JP2533199Y2 - 分散供給装置 - Google Patents

分散供給装置

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JP2533199Y2
JP2533199Y2 JP5372691U JP5372691U JP2533199Y2 JP 2533199 Y2 JP2533199 Y2 JP 2533199Y2 JP 5372691 U JP5372691 U JP 5372691U JP 5372691 U JP5372691 U JP 5372691U JP 2533199 Y2 JP2533199 Y2 JP 2533199Y2
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正寛 藤村
文祐 政
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、物品を複数の搬送経路
に分散させる分散供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、複数の計量部で計量した物品の
なかから、その計量値同士の組合せ重量が目標重量に近
くなる組合せを選定して、この組合せに選定された物品
をひとまとめにして排出させる組合せ計量装置が従来よ
り実用化されている。
【0003】この種の計量装置では、組合せ精度を高く
するために、分散供給装置を用いて、複数の計量部に目
標重量のほぼ整数分の1ずつ物品を供給するようにして
いる。
【0004】図6は、組合せ計量装置に用いられている
従来の分散供給装置の平面図、図7は、そのA−A線断
面図である。
【0005】これらの図で示されるように、分散供給装
置10は、組合せ計量装置の筐体1の上面1aに設けら
れている。
【0006】分散供給装置10は、上方から落下供給さ
れる物品を、外側へ分散排出する円形傘状の分散フィー
ダ11と、分散フィーダ11の周りに放射状に配置され
た複数の直進フィーダ15、15、…、15によって構
成されている。
【0007】分散フィーダ11は、円形傘状の受け板1
2を、振動器13によって上下に振動させ、受け板12
の頂部12aに供給される物品Wを放射状に分散させな
がら、受け板12の周縁部12b側へ搬送する。
【0008】各直進フィーダ15は、それぞれの振動器
16によって搬送台17の搬送面17aを矢印B方向に
振動させ、分散フィーダ11から受けた物品を両側ガイ
ド部17bでガイドしながら、外側へ水平に直進搬送す
る。
【0009】直進フィーダ15から排出される物品は、
図7に示すように筐体1の側面1bに設けられた計量部
2、2、…、2へ供給され、計量を受ける。
【0010】計量部2に毎回供給される物品の量は、直
進フィーダ15の振動時間と振動強度によって決まるた
め、この種の計量装置では、その計量結果に基づいて、
直進フィーダ15の振動時間や振動強度をフィードバッ
ク制御して、毎回の供給量を所定量に近づけるようにし
ている。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の計量装置で大きな目標重量の物品をひとまとめにしよ
うとすると、分散供給装置10の直進フィーダ15の振
動時間と振動強度を大幅に増加しなければならない。
【0012】ところが、振動時間を大幅に増加させる
と、毎回の物品供給時間が長くなり、計量装置全体の計
量効率が大きく低下してしまう。また、振動強度を大幅
に増加すると、フィーダの寿命が著しく短くなり、計量
部に対する振動の影響も無視できなくなり、計量精度の
低下を招くという問題があった。
【0013】このような制限によって、従来の分散供給
装置では、計量装置側に悪影響を与えずに、物品供給量
を大幅に変化させることは極めて困難であった。
【0014】本考案は、この課題を解決した分散供給装
置を提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本考案の分散供給装置は、受け板を振動させて、前
記受け板上に供給された物品を縁部に向けて搬送する分
散フィーダと、前記分散フィーダの前記受け板縁部から
搬出される物品をそれぞれの搬送面で受けて所定方向に
水平搬送する複数の直進フィーダと、制御信号を受け
て、前記複数の直進フィーダの搬送面に対する前記受け
板の高さを相対的に可変する高さ可変装置とを備えてい
る。
【0016】
【作用】このように構成されているため、本考案の分散
供給装置では、制御信号を受けた高さ可変装置によっ
て、直進フィーダの搬送面に対する分散フィーダの受け
板の高さが高くなると、分散フィーダから直進フィーダ
へ搬出される物品の層厚が増し、直進フィーダから排出
される物品の量が増加する。
【0017】また、逆に直進フィーダの搬送面に対する
分散フィーダの受け板の高さが低くなると、分散フィー
ダから直進フィーダに排出される物品の層厚が減少し、
直進フィーダから排出される物品の量も減少する。
【0018】
【実施例】以下、図面に基づいて本考案の一実施例を説
明する。
【0019】図2は、前記同様に組合せ計量装置の筐体
1上に設けられた一実施例の分散供給装置20の平面
図、図1は、図2のC−C線断面図、図3は、高さ可変
装置25の斜視図である。
【0020】これらの図で、分散フィーダ11および直
進フィーダ15は、前述した従来装置と同一なので同一
符号を付して説明を省略する。
【0021】この分散供給装置20には、制御パルス信
号によって、分散フィーダ11全体を昇降させる高さ可
変装置25を備えている。
【0022】高さ可変装置25の底板26は、筐体1の
上面1aに固定され、その底板26の両端から、ガイド
板27、28が互いに対向するように立設されている。
【0023】ガイド板27、28の上端には、内側に向
かって水平に延びた屈曲部27a、28aが設けられて
いる。
【0024】屈曲部27a、28aの上面側には、制御
パルス信号を受ける毎にステップ回転するステッピング
モータ(以下、単にモータと記す)30、31が取付け
られている。
【0025】モータ30、31の回転軸30a、31a
には、同一ネジ切り方向で同一ピッチのネジ山を有する
ネジシャフト32、33の一端32a、33a側が連結
されている。
【0026】ネジシャフト32、33は、ガイド板2
7、28に平行に配置され、その他端32b、33b
は、底板26に軸支されている。
【0027】ガイド板27、28の間には、昇降板35
が、底板26と平行に支持されている。
【0028】この昇降板35の両端には、ガイド板2
7、28にそれぞれ係合する切欠部36、37が設けら
れ、切欠部36 37の内側には、それぞれネジシャフ
ト32、33に螺合するネジ穴38、39が設けられて
いる。
【0029】したがって、2つのモータ30、31に同
一極性の制御パルス信号が同一数入力されると、ネジシ
ャフト32、33は、同一方向に同一回数回転するた
め、昇降板35は、底板26と平行な状態のまま、所定
距離だけ上昇あるいは下降する。
【0030】分散フィーダ11の振動器13は、この高
さ可変装置25の昇降板35の上に固定されている。
【0031】なお、昇降板35の下面には、この高さ可
変装置25を水平に貫通するアーム40が取付けられて
いる。
【0032】このアーム40の両端40a 40bは、
隣接する直進フィーダ15の搬送台17間の隙間部分ま
で延びている。
【0033】アーム40の両端40a 40bには、上
方に延びたセンサ取り付け棒41、42が立設されてお
り、一方のセンサ取り付け棒41の上端には、分散フィ
ーダ11の受け板12の頂部12aより僅かに高い位置
を通るビーム光を投光する投光器43が取付けられてい
る。
【0034】また、他方のセンサ取り付け棒42の上端
には、投光器43からのビーム光を受光する受光器44
が取付けられている。
【0035】投光器43および受光器44は、分散供給
装置20に対する物品の供給状態を検出するためのセン
サであり、受光器44が受光状態になると、供給コンベ
ア50から新たな物品が供給される。
【0036】次に、この分散供給装置20の動作につい
て説明する。
【0037】図4は、高さ可変装置25の昇降板35が
最下部にあるときの物品の搬送状態を示している。
【0038】昇降板35が最下部にあるときには、分散
フィーダ11の受け板12の周縁部12bと、直進フィ
ーダ15の搬送台17の搬送面17aとの段差は、両者
の振動振幅の和より僅かに大きいだけで、ほとんど連続
した状態となっている。
【0039】このため、直進フィーダ15からは、受け
板12の周縁部12b上の物品の層厚とほぼ等しい層厚
で物品が計量部2へ排出される。
【0040】なお、この状態での物品供給が継続して、
受け板12の頂部12a上の物品が減少すると、受光器
44が受光状態となり、新たな物品が供給コンベア50
から供給されるため、受け板12上の物品の層厚の大き
な変動は発生しない。
【0041】ここで、計量部2に対する一回毎の物品供
給量を大幅に増加させる場合には、高さ可変装置25の
モータ30、31に対して、所定極性で所定個数の制御
パルス信号を入力する。
【0042】このパルス信号の入力によって、昇降板3
5は所定高さまで上昇し、分散フィーダ11も図5に示
すように上昇する。この状態では、受け板12の周縁部
12bと直進フィーダ15の搬送台17の搬送面17a
との段差が大きくなる。このとき、分散フィーダ11と
ともに投光器43と受光器44の高さも同一距離だけ上
昇しているため、受け板12上の物品の層厚は、変化し
ない。
【0043】このため、直進フィーダ15上の物品の層
厚は、所定距離だけ上昇した受け板12の周縁部12b
の物品層の上端から連続する厚さに増加する。
【0044】したがって、直進フィーダ15から、計量
部2へ供給される物品の量は、直進フィーダ15の振動
時間が同じであっても、図4に示した状態より大幅に増
加することになる。
【0045】なお、上記説明は、計量部2への物品供給
量を大幅に増加させる場合であったが、計量部2の計量
結果の平均値の変動等に追従させて、分散フィーダ11
の昇降を自動的に行うようにしてもよい。
【0046】また、この実施例の高さ可変装置25は、
分散フィーダ11全体を昇降させていたが、受け板12
のみを昇降させるようにしてもよく、逆に、直進フィー
ダ15側を個々に昇降させるようにしてもよい。
【0047】また、前記実施例では、ステッピングモー
タ30、31に連結されたネジシャフト32、33を回
転することによって、分散フィーダを昇降させていた
が、チェーンによって昇降させてもよい。
【0048】また、この実施例では分散フィーダ11と
ともに投光器43と受光器44の高さも同一方向に可変
していたが、分散供給装置に対する物品供給を、その供
給側で安定化すれば、特に投光器や受光器を昇降させる
必要はない。
【0049】また、前記実施例では、分散フィーダ11
の受け板12が逆円錐状に形成されていたが、受け板の
形状が、逆角錐状や、平板状の分散供給装置についても
本考案を同様に適用することができる。
【0050】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の分散供給
装置は、高さ可変装置に制御信号を送ることによって、
直進フィーダの搬送面の高さに対する分散フィーダの受
け板の高さを相対的に可変して、直進フィーダ上の物品
の層厚を大幅に増減できるようにしているため、直進フ
ィーダの振動時間や振動強度を可変しなくても、物品の
供給量を大幅に可変することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2のC−C線拡大断面図である。
【図2】一実施例の平面図である。
【図3】一実施例の要部の斜視図である。
【図4】一実施例の動作を説明するための拡大断面図で
ある。
【図5】一実施例の動作を説明するための拡大断面図で
ある。
【図6】従来装置の平面図である。
【図7】図6のA−A線断面図である。
【符号の説明】
11 分散フィーダ 12 受け板 13 振動器 15 直進フィーダ 17 搬送台 17a 搬送面 20 分散供給装置 25 高さ可変装置 26 底板 27、28 ガイド板 30、31 ステッピングモータ 32、33 ネジシャフト 35 昇降板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】受け板を振動させて、前記受け板上に供給
    された物品を縁部に向けて搬送する分散フィーダと、前
    記分散フィーダの前記受け板縁部から搬出される物品を
    それぞれの搬送面で受けて所定方向に水平搬送する複数
    の直進フィーダと、制御信号を受けて、前記複数の直進
    フィーダの搬送面に対する前記受け板の高さを相対的に
    可変する高さ可変装置とを備えた分散供給装置。
JP5372691U 1991-06-14 1991-06-14 分散供給装置 Expired - Lifetime JP2533199Y2 (ja)

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JPH04138026U JPH04138026U (ja) 1992-12-24
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