接する直進フィーダ15の搬送台17間の隙間からは、センサ取り付 け棒41、42が立設されており、一方のセンサ取り付け棒41の上端には、分 散フィーダ21の止め部材35の上方を通るビーム光を投光する投光器43が取 付けられている。
【0030】 また、他方のセンサ取り付け棒42の上端には、投光器43からのビーム光を 受光する受光器44が取付けられている。
【0031】 投光器43および受光器44は、分散供給装置20に対する物品の供給状態を 検出するためのセンサであり、受光器44が受光状態になると、供給コンベア5 0から新たな物品が供給される。
【0032】 次に、この分散供給装置20の動作について説明する。
【0033】 図4は、昇降軸27が最上部にあるときの物品Wの搬送状態を示している。
【0034】 このとき、上方の供給コンベア50から供給される物品は、カバー体34の中 心部から周縁方向へ分散され、各直進フィーダ15へ排出される。
【0035】 各直進フィーダ15は、分散フィーダ21の周縁の物品層厚と連続する層厚で 物品を計量部2へ供給する。計量部2に供給された物品は、計量を受け、組合せ に設定された場合には、計量部2から排出される。空になった計量部2には、直 進フィーダ15から新たな物品が供給される。
【0036】 なお、この物品供給が継続して、止め部材35上の物品が減少すると、受光器 44が受光状態となり、新たな物品が供給コンベア50から供給されるため、分 散フィーダ21上の物品の層厚の大きな変動は発生しない。
【0037】 ここで、モータ24に対して、昇降軸27を所定距離下げるための制御パルス 信号が入力されると、ネジシャフト25の回転によって、図5に示すように、昇 降軸27が所定高さまで下降し、分散フィーダ21の傾斜が緩やかになる。
【0038】 このため、カバー体34上の物品層厚は増し、直進フィーダ15上の物品の層 厚も増加する。したがって、直進フィーダ15から、計量部2へ供給される物品 の量は、直進フィーダ15の振動時間が同じであっても、図4に示した状態より 大幅に増加することになる。
【0039】 なお、上記説明は、計量部2への物品供給量を大幅に増加させる場合であった が、物品の種類や計量部2の計量結果の平均値の変動等に対応させて、昇降軸2 7の昇降を自動的に行うようにしてもよい。
【0040】 また、この実施例では、カバー体34の中心部34aを下げたときに、その傾 斜が緩やかになったことによる物品層厚の増加と、中心部34aと受光器44と の段差が増したことによる中心部34a上の物品層厚の増加が加わって、計量部 2に対する物品供給量が大幅に増加しているが、例えば、投光器43と受光器4 4の高さを、カバー体34の中心部34aの高さ変化に追従させることによって 、中心部34a上の物品層厚が常に一定になるようにしてもよい。この場合でも 周縁部34bに対する中心部34aの高さ変化だけで物品供給量を可変すること ができる。
【0041】 また、前記実施例では、バネ体33の外表面を伸縮性を有するカバー体34で 覆っていたが、図6に示すように、バネ体33の代りに、上支持板31と下支持 板32との間に中支持板40を設けて、この中支持板40によって、カバー体3 4を内側から支持するようにしてもよい。この場合、中支持板40を昇降軸27 に対して上下に可動できるようにすれば、カバー体34の中心部34aの高さを 大きく可変することができる。
【0042】 また、図7に示すように、中支持板40を、昇降軸27と連動する昇降軸41 によって昇降させるようにしてもよく、カバー体34を省略して、各支持板を物 品受け面とすることも可能である。
【0043】 また、図8の(a)に示すように、リング状に形成した下支持板60を、その 下方から振動軸23によって支持するように構成すれば、同図の(b)に示すよ うに昇降軸27を最下部まで下げたときに、物品受け面の中央が周縁部より下方 に下がるため、計量開始時等に、供給コンベア50から供給される物品を機外へ 飛散させることなく、収容することができる。
【0044】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の分散供給装置は、分散フィーダの高さ可変装置 に制御信号を送ることによって、分散フィーダの物品受け面の中央部の高さを、 周縁部に対して可変し、分散フィーダ上の物品の層厚を大幅に増減できるように しているため、直進フィーダの振動時間や振動強度を可変しなくても、物品の供 給量を大幅に可変することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2のC−C線拡大断面図である。
【図2】一実施例の平面図である。
【図3】一実施例の要部の斜視図である。
【図4】一実施例の動作を説明するための拡大断面図で
ある。
【図5】一実施例の動作を説明するための拡大断面図で
ある。
【図6】本考案の他の実施例の要部を示す概略側面図で
ある。
【図7】本考案の他の実施例の要部を示す概略側面図で
ある。
【図8】本考案の他の実施例の要部を示す概略斜視図で
ある。
【図9】従来装置の平面図である。
【図10】図9のA−A線断面図である。
【符号の説明】
15 直進フィーダ 17 搬送台 17a 搬送面 20 分散供給装置 21 分散フィーダ 22 振動器 23 振動軸 24 ステッピングモータ 25 ネジシャフト 27 昇降軸 29 ガイドスリット 30 突起 31 上支持板 32 下支持板 33 バネ体 34 カバー体 35 止め部材 36 リング部材 50 供給コンベア

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】物品受け面を振動させて、前記物品受け面
    のほぼ中央部上に供給された物品を、周縁部に向けて搬
    送する分散フィーダと、 前記分散フィーダの前記物品受け面の周縁部から搬出さ
    れる物品をそれぞれの搬送面で受けて所定方向に水平搬
    送する複数の直進フィーダとからなる分散供給装置にお
    いて、 前記分散フィーダに、制御信号に応じて前記物品受け面
    周縁部に対する中央部の高さを可変する高さ可変装置を
    設けたことを特徴とする分散供給装置。
JP6272391U 1991-07-12 1991-07-12 分散供給装置 Pending JPH055724U (ja)

Priority Applications (1)

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JP6272391U JPH055724U (ja) 1991-07-12 1991-07-12 分散供給装置

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JP6272391U JPH055724U (ja) 1991-07-12 1991-07-12 分散供給装置

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JPH055724U true JPH055724U (ja) 1993-01-26

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ID=13208569

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JP6272391U Pending JPH055724U (ja) 1991-07-12 1991-07-12 分散供給装置

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JP (1) JPH055724U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016009895A1 (ja) * 2014-07-18 2016-01-21 株式会社イシダ 組合せ計量装置
JP2016217720A (ja) * 2015-05-14 2016-12-22 大和製衡株式会社 組合せ秤

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