JP2832456B2 - 特殊車両のアウトリガ - Google Patents

特殊車両のアウトリガ

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JP2832456B2 JP1139168A JP13916889A JP2832456B2 JP 2832456 B2 JP2832456 B2 JP 2832456B2 JP 1139168 A JP1139168 A JP 1139168A JP 13916889 A JP13916889 A JP 13916889A JP 2832456 B2 JP2832456 B2 JP 2832456B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、トラッククレーン、パワーショベル等の
特殊車両のアウトリガに関する。
(従来の技術) 従来のトラッククレーン、パワーショベル等の特殊車
両のアウトリガとしては、例えば、実公昭50−39538号
公報に記載されたものがある。
このものは、トラッククレーンの車体フレームの狭小
部下側に、共通の中央壁を有する一対の水平基筒を配列
固定し、該水平基筒の左右両側上部に固定した吊金具を
有する箱状ブラケットを、車体フレームの狭小部に溶着
したブラケットにピン着すると共に、前記水平基筒に端
部に伸縮支脚を有し、互いに逆方向に伸縮する一対の水
平ビームを設けたものである。
このトラッククレーンを目的とする荷役作業場所に移
動させた後、水平ビームを伸長させると共に、伸縮支脚
を伸長させて当該トラッククレーンを地面から浮上させ
て安定的に支承し、しかる後、伸縮ブームを伸縮させる
一方、当該伸縮ブームの起伏角度をデリックシリンダに
より調整し、かつ、当該トラッククレーンの基台(上部
旋回体)をその中心まわりに回動させ、上部旋回台上の
ウインチによりロープを巻き取り、又は巻き戻して荷役
作業をするもので、前記水平ビーム先端部の伸縮支脚に
加わる負荷により、水平ビームに曲げモーメントが発生
し、水平ビームと水平基筒との長さ方向の重なり部分付
近に発生する極圧が、箱状ブラケットのピン及びブラケ
ットを介して車体フレーム側に伝達される。
なお、このトラッククレーンにあっては、前記水平基
筒の端部と水平ビーム基部との係合部に、当該アウトリ
ガの水平ビームの最伸長状態における最大極圧が発生す
る。
また、実開昭60−28563号公報には、車体フレーム下
側に、端縁が車体フレームの側縁部(車巾一杯)より内
側に後退し、下面の開放する溝枠状のアウトリガボック
スを設け、該アウトリガボックスの前後両側壁の内側下
部に凸部を設けると共に、前記アウトリガボックスに、
下端に接地体を有するジャッキシリンダを高い先端部に
備える張出しビームを伸縮可能に装着し、当該張出しビ
ームの張出し状態におけるアウトリガボックスへの突下
げ反力を、当該アウトリガボックスの前後側壁内側の凸
部で受承させるようにしたものである。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前記実公昭50−39538号公報に記載さ
れた従来のトラッククレーン等の車両用アウトリガにあ
っては、水平ビーム端部の伸縮支脚に発生する反力(極
圧)を、水平基筒、箱状ブラケット等を介して車体フレ
ーム側に伝達するものであり、しかも、車体横方向の限
界転倒モーメントの増大を図るため、水平ビームの張出
し時におけるその基部と水平基筒端部との間に発生する
強大な負荷により、水平基筒又は箱状ブラケット等の側
壁端部上縁を外側へ拡開させることなく、当該負荷を車
体フレーム側へ伝達可能にする必要があり、その結果、
その各部、殊に、水平基筒、箱状ブラケット等の全体を
肉厚に構成する必要があり、ひいては、当該アウトリガ
全体の重量増を招き、近時の道路交通法規に基づく車軸
荷重の制限強化に照らし、好ましくないという課題があ
った。
なお、クレーン等の特殊車両におけるアウトリガを、
その水平ビームを伸長させた際、水平ビームの内端部に
より下方へ押圧されて水平基筒の底壁部に発生する極圧
を分散させるため、バンド又はコ字状金具等の補強手段
を、伸長時の水平ビーム内端の当接する水平基筒底壁の
外側に配することが、例えば、本願の出願前国内におい
て頒布された刊行物特公昭45−26247号公報、実公昭45
−30483号公報、実開昭50−23810号公報、実開昭50−67
511号公報等に開示されているが、これらの何れも水平
基筒の端部側に補強手段を構ずる配慮がなされているだ
けに留まり、水平基筒の端部に対応する筒状ブラケット
の端部側に発生する極圧対策は構じられていない。
また、前記実開昭60−28563号公報に記載されたアウ
トリガ装置にあっては、走行体フレームに取付けるアウ
トリガボックスの下半部が欠落して同下半部が開放され
る共に、当該アウトリガボックスの前後両側壁の内側下
部に凸部を設け、この凸部と当該アウトリガボックスの
上壁部の内側との間に形成された係合溝部に、張出しビ
ームの上壁の前後両側突縁を伸縮可能に挿入したもの
で、当該アウトリガボックスの前後両側壁の下半部及び
同下半部に続く底壁部を欠落させたことにより、当該ア
ウトリガのアウトリガボックスをその断面が箱状をなす
ように構成された従来例に比べればその重量が軽減され
るものの、以下に述べるような問題点があった。
すなわち、このアウトリガボックスと張出しビームと
の間における支承力が、張出しビームの上部壁の前後突
縁部と凸部の間だけで伝達されるものであっため、同上
部壁、殊に、片持梁状をなす前後突縁部の充分な強度剛
性確保に足りるように構成する共に、そのアウトリガボ
ックスの前後壁の下部内側に設けた凸部が、当該アウト
リガボックスの上部壁の前後縁から下方へ、同前後壁を
片持梁状に延ばすと共に、このように形成された前後壁
の下縁部から、さらにその内側に片持梁状に突出するよ
うに形成し、係る構成により当該アウトリガボックスの
必要な強度、剛性を確保する必要があったため、大負荷
支承用としてのアウトリガの設計自由度が、それだけ制
限されるという問題点があった。
また、このアウトリガ装置にあっては、そのアウトリ
ガボックス内に伸縮可能に設けた張出しビーム端部が、
当該アウトリガボックスの高さより高く構成されている
ため、前記アウトリガボックスの端部を、当該車体巾よ
り前記張出しビームの高い端部の長さだけ内側に引込め
て配設する必要があり、ひいては、当該張出しビームの
最大伸長状態におけるその基端部が、当該車体巾一杯よ
り内側に位置するその端部で支承されることになり、そ
の結果、当該張出しビームの最大伸長巾がそれだけ減少
し、当該トラッククレーンの限界転倒モーメントが相応
量減小するという問題点があった。
この発明は、前記のような従来例における問題点に鑑
み、特殊車両のアウトリガにおける水平基筒及び又は中
間ビームの側壁内側に、水平状下面付受部材を溶着する
と共に、前記中間ビーム及び又は内側ビームの側壁外側
に、前記水平基筒及び又は中間ビームの側壁内側に溶着
した受部材の水平状下面に係合する水平状上面付当部材
を溶着することにより、前記のような問題点を解決でき
る特殊車両におけるアウトリガを提供しようとするもの
である。
(課題を解決するための手段) この発明は、前記のような従来例に残る課題を解決す
るため、車体フレームの下側に断面が長方形状で、端縁
がほぼ車体巾一杯に延び、その頂壁及び底壁の端部に外
開き切欠きの形成された水平基筒を設けると共に、前記
水平基筒頂壁の外開き切欠まわりの上部に、基部を前記
車体フレームの側壁部に溶着した筒状アーム端部の側壁
下部を溶着し、かつ、前記水平基筒の内側に、当該水平
基筒と同断面形で、その頂壁及び底壁の端部に外開き切
欠きの形成された中間ビームを介し又は介することな
く、端部に伸縮支脚を備え、前記水平基筒と同断面形の
内側ビームを伸縮可能に挿入した特殊車両のアウトリガ
において、前記水平基筒及び又は中間ビームの側壁端部
の内側に水平状下面付受部材を溶着し、前記中間ビーム
及び又は内側ビームの側壁端部の外側に、前記水平基筒
及び又は中間ビームの側壁端部内側に溶着した受部材の
水平状下面に係合する水平状上面付当部材を溶着した特
殊車両のアウトリガである。
また、前記内側ビームの側壁外側端部に溶着した水平
状上面付当部材を、前記内側ビームの長さ方向に適宜間
隔を存して複数配設したものであり、また、前記水平状
上面付当部材を溶着した内側ビームの側壁基部の外側下
部に、水平状下面付補助当部材を溶着すると共に、前記
水平基筒及び又は中間ビームの側壁内側下部で、当該水
平基筒及び又は中間ビームの端縁より小距離内側に離間
し、当該水平基筒及び又は中間ビームに挿入された中間
ビーム及び又は内側ビームの最伸長状態における、その
側壁基部外側の下部に溶着された補助当部材の水平状下
面に係合する水平状上面付補助受部材を溶着したもので
あり、さらに、前記内側ビームの側壁外側の全長に亘っ
て、水平状上面付当部材を溶着したものである。
(作用) この発明は、前記のように、車体フレームの下側に断
面が長方形状をなし、端縁が当該特殊車両のほぼ車体巾
一杯に延び、その頂壁及び底壁の端部に外開き切欠きを
形成した水平基筒の内側に、当該水平基筒と同断面形
で、その頂壁及び底壁の端部に外開き切欠きを形成した
中間ビームを介し又は介することなく、端部に伸縮支脚
を備え、前記水平基筒と同断面形の内側ビームを伸縮可
能に挿入した特殊車両のアウトリガにおいて、前記水平
基筒及び又は中間ビームの側壁端部の内側に水平状下面
付受部材を溶着し、前記中間ビーム及び又は内側ビーム
の側壁の外側に、前記水平基筒及び又は中間ビームの側
壁端部内側に溶着した受部材の水平状下面に係合する水
平状上面付当部材が溶着したから、内側ビーム端部の伸
縮支脚から前記筒状アーム端部の頂壁の外開き切欠まわ
りに伝達される反力(極圧)の一部が、当該水平基筒及
び又は中間ビームと内側ビームとの側壁部の上下に分割
して伝達される。
また、前記内側ビームの側壁外側に溶着した水平状上
面付当部材を、前記内側ビームの長さ方向に適宜間隔を
存して複数配設すれば、このアウトリガの内側ビームを
複数段階に伸長させた状態において、前記とほぼ同様な
支承をし、また、前記水平状上面付当部材を溶着した内
側ビームの側壁基部の外側下部に、水平状下面付補助当
部材を溶着すると共に、前記水平基筒及び又は中間ビー
ムの側壁内側下部に離間し、当該水平基筒及び又は中間
ビームに挿入された中間ビーム及び内側ビームの最伸長
状態における、その側壁基部外側の下部に溶着された補
助当部材の水平状下面に係合する水平状上面付補助受部
材を溶着すれば、水平基筒、中間ビーム、内側ビームの
側壁部(下側でない部分)及びその下側の二個所に分割
してその負荷が支承される。
さらに、前記内側ビームの側壁外側の全長に旦って、
当該内側ビームの高さ方向の下縁と上縁との間の適所に
水平状上面付当部材を溶着すれば、内側ビームを無段階
に伸長させた何れの伸長状態においても、当該車体が前
記とほぼ同様に支承される。
(実施例) 以下、この発明に係る特殊車両のアウトリガをトラッ
ククレーンに実施した第一実施例を、第1図ないし第8
図を参照して説明する。
図において、1はトラッククレーン等の特殊車両の車
体フレーム、4は断面が長方形筒状をなし、車体フレー
ム1の下側に配設された水平基筒で、この水平基筒4は
車体フレーム1の側壁部に溶着され、その端部が当該特
殊車両の車体の横巾B一杯に突出する筒状アーム7の下
部に溶着される。5は水平基筒4の左右の側壁、6は側
壁5の端部内側に溶着された水平状下面付受部材で、こ
の水平状下面付受部材6は水平基筒4の側壁5の端部内
側で、その高さ方向の下縁と上縁との間の適所に設けら
れる。なお、図1では水平状下面付受部材6を、水平基
筒4の側壁5の下縁と上縁とのほぼ中央部に設けたもの
を図示したが、この水平状下面付受部材6は、後述の中
間ビーム10の側壁11の外側に設けられる当部材12の水平
状上面と干渉しない範囲で、筒状アーム7の側壁5の高
さ方向に適所に設けられる。
8は筒状アーム7の底壁端部に設けた外開き切欠部
で、該外開き切欠部8には後述の内側ビーム17が縮小
し、水平基筒4内に格納された際、その端部に装着され
た伸縮支脚23の油圧シリンダ24が収容される。
9Aは水平基筒4の側壁5と該水平基筒4に摺動可能に
挿入された断面長方形筒状中間ビーム10の側壁11との間
隔を微調整するためのボルト、ナット、9Bは水平基筒4
の底壁と中間ビーム10の底壁との間隔を微調整するため
のボルト、ナットである。なお、中間ビーム10の端部側
壁5及びその底壁部と、内側ビーム17の側壁18及びその
底壁部間にも、前記9A、9Bとほぼ同構造の間隔微調整手
段が設けられる。
12は中間ビーム10の側壁11基部外側(第1図では左
側)に溶着された水平状上面付当部材、13は側壁11の端
部(第1図では右側)の外側に溶着された水平状上面付
当部材、14は側壁11内側に溶着された水平状下面付受部
材、15は側壁11の内側端部より小距離内側に離間する下
部に溶着された水平状上面付補助受部材、17は断面が長
方形筒状をなし、前記中間ビーム10に摺動可能に装着さ
れた内側ビーム、18は内側ビーム17の側壁、19、20及び
21は側壁18外側の基部、中央部及び端部に間隔を存して
溶着された水平状上面付当部材、22は内側ビーム17の側
壁基端外側の下部に溶着した水平状下面付補助当部材で
ある。
なお、前記当部材19は内側ビーム17を伸長させた状態
(第1図参照)において、中間ビーム10の側壁11端部外
側に溶着された当部材13の内側位置近傍に溶着され、ま
た、当部材19、20及び21の水平状上面は同一水平面上に
形成される。
24は前記伸縮支脚23の油圧シリンダ、25はそのシリン
ダロッド下端に設けた接地板である。なお、この接地板
25は前記シリンダロッド25の下端に取外し可能に装着す
ることもできる。
(実施例の作用) まず、このトラッククレーンを路上走行させる場合に
は、油圧シリンダ24により伸縮支脚23を縮小させて、そ
のシリンダロッドの下端の接地板25を地面から充分引上
げた後、前記水平基筒4の基部と内側ビーム17の端部間
に両端部をそれぞれ軸着した伸縮可能な水平シリンダ
(図示省略)の縮小により、内側ビーム17を中間ビーム
10を介して、特殊車両の車体の横(車)巾B内に縮小さ
せ、内側ビーム17端部に装着された油圧シリンダ24を筒
状アーム7底壁(水平基筒の外開き切欠部8内に収容
し、内側ビーム17及び中間ビーム10をトラッククレーン
の車巾B内に格納する。
係るアウトリガを備えるトラッククレーン等の特殊車
両を目的とする荷役等の作業場所に移動させた後、水平
基筒4と内側ビーム17間の図示しない水平油圧シリンダ
を伸長させ、中間ビーム10及び内側ビーム17を車体フレ
ーム1の側方へ張出させる。しかる後、油圧シリンダ24
に送油して伸縮支脚23のシリンダロッド下端の接地板25
を接地させ、内側ビーム17、中間ビーム10、水平基筒4
等を介して車体フレーム1を地面から浮上させ、車体フ
レーム1上の旋回台(図示省略)に設けた伸縮ブームの
起伏、伸縮、旋回等により、従来の同種のクレーン等と
同様な荷役作業をする。
この実施例では、伸長した内側ビーム17端部に設けら
れた伸縮支脚23に発生する反力(極圧)Pに基づいて、
端部にこの伸縮支脚23を設けた内側ビーム17の側壁18基
部外側に溶着された当部材19の水平状上面が、中間ビー
ム10の側壁11端部内側に溶着された受部材14の水平状下
面に当接すると共に、内側ビーム17の側壁18基部が中間
ビーム10の側壁11内側の端部近傍下部に設けられた受部
材15の水平状上面に当接することにより、中間ビーム10
に伝達される。
この中間ビーム10の側壁11基部外側の当部材12の水平
状上面と、水平基筒4の側壁5内側端部に溶着された受
部材6の水平状下面との当接により、同水平基筒4の側
壁5部に伝達され、さらに、該水平基筒4及び該水平基
筒4の頂壁(なお、この頂壁は筒状アーム7の底壁とし
ても見られる)の外開き切欠まわりの上部に、側壁下部
が溶着された筒状アーム7を介して、前記車体フレーム
1側へ伝達される。
また、この実施例では、当部材19、20、21が内側ビー
ム17の側壁18外側の高さ方向の下縁と上縁との間の適所
(当部材19、20は、第1、2、3図では内側ビーム17の
側壁18外側の高さ方向のぼぼ中央部、当部部材21は、第
1、4図では同内側ビーム17の側壁18外側の高さ方向の
上縁部近傍)に、当部材12、13と受部部材14とを中間ビ
ーム10の側壁11の内外側の高さ方向のほぼ中央部に、ま
た、受部材6を水平基筒4の側壁5内側の高さ方向の下
縁と上縁とのほぼ中央部にそれそれぞれ溶着されている
から、内側ビーム17端部の伸縮支脚23の接地板25に働く
支持力Pを車体フレーム1へ伝達する際、前記当部材1
2、13、19、20、21及び受部材6、14等の側壁5、11、1
5の内外側の上下方向の下縁と上縁との間の適所に溶着
されていることにより、前記各側壁部が補強されること
になるばかりでなく、前記水平基筒4、中間ビーム10及
び内側ビーム17相互間における前記支承力Pの伝達が、
前記各側壁5、11、18内外側の高さ方向の下縁と上縁と
の間の適所(例えば、その高さ方向のほぼ中央部)でな
されると共に、中間ビーム10及び内側ビーム17の基端部
下側と水平基筒5又は中間ビーム10の底壁上面とが当接
することにより、両当接部分に分割して支承されること
になり、また、前記各側壁5、11、18、殊に、頂壁端部
に外開き切欠16が設けられて開口する水平基筒4及び中
間ビーム10の側壁5、11部を外側へ拡開させようとする
分力も、当該側壁の高さ方向の下縁と上縁との間の適所
(例えば、その高さ方向のほぼ中央部)とその下部とに
分割して伝達されることになり、しかも、その分割され
て伝達される支承力のうち、その下部に伝達される支承
力が、当該水平基筒4及び又は中間ビーム10の左右側壁
5、5及び又は11、11がそれらの底壁により連結されて
いることにより、同側壁5、5及び又は11、11の外側へ
の開放が阻止されることと併せて、同側壁5、5及び又
は11、11を、その下部の開放する、例えば、前記実開昭
60−28563号公報記載のものより、相応量肉薄に構成で
きる。
なお、内側ビーム17を張出した状態において、当該内
側ビーム17基部と中間ビーム10端部との重なり部分、及
び中間ビーム10の基部と水平基筒4の端部(この端部ま
わりには、例えば、特公昭61−22679号公報に記載され
たようなカスガイ状部材を配設することもできる)との
重なり部分の長さは、前記水平基筒4の側壁5端部内側
に受部材6を、中間ビーム10の側壁11端部内側に受部材
14をそれぞれ溶着し、また、中間ビーム10及び内側ビー
ム17の側壁5、11の基部外側に当部材12、19をそれぞれ
設けたことにより、アウトリガを単に多段テレスコープ
型に構成した従来例(例えば、特開昭51−4729号公報参
照)と比べて、内側ビーム17の伸長時におけるその支承
部との重なり部分の長さをかなり短かく構成でき、しか
も、その構造が簡易化するから、所要の張出量を有する
アウトリガを、その重量増を招くことなく提供できる。
(変形例1) また、第1図では、中間ビーム10の側壁端部内側近傍
に水平状上面を有する受部材15を、内側ビーム17の側壁
18基部外側下部に当部材22をそれぞれ溶着する例を示し
たが、内側ビーム17の基端と中間ビーム10底壁との当接
力を、中間ビーム10の底壁部で受承させることができる
場合には、これらの受部材15及び当部材22は省略でき
る。
(変形例2) なお、第1図では、内側ビーム17の側壁18外側上下の
中央部に、その長さ(第1図では左右)方向の両端部及
び中央部の3個所に受部材19、21及び20を等間隔に設け
る例を示したが、中間部の受部材20を、両端部の受部材
19と21とを等間隔に分割するような複数個設ける構造と
してもよく(図示省略)、同受部材20の数をそのように
増加する程、水平基筒4及び又は中間ビーム10に対して
内側ビーム17を多段階に伸長させ、ひいては、荷役作業
場所の地形に適する巾に内側ビーム17を張出させて、当
該トラッククレーン等の車体フレーム1を支承すること
ができる。
(変形例3) また、図示しないが、当該トラッククレーンによる荷
役作業頻度の高い場所が特定される場合等、アウトリガ
の伸縮支脚23の張出間隔を特定することが望ましいトラ
ッククレーン等のアウトリガの場合には、前記受部材20
を前記受部材19又は21の何れかに近接するように配設す
ることができる。
(変形例4) また、この実施例は、第1図に示す中間ビーム10を省
略し、内側ビーム17を直接水平基筒4に摺動可能に挿入
し、内側ビーム17の側壁外側に溶着した当部材19〜21の
水平状上面を、水平基筒4の側壁端部内側に溶着した受
部材6の水平状下面に当接させることもできる。
(変形例 5) なお、以上の説明では、伸縮支脚23のシリンダ24を、
その頂部が内側ビーム17の頂壁より高く突出するよう
に、同内側ビーム17端部に設ける例を示したが、この伸
縮支脚23はそのシリンダ24頂部が、内側ビーム17の頂壁
より低くなるように内側ビーム17端部に設けてもよく、
この場合には中間ビーム10及び水平基筒4の頂壁端部に
切欠き16、8を設ける必要がない。
(第二実施例) 次に、この発明に係る特殊車両のアウトリガの第二実
施例を、その要部をなす内側ビームを側面図で示す第9
図を参照して説明する。なお、第1図ないし第8図に略
示した前記第一実施例と共通する部分には、同一名称及
び同一符号を用いる。
27は内側ビーム、28は内側ビーム27の側壁、29は側壁
28外側の全長に旦って溶着された帯状当部材で、該帯状
当部材29には水平状上面及び水平状下面が形成される。
この内側ビーム27は、第1図に示す車体フレーム1下
側に配設された水平基筒4内の中間ビーム10に、その内
側ビーム17に代えて摺動可能に挿入され、その端部に設
けられた伸縮支脚23を油圧シリンダ24により伸長させる
ことにより、その接地板25を接地させ、その反力を内側
ビーム27の側壁28外側に溶着された帯状当部材29の水平
状上面と、中間ビーム10の側壁11内側端部の受部材14の
水平状下面との当接により伝達し、さらに、水平基筒
4、筒状アーム7を介して車体フレーム1側へ伝達す
る。
この内側ビーム27の側壁28外側には、その全長に旦っ
て帯状当部材29が溶着されているから、中間ビーム10な
いし車体フレーム1に対する内側ビーム27の張出度如何
に係わらず、内側ビーム17の側壁28外側に溶着された帯
状当部材29の水平状上面の何れかの部分が、中間ビーム
10の側壁11内側端部の受部材13の水平状下面に当接す
る。
なお、その余の構造及び作用等は前記第一実施例とほ
ぼ同様である。
(発明の効果) この発明は、前記のような構成を有し、作用をするか
ら、以下のような効果が得られる。
(1) 車体フレームの下側に断面が長方形状で、端縁
がほぼ車体巾一杯に延び、その頂壁及び底壁の端部に外
開き切欠きを形成した水平基筒を設けると共に、前記水
平基筒頂壁の前記外開き切欠まわりの上部に、基部を前
記車体フレームの側壁部に溶着した筒状アーム端部の側
壁下部を溶着し、前記水平基筒の内側に、該水平基筒と
同断面形で、その頂壁及び底壁の端部に外開き切欠きを
形成した中間ビームを介し又は介することなく、端部に
伸縮支脚を備え、前記水平基筒と同断面形の内側ビーム
を伸縮可能に挿入したから、水平基筒の頂壁及び底壁端
部の外開き切欠部、すなわち、車巾内に内側ビーム端部
の伸縮支脚を収納できる一方、当該車体の車巾端部に位
置する前記水平基筒の外開き切欠部及び又は中間ビーム
の外開き切欠部まわりまで、当該中間ビーム及び又は内
側ビームの基部を伸長させ、ひいては、同種の従来例
(例えば、実開昭60−28565号公報参照)より充分大き
く張出させた状態において同種の従来例より充分長く伸
長させ、その最大非転倒モーメントを充分大きくして当
該車体を支承できる、特殊車両のアウトリガを提供す
る。
(2) 内側ビームと中間ビーム及び又は水平基筒との
当接部における伝達力が、それらの側壁部の高さ方向に
分割して伝達され、その応力集中度が従来例より低減す
る構成であるから、水平基筒の端部に従来例のような補
強バンドを設ける必要がなく、内側ビームを水平基筒及
び又は中間ビーム内に完全に収容できる一方、同端部に
おいて内側ビームの基端部を比較的小さな支承力で支承
するものであるから、当該アウトリガの最小縮巾を同一
とする従来例より、前記補強バンドを設けたものにおけ
る同補強バンド巾相応量増大させ、その最大非転倒モー
メントが相応量増大し、特殊車両の荷役安定性が向上す
る。
(3) 前記水平基筒及び又は中間ビームの側壁端部の
内側に水平状下面付受部材を溶着し、前記中間ビーム及
び内側ビームの側壁の外側で、その高さ方向の下縁と上
縁との間の適所に、前記水平基筒及び又は中間ビームの
側壁端部内側に溶着してた受部材の水平状下面に係合す
る水平状上面付当部材を溶着して、水平基筒に中間ビー
ム及び又は内側ビームを支承したから、内側ビームと水
平基筒及び又は中間ビーム間における支承力の伝達が、
前記水平状上面付当部材又は水平状下面付受部材とその
側壁との溶着部を介して対向する水平基筒及び又は中間
ビームの側壁の下側とそれより上部の適所に、しかも、
水平基筒及び又は中間ビームの長さ方向に分散して伝達
され、したがって、同伝達部における応力集中度が低減
し、同一強度剛性のもの相応量軽量に構成できる。
(4) 水平基筒及び又は中間ビームに伸縮可能に挿入
した内側ビーム及び又は中間ビームとの間における支承
力が、両者の側壁の高さ方向の適所とその下縁部とにお
いて分割支承され、しかも、その分割された一方を支承
する水平基筒及び又は中間ビームの側壁の下縁部が、当
該水平基筒及び又は中間ビームの底壁により連結されて
いる(外開き切欠より内側まわりに位置する)から、当
該水平基筒及び又は中間ビームの側壁の下縁部の外側へ
の開放が積極的に阻止され、ひいては、同一強度、剛性
の水平基筒及び又は中間ビームを相応量肉薄、軽量に構
成できる。
(5) 前記水平状上面付当部材を溶着した内側ビーム
の側壁基部の外側下部に、水平状下面付補助当部材を溶
着すると共に、前記水平基筒及び又は中間ビームの側壁
内側下部で、当該水平基筒及び又は中間ビームの端縁部
より小距離内側に離間し、当該水平基筒及び又は中間ビ
ームに挿入された中間ビーム及び内側ビームの最伸長状
態における、その側壁基部外側の下部に溶着された補助
当部材の水平状下面に係合する水平状上面付補助受部材
を溶着したから、水平基筒の側壁、中間ビームの側壁、
内側ビームの側壁の基部側下側及びそれより上位(その
下縁と上縁との間の適所)の二個所で、当該特殊車両へ
の負荷を分割して支承し、その応力集中を軽減させ、し
かも、当該アウトリの最大伸長状態における水平基筒及
び又は中間ビームの底壁部への支承力の伝達を少なく
し、ひいては、同底壁の端部をそれだけ肉薄、軽量に構
成できる。
(6) 前記内側ビームの側壁外側の全長に旦って、当
該内側ビームの高さ方向の下縁と上縁との間の適所に、
水平状上面付当部材を溶着したから、内側ビーム及び又
は中間ビームを、当該作業現場における地面等に凹凸や
異物の有無等を考慮して、その最縮小状態から最伸長状
態に至るまで、当該アウトリガの長さを無段階に調整す
ることができる。
(7) 内側ビームと水平基筒及び又は中間ビーム間の
支承力が、それらの側壁の外側又は内側に溶着した水平
状上面付当部材及び水平状下面付受部材を介して伝達さ
れるから、水平基筒及び又は中間ビームの端部上側部に
切欠部を構成することが容易となり、ひいては、シリン
ダ頂部が上方へ高く突出する伸縮支脚を端部に備える内
側ビームを、水平基筒及び又は中間ビーム内に完全収納
可能なアウトリガの設計自由度が向上する。
(8) 水平状上面付当部材を溶着した内側ビームの側
壁外側の基端下部に、水平状下面付補助当部材を溶着す
ると共に、前記水平基筒及び又は前記中間ビームの側壁
内側下部で、その端縁部より小距離内側に離間する位置
に、前記内側ビームの側壁基端外側下部に溶着された補
助当部材の水平状下面に係合する水平状上面付受部材を
溶着すれば、当該特殊車両の最大非転倒モーメントの発
生する内側ビームの伸長時における、内側ビームの側壁
基端部外側に溶着された補助当部材と水平基筒及び又は
中間ビームの側壁端部近傍下縁部に溶着された補助受部
材とが当接して受承されるから、内側ビーム基端下部と
水平基筒及び又は中間ビーム底壁との直接係合がなく、
しかも、両者間における支承力が分割して伝達され、同
側壁部への応力集中が発生せず、ひいては、同一強度、
剛性の水平基筒、殊に、その端部又は前記水平基筒の端
部に配設されるコ字受部材等の底壁部の相応量肉薄に構
成できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明に係る特殊車両におけるアウトリガの実
施例を示すもので、第1図はその第一実施例要部の正面
説明図、第2図、第3図及び第4図は第1図のII−II線
断面図、III−III線断面図及びIV−IV線矢視図、第5図
及び第6図は水平基筒及び中間ビーム端部の平面図、第
7図は第1図のD部拡大説明図、第8図は第7図のVIII
−VIII線断面図、第9図はこの発明の第二実施例の要部
をなす内側ビームの側面図である。 (符号の名称) 1……車体フレーム 4……水平基筒 5、11、18、28……側壁 6、14……受部部材 10……中間ビーム 12、13、19……当部材 15……補助受部部材 17、27……内側ビーム 20、21……当部材 22……補助当部材 29……帯状当部材

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体フレームの下側に断面が長方形状で、
    端縁がほぼ車体巾一杯に延び、その頂壁及び底壁の端部
    に外開き切欠きの形成された水平基筒を設けると共に、
    前記水平基筒頂壁端部の外開き切欠まわりの上部に、基
    部を前記車体フレームの側壁部に溶着した筒状アーム端
    部の側壁下部を溶着し、かつ、前記水平基筒の内側に、
    当該水平基筒と同断面形で、その頂壁及び底壁の端部に
    外開き切欠きの形成された中間ビームを介し又は介する
    ことなく、端部に伸縮支脚を備え、前記水平基筒と同断
    面形の内側ビームを伸縮可能に挿入した特殊車両のアウ
    トリガにおいて、前記水平基筒及び又は中間ビームの側
    壁端部の内側に水平状下面付受部材を溶着し、前記中間
    ビーム及び又は内側ビームの側壁端部の外側に、前記水
    平基筒及び又は中間ビームの側壁内側に溶着した受部材
    の水平状下面に係合する水平状上面付当部材を溶着した
    ことを特徴とする特殊車両のアウトリガ。
  2. 【請求項2】前記内側ビームの側壁外側に溶着した水平
    状上面付当部材を、前記内側ビームの長さ方向に適宜間
    隔を存して複数配設したことを特徴する特許請求の範囲
    第1項記載の特殊車両のアウトリガ。
  3. 【請求項3】前記水平状上面付当部材を溶着した内側ビ
    ームの側壁基部の外側下部に、水平状下面付補助当部材
    を溶着すると共に、前記水平基筒及び又は中間ビームの
    側壁内側下部で、当該水平基筒及び又は中間ビームの端
    縁より小距離内側に離間し、当該水平基筒及び又は中間
    ビームに挿入された中間ビーム及び又は内側ビームの最
    伸長状態における、その側壁基部外側の下部に溶着され
    た補助当部材の水平状下面に係合する水平状上面付補助
    受部材を溶着したことを特徴する特許請求の範囲第1項
    記載の特殊車両のアウトリガ。
  4. 【請求項4】前記内側ビームの側壁外側の全長に旦っ
    て、水平状上面付当部材を溶着したことを特徴する特許
    請求の範囲第1項記載の特殊車両のアウトリガ。
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